JPH07175709A - オブジェクト指向分散処理装置及びその制御方法 - Google Patents

オブジェクト指向分散処理装置及びその制御方法

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JPH07175709A
JPH07175709A JP5320401A JP32040193A JPH07175709A JP H07175709 A JPH07175709 A JP H07175709A JP 5320401 A JP5320401 A JP 5320401A JP 32040193 A JP32040193 A JP 32040193A JP H07175709 A JPH07175709 A JP H07175709A
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JP
Japan
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type
client
data
processing
server
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Pending
Application number
JP5320401A
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English (en)
Inventor
Tsunehiro Tsukada
恒博 塚田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クライアント側或はクライアントプロセス側
が、処理すべきオブジェクトの型を持たない場合であっ
ても、処理をある程度の続行させることを可能にするオ
ブジェクト指向分散処理装置及びその制御方法を提供し
ようとするものである。 【構成】 クライアントプロセスはサーバからオブジェ
クトを得(S1)、それからオブジェクトの型を得る
(S2)。このとき、クライアントプロセスに対応する
オブジェクトの型がない場合には(S3)、保留型のオ
ブジェクトを生成し、処理を行う(S5、S6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオブジェクト指向分散処
理装置及びその制御方法、例えばネットワークに接続さ
れたサーバとクライアントにおけるクライアント側の処
理装置及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オブジェクト指向によるプログラ
ミングが行われるようになってきたことにより、情報を
オブジェクトとして処理する方法が盛んに研究されてい
る。
【0003】従来、オブジェクトをデータおよび処理の
単位として処理するオブジェクト指向データベースシス
テムにおいては、オブジェクトデータを参照するための
識別子がシステムによって与えられており、クライアン
ト側はその識別子をデータベースサーバに問い合わせる
ことによってオブジェクトデータを得るようになってい
る。従って、オブジェクトデータをクライアントプロセ
ス内で利用、もしくは処理するためには、クライアント
側のプロセスがオブジェクトデータの型を認識できなけ
ればならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、クライアントプロセスが処理するデータオブ
ジェクトの型を認識できない場合、クライアントプロセ
スの処理が中断してしまい、それ以上の処理を継続でき
ないという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】本発明はかかる問題点に鑑みなされたものであ
り、クライアント側或はクライアントプロセス側が、処
理すべきオブジェクトの型を持たない場合であっても、
処理をある程度の続行させることを可能にするオブジェ
クト指向分散処理装置及びその制御方法を提供しようと
するものである。
【0006】この課題を解決するため本発明のオブジェ
クト指向分散処理装置は以下に示す構成を備える。すな
わち、情報をオブジェクト単位として処理するサーバ及
びクライアントによるデータベースシステムにおけるオ
ブジェクト指向分散処理装置において、クライアントプ
ロセスが、処理すべきオブジェクトの型を持たない場
合、サーバプロセスに対して問い合わせをせずに、所定
の保留型のオブジェクトを生成し、処理を継続する。
【0007】また、本発明のオブジェクト指向分散処理
装置の制御方法は以下に示すように動作する。すなわ
ち、情報をオブジェクト単位として処理するサーバ及び
クライアントによるデータベースシステムにおけるオブ
ジェクト指向分散処理装置の制御方法において、クライ
アントプロセスが、処理すべきオブジェクトの型を持た
ない場合、サーバプロセスに対して問い合わせをせず
に、所定の保留型のオブジェクトを生成し、処理を継続
するように動作する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る実施例
を詳細に説明する。
【0009】図1は実施例に適用した情報処理装置の構
成を示すブロック図である。
【0010】図示において、101はキーボードやポイ
ンティングデバイス等の入力装置、102は装置全体の
制御を司る中央演算処理装置(以下、CPU)、103
は主記憶装置(RAM)、104はブートプログラム等
を記憶している読み出し専用メモリ(ROM)、105
はオペレーティングシステム(OS)やアプリケーショ
ンプログラム、更には各種データを記憶している2次記
憶装置(例えばハードディスク装置)、106は表示装
置やプリンタ等の出力装置、107はネットワークイン
ターフェースである。
【0011】図2は上記装置に電源が投入され、2次記
憶装置105からOS及び各種アプリケーションプログ
ラムが主記憶装置103にロードされ処理されている状
態における構成概念図である。
【0012】図示において、111、112はネットワ
ーク上に接続された各端末(上記図1の構成を備える)
で実行中のプロセスを示している。211はプロセス1
11、112を結ぶ通信機構である。
【0013】311、312、313、314は情報処
理装置間で共有されるオブジェクトデータである。41
1、412がクライアントプロセス中でオブジェクトデ
ータをオブジェクトとしてアクセス可能にするためのオ
ブジェクト型情報であり、511、512はオブジェク
ト型情報を識別するためのオブジェクト型識別子であ
る。オブジェクト型情報411は従来のオブジェクト指
向データベースシステムで用いられるようなオブジェク
ト型情報であり、オブジェクト型保留情報412は本発
明では特殊なオブジェクト型である。
【0014】611はオブジェクトデータ313とオブ
ジェクト型情報411を用いてクライアントプロセス1
11によって生成されたオブジェクトである。612
は、オブジェクト型識別子512に対応するオブジェク
ト型情報がクライアントプロセス111にない場合に、
オブジェクト型情報412を用いて生成されたオブジェ
クトである。
【0015】オブジェクト612は任意の型のオブジェ
クトデータを持つことができ、かつクライアントプロセ
ス中ではオブジェクト611と同様に存在することが可
能であることが特徴となっている。
【0016】クライアントプロセス111がオブジェク
ト611を得る手順は、(A−1)クライアントプロセ
ス111は通信機構211を通じてサーバプロセス11
2で管理されているオブジェクトデータ311をクライ
アントプロセス111にコピーし、(A−2)オブジェ
クトデータ313のオブジェクト型識別子511を得、
(A−3)得られたオブジェクト型識別子511に対応
するオブジェクト型411を得、(A−4)オブジェク
ト型411のオブジェクト611を生成し、(A−5)
オブジェクトデータ313をオブジェクト611に隠蔽
されるデータとして設定する。
【0017】一方、クライアントプロセス111がオブ
ジェクト612を得る手順は、本発明の方法を示す典型
的な例であるが、(B−1)クライアントプロセス11
1は通信機構211を通じてサーバプロセス112で管
理されているオブジェクトデータ312をクライアント
プロセス111にコピーし、(B−2)オブジェクトデ
ータ311のオブジェクト型識別子512を得、(B−
3)クライアントプロセスはクライアントプロセス自身
がオブジェクト型識別子512に対応するオブジェクト
型を持っているかどうかをチェックし、持っていないと
きは、オブジェクト型を保留するオブジェクト型412
を得、(B−4)オブジェクト412のオブジェクト6
12を生成し、(B−5)オブジェクトデータ314を
オブジェクト612に隠蔽されるデータとして設定す
る。
【0018】図3は、実施例におけるクライアント側で
の処理手順を示している。
【0019】まず、ステップS1でオブジェクトデータ
をサーバから獲得し、次にステップS2に進んで、その
オブジェクトデータからオブジェクトの型を得る。次
に、自身(クライアント)そのオブジェクトの型を持っ
ているかどうかを判断する。持っていれば、ステップS
4に進んで、そのオブジェクト生成等の処理を行ない、
処理を継続する。
【0020】一方、クライアントが対応するオブジェク
トをもっていないと判断した場合には、ステップS5に
進んで、自身で処理するオブジェクトの型を保留型と
し、ステップS6で保留型のオブジェクトを生成し、処
理を継続する。
【0021】以上の結果、本実施例によれば、クライア
ントプロセス側が、サーバプロセスから得たオブジェク
トデータの型を持たない場合、特に、その中身に対して
加工等の処理を行わない限りは、処理を継続することが
可能になる。
【0022】尚、保留型のオブジェクトを生成し、処理
を続行できた場合等、後から、その処理後のデータに対
してユーザが正規の型を指定できるようにしても良い。
【0023】<他の実施例の説明>第2の実施例は、オ
ブジェクトがオブジェクトデータを内包するような複合
オブジェクトの遅延参照への適用である。図4におい
て、121はオブジェクトAのデータであり、オブジェ
クトデータ121は内部にオブジェクトBデータを持っ
ている。これは、オブジェクトAがオブジェクトBを持
っていることを意味している。この実施例では、オブジ
ェクトA(421)に対するアクセスがオブジェクトB
を要求した場合、そのプロセスがオブジェクトBのオブ
ジェクト型を知っている場合でも、オブジェクト型を保
留した型222を用いてオブジェクトB(422)を生
成し、オブジェクトデータBの評価を遅延することが可
能であることを特徴とする。
【0024】オブジェクトB(422)を生成するとき
に、オブジェクトデータ121からオブジェクトデータ
B(122)をコピーする必要はなく、オブジェクトA
が持っているオブジェクトデータBに対する参照情報
(123)を持つだけで良い。
【0025】尚、実施例では、ネットワークに接続され
た装置を例にして説明したが、1つの装置内部でクライ
アント及びサーバプロセスが動作する場合にも適応でき
るので、上記例によって本願発明が限定されるものでは
ない。
【0026】従って、本発明は、複数の機器から構成さ
れるシステムに適用しても1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明は、システム或は装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
ブジェクト型情報を持たないプロセスでもデータをオブ
ジェクト化することが可能となるため、 (1)特別なデータ処理ルーチンを用意する必要がな
く、既存のオブジェクト処理ルーチンの利用性が向上す
る。
【0028】(2)データにアクセスが可能で、しかも
そのデータの内容によらない操作が可能となる。
【0029】(3)データ参照を遅延化することが可能
となり、データ処理速度の向上が期待される等の効果が
ある。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例が適応する情報処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】実施例の装置の動作時の構成概念図である。
【図3】実施例の動作処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】他の実施例の構造図である。
【符号の説明】
101 入力装置 102 中央演算処理装置 103 主記憶装置 104 読み出し専用メモリ 105 2次記憶装置 106 出力装置 107 ネットワークインターフェース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報をオブジェクト単位として処理する
    サーバ及びクライアントによるデータベースシステムに
    おけるオブジェクト指向分散処理装置において、 クライアントプロセスが、処理すべきオブジェクトの型
    を持たない場合、サーバプロセスに対して問い合わせを
    せずに、所定の保留型のオブジェクトを生成し、処理を
    継続することを特徴とするオブジェクト指向分散処理装
    置。
  2. 【請求項2】 情報をオブジェクト単位として処理する
    サーバ及びクライアントによるデータベースシステムに
    おけるオブジェクト指向分散処理装置の制御方法におい
    て、 クライアントプロセスが、処理すべきオブジェクトの型
    を持たない場合、サーバプロセスに対して問い合わせを
    せずに、所定の保留型のオブジェクトを生成し、処理を
    継続することを特徴とするオブジェクト指向分散処理装
    置の制御方法。
JP5320401A 1993-12-20 1993-12-20 オブジェクト指向分散処理装置及びその制御方法 Pending JPH07175709A (ja)

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JP5320401A JPH07175709A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 オブジェクト指向分散処理装置及びその制御方法

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JP5320401A JPH07175709A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 オブジェクト指向分散処理装置及びその制御方法

Publications (1)

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JPH07175709A true JPH07175709A (ja) 1995-07-14

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ID=18121060

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JP5320401A Pending JPH07175709A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 オブジェクト指向分散処理装置及びその制御方法

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JP (1) JPH07175709A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997029422A1 (fr) * 1996-02-05 1997-08-14 Athena Telecom Lab, Inc. Procede et appareil de gestion d'objets et structure de donnees

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997029422A1 (fr) * 1996-02-05 1997-08-14 Athena Telecom Lab, Inc. Procede et appareil de gestion d'objets et structure de donnees

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