JPH0717693A - 手動式チェンブロック - Google Patents
手動式チェンブロックInfo
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- JPH0717693A JPH0717693A JP5164896A JP16489693A JPH0717693A JP H0717693 A JPH0717693 A JP H0717693A JP 5164896 A JP5164896 A JP 5164896A JP 16489693 A JP16489693 A JP 16489693A JP H0717693 A JPH0717693 A JP H0717693A
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- Japan
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- cover
- chain
- hand chain
- handwheel
- hand
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハンドチェンの導通用開口における下側開口
縁の耐強度を増大できると共に前記導通用開口の下側開
口縁をハンドチェンの導通経路に対し遠ざけてハンドチ
ェンとの接触を少なくでき異音の発生を少なく、また、
耐久性も向上でき、しかもハンドチェンが接触しても異
音の発生を抑制できるようにする。 【構成】 ハンドチェン40の導通用開口15b,15
cの下側開口縁を形成する側面51,52と、前記導通
用開口15b,15c間に位置するホイルカバ−15を
受止めるカバ−受止部55とをもったカバ−保持具50
を設け、このカバ−保持具50をステーボルト12によ
りサイドプレート1に前記ホイルカバ−15と共締めに
より固定したもの。
縁の耐強度を増大できると共に前記導通用開口の下側開
口縁をハンドチェンの導通経路に対し遠ざけてハンドチ
ェンとの接触を少なくでき異音の発生を少なく、また、
耐久性も向上でき、しかもハンドチェンが接触しても異
音の発生を抑制できるようにする。 【構成】 ハンドチェン40の導通用開口15b,15
cの下側開口縁を形成する側面51,52と、前記導通
用開口15b,15c間に位置するホイルカバ−15を
受止めるカバ−受止部55とをもったカバ−保持具50
を設け、このカバ−保持具50をステーボルト12によ
りサイドプレート1に前記ホイルカバ−15と共締めに
より固定したもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手動式チェンブロック、
詳しくは一対のサイドプレート間に、ロードシーブを回
転自由に支持し、このロードシーブをハンドルホイルを
もつ駆動機構の駆動操作により駆動回転させ、前記ロー
ドシーブに巻装するロードチェンの巻上げ、巻下げを行
うようにした手動式チェンブロックに関する。
詳しくは一対のサイドプレート間に、ロードシーブを回
転自由に支持し、このロードシーブをハンドルホイルを
もつ駆動機構の駆動操作により駆動回転させ、前記ロー
ドシーブに巻装するロードチェンの巻上げ、巻下げを行
うようにした手動式チェンブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハンドホイルをもつ駆動機構を用
いてロードシーブを駆動回転するようにした手動式チェ
ンブロックは、例えば実公昭40−8997号公報に示
されているようにサイドプレートの外側には、前記駆動
機構を覆うホイルカバ−が取付られている。このホイル
カバ−は図11に示したように、前記ハンドホイル10
1を覆うカバ−本体100の下側で前記ハンドホイル1
01を挾んで両側に、前記ハンドホイル101に巻掛け
られるハンドチェン102の導通用開口103,104
を設けると共に、この導通用開口103,104間に
は、これら導通用開口103,104の下側開口縁を形
成する下部カバ−側壁105を前記カバ−本体100と
一体に設け、前記カバ−本体100を複数のステーボル
ト106によりロードシーブ(図示せず)を支持するサ
イドプレート107,108のうち、駆動機構側サイド
プレート107に固定している。尚、図11において1
09はギヤカバ−であり、110はハンドチェンガイド
である。
いてロードシーブを駆動回転するようにした手動式チェ
ンブロックは、例えば実公昭40−8997号公報に示
されているようにサイドプレートの外側には、前記駆動
機構を覆うホイルカバ−が取付られている。このホイル
カバ−は図11に示したように、前記ハンドホイル10
1を覆うカバ−本体100の下側で前記ハンドホイル1
01を挾んで両側に、前記ハンドホイル101に巻掛け
られるハンドチェン102の導通用開口103,104
を設けると共に、この導通用開口103,104間に
は、これら導通用開口103,104の下側開口縁を形
成する下部カバ−側壁105を前記カバ−本体100と
一体に設け、前記カバ−本体100を複数のステーボル
ト106によりロードシーブ(図示せず)を支持するサ
イドプレート107,108のうち、駆動機構側サイド
プレート107に固定している。尚、図11において1
09はギヤカバ−であり、110はハンドチェンガイド
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】所が、以上のように構
成する前記ホイルカバ−は、金属板を用いて形成するも
ので、前記導通用開口103,104の下側開口縁を形
成する前記下部カバ−側壁105は前記カバ−本体10
0から折曲げ加工により一体に形成されていて、前記カ
バ−本体100と同様金属板から成り、前記ステーボル
ト106に螺着するナット111の締込みにより前記サ
イドプレート107に押しつけて固定されているから、
前記カバ−側壁105の強度が不十分であり、このため
前記カバ−側壁105は図11に示したように比較的広
幅に形成されている。
成する前記ホイルカバ−は、金属板を用いて形成するも
ので、前記導通用開口103,104の下側開口縁を形
成する前記下部カバ−側壁105は前記カバ−本体10
0から折曲げ加工により一体に形成されていて、前記カ
バ−本体100と同様金属板から成り、前記ステーボル
ト106に螺着するナット111の締込みにより前記サ
イドプレート107に押しつけて固定されているから、
前記カバ−側壁105の強度が不十分であり、このため
前記カバ−側壁105は図11に示したように比較的広
幅に形成されている。
【0004】所が前記カバ−側壁105の両側縁は、前
記導通用開口103,104を形成するのがあるが、前
記カバ−側壁105はその強度を得るため広幅に形成さ
れいることから前記カバ−側壁105の両側縁が、前記
導通用開口103,104を導通するハンドチェン10
2の導通経路に近接することになり、ハンドチェン10
2を急激に操作してハンドチェン102が跳ったり、ハ
ンドチェン102に作用する負荷が大きくてチェンブロ
ック全体が傾いた場合に、ハンドチェン102が前記カ
バ−側壁105の側縁に接触することが生じている。
記導通用開口103,104を形成するのがあるが、前
記カバ−側壁105はその強度を得るため広幅に形成さ
れいることから前記カバ−側壁105の両側縁が、前記
導通用開口103,104を導通するハンドチェン10
2の導通経路に近接することになり、ハンドチェン10
2を急激に操作してハンドチェン102が跳ったり、ハ
ンドチェン102に作用する負荷が大きくてチェンブロ
ック全体が傾いた場合に、ハンドチェン102が前記カ
バ−側壁105の側縁に接触することが生じている。
【0005】このため、不快な異音が生じたり、長期の
使用で接触が多くなると前記カバ−側壁105が変形し
たりする問題があったし、また、前記カバ−側壁105
に外部から衝撃が加わると変形したり損傷したりし、前
記ハンドチェン102の導通に支障を来したり定常用法
においても異音が生ずる不具合があった。
使用で接触が多くなると前記カバ−側壁105が変形し
たりする問題があったし、また、前記カバ−側壁105
に外部から衝撃が加わると変形したり損傷したりし、前
記ハンドチェン102の導通に支障を来したり定常用法
においても異音が生ずる不具合があった。
【0006】本発明の目的は、ホイルカバ−におけるハ
ンドチェンの導通用開口における下側開口縁の耐強度を
増大できると共に、前記導通用開口の下側開口縁を、前
記ハンドチェンの導通経路に対し遠ざけてハンドチェン
との接触を少なくでき、それだけ異音の発生を少なく、
また、耐久性を向上できるし、しかもハンドチェンが接
触しても異音の発生を抑制できる手動式チェンブロック
を提供する点にある。
ンドチェンの導通用開口における下側開口縁の耐強度を
増大できると共に、前記導通用開口の下側開口縁を、前
記ハンドチェンの導通経路に対し遠ざけてハンドチェン
との接触を少なくでき、それだけ異音の発生を少なく、
また、耐久性を向上できるし、しかもハンドチェンが接
触しても異音の発生を抑制できる手動式チェンブロック
を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、一対のサイドプレート1,
2間に回転自由に支持され、ロードチェンを巻装するロ
ードシーブ3と、一方のサイドプレート1の外側に配設
され、前記ロードシーブ3を駆動するハンドホイル8を
もつ駆動機構20と、一方のサイドプレート1に取付ら
れ、前記駆動機構20を覆うと共に、前記ハンドホイル
8に巻掛けられるハンドチェン40の導通用開口15
b,15cをもつホイルカバ−15とを備えた手動式チ
ェンブロックにおいて、前記導通用開口15b,15c
間に、前記ハンドチェン40の導通経路60に対面し、
前記導通用開口15b,15cの下側開口縁を形成する
側面51,52と、前記導通用開口15b,15c間に
位置する前記ホイルカバ−15を受止めるカバ−受止部
55とをもったカバ−保持具50を設けて、該保持具5
0をステーボルト12により前記サイドプレート1に、
前記カバ−15と共締めして固定したのである。
め、請求項1記載の発明は、一対のサイドプレート1,
2間に回転自由に支持され、ロードチェンを巻装するロ
ードシーブ3と、一方のサイドプレート1の外側に配設
され、前記ロードシーブ3を駆動するハンドホイル8を
もつ駆動機構20と、一方のサイドプレート1に取付ら
れ、前記駆動機構20を覆うと共に、前記ハンドホイル
8に巻掛けられるハンドチェン40の導通用開口15
b,15cをもつホイルカバ−15とを備えた手動式チ
ェンブロックにおいて、前記導通用開口15b,15c
間に、前記ハンドチェン40の導通経路60に対面し、
前記導通用開口15b,15cの下側開口縁を形成する
側面51,52と、前記導通用開口15b,15c間に
位置する前記ホイルカバ−15を受止めるカバ−受止部
55とをもったカバ−保持具50を設けて、該保持具5
0をステーボルト12により前記サイドプレート1に、
前記カバ−15と共締めして固定したのである。
【0008】また、請求項2記載の発明は、前記カバ−
保持具50の各側面51,52を、前記ハンドチェン4
0の導通経路60に対し離反した位置に設けたのであ
り、更に請求項3記載の発明は前記カバ−保持具50
を、例えば鋳物又はアルミニウム、合成樹脂などの防振
材料により形成したのである。
保持具50の各側面51,52を、前記ハンドチェン4
0の導通経路60に対し離反した位置に設けたのであ
り、更に請求項3記載の発明は前記カバ−保持具50
を、例えば鋳物又はアルミニウム、合成樹脂などの防振
材料により形成したのである。
【0009】また、請求項4記載の発明は、前記ホイル
カバ−15におけるハンドチェン40の導通用開口15
b,15cに、断面円弧状の短かいカバ−係合片15i
を設け、前記カバ−保持具50のカバ−受止部55に前
記カバ−係合片15iの内面と係合する係合面54を設
けたのであり、また、請求項5記載の発明は、前記カバ
−受止部55に前記ホイルカバ−15の内面が着座する
着座面53を設け、この着座面53と前記ホイルカバ−
15の内面との間にゴムパッキンなどの吸振材58を介
装したのである。
カバ−15におけるハンドチェン40の導通用開口15
b,15cに、断面円弧状の短かいカバ−係合片15i
を設け、前記カバ−保持具50のカバ−受止部55に前
記カバ−係合片15iの内面と係合する係合面54を設
けたのであり、また、請求項5記載の発明は、前記カバ
−受止部55に前記ホイルカバ−15の内面が着座する
着座面53を設け、この着座面53と前記ホイルカバ−
15の内面との間にゴムパッキンなどの吸振材58を介
装したのである。
【0010】更に請求項6記載の発明は、前記ホイルカ
バ−15を、ハンドホイル8の外周部に対し径方向外方
に位置し、左右側方に廻り込むカバ−側壁15aをもっ
た上部側15dと、ハンドチェン40の導通用開口15
b,15cをもち、前記ハンドホイル8の外周部に沿う
左右側部15e,15fと、これら側部15e,15f
の下部に連続し、前記ハンドホイル8の外周部に対し径
方向外方に突出し、カバ−保持具50に着座してステー
ボルト12で共締めされる下部締込部15hとにより形
成したのである。
バ−15を、ハンドホイル8の外周部に対し径方向外方
に位置し、左右側方に廻り込むカバ−側壁15aをもっ
た上部側15dと、ハンドチェン40の導通用開口15
b,15cをもち、前記ハンドホイル8の外周部に沿う
左右側部15e,15fと、これら側部15e,15f
の下部に連続し、前記ハンドホイル8の外周部に対し径
方向外方に突出し、カバ−保持具50に着座してステー
ボルト12で共締めされる下部締込部15hとにより形
成したのである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、前記カバ−保持具5
0をホイルカバ−15と別に設けて、このカバ−保持具
50のカバ−受止部55によりホイルカバ−15を受止
めてステーボルト12により該カバ−15と共締めして
固定するようにしたから、カバ−側壁により導通用開口
を形成する従来例に比較して充分な強度が得られ、前記
導通用開口における下側開口縁の耐強度を増大できる
し、前記カバ−保持具50の強度は充分得られるから、
前記導通用開口の下側開口縁を形成する側面51,52
間の間隔を狭くして前記下側開口縁の位置を、前記導通
用開口を導通するハンドチェン40の導通経路60に対
し遠ざけることができ、従って、前記ハンドチェンの接
触を少なくでき、音の発生を少なくできると共に耐久性
も向上できるし、また、前記カバ−保持具50はホイル
カバ−15と別部材により形成するから、ハンドチェン
40が接触しても異音の発生を抑えられるし、また、ア
ルミニウムなどの軽量材で形成する場合軽量化もでき
る。
0をホイルカバ−15と別に設けて、このカバ−保持具
50のカバ−受止部55によりホイルカバ−15を受止
めてステーボルト12により該カバ−15と共締めして
固定するようにしたから、カバ−側壁により導通用開口
を形成する従来例に比較して充分な強度が得られ、前記
導通用開口における下側開口縁の耐強度を増大できる
し、前記カバ−保持具50の強度は充分得られるから、
前記導通用開口の下側開口縁を形成する側面51,52
間の間隔を狭くして前記下側開口縁の位置を、前記導通
用開口を導通するハンドチェン40の導通経路60に対
し遠ざけることができ、従って、前記ハンドチェンの接
触を少なくでき、音の発生を少なくできると共に耐久性
も向上できるし、また、前記カバ−保持具50はホイル
カバ−15と別部材により形成するから、ハンドチェン
40が接触しても異音の発生を抑えられるし、また、ア
ルミニウムなどの軽量材で形成する場合軽量化もでき
る。
【0012】また、請求項2記載の発明では、前記カバ
−保持具50における各側面51,52をハンドチェン
40の導通経路60に対し離反した位置に設けているか
ら、前記ハンドチェン40を急激に操作して跳ったり、
大きな負荷が作用してチェンブロック全体が傾いたりす
る場合でも、前記側面51,52へのハンドチェン40
の接触を少なくでき、それだけ静音効果が向上するし、
耐久性も向上できる。
−保持具50における各側面51,52をハンドチェン
40の導通経路60に対し離反した位置に設けているか
ら、前記ハンドチェン40を急激に操作して跳ったり、
大きな負荷が作用してチェンブロック全体が傾いたりす
る場合でも、前記側面51,52へのハンドチェン40
の接触を少なくでき、それだけ静音効果が向上するし、
耐久性も向上できる。
【0013】更に、請求項3記載の発明では、前記カバ
−保持具50を防振材により形成したから、ハンドチェ
ン40が接触しても不快な異音の発生を有効に抑制でき
る。また、請求項4記載の発明では、前記ホイルカバ−
15に前記カバ−係合片15iを設け、カバ−保持具5
0に前記係合面54を設けたから、前記カバ−係合片1
5iが前記カバ−受止部55を抱持することになり、こ
のためホイルカバ−15に外部から衝撃が加わっても、
前記カバ−係合片15iのカバ−受止部55への抱持に
よる補強で、前記カバ−15の変形を少なくできるし、
前記カバ−15を位置ずれなく、安定してサイドプレー
ト1に固定できるのである。
−保持具50を防振材により形成したから、ハンドチェ
ン40が接触しても不快な異音の発生を有効に抑制でき
る。また、請求項4記載の発明では、前記ホイルカバ−
15に前記カバ−係合片15iを設け、カバ−保持具5
0に前記係合面54を設けたから、前記カバ−係合片1
5iが前記カバ−受止部55を抱持することになり、こ
のためホイルカバ−15に外部から衝撃が加わっても、
前記カバ−係合片15iのカバ−受止部55への抱持に
よる補強で、前記カバ−15の変形を少なくできるし、
前記カバ−15を位置ずれなく、安定してサイドプレー
ト1に固定できるのである。
【0014】更に、請求項5記載の発明では、前記カバ
−受止部55に前記着座面53を設けて、この着座面5
3とホイルカバ−15の内面との間に、ゴムパッキンな
どの吸振材58を介装したから、前記カバ−保持具50
にハンドチェン40が接触しても、その振動がホイルカ
バ−15に伝わり、該カバ−15が共鳴して大きな異音
が生ずるのを有効に防止でき、その静音効果を向上でき
るのである。
−受止部55に前記着座面53を設けて、この着座面5
3とホイルカバ−15の内面との間に、ゴムパッキンな
どの吸振材58を介装したから、前記カバ−保持具50
にハンドチェン40が接触しても、その振動がホイルカ
バ−15に伝わり、該カバ−15が共鳴して大きな異音
が生ずるのを有効に防止でき、その静音効果を向上でき
るのである。
【0015】また、請求項6記載の発明では、前記導通
用開口15b,15cを設ける前記ホイルカバ−15の
左右側部15e,15fを、前記ハンドホイル8の外周
部に沿う形状とし、前記下部締込部15hを前記ハンド
ホイル8の外周部に対し径方向外方に突出する形状とし
たから、ハンドチェン40を前記ハンドホイル8の軸方
向に対し傾斜方向に操作する場合でも、前記ハンドチェ
ン40が前記側部15e,15fに設ける導通用開口1
5b,15cの開口縁に接触するのを少なくでき、不快
な異音が発生するのを抑制できるのである。
用開口15b,15cを設ける前記ホイルカバ−15の
左右側部15e,15fを、前記ハンドホイル8の外周
部に沿う形状とし、前記下部締込部15hを前記ハンド
ホイル8の外周部に対し径方向外方に突出する形状とし
たから、ハンドチェン40を前記ハンドホイル8の軸方
向に対し傾斜方向に操作する場合でも、前記ハンドチェ
ン40が前記側部15e,15fに設ける導通用開口1
5b,15cの開口縁に接触するのを少なくでき、不快
な異音が発生するのを抑制できるのである。
【0016】
【実施例】図1に示した手動式チェンブロックは、手動
昇降式チェンブロックであって、一対の第1及び第2サ
イドプレート1,2間にはロードチェン(図示せず)を
掛設するロードシーブ3が軸受5,6を介して回転自由
に支持され、このロードシーブ3の軸孔には駆動軸7が
挿嵌され、その軸方向一端側にはエンドレス状のハンド
チェン40が掛設されるハンドホイル8を設けて、この
ハンドホイル8と前記駆動軸7との間にメカニカルブレ
−キ9を備えた伝動機構10を設け、また、前記駆動軸
7の軸方向他端側には複数の減速ギヤをもつ歯車減速機
構11を設け、前記ハンドチェンにおけるハンドホイル
8の駆動操作によりこの駆動力が前記伝動機構10及び
歯車減速機構11を介して前記ロードシーブ3に伝達さ
れ、このロードシーブ3に掛設されるロードチェンの負
荷側に連結するフック等から成る吊下具(図示せず)
が、巻上げられたり巻下げられたりできるようになって
いる。前記サイドプレート1,2は、3本のステーボル
ト12により所定間隔を置いて固定されており、これら
両サイドプレート1,2間における前記ロードシーブ3
の接線方向一側上方には、フック13を取付けるための
取付軸14を取付けている。
昇降式チェンブロックであって、一対の第1及び第2サ
イドプレート1,2間にはロードチェン(図示せず)を
掛設するロードシーブ3が軸受5,6を介して回転自由
に支持され、このロードシーブ3の軸孔には駆動軸7が
挿嵌され、その軸方向一端側にはエンドレス状のハンド
チェン40が掛設されるハンドホイル8を設けて、この
ハンドホイル8と前記駆動軸7との間にメカニカルブレ
−キ9を備えた伝動機構10を設け、また、前記駆動軸
7の軸方向他端側には複数の減速ギヤをもつ歯車減速機
構11を設け、前記ハンドチェンにおけるハンドホイル
8の駆動操作によりこの駆動力が前記伝動機構10及び
歯車減速機構11を介して前記ロードシーブ3に伝達さ
れ、このロードシーブ3に掛設されるロードチェンの負
荷側に連結するフック等から成る吊下具(図示せず)
が、巻上げられたり巻下げられたりできるようになって
いる。前記サイドプレート1,2は、3本のステーボル
ト12により所定間隔を置いて固定されており、これら
両サイドプレート1,2間における前記ロードシーブ3
の接線方向一側上方には、フック13を取付けるための
取付軸14を取付けている。
【0017】また、前記第1サイドプレート1には、前
記ハンドルホイル8を覆うホイルカバ−15が添設され
ており、また、前記第2サイドプレート2には前記歯車
減速機構11を覆うギヤカバ−16が添設され、前記ス
テーボルト12に螺着するナット17により固定されて
いる。
記ハンドルホイル8を覆うホイルカバ−15が添設され
ており、また、前記第2サイドプレート2には前記歯車
減速機構11を覆うギヤカバ−16が添設され、前記ス
テーボルト12に螺着するナット17により固定されて
いる。
【0018】そして、前記ホイルカバ−15及びギヤカ
バ−16には、前記駆動軸7のラジアル軸受18,19
が設けられ、前記駆動軸7の軸方向両端部が前記軸受1
8,19により前記ロードシーブ3と独立して前記各カ
バ−15,16に回転可能に支持され、前記各サイドプ
レート1,2に軸受5,6を介して回転自由に支持され
るロードシーブ3の軸孔と前記駆動軸7との間には所定
隙間が保持されている。
バ−16には、前記駆動軸7のラジアル軸受18,19
が設けられ、前記駆動軸7の軸方向両端部が前記軸受1
8,19により前記ロードシーブ3と独立して前記各カ
バ−15,16に回転可能に支持され、前記各サイドプ
レート1,2に軸受5,6を介して回転自由に支持され
るロードシーブ3の軸孔と前記駆動軸7との間には所定
隙間が保持されている。
【0019】また、前記ハンドチェン40とハンドホイ
ル8及び伝動機構10は手動式駆動機構20を構成する
もので、図1,2に示した実施例では過負荷防止機構2
1を備えている。
ル8及び伝動機構10は手動式駆動機構20を構成する
もので、図1,2に示した実施例では過負荷防止機構2
1を備えている。
【0020】前記伝動機構10は、前記駆動軸7に相対
回転不能に結合(図面ではねじ結合)されている従動ハ
ブ22と、前記駆動軸7に螺着されている駆動部材23
及び前記従動ハブ22と駆動部材23との各鍔部間に介
装され、前記従動ハブ22に回転自由に支持される逆転
防止ギヤ24と、前記従動ハブ22と逆転防止ギヤ24
との間及び逆転防止ギヤ24と駆動部材23との間に介
装するライニング板25,26とにより構成しており、
前記第1サイドプレート1には前記逆転防止ギヤ24に
噛合う逆転防止爪27を爪軸28を介して揺動可能に枢
着し、この逆転防止爪27と逆転防止ギヤ24及び前記
従動ハブ22と駆動部材23並びにライニング板25,
26とにより前記メカニカルブレ−キ9を構成してい
る。
回転不能に結合(図面ではねじ結合)されている従動ハ
ブ22と、前記駆動軸7に螺着されている駆動部材23
及び前記従動ハブ22と駆動部材23との各鍔部間に介
装され、前記従動ハブ22に回転自由に支持される逆転
防止ギヤ24と、前記従動ハブ22と逆転防止ギヤ24
との間及び逆転防止ギヤ24と駆動部材23との間に介
装するライニング板25,26とにより構成しており、
前記第1サイドプレート1には前記逆転防止ギヤ24に
噛合う逆転防止爪27を爪軸28を介して揺動可能に枢
着し、この逆転防止爪27と逆転防止ギヤ24及び前記
従動ハブ22と駆動部材23並びにライニング板25,
26とにより前記メカニカルブレ−キ9を構成してい
る。
【0021】また、前記過負荷防止機構21は、前記駆
動部材23の筒状ボス部23aに前記ハンドホイル8
を、ワンウェイクラッチ29を介して正転駆動方向に対
し回転自由に支持すると共に、前記駆動部材23の鍔部
とハンドホイル8のボス部との間にライニング板30を
設け、前記駆動部材23の筒状ボス部における前記ハン
ドホイル8の外側には、ライニング板31と前記筒状ボ
ス部23aと共回いする押え板32と皿ばねから成る弾
性体33とを順次挿嵌し、この弾性体33の外側には、
該弾性体33の押圧力を調節して前記ハンドホイル8が
駆動部材23に対しスリップする荷重を設定する荷重設
定調整体34を螺着して構成している。
動部材23の筒状ボス部23aに前記ハンドホイル8
を、ワンウェイクラッチ29を介して正転駆動方向に対
し回転自由に支持すると共に、前記駆動部材23の鍔部
とハンドホイル8のボス部との間にライニング板30を
設け、前記駆動部材23の筒状ボス部における前記ハン
ドホイル8の外側には、ライニング板31と前記筒状ボ
ス部23aと共回いする押え板32と皿ばねから成る弾
性体33とを順次挿嵌し、この弾性体33の外側には、
該弾性体33の押圧力を調節して前記ハンドホイル8が
駆動部材23に対しスリップする荷重を設定する荷重設
定調整体34を螺着して構成している。
【0022】更に前記歯車減速機構11は、前記駆動軸
7の軸端に一体に形成される第1ギヤ35と、この第1
ギヤ35に噛合し、中間軸36,36に支持される1対
の第2ギヤ37,37と、前記中間軸36,36に設け
られる1対の第3ギヤ38,38及び前記ロードシーブ
3の延長部に結合され、前記第3ギヤ38,38に噛合
う第4ギヤ39とにより構成されている。
7の軸端に一体に形成される第1ギヤ35と、この第1
ギヤ35に噛合し、中間軸36,36に支持される1対
の第2ギヤ37,37と、前記中間軸36,36に設け
られる1対の第3ギヤ38,38及び前記ロードシーブ
3の延長部に結合され、前記第3ギヤ38,38に噛合
う第4ギヤ39とにより構成されている。
【0023】尚、図2において、41は前記駆動部材2
3の軸方向端面と前記ラジアル軸受18の外輪18aと
の間に介装するホイル止め体で、前記駆動部材23を介
して前記ハンドホイル8の軸方向外側移動の限界を規制
している。また、42は前記逆転防止爪27を逆転防止
ギヤ24の方向に付勢する爪バネであり、46はチェン
けりである。
3の軸方向端面と前記ラジアル軸受18の外輪18aと
の間に介装するホイル止め体で、前記駆動部材23を介
して前記ハンドホイル8の軸方向外側移動の限界を規制
している。また、42は前記逆転防止爪27を逆転防止
ギヤ24の方向に付勢する爪バネであり、46はチェン
けりである。
【0024】しかして、以上の構成において、前記ハン
ドチェンを操作してハンドホイル8を正転駆動させる
と、過負荷防止機構21及びメカニカルブレ−キ9をも
つ伝動機構10を介して前記駆動軸7が駆動され、この
駆動が前記歯車減速機構11を介して前記ロードシーブ
3に伝わり、該ロードシーブ3を駆動回転させ、このロ
ードシーブ3に掛設するロードシーブの負荷側、つま
り、先端にフック13をもち、荷物を吊下げる負荷側を
巻上げ、前記荷物の荷揚げが行えるのである。
ドチェンを操作してハンドホイル8を正転駆動させる
と、過負荷防止機構21及びメカニカルブレ−キ9をも
つ伝動機構10を介して前記駆動軸7が駆動され、この
駆動が前記歯車減速機構11を介して前記ロードシーブ
3に伝わり、該ロードシーブ3を駆動回転させ、このロ
ードシーブ3に掛設するロードシーブの負荷側、つま
り、先端にフック13をもち、荷物を吊下げる負荷側を
巻上げ、前記荷物の荷揚げが行えるのである。
【0025】また、この荷物の荷揚げ時、負荷側に前記
過負荷防止機構21の調整体34により設定するスリッ
プ荷重を越える荷重が作用すると、前記ハンドホイル8
は駆動部材23に対しスリップし、それ以上の荷揚げが
中止されるし、また、斯く荷揚げされた荷揚げ位置は、
前記メカニカルブレ−キ9の作用で保持される。
過負荷防止機構21の調整体34により設定するスリッ
プ荷重を越える荷重が作用すると、前記ハンドホイル8
は駆動部材23に対しスリップし、それ以上の荷揚げが
中止されるし、また、斯く荷揚げされた荷揚げ位置は、
前記メカニカルブレ−キ9の作用で保持される。
【0026】そして、荷揚げした荷物を荷卸しする場合
には前記ハンドチェン40を操作してハンドホイル8を
逆転駆動させることにより行うのであって、このハンド
ホイル8の逆転駆動により前記駆動部材23が螺退し、
前記メカニカルブレ−キ9の作用・不作用の繰り返しで
前記ロードシーブ3を逆転させ、前記荷物の荷卸しを徐
々に行えるのである。
には前記ハンドチェン40を操作してハンドホイル8を
逆転駆動させることにより行うのであって、このハンド
ホイル8の逆転駆動により前記駆動部材23が螺退し、
前記メカニカルブレ−キ9の作用・不作用の繰り返しで
前記ロードシーブ3を逆転させ、前記荷物の荷卸しを徐
々に行えるのである。
【0027】本発明は以上のように構成する手動式チェ
ンブロックにおいて、前記ホイルカバ−15に設けるハ
ンドチェン40の導通用開口15b,15cの下側開口
縁を、カバ−保持具50を用いて形成し、前記ホイルカ
バ−15の下部側を、前記カバ−保持具50を介してス
テーボルト12により前記サイドプレート1に固定した
のである。
ンブロックにおいて、前記ホイルカバ−15に設けるハ
ンドチェン40の導通用開口15b,15cの下側開口
縁を、カバ−保持具50を用いて形成し、前記ホイルカ
バ−15の下部側を、前記カバ−保持具50を介してス
テーボルト12により前記サイドプレート1に固定した
のである。
【0028】更に詳記すると、前記ホイルカバ−15は
図2及び図7に示したように、前記ハンドホイル8の外
周面より径方向外方に位置し、両側が左右側部に廻り込
む所定高さのカバ−側壁15aをもった上部側15d
と、前記ハンドチェン40の導通用開口15b,15c
をもち、前記ハンドホイル8の外周部に沿う形状の左右
側部15e,15fと、これら側部15e,15fの下
側に連続し、前記ハンドホイル8の外周部に対し径方向
下向外方に突出し、前記カバ−保持具50の後記する着
座面53に着座して前記ステーボルト12で共締めされ
るボルト挿通孔15gをもつ下部締込部15hとを備え
た形状となっている。
図2及び図7に示したように、前記ハンドホイル8の外
周面より径方向外方に位置し、両側が左右側部に廻り込
む所定高さのカバ−側壁15aをもった上部側15d
と、前記ハンドチェン40の導通用開口15b,15c
をもち、前記ハンドホイル8の外周部に沿う形状の左右
側部15e,15fと、これら側部15e,15fの下
側に連続し、前記ハンドホイル8の外周部に対し径方向
下向外方に突出し、前記カバ−保持具50の後記する着
座面53に着座して前記ステーボルト12で共締めされ
るボルト挿通孔15gをもつ下部締込部15hとを備え
た形状となっている。
【0029】また、前記ホイルカバ−15の下部締込部
15hには、前記導通用開口15b,15cを形成する
前記側部15e,15fに連続し、断面を円弧状とした
長さの短かいカバ−係合片15iを設けており、前記ホ
イルカバ−15の中心部には、内側に前記ラジアル軸受
18を保持する凹陥部15jを設け、この凹陥部15j
の外側に環状リブ15kと、この環状リブ15kから外
方に放射状に延びる補強リブ15rとを設けている。
15hには、前記導通用開口15b,15cを形成する
前記側部15e,15fに連続し、断面を円弧状とした
長さの短かいカバ−係合片15iを設けており、前記ホ
イルカバ−15の中心部には、内側に前記ラジアル軸受
18を保持する凹陥部15jを設け、この凹陥部15j
の外側に環状リブ15kと、この環状リブ15kから外
方に放射状に延びる補強リブ15rとを設けている。
【0030】そして、前記ホイルカバ−15の上部側1
5dには、その左右両側における角部に、前記ステーボ
ルト12の挿通孔15mをもち、前記ステーボルト12
に螺合するナット17の上部締込部15n,15pを設
けており、前記ホイルカバ−15の下部側に設ける前記
下部締込部15hとの3ケ所で、前記ステーボルト12
へのナット17の締込みで固定するようになっており、
また、前記上部側15dの角部と、前記各側部15e,
15fの側縁部とには、前記上部締込部15n,15p
とに連続する補強リブ15t及び前記上部締込部15
n,15pと下部締込部15hとに連続する補強リブ1
5x,15yを設けている。
5dには、その左右両側における角部に、前記ステーボ
ルト12の挿通孔15mをもち、前記ステーボルト12
に螺合するナット17の上部締込部15n,15pを設
けており、前記ホイルカバ−15の下部側に設ける前記
下部締込部15hとの3ケ所で、前記ステーボルト12
へのナット17の締込みで固定するようになっており、
また、前記上部側15dの角部と、前記各側部15e,
15fの側縁部とには、前記上部締込部15n,15p
とに連続する補強リブ15t及び前記上部締込部15
n,15pと下部締込部15hとに連続する補強リブ1
5x,15yを設けている。
【0031】また、前記カバ−保持具50は、図8乃至
図10に示したように、前記導通用開口15b,15c
の下側開口縁を形成する側面51,52をもったステー
形状から成り、その長さ方向一側には、前記ホイルカバ
−15における前記下部締込部15hの内面が着座する
着座面53と前記係合片15iの内面が係合するアール
形状の係合面54とをもったカバ−受止部55を設ける
と共に、長さ方向他側には、前記第1サイドプレート1
に形成する一対の角形嵌合孔43に嵌合する一対の角形
突起56,57を設け、前記着座面53には、前記ステ
ーボルト12が挿通する挿通孔53aを設け、前記側面
51,52の内側部を挿通して前記挿通孔53a及び前
記下部締込部15hの挿通孔15gから突出するステー
ボルト12の突出部に螺着するナット17の締込みによ
り前記カバ−15と共締めして前記第1サイドプレート
1に固定できるようになっている。
図10に示したように、前記導通用開口15b,15c
の下側開口縁を形成する側面51,52をもったステー
形状から成り、その長さ方向一側には、前記ホイルカバ
−15における前記下部締込部15hの内面が着座する
着座面53と前記係合片15iの内面が係合するアール
形状の係合面54とをもったカバ−受止部55を設ける
と共に、長さ方向他側には、前記第1サイドプレート1
に形成する一対の角形嵌合孔43に嵌合する一対の角形
突起56,57を設け、前記着座面53には、前記ステ
ーボルト12が挿通する挿通孔53aを設け、前記側面
51,52の内側部を挿通して前記挿通孔53a及び前
記下部締込部15hの挿通孔15gから突出するステー
ボルト12の突出部に螺着するナット17の締込みによ
り前記カバ−15と共締めして前記第1サイドプレート
1に固定できるようになっている。
【0032】しかして、前記ホイルカバ−15の下部側
は、前記下部締込部15hにおける内面を前記カバ−保
持具50の着座面53に着座させると共に、前記カバ−
係合片15iの内面を前記カバ−受止部55における係
合面54に係合させ、前記ステーボルト12に螺合する
ナット17の締込みにより前記カバ−保持具50をホイ
ルカバ−15と共締めして前記第1サイドプレート1に
固定できるのであり、また、前記ホイルカバ−15の上
部側15dは、前記カバ−側壁15aの端面を前記第1
サイドプレート1に接当させると共に、前記上部締込部
15n,15pの内側には図2及び図6に示したように
ハンドチェンガイド44,45を介装して前記ステーボ
ルト12へのナット17の締込みにより前記カバ−側壁
15aの端面を前記第1サイドプレート1に押しつけ、
前記ハンドチェンガイド44,45を前記上部締込部1
5n,15pの内面と第1サイドプレート1との間に挾
着するようにして前記第1サイドプレート1に固定でき
るのである。従って、前記ホイルカバ−15は、3本の
ステーボルト12により前記第1サイドプレート1にし
っかりと固定できるのであり、また、斯く固定した状態
で前記ホイルカバ−15の左右両側には、前記カバ−保
持具50の側面51,52により下側開口縁が形成され
る導通用開口15b,15cを構成できるのである。こ
のように前記カバ−保持具50は、ホイルカバ−15と
は別部材により形成すると共に、図8に示したようにス
テー形状に形成し、その側面51,52により導通用開
口15b,15cの下側開口縁を形成するのであるか
ら、カバ−側壁を用いて導通用開口を形成していた従来
例に比較して充分な強度が得られ、前記導通用開口15
b,15cにおける下側開口縁の耐強度を増大できるの
である。
は、前記下部締込部15hにおける内面を前記カバ−保
持具50の着座面53に着座させると共に、前記カバ−
係合片15iの内面を前記カバ−受止部55における係
合面54に係合させ、前記ステーボルト12に螺合する
ナット17の締込みにより前記カバ−保持具50をホイ
ルカバ−15と共締めして前記第1サイドプレート1に
固定できるのであり、また、前記ホイルカバ−15の上
部側15dは、前記カバ−側壁15aの端面を前記第1
サイドプレート1に接当させると共に、前記上部締込部
15n,15pの内側には図2及び図6に示したように
ハンドチェンガイド44,45を介装して前記ステーボ
ルト12へのナット17の締込みにより前記カバ−側壁
15aの端面を前記第1サイドプレート1に押しつけ、
前記ハンドチェンガイド44,45を前記上部締込部1
5n,15pの内面と第1サイドプレート1との間に挾
着するようにして前記第1サイドプレート1に固定でき
るのである。従って、前記ホイルカバ−15は、3本の
ステーボルト12により前記第1サイドプレート1にし
っかりと固定できるのであり、また、斯く固定した状態
で前記ホイルカバ−15の左右両側には、前記カバ−保
持具50の側面51,52により下側開口縁が形成され
る導通用開口15b,15cを構成できるのである。こ
のように前記カバ−保持具50は、ホイルカバ−15と
は別部材により形成すると共に、図8に示したようにス
テー形状に形成し、その側面51,52により導通用開
口15b,15cの下側開口縁を形成するのであるか
ら、カバ−側壁を用いて導通用開口を形成していた従来
例に比較して充分な強度が得られ、前記導通用開口15
b,15cにおける下側開口縁の耐強度を増大できるの
である。
【0033】しかも、前記カバ−保持具50は以上のよ
うに充分な強度が得られるから、前記下側開口縁を形成
する側面51,52間の間隔を狭くして前記下側開口縁
の位置を、前記ハンドチェン40の導通経路60に対し
遠ざけることができるのであって、前記側面51,52
を前記導通経路60に対し離反した位置に設けることに
より、前記ハンドチェン40の接触を少なくでき、接触
音の発生を少なくできると共に耐久性を向上できるので
ある。また、前記カバ−保持具50は鋼板により形成す
るホイルカバ−15と別に形成するから、鋳物、アルミ
ニウム、合成樹脂、鉄などの防振材料を用いて形成で
き、従って、これら材料により形成することにより静音
効果が得られ、従って、前記ハンドチェン40が接触し
ても、不快な異音が発生するのを抑制できるし、また、
アルミニウムなどの軽量材を用いることにより軽量化も
同時に実現できるのである。
うに充分な強度が得られるから、前記下側開口縁を形成
する側面51,52間の間隔を狭くして前記下側開口縁
の位置を、前記ハンドチェン40の導通経路60に対し
遠ざけることができるのであって、前記側面51,52
を前記導通経路60に対し離反した位置に設けることに
より、前記ハンドチェン40の接触を少なくでき、接触
音の発生を少なくできると共に耐久性を向上できるので
ある。また、前記カバ−保持具50は鋼板により形成す
るホイルカバ−15と別に形成するから、鋳物、アルミ
ニウム、合成樹脂、鉄などの防振材料を用いて形成で
き、従って、これら材料により形成することにより静音
効果が得られ、従って、前記ハンドチェン40が接触し
ても、不快な異音が発生するのを抑制できるし、また、
アルミニウムなどの軽量材を用いることにより軽量化も
同時に実現できるのである。
【0034】また、以上の実施例では、前記ホイルカバ
−15の下部側に断面円弧状の長さの短かいカバ−係合
片15iを設け、この係合片15iを前記カバ−保持具
50におけるカバ−受止部55の係合面54に係合させ
ることにより、前記カバ−係合片15iが前記カバ−受
止部55を抱持することになり、このため、ホイルカバ
−15に外部から衝撃が加わっても、前記カバ−受止部
55への抱持による補強で前記ホイルカバ−15の変形
を少なくできるし、前記ホイルカバ−15を位置ずれな
く安定して前記第1サイドプレート1に固定できるので
ある。
−15の下部側に断面円弧状の長さの短かいカバ−係合
片15iを設け、この係合片15iを前記カバ−保持具
50におけるカバ−受止部55の係合面54に係合させ
ることにより、前記カバ−係合片15iが前記カバ−受
止部55を抱持することになり、このため、ホイルカバ
−15に外部から衝撃が加わっても、前記カバ−受止部
55への抱持による補強で前記ホイルカバ−15の変形
を少なくできるし、前記ホイルカバ−15を位置ずれな
く安定して前記第1サイドプレート1に固定できるので
ある。
【0035】また、以上の構成において、前記カバ−受
止部55の着座面53と、この着座面53に着座する前
記下部締込部15hの内面との間にゴムパッキンなどの
吸振材58を介装することにより、前記カバ−保持具5
0にハンドチェン40が接触しても、その振動がホイル
カバ−15に伝わり、該カバ−15が共鳴して大きな異
音が生ずるのを有効に防止できるのである。
止部55の着座面53と、この着座面53に着座する前
記下部締込部15hの内面との間にゴムパッキンなどの
吸振材58を介装することにより、前記カバ−保持具5
0にハンドチェン40が接触しても、その振動がホイル
カバ−15に伝わり、該カバ−15が共鳴して大きな異
音が生ずるのを有効に防止できるのである。
【0036】また、前記ホイルカバ−15における側部
15e,15fの形状は、前記したようにハンドホイル
8の外周に沿う形状とし、下部締込部15hは、この側
部15e,15fに対し径方向下向外方に突出する形状
としたから、ハンドチェン40を、前記ハンドホイル8
の軸方向に向って斜め方向に操作する場合でも、前記ハ
ンドチェン40が前記側部15e,15fに設ける前記
導通用開口15b,15cの開口縁に接触するのを少な
くでき、不快な異音が発生するのを減少できるのであ
る。
15e,15fの形状は、前記したようにハンドホイル
8の外周に沿う形状とし、下部締込部15hは、この側
部15e,15fに対し径方向下向外方に突出する形状
としたから、ハンドチェン40を、前記ハンドホイル8
の軸方向に向って斜め方向に操作する場合でも、前記ハ
ンドチェン40が前記側部15e,15fに設ける前記
導通用開口15b,15cの開口縁に接触するのを少な
くでき、不快な異音が発生するのを減少できるのであ
る。
【0037】尚、以上説明した実施例における前記手動
式駆動機構20には過負荷防止機構21を組込んでいる
が、この過負荷防止機構21は必ず必要なものでない
し、また、歯車減速機構11もなくてもよい。
式駆動機構20には過負荷防止機構21を組込んでいる
が、この過負荷防止機構21は必ず必要なものでない
し、また、歯車減速機構11もなくてもよい。
【0038】更に駆動軸7はその軸方向両端部をホイル
カバ−15及びギヤカバ−16に設けるラジアル軸受1
8,19に支持したが、前記ロードシーブ3に支持して
もよいし、軸方向一端部をホイルカバ−15及びギヤカ
バ−16の一方に支持し、中間軸部をロードシーブ3に
支持してもよい。
カバ−15及びギヤカバ−16に設けるラジアル軸受1
8,19に支持したが、前記ロードシーブ3に支持して
もよいし、軸方向一端部をホイルカバ−15及びギヤカ
バ−16の一方に支持し、中間軸部をロードシーブ3に
支持してもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、前記カバ
−保持具50をホイルカバ−15と別に設けて、このカ
バ−保持具50のカバ−受止部55によりホイルカバ−
15を受止めてステーボルト12により該カバ−15と
共締めして固定するようにしたから、カバ−側壁により
導通用開口を形成する従来例に比較して充分な強度が得
られ、前記導通用開口における下側開口縁の耐強度を増
大できるし、前記カバ−保持具50の強度は充分得られ
るから、前記導通用開口の下側開口縁を形成する側面5
1,52間の間隔を狭くして前記下側開口縁の位置を、
前記導通用開口を導通するハンドチェン40の導通経路
60に対し遠ざけることができ、従って、前記ハンドチ
ェンの接触を少なくでき、音の発生を少なくできると共
に耐久性も向上できるし、また、前記カバ−保持具50
はホイルカバ−15と別部材により形成するから、ハン
ドチェン40が接触しても異音の発生を抑えられるし、
また、アルミニウムなどの軽量材で形成する場合軽量化
もできる。
−保持具50をホイルカバ−15と別に設けて、このカ
バ−保持具50のカバ−受止部55によりホイルカバ−
15を受止めてステーボルト12により該カバ−15と
共締めして固定するようにしたから、カバ−側壁により
導通用開口を形成する従来例に比較して充分な強度が得
られ、前記導通用開口における下側開口縁の耐強度を増
大できるし、前記カバ−保持具50の強度は充分得られ
るから、前記導通用開口の下側開口縁を形成する側面5
1,52間の間隔を狭くして前記下側開口縁の位置を、
前記導通用開口を導通するハンドチェン40の導通経路
60に対し遠ざけることができ、従って、前記ハンドチ
ェンの接触を少なくでき、音の発生を少なくできると共
に耐久性も向上できるし、また、前記カバ−保持具50
はホイルカバ−15と別部材により形成するから、ハン
ドチェン40が接触しても異音の発生を抑えられるし、
また、アルミニウムなどの軽量材で形成する場合軽量化
もできる。
【0040】また、請求項2記載の発明では、前記カバ
−保持具50における各側面51,52をハンドチェン
40の導通経路60に対し離反した位置に設けているか
ら、前記ハンドチェン40を急激に操作して跳ったり、
大きな負荷が作用してチェンブロック全体が傾いたりす
る場合でも、前記側面51,52へのハンドチェン40
の接触を少なくでき、それだけ静音効果が向上するし、
耐久性も向上できる。
−保持具50における各側面51,52をハンドチェン
40の導通経路60に対し離反した位置に設けているか
ら、前記ハンドチェン40を急激に操作して跳ったり、
大きな負荷が作用してチェンブロック全体が傾いたりす
る場合でも、前記側面51,52へのハンドチェン40
の接触を少なくでき、それだけ静音効果が向上するし、
耐久性も向上できる。
【0041】更に、請求項3記載の発明では、前記カバ
−保持具50を防振材により形成したから、ハンドチェ
ン40が接触しても不快な異音の発生を有効に抑制でき
る。また、請求項4記載の発明では、前記ホイルカバ−
15に前記カバ−係合片15iを設け、カバ−保持具5
0に前記係合面54を設けたから、前記カバ−係合片1
5iが前記カバ−受止部55を抱持することになり、こ
のためホイルカバ−15に外部から衝撃が加わっても、
前記カバ−係合片15iのカバ−受止部55への抱持に
よる補強で、前記カバ−15の変形を少なくできるし、
前記カバ−15を位置ずれなく、安定してサイドプレー
ト1に固定できるのである。
−保持具50を防振材により形成したから、ハンドチェ
ン40が接触しても不快な異音の発生を有効に抑制でき
る。また、請求項4記載の発明では、前記ホイルカバ−
15に前記カバ−係合片15iを設け、カバ−保持具5
0に前記係合面54を設けたから、前記カバ−係合片1
5iが前記カバ−受止部55を抱持することになり、こ
のためホイルカバ−15に外部から衝撃が加わっても、
前記カバ−係合片15iのカバ−受止部55への抱持に
よる補強で、前記カバ−15の変形を少なくできるし、
前記カバ−15を位置ずれなく、安定してサイドプレー
ト1に固定できるのである。
【0042】更に、請求項5記載の発明では、前記カバ
−受止部55に前記着座面53を設けて、この着座面5
3とホイルカバ−15の内面との間に、ゴムパッキンな
どの吸振材58を介装したから、前記カバ−保持具50
にハンドチェン40が接触しても、その振動がホイルカ
バ−15に伝わり、該カバ−15が共鳴して大きな異音
が生ずるのを有効に防止でき、その静音効果を向上でき
るのである。
−受止部55に前記着座面53を設けて、この着座面5
3とホイルカバ−15の内面との間に、ゴムパッキンな
どの吸振材58を介装したから、前記カバ−保持具50
にハンドチェン40が接触しても、その振動がホイルカ
バ−15に伝わり、該カバ−15が共鳴して大きな異音
が生ずるのを有効に防止でき、その静音効果を向上でき
るのである。
【0043】また、請求項6記載の発明では、前記導通
用開口15b,15cを設ける前記ホイルカバ−15の
左右側部15e,15fを、前記ハンドホイル8の外周
部に沿う形状とし、前記下部締込部15hを前記ハンド
ホイル8の外周部に対し径方向外方に突出する形状とし
たから、ハンドチェン40を前記ハンドホイル8の軸方
向に対し傾斜方向に操作する場合でも、前記ハンドチェ
ン40が前記側部15e,15fに設ける導通開口15
b,15cの開口縁に接触するのを少なくでき、不快な
異音が発生するのを抑制できるのである。
用開口15b,15cを設ける前記ホイルカバ−15の
左右側部15e,15fを、前記ハンドホイル8の外周
部に沿う形状とし、前記下部締込部15hを前記ハンド
ホイル8の外周部に対し径方向外方に突出する形状とし
たから、ハンドチェン40を前記ハンドホイル8の軸方
向に対し傾斜方向に操作する場合でも、前記ハンドチェ
ン40が前記側部15e,15fに設ける導通開口15
b,15cの開口縁に接触するのを少なくでき、不快な
異音が発生するのを抑制できるのである。
【図1】 本発明手動式チェンブロックの一実施例を示
す縦断面図。
す縦断面図。
【図2】 ホイルカバ−部分の正面図。
【図3】 図2のA−A線における側面図。
【図4】 図2のB−B線におけるホイルカバ−のみの
断面図。
断面図。
【図5】 ホイルカバ−部分の側面図。
【図6】 ホイルカバ−部分の下面図。
【図7】 ホイルカバ−の斜視図。
【図8】 カバ−保持具の斜視図。
【図9】 図8のC−C線における断面図。
【図10】 図8のD矢視図。
【図11】 従来例の説明図。
1,2 サイドプレート 3
ロードシーブ 8 ハンドホイル 15
ホイルカバ− 15b,15c 導通用開口 15
d 上部側 15e,15f 側部 15
h 下部締込部 15i カバ−係合片 20
駆動機構 50 カバ−保持具 5
1,52 側面 53 着座面 54
係合面 55 カバ−受止部 5
6,57 角形突起 58 吸振材 60
導通経路
ロードシーブ 8 ハンドホイル 15
ホイルカバ− 15b,15c 導通用開口 15
d 上部側 15e,15f 側部 15
h 下部締込部 15i カバ−係合片 20
駆動機構 50 カバ−保持具 5
1,52 側面 53 着座面 54
係合面 55 カバ−受止部 5
6,57 角形突起 58 吸振材 60
導通経路
Claims (6)
- 【請求項1】 一対のサイドプレート(1)(2)間に
回転自由に支持され、ロードチェンを巻装するロードシ
ーブ(3)と、一方のサイドプレート(1)の外側に配
設され、前記ロードシーブ(3)を駆動するハンドホイ
ル(8)をもつ駆動機構(20)と、一方のサイドプレ
ート(1)に取付けられ、前記駆動機構(20)を覆う
と共に、前記ハンドホイル(8)に巻掛けられるハンド
チェン(40)の導通用開口(15b)(15c)をも
つホイルカバ−(15)とを備えた手動式チェンブロッ
クにおいて、 前記導通用開口(15b)(15c)間に、前記ハンド
チェン(40)の導通経路(60)に対面し、前記導通
用開口(15b)(15c)の下側開口縁を形成する側
面(51)(52)と、前記導通用開口(15b)(1
5c)間に位置する前記ホイルカバ−(15)を受止め
るカバ−受止部(55)とをもったカバ−保持具(5
0)を設けて、該保持具(50)をステーボルト(1
2)により前記サイドプレート(1)に、前記カバ−
(15)と共締めして固定していることを特徴とする手
動式チェンブロック。 - 【請求項2】 カバ−保持具(50)の各側面(51)
(52)がハンドチェン(40)の導通経路(60)に
対し離反した位置に設けられている請求項1記載の手動
式チェンブロック。 - 【請求項3】 カバ−保持具(50)が防振材料により
形成されている請求項1記載の手動式チェンブロック。 - 【請求項4】 ホイルカバ−(15)は、ハンドチェン
(40)を導通する導通用開口(15b)(15c)の
下部間に、断面円弧状の短かいカバ−係合片(15i)
を備え、カバ−保持具(50)のカバ−受止部(55)
には、前記カバ−係合片(15i)の内面と係合する係
合面(54)を備えている請求項1記載の手動式チェン
ブロック。 - 【請求項5】 カバ−受止部(55)は、ホイルカバ−
(15)の内面が着座する着座面(53)をもち、この
着座面(53)と前記ホイルカバ−(15)の内面との
間に吸振材(58)を介装している請求項1記載の手動
式チェンブロック。 - 【請求項6】 ホイルカバ−(15)は、ハンドホイル
(8)の外周部に対し径方向外方に位置し、左右側方に
廻り込むカバ−側壁(15a)をもった上部側(15
d)と、ハンドチェン(40)の導通用開口(15b)
(15c)をもち、前記ハンドホイル(8)の外周部に
沿う左右側部(15e)(15f)と、これら側部(1
5e)(15f)の下部に連続し、前記ハンドホイル
(8)の外周部に対し径方向外方に突出し、カバ−保持
具(50)に着座してステーボルト(12)で共締めさ
れる下部締込部(15h)とを備えている請求項1記載
の手動式チェンブロック。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16489693A JP2597291B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 手動式チェンブロック |
TW82106694A TW253880B (ja) | 1993-07-02 | 1993-08-19 | |
US08/265,777 US5544863A (en) | 1993-07-02 | 1994-06-27 | Manual chain block |
AU66048/94A AU669291B2 (en) | 1993-07-02 | 1994-06-27 | Manual chain block |
CA002126881A CA2126881C (en) | 1993-07-02 | 1994-06-28 | Manual chain block |
KR1019940015390A KR0135943B1 (ko) | 1993-07-02 | 1994-06-30 | 수동식 체인블럭 |
DE69410538T DE69410538T2 (de) | 1993-07-02 | 1994-07-01 | Handbetätigter Kettenflaschenzug |
EP94304848A EP0631972B1 (en) | 1993-07-02 | 1994-07-01 | Manual chain block |
SG1996009044A SG48348A1 (en) | 1993-07-02 | 1994-07-01 | Manual chain block |
CN94108112A CN1063406C (zh) | 1993-07-02 | 1994-07-02 | 手动链滑车 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16489693A JP2597291B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 手動式チェンブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717693A true JPH0717693A (ja) | 1995-01-20 |
JP2597291B2 JP2597291B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=15801930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16489693A Expired - Lifetime JP2597291B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 手動式チェンブロック |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597291B2 (ja) |
TW (1) | TW253880B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012524010A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-10-11 | ニンボ バオリ ユナイテッド アイエムピー. アンド イーエクスピー. シーオー.,エルティーディー. | ホイスト |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN2886644Y (zh) | 2006-01-13 | 2007-04-04 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 硬盘对接后板固定装置 |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP16489693A patent/JP2597291B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1993-08-19 TW TW82106694A patent/TW253880B/zh active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012524010A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-10-11 | ニンボ バオリ ユナイテッド アイエムピー. アンド イーエクスピー. シーオー.,エルティーディー. | ホイスト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2597291B2 (ja) | 1997-04-02 |
TW253880B (ja) | 1995-08-11 |
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