JPH07176599A - ウエハ位置決め装置およびウエハ供給装置 - Google Patents

ウエハ位置決め装置およびウエハ供給装置

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JPH07176599A
JPH07176599A JP31941693A JP31941693A JPH07176599A JP H07176599 A JPH07176599 A JP H07176599A JP 31941693 A JP31941693 A JP 31941693A JP 31941693 A JP31941693 A JP 31941693A JP H07176599 A JPH07176599 A JP H07176599A
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JP
Japan
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wafer
holding
holding table
arm
orientation flat
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Application number
JP31941693A
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English (en)
Inventor
Hisashi Nishigaki
寿 西垣
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH07176599A publication Critical patent/JPH07176599A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエハの受け渡しとオリフラ合わせとを確
実、簡易かつ高精度に行うことができる装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 このウエハ位置決め装置は、基台24に回転
方向および上下方向に駆動される保持体37を有する。
この保持体37の上面にはウエハ1を保持したア−ム5
1と、上記基台24に固定されかつ上記ア−ム51から
ウエハが受け渡される保持テ−ブル26と、上記保持テ
−ブル26に受け渡されるウエハ1の中心を保持テ−ブ
ル26の回転中心に一致させる第1の治具48と、ウエ
ハ1に形成されたオリフラ2を検知するセンサ17と、
このセンサ7によって検知されたオリフラを機械的に位
置決めする第2の治具60とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ウエハのオリフラ合
わせを行うウエハ位置決め装置およびこのウエハ位置決
め装置にウエハを供給するウエハ供給装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体装置製造工程にはフォト
リソグラフィ工程がある。このフォトリソグラフィ工程
には、レジスト塗布、露光、現像の各工程がある。一般
的に上記レジスト塗布工程はウエハの結晶面方位と関係
なく行うことができるが、露光工程はウエハの面方位を
考慮しなくてはならない。すなわち、ウエハをレジスト
塗布工程から露光工程に受け渡す際にウエハの面方位を
揃える必要がある。
【0003】上記ウエハはバ−状のシリコンの単結晶イ
ンゴットにX線方位測定により定められた結晶方位にウ
エハ面内の結晶学的基準方向を示すオリエンテ−ション
フラット(オリフラ)が設けられた後、スライシングに
より形成される(図6に示す状態)。したがって、ウエ
ハ1の位置決めは上記オリフラ2を検知することによっ
て行われる。
【0004】上記オリフラ2を検知することで上記ウエ
ハ1の位置決めを行うウエハ位置決め装置として従来図
10に示すようなものがある。図10中4はこの位置決
め装置のウエハ受け渡し装置、5はオリフラ合わせ装置
である。
【0005】上記ウエハ受け渡し装置4はベ−ス6を有
する。このベ−ス6には、図に7で示す第1のテ−ブル
7が取り付けられている。この第1のテ−ブルは、図示
しない駆動モ−タによって図に矢印(イ)で示すように
回転位置決め駆動されるようになっている。
【0006】また、この第1の載置テ−ブル7の幅方向
一端側にはこの第1の載置テ−ブル7の長手方向に沿う
ガイドレ−ル8が取り付けられている。このガイドレ−
ル8には、保持部材10がスライド駆動自在に取り付け
られている。そして、この保持部材10には、Y字先端
部9aを上記第1の載置テ−ブル7の長手方向一端から
外方へ突出させてウエハ1の受け渡しを行うア−ム9が
略水平に保持されている。
【0007】上記第1の載置テ−ブル7は、回転駆動さ
れない状態で、長手方向一端面が上記レジスト塗布工程
が終了したウエハ1…を上下方向に所定隙間を存して積
層保持するウエハキャリア12に対向するように配置さ
れている。すなわち、上記第1の載置テ−ブル7は上記
ア−ム9をウエハキャリア12の方向に駆動することで
上記ウエハキャリア12からウエハ1の下面を保持し取
り出すことができるようになっている。
【0008】そして、このウエハ受け渡し装置4は、ウ
エハ1を取り出したなら、上記第1の載置テ−ブル7を
図に矢印(イ)で示す方向に90度回動させ、上記ア−
ム9の先端を上記オリフラ合わせ装置5に対向させる。
【0009】このオリフラ合わせ装置5は第2の載置テ
−ブル14を有する。この第2の載置テ−ブル14には
図に15で示すウエハ保持テ−ブルが取り付けられてい
る。このウエハ保持テ−ブル15は上端を上記ウエハ位
置を吸着保持可能な吸着部とすると共に、上記第2の載
置テ−ブル14の上面から突没自在なように設けられ、
かつ図示しない駆動手段により垂直軸線回りに回転位置
決め駆動されるようになっている。
【0010】上記第2の載置テ−ブル14の上面には一
側面が上記ウエハ1の外周面に沿うような形状に形成さ
れた一対の位置決め治具16、16がその一側面を互い
に対向させて配置されている。この位置決め治具16、
16は上記ウエハ保持テ−ブル15を挟んで線対称に配
置され、図示しない駆動手段によって互いに接離する方
向に駆動されるようになっている。
【0011】また、上記第2の載置テ−ブル14の載置
面14a上には上記ウエハ1のオリフラ2のある位置を
検出することができる非接触センサ17が固定されてい
る。この非接触センサ17は上記ウエハ1のオリフラ2
を検出し、この検出信号により上記ウエハ保持テ−ブル
15の回転を所定の位置で停止させるようになってい
る。
【0012】すなわち、上記ウエハ受け渡し装置4は、
上記ウエハキャリア12から上記ウエハ1を取り出した
後、上記第1の載置テ−ブル7を図に矢印(イ)で示す
ように回動させ、上記ア−ム9を上記オリフラ合わせ装
置5に対向させ、上記ウエハ1を上記ウエハ保持テ−ブ
ル15の上方に位置させる。
【0013】そして、上記一対の位置決め治具16、1
6を接近する方向に駆動することで、上記ウエハ1の外
周に上記治具16、16の一側面が係合し、このウエハ
1の中心位置を上記ウエハ保持テ−ブル15の回転軸線
上に一致させることができるようになっている。
【0014】上記ウエハ1の中心がウエハ保持テ−ブル
15の回転軸線上に一致したならば、上記ウエハ保持テ
−ブル15は吸引力を発生させながら上昇駆動され、上
記ウエハ1の下面に当接し、このウエハ1の下面を吸着
保持しつつ上記ア−ム9の保持部9aから上方へ離間さ
せる。
【0015】次に、上記ウエハ保持テ−ブル15が回転
駆動される。上記非接触センサ17は上記ウエハ1のオ
リフラ2の位置を検知し、この検知信号を図示しない回
転駆動手段に送り上記非接触センサ17と上記ウエハ1
のオリフラ2の位置とが一致する状態で上記ウエハ保持
テ−ブル15の回転を停止させる。このことで上記ウエ
ハ1はオリフラ合わせ(位置決め)される。
【0016】上記ウエハ1が位置決めされたならばこの
ウエハ1は、上述したのと逆の動作によって再び上記ア
−ム9に受け渡され、上記ウエハキャリア12内に格納
される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のウエハ位置決め装置では、以下に説明する解決すべ
き課題がある。第1に、上述のようなウエハ位置決め装
置では、オリフラ合わせ装置5とウエハ1をウエハキャ
リア12からオリフラ合わせ装置5に受け渡す受け渡し
装置4の2つの装置が設けられ、この2つの装置5、4
間で上記ウエハ1の受け渡しを行わなければならない。
【0018】このため上記ウエハ位置決め装置は構造お
よび動作が複雑になり、ウエハ1の位置合わせ精度が低
下するということがある。また、第2に、上記ウエハキ
ャリア12を設置する場合に、このウエハキャリア12
を設置した際の振動等により、キャリア12内からウエ
ハ1が飛び出したり、位置ずれを起こすということがあ
る。
【0019】キャリア12内からウエハ1が飛び出した
場合には、このウエハ1が破損する恐れがある。また、
ウエハ1が大きく位置ずれしたまま上記ウエハ位置決め
装置に移送された場合には、治具16を用いても上記ウ
エハ1の中心を上記ウエハ保持テ−ブル15のセンタに
一致させることができない場合があり、位置合わせが行
えないということがある。
【0020】第3に、上記センサ17でオリフラ2を検
出する場合、上記センサ17の解像度には一定の限界が
あるために、オリフラ2の検出を良好に行えないという
ことがある。この結果、上記ウエハ1の高精度な位置合
わせには限界があるということがある。
【0021】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、上記ウエハの受け渡しとオリフラ合わせと
を確実、簡易かつ高精度に行うことができるウエハ位置
決め装置およびウエハ供給装置を提供することを目的と
するものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、基台と、この基台に設けられた保持体と、同じく上
記基台に上記保持体とは独立に設けられ、この保持台の
上側に位置すると共に上面にウエハを保持可能な保持テ
−ブルと、上記保持体に設けられ、上記保持テ−ブルの
中心を通る方向に往復移動するア−ムと、上記保持テ−
ブルの上方に設けられ、上記保持テ−ブルの中心を中心
に形成された円弧面を有し、上記ア−ムに保持されたウ
エハをこの円弧面に当接させることで、このウエハの中
心を上記保持テ−ブルの中心に一致させる第1の位置決
め治具と、上記保持体と保持テ−ブルとを相対的に上下
駆動し、上記ア−ムと保持テ−ブルとで上記ウエハの受
け渡しを行なわせる上下駆動手段と、上記保持体と保持
テ−ブルとを相対的に回転駆動する回転駆動手段と、上
記保持体に設けられ、この保持体をウエハを保持した保
持テ−ブルに対して相対的に回動させることで、上記保
持テ−ブル上に保持されたウエハのオリフラを検知する
センサと、上記ウエハのオリフラに当接することで、こ
のオリフラを機械的に位置決めする第2の位置決め治具
とを具備することを特徴とするものである。
【0023】第2の手段は、ウエハを所定間隔で積層保
持するウエハキャリアを支持し、このウエハキャリアか
らウエハを供給するウエハ供給装置において、上記ウエ
ハキャリアを保持する保持台と、この保持台から立設さ
れた治具と、上記治具を駆動し、この治具を上記ウエハ
キャリアの外面に当接させてこのウエハキャリアの上記
保持台上での位置ずれを補正すると共に、上記治具を上
記ウエハキャリアに保持された各ウエハの外周面に当接
させて各ウエハのウエハキャリア内での位置ずれを補正
する駆動機構とを具備することを特徴とするものであ
る。
【0024】
【作用】第1の手段によれば、ウエハの受け渡しとオリ
フラ合せとを一つの装置で行うことができる。第2の手
段によれば、ウエハキャリアからウエハが飛び出した
り、ウエハキャリア自体やウエハが位置擦れすることが
有効に防止できる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図5を参
照して説明する。この装置は、図に示すように、ウエハ
位置合わせ装置20と、このウエハ位置合わせ装置20
の側方に設けられ、このウエハ位置合わせ装置20に未
だオリフラ合わせがされていないウエハ1を供給すると
共にこのウエハ位置合わせ装置からすでにオリフラ合わ
せされたウエハ1を回収するウエハ保持装置21とから
なる。
【0026】まず、ウエハ位置合わせ装置20の構成を
その作用と共に説明する。図1中24はこの発明のウエ
ハ位置合わせ装置20の基台である。この基台24の上
面の略中央には長尺なるロッド25が軸線を垂直にして
立設されている。そしてこのロッド25の上端には、上
記ウエハ1の外径より小さい外径で形成されかつ上面を
ウエハ1を保持する保持面としたウエハ保持テ−ブル2
6(以下「保持テ−ブル」と略す)が固定されている。
【0027】また、上記基台24の上面には上記ロッド
25の外径より大径なる内径部27aを有する円筒形状
の保持部材27が軸線を上記ロッド25の軸線と一致さ
せて立設されている。
【0028】上記保持部材27の上端には、この保持部
材の径方向外側へ略水平に突出するモ−タブラケット2
8が設けられている。このモ−タブラケット28の下面
には、第1の駆動モ−タ29がその駆動軸を上記モ−タ
ブラケット28の上面から上方に延出させて取り付けら
れている。そして、この駆動軸には第1の駆動プ−リ3
0が取り付けられている。
【0029】上記保持部材27の内径部27a内には、
上記保持部材27の内径より小さい外径を有し、上記ロ
ッド25の外径より若干大きい内径を有する円筒形状の
回転体31が上記ロッド25と軸線を一致させかつ上記
保持部材27の内径部27aに一対の軸受33、33を
介して回転自在に取り付けられている。
【0030】上記回転体31の上端部は上記保持部材2
7の上端より上方に突出していて、その上端には径方向
外側へ突出するフランジ部31aが形成されている。ま
た、上記回転体31の高さ方向中途部の外周面には上記
第1の駆動プ−リ30と略同じ高さに第1の従動プ−リ
34が設けられている。
【0031】そして、上記第1の駆動プ−リ30と第1
の従動プ−リ部34とには駆動ベルト35が掛け渡さ
れ、上記第1の駆動モ−タ29を作動させることでこの
回転体31は回転駆動されるようになっている。
【0032】一方、上記回転体31の上端に形成された
フランジ部31aの上面には一対のガイド36、36が
平行に離間して略垂直に立設されている。このガイド3
6には上下移動可能なスライダ38を有していて、この
スライダ38は図に37で示す保持体内に設けられた仕
切板37aの一方の側面に固定されている。
【0033】上記保持体37は下方に開口した矩形箱状
に形成され、上記仕切板37aは、この保持体37の内
部を略垂直に仕切っている。したがって、この保持体3
7は、上記ガイド36に沿って上下方向にスライド移動
することが出切るようになっている。
【0034】なお、上記ロッド25は、この保持体37
を非接触に貫通してこの保持体37の上方へ突出し、こ
のロッドの上端に設けられた保持テ−ブル26は上記保
持体37の上下動にかかわらず一定の高さに保持される
ようになっている。
【0035】また、上記回転体31のフランジ部31a
の上面には、図に41で示すコの字状の第1の支持部材
が取り付けられている。この第1の支持部材41には、
上下駆動手段としてのボ−ルねじ機構39のねじ軸が軸
線を垂直にして回転自在に取り付けられている。このね
じ軸の下端部には第2の従動プ−リ40が取り付けられ
ている。
【0036】一方、上記ボ−ルねじ機構39を構成する
ナット39aは上記仕切板37aの一方の側面に固着さ
れている。したがって、上記保持体37は、このボ−ル
ねじ機構39によって上下駆動されるようになってい
る。
【0037】また、図3に示すように、上記回転体31
のフランジ部31aの上記仕切板37aの他側面側には
コの字状の第2の支持部材42が取り付けられている。
上記第2の支持部材42の上壁には第2の駆動モ−タ4
3が軸線を垂直にかつ駆動軸を上記上壁と下壁の間に延
出させて設けられている。
【0038】この第2の駆動モ−タ43の駆動軸には第
2の駆動プ−リ44が上記第2の従動プ−リ40と略同
じ高さで取り付けられている。そして、上記第2の駆動
プ−リ44と第2の従動プ−リ40とには第2の駆動ベ
ルト45が掛け渡されている。
【0039】したがって、上記第2の駆動モ−タ43を
作動させれば、上記第2の従動プ−リ44を介して上記
ボ−ルねじ機構39が作動して、上記保持体37を上下
方向に駆動するようになっている。
【0040】また、上記保持体37の上部の上記仕切板
37aの他方の側面には図1に示すように上記保持体3
7の長手方向に沿うガイドレ−ル49が取り付けられて
いる。このガイドレ−ル49にはスライダ50が水平方
向にスライド自在に取り付けられている。
【0041】このスライダ50には後述するア−ム51
を保持するア−ム保持部材52の下端部52aが固着さ
れている。また、このア−ム保持部材52の下端部52
aには連結部材53が突設されている。
【0042】図3に示すように、上記ア−ム保持部材5
2の上端部は略水平に折曲された後、さらに下方に折曲
されていて、その先端部52bは後述する一対の第1の
治具48の一方を跨いでこの一対の第1の治具48、4
8の対向面間に位置するようになっている。
【0043】このア−ム保持部材52の先端部52bに
は、図1および図2に示すように先端部51aにウエハ
1を保持するア−ム51が水平に取り付けられている。
このア−ムの先端部51aは、保持したウエハ1の下側
に保持テ−ブル26を位置させることができるようにY
字フォ−ク状に形成されている。
【0044】また、図1に示すように、上記仕切板37
aの他方の側面には、上記ア−ム保持部材52を上記ガ
イドレ−ル49に沿って駆動する駆動手段54が設けら
れている。
【0045】この駆動手段54は上記仕切板37aの上
記ガイドレ−ル49の一端部に対応する部位に軸線を垂
直にしかつ駆動軸を上方に延出させて設けられた第3の
駆動モ−タ55と、この第3の駆動モ−タ55の駆動軸
に取り付けられた第3の駆動プ−リ56と、上記ガイド
レ−ル49の他端部に対応する部位に上記第3の駆動プ
−リ56と略同じ高さで回転自在に保持された第3の従
動プ−リ57と、上記第3の駆動プ−リ56と上記第3
の従動プ−リ57とに張設された第3の駆動ベルト58
とからなる。
【0046】そして、この駆動ベルト58には、上記連
結部材53の下端部が固着されている。したがって、上
記第3の駆動モ−タ55を作動させることで上記連結部
材53を介してア−ム保持部材52およびア−ム51を
上記ガイドレ−ル49に沿って進退駆動できるようにな
っている。
【0047】また、上記保持体37の上面には、検知手
段としての非接触センサ17が撮像面を上方に向けて取
り付けられている。この非接触センサ17は上記保持テ
−ブル26上に保持されるウエハ1の周辺部に対向する
ようになっていて、ウエハ1のオリフラ2を検知するこ
とができるようになっている。
【0048】一方、上記回転体31のフランジ部31a
の上面には、後述する第1、第2の位置決め治具48、
60を保持する位置決め治具保持柱61が立設されてい
る。この保持柱61は、上記保持体37を非接触に貫通
し、上端部をこの保持体37の上面から突出させて設け
られている。
【0049】この保持柱61の上端には、第2の治具6
0が設けられている。この第2の治具60は、一端面6
0aを上記ウエハ1のオリフラ2に当接させて上記ウエ
ハ1のオリフラ2の位置決めを機械的に行えるようにな
っている。
【0050】また、この保持柱61の、上記第2の治具
60が設けられた位置の直下には、図に48で示す第1
の治具を保持するブラケット63が突設されている。こ
のブラケット63は、上記保持柱61から略水平に延出
されると共に、図3に示すように上方に開口するチャン
ネル形状に成形されたもので、その上端には、一対の第
1の治具48、48が保持されている。
【0051】この一対の第1の治具48、48は図2に
示すように上記保持体37の幅方向に一定距離離間して
平行に配置されたブロック形状の部材である。これら一
対の第1の治具48、48は上記第2の治具60に対向
する側の端面とそれぞれの対向面とによって構成される
角部が上記ウエハ1の外周面に沿う曲面48a、48a
に形成されている。これら一対の第1の治具48、48
はこの曲面48a、48aに上記ウエハ1の外周縁を当
接させたときに、上記ウエハ1の中心を上記ロッド25
(保持テ−ブル26)の中心軸線上に一致させるように
配置されている。
【0052】また、上記第1の治具48は、図1に示す
ように、上記第2の治具60よりも高い位置に配置され
ていて、上記第2の治具60は上記保持テ−ブル26よ
りも高い位置に配置されている。そして、上記保持ア−
ム51は、上記保持体37が上下駆動されることで、先
端部51aに保持したウエハ1をそれぞれ第1、第2の
治具48、60および保持テ−ブル26と同じ高さに位
置決めするようになっている。
【0053】次に、上記ウエハ供給装置21の構成につ
いて図1および図4を参照して説明する。このウエハ供
給装置は、複数枚のウエハ1…を上下に所定間隔で積層
保持するウエハキャリア65を保持し、このウエハキャ
リア65を上下させることで、各ウエハ1…を上記ウエ
ハ位置合わせ装置20の保持ア−ム51に対向させるも
のである。
【0054】このような動作を行うために、上記ウエハ
供給装置21は、図に66で示すエレベ−タ装置を具備
する。このエレベ−タ機構66は、例えば、ボ−ルねじ
機構67で作動するようになっていて、このエレベ−タ
装置66の天板66aは、このボ−ルねじ機構67によ
って上下方向に駆動されるようになっている。
【0055】このエレベ−タ装置66の天板66a上に
は、上端面にウエハキャリア65を保持すると共に、こ
のウエハキャリア65の位置決めおよびこのウエハキャ
リア65内に積層保持されたウエハ1の姿勢を揃えるウ
エハ揃え機構68が設けられている。
【0056】このウエハ揃え機構68は、ケ−ス69
(保持台)を具備し、このケ−ス69内には、軸線を垂
直にした駆動モ−タ70が設けられていて、この駆動モ
−タ70の駆動軸には駆動プ−リ71が設けられてい
る。
【0057】一方、上記ケ−ス69内には、短尺なる回
転軸72が、図に一点鎖線で示す軸線(イ)回りに回転
自在に設けられている。この回転軸72の下端には、上
記駆動プ−リ71と略同じ高さで従動プ−リ73が固定
されている。この従動プ−リ73と駆動プ−リ71との
間には、駆動ベルト74が掛け渡されていて、上記駆動
モ−タ70が作動することで、上記回転軸72は回転駆
動されるようになっている。
【0058】一方、上記回転軸72の上端には、クラン
ク板75が設けられていて、このクランク板75の上面
には、上端をこのケ−ス69の上面から上方に突出させ
た棒部材76が略垂直に立設されている。この棒部材7
6は、その軸線を上記回転軸72の軸線と偏心させて設
けられている。
【0059】このような機構は、図4に示すように、上
記回転軸の軸線を平行にして2組設けられている。各機
構は、図5(a)の下図に示すように、上記棒部材76
が上記ケ−ス69上に載置される上記ウエハキャリア6
5を挟むように配置されている。
【0060】そして、各機構は、同図に一点鎖線の矢印
(ロ)で示すように、上記軸線(イ)を中心として回動
するようになっている。なお、上記ケ−ス69の上面に
上記棒部材76が移動するための円弧状のスリット78
が設けられてる。
【0061】また、上記ケ−ス69の上面には、上記ウ
エハキャリア65を位置決め保持するためのレ−ル79
が紙面と直交する方向に設けられている。上記ウエハキ
ャリア65は、下端に設けられた切欠部80をこのレ−
ル79に係止させて、このケ−ス69の上端面上に載置
され、後述するように上記棒部材76によって位置決め
されるようになっている。
【0062】次に、図1および図6(a)〜(c)、図
7(d)〜(f)、図8(g)〜(i)を参照してこの
ウエハ位置決め装置によるウエハ1の位置決めの動作を
説明する。
【0063】作業者は、まず、上記ウエハ位置決め装置
21の、ウエハ揃え機構68の上端面に上記ウエハキャ
リア65を載置する。このとき、上記ウエハ供給装置2
1は、上記棒部材67を図5(a)の下図に示す位置か
ら若干矢印(ハ)方向に回動させた状態で停止させてい
る。作業者は、上記ウエハキャリア65の下端に設けら
れた切欠部80を上記ケ−ス69の上端部に設けられた
レ−ル79に係止させた状態で、このウエハキャリア6
5を載置する。
【0064】このとき、上記ウエハキャリア65のウエ
ハ取り出し側(上記ウエハ位置合わせ装置に対向する
側)には、上記棒部材67が位置しているので、このウ
エハキャリア65を載置したときの振動で上記ウエハ1
がこのウエハキャリア65内でずれても、このウエハキ
ャリア65から飛び出してしまうことはない。
【0065】ウエハキャリア65が載置されたならば、
上記棒部材67は、さらに矢印(ハ)方向に回動し、同
図(b)に示すように、上記ウエハキャリア65の側面
に当接する。このことで、上記ウエハキャリア65は所
定の位置に位置決めされる。
【0066】ついで、上記棒部材76は、同図(a)に
示す位置に駆動され、上記ウエハキャリア65内に収納
された各ウエハ1…の外周面に当接する。このことで、
上記ウエハ1のウエハキャリア65内での位置ずれが補
正される。
【0067】このような補正作業が終了したならば、再
度上記棒部材76は、同図(b)に示す位置に移動し、
上記ウエハキャリア65の側面を保持する。ついで、上
記ウエハ位置決め装置20が作動する。このウエハ位置
決め装置20は、上記第1の駆動モ−タ29を作動さ
せ、図1に示すように、上記保持ア−ム51の保持部5
1aが上記ウエハ供給装置20のウエハキャリア65に
対向するように位置決めする。
【0068】ついで、図6(a)に示すように、このウ
エハ位置決め装置20は、第3の駆動モ−タ55を作動
させ、上記ア−ム51を上記ウエハキャリア65の方向
に駆動する。このことでア−ム51の保持部51aは上
記ウエハキャリア65内に挿入され位置決めされる。つ
いで上記ウエハキャリア65は上記エレベ−タ機構66
によって所定寸法下降駆動され、上記ア−ム51の保持
部51aに上記ウエハ1を受け渡す。
【0069】上記ア−ム51の先端部51a上に上記ウ
エハ1が保持されたならば、このア−ム51はウエハキ
ャリア65から離間する方向に駆動される。このことで
図6(b)に示すように上記ア−ム51は上記ウエハ1
の外周面を上記一対の第1の治具48、48の曲面48
a、48aに当接させ、上記ウエハ1の中心を上記ロッ
ド25(保持テ−ブル26)の中心軸線つまり保持体3
7の回転中心に一致させる(図2に示す状態)。上記ウ
エハ1の中心が上記ロッド25の中心軸線と一致したな
らば上記ア−ム51は保持部51aに上記ウエハ1を保
持した状態でその位置に停止する。
【0070】次に、上記第2の駆動モ−タ43(図5に
示す)が作動し、上記ボ−ルねじ機構39を作動させ上
記保持体37を下方向に駆動する。このことで図6
(c)に示すように上記保持テ−ブル26に対して上記
ア−ム51が下降するから、このア−ム51の保持部5
1aに保持されたウエハ1が保持テ−ブル26上に受け
渡される。
【0071】ついで、図7(d)に示すように上記第1
の駆動モ−タ29を作動させ、上記回転体31と共に保
持体37を回動させる。このとき、上記ロッド25の上
端部に取り付けられた保持テ−ブル26およびこの保持
テ−ブル26の上面に載置されたウエハ1は回転せず、
図6(c)に示す状態で保持される。
【0072】上記保持体37を回転駆動することで上記
非接触センサ17は上記ウエハ1の周辺部をスキャンす
るから、このウエハ1に形成されたオリフラ2を検出す
ることができる。上記非接触センサ17がオリフラ2を
検出すると、その位置で上記保持体37の回転は停止さ
れる。(図7(d))ついで、図7(e)に示すよう
に、上記第2の駆動モ−タ43が作動し、上記保持体3
7を上昇駆動する。このことで保持テ−ブル26に保持
されたウエハ1が再び上記ア−ム51の保持部51aに
受け渡される。つまり、ウエハ1はオリフラ2が所定の
位置に位置決め(オリフラ合わせ)された状態でア−ム
51の保持部51aに受け渡される。
【0073】同図に示すように、上記ア−ム51は、保
持部51aに保持したウエハ1を第2の位置決め治具6
0と略同じ高さで保持する。そして、図7(f)示すよ
うに、上記第3の駆動モ−タ55を作動させて、上記ア
−ム51を上記第2の位置決め治具60の方向に駆動す
る。このことで、上記第2の位置決め治具60の一端面
を上記ウエハ1のオリフラ2に当接させて上記オリフラ
2の機械的な位置決めを行う。
【0074】このようにして、上記ウエハ1のオリフラ
合わせが終了したならば、上記第1の駆動モ−タ29が
作動して上記保持体37およびア−ム51を回転駆動
し、図8(g)に示すように、上記ア−ム51の保持部
51aを上記ウエハキャリア65に対向位置決めする。
【0075】ついで図8(h)に示すように、上記第2
の駆動モ−タ43が作動して、上記保持体37は若干量
上昇駆動され、上記ア−ム51を上記第1の位置決め治
具48と略同じ高さに保持する。そして、図8(i)に
示すように、上記第3の駆動モ−タ55が作動して、上
記ア−ム51の一端部51aを上記ウエハキャリア65
内に位置決め挿入し、上記位置決めされたウエハ1をウ
エハキャリア65の元の位置に返還する。これらのこと
により、上記ウエハ1の位置決めは完了する。
【0076】このような構成によれば、以下に説明する
効果がある。第1に、上記ウエハ保持装置21による効
果について説明する。このウエハ保持装置21によれ
ば、ウエハキャリア65をウエハ揃え機構上68上に載
置したときのショックでこのウエハキャリア65内で上
記ウエハ1…がずれた場合でも、上記棒部材76を用い
ることで、上記ウエハキャリア65からウエハが飛び出
してしまうのを防止できる。また、この棒部材76を駆
動することで、ウエハキャリア65自体の位置ずれや、
ウエハキャリア65内でのウエハ1…の位置ずれを補正
することができる。
【0077】このことにより、ウエハ1の破損を防止で
きると共に、上記ウエハ位置合わせ装置21に対してよ
り良好な状態で上記ウエハ1を供給することができる効
果がある。
【0078】第2に、上記ウエハ位置合わせ装置21に
よる効果について説明する。このウエハ位置合わせ装置
21によれば、一台の装置でウエハ1をウエハキャリア
65から取り出して、そのオリフラ2を検知した後、オ
リフラ2を基準にして位置決めし、上記ウエハキャリア
65に戻すことができる。しかも、上記ア−ム51は保
持体51aの長手方向に沿って一回往復させるだけです
むので、装置の動作が簡略化され高速かつ高精度で上記
ウエハ1の位置決めを行うことが可能である。
【0079】また、上記ウエハ1のオリフラ合わせを上
記非接触センサ17で検出するだけで行うのではなく、
この非接触センサ17による粗位置合わせの後上記ウエ
ハ1のオリフラ2を第2の位置合わせ治具60に当接さ
せることで機械的にオリフラ合わせを行うようにした。
【0080】このことで、上記非接触センサ17の解像
度の限界によって上記オリフラ2の検出を十分に行えな
い場合でも、上記第1の治具で機械的に位置決めを行え
るから上記ウエハ1のオリフラ合わせの精度が向上する
効果がある。
【0081】一方、従来例は図10を引用して示すよう
に受け渡し装置4と、オリフラ合わせ装置5の2台の装
置を設けていたが、この発明では1つの装置で連続的に
行うようにしたから構成が簡略化されコンパクトなウエ
ハ位置決め装置を得ることができる。
【0082】なお、この発明は上記一実施例に限定され
るものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変
形可能である。例えば、上記一実施例では、上記保持テ
−ブル26(ロッド25)を固定し上記保持体37を回
転自在かつ上下方向移動自在にしたが、他の実施例とし
て上記保持体37を固定して上記保持テ−ブル26(ロ
ッド25)を回転駆動かつ上下方向移動自在にするよう
にしてもよい。
【0083】このような構成によれば、保持テ−ブル2
6を回転させてオリフラ2を検出した後に、上記一実施
例に示す図7(f)から図8(g)に至る動作すなわち
上記保持体37の一端部を上記ウエハキャリア12に対
向させるという動作が不必要であるから、位置決めの動
作が簡略化されウエハ1の位置決めをより高速で行うこ
とが可能である。
【0084】また、保持テ−ブル26と保持体37との
いずれか1方を回転自在、他方を上下移動自在に設けて
も良い。さらに、上記一実施例では、上記第1、第2の
位置決め治具48、60は、それぞれ円弧面48aおよ
び一端面60aに上記ウエハ1を当接させることで位置
決めを行うものであったが、これに限定されるものでは
ない。
【0085】上記円弧面48aおよび一端面60aの設
けられた位置に複数本のピンを立設し、このピンの外周
面に上記ウエハ1を当接させることで、上記ウエハ1の
位置決めを行うようにしても同様の効果を得ることがで
きる。
【0086】一方、上記ウエハ供給装置21において、
上記一実施例では、上記棒部材76は円柱形状であった
が、これに限定されるものではない。上記ウエハ1…お
よびウエハキャリア65を位置決めできるような形状で
あれば他の形状でも良い。
【0087】また、上記棒部材76を駆動する手段は、
上記モ−タ70やプ−リ等でなくとも良い。例えば、カ
ム機構を用いて、上記クランク板75を上記軸線(イ)
を支点に揺動させることで上記棒部材76を駆動するよ
うにしても良い。この場合には、上記カム機構を駆動す
る手段は、油圧や空圧のシリンダ装置であっても良い。
【0088】また、上記棒部材76の駆動経路は、円弧
軌跡でなくても良い。クランク状のスリットを設けて、
このスリットに沿って上記棒部材76を駆動するように
しても良い。さらに、上記一実施例では、上記棒部材を
駆動する駆動源として駆動モ−タ70を2つ用いたが、
一つで兼用しても良い。
【0089】
【発明の効果】この発明の第1の手段は、基台と、この
基台に設けられた保持体と、同じく上記基台に上記保持
体とは独立に設けられ、この保持台の上側に位置すると
共に上面にウエハを保持可能な保持テ−ブルと、上記保
持体に設けられ、上記保持テ−ブルの中心を通る方向に
往復移動するア−ムと、上記保持テ−ブルの上方に設け
られ、上記保持テ−ブルの中心を中心に形成された円弧
面を有し、上記ア−ムに保持されたウエハをこの円弧面
に当接させることで、このウエハの中心を上記保持テ−
ブルの中心に一致させる第1の位置決め治具と、上記保
持体と保持テ−ブルとを相対的に上下駆動し、上記ア−
ムと保持テ−ブルとで上記ウエハの受け渡しを行なわせ
る上下駆動手段と、上記保持体と保持テ−ブルとを相対
的に回転駆動する回転駆動手段と、上記保持体に設けら
れ、この保持体をウエハを保持した保持テ−ブルに対し
て相対的に回動させることで、上記保持テ−ブル上に保
持されたウエハのオリフラを検知するセンサと、上記ウ
エハのオリフラに当接することで、このオリフラを機械
的に位置決めする第2の位置決め治具とを具備すること
を特徴とするものである。
【0090】第2の手段は、ウエハを所定間隔で積層保
持するウエハキャリアを支持し、このウエハキャリアか
らウエハを供給するウエハ供給装置において、上記ウエ
ハキャリアを保持する保持台と、この保持台から立設さ
れた治具と、上記治具を駆動し、この治具を上記ウエハ
キャリアの外面に当接させてこのウエハキャリアの上記
保持台上での位置ずれを補正すると共に、上記治具を上
記ウエハキャリアに保持された各ウエハの外周面に当接
させて各ウエハのウエハキャリア内での位置ずれを補正
する駆動機構とを具備することを特徴とするものであ
る。このような構成によれば、ウエハの受け渡しとオリ
フラ合わせとを確実、簡易かつ高精度に行うことができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す正面図。
【図2】同じく、上面図。
【図3】同じく、側面図。
【図4】同じく、ウエハ供給装置の要部を示す斜視図。
【図5】同じく、(a)、(b)は、ウエハ供給装置の
動作を示す工程図。
【図6】同じく、ウエハ位置合わせ装置の動作を示す工
程図。
【図7】同じく、ウエハ位置合わせ装置の動作を示す工
程図。
【図8】同じく、ウエハ位置合わせ装置の動作を示す工
程図。
【図9】ウエハを示す平面図。
【図10】従来例を示す上面図。
【符号の説明】
1…ウエハ、2…オリフラ、17…非接触センサ(セン
サ)、24…基台、26…ウエハ保持テ−ブル(保持テ
−ブル)、29…第1の駆動モ−タ(回転駆動手段)、
37…保持体、39…ボ−ルねじ機構(上下駆動手
段)、48…位置決め治具、51…ウエハ保持ア−ム
(ア−ム)、65…ウエハキャリア、68…ウエハ揃え
機構(駆動機構)、69…ケ−ス(保持台)、76…棒
部材(治具)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、 この基台に設けられた保持体と、 同じく上記基台に上記保持体とは独立に設けられ、この
    保持台の上側に位置すると共に上面にウエハを保持可能
    な保持テ−ブルと、 上記保持体に設けられ、上記保持テ−ブルの中心を通る
    方向に往復移動するア−ムと、 上記保持テ−ブルの上方に設けられ、上記保持テ−ブル
    の中心を中心に形成された円弧面を有し、上記ア−ムに
    保持されたウエハをこの円弧面に当接させることで、こ
    のウエハの中心を上記保持テ−ブルの中心に一致させる
    第1の位置決め治具と、 上記保持体と保持テ−ブルとを相対的に上下駆動し、上
    記ア−ムと保持テ−ブルとで上記ウエハの受け渡しを行
    なわせる上下駆動手段と、 上記保持体と保持テ−ブルとを相対的に回転駆動する回
    転駆動手段と、 上記保持体に設けられ、この保持体をウエハを保持した
    保持テ−ブルに対して相対的に回動させることで、上記
    保持テ−ブル上に保持されたウエハのオリフラを検知す
    るセンサと、 上記ウエハのオリフラに当接することで、このオリフラ
    を機械的に位置決めする第2の位置決め治具とを具備す
    ることを特徴とするウエハ位置決め装置。
  2. 【請求項2】 ウエハを所定間隔で積層保持するウエハ
    キャリアを支持し、このウエハキャリアからウエハを供
    給するウエハ供給装置において、 上記ウエハキャリアを保持する保持台と、 この保持台から立設された治具と、 上記治具を駆動し、この治具を上記ウエハキャリアの外
    面に当接させてこのウエハキャリアの上記保持台上での
    位置ずれを補正すると共に、上記治具を上記ウエハキャ
    リアに保持された各ウエハの外周面に当接させて各ウエ
    ハのウエハキャリア内での位置ずれを補正する駆動機構
    とを具備することを特徴とするウエハ供給装置。
JP31941693A 1993-12-20 1993-12-20 ウエハ位置決め装置およびウエハ供給装置 Pending JPH07176599A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100380623B1 (ko) * 1999-04-07 2003-04-18 가부시키가이샤 히다치 고쿠사이 덴키 반도체 제조방법 및 반도체 제조장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100380623B1 (ko) * 1999-04-07 2003-04-18 가부시키가이샤 히다치 고쿠사이 덴키 반도체 제조방법 및 반도체 제조장치

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