JPH07175716A - データ記録再生装置 - Google Patents

データ記録再生装置

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JPH07175716A
JPH07175716A JP34492693A JP34492693A JPH07175716A JP H07175716 A JPH07175716 A JP H07175716A JP 34492693 A JP34492693 A JP 34492693A JP 34492693 A JP34492693 A JP 34492693A JP H07175716 A JPH07175716 A JP H07175716A
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Machio Yamagishi
万千雄 山岸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音楽のようなシリアルなデータを書き込むと
きにも、内部メモリだけで頭切れの生じないデータ記録
がおこなえるデータ記録再生装置の提供を目的としてい
る。 【構成】 主記録部11と副記録部13とからなる書き
換え可能な不揮発性半導体メモリ15を備える。メモリ
15にデータ書き込みの際、主記録部11のデータ書き
込み場所に空きがないか否かを読み出し回路27が判断
し、空きがないときは、その場所に記録されている旧デ
ータ消去をする間、新データを副記録部13に書き込
み、消去完了後に書き込みデータの続きを主記録部11
に書き込むようにするとともに、それぞれの書き込みデ
ータのアドレスやファイル名をラベリングして連係させ
ラベル確認回路29に蓄積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書き換え可能な不揮発
性の半導体メモリを用いたデータ記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、データの記録再生をおこなう
データ記録素子として種々の半導体メモリが知られてい
る。半導体メモリのうち、電源を切ってもデータが消え
ないデータ不揮発性のメモリとしてROM(Read Only
Memory ),PROM(Programmable ROM)等があ
る。PROMは、使用者側でデータを書き換えることが
できるもので、その消去方法の相違によって、UVEP
ROM(UV Erasable PROM)、EEPROM(El
ectrical Erasable PROM)等に分類することができ
る。UVEPROMは、紫外線によって記録内容を一括
消去するタイプのもので、使用者側でデータを書き換え
るためには、紫外線ランプの付いた消去器と書き込み用
のPROMプログラマを用意する必要があり、また一々
基板から素子を取り外さなければならず不便であった。
【0003】これに対し、EEPROMは基板に取り付
けたままで記録内容を書き換えることができ便利にはな
っているが、書き換えが1バイト毎であるという不便さ
があった。この従来型のEEPROMに対し、最近では
一度に全バイト又は選択されたブロックやページを電気
的に消去して、消去した部分に電気的に書き込みをおこ
なうことのできる新タイプのEEPROMが開発されて
いる。
【0004】新タイプのEEPROMは、書き込み、読
み出し速度が早いことと、大容量化に適していることか
ら、音声装置に使用されている磁気テープの置き換えや
ハードディスクやフロッピィディスクの置き換え用とし
て期待されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この新タイ
プのEEPROMにデータを書き込む場合に、メモリ内
に空きがないとき、すなわち再録することになる場合に
は、書き込もうとするページやブロック内の旧データを
一旦消去して、消去した後に新しくデータを書き込まな
ければならない。この場合、記録容量によっても異なる
がページ分の消去には通常1秒〜数秒程度の時間を必要
とする。その際に、書き込もうとするデータが音楽のよ
うなシリアルなデータの場合には、消去している時間分
だけ書き込みデータの頭の部分が切れてしまうことにな
り問題となる。この場合、今までは外付けメモリで対応
しているが、コストもかかり、また不便でもある。
【0006】本発明は、書き換え可能な不揮発性半導体
メモリを使用したデータ記録再生装置において、音楽の
ようなシリアルなデータを書き込むときにも、内部メモ
リだけで頭切れの生じないデータ記録がおこなえるデー
タ記録再生装置の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ記録
再生装置は、主記録部と副記録部とを備えた書き換え可
能な不揮発性半導体メモリと、該不揮発性半導体メモリ
にデータをアクセスする制御手段とを備え、該制御手段
により、データ書き込みの際、主記録部のデータ書き込
み場所に空きがないと判断したとき、その場所に記録さ
れている旧データ消去をする間、新データを副記録部に
書き込み、消去完了後に書き込みデータの続きを主記録
部に書き込むようにするとともに、それぞれの書き込み
データにラベリングするようにしたことを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】本発明は上述のように構成されているので、デ
ータ書き込みの際、主記録部のデータ書き込み場所に空
きがない場合には、その場所に記録されている旧データ
消去をする間、書き込もうとする新データは副記録部に
書き込まれ、旧データの消去が完了した後に、副記録部
に書き込まれた新データの続きが主記録部に書き込まれ
る。そして、主記録部の書き込みデータと副記録部の書
き込みデータとに関連するラベリングがなされる。これ
により、データ読み出し時には、このラベルによって両
方のデータが連動して取り出される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1には、本発明に係るデータ記録再生装置の一実
施例がブロック図で示されている。このデータ記録再生
装置10は、図に示すように、書き換え可能な不揮発性
半導体メモリ(以下、単にメモリという。)15を有し
ており、該メモリ15は1チップで形成されていて、主
記録部11と副記録部13とで構成されている。主記録
部11は多数のページ111により形成されており、副
記録部13は1ページあるいは少数のページで形成され
ている。なお、主記録部11と副記録部13との構成
は、メモリ15内の別位置に最初から分けて設けるよう
にしてもよく、あるいは特定のページを指定して副記録
部13とすることもできる。また、メモリ15の1ペー
ジの記録容量は、メモリ15の種類によっても異なる
が、一般に数百バイト以上であり、メモリ15の全体容
量としては現在のところ256K〜16Mビットのもの
がある。このメモリ15も、従来の技術の項で説明した
ように、内部に記録されているデータの消去は、ページ
毎または何ページかをブロックにしてブロック毎あるい
はメモリ全体に付いておこなう形式のものである。
【0010】また、図において、17はA/D変換器
で、マイクロフォン19からの音声入力信号をデジタル
信号に変換するためのであり、21はデータ処理回路で
A/D変換器17から入力したデジタル信号をメモリ1
5へ書き込むことのできるデータに処理する回路であ
る。23は、書き込み発生回路で、データ処理回路21
からの信号データをメモリ15へ書き込むための回路で
ある。25は、分別回路で、書き込み発生回路23から
入力した信号データを読み出し回路27の制御に基づ
き、主記録部11へのパスAと副記録部13へのパスB
とに分別するための回路である。
【0011】該読み出し回路27は、電源が投入されデ
ータの書き込みを指示する信号があると、先ず主記録部
11の書き込み場所が空になっているか否かを判断し、
空になっていなければその場所に記録されている旧デー
タを消去する。消去をおこなう場合には、分別回路25
を制御して書き込み回路23からの信号データをパスB
へ分別させ、副記録部13に書き込ませるようにする。
また、消去が完了した場合には、分別回路25を制御し
て書き込み回路23からの信号データをパスAへ分別さ
せ、主記録部11に書き込ませるようにする。
【0012】29は、ラベル確認回路で、書き込まれた
信号データのアドレスやファイル名等をラベリングして
蓄積しておく回路であり、書き込みデータの最初の部分
が副記録部13に書き込まれ、後の部分が主記録部11
に書き込まれた場合には、その両方のデータを関連づけ
てラベリングする。31は情報読み出し回路で、図示せ
ぬ指示回路によってデータ読み出しの指示がおこなわれ
た場合に、メモリ15内から必要とするデータを読み出
して音声再現回路へ送るようになっている。その際、デ
ータの読み出しは、ラベル確認回路29を介しておこな
い、データが主記録部11と副記録部13とに跨がって
書き込まれている場合には、先ず副記録部13内のデー
タから読み出し、読み出し終了と同時に続いて主記録部
11内のデータを連動して読み出すようになっている。
【0013】次に、この回路の動作を、図2に示すフロ
ーチャートを用いて更に説明する。先ず、電源が投入さ
れ、録音(書き込み)指示の信号が入力すると、スター
トし、ステップS1でアナログ音声入力信号が取り込ま
れる。続いて、ステップS2でアナログ音声信号がデジ
タル信号に変換され、ステップS3でメモリ15に書き
込めるようにデータ処理がおこなわれる。次に、ステッ
プS4で主記録部11のデータ書き込み場所(ページ)
が空か否かが読み出し回路27によって判断され、空の
場合には処理はステップS8に移り、入力した信号デー
タは主記録部11の書き込み場所に書き込まれる。そし
て、ステップS9で書き込まれたデータのアドレスやフ
ァイル名がラベル確認回路29に蓄積されて終了する。
【0014】一方、ステップS4で、主記録部11のデ
ータ書き込み場所が空でないと判断された場合には、次
のステップS5で、その場所に記録されている旧データ
の消去がおこなわれる。また、この消去処理と同時に、
ステップS6において読み出し回路27は分別回路25
を制御して、入力した信号データを副記録部13に書き
込ませる。次に、ステップS7で、主記録部11のデー
タ書き込み場所に記録されていた旧データの消去が完了
したか否かが判断され、消去が完了していない場合は、
処理はステップS5へ戻る。消去が完了している場合
は、処理はステップS8に進み、副記録部13へのデー
タ書き込みを停止して、続きのデータを主記録部11に
書き込んでいく。なお、1ページ分の旧データを消去す
るに要する時間は、1秒〜数秒程度であるので、副記録
部13の記録容量は主記録部11の記録容量に比べ極め
て小さいものでよいことになる。
【0015】そして、主記録部11への書き込みが終了
したら、ステップS9で、書き込まれたデータのアドレ
スやファイル名がラベル確認回路29に蓄積されて終了
する。その際、書き込まれたデータが主記録部11と副
記録部13とに分かれている場合には、ラベルが関連づ
けて付与され、読み出しの際に副記録部13のデータか
ら先に読み出され、続いて主記録部11のデータが連動
して読み出されるようになっている。
【0016】このように、本実施例におけるデータ記録
再生装置は、音楽を書き込み記録する場合等において、
メモリ内に空きがなく、一度旧データを消去しなければ
ならない場合でも、旧データ消去中の音楽の頭の部分は
副記録部に書き込まれ、旧データを消去した後は、続き
の部分は主記録部に書き込まれるようになっているの
で、データの頭切れを生じることはない。また、両デー
タをラベリングして連係したので、読み出し時に連動し
て読み出すことができる。なお、本実施例では、メモリ
15を1チップで形成しているが、主記録部11と副記
録部13とを別のチップとすることもできる。また、本
発明における制御部とは、実施例におけるA/D変換器
17、データ処理回路21、書き込み回路23、分別回
路25、読み出し回路27、ラベル確認回路29、情報
読み出し回路31を含んだものをいう。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
音楽のようなシリアルなデータを書き込むときにも、内
部メモリだけで頭切れの生じないデータ記録をおこなう
ことができる。このため、従来のように外付けメモリを
使用する必要がないので、小型化が図れるとともに、コ
ストの低減もおこなえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ記録再生装置の一実施例の
回路ブロック図である。
【図2】図1で示した回路の動作を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 データ記録再生装置 11 主記録部 13 副記録部 15 不揮発性半導体メモリ 17 A/D変換器 19 マイクロフォン 21 データ処理回路 23 書き込み発生回路 25 分別回路 27 読み出し回路 29 ラベル確認回路 31 情報読み出し回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記録部と副記録部とを備えた書き換え
    可能な不揮発性半導体メモリと、 該不揮発性半導体メモリにデータをアクセスする制御手
    段とを備え、 該制御手段により、データ書き込みの際、主記録部のデ
    ータ書き込み場所に空きがないと判断したとき、その場
    所に記録されている旧データ消去をする間、新データを
    副記録部に書き込み、消去完了後に書き込みデータの続
    きを主記録部に書き込むようにするとともに、それぞれ
    の書き込みデータにラベリングするようにしたことを特
    徴とするデータ記録再生装置。
JP34492693A 1993-12-20 1993-12-20 データ記録再生装置 Expired - Fee Related JP3158329B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001051894A (ja) * 1999-08-09 2001-02-23 Murata Mfg Co Ltd データ通信装置

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JP2001051894A (ja) * 1999-08-09 2001-02-23 Murata Mfg Co Ltd データ通信装置

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