JPH07177465A - ディジタル画像信号の符号化装置及び復号化装置と光ディスク - Google Patents

ディジタル画像信号の符号化装置及び復号化装置と光ディスク

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JPH07177465A
JPH07177465A JP31950193A JP31950193A JPH07177465A JP H07177465 A JPH07177465 A JP H07177465A JP 31950193 A JP31950193 A JP 31950193A JP 31950193 A JP31950193 A JP 31950193A JP H07177465 A JPH07177465 A JP H07177465A
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JP31950193A
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English (en)
Inventor
Hideaki Shibata
英明 芝田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロック毎にブロック符号化を施して、また
は、フレーム・フィールド間相関を利用して圧縮符号化
・復号化を行う装置において、符号化及び復号化の間に
存在する伝送路で符号化信号にエラーが発生した場合に
復号化処理を早期に回復させ、かつ視覚上、エラーの発
生箇所を目につきにくくする。 【構成】 複数画素からなるブロックに分割された同一
フィールドまたはフレームを構成するディジタル画像信
号に対して、ブロック毎にブロック符号化を施す符号化
器13と、符号化器13によって符号化される複数のブロッ
ク群に対して垂直位置情報・同期コード情報を有するヘ
ッダ情報を画面上で中央部分にあたる領域ほど頻繁に発
生するヘッダ情報生成回路12と、ヘッダー情報と符号化
された符号化信号とを時間軸多重する多重化器15とを具
備する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル画像信号を
複数画素からなるブロックに分割し、各ブロック毎にブ
ロック符号化を施して圧縮符号化及び、復号化する装置
または、フレームもしくはフィールド間相関を利用して
圧縮符号化及び、復号化を行うディジタル画像信号の符
号化装置及び復号化装置と光ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々のディジタル画像信号の
フレームもしくはフィールド相関を用いてデータ圧縮を
行う符号化装置及び復号化装置が提案されているが、そ
の一例として、図6及び図7に示すものが一般に知られ
ている。図6は符号化装置のブロック図、図7は復号化
装置のブロック図である。
【0003】図6、図7において、101は減算器、1
02はDCTに代表されるような直交変換器、103は
量子化器、104はハフマン符号化に代表されるような
可変長符号化器、105は逆量子化器、106は逆直交
変換器、107は加算器、108はフレームメモリー、
109は予測器、112は可変長復号化器である。以
下、図面を参照しながら従来例の動作について説明す
る。
【0004】まず、図6に示す符号化装置の動作につい
て説明する。図6において、入力端子100には、複数
画素からなるブロックにブロック化されたディジタル画
像信号が時間軸の並べ変えをされて入力される。時間軸
の並べ変えは、フレーム間の予測構造に従って行われ
る。例えば、フレーム間の予測構造の一例を図8に模式
的に示す。
【0005】図8において(1)(2)(3)は画像信
号の1フレームを示すものであり、矢印は(1)のフレ
ームはフレーム内で符号化され、(2)のフレームは
(1)と(3)の両フレームから予測して符号化され、
(3)のフレームは(1)のフレームから予測して符号
化されることを表している。復号化の際も同様である。
画像信号の時間的な流れは、(1)→(2)→(3)フ
レームといった流れであるが、入力端子100にはこの
時、画像信号は時間的に(1)→(3)→(2)フレー
ムの順番に並べ変えられて入力される。この並べ変え
は、例えばフレームメモリーを用いて行われる。
【0006】減算器101は、ブロック化された前述の
ブロックに含まれるそれぞれのディジタル画像信号Xo
から、ブロック毎に動き補償を行う予測器109におい
て予測された画像信号Xpを減算して予測誤差信号E=
o−Xpを直交変換器102に出力する。直交変換器1
02は、予測誤差信号Eをブロック毎に直交変換し、量
子化器103に出力する。量子化器103は、直交変換
された信号を量子化し、量子化信号Qを可変長符号化器
104、及び逆量子化器105に出力する。可変長符号
化器104は、量子化信号Qを符号化し、符号化信号を
出力端子113より伝送路に出力する。
【0007】一方、逆量子化器105は、量子化信号Q
を逆量子化した信号を逆直交変換器106に出力する。
逆直交変換器106は、ブロック毎に逆直交変換を施
し、加算器107に出力する。加算器107は、この逆
直交変換器106により得られた信号と1フレーム前の
予測信号Xpとを加算し、局部復号信号Xlをフレームメ
モリー108に出力する。この局部復号信号Xlは、フ
レームメモリー108で所定期間記憶された後、予測器
109に入力される。予測器109は、ブロック毎に新
たに動き補償された予測信号Xpを減算器101及び、
加算器107に出力する。実際には予測器109は、前
フレーム、現フレーム、及び後フレームを用いてブロッ
ク毎に動きベクトルを検出し、この動きベクトルと局部
復号信号X lに基づいて、現フレームの動き補償を行っ
ている。フレーム内符号化されるフレームに関しては、
予測信号Xpは0として符号化される。
【0008】次に図7を用いて復号化装置について説明
する。図7において、入力端子114には、伝送路から
符号化側で符号化された符号化信号が入力される。時間
的には図8に示したフレーム番号の(1)→(3)→
(2)の順に入力されることになる。符号化信号は可変
長復号化器112で復号された後、逆量子化器105で
逆量子化され、逆直交変換器106で逆直交変換され
る。加算器107はこの逆直交変換器106により得ら
れた信号と1フレーム前の予測信号Xqとを加算し、復
号信号Xrを出力端子115及びフレームメモリー10
8に出力する。
【0009】この復号信号Xrは、フレームメモリー1
08で1フレーム期間もしくは、2フレーム期間といっ
た所定期間記憶された後、予測器109に入力される。
予測器109は、ブロック毎に新たに動き補償された予
測信号Xqを加算器107に出力する。フレーム内符号
化されたフレームに関しては、予測信号Xqは0として
復号化される。基本的に復号化側の構成は、符号化側の
局部復号部分と同様であり、Xp=Xq、Xl=Xrであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような従来の構成では、符号化装置と復号化装置の間に
存在する伝送路において全くエラーが発生しなければ問
題はないが、1つでもエラーが発生したならば可変長符
号化されているために、そのエラー発生箇所以降の符号
化信号は正しく復号化されないという欠点を有してい
る。
【0011】本発明はかかる点に鑑み、伝送路において
符号化信号にエラーが発生した場合に、復号化処理を早
期に回復させ、かつ視覚上エラー発生箇所を目につきに
くくするディジタル画像信号の符号化装置及び復号化装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達す
るため、符号化信号に、少なくとも垂直位置情報及び同
期コード情報を有するヘッダ情報を画面上で中央にあた
る領域ほど頻繁に時間軸多重する手段を具備した構成で
ある。
【0013】また、フレーム間予測符号化の際に、1フ
レーム期間に発生する前記ヘッダ情報の数をフレーム内
符号化されるフレーム、片方向予測符号化されるフレー
ム、及び両方向予測符号化されるフレームの少なくとも
一つは異なるように符号化信号に時間軸多重する手段を
具備した構成である。
【0014】また、フレーム間予測符号化の際に、予測
符号化されるフレームにおいては、各ブロック毎に動き
量を算出し、それを累積加算し、その値が所定値を越え
た時に、累積加算器をリセットすると同時に前記ヘッダ
情報を符号化信号に時間軸多重する手段を具備した構成
である。
【0015】
【作用】本発明は符号化信号にヘッダ情報を時間軸多重
することにより、伝送路においてエラーが発生した際に
もヘッダ情報毎に復号化処理をリセットすることができ
るが、そのヘッダ情報が画面上で中央にあたる領域ほど
その間隔が短く多重されているため、視覚上エラー発生
箇所が目につきにくくなる。
【0016】また、本発明はフレーム間予測符号化の際
に、前記ヘッダ情報の数が各フレームの符号化手段に従
って異なっているため、各フレームの重要度に従ってエ
ラー伝播の期間を短く設定することができる。
【0017】また、本発明はフレーム間予測符号化の際
に、各ブロック毎の動き量の累積加算値に従って、前記
ヘッダ情報を符号化信号に時間軸多重することによって
画像信号の動き領域に対応して、エラー伝播の期間を短
くすることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明するが、
本実施例1から3では、説明を簡単にするために、画像
信号は、1フレームの画素数が水平方向64画素×垂直
方向48画素となる様にサンプリングされ、8ビットで
量子化され、この量子化された2次元ディジタル画像信
号を8×8画素で構成されるブロックに分割し、各ブロ
ック毎に符号化及び復号化する場合を例にとって説明す
る。この時、1フレームに存在する全ブロック数は48
ブロックとなり、このブロックを画面上に対応させて図
3に模式的に示す。図3に記した数字はブロック番号を
示している。
【0019】(実施例1)以下、本発明の実施例1につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実
施例1のディジタル画像信号の符号化装置のブロック
図、図2は本発明の実施例1から3のディジタル画像信
号の復号化装置のブロック図である。
【0020】まず、図1に示す符号化装置について説明
する。入力端子10には、ディジタル画像信号が8×8
画素から構成されるブロック毎に、図3に示したブロッ
ク番号の昇順に従って入力される。この時、1つのブロ
ックを構成する画素数は64サンプルと1ライン期間の
画素数と等しいため、1つのブロックを構成する画素デ
ータは画像信号の水平同期信号HD毎に入力されること
になる。すなわち、図3で記したブロック番号はライン
アドレスと等しくなる。
【0021】符号化器13は図6における破線で囲まれ
た直交変換器102、量子化器103、及び可変長符号
化器104からなる構成になっており、各ブロック毎に
符号化を行い、符号化信号を多重化器15に出力する。
【0022】一方、タイミング信号発生回路11は、画
像信号の垂直同期信号VD、水平同期信号HD、及びサ
ンプリングクロックSCLKが入力されて、1水平走査
期間内をSCLKによって0〜63までカウントするカ
ウンター1及びラインアドレスを0〜47までカウント
するカウンター2からのカウンター値をデコードし、1
クロック幅のパルスをワンショットマルチバイブレータ
14に出力するとともに常時、ラインアドレスをヘッダ
情報生成回路12に出力する。
【0023】ここで、タイミング信号発生回路11で行
うラインアドレスのカウント値は、図3に数字で示した
ブロック番号を表している。そこで1クロック幅のパル
スを発生するためのカウンター2のデコード値は、図3
において破線で囲まれた領域ほど頻繁に設定し、カウン
ター1のデコード値は0として設定する。この両カウン
ターのデコード値の論理積に従って1クロック幅のパル
スが発生される。
【0024】ワンショットマルチバイブレータ14は、
1クロック幅のパルスを基にヘッダ情報生成回路12で
生成されるヘッダ情報長に対応する固定幅のパルスを多
重化器15に出力する。ヘッダ情報生成回路12は、タ
イミング信号発生回路11からのラインアドレスに従っ
て、符号化されるブロック群の第1番目のブロックの垂
直位置情報及び、水平位置情報を発生し、これを同期コ
ード情報に付加して固定長のヘッダ情報を多重化器15
に出力する。
【0025】本実施例では、ラインアドレスを8で除算
した時の商を求めることによって符号化されるブロック
の垂直位置情報を、余りを求めることによって符号化さ
れるブロックの水平位置情報を発生することができる。
同期コード情報は符号化器13の可変長符号化において
決して出現しない符号が用いられる。多重化器15は、
ワンショットマルチバイブレータ14からの信号に従っ
て、ヘッダ情報と符号化信号を多重化して出力端子16
に出力する。
【0026】次に、図2に示す復号化装置について説明
する。入力端子20からヘッダ情報と符号化信号が多重
化された信号が伝送路を経て、ヘッダ情報検出回路21
に入力される。ヘッダ情報検出回路21は、固定長のヘ
ッダ情報を検出した後、このヘッダ情報だけを取り除い
て符号化信号を復号化器22に出力するとともに、ヘッ
ダ情報に含まれる垂直位置情報及び水平位置情報を表示
制御回路23に出力する。復号化器22は、図7におけ
る可変長復号化器112、逆量子化器105、逆直交変
換器106からなる図7の破線で囲まれたような構成に
フレームメモリーを具備した構成になっており、表示制
御回路23からのアドレス信号に従って出力端子24に
復号化信号を出力する。
【0027】もし、符号化信号にエラーが生じ、復号化
器22の可変長復号化において復号できなくなった場合
には、エラー信号Edをヘッダ情報検出回路21に出力
する。ヘッダ情報検出回路21はエラー信号Edを受け
取ると、次のヘッダ情報を検出するまで、復号化器22
に符号化信号の出力を行わない。次のヘッダ情報を検出
した後、そのヘッダ情報に含まれる垂直位置情報及び水
平位置情報を表示制御回路23に出力するとともに、符
号化信号を復号化器22に出力する。復号化器22は、
エラー発生時は、表示制御回路23からのアドレス信号
に従って、前フレームの信号を出力端子24に出力す
る。
【0028】以上説明したように、伝送路において符号
化信号にエラーが発生しても、復号化処理はヘッダ情報
毎にリセットされるため、長期間にわたるエラーの伝播
を防ぐことができ、また、図3で破線で囲んで示したよ
うな画面上における中央領域ほどヘッダ情報の頻度を多
くすることによって視覚上、エラー部分を見えにくくす
ることができる。
【0029】(実施例2)以下、本発明の実施例2につ
いて、図面を参照しながら説明する。図4は本発明の実
施例2のディジタル画像信号の符号化装置のブロック図
である。
【0030】図4に示す符号化装置について説明する。
入力端子40には、フレーム毎に時間軸の並べ替えをさ
れたディジタル画像信号が8×8画素から構成されるブ
ロック毎に、図3に示したブロック番号の昇順に従って
入力される。符号化器41は図6において従来例として
示したブロック図の構成とほぼ同様であり、各ブロック
毎に符号化を行い、符号化信号を多重化器15に出力す
る。
【0031】一方、符号化器41は、フレーム内符号
化、片方向予測符号化、両方向予測符号化のいずれの符
号化方式が選択されたかを示す信号をタイミング信号発
生回路11に出力する。タイミング信号発生回路11
は、実施例1とほぼ同様の動作をするが、カウンター2
のデコード値の数が、各フレームの予測方式に従って異
なるように設定されている。それ以外の動作に関して
は、実施例1と同様である。
【0032】本発明の実施例2の復号化装置は図2に示
したものと同様であるが、本実施例の場合には、復号化
器22は、図7において従来例として示したブロック図
の構成とほぼ同様であり、表示制御回路23からのアド
レス信号に従って出力端子24に復号化信号を出力し、
エラー発生時には前フレームの信号を出力する。
【0033】以上説明したように、フレーム内符号化さ
れるフレーム、片方向予測符号化されるフレーム、両方
向予測符号化されるフレームの各フレーム毎にヘッダ情
報の数を変えて、符号化信号にエラーが発生した場合
に、その伝播期間が長くなるフレーム内符号化されるフ
レームほどヘッダ情報の数を多く、すなわち、エラー発
生によって失われる領域を小さくすることによって時間
的に連続する画像全体でエラーの波及する領域を小さく
することができる。
【0034】(実施例3)以下、本発明の実施例3につ
いて、図面を参照しながら説明する。図5は本発明の実
施例3のディジタル画像信号の符号化装置のブロック図
である。
【0035】図5に示す符号化装置について説明する。
入力端子50には、フレーム毎に時間軸の並べ替えをさ
れたディジタル画像信号が8×8画素から構成されるブ
ロック毎に、図3に示したブロック番号の昇順に従って
入力される。符号化器41は図6において従来例として
示したブロック図の構成とほぼ同様であり、各ブロック
毎に符号化を行い、符号化信号を多重化器15に出力す
る。
【0036】一方、符号化器41は、フレーム内符号
化、フレーム間予測符号化のいずれの符号化方式が選択
されたかを示す信号をセレクター56に出力する。フレ
ーム内符号化が行われるフレームにおいては、セレクタ
ー56はA側が選択されており、実施例1に示したと同
様の動作が行われる。フレーム間符号化が行われるフレ
ームにおいては、セレクター56はB側が選択される。
【0037】動きベクトル検出回路51は、入力画像信
号と図6に示したフレームメモリー108に記憶されて
いる前フレームの局部復号信号とから各ブロック毎に水
平方向の動き量、及び垂直方向の動き量を示す動きベク
トルを検出し、動き量算出回路52に出力する。動き量
算出回路52は、動きベクトルの大きさを算出し、ブロ
ック毎に加算器53に出力する。
【0038】加算器53は、符号化されるブロックの動
き量と1ブロックメモリー54に記憶されている前ブロ
ックまでの動き量の累積加算値とを加算する。加算器5
3の出力は1ブロックメモリー54で記憶される他、コ
ンパレータ55に出力され、所定の値と比較される。コ
ンパレータ55の出力が負になる、すなわち加算器53
と1ブロックメモリー54とによって累積加算されたブ
ロック毎の動き量が所定値をこえると、コンパレータは
1クロック幅のパルスをセレクター56に出力するとと
もに1ブロックメモリー54をリセットする。図5には
示してはいないが、1ブロックメモリー54はフレーム
の開始信号によってもリセットされる。これ以降の動作
については実施例1と同様であり、また、本発明の実施
例3の復号化装置に関しては、実施例2と同様である。
【0039】以上のように、本実施例によれば、ヘッダ
情報を動き量に従って発生させるため、動きの大きい領
域においては、ヘッダ情報の数は多くなり、長期間のエ
ラー伝播を防止することができ、かつ静止領域において
は、殆どヘッダ情報は発生せず、付加情報量を小さく抑
えることができる。なお、静止領域では、エラーが発生
した場合に大きな領域となるが、前フレームを繰り返し
て出力しても、視覚上問題はすくない。
【0040】なお、本実施例1から3では、説明を簡単
にするために、画像信号は、1フレームの画素数が64
画素×48画素となる様にサンプリングされ、8ビット
で量子化され、この量子化された2次元ディジタル画像
信号を8×8画素で構成されるブロックに分割し、各ブ
ロック毎に符号化及び復号化する場合を例にとって説明
したが、画像信号の画素数、量子化ビット数、ブロック
分割数は任意に設定してもかまわない。
【0041】また、本実施例1から3では、ヘッダ情報
は、同期コード情報及び、符号化されるブロック群の第
1番目のブロックの垂直位置情報及び、水平位置情報か
らなるものとして説明したが、符号化されるブロック毎
にそのブロックの水平位置情報を示すコードが符号列中
に含まれている場合には、ヘッダ情報は、同期コード情
報及び、符号化されるブロック群の第1番目のブロック
の垂直位置情報から構成すれば良い。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、伝送路に
おいて符号化信号にエラーが発生しても、復号化信号は
ヘッダ情報毎にリセットされるため、長期間にわたるエ
ラーの伝播を防ぐことができ、また、画面上における中
央の領域ほどヘッダ情報の頻度を多くすることによって
視覚上、エラー部分を小さく、見えにくくすることがで
きる。
【0043】また、エラーの伝播期間が長くなるフレー
ム内符号化されるフレームほどヘッダ情報の数を多く、
すなわち、エラー発生によって情報の失われる領域を小
さくすることによって時間的に連続する画像全体でエラ
ーの波及する領域を小さくすることができる。
【0044】更に、動きの大きい領域においては、ヘッ
ダ情報の発生数を多くすることによって、長期間のエラ
ー伝播を防止することができ、かつ静止領域において
は、殆どヘッダ情報は発生せず、ヘッダ情報による付加
情報量の増加を小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のディジタル画像信号の符号
化装置のブロック図
【図2】本発明の実施例1〜3のディジタル画像信号の
復号化装置のブロック図
【図3】ブロック化された1フレーム画像を模式的に示
す図
【図4】本発明の実施例2のディジタル画像信号の符号
化装置のブロック図
【図5】本発明の実施例3のディジタル画像信号の符号
化装置のブロック図
【図6】従来のディジタル画像信号の符号化装置のブロ
ック図
【図7】従来のディジタル画像信号の復号化装置のブロ
ック図
【図8】フレーム間の予測構造の一例を模式的に示す図
【符号の説明】
11 タイミング信号発生回路 12 ヘッダ情報生成回路 13 符号化器 14 ワンショットマルチバイブレータ 15 多重化器 21 ヘッダ情報検出回路 22 復号化器 23 表示制御回路 41 符号化器 51 動きベクトル検出回路 52 動き量算出回路 53 加算器 54 1ブロックメモリー 55 コンパレータ 56 セレクター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数画素からなるブロックに分割された同
    一フィールドもしくは同一フレームを構成するディジタ
    ル画像信号に対して、各ブロック毎にブロック符号化を
    施す符号化手段と、前記符号化手段によって符号化され
    る複数のブロック群に対して少なくとも垂直位置情報及
    び同期コード情報を有するヘッダ情報を画面上で中央部
    分にあたる領域ほど頻繁に発生する手段と、前記ヘッダ
    ー情報と前記符号化手段によって符号化された符号化信
    号とを時間軸多重する手段とを具備することを特徴とす
    るディジタル画像信号の符号化装置。
  2. 【請求項2】複数画素からなるブロックに分割された同
    一フィールドもしくは同一フレームを構成するディジタ
    ル画像信号を、動き検出、動き補償によりフレーム間も
    しくはフィールド間の相関を利用して各ブロック毎にブ
    ロック符号化を施す符号化手段と、前記符号化手段によ
    って符号化される複数のブロック群に対して少なくとも
    垂直位置情報及び同期コード情報を有するヘッダ情報を
    画像信号の1フレーム期間内にN回(Nは自然数)発生
    する手段と、前記N個のヘッダー情報と前記符号化手段
    によって符号化された符号化信号とを時間軸多重する手
    段とを具備し、 前記ヘッダ情報の数Nは、フレーム内符号化されるフレ
    ーム、片方向予測符号化されるフレーム、及び両方向予
    測符号化されるフレームの少なくとも一つは異なること
    を特徴とするディジタル画像信号の符号化装置。
  3. 【請求項3】ヘッダ情報の数Nは、フレーム内符号化さ
    れるフレーム、片方向予測符号化されるフレーム、及び
    両方向予測符号化されるフレームの各フレームの順に少
    なくなることを特徴とする請求項2記載のディジタル画
    像信号の符号化装置。
  4. 【請求項4】複数画素からなるブロックに分割された同
    一フィールドもしくは同一フレームを構成するディジタ
    ル画像信号を、動き検出、動き補償によりフレーム間も
    しくはフィールド間の相関を利用して各ブロック毎にブ
    ロック符号化を施す符号化手段と、前記動き検出によっ
    て各ブロック毎の動き量を算出する手段と、前記算出さ
    れた各ブロック毎の動き量を累積加算し、その値が所定
    値を越えた場合にはリセットを行う累積加算手段と、前
    記累積加算手段によって得られた値を所定値と比較する
    比較手段と、片方向予測符号化されるフレーム、及び両
    方向予測符号化されるフレームにおいては、前記比較手
    段の出力に応じて、前記符号化手段によって符号化され
    る複数のブロック群に対して少なくとも垂直位置情報及
    び同期コード情報を有するヘッダ情報を発生する手段
    と、フレーム内符号化されるフレームにおいては、前記
    符号化手段によって符号化される複数のブロック群に対
    して少なくとも垂直位置情報及び同期コード情報を有す
    るヘッダ情報を画像信号の1フレーム期間内にN回(N
    は自然数)発生する手段と、前記ヘッダー情報と前記符
    号化手段によって符号化された符号化信号を時間軸多重
    する手段とを具備することを特徴とするディジタル画像
    信号の符号化装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかに記載のディジ
    タル画像信号の符号化装置によって符号化された符号列
    を復号化する手段を備えた復号化装置。
  6. 【請求項6】請求項1から4のいずれかに記載のディジ
    タル画像信号の符号化装置によって符号化された符号列
    が記録された光ディスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6553145B1 (en) 1998-11-02 2003-04-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Video data transceiving device, and transceiving method thereof

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