JPH0717675Y2 - ジエツト推進式滑走艇の横滑り防止装置 - Google Patents

ジエツト推進式滑走艇の横滑り防止装置

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JPH0717675Y2
JPH0717675Y2 JP12503290U JP12503290U JPH0717675Y2 JP H0717675 Y2 JPH0717675 Y2 JP H0717675Y2 JP 12503290 U JP12503290 U JP 12503290U JP 12503290 U JP12503290 U JP 12503290U JP H0717675 Y2 JPH0717675 Y2 JP H0717675Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はジエツト推進式滑走艇の横滑り防止装置に関す
る。
<従来の技術> 一般に、1人が立ち乗り又は数人が座り乗って操縦使用
するジエツト推進式の小型滑走艇では、その舟体の底面
に開口する吸水口から水を吸入し、これを引続き吸水ダ
クト内に設置されているインペラーにより加速・圧送し
て、舟体の後尾から噴出させ、その反力によって舟体の
推進力を得るようになっているが、上記吸水口からは水
のほかに、ゴミや海藻、釣糸、その他の各種浮遊障害物
も一緒に吸入されてしまうおそれがあるため、その障害
物の吸入防止上吸水口には、例えば特公昭61−58356号
に見られる通り、スコープゲート又はグレートと呼ばれ
る金属製品の格子体が取付けられている。
<考案が解決しようとする課題> ところが、上記公知発明にも記載されているように、そ
のスコープゲート(格子)(8)は舟体(1)の底面か
ら下方へ張り出さぬように取付け使用されるため、吸水
口(7)の後端縁(32)が破損しやすいことのほか、旋
回時に舟体(1)が水面上を横滑り作用し、殊更初心者
にとって危険と云う問題もある。
この点、特開昭56−128298号によれば、そのスコープゲ
ート(格子)(8)の後端縁が突部(30)として、舟体
(1)の底面から下方へ張り出す状態に形成されている
が、その張り出し高さは実際上主として遊泳者の危険を
防止する意味から、高くとも約15mmに規制されているた
め、その突部(30)を張り出す構成のみでは、上記した
舟体(1)の横滑り防止作用を未だ効果的に発揮させる
ことができず、自づと一定の限界がある。
又、上記公知発明に記載のスコープゲート(格子)
(8)は、何れも多数の平行な格子棒(28)によって区
画細分されているため、上記した浮游障害物の吸入防止
上有効であると言える反面、舟体(1)の吸水口(7)
から吸水ダクト(6)に向かう水流を泡立て攪拌してし
まいやすく、その吸水ダクト(6)内でのキヤビテーシ
ヨン現象や推進エネルギーの損失、インペラーの腐蝕な
どを招来することになるほか、その全体的な金属製品で
あることとも相俟って、上記吸水口(7)から吸水ダク
ト(6)内を透視・点検し難い問題もある。
<課題を解決するための手段> 本考案はこのような課題の改良を企図しており、そのた
めの構成上舟体の底面に開口する吸水口へ、浮游障害物
の吸入防止用スコープゲートを取付けると共に、その吸
水口から吸入した水を吸水ダクト内のインペラーにより
加速して、舟体の後方へ噴流させるジエツト推進式滑走
艇において、 上記スコープゲートを透視可能なプラスチツク材料か
ら、前後一対の取付座と左右一対の整流立壁とを備えた
前後方向に細長い格子状に一体成形すると共に、 その両整流立壁における起立サイド面の中途高さ位置か
ら横方向に向かって、側面視の後上がりに傾斜する左右
対称な翼片を張り出したことを主な特徴とするものであ
る。
<作用> 本考案の上記構成よれば、スコープゲートの両整流立壁
から横方向に向かって、左右対称な翼片が側面視の後上
がりな傾斜設置状態に張り出されているため、スコープ
ゲートを舟体の底面へ取付けた使用中、その翼片には自
づと沈下力が発生し、その沈下力が舟体の旋回時におけ
る横滑り防止用のフインとして、効果的に働くこととな
る。
そのため、翼片の後上がりな傾斜角度を大小調整できる
ように構成するならば、上記舟体の横滑り防止作用を操
縦者の希望や水面の波立ち状況、熟練度などに応じて、
常時最適に選定し得るほか、その翼片に沿う水流を吸水
ダクト内のインペラーへ指向させるべく、上記傾斜角度
を調整することによって、この吸水ダクト内でのキヤビ
テーシヨン現象や、推進エネルギーのいたづらな損失な
ども効果的に防止することができる。
<実施例> 以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構成を詳述
すると、そのジエツト推進式小型滑走艇の概略全体を表
わした第1図において、(A)は繊維強化プラスチツク
(FRP)などの材料から、全体的な中空密閉型のフロー
ト構造に作成された舟体の総称であり、その前部位置に
はエンジンルーム(10)が区画されていると共に、同じ
く後部位置の頂面が操縦者の立ち乗り用フロアーデツキ
(11)として形成されている。但し、そのフロアーデツ
キ(11)の中央部には操縦者の座り乗り用シートが設け
られることもあり得る。
(12)は上記エンジンルーム(10)に内蔵されたエンジ
ンであり、これにより推進軸(13)を介して、ジエツト
推進装置(ウオータージエツトポンプ)(B)が駆動さ
れ、舟体(A)に推進力が与えられるようになってい
る。
つまり、推進軸(13)は舟体(A)の進行中心線に沿っ
て、上記フロアーデツキ(11)の下方位置に延在されて
おり、その前端部がクラツチ(14)を介して、エンジン
(12)のクランクシヤフト(図示省略)に連結一体化さ
れている一方、同じく推進軸(13)の後端部にはインペ
ラー(15)とガイドベーン(16)が、各々一体回転可能
に取付けられている。(17)はそのインペラー(15)並
びにガイドベーン(16)を受容するポンプケースとして
働く吸水ダクトであり、上記フロアーデツキ(11)の下
方位置に区成されていると共に、その前側が吸水口(1
8)として舟体(A)の底面中央部に開口している。
そして、上記推進軸(13)が回転駆動されると、そのイ
ンペラー(15)により水が自づと吸水口(18)から吸入
されることとなり、その水は吸水ダクト(17)内におい
て、インペラー(15)により後方へ加速・圧送され、ガ
イドベーン(16)により整流された上、舟体(A)の後
尾に開口するステアリングノズル(19)を通じて噴出さ
れるのであり、その噴出作用の反力によって舟体(A)
が前進することとなる。
そのステアリングノズル(19)をフロアーデツキ(11)
上から人為的に遠隔制御して、左右方向へ振り動かすこ
とにより、舟体(A)を操舵できること言うまでもな
い。尚、(20)は舟体(A)の底面中央部に取付けられ
たポンプケースカバーを示している。
上記吸水口(18)からは水と一緒に、ゴミや海藻、釣
糸、その他の各種浮遊障害物も吸入されるおそれがある
ため、その吸入防止用のスコープゲート(C)が第2、
3図のように吸水口(18)を言わば仕切る如く、舟体
(A)の底面中央部へ取付けられることになるが、その
スコープゲート(C)は本考案において、好ましくは曲
げ弾性率の高いポリカーボネート樹脂(例えば出光石油
化学株式会社の商品名−タフロン)やポリアセタール樹
脂、その他のエンジニアリングプラスチツク材料から、
前後方向に細長い格子状として、一体に射出成形されて
いると共に、その全体には透視性能も与えられている。
即ち、そのスコープゲート(C)を抽出して示した第
4、5図において、(21)(22)は上記吸水口(18)の
開口幅(s)よりも狭い一定幅(w)を備えた前後一対
の取付座であり、その前側取付座(21)の左右両端部に
は一対のボルト受け入れ孔(23)が貫通形成されている
一方、同じく後側取付座(22)の中央部には1個のボル
ト受け入れ孔(24)が、望ましくは前後方向に細長く開
口する形態として、やはり貫通形成されている。但し、
そのボルト受け入れ孔(23)(24)の個数や配置などに
ついては、舟体(A)との関係から自由に変化させるこ
とができる。
そして、上記取付座(21)(22)の前後一対は何れもそ
の水平な取付面において、舟体(A)の底面と対応的に
接合された上、第2、3図のように複数の植込みボルト
(25)(26)を介して、そのスコープゲート(C)自身
の着脱・交換自在に取付け固定されることとなる。
両取付座(21)(22)におけるスコープゲート(C)の
格子内に臨む開口縁部は、その何れも一定角度の後上が
り傾斜勾配面(21a)(22a)として形成されており、以
って舟体(A)の吸水口(18)から吸水ダクト(17)内
へ、水を乱すことなく円滑に吸入させることができるよ
うになっている。
(27)は両取付座(21)(22)の前後相互間を橋絡する
左右一対の平行な整流立壁であって、舟体(A)の上記
吸水口(18)を仕切る如く、その舟体(A)の前後方向
に沿い長く延在すると共に、そのサイド面が何れも取付
座(21)(22)の上記取付面とほぼ直交する関係状態に
起立している。
そのため、スコープゲート(C)自身の上記プラスチツ
ク材料から成ることとも相俟って、舟体(A)の旋回時
にはこれと相対作用する水の押圧力を、その整流立壁
(27)の起立サイド面に受け、これがあたかも板バネの
如く左右方向へ撓み変形することとなる。その整流立壁
(27)の撓み変形により、水が堰止められたり、或いは
乱されたりすることなく逃し流されて、舟体(A)の吸
水口(18)から円滑に吸入作用されるようになっている
わけである。
尚、上記起立サイド面に対して横方向から水の押圧力が
加わらない舟体(A)の直進時には、その整流立壁(2
7)が自づと復元した状態にあること、言うまでもな
い。
上記整流立壁(27)はこれを舟体(A)の横方向から見
た場合、第3、4図から明白なように、その頂面が全体
的に均一な水平面(27a)を呈しているに反し、同じく
底面はその前後方向のほぼ中間部へ行く程、徐々に大き
く下方へ張り出すV字型に形成されている。
つまり、整流立壁(27)のほぼ前半部がその底面の前上
がり傾斜勾配面(27b)として、前側取付座(21)の底
面と面一状態に連続され、残る後半部の底面が逆な後上
がりの傾斜勾配面(27c)として、後側取付座(22)の
底面とやはり面一状態に連続されており、以ってその両
傾斜勾配面(27b)(27c)の交叉するほぼ中間部が、最
も大きく下方に向かって張り出されているのである。
(α)はその交叉角度を示している。
そのため、スコープゲート(C)自身を上記プラスチツ
ク材料から一体成形して、その整流立壁(27)に旋回時
の撓み変形作用を起生させ得るように定めつつも、その
両取付座(21)(22)から最も遠ざかる整流立壁(27)
の中間部を、をの折損事故のおそれなく物理的に増強で
きることとなる。
(28)は各整流立壁(27)における起立サイド面の中途
高さ位置から横方向に向かって、連続一体に張り出され
た左右対称な翼片であり、その何れも飛行機翼の断面形
状を備えていると共に、舟体(A)の横方向から見た場
合に、水平面(水面)と一定角度(β)だけ交叉する後
上がりの傾斜設置状態にある。
そのため、第3図のような使用時に、翼片(28)の上面
を流れる水流については、その流線が粗、流速が小、圧
力が大になり、他方翼片(28)の下面を流れる水流につ
いては、同じく流線が密、流速が大、従って圧力が小に
なり、その合力として翼片(28)には舟体(A)の沈下
力が発生する。そして、その沈下力が舟体(A)の旋回
時における横滑り作用を防止すべく、自づと効果的に働
くのである。
この点、図例では各整流立壁(27)における前半部の中
途高さ位置から翼片(28)を、その内向きと外向きとの
左右一対づつとして張り出しているが、上記のような沈
下力を発生し得る限り、その左右一対づつの何れか一方
を省略しても良い。つまり、両整流立壁(27)の起立サ
イド面から左右対称な翼片(28)を、その内向き又は外
向きとして片側の横方向に向かってのみ張り出すことが
できる。
又、第4、5図では両整流立壁(27)から張り出す左右
対称な翼片(28)を、その相互の分別状態に離隔させて
いるが、第5図の鎖線から示唆されるように、両翼片
(28)をその相互の連続一体に成形して、両整流立壁
(27)の左右相互間を仕切る如くに横断させても良い。
そして、これによれば上記整流立壁(27)の左右方向に
沿う撓み変形作用が発生しない代りに、スコープゲート
(C)自身の強度アツプを図ることができる。
何れにしても、翼片(28)は第2図から明白な通り、両
整流立壁(27)の起立サイド面から横方向に向かって、
左右対称に張り出しているため、舟体(A)の吸水口
(18)からゴミや海藻、その他の浮遊障害物が吸入され
てしまうことも、効果的に防止できることとなる。尚、
各整流立壁(27)における後半部又は中間部の中途高さ
位置から、翼片(28)を横方向へ張り出すことも勿論可
能である。
第6、7図はスコープゲート(C)の変形例を示してお
り、これではその構成上翼片(28)を整流立壁(27)と
の別個独立に作成の上、上記水平面との傾斜角度(β)
を大小調整できるように、その整流立壁(27)へ取付け
ている。
即ち、その両図から明白なように、翼片(28)が断面ほ
ぼ倒立U字型に成形されており、整流立壁(27)へ上方
から被冠状態に嵌合された上、横軸(29)によって起伏
的な回動自在に枢着されている。(30)はその回動軌跡
に沿う円弧形態として、翼片(28)と整流立壁(27)に
貫通開口された角度調整長孔、(31)はその長孔(30)
を貫通する固定ボルト、(32)はそのボルト(31)の締
付ナツトであり、これによって水平面に対する翼片(2
8)の傾斜角度(β)を、操縦者の好みや熟練度などに
応じて、予じめの大小に調整セツトできるようになって
いる。
その場合にも、第7図の鎖線から示唆されるように、左
右対称な両翼片(28)の相互を連続一体に成形して、両
整流立壁(27)の左右相互間へ仕切り状態に横断させる
ができる。又、そのような翼片(28)を両整流立壁(2
7)へ下方から取付けることも考えられる。
何れにしても、水平面に対する傾斜角度(β)の大小調
整自在として、その翼片(28)を整流立壁(27)へ取付
ける構成によれば、上記舟体(A)の沈下力と延いては
横滑り防止作用を、その強弱の適度に選定することがで
きるほか、これに沿う水流を吸水ダクト(17)内のイン
ペラー(15)へ正しく指向させることにより、キヤビテ
ーシヨン現象なども効果的に防止できる利点がある。
又、上記整流立壁(27)の中間部と後半部が舟体(A)
の底面から下方へ一定量(h)だけ張り出すように、そ
のスコープゲート(C)を舟体(A)に取付けるなら
ば、舟体(A)における吸水口(18)の開口後縁部に付
着・堆積しようとする浮遊障害物を、その一定量(h)
だけ下方へ張り出す整流立壁(27)の後半部によって、
自づと後方へ逃し誘導することができると共に、その整
流立壁(27)の後半部をフインとして、舟体(A)の安
定な直進作用と旋回時の横滑り防止作用を発揮させるこ
ともできることになる。
尚、上記スコープゲート(C)はプラスチツク材料から
成形されているため、これには適宜の着色カラーを与え
ることも可能である。
<考案の効果> 以上のように、本考案では舟体(A)の底面に開口する
吸水口(18)へ、浮遊障害物の吸入防止用スコープゲー
ト(C)を取付けると共に、その吸水口(18)から吸入
した水を吸水ダクト(17)内のインペラー(15)により
加速して、舟体(A)の後方へ噴流させるジエツト推進
式滑走艇において、 上記スコープゲート(C)を透視可能なプラスチツク材
料から、前後一対の取付座(21)(22)と左右一対の整
流立壁(27)とを備えた前後方向に細長い格子状に一体
成形すると共に、 その両整流立壁(27)における起立サイド面の中途高さ
位置から横方向に向かって、側面視の後上がりに傾斜す
る左右対称な翼片(28)を張り出してあるため、冒頭に
述べた従来技術の課題を確実に解決することができ、そ
の整流立壁(27)から横方向へ張り出す翼片(28)によ
って、舟体(A)の旋回時における横滑り作用を防止し
得ると同時に、吸水口(18)から浮遊障害物の吸入され
てしまうおそれも防止できる効果がある。そして、この
ような作用効果は請求項2の構成を採用する時、一層顕
著に発揮されることになる。
特に、請求項3の構成を採用するならば、操縦者の好み
や熟練度などに応じて、上記舟体(A)の横滑り防止作
用を最適に調整セツトできるばかりでなく、その傾斜角
度(β)の調整によって、吸水ダクト(17)内でのキヤ
ビテーシヨン現象や推進エネルギーのいたづらな損失、
インペラー(15)の腐蝕なども併せて効果的に防止でき
るので、ますます実益大である。
又、上記スコープゲート(C)はその全体の透視可能な
プラスチツク材料から一体成形されているため、その舟
体(A)への取付状態において、吸水口(18)から吸水
ダクト(17)の内部を容易に透視・点検することがで
き、その保守・点検上舟体(A)を一々底面の上向く状
態に転倒させる必要がない。更に、万一スコープゲート
(C)が舟体(A)から脱落したとしても、これが水面
上に浮くため、容易に捜索することができる効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案におけるジエツト推進式滑走艇の概略全
体を示す側断面図、第2図はその舟体の後部を拡大して
示す底面図、第3図は第2図の3−3線断面図、第4図
はスコープゲートを抽出して示す全体斜面図、第5図は
第4図の5−5線に沿う拡大断面図、第6図はそのスコ
ープゲートの変形例を示す部分拡大側面図、第7図は第
6図の7−7線断面図、第8図は第7図に対応する別な
変形例を示す断面正面図である。 (15)……インペラー (17)……吸水ダクト (18)……吸水口 (20)(21)……取付座 (27)……整流立壁 (28)……翼片 (A)……舟体 (C)……スコープゲート (β)……傾斜角度

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】舟体(A)の底面に開口する吸水口(18)
    へ、浮遊障害物の吸入防止用スコープゲート(C)を取
    付けると共に、その吸水口(18)から吸入した水を吸水
    ダクト(17)内のインペラー(15)により加速して、舟
    体(A)の後方へ噴流させるジエツト推進式滑走艇にお
    いて、 上記スコープゲート(C)を透視可能なプラスチツク材
    料から、前後一対の取付座(21)(22)と左右一対の整
    流立壁(27)とを備えた前後方向に細長い格子状に一体
    成形すると共に、 その両整流立壁(27)における起立サイド面の中途高さ
    位置から横方向に向かって、側面視の後上がりに傾斜す
    る左右対称な翼片(28)を張り出したことを特徴とする
    ジエツト推進式滑走艇の横滑り防止装置。
  2. 【請求項2】両翼片(28)を相互の連続一体に形成し
    て、両整流立壁(27)の左右相互間を仕切る如くに横断
    させたことを特徴とする請求項1記載のジエツト推進式
    滑走艇の横滑り防止装置。
  3. 【請求項3】両翼片(28)の後上がりな傾斜角度(β)
    を大小調整できるように設定したことを特徴とする請求
    項1記載のジエツト推進式滑走艇の横滑り防止装置。
JP12503290U 1990-11-26 1990-11-26 ジエツト推進式滑走艇の横滑り防止装置 Expired - Lifetime JPH0717675Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6426320B1 (ja) * 2018-07-25 2018-11-21 株式会社カトー機械製作所 粉末圧縮成形機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6426320B1 (ja) * 2018-07-25 2018-11-21 株式会社カトー機械製作所 粉末圧縮成形機

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