JPH07175531A - 湯水混合栓の調圧弁 - Google Patents
湯水混合栓の調圧弁Info
- Publication number
- JPH07175531A JPH07175531A JP34325793A JP34325793A JPH07175531A JP H07175531 A JPH07175531 A JP H07175531A JP 34325793 A JP34325793 A JP 34325793A JP 34325793 A JP34325793 A JP 34325793A JP H07175531 A JPH07175531 A JP H07175531A
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- JP
- Japan
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- pressure
- hot water
- water
- chamber
- hot
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 湯や水の混合を確実に防止して、安全かつ信
頼性を高めることができるようにする。 【構成】 調圧弁1の水道等の給水配管系C・Wに接続
される一次側に開口させた流入口2から流路3を通して
流出口4を二次側に開口させる。この流路3を弁体6に
て開閉自在にする。調圧弁1内に調圧室8を設け、この
調圧室8を流路3の二次側に連通する水室8Aと給湯機
等の給湯配管系H・Wに接続されて連通する湯室8Bと
にダイヤフラム9にて水密的に区画する。このダイヤフ
ラム9を湯室8B側の湯圧の低下に伴う水室8A側の水
圧との間の圧力差にて作動させて、弁体6を流路3を開
閉する方向に弁棒7を介して連動制御する。
頼性を高めることができるようにする。 【構成】 調圧弁1の水道等の給水配管系C・Wに接続
される一次側に開口させた流入口2から流路3を通して
流出口4を二次側に開口させる。この流路3を弁体6に
て開閉自在にする。調圧弁1内に調圧室8を設け、この
調圧室8を流路3の二次側に連通する水室8Aと給湯機
等の給湯配管系H・Wに接続されて連通する湯室8Bと
にダイヤフラム9にて水密的に区画する。このダイヤフ
ラム9を湯室8B側の湯圧の低下に伴う水室8A側の水
圧との間の圧力差にて作動させて、弁体6を流路3を開
閉する方向に弁棒7を介して連動制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば家庭内におけ
る台所、洗面室あるいは浴室などの給湯設備の湯水混合
栓への給水及び給湯配管系に設置される調圧弁に関し、
特に、湯水圧をバランスさせることにより、湯水混合栓
の出湯温の変動を防止するようにしたものである。
る台所、洗面室あるいは浴室などの給湯設備の湯水混合
栓への給水及び給湯配管系に設置される調圧弁に関し、
特に、湯水圧をバランスさせることにより、湯水混合栓
の出湯温の変動を防止するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】例えば一般家庭における台所あるいは浴
室等に設置された給湯設備の湯水混合栓への給水・給湯
には、水道等の給水配管系から給水される水の水圧と、
給湯機等の給湯配管系から給湯される湯の湯圧との間の
圧力差によって湯水混合栓から出湯される出湯温の変動
を防止するために、調圧弁が設置されることがある。
室等に設置された給湯設備の湯水混合栓への給水・給湯
には、水道等の給水配管系から給水される水の水圧と、
給湯機等の給湯配管系から給湯される湯の湯圧との間の
圧力差によって湯水混合栓から出湯される出湯温の変動
を防止するために、調圧弁が設置されることがある。
【0003】従来、この種の調圧弁においては、シリン
ダとピストンとの組合せによって水圧と湯圧の調圧制御
が行なわれているのが現状である。
ダとピストンとの組合せによって水圧と湯圧の調圧制御
が行なわれているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造の調圧弁では、シリンダとピストンとの間
にゴミ等の異物が詰まり易いことから、作動不良が生
じ、出湯温度が変動する危険性を伴うばかりでなく、シ
リンダとピストンとの間にある隙間部で湯水が混合され
てしまうために、信頼性に劣るという問題があった。
うな従来構造の調圧弁では、シリンダとピストンとの間
にゴミ等の異物が詰まり易いことから、作動不良が生
じ、出湯温度が変動する危険性を伴うばかりでなく、シ
リンダとピストンとの間にある隙間部で湯水が混合され
てしまうために、信頼性に劣るという問題があった。
【0005】
【発明の目的】この発明の目的は、出湯温度の変動を防
止して、信頼性を高めることができるようにした湯水混
合栓の調圧弁を提供することにある。
止して、信頼性を高めることができるようにした湯水混
合栓の調圧弁を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、この発明は、水道等の給水配管系に接続される
流入口を一次側に開口させ、この流入口から流路を通し
て流出口を二次側に開口させるとともに、この流出口と
流入口との間の流路を開閉自在にしてなる弁体を備えた
調圧弁であって、この調圧弁内に調圧室を設け、この調
圧室を前記流路の二次側に連通する水室と給湯機等の給
湯配管系に接続されて連通口を介して連通する湯室とに
ダイヤフラムにて水密的に区画するとともに、このダイ
ヤフラムは、前記湯室側の湯圧の変動に伴う水室側の水
圧との間の圧力差による作動にて、前記弁体を前記流路
を開閉する方向に連動制御可能にしてなる構成としたも
のである。
ために、この発明は、水道等の給水配管系に接続される
流入口を一次側に開口させ、この流入口から流路を通し
て流出口を二次側に開口させるとともに、この流出口と
流入口との間の流路を開閉自在にしてなる弁体を備えた
調圧弁であって、この調圧弁内に調圧室を設け、この調
圧室を前記流路の二次側に連通する水室と給湯機等の給
湯配管系に接続されて連通口を介して連通する湯室とに
ダイヤフラムにて水密的に区画するとともに、このダイ
ヤフラムは、前記湯室側の湯圧の変動に伴う水室側の水
圧との間の圧力差による作動にて、前記弁体を前記流路
を開閉する方向に連動制御可能にしてなる構成としたも
のである。
【0007】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことによって、調圧弁の調圧室をダイヤフラムにて水室
と湯室とに水密的に区画するとともに、このダイヤフラ
ムを湯室側の湯圧の変動に伴う水室側の水圧との間の圧
力差にて作動させて、弁体を流路を開閉する方向に連動
制御させるようになっているために、シリンダやピスト
ンが不要にとなり、従前のようなゴミ等の詰まりによる
作動不良が確実に防止される。
ことによって、調圧弁の調圧室をダイヤフラムにて水室
と湯室とに水密的に区画するとともに、このダイヤフラ
ムを湯室側の湯圧の変動に伴う水室側の水圧との間の圧
力差にて作動させて、弁体を流路を開閉する方向に連動
制御させるようになっているために、シリンダやピスト
ンが不要にとなり、従前のようなゴミ等の詰まりによる
作動不良が確実に防止される。
【0008】また、ダイヤフラムにて水室と湯室との間
が水密的に区画されるために、湯水の混合による信頼性
の低下が確実に防止される。
が水密的に区画されるために、湯水の混合による信頼性
の低下が確実に防止される。
【0009】なお、弁体による流路の絞りを、通常の使
用時では、給湯配管系側の湯圧よりも高い給水配管系側
の水圧のみとすると、構造の簡素化が図れるとともに、
減圧弁などの既存のボディ部品の使用が可能になる。
用時では、給湯配管系側の湯圧よりも高い給水配管系側
の水圧のみとすると、構造の簡素化が図れるとともに、
減圧弁などの既存のボディ部品の使用が可能になる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照しな
がら詳細に説明すると、図1に示すように、図中1はこ
の発明に係る調圧弁である。
がら詳細に説明すると、図1に示すように、図中1はこ
の発明に係る調圧弁である。
【0011】この調圧弁1には、水道等の給水配管系C
・Wに接続される流入口2が一次側に開口し、この流入
口2から流路3を通して流出口4を二次側に開口させて
なるとともに、この流出口4と流入口2との間の流路3
の途上には、弁孔5が設けられている。
・Wに接続される流入口2が一次側に開口し、この流入
口2から流路3を通して流出口4を二次側に開口させて
なるとともに、この流出口4と流入口2との間の流路3
の途上には、弁孔5が設けられている。
【0012】この弁孔5は、前記流路3の二次側に配置
した弁体6にて開閉自在になっていて、この弁体6は、
前記弁孔5を通して後述する調圧室8の水室8A側に臨
ませた弁棒7に連結され、この弁棒7の上下動にて前記
弁孔5を開弁または閉弁することで、前記流路3を開閉
し得るようになっている。
した弁体6にて開閉自在になっていて、この弁体6は、
前記弁孔5を通して後述する調圧室8の水室8A側に臨
ませた弁棒7に連結され、この弁棒7の上下動にて前記
弁孔5を開弁または閉弁することで、前記流路3を開閉
し得るようになっている。
【0013】そして、前記調圧弁1内には、調圧室8が
設けられ、この調圧室8は、前記流路3の二次側に連通
する水室8Aと湯室8Bとにダイヤフラム9にて水密的
に区画されているとともに、このダイヤフラム9には、
前記水室8A側に臨ませた弁棒7が連結されている一
方、前記湯室8Bには、連通口10が臨み、この連通口
10は、前記調圧弁1に突出形成した接続口部11を介
して接続される給湯機等の給湯配管系H・Wに連通可能
になっている。
設けられ、この調圧室8は、前記流路3の二次側に連通
する水室8Aと湯室8Bとにダイヤフラム9にて水密的
に区画されているとともに、このダイヤフラム9には、
前記水室8A側に臨ませた弁棒7が連結されている一
方、前記湯室8Bには、連通口10が臨み、この連通口
10は、前記調圧弁1に突出形成した接続口部11を介
して接続される給湯機等の給湯配管系H・Wに連通可能
になっている。
【0014】上記の構成によれば、長時間の出湯等によ
り給湯量が低下し、前記調圧弁1内の調圧室8の湯室8
B側の湯圧P2 が低くなると、水室8A側の水圧P1 と
の圧力差により、前記ダイヤフラム9が上方に作動し
て、前記弁棒7及び弁体6を上動させて給水流路3を絞
り、給水量を低下されるので、給湯量と給水量との比率
を保つことができ、出湯温度の変動を防止できる。
り給湯量が低下し、前記調圧弁1内の調圧室8の湯室8
B側の湯圧P2 が低くなると、水室8A側の水圧P1 と
の圧力差により、前記ダイヤフラム9が上方に作動し
て、前記弁棒7及び弁体6を上動させて給水流路3を絞
り、給水量を低下されるので、給湯量と給水量との比率
を保つことができ、出湯温度の変動を防止できる。
【0015】通常の使用では、ほとんどの場合、給水配
管系C・Wの水圧P1 が給湯配管系H・Wの湯圧P2 よ
りも高くなっており、給湯量が不足することがあって
も、給水量が不足することはない。
管系C・Wの水圧P1 が給湯配管系H・Wの湯圧P2 よ
りも高くなっており、給湯量が不足することがあって
も、給水量が不足することはない。
【0016】すなわち、給湯量を絞って、給湯量と給水
量との比率を保つ必要性が生じることはなく、これによ
って、弁体6による流路3の絞りは、給水系にのみ行な
えば良い。
量との比率を保つ必要性が生じることはなく、これによ
って、弁体6による流路3の絞りは、給水系にのみ行な
えば良い。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、調圧弁内の調圧室をダイヤフラムにて水室と湯室
とに水密的に区画するとともに、このダイヤフラムを湯
室側の湯圧の低下に伴う水室側の水圧との間の圧力差に
て作動させて、弁体を流路座を開閉する方向に連動制御
させるようになっていることから、ダイヤフラムの使用
によって、従前のようなゴミ等の詰まりによる作動不良
を防止することができ、出湯温度を安定させることで、
安全性を高めることができる。
明は、調圧弁内の調圧室をダイヤフラムにて水室と湯室
とに水密的に区画するとともに、このダイヤフラムを湯
室側の湯圧の低下に伴う水室側の水圧との間の圧力差に
て作動させて、弁体を流路座を開閉する方向に連動制御
させるようになっていることから、ダイヤフラムの使用
によって、従前のようなゴミ等の詰まりによる作動不良
を防止することができ、出湯温度を安定させることで、
安全性を高めることができる。
【0018】また、調圧弁の調圧室をダイヤフラムにて
水室と湯室とに水密的に区画しているために、湯水の混
合を確実に防止することができるとともに、信頼性の向
上を図ることができる。
水室と湯室とに水密的に区画しているために、湯水の混
合を確実に防止することができるとともに、信頼性の向
上を図ることができる。
【図1】 この発明に係る湯水混合栓の調圧弁の一実施
例を示す断面図。
例を示す断面図。
1……調圧弁、2……流入口、3……流路、4……流出
口、5……弁孔、6……弁体、7……弁棒、8……調圧
室、8A……水室、8B……湯室、9……ダイヤフラ
ム、10……接続口部、11……連通口、C・W……給
水配管系、H・W……給湯配管系。
口、5……弁孔、6……弁体、7……弁棒、8……調圧
室、8A……水室、8B……湯室、9……ダイヤフラ
ム、10……接続口部、11……連通口、C・W……給
水配管系、H・W……給湯配管系。
Claims (1)
- 【請求項1】 水道等の給水配管系に接続される流入口
を一次側に開口させ、この流入口から流路を通して流出
口を二次側に開口させるとともに、この流出口と流入口
との間の流路を開閉自在にしてなる弁体を備えた調圧弁
であって、 この調圧弁内に調圧室を設け、この調圧室を前記流路の
二次側に連通する水室と給湯機等の給湯配管系に接続さ
れて連通口を介して連通する湯室とにダイヤフラムにて
水密的に区画するとともに、 このダイヤフラムは、前記湯室側の湯圧の変動に伴う水
室側の水圧との間の圧力差による作動にて、前記弁体を
前記流路を開閉する方向に連動制御可能にしたことを特
徴とする湯水混合栓の調圧弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34325793A JPH07175531A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 湯水混合栓の調圧弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34325793A JPH07175531A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 湯水混合栓の調圧弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07175531A true JPH07175531A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18360131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34325793A Pending JPH07175531A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 湯水混合栓の調圧弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07175531A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS536925A (en) * | 1976-07-07 | 1978-01-21 | Mitsui Toatsu Chemicals | Constant pressure valve |
JPS53135046A (en) * | 1977-04-30 | 1978-11-25 | Osaka Gas Co Ltd | Mixing mechanism in water heaters |
JPH01220010A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-01 | Greens Ind Ltd | 圧力補償装置及び圧力制御方法 |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP34325793A patent/JPH07175531A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS536925A (en) * | 1976-07-07 | 1978-01-21 | Mitsui Toatsu Chemicals | Constant pressure valve |
JPS53135046A (en) * | 1977-04-30 | 1978-11-25 | Osaka Gas Co Ltd | Mixing mechanism in water heaters |
JPH01220010A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-01 | Greens Ind Ltd | 圧力補償装置及び圧力制御方法 |
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