JPH07177905A - 安全靴用先芯 - Google Patents
安全靴用先芯Info
- Publication number
- JPH07177905A JPH07177905A JP34799693A JP34799693A JPH07177905A JP H07177905 A JPH07177905 A JP H07177905A JP 34799693 A JP34799693 A JP 34799693A JP 34799693 A JP34799693 A JP 34799693A JP H07177905 A JPH07177905 A JP H07177905A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toe
- strength
- safety shoes
- metal
- toe core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B23/00—Uppers; Boot legs; Stiffeners; Other single parts of footwear
- A43B23/08—Heel stiffeners; Toe stiffeners
- A43B23/081—Toe stiffeners
- A43B23/082—Toe stiffeners made of metal
- A43B23/083—Toe stiffeners made of metal light-alloys
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 強度，耐衝撃性に優れると共に、デザイン面
での向上も図れる安全靴用先芯を提供する。 【構成】 繊維３を補強した軽金属２等の金属からなる
繊維強化金属４で形成されていることを特徴とする。
での向上も図れる安全靴用先芯を提供する。 【構成】 繊維３を補強した軽金属２等の金属からなる
繊維強化金属４で形成されていることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、安全靴用先芯の改良に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、安全靴用先芯としては、軽量化の
面からアルミニウム合金化や繊維強化プラスチック（Ｆ
ＲＰ）化が採用されている。
面からアルミニウム合金化や繊維強化プラスチック（Ｆ
ＲＰ）化が採用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アルミ
ニウム合金化とＦＲＰ化の両者とも、材料強度が鋼に比
べ劣るため、鋼製先芯と同等の性能を得ようとした場
合、板厚を厚くする必要があり、安全靴デザイン面で制
約され問題が生じていた。また、板厚を厚くする等のた
め軽量化の効果も小さなものとなるという問題も生じて
いた。また、高強度のアルミニウム合金を用いた場合
は、プレス加工（絞り、曲げ）により形成するので、成
形時に割れが発生するという問題もあった。
ニウム合金化とＦＲＰ化の両者とも、材料強度が鋼に比
べ劣るため、鋼製先芯と同等の性能を得ようとした場
合、板厚を厚くする必要があり、安全靴デザイン面で制
約され問題が生じていた。また、板厚を厚くする等のた
め軽量化の効果も小さなものとなるという問題も生じて
いた。また、高強度のアルミニウム合金を用いた場合
は、プレス加工（絞り、曲げ）により形成するので、成
形時に割れが発生するという問題もあった。
【０００４】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、安全靴デザイン面の自由度を大きなものとするこ
とができると共に、軽量化も図れ、また、成形時の割れ
も防止することができる安全靴用先芯を提供することを
目的とするものである。
あり、安全靴デザイン面の自由度を大きなものとするこ
とができると共に、軽量化も図れ、また、成形時の割れ
も防止することができる安全靴用先芯を提供することを
目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、繊維を補強した軽金属等の金属からなる
繊維強化金属で形成されていることを特徴とするもので
ある。また、負荷の掛かる強度の必要な部位が肉厚に形
成されていることを特徴とするものである。
め、本発明は、繊維を補強した軽金属等の金属からなる
繊維強化金属で形成されていることを特徴とするもので
ある。また、負荷の掛かる強度の必要な部位が肉厚に形
成されていることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】上記構成とすることにより、繊維強化金属（Ｆ
ＲＭ）で形成されているので、軽量かつ強度，耐衝撃性
に優れたものとすることができる。また、強度を必要と
がる部位を肉厚に形成できるので、強度面においては特
に優れたものとすることができる。さらに、製法として
はダイキャスト法等が採用できるので、成形時の割れの
発生もない。
ＲＭ）で形成されているので、軽量かつ強度，耐衝撃性
に優れたものとすることができる。また、強度を必要と
がる部位を肉厚に形成できるので、強度面においては特
に優れたものとすることができる。さらに、製法として
はダイキャスト法等が採用できるので、成形時の割れの
発生もない。
【０００７】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図に基づいて説
明する。図１は本発明に係る一実施例の断面側面図、図
２は本発明に係る一実施例の断面正面図である。
明する。図１は本発明に係る一実施例の断面側面図、図
２は本発明に係る一実施例の断面正面図である。
【０００８】図１及び図２において、先芯１は、アルミ
ニウム合金又はマグネシウム合金等からなる軽金属２を
ガラス繊維又はカーボン繊維等の繊維３で補強した繊維
強化金属（ＦＲＭ）４で形成されている。そして、爪先
の部分１ａや甲の部分１ｂ等が、強度，安全靴デザイン
面の必要に応じて肉厚に形成されており、その他の部分
は重量面から肉薄に形成されている。さらに、上記形状
の先芯１を成形するためダイキャスト法を採用した。
ニウム合金又はマグネシウム合金等からなる軽金属２を
ガラス繊維又はカーボン繊維等の繊維３で補強した繊維
強化金属（ＦＲＭ）４で形成されている。そして、爪先
の部分１ａや甲の部分１ｂ等が、強度，安全靴デザイン
面の必要に応じて肉厚に形成されており、その他の部分
は重量面から肉薄に形成されている。さらに、上記形状
の先芯１を成形するためダイキャスト法を採用した。
【０００９】ここで、本発明品を従来のものと比較した
ものを表１及び表２に示す。尚、表１は、強度比較（圧
迫強度の比較）であり、先芯に上部より負荷を与え、先
芯が変形し後端アーチ部の高さが２２ｍｍになった時の
荷重で示してある。また、表２は、耐衝撃性であり、２
３ｋｇの錘を高さ２００ｍｍより垂直落下させた時の先
芯アーチ部最底高さで示している。
ものを表１及び表２に示す。尚、表１は、強度比較（圧
迫強度の比較）であり、先芯に上部より負荷を与え、先
芯が変形し後端アーチ部の高さが２２ｍｍになった時の
荷重で示してある。また、表２は、耐衝撃性であり、２
３ｋｇの錘を高さ２００ｍｍより垂直落下させた時の先
芯アーチ部最底高さで示している。
【００１０】
【表１】
【００１１】
【表２】
【００１２】これらの表から明らかなように、本発明に
よる先芯の高強度化の効果は顕著である。また、ＦＲＰ
先芯は軽量化効果大きいが、先芯の重要な性能の１つで
ある耐衝撃性に問題があることが分る。尚、本発明品を
ダイキャスト法により製造すると、先芯形状（肉厚分
布）への自由度が大きく、安全靴デザイン面の大幅な向
上が図れる。
よる先芯の高強度化の効果は顕著である。また、ＦＲＰ
先芯は軽量化効果大きいが、先芯の重要な性能の１つで
ある耐衝撃性に問題があることが分る。尚、本発明品を
ダイキャスト法により製造すると、先芯形状（肉厚分
布）への自由度が大きく、安全靴デザイン面の大幅な向
上が図れる。
【００１３】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、繊維
強化金属（ＦＲＭ）で形成されているので、軽量かつ強
度，耐衝撃性に優れたものとすることができる。また、
強度を必要とする部位を肉厚に形成できるので、強度面
においては特に優れたものとすることができる。さら
に、製法としてはダイキャスト法等が採用できるので、
成形時の割れの発生を確実に防止できることができる。
強化金属（ＦＲＭ）で形成されているので、軽量かつ強
度，耐衝撃性に優れたものとすることができる。また、
強度を必要とする部位を肉厚に形成できるので、強度面
においては特に優れたものとすることができる。さら
に、製法としてはダイキャスト法等が採用できるので、
成形時の割れの発生を確実に防止できることができる。
【図１】（ａ）は本発明に係る一実施例の断面側面図、
（ｂ）は（ａ）のＡ部の拡大断面図である。
（ｂ）は（ａ）のＡ部の拡大断面図である。
【図２】本発明に係る一実施例の断面正面図である。
１ 先芯 ２ 軽金属 ３ 繊維 ４ ＦＲＭ
Claims (2)
- 【請求項１】 繊維を補強した軽金属等の金属からなる
繊維強化金属で形成されていることを特徴とする安全靴
用先芯。 - 【請求項２】 負荷の掛かる強度の必要な部位が肉厚に
形成されている請求項１記載の安全靴用先芯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34799693A JPH07177905A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 安全靴用先芯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34799693A JPH07177905A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 安全靴用先芯 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07177905A true JPH07177905A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18394038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34799693A Pending JPH07177905A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 安全靴用先芯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07177905A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1439767A1 (en) * | 2001-10-29 | 2004-07-28 | Esjotech s.r.l. | Protective toecap, particularly for safety shoes |
| KR100494812B1 (ko) * | 2002-11-16 | 2005-06-13 | 주식회사 케이피아이 | 사출형 안전화 토캡과 이의 제조방법 |
| GB2423692A (en) * | 2005-02-18 | 2006-09-06 | Chen-Jen Ching | Metal toecap for safety shoes |
| JP2007089723A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Ykk Corp | 安全靴先芯 |
| EP1776885A1 (en) * | 2005-10-21 | 2007-04-25 | Advanced Steel Engineering Ltd | Accident prevention footwear |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP34799693A patent/JPH07177905A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1439767A1 (en) * | 2001-10-29 | 2004-07-28 | Esjotech s.r.l. | Protective toecap, particularly for safety shoes |
| KR100494812B1 (ko) * | 2002-11-16 | 2005-06-13 | 주식회사 케이피아이 | 사출형 안전화 토캡과 이의 제조방법 |
| GB2423692A (en) * | 2005-02-18 | 2006-09-06 | Chen-Jen Ching | Metal toecap for safety shoes |
| JP2007089723A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Ykk Corp | 安全靴先芯 |
| EP1776885A1 (en) * | 2005-10-21 | 2007-04-25 | Advanced Steel Engineering Ltd | Accident prevention footwear |
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