JPH07177815A - 茎稈搬送装置 - Google Patents

茎稈搬送装置

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JPH07177815A
JPH07177815A JP32361593A JP32361593A JPH07177815A JP H07177815 A JPH07177815 A JP H07177815A JP 32361593 A JP32361593 A JP 32361593A JP 32361593 A JP32361593 A JP 32361593A JP H07177815 A JPH07177815 A JP H07177815A
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holding
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holding rail
endless rotation
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Harumichi Makizono
晴充 牧園
Nobumi Komoto
香本  信美
Fumio Furuno
文雄 古野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 茎稈搬送用無端回動帯に対して挾持レールを
接近させる付勢手段、挾持レールを無端回動帯から離間
させる挾持作用解除手段を構造簡単なものにし、搬送詰
まりによる装置トラブルを防止する。 【構成】 揺動自在な挾持レール用ホルダーを無端回動
帯に接近させる捩じりバネ18を設け、捩じりバネ18
の付勢反力点側端部を、それを付勢作用位置に固定する
係止具21に対して係止する操作レバー18cに形成
し、挾持レールの無端回動帯に対する設定間隔以上の離
間に伴って係止具21に対する捩じりバネ18の係止を
解除する機械式自動挾持解除手段24をホルダーに機械
式に連動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、茎稈搬送用挾持レール
を茎稈搬送用無端回動帯に対する接近離間方向に移動自
在に取付け、挾持レールを無端回動帯に接近させる付勢
手段、及び、挾持レールを無端回動帯から離間させる挾
持作用解除手段を設けた茎稈搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、付勢手段を形
成するに、湾曲支持杆30にホルダー31を取付け、支
持ロッド32を摺動自在にかつコイルバネ33で付勢し
た状態でホルダー31に取付け、挾持レール34を無端
回動帯35側にコイルバネ33で押して、無端回動帯3
5と挾持レール34との協働で茎稈を挾持搬送するよう
に構成し、そして、無端回動帯35と挾持レール34の
間に茎稈が詰まった時に挾持レール34を無端回動帯3
5から離間させる挾持作用解除手段を形成するに、湾曲
支持杆30を腰折れ部で屈伸自在に形成し、腰折れ部の
締付けボルト36で湾曲支持杆30を固定して挾持レー
ル34を搬送作用位置に維持し、かつ、締付けボルト3
6を緩めて挾持作用を解除するように構成したものが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、付勢手段と挾
持作用解除手段が互いに独立した構成になっているた
め、それら両手段を形成するための構造が複雑になり、
製作の簡略化及びコスト低減の面から改良の余地があっ
た。本発明の目的は、付勢手段と挾持作用解除手段を構
造簡単なものに改良し、かつ、搬送詰まりによる装置ト
ラブルを確実に防止できるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、茎
稈搬送用挾持レールを茎稈搬送用無端回動帯に対する接
近離間方向に移動自在に取付け、挾持レールを無端回動
帯に接近させる付勢手段、及び、挾持レールを無端回動
帯から離間させる挾持作用解除手段を設けた茎稈搬送装
置において、付勢手段と挾持作用解除手段を形成する
に、挾持レールを固定したホルダーを無端回動帯に対す
る接近離間方向に揺動自在に取付け、ホルダーを無端回
動帯に対する接近方向に揺動付勢する捩じりバネを設
け、捩じりバネの付勢反力端を付勢作用位置に固定する
係止具を、係止解除により付勢作用解除自在に形成し、
捩じりバネの付勢反力点側端部を、係止具に対して捩じ
りバネを係止する操作レバーに形成し、挾持レールの無
端回動帯に対する設定間隔以上の離間に伴って係止具に
対する捩じりバネの係止を解除する機械式自動挾持解除
手段を、ホルダーに機械式に連動させた状態で設けたこ
とにある。
【0005】
【作用】つまり、搬送時には、捩じりバネの付勢反力点
を係止具で固定して、捩じりバネによるホルダーの付勢
で挾持レールを無端回動帯に対する接近方向に揺動付勢
し、そして、無端回動帯と挾持レールの間に茎稈が詰ま
った時には、自動挾持解除手段によって自動的に捩じり
バネを係止具から外して挾持レールと無端回動帯による
茎稈挾持作用を解除し、操作レバーになった捩じりバネ
の付勢反力点側端部を操作し、挾持レールを無端回動帯
から離す方向に揺動させ、詰まり解除後に捩じりバネの
付勢反力点を係止具で固定するように構成してある。
【0006】要するに、挾持レールを無端回動帯に接近
させる付勢手段、及び、挾持レールを無端回動帯から離
間させる挾持作用解除手段を兼用構成するとともに、自
動挾持解除手段を電気式や油圧式などに比して安価な機
械式にすることによって、付勢手段と挾持作用解除手段
を構造簡単なものにして、付勢手段と挾持作用解除手段
の製作を十分に簡略化できるとともに製作コストを大幅
に低減でき、しかも、搬送詰まりが生じると直ちにかつ
自動的に挾持レールと無端回動帯による茎稈挾持作用を
解除して、過度の搬送詰まりによる装置トラブルを確実
に防止できるようにしてある。
【0007】
【発明の効果】その結果、挾持レールを無端回動帯に接
近させる付勢手段、及び、挾持レールを無端回動帯から
離間させる挾持作用解除手段を構造簡単なものにでき、
かつ、搬送詰まりによる装置トラブルを確実に防止でき
る、製作性、製作コスト、詰まりによる装置トラブル防
止の全ての面で一段と優れた茎稈搬送装置を提供できる
ようになった。
【0008】
【実施例】図1に示すように、クローラ式走行装置1を
備えるとともに脱穀装置7を搭載した走行車体の前部
に、刈取部2を油圧シリンダ3により支軸4周りで揺動
昇降自在に連結するとともに、植立穀稈引起こし装置
5、刈刃6、および、刈取穀稈を脱穀装置7のフィード
チェーン9に送る株元側挾持搬送装置8及び穂先側係止
搬送装置10を刈取部2に装備して、自脱型コンバイン
を構成してある。
【0009】図2ないし図5に示すように、株元側挾持
搬送装置8を形成するに、駆動輪体と遊転輪体にわたっ
て巻回した搬送爪付チェーンなどの穀稈搬送用無端回動
帯14に対して挾持レール15を接近配置し、搬送経路
を迂回する湾曲した取付けフレーム13に支持部材11
を固定し、揺動アーム12を支軸19で支持部材11に
取付け、揺動アーム12にその周りで回動自在にホルダ
ー16を取付け、挾持レール15の一対の支持ボルト1
7をホルダー16の長孔16aに搬送穀稈長手方向に位
置変更自在に挿通し、支持ボルト17に螺合させた一対
のナット20でホルダー16を挾持させて挾持レール1
5をホルダー16に固定し、揺動アーム12、ホルダー
16及び挾持レール15を無端回動帯14に接近させる
方向に付勢する捩じりバネ18を、支軸19に外嵌させ
た状態で、付勢作用端18aを揺動アーム12に係止し
た状態で、付勢反力端18bを支持部材11の係止部2
1で付勢作用位置に固定した状態で設け、無端回動帯1
4と挾持レール15の協働により穀稈の株元を挾持搬送
するように構成し、揺動アーム12に対するホルダー1
6の回動で無端回動帯14に対して挾持レール15を揺
動させて、搬送穀稈の量変化に対応可能に構成し、ナッ
ト20の操作で無端回動帯14に対する挾持レール15
の位置を遠近方向及び搬送穀稈長手方向に調節可能に構
成してある。挾持レール15の後端側にバネ線材から成
るバトンタッチ用の延長レール15aを付設し、フィー
ドチェーン9への穀稈受け渡しを円滑化するように構成
してある。
【0010】穀稈搬送詰まり解除のために挾持レール1
5を無端回動帯14から離間させるために、係止部21
を形成する支持部材11の開口11aを、捩じりバネ1
8に対する係止を解除できる形状に形成し、開口11a
から支持部材11の外側に突出させた捩じりバネ18の
付勢反力点側端部を、係止部21に対して捩じりバネ1
8を係止する操作レバー18cに形成し、そして、捩じ
りバネ18cに作用する回転カム24を支軸19に一体
回転自在に取付け、挾持レール15の無端回動帯14に
対する設定間隔以上の離間に伴って係止具21に対する
捩じりバネ18の係止を解除するように回転カム24の
カム面24aを形成してある。つまり、無端回動帯14
と挾持レール15の間に穀稈が詰まった時には、回転カ
ム24によって自動的に捩じりバネ18を係止具21か
ら外して挾持レール14と無端回動帯14による茎稈挾
持作用を解除し、操作レバー18cを操作し、挾持レー
ル15を無端回動帯14から離す方向に揺動させ、詰ま
り解除後に捩じりバネ18を係止部21で固定するよう
に構成し、詰まりによる搬送系のトラブルを確実に防止
できるようにしてある。
【0011】操作レバー18cとの接触により捩じりバ
ネ18が係止具21から外されたことを検出するリット
スイッチなどのセンサー23を設け、センサー23から
の情報により捩じりバネが係止具から外されるとエンジ
ン停止装置や警報装置が作動するように構成し、詰まり
解除後の挾持レール15のリセットが確実に実行される
ように構成してある。
【0012】〔別実施例〕図6に示すように、フィード
チェーン9の始端に、該フィードチェーン9からの動力
を受けて駆動されるスクリュー25aおよび25bを設
けて、株元側挾持搬送装置8からフィードチェーン9へ
の穀稈受け渡しを確実に行えるようにして実施すること
もできる。無端回動帯14の種類は公知のものから適当
に選定でき、また搬送対象茎稈は適宜選定自在であり、
茎稈搬送装置の設置対象は不問である。ホルダー16を
無端回動帯14に対する接近離間方向に揺動自在に取付
ける具体的構成、及び、挾持レール15をホルダー16
に固定する具体的構成は適当に変更できる。捩じりバネ
18の付勢反力端18bを付勢作用位置に固定するとと
もに係止解除により付勢作用解除するための係止構成は
適宜変更自在であり、それらを係止具21と総称する。
挾持レール15の無端回動帯14に対する設定間隔以上
の離間に伴って係止具21に対する捩じりバネ18の係
止を解除するための具体構成は、ホルダー16に機械式
に連動させたものであればリンク式など適当に変更で
き、それらを機械式自動挾持解除手段24と総称する。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの部分側面図
【図2】要部断面図
【図3】要部の平面図
【図4】株元側挾持搬送装置の平面図
【図5】株元側挾持搬送装置の後面図
【図6】別実施例のフィードチェーン前部を示す平面図
【図7】従来例の要部説明図
【符号の説明】
14 無端回動帯 15 挾持レール 16 ホルダー 18 捩じりバネ 18b 付勢反力端 18c 操作レバー 21 係止具 24 自動挾持解除手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 茎稈搬送用挾持レール(15)を茎稈搬
    送用無端回動帯(14)に対する接近離間方向に移動自
    在に取付け、前記挾持レール(15)を前記無端回動帯
    (14)に接近させる付勢手段、及び、前記挾持レール
    (15)を前記無端回動帯(14)から離間させる挾持
    作用解除手段を設けた茎稈搬送装置であって、 前記付勢手段と前記挾持作用解除手段を形成するに、前
    記挾持レール(15)を固定したホルダー(16)を前
    記無端回動帯(14)に対する接近離間方向に揺動自在
    に取付け、前記ホルダー(16)を前記無端回動帯(1
    4)に対する接近方向に揺動付勢する捩じりバネ(1
    8)を設け、前記捩じりバネ(18)の付勢反力端(1
    8b)を付勢作用位置に固定する係止具(21)を、係
    止解除により付勢作用解除自在に形成し、前記捩じりバ
    ネ(18)の付勢反力点側端部を、前記係止具(21)
    に対して前記捩じりバネ(18)を係止する操作レバー
    (18c)に形成し、前記挾持レール(15)の前記無
    端回動帯(14)に対する設定間隔以上の離間に伴って
    前記係止具(21)に対する前記捩じりバネ(18)の
    係止を解除する機械式自動挾持解除手段(24)を、前
    記ホルダー(16)に機械式に連動させた状態で設けて
    ある茎稈搬送装置。
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