JPH0717653Y2 - 被牽引車両 - Google Patents
被牽引車両Info
- Publication number
- JPH0717653Y2 JPH0717653Y2 JP1990012495U JP1249590U JPH0717653Y2 JP H0717653 Y2 JPH0717653 Y2 JP H0717653Y2 JP 1990012495 U JP1990012495 U JP 1990012495U JP 1249590 U JP1249590 U JP 1249590U JP H0717653 Y2 JPH0717653 Y2 JP H0717653Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- towed
- wheels
- traveling
- towed vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、荷物等を搭載して牽引走行される被牽引車両
に関する。
に関する。
〔従来の技術〕 従来の被牽引車両は、例えば第6図及び第7図に示され
るように、車体1の前部に連結器2を備えるとともに、
車体1の前部に一対の旋回自在走行輪3,3を、後部に一
対の固定走行輪4,4を設けたものが多く使用されてい
る。
るように、車体1の前部に連結器2を備えるとともに、
車体1の前部に一対の旋回自在走行輪3,3を、後部に一
対の固定走行輪4,4を設けたものが多く使用されてい
る。
しかし、上述の被牽引車両では、前後方向の走行におい
ては、前部の走行輪の旋回により牽引車両の動きに追随
して操舵されるが、前後方向と横方向の走行が可能な牽
引車両に牽引される場合には、固定走行輪が向きを変え
られないところから横方向の走行ができない。
ては、前部の走行輪の旋回により牽引車両の動きに追随
して操舵されるが、前後方向と横方向の走行が可能な牽
引車両に牽引される場合には、固定走行輪が向きを変え
られないところから横方向の走行ができない。
そこで本考案は、前後方向及び横方向の走行が可能な牽
引車に追随して、前後方向と横方向に走行が可能な被牽
引車両を提供することを目的としている。
引車に追随して、前後方向と横方向に走行が可能な被牽
引車両を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的達成のため本考案は、前後方向及び横方向の走
行が可能な牽引車に牽引される被牽引車両であって、該
被牽引車両の車体の中央部より後方の左右両側に旋回自
在な走行輪をそれぞれ配設するとともに、該車体の前端
部に、牽引車の後端部に設けた連結器と連結するための
ピンが左右方向に少なくとも2本垂直に挿入可能なピン
孔を穿設した連結器を設け、該ピン孔を上下両端部が大
径で中央部にかけて漸次小径となるよう形成したことを
特徴としている。
行が可能な牽引車に牽引される被牽引車両であって、該
被牽引車両の車体の中央部より後方の左右両側に旋回自
在な走行輪をそれぞれ配設するとともに、該車体の前端
部に、牽引車の後端部に設けた連結器と連結するための
ピンが左右方向に少なくとも2本垂直に挿入可能なピン
孔を穿設した連結器を設け、該ピン孔を上下両端部が大
径で中央部にかけて漸次小径となるよう形成したことを
特徴としている。
かかる構成により、前後方向の牽引走行の際には、左右
の走行輪が旋回することによって牽引車の動きに追随し
て前後方向へ走行し、また、横方向の牽引走行の際に
は、連結器が牽引車と左右方向に少なくとも2本のピン
で連結され、かつ、走行輪が旋回自在なので、牽引車と
一体に横方向へ走行する。そして、この際、牽引車と被
牽引車両の路面が水平でない場合も、被牽引車両の連結
部であるピン孔が、上下両端部が大径で中央部にかけて
漸次小径となるよう形成されているから、被牽引車両は
支障なく走行できる。
の走行輪が旋回することによって牽引車の動きに追随し
て前後方向へ走行し、また、横方向の牽引走行の際に
は、連結器が牽引車と左右方向に少なくとも2本のピン
で連結され、かつ、走行輪が旋回自在なので、牽引車と
一体に横方向へ走行する。そして、この際、牽引車と被
牽引車両の路面が水平でない場合も、被牽引車両の連結
部であるピン孔が、上下両端部が大径で中央部にかけて
漸次小径となるよう形成されているから、被牽引車両は
支障なく走行できる。
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第5図に基づいて
説明する。
説明する。
前後方向及び横方向の走行が可能な牽引車10に牽引走行
される被牽引車両11は、車体12の上部にシリンダ13とシ
ザースリンク14とで昇降可能な荷台15を、前端部に連結
器16をそれぞれ備えている。
される被牽引車両11は、車体12の上部にシリンダ13とシ
ザースリンク14とで昇降可能な荷台15を、前端部に連結
器16をそれぞれ備えている。
連結器16は、左右方向の側部にそれぞれピン孔16a,16a
を形成し、該ピン孔16a,16aと牽引車10の後端部に設け
られた連結器17との間に垂直方向にそれぞれ挿入される
ピン18,18にて牽引車10に連結される。
を形成し、該ピン孔16a,16aと牽引車10の後端部に設け
られた連結器17との間に垂直方向にそれぞれ挿入される
ピン18,18にて牽引車10に連結される。
また、ピン孔16a,16aは、上下両端部が大径で中央部に
かけて漸次小径となる縦断面がいわゆる鼓形状に形成さ
れている。
かけて漸次小径となる縦断面がいわゆる鼓形状に形成さ
れている。
上記車体12の下部には、中央部より後方の左右側部にそ
れぞれ旋回自在のキャスター式走行輪19,19を配設し、
前部の左右に支持車輪20,20を、後部の中央に支持棒21
をそれぞれ設けている。
れぞれ旋回自在のキャスター式走行輪19,19を配設し、
前部の左右に支持車輪20,20を、後部の中央に支持棒21
をそれぞれ設けている。
支持車輪20は、伸縮可能な脚20aの下端に走行輪19より
も小径の車輪20bを旋回自在に設けており、また、支持
棒21は外筒21aと内筒21bとからなる伸縮可能なテレスコ
ピック式で、ペダル22の操作により伸縮する。
も小径の車輪20bを旋回自在に設けており、また、支持
棒21は外筒21aと内筒21bとからなる伸縮可能なテレスコ
ピック式で、ペダル22の操作により伸縮する。
このように構成された被牽引車両11は、牽引走行時に
は、連結器16のピン孔16a,16aにそれぞれ挿入されるピ
ン18,18で牽引車10に連結されてから、支持車輪20,20を
縮小して車輪20bを走行路23から離間し、また、支持棒2
1を縮小してその下端を走行路23から離間し、走行輪19,
19で走行する。
は、連結器16のピン孔16a,16aにそれぞれ挿入されるピ
ン18,18で牽引車10に連結されてから、支持車輪20,20を
縮小して車輪20bを走行路23から離間し、また、支持棒2
1を縮小してその下端を走行路23から離間し、走行輪19,
19で走行する。
この際に、被牽引車両12は、連結器16が2本のピン18,1
8で連結され、かつ、走行輪19,19が旋回自在なので、牽
引車10の動きに一体に追随し、前後方向及び横方向の走
行やステアリング走行が可能となる。そして、この際、
牽引車10と被牽引車両11の路面が水平でない場合も、被
牽引車両11のピン孔16a,16aが、上下両端部が大径で中
央部にかけて漸次小径となるよう形成されているから、
被牽引車両11は支障なく走行できる。
8で連結され、かつ、走行輪19,19が旋回自在なので、牽
引車10の動きに一体に追随し、前後方向及び横方向の走
行やステアリング走行が可能となる。そして、この際、
牽引車10と被牽引車両11の路面が水平でない場合も、被
牽引車両11のピン孔16a,16aが、上下両端部が大径で中
央部にかけて漸次小径となるよう形成されているから、
被牽引車両11は支障なく走行できる。
また、走行輪19,19が車体11の略中央部に位置するた
め、荷重の大半を走行輪19,19で受けることができ、連
結器16の荷重負担を軽減できる。
め、荷重の大半を走行輪19,19で受けることができ、連
結器16の荷重負担を軽減できる。
次に、牽引車との連結を解除した状態では、支持車輪2
0,20の脚20a,20aを伸張して車輪20b,20bをそれぞれ接地
させると、走行輪19,19と支持車輪20,20とで手動により
被牽引車両10を走行でき、この際にも、支持車輪20の車
輪20bが旋回自在なので、前後方向及び横方向の走行が
できる。
0,20の脚20a,20aを伸張して車輪20b,20bをそれぞれ接地
させると、走行輪19,19と支持車輪20,20とで手動により
被牽引車両10を走行でき、この際にも、支持車輪20の車
輪20bが旋回自在なので、前後方向及び横方向の走行が
できる。
尚、手動により走行が前後方向だけ良い場合には、支持
車輪20,20を固定車輪としても良い。
車輪20,20を固定車輪としても良い。
また、被牽引車両10を停止しておく場合には、ペダル22
を操作して支持棒21を伸張させ、その下端を接地させる
ことにより、走行輪19,19と支持棒21とで被牽引車両10
を支持できる。
を操作して支持棒21を伸張させ、その下端を接地させる
ことにより、走行輪19,19と支持棒21とで被牽引車両10
を支持できる。
尚、上記実施例では、走行輪を二輪のもので説明した
が、重量のある荷物を運搬するような車両では、左右の
走行輪と同一線上に旋回自在な走行輪を多数設けても良
い。また、支持車輪も二輪で説明したが一輪でも複数輪
でも良く、支持棒も複数本あっても良い。さらに、支持
車輪と支持棒とは、車体前後のいずれか一方にあれば良
い。
が、重量のある荷物を運搬するような車両では、左右の
走行輪と同一線上に旋回自在な走行輪を多数設けても良
い。また、支持車輪も二輪で説明したが一輪でも複数輪
でも良く、支持棒も複数本あっても良い。さらに、支持
車輪と支持棒とは、車体前後のいずれか一方にあれば良
い。
本考案は以上のように、前後方向及び横方向の走行が可
能な牽引車に牽引される被牽引車両の車体の中央部より
後方の左右両側に旋回自在な走行輪をそれぞれ配設する
とともに、該車体の前端部に、牽引車の後端部に設けた
連結器と連結するためのピンが左右方向に少なくとも2
本垂直に挿入可能なピン孔を穿設した連結器を設け、該
ピン孔を上下両端部が大径で中央部にかけて漸次小径と
なるよう形成したので、前後方向の牽引走行の際には、
左右の走行輪が旋回することによって牽引車の動きに追
随して前後方向へ走行し、また、横方向の牽引走行の際
には、連結器が牽引車と左右方向に少なくとも2本のピ
ンで連結され、かつ、走行輪が旋回自在なので、牽引車
と一体に横方向へ走行する。そして、この際、牽引車と
被牽引車両の路面が水平でない場合も、被牽引車両の連
結部であるピン孔が、上下両端部が大径で中央部にかけ
て漸次小径となるよう形成されているから、被牽引車両
は支障なく走行できる。
能な牽引車に牽引される被牽引車両の車体の中央部より
後方の左右両側に旋回自在な走行輪をそれぞれ配設する
とともに、該車体の前端部に、牽引車の後端部に設けた
連結器と連結するためのピンが左右方向に少なくとも2
本垂直に挿入可能なピン孔を穿設した連結器を設け、該
ピン孔を上下両端部が大径で中央部にかけて漸次小径と
なるよう形成したので、前後方向の牽引走行の際には、
左右の走行輪が旋回することによって牽引車の動きに追
随して前後方向へ走行し、また、横方向の牽引走行の際
には、連結器が牽引車と左右方向に少なくとも2本のピ
ンで連結され、かつ、走行輪が旋回自在なので、牽引車
と一体に横方向へ走行する。そして、この際、牽引車と
被牽引車両の路面が水平でない場合も、被牽引車両の連
結部であるピン孔が、上下両端部が大径で中央部にかけ
て漸次小径となるよう形成されているから、被牽引車両
は支障なく走行できる。
第1図乃至第4図は本考案の被牽引車両の一実施例を示
し、第1図は側面図、第2図は前後方向走行状態の平面
図、第3図は横方向走行状態の平面図、第4図は第2図
のIV−IV断面図、第5図は被牽引車両の荷台を上昇させ
た状態の正面図、第6図は従来の被牽引車両の側面図、
第7図は同じく平面図である。 10…牽引車、11…被牽引車両、12…車体、16…連結器、
16a…ピン孔、18…ピン、19…走行輪、20…支持車輪、2
1…支持棒
し、第1図は側面図、第2図は前後方向走行状態の平面
図、第3図は横方向走行状態の平面図、第4図は第2図
のIV−IV断面図、第5図は被牽引車両の荷台を上昇させ
た状態の正面図、第6図は従来の被牽引車両の側面図、
第7図は同じく平面図である。 10…牽引車、11…被牽引車両、12…車体、16…連結器、
16a…ピン孔、18…ピン、19…走行輪、20…支持車輪、2
1…支持棒
Claims (1)
- 【請求項1】前後方向及び横方向の走行が可能な牽引車
に牽引される被牽引車両であって、該被牽引車両の車体
の中央部より後方の左右両側に旋回自在な走行輪をそれ
ぞれ配設するとともに、該車体の前端部に、牽引車の後
端部に設けた連結器と連結するためのピンが左右方向に
少なくとも2本垂直に挿入可能なピン孔を穿設した連結
器を設け、該ピン孔を上下両端部が大径で中央部にかけ
て漸次小径となるよう形成したことを特徴とする被牽引
車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990012495U JPH0717653Y2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 被牽引車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990012495U JPH0717653Y2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 被牽引車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03103890U JPH03103890U (ja) | 1991-10-29 |
JPH0717653Y2 true JPH0717653Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31515972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990012495U Expired - Lifetime JPH0717653Y2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 被牽引車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717653Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58106286U (ja) * | 1982-01-16 | 1983-07-19 | 株式会社クボタ | 乗用型作業車 |
JPS62137783U (ja) * | 1986-02-19 | 1987-08-31 |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP1990012495U patent/JPH0717653Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03103890U (ja) | 1991-10-29 |
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