JPH07175734A - ローカルエリアネットワーク - Google Patents

ローカルエリアネットワーク

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Publication number
JPH07175734A
JPH07175734A JP5319458A JP31945893A JPH07175734A JP H07175734 A JPH07175734 A JP H07175734A JP 5319458 A JP5319458 A JP 5319458A JP 31945893 A JP31945893 A JP 31945893A JP H07175734 A JPH07175734 A JP H07175734A
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JP
Japan
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timer
packet
time
time server
check
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Application number
JP5319458A
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English (en)
Inventor
Yuichi Terao
雄一 寺尾
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイムサーバがネットワークに接続された端
末装置に内蔵されているタイマの異常を把握できるよう
にする。 【構成】 タイムサーバ2のデータ処理部4のタイマチ
ェック機能部4aが、パケット処理部3を介してネット
ワーク1上の各端末装置へタイマチェック要求パケット
を送り、各端末装置から一斉に送信されるタイマチェッ
ク応答パケットを受信し、その受信した各タイマチェッ
ク応答パケットのうちコリジョンを起こさなかったパケ
ットによってそのパケットを送信した端末装置のタイマ
のクロックのずれを検出し、タイマ監視部5を介して内
蔵タイマ6の時間を読み出して、タイマ修正要求パケッ
トにその時間を格納して、タイマのクロックのずれを検
出した端末装置へ送信し、タイマを修正させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タイマを内蔵した端
末装置を複数接続したネットワークのタイム管理を行な
うタイムサーバを備えたローカルエリアネットワークに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タイマを内蔵した端末装置を複数
接続したネットワークのタイム管理を行なうタイムサー
バを備えたローカルエリアネットワークでは、タイムサ
ーバが時間を管理し、各端末装置がタイムサーバの管理
している時間に同期をとるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ローカルエリアネットワークでは、タイムサーバの管理
している時間に各端末装置が同期をとるため、タイムサ
ーバは各端末装置が内蔵しているタイマの異常を把握す
ることができないという問題があった。
【0004】また、タイムサーバ自身のタイマに異常が
発生しても、それを検知することが不可能であるという
問題もあった。さらに、タイムサーバ自身のタイマに異
常が発生した場合、ネットワークの時間管理を正確に行
なえなくなってしまうという問題もあった。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、タイムサーバがネットワークに接続された端末
装置に内蔵されているタイマの異常を把握できるように
することを目的とする。また、タイムサーバ自身の異常
を素早く検知できるようにすることを目的とする。さら
に、常にネットワークの時間管理を正確に行なえるよう
にすることも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、タイマを内蔵した端末装置を複数接続し
たネットワークのタイム管理を行なうタイムサーバを備
えたローカルエリアネットワークにおいて、上記タイム
サーバに、上記各端末装置から一斉にタイマ検査用パケ
ットを送信させてそれを受信する手段と、その手段によ
って受信した各タイマ検査用パケットのうちコリジョン
を起こさなかったタイマ検査用パケットを送信した端末
装置のタイマのクロックのずれを検出する手段を設けた
ものである。
【0007】また、上記タイムサーバに、上記受信した
タイマ検査用パケットがコリジョンを起こさなかったと
き、そのタイムサーバ自身に問題が認められた場合に上
記各端末装置へエラー発生のパケットを送信する手段を
設けるとよい。
【0008】さらに、上記タイムサーバに、上記受信し
たタイマ検査用パケットがコリジョンを起こさなかった
とき、そのタイムサーバ自身に問題が認められた場合に
上記各端末装置のなかからタイマが正常に動作している
端末装置を新たなタイムサーバに割り当てる手段を設け
るとよい。
【0009】
【作用】この発明によるローカルエリアネットワーク
は、タイマを内蔵した端末装置を複数接続したネットワ
ークのタイム管理を行なうタイムサーバが、各端末装置
に一斉にタイマ検査用パケットを送信させてそれを受信
し、その受信した各タイマ検査用パケットのうちコリジ
ョンを起こさなかったタイマ検査用パケットを送信した
端末装置のタイマのクロックのずれを検出するので、各
端末装置のタイマの異常を検査することができる。
【0010】また、上記タイムサーバが、受信したタイ
マ検査用パケットがコリジョンを起こさなかったとき、
そのタイムサーバ自身に問題が認められた場合に各端末
装置へエラー発生のパケットを送信するようにすれば、
タイムサーバの異常を各端末装置へ通知することができ
る。
【0011】さらに、上記タイムサーバが、受信したタ
イマ検査用パケットがコリジョンを起こさなかったと
き、そのタイムサーバ自身に問題が認められた場合に各
端末装置のなかからタイマが正常に動作している端末装
置を新たなタイムサーバに割り当てるようにすれば、新
たに割り当てたタイムサーバによってネットワークの時
間管理を行なえる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図3はこの発明の一実施例であるロー
カルエリアネットワークの構成を示す図である。このロ
ーカルエリアネットワーク(以下「LAN」と称する)
は、ネットワーク1に複数の端末装置T1〜Tnとタイ
ムサーバ2とがパケット等のデータ通信可能に接続され
ている。
【0013】各端末装置T1〜Tnは、CPU,RO
M,及びRAM等を備えたワークステーション等のコン
ピュータであり、それぞれタイマを内蔵している。タイ
ムサーバ2は、同じくCPU,ROM,及びRAM等を
備えたワークステーション等のコンピュータであり、タ
イマを内蔵しており、各端末装置T1〜Tnを接続した
ネットワーク1のタイム管理を行なうと共に、各端末装
置T1〜Tn及び自身のタイマチェック(タイマの異常
検査)を行なう。
【0014】図1は、図3のタイムサーバ2の内部の機
能構成を示すブロック図である。このタイムサーバ2
は、パケット処理部3,データ処理部4,タイマ監視部
5,及び内蔵タイマ6からなる。パケット処理部3はネ
ットワーク1を介した各種パケットデータの送受信処理
を司る。タイマ監視部5は内蔵タイマ6の時刻を取得す
るなどのタイマ監視処理を行なう。内蔵タイマ6は時刻
を計測する。
【0015】データ処理部4は、このタイムサーバ2の
全体の制御処理を司り、各端末装置T1〜Tnを複数接
続したネットワーク1のタイム管理処理を行なう。ま
た、タイマチェック機能部4aが、各端末装置T1〜T
nから一斉にタイマ検査用パケットを送信させてそれを
受信する処理と、その受信した各タイマ検査用パケット
のうちコリジョンを起こさずに受信されたものについ
て、そのタイマ検査用パケットを送信した端末装置の内
蔵タイマのクロックのずれを検出する処理を行なう。
【0016】さらに、タイマチェック機能部4aは、受
信したタイマ検査用パケットがコリジョンを起こさなか
ったとき、タイムサーバ2自身に問題が認められた場合
に各端末装置T1〜Tnへエラー発生のパケットを送信
する処理と、各端末装置T1〜Tnのなかから内蔵タイ
マが正常に動作している端末装置を新たなタイムサーバ
に割り当てる処理も行なう。
【0017】このタイムサーバ2は、データ処理部4の
タイマチェック機能部4aの処理によって、パケット処
理部3が各端末装置T1〜Tnへタイマチェック要求パ
ケットを送信し、ネットワーク1から受信したパケット
を保存し、そのパケットの送信元アドレスをデータ処理
部4のタイマチェック機能部4aへ送る。
【0018】タイマチェック機能部4aは、タイマ監視
部5によって内蔵タイマ6から時刻を取得し、その内容
と保存している送信元アドレスをパケットに格納し、パ
ケット処理部3によってタイマ修正パケットとしてその
送信元アドレスの端末装置へ送信する。
【0019】なお、タイムサーバ2のタイマチェック機
能部4aは、受信したタイマチェック応答パケットのデ
ータ内容を調べて異常があるか否かを詳しく調べるよう
にすれば、さらに厳密なタイマチェックを行なえる。
【0020】また、タイマチェック応答パケットを受信
したものについて、予め定めた許容範囲内にあるか否か
を判断して、許容範囲内にあれば、その端末装置の内蔵
タイマに異常は認められないものと許容すれば、ネット
ワークの性質に応じてタイマチェックの検査精度を緩め
ることもできる。
【0021】図2は、図3の各端末装置T1〜Tnの内
部の機能構成を示すブロック図である。各端末装置T1
〜Tnは、それぞれパケット処理部7,データ処理部
8,タイマ監視部9,及び内蔵タイマ10からなる。パ
ケット処理部7はネットワーク1を介した各種パケット
データの送受信処理を司る。タイマ監視部9は内蔵タイ
マ10の時刻を取得するなどのタイマ監視処理を行な
う。内蔵タイマ10は時刻を計測する。
【0022】データ処理部8は、端末装置全体の制御処
理を司ると共に、タイムサーバ2へタイマ検査用パケッ
トを送信する処理、タイムサーバ2から新たなタイムサ
ーバに割り当てられたときに、このネットワーク1のタ
イム管理を行なう処理等を行なう。
【0023】この各端末装置T1〜Tnは、パケット処
理部7がタイマチェック要求パケットを受信すると、デ
ータ処理部8の指示によって、タイマ監視部9が内蔵タ
イマ10を使用してタイマチェック要求パケットによっ
て指定された時間を計測し、時刻を取得しておく。そし
て、指定された時間になったら、データ処理部8の指示
によって、パケット処理部7からタイムサーバ2へタイ
マチェック応答パケットを送信する。
【0024】また、パケット処理部7によってタイムサ
ーバ2からのタイマ修正要求パケットを受信するとデー
タ処理部8へ送り、データ処理部8はそのパケットに格
納されている時刻又は相対時間を取得し、それに基づい
てタイマ監視部9を介して内蔵タイマ10の時間を修正
する。
【0025】おな、上記タイムサーバ2と各端末装置T
1〜Tnは、それぞれ送信したタイマチェック応答パケ
ットがコリジョンを起こした場合、そのデータ再送を行
なわないようにする必要がある。
【0026】次に、このLANにおけるタイムサーバ2
及び各端末装置T1〜Tnのタイマチェック時の処理に
ついて説明する。まず、タイムサーバ2は予め決められ
た時間置き(例えば、1時間置き)に、または、ユーザ
からの要求により、各端末装置T1〜Tnに対してタイ
マチェック要求パケットを送信する。
【0027】そのタイマチェックパケットは、タイマチ
ェック(タイマ異常検査)の開始の合図となるパケット
であり、タイマチェック応答パケットを送信する時間を
格納して、ブロードキャスト又はマルチキャストで送信
する。そのとき、タイムサーバ2はどの端末装置がタイ
マチェック要求パケットを受信したかを知る必要があ
る。
【0028】一方、各端末装置T1〜Tnでは、タイマ
チェック要求パケットを受信すると、そのパケットに格
納されているタイマチェック応答パケットを送信する時
間を内蔵タイマ10で計測し、その時間になったらタイ
ムサーバ2へタイマチェック応答パケットを送信する。
【0029】タイムサーバ2では、各端末装置T1〜T
nへ送信したタイマチェック応答パケットを送信する時
間に自分宛のタイマチェック応答パケットを送信する。
このときは、CSMAのようにコリジョン時のデータ再
送を行なわないようにする。したがって、タイムサーバ
2は自身を含めて各端末装置T1〜Tnからタイマチェ
ック要求パケットによって指定した同時間に一斉にタイ
マチェック応答パケットを受信することになる。
【0030】そして、タイムサーバ2自身を含めて各端
末装置T1〜Tnの内蔵タイマが正常であれば、各タイ
マチェック応答パケットはネットワーク1上で互いにコ
リジョン(衝突)を起こして1つ残らず消失してしま
い、タイムサーバ2はいずれのタイマチェック応答パケ
ットも受信しないことになる。このようにして、タイム
サーバ2はタイムサーバ2自身を含めて各端末装置T1
〜Tnの内蔵タイマが正常に動作していることを検知す
ることができる。
【0031】ところが、内蔵タイマに異常があるタイム
サーバ2あるいは端末装置T1〜Tnについては、タイ
マチェック応答パケットは他よりも早い時間又は遅い時
間送信されるため、他のタイマチェック応答パケットと
コリジョンを起こさないので、タイムサーバ2はそのタ
イマチェック応答パケットを受信する。
【0032】このようにして、タイムサーバ2は、その
タイマチェック応答パケットを送信した端末装置T1〜
Tnあるいはタイムサーバ2自身の内蔵タイマのクロッ
クがずれて異常であることを検知することができる。
【0033】そして、タイムサーバ2は、端末装置T1
〜Tnの内蔵タイマ10に異常を検知した場合、その端
末装置に対して、正しい時刻を格納したタイマ修正パケ
ットを送信し、そのタイマ修正パケットを受信した端末
装置は、自身の内蔵タイマ10をそのパケットに格納さ
れている正しい時刻に訂正し、タイムサーバ2へタイマ
修正パケットを送信してタイマ修正が完了したことを通
知する。
【0034】一方、上記のタイマチェックの結果、タイ
ムサーバ2自身に問題が認められた場合、タイムサーバ
2は各端末装置T1〜Tnに対して、エラーが発生した
ことを示すタイマ異常通知パケットを送信する。各端末
装置T1〜Tnはそのタイマ異常通知パケットを受信す
ると、タイムサーバ2に対して同期を取ることを中断す
る処理を行なう。
【0035】このようにして、タイムサーバ2の内蔵タ
イマに問題があったことを各端末装置T1〜Tnが素早
く知ることができ、各端末装置T1〜Tnは同期をとる
ことを中断することにより、ネットワークにおける時間
のずれを最小限にくいとめることができる。
【0036】さらに、タイムサーバ2は、各端末装置T
1〜Tnに対してタイマ異常通知パケットを送信した
後、各端末装置T1〜Tnのなかからタイマが正常に動
作している端末装置を新たなタイムサーバに割り当てる
処理を行なう。
【0037】このようにして、タイマチェックを所定時
間置きに行なうようにすれば、ネットワーク上の端末装
置とタイムサーバの内蔵タイマを定期的に保守すること
ができるので、常に、ネットワークの時間管理を正確に
行なえるようになり、ネットワーク通信の信頼性を向上
させることができる。
【0038】次に、このLANにおけるタイマチェック
時の処理について説明する。図4は、このLANにおけ
るタイマチェック時のタイムサーバ2の処理を示すフロ
ーチャートである。この処理では、ステップ1でタイマ
チェック要求のパケットを送信すると、ステップ2へ進
んでタイマチェック応答パケット受信のチェックを行な
い、ステップ3へ進んで受信パケットの有無を判断し
て、受信パケットがなければステップ2へ戻るが、受信
パケットがあればステップ4へ進む。
【0039】ステップ4ではSRCアドレスが自分か否
かを判断して、SRCアドレスが自分(タイムサーバ自
身)なら異常終了し、SRCアドレスが自分でなければ
ステップ5へ進んで受信パケットのタイマ値(時刻)を
チェックし、ステップ6へ進んでタイマ値が異常か否か
を判断する。
【0040】そして、異常でなければ正常終了し、異常
ならステップ7へ進んでタイマ修正要求パケットを送信
し、ステップ8へ進んでタイマ修正応答パケットを受信
して、ステップ2へ戻る。そして、この処理は所定の時
間がタイムアウトしたときに終了する。
【0041】図5は、このLANにおけるタイマチェッ
ク時の各端末装置の処理を示すフローチャートである。
この処理では、ステップ11でタイマパケットを受信す
ると、ステップ12でそのタイマパケットがタイマチェ
ック要求パケットか否かを判断する。
【0042】そして、タイマチェック要求パケットな
ら、そのタイマチェック要求パケットによって指定され
た時間になったらステップ13へ進んで内蔵タイマから
時刻を取得し、ステップ14でその時刻等を格納したタ
イマチェック応答パケットをタイムサーバ2へ送信し、
この処理を終了する。
【0043】一方、ステップ12の判断によってタイマ
チェック要求パケットでなければステップ15へ進んで
タイマ修正要求パケットか否かを判断して、タイマ修正
要求パケットでなければ異常終了し、タイマ修正要求パ
ケットならばステップ16のタイマ修正処理で内蔵タイ
マにタイマ修正要求パケットによって指定された時刻を
設定し、ステップ17へ進んでタイマ修正応答パケット
をタイムサーバ2へ送信して、この処理を終了する。
【0044】図6は、タイマチェック時にタイムサーバ
2自身に問題が認められたときのタイムサーバ2の処理
を示すフローチャートである。この処理では、ステップ
21でタイマチェック要求のパケットを送信すると、ス
テップ22へ進んでタイマチェック応答パケット受信の
チェックを行ない、ステップ23へ進んで受信パケット
の有無を判断して、受信パケットがなければステップ2
2へ戻るが、受信パケットがあればステップ24へ進
む。
【0045】ステップ24ではSRCアドレスが自分
(タイムサーバ2自身)か否かを判断して、SRCアド
レスが自分でなければステップ25へ進んで受信パケッ
トのタイマ値(時刻)をチェックし、ステップ26へ進
んでタイマ値が異常か否かを判断する。
【0046】そして、異常でなければ正常終了し、異常
ならステップ27へ進んでタイマ修正要求パケットを送
信し、ステップ28へ進んでタイマ修正応答パケットを
受信して、ステップ22へ戻る。この処理は、所定の時
間がタイムアウトしたときに終了する。
【0047】また、ステップ24の判断でSRCアドレ
スが自分なら、ステップ29へ進んでタイムサーバ2自
身のエラー発生を検知したら、ステップ30でタイマ異
常通知パケットを各端末装置T1〜Tnへ送信して、こ
の処理を終了する。
【0048】図7は、タイマチェック時にタイムサーバ
2に問題が認められたときの各端末装置の処理を示すフ
ローチャートである。この処理では、ステップ31でタ
イマパケットを受信すると、ステップ32でそのタイマ
パケットがタイマチェック要求パケットか否かを判断す
る。
【0049】ステップ32の判断でタイマチェック要求
パケットなら、そのタイマチェック要求パケットによっ
て指定された時間になったらステップ33へ進んで内蔵
タイマから時刻を取得し、ステップ34でその時刻等を
格納したタイマチェック応答パケットをタイムサーバ2
へ送信し、この処理を終了する。
【0050】一方、ステップ32の判断によってタイマ
チェック要求パケットでなければステップ35へ進んで
タイマ修正要求パケットか否かを判断して、タイマ修正
要求パケットならばステップ36のタイマ修正処理で内
蔵タイマにタイマ修正要求パケットによって指定された
時刻を設定し、ステップ37へ進んでタイマ修正応答パ
ケットをタイムサーバ2へ送信して、この処理を終了す
る。
【0051】また、ステップ35の判断でタイマ修正要
求パケットでなければ、ステップ38へ進んでタイマ異
常通知パケットか否かを判断して、タイマ異常通知パケ
ットでなければ異常終了し、タイマ異常通知パケットな
らステップ39へ進んでタイムサーバとの同期を中断し
て、この処理を終了する。
【0052】図8は、タイマチェック時にタイムサーバ
を新たに割り当てるときのタイムサーバ2の処理を示す
フローチャートである。この処理では、ステップ41で
タイマチェック要求のパケットを送信すると、ステップ
42へ進んでタイマチェック応答パケット受信のチェッ
クを行ない、ステップ43へ進んで受信パケットの有無
を判断して、受信パケットがなければステップ42へ戻
るが、受信パケットがあればステップ44へ進む。
【0053】ステップ44ではSRCアドレスが自分
(タイムサーバ2自身)か否かを判断して、SRCアド
レスが自分でなければステップ45へ進んで受信パケッ
トのタイマ値(時刻)をチェックし、ステップ46へ進
んでタイマ値が異常か否かを判断する。
【0054】そして、異常でなければ正常終了し、異常
ならステップ47へ進んでタイマ修正要求パケットを送
信し、ステップ48へ進んでタイマ修正応答パケットを
受信して、ステップ42へ戻る。この処理は、所定の時
間がタイムアウトしたときに終了する。
【0055】一方、ステップ44の判断でSRCアドレ
スが自分なら、ステップ49へ進んでタイムサーバ2自
身のエラー発生を検知したら、ステップ50でタイマ異
常通知パケットを各端末装置T1〜Tnへ送信する。
【0056】そして、ステップ51へ進んで各端末装置
T1〜Tnからのタイムサーバ立候補パケットを受信す
ると、ステップ52へ進んでタイムサーバ立候補パケッ
トを送信した端末装置T1〜Tnのなかから内蔵タイマ
が正常に動作している1つの端末装置にタイムサーバ承
認パケットを送信して新たなタイムサーバに割り当て、
この処理を終了する。
【0057】図9は、タイマチェック時にタイムサーバ
を新たに割り当てるときの各端末装置の処理を示すフロ
ーチャートである。この処理では、ステップ61でタイ
マパケットを受信すると、ステップ62でそのタイマパ
ケットがタイマチェック要求パケットか否かを判断す
る。
【0058】ステップ62の判断でタイマチェック要求
パケットなら、そのタイマチェック要求パケットによっ
て指定された時間になったらステップ63へ進んで内蔵
タイマから時刻を取得し、ステップ64でその時刻等を
格納したタイマチェック応答パケットをタイムサーバ2
へ送信し、この処理を終了する。
【0059】一方、ステップ62の判断によってタイマ
チェック要求パケットでなければステップ65へ進んで
タイマ修正要求パケットか否かを判断して、タイマ修正
要求パケットならばステップ66のタイマ修正処理で内
蔵タイマにタイマ修正要求パケットによって指定された
時刻を設定し、ステップ67へ進んでタイマ修正応答パ
ケットをタイムサーバ2へ送信して、この処理を終了す
る。
【0060】また、ステップ65の判断でタイマ修正要
求パケットでなければ、ステップ68へ進んでタイマ異
常通知パケットか否かを判断して、タイマ異常通知パケ
ットでなければ異常終了し、タイマ異常通知パケットな
らステップ69へ進んでランダムな時間だけ待機し、ス
テップ70へ進んでタイムサーバ立候補パケット送信す
る。
【0061】そして、ステップ71でタイムサーバ2か
らタイムサーバ承認パケットを受信したか否かを判断し
て、受信すればタイムサーバプロセスを開始し、このネ
ットワークのタイムサーバとして動作する。また、受信
しなければこの処理を終了する。
【0062】図10は、タイマパケットのフォーマット
の一例を示す図である。このタイマパケットは、以下に
示すタイマチェック要求パケット,タイマチェック応答
パケット,タイマ修正要求パケット,タイマ修正応答パ
ケット,タイマ異常通知パケット等のパケットの基本フ
ォーマットのパケットである。
【0063】タイマパケットは、プロトコルヘッダ部と
データ部とに分かれており、プロトコルヘッダ部には、
送信先アドレス(DST),送信元アドレス(SRC)
等のヘッダ情報を格納するエリアを有する。
【0064】また、データ部には、要求パケットと応答
パケットの識別情報(例えば、要求パケットは「0xF
F」、応答パケットは「0xFE」)、タイムパケット
種別を表す文字列(例えば、“TIME”)、コマンド
コード(cmd)、データサイズ(LEN)、時刻等の
データ(DATA)等を格納するエリアを有する。
【0065】図11は、タイムサーバ2が送信するタイ
マチェック要求パケットの一例を示す図である。このタ
イマチェック要求パケットは、プロトコルヘッダ部に、
送信先アドレス:DSTとして送信先の端末装置のアド
レス(例えば、ブロードキャストの「0xFFFF」)
と、送信元アドレス:SRCとしてタイムサーバ自身の
アドレスを格納する。
【0066】さらに、データ部に、要求パケットを示す
データ「0xFF」と、タイムパケット種別を表す文字
列“TIME”(コード:0x54,0x49,0x4
D,0x45)と、タイマチェックのコマンドコード
「01」と、データサイズ「2」と、タイマチェック応
答パケットを送信する時間(時刻又は相対時間)等を格
納する。また、月日を格納しても良い。
【0067】図12は、各端末装置T1〜Tnが送信す
るタイマチェック応答パケットの一例を示す図である。
このタイマチェック応答パケットは、プロトコルヘッダ
部に、送信先アドレス:DSTとしてタイムサーバのア
ドレスと、送信元アドレス:SRCとして端末装置自身
のアドレスを格納する。
【0068】さらに、データ部に、応答パケットを示す
データ「0xFE」と、タイムパケット種別を表す文字
列“TIME”(コード:0x54,0x49,0x4
D,0x45)と、タイマチェックのコマンドコード
「01」と、データサイズ(正常リターン時)「5」
と、内蔵タイマから取得した時間(時刻又は相対時間)
と月日等を格納する。
【0069】図13は、タイムサーバ2が送信するタイ
マ修正要求パケットの一例を示す図である。このタイマ
修正要求パケットは、プロトコルヘッダ部に、送信先ア
ドレス:DSTとして問題があると認められた(内蔵タ
イマのクロックがずれている)端末装置のアドレスと、
送信元アドレス:SRCとしてタイムサーバ自身のアド
レスを格納する。
【0070】さらに、データ部に、要求パケットを示す
データ「0xFF」と、タイムパケット種別を表す文字
列“TIME”(コード:0x54,0x49,0x4
D,0x45)と、タイマ修正のコマンドコード「0
2」と、データサイズ「5」と、タイムサーバの内蔵タ
イマによる時間(時刻又は相対時間)と月日等を格納す
る。
【0071】図14は、各端末装置T1〜Tnが送信す
るタイマ修正応答パケットの一例を示す図である。この
タイマ修正応答パケットは、プロトコルヘッダ部に、送
信先アドレス:DSTとしてタイムサーバのアドレス
と、送信元アドレス:SRCとして端末装置自身のアド
レスを格納する。
【0072】さらに、データ部に、応答パケットを示す
データ「0xFE」と、タイムパケット種別を表す文字
列“TIME”(コード:0x54,0x49,0x4
D,0x45)と、タイマ修正のコマンドコード「0
2」と、データサイズ(正常リターン時は「0」)等を
格納する。
【0073】図15は、タイムサーバ2が送信するタイ
マ異常通知パケットの一例を示す図である。このタイマ
異常通知パケットは、プロトコルヘッダ部に、送信先ア
ドレス:DSTとして送信先の端末装置のアドレスと、
送信元アドレス:SRCとしてタイムサーバ自身のアド
レスを格納する。
【0074】さらに、データ部に、要求パケットを示す
データ「0xFF」と、タイムパケット種別を表す文字
列“TIME”(コード:0x54,0x49,0x4
D,0x45)と、タイマ異常通知のコマンドコード
「03」と、データサイズと、エラーメッセージ等を格
納する。
【0075】図16は、各端末装置T1〜Tnが要求パ
ケットに対して正常なリターンを返せないときに送信す
る応答パケットの一例を示す図である。この応答パケッ
トは、プロトコルヘッダ部に、送信先アドレス:DST
としてタイムサーバのアドレスと、送信元アドレス:S
RCとして端末装置自身のアドレスを格納する。
【0076】さらに、データ部に、応答パケットを示す
データ「0xFE」と、タイムパケット種別を表す文字
列“TIME”(コード:0x54,0x49,0x4
D,0x45)と、コマンドコードと、データサイズ
「0xFF」と、エラーナンバ(No.)等を格納す
る。
【0077】次に、タイムサーバ2と各端末装置T1〜
Tnとの間でのパケット送受信シーケンスについて説明
する。図17は、タイマチェック時のパケット送受信シ
ーケンスチャートである。タイムサーバ2から各端末装
置T1〜Tnへタイマチェック要求のパケットを送信
し、各端末装置T1〜Tnはそのパケットを受信する
と、そのパケットによって指定された時間が経過した
ら、タイムサーバ2へタイマチェック応答のパケットを
送信する。
【0078】その際、各端末装置T1〜Tnがタイムサ
ーバ2へ送信したタイマチェック応答のパケットが同じ
タイミングであれば、ネットワーク上では各パケットに
よるコリジョンが発生し、いずれのパケットもタイムサ
ーバ2へ届かない。そして、タイムサーバ2は、いずれ
の端末装置T1〜Tnからもタイマチェック応答のパケ
ットを受け取らないと、各端末装置T1〜Tnの内蔵タ
イマに異常を認めないと判断して、タイマチェックの処
理を終了する。
【0079】図18は、タイマチェック時のタイマ修正
を行なうときのパケット送受信シーケンスチャートであ
る。タイムサーバ2から各端末装置T1〜Tnへタイマ
チェック要求のパケットを送信し、各端末装置T1〜T
nはそのパケットを受信すると、そのパケットによって
指定された時間が経過したら、タイムサーバ2へタイマ
チェック応答のパケットを送信する。
【0080】その際、端末装置T1〜Tnのうち内蔵タ
イマに異常があるものについては、その送信したタイマ
チェック応答のパケットはコリジョンを起こさずにタイ
ムサーバ2へ届く。そして、タイムサーバ2は、そのタ
イマチェック応答のパケットを受信すると、そのパケッ
トを基にしてそれを送信した端末装置Tnの内蔵タイマ
に異常があると判断し、その端末装置Tnへ正しい時間
を指定するタイマ修正要求のパケットを送信する。
【0081】端末装置Tnは、そのタイマ修正要求パケ
ットを受信すると、そのタイマ修正要求パケットを基に
して内蔵タイマを修正し、タイムサーバ2へタイマ修正
を完了したことを示すタイマ修正応答のパケットを送信
する。そして、タイムサーバ2は、そのタイマ修正応答
のパケットを受信すると、タイムチェックの処理を終了
する。
【0082】図19は、タイマチェック時にタイムサー
バ2自身に異常があったときのパケット送受信シーケン
スチャートである。タイムサーバ2から各端末装置T1
〜Tnへタイマチェック要求のパケットを送信し、各端
末装置T1〜Tnはそのパケットを受信すると、そのパ
ケットによって指定された時間が経過したら、タイムサ
ーバ2へタイマチェック応答のパケットを送信する。ま
た、タイムサーバ2自身もその指定時間に自分宛のタイ
マチェック応答のパケットを送信する。
【0083】そして、各端末装置T1〜Tnからのタイ
マチェック応答のパケットをコリジョンによって受け取
らず、タイムサーバ2自身が自分宛に送信したタイマチ
ェック応答のパケットを受信すると、自分の内蔵タイマ
の異常を検知し、各端末装置T1〜Tnへタイマ異常通
知のパケットを送信する。
【0084】各端末装置T1〜Tnは、タイムサーバ2
からタイマ異常通知のパケットを受信すると、直ちにタ
イムサーバ2との同期を中断し、必要な場合は、タイム
サーバ2に対してタイマ異常応答のパケットを送信す
る。
【0085】図20は、タイマチェック時にタイムサー
バ2自身に異常があった場合に新たなタイムサーバを割
り当てるときのパケット送受信シーケンスチャートであ
る。タイムサーバ2から各端末装置T1〜Tnへタイマ
チェック要求のパケットを送信し、各端末装置T1〜T
nはそのパケットを受信すると、そのパケットによって
指定された時間が経過したら、タイムサーバ2へタイマ
チェック応答のパケットを送信する。また、タイムサー
バ2自身もその指定時間に自分宛のタイマチェック応答
のパケットを送信する。
【0086】そして、各端末装置T1〜Tnからのタイ
マチェック応答のパケットをコリジョンによって受け取
らず、タイムサーバ2自身が自分宛に送信したタイマチ
ェック応答のパケットを受信すると、自分の内蔵タイマ
の異常を検知し、各端末装置T1〜Tnへタイマ異常通
知のパケットを送信する。
【0087】各端末装置T1〜Tnは、タイムサーバ2
からタイマ異常通知のパケットを受信すると、タイムサ
ーバ2へ新たなタイムサーバとなる立候補のためのパケ
ットを送信する。
【0088】タイムサーバ2は、各端末装置T1〜Tn
から立候補のパケットを受信すると、そのなかから内蔵
タイマに異常のない1つの端末装置Tnを決定し、その
端末装置Tnに対して新たなタイムサーバとなる承認を
与えるためのパケットを送信する。そのパケットを受信
した端末装置Tnはこのネットワークの新たなタイムサ
ーバとして動作する。
【0089】次に、このローカルエリアネットワークの
効果について列挙する。 (1)ネットワークに接続された複数の端末装置から1
台のタイムサーバに対して定期的にパケットを送信し、
その際にコリジョンを起こさずに受信されたパケットを
送信した端末装置の内蔵タイマのクロックのずれを検出
するので、
【0090】(2)タイムサーバ自身に問題が認められ
た場合、各端末装置へエラーパケットを送信することに
より、タイムサーバの異常を素早く知らせることができ
る。
【0091】(3)タイムサーバ自身に問題が認められ
た場合、正常に動作している端末装置のなかから1台を
新たなタイムサーバに割り当てるので、例えば、タイム
サーバの内蔵タイマが狂ってしまっても、すぐにネット
ワーク上のいずれかの端末装置がタイムサーバの機能を
代行するので、常に、ネットワークの時間管理を正確に
行なえるようになる。
【0092】(4)タイムサーバを含むネットワーク上
の複数の端末装置の内蔵タイマを検査することにより、
タイムサーバ1台のときよりも正確な時刻を算出するこ
とができる。また、データ通信のコリジョンを利用する
ことにより、非常に厳密な時刻の監視が可能になる。
【0093】なお、ネットワーク上の端末装置を複数の
グループに分けて上述したようなタイマチェックを行な
うようにすれば、タイマチェックのためにネットワーク
における全データ通信を一時休止させなくても済む。そ
の際、各グループ毎のタイムがずれないようにしなけれ
ばならない。
【0094】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るローカルエリアネットワークによれば、タイムサーバ
がネットワークに接続された各端末装置に内蔵されてい
るタイマのクロックのずれを検出するので、各端末装置
のタイマの異常を検査することができ、それぞれのタイ
マの異常を把握することができる。
【0095】また、タイムサーバ自身に問題が認められ
た場合には各端末装置へエラー発生のパケットを送信す
るようにすれば、タイムサーバの異常を各端末装置へ通
知することができ、タイムサーバ自身の異常を素早く検
知することができる。
【0096】さらに、タイムサーバ自身に問題が認めら
れた場合に各端末装置のなかからタイマが正常に動作し
ている端末装置を新たなタイムサーバに割り当てるよう
にすれば、新たに割り当てたタイムサーバによってネッ
トワークの時間管理を行なえるようになり、常にネット
ワークの時間管理を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるローカルエリアネッ
トワークのタイムサーバの内部の機能構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】この発明の一実施例であるローカルエリアネッ
トワークの各端末装置の内部の機能構成を示すブロック
図である。
【図3】この発明の一実施例であるローカルエリアネッ
トワークの構成を示す図である。
【図4】図3のLANにおけるタイマチェック時のタイ
ムサーバ2の処理を示すフローチャートである。
【図5】図3のLANにおけるタイマチェック時の各端
末装置の処理を示すフローチャートである。
【図6】図3のLANにおけるタイマチェック時にタイ
ムサーバ2自身に問題が認められたときのタイムサーバ
2の処理を示すフローチャートである。
【図7】図3のLANにおけるタイマチェック時にタイ
ムサーバ2に問題が認められたときの各端末装置の処理
を示すフローチャートである。
【図8】図3のLANにおけるタイマチェック時にタイ
ムサーバを新たに割り当てるときのタイムサーバ2の処
理を示すフローチャートである。
【図9】図3のLANにおけるタイマチェック時にタイ
ムサーバを新たに割り当てるときの各端末装置の処理を
示すフローチャートである。
【図10】タイマパケットのフォーマットの一例を示す
図である。
【図11】図1のタイムサーバ2が送信するタイマチェ
ック要求パケットの一例を示す図である。
【図12】図2の各端末装置T1〜Tnが送信するタイ
マチェック応答パケットの一例を示す図である。
【図13】図1のタイムサーバ2が送信するタイマ修正
要求パケットの一例を示す図である。
【図14】図2の各端末装置T1〜Tnが送信するタイ
マ修正応答パケットの一例を示す図である。
【図15】図1のタイムサーバ2が送信するタイマ異常
通知パケットの一例を示す図である。
【図16】図2の各端末装置T1〜Tnが要求パケット
に対して正常なリターンを返せないときに送信する応答
パケットの一例を示す図である。
【図17】図3LANにおけるタイマチェック時のパケ
ット送受信シーケンスチャートである。
【図18】図3のLANにおけるタイマチェック時のタ
イマ修正を行なうときのパケット送受信シーケンスチャ
ートである。
【図19】図3のLANにおけるタイマチェック時にタ
イムサーバ2自身に異常があったときのパケット送受信
シーケンスチャートである。
【図20】図3のLANにおけるタイマチェック時にタ
イムサーバ2自身に異常があった場合に新たなタイムサ
ーバを割り当てるときのパケット送受信シーケンスチャ
ートである。
【符号の説明】
1:ネットワーク 2:タイムサーバ 3,7:パケット処理部 4,8:データ処理部 4a:タイマチェック機能部 5,9:タイマ監視部 6,10:内蔵タイマ T1〜Tn:端末装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイマを内蔵した端末装置を複数接続し
    たネットワークのタイム管理を行なうタイムサーバを備
    えたローカルエリアネットワークにおいて、 前記タイムサーバに、前記各端末装置から一斉にタイマ
    検査用パケットを送信させてそれを受信する手段と、該
    手段によって受信した各タイマ検査用パケットのうちコ
    リジョンを起こさなかったタイマ検査用パケットを送信
    した端末装置のタイマのクロックのずれを検出する手段
    とを設けたことを特徴とするローカルエリアネットワー
    ク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のローカルエリアネットワ
    ークにおいて、 前記タイムサーバに、前記受信したタイマ検査用パケッ
    トがコリジョンを起こさなかったとき、該タイムサーバ
    自身に問題が認められた場合に前記各端末装置へエラー
    発生のパケットを送信する手段を設けたことを特徴とす
    るローカルエリアネットワーク。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のローカルエリアネットワ
    ークにおいて、 前記タイムサーバに、前記受信したタイマ検査用パケッ
    トがコリジョンを起こさなかったとき、該タイムサーバ
    自身に問題が認められた場合に前記各端末装置のなかか
    らタイマが正常に動作している端末装置を新たなタイム
    サーバに割り当てる手段を設けたことを特徴とするロー
    カルエリアネットワーク。
JP5319458A 1993-12-20 1993-12-20 ローカルエリアネットワーク Pending JPH07175734A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017063349A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 住友電工システムソリューション株式会社 無線通信機、及び制御装置
JP2018533793A (ja) * 2015-11-04 2018-11-15 ビットディフェンダー アイピーアール マネジメント リミテッド ドメイン生成アルゴリズム(dga)のマルウェアを検出するためのシステムおよび方法

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