JPH0717536U - 環状部材の把持搬送装置 - Google Patents

環状部材の把持搬送装置

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JPH0717536U
JPH0717536U JP5258993U JP5258993U JPH0717536U JP H0717536 U JPH0717536 U JP H0717536U JP 5258993 U JP5258993 U JP 5258993U JP 5258993 U JP5258993 U JP 5258993U JP H0717536 U JPH0717536 U JP H0717536U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生タイヤ等の環状部材Kを外側から把持し
ながら搬送する装置を安価でかつ構造も簡単とする。 【構成】 環状部材Kを確実に把持するためにはエア
シリンダ38および回転、固定ストッパーだけでよく、装
置が安価となり構造も簡単となる。また、把持体62は環
状部材Kの各種類に応じて予め製作された多数の把持体
62の中から選択されているので、環状部材Kの把持圧、
即ち接圧を容易に適切な値とすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、環状部材、例えば生タイヤ、ベルト・トレッドバンドを外側か ら把持しながら搬送することができる把持搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の環状部材の把持搬送装置としては、例えば、中心軸が水平である支持 リング体と、該支持リング体を軸方向に移動させる移動手段と、支持リング体に 半径方向に移動可能に支持され互いに周方向に離れた複数の可動体と、可動体を 同期して半径方向に移動させる駆動手段と、各可動体の半径方向内端に連結され た把持体と、を備え、前記移動手段を、支持リング体に回転可能に支持され該支 持リング体と同軸の回転リングと、支持リング体に支持され回転リングを回転さ せる油圧シリンダと、回転リングの回転運動を半径方向移動に変換して各可動体 に伝達する変換機構と、油圧シリンダを任意の位置で停止させる停止機構と、か ら構成したものが知られている。
【0003】 そして、このものによって環状部材を把持、搬送する場合には、まず、油圧シ リンダを作動して回転リングを回転させるが、この回転リングの回転は変換機構 によって半径方向移動に変換され、可動体、把持体を同期して半径方向内側に移 動させる。そして、把持体が環状部材に接触して該環状部材を外側から把持する と、停止機構により油圧シリンダを該位置において停止させる。次に、移動手段 によって支持リング体を軸方向に移動させ、把持体によって把持された環状部材 を搬送するのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の環状部材の把持搬送装置にあっては、油圧 シリンダを作動させるための油圧手段、油圧シリンダを任意の位置で停止させる 停止機構が必要であるが、これらのものはいずれも高価であるため、装置全体が 高価となり、構造も複雑となるという問題点がある。
【0005】 この考案は、安価でかつ構造も簡単である環状部材の把持搬送装置を提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、中心軸が水平である支持リング体と、該支持リング体を 軸方向に移動させる移動手段と、支持リング体に半径方向に移動可能に支持され 互いに周方向に離れた複数の可動体と、可動体を同期して半径方向に移動させる 駆動手段と、各可動体の半径方向内端に連結手段を介して着脱可能に連結された 把持体と、を備え、前記把持体を駆動手段によって可動体と共に同期して半径方 向内側に移動させることにより、環状部材をこれら把持体によって外側から把持 し、その後、移動手段によって支持リング体を軸方向に移動させることにより、 把持された環状部材を搬送するようにした環状部材の把持搬送装置において、前 記駆動手段を、支持リング体に回転可能に支持され該支持リング体と同軸の回転 リングと、支持リング体に支持され回転リングを回転させるエアシリンダと、回 転リングの回転運動を半径方向移動に変換して各可動体に伝達する変換機構と、 から構成し、かつ、支持リング体および回転リングに、可動体が半径方向最内側 に移動したとき、互いに当接する固定ストッパーおよび回転ストッパーをそれぞ れ固定するとともに、これら固定、回転ストッパーが当接したとき両側から挟持 する挟持ブロックおよび該挟持ブロックを固定、回転ストッパーに接近離隔させ る接離機構を設け、環状部材の種類に変更があった場合、環状部材の各種類に応 じて予め製作されている多数の把持体の中から、当該種類に合致する把持体を選 択して交換することにより達成することができる。
【0007】
【作用】
所定種類の環状部材を把持しながら搬送するには、まず、移動手段によって 支持リング体を軸方向に移動させ、把持体によって環状部材を外側から囲む。次 に、エアシリンダを作動して回転リングを回転させると、この回転は変換機構に よって半径方向移動に変換され、可動体、把持体が同期して半径方向内側に移動 する。そして、各把持体が環状部材を外側から把持し、可動体が半径方向最内側 に到達すると、固定ストッパーに回転ストッパーが当接し、回転リングの回転、 即ち可動体、把持体の半径方向内側への移動が停止する。このとき、環状部材を 把持する把持体は、環状部材の各種類に応じて予め製作されている多数の把持体 の中から、当該種類に半径方向厚さ、形状等が合致する把持体が選択されて可動 体に取り付けられているので、環状部材の把持圧、即ち接圧を容易に適切な値と することができる。しかも、環状部材を前述のように把持するためにはエアシリ ンダおよび固定、回転ストッパーだけでよく、装置が安価となり構造も簡単とな る。次に、接離機構を作動して挟持ブロックを固定、回転ストッパーに接近させ 、該挟持ブロックにより固定、回転ストッパーを両側から挟持する。その後、移 動手段によって支持リング体を軸方向に移動させ、環状部材を次工程に搬送する 。ここで、環状部材に半径方向外側に向かう外力が与えられることもあるが、前 述のように固定、回転ストッパーを挟持ブロックが両側から挟持しているので、 回転リングの回転はこの挟持ブロックによって阻止、即ち把持体の半径方向外側 への移動は阻止され、環状部材の品質低下が防止される。次に、把持搬送する環 状部材の種類に変更があった場合には、多数の把持体の中から当該種類に半径方 向厚さ、形状等が合致する把持体を選択して交換する。
【0008】 また、請求項2、3、4に記載のように構成すれば、長年の使用によって摩耗 が発生しても、がたつきを防止するために頻繁に芯ずれ矯正を行う必要はない。 さらに、請求項5、6に記載のように構成すれば、把持体の交換時間を短縮す ることができる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の第1実施例を図面に基づいて説明する。 図1、2において、11は床面12上に敷設された一対のレールであり、これら のレール11には移動台車13の下面に回転可能に支持された車輪14が転がり接触し ている。移動台車13上には中心軸が水平でかつ前記レール11に平行なリング本体 15が固定されている。前述した移動台車13、リング本体15は全体として、中心軸 が水平である支持リング体16を構成する。17はレール11間の床面12上に取り付け られ該レール11と平行なシリンダであり、このシリンダ17のピストンロッド18の 先端は前記移動台車13に取り付けられた連結部材19に連結されている。前述した シリンダ17、連結部材19は全体として、支持リング体16を中心軸に沿って軸方向 に移動させる移動手段20を構成し、この移動手段20によって支持リング体16は成 形ドラムDを外側から囲む囲み位置と、成形ドラムDから離隔した離隔位置との 間を移動することができる。ここで、成形ドラムDの外周には環状部材K、例え ば生タイヤ、ベルト・トレッドバンドが支持されている。
【0010】 図1、2、3、4において、前記リング本体15の一側面には半径方向に延びる 複数対、ここでは11対のガイドレール23が固定され、これら複数対のガイドレー ル23同士は周方向に等距離離れて配置されている。また、これら対をなすガイド レール23はそれぞれ一対のガイドレール23から構成され、これら対をなすガイド レール23同士は互いに平行である。24は複数、ここでは11個の可動体であり、こ れらの可動体24にはそれぞれ対応するガイドレール23に摺動可能に係合する一対 のスライドベアリング25が取り付けられている。この結果、可動体24はガイドレ ール23、スライドベアリング25を介して支持リング体16に半径方向に移動可能に 支持されることになる。前記リング本体15の外周には軸方向一側に向かって延び る複数、ここでは 3個の支持部材28が固定され、これらの支持部材28の一端部に は複数の支持ローラ29がそれぞれ回転可能に支持されている。30はリング本体15 の軸方向一側に設置され該リング本体15と同軸の回転リングであり、この回転リ ング30の外周は前記支持ローラ29に転がり接触しており、この結果、回転リング 30は支持部材28、支持ローラ29を介して支持リング体16に回転可能に支持されて いることになる。この回転リング30の軸方向他側面には接線方向に対して同一方 向に傾斜した複数、ここでは可動体24と同数である11個の傾斜カム溝32が形成さ れ、これらの傾斜カム溝32は周方向に等距離離れて配置されている。そして、こ れらの傾斜カム溝32には該傾斜カム溝32内を長手方向に移動することができる伝 達部材としてのカムフォロア33がそれぞれ挿入され、これらのカムフォロア33は ピン34を介して可動体24にそれぞれ回転可能に支持されている。この結果、回転 リング30が回転すると、傾斜カム溝32の側面に押されてカムフォロア33、可動体 24がガイドレール23にガイドされながら同期して半径方向に移動する。37はリン グ本体15の外周に固定されたブラケットであり、このブラケット37にはエアシリ ンダ38のヘッド側が連結されている。このエアシリンダ38のピストンロッド39の 先端は連結ブロック40を介して回転リング30に連結され、この結果、エアシリン ダ38が作動してピストンロッド39が突出したり引っ込んだりすると、回転リング 30は支持リング体16に支持されながら中心軸回りに回転する。前述した傾斜カム 溝32、カムフォロア33、ピン34は全体として、回転リング30の回転運動を半径方 向移動に変換して可動体24に伝達する変換機構41を構成し、また、回転リング30 、エアシリンダ38、変換機構41は全体として、可動体24を同期して半径方向に移 動させる駆動手段42を構成する。
【0011】 各可動体24の半径方向内端には軸方向に延びるガイドレール45が設けられ、各 ガイドレール45は可動体24の軸方向一端部および軸方向他端部にそれぞれ固定さ れた一側、他側ガイドレール46、47と、これら一側、他側ガイドレール46、47間 の可動体24にこれらから離れて固定された中間ガイドレール49と、から構成され ている。そして、これら一側、他側ガイドレール46、47および中間ガイドレール 49は半径方向内端部における幅が半径方向外端部における幅よりも大で、ここで は断面T字形であり、いずれも同一断面形状をしている。前記一側ガイドレール 46は軸方向に離れた第1ガイド部46aと第2ガイド部46bとから構成され、これ ら第1、第2ガイド部46a、46b間にはガイドレール45と断面形状が同一形状で ある一側ロック体50が配置されている。51は各可動体24の軸方向一端部に取り付 けられたロック機構としてのシリンダであり、これらのシリンダ51のピストンロ ッド52の先端は前記一側ロック体50に連結されている。そして、このシリンダ51 が作動してピストンロッド52が突出したり引っ込んだりすると、一側ロック体50 は半径方向に、即ちフランジ53が一側ガイドレール46の段差54に当接する内側限 と、フランジ53が可動体24の半径方向内端に当接する外側限との間を移動するこ とができる。一方、前記他側ガイドレール47も一側ガイドレール46と同様に第1 、第2ガイド部47a、47bから構成され、これら第1、第2ガイド部47a、47b 間にも他側ロック体55が配置されている。そして、これら他側ロック体55も可動 体24の軸方向他端部に固定されたロック機構としてのシリンダ56のピストンロッ ド57の先端に連結され、フランジ58が他側ガイドレール47の段差59に当接する内 側限と、フランジ58が可動体24の半径方向内端に当接する外側限との間を半径方 向に移動することができる。
【0012】 62は複数、ここでは可動体24と同数である11個の把持体であり、各把持体62の 半径方向外端には軸方向に延び把持体62の軸方向一端および他端において開口す るガイド溝63が形成されている。また、各ガイド溝63はガイドレール45と断面形 状が同一のT字形であり、前記ガイドレール45に摺動可能に嵌合することができ る。そして、各把持体62を軸方向に移動させてガイド溝63と他側ガイドレール47 、他側ロック体55、中間ガイドレール49、一側ガイドレール46、一側ロック体50 とを摺動させながら嵌合させた後、シリンダ51、56のピストンロッド52、57を引 っ込めて一側、他側ロック体50、55により把持体62の半径方向外端部に形成され た突条63aを可動体24に押し付けると、各把持体62は対応する可動体24にそれぞ れロックされる。前述した一側、他側ロック体50、55は全体として、各ガイドレ ール45の延長線上に配置され、各ガイド溝63に摺動可能に嵌合されるロック体65 を構成し、また、ガイドレール45、ガイド溝63、シリンダ51、56、ロック体65は 全体として、把持体62を対応する可動体24の半径方向内端に着脱可能に連結する 連結手段66を構成する。このように可動体24には連結手段66によって把持体62が それぞれ連結されているが、これらの把持体62は予め製作されている多数の把持 体62の中から、把持すべき環状部材Kの種類に半径方向厚さ、把持面62aの形状 等が合致する把持体62を選択して連結してある。
【0013】 また、前記把持体62の半径方向外端、詳しくは把持体62の軸方向中央でガイド 溝63の底面には半径方向に延びるピン穴68がそれぞれ形成されている。一方、各 可動体24の軸方向中央で中間ガイドレール49の半径方向外側にはシリンダ室70が それぞれ形成され、これらのシリンダ室70内にはピストン71が半径方向に移動可 能に収納されている。これらのピストン71には半径方向内端部が前記ピン穴68に 挿入可能な半径方向に延びるピン72が一体的に連結され、これらのピン72は中間 ガイドレール49を貫通している。また、前記ピストン71と中間ガイドレール49と の間にはピン72を半径方向外側に向かって付勢するスプリング73が介装されると ともに、ピストン71とシリンダ室70の底面との間のシリンダ室70には流体通路74 が接続されている。前述したシリンダ室70、ピストン71は全体として、ピン72を 半径方向に移動させる移動機構75を構成し、この移動機構75を作動してピン72を 半径方向内側に移動させ該ピン72の半径方向内端部をピン穴68に挿入すると、各 把持体62は可動体24に対して容易かつ確実に所定の軸方向位置(センタリング位 置)に位置決めされる。
【0014】 図1、5、6において、78は回転リング30より軸方向一側の移動台車13に固定 されたガイドブロックであり、このガイドブロック78の他端部にはストッパー本 体79が設けられている。そして、このストッパー本体79にはライナー80を間に介 装した状態で当接部材81が取り付けられ、このライナー80は必要に応じて厚さの 異なるものに交換される。前述したストッパー本体79、ライナー80、当接部材81 は全体として、支持リング体16に固定された固定ストッパー82を構成する。83は 回転リング30の軸方向一側面に固定された回転ストッパーであり、この回転スト ッパー83は回転リング30が回転して可動体24が半径方向最内側まで移動したとき 、固定ストッパー82、詳しくは当接部材81に当接する。そして、このように回転 ストッパー83が固定ストッパー82に当接すると、回転リング30の回転が阻止され 可動体24が半径方向最内側に停止する。また、この回転ストッパー83は固定スト ッパー82から離隔する側の側面が軸方向一側に向かうに従い固定ストッパー82に 接近するよう傾斜した傾斜面83aとなっている。また、前記ガイドブロック78内 にはスライド溝85が形成され、このスライド溝85内にはコの字形をした挟持ブロ ック86が軸方向に移動可能に収納されている。そして、この挟持ブロック86の回 転ストッパー83に近接する内側面は前記回転ストッパー83の傾斜面83aと同一傾 斜角の傾斜面86aとなっている。87はガイドブロック78の軸方向一端部に取り付 けられた軸方向に延びる接離機構としてのシリンダであり、このシリンダ87のピ ストンロッド88の先端は前記挟持ブロック86に連結され、この結果、シリンダ87 が作動すると挟持ブロック86はスライド溝85にガイドされながら軸方向に移動し 固定、回転ストッパー82、83に接近離隔する。そして、前記固定ストッパー82に 回転ストッパー83が当接したとき、シリンダ87のピストンロッド88が突出すると 、挟持ブロック86は互いに当接した固定、回転ストッパー82、83を両側から挟持 し、回転リング30の回転、即ち可動体24の半径方向移動を規制する。
【0015】 89はシリンダ87の延長線上のリング本体15に固定されたブラケットであり、こ のブラケット89には回転リング30の他側面に転がり接触する複数の押えローラ84 が回転可能に支持されている。そして、これらの押えローラ84はシリンダ87によ って挟持ブロック86、固定、回転ストッパー82、83が軸方向他側に押圧されたと き、回転リング30が支持部材28、支持ローラ29から外れてリング本体15側に移動 するのを防止する。
【0016】 次に、この考案の第1実施例の作用について説明する。 今、成形ドラムDの周囲に所定種類の環状部材Kが支持されているとする。 次に、この環状部材Kを把持して次工程まで搬送するには、まず、シリンダ17を 作動してピストンロッド18を、例えば突出させ、支持リング体16をレール11に沿 って軸方向に移動させるが、この支持リング体16の移動は拡径状態の把持体62が 環状部材Kを外側から囲む囲み位置まで到達したとき停止する。次に、エアシリ ンダ38を作動してピストンロッド39を突出させ、支持ローラ29に支持された回転 リング30を図1において時計回りに回転させる。これにより、カムフォロア33は 傾斜カム溝32から該傾斜カム溝32の幅方向の押圧力を受けるが、可動体24、カム フォロア33はガイドレール23、スライドベアリング25によって半径方向の移動の みが許容されているので、前記傾斜カム溝32の半径方向外側面に押されてカムフ ォロア33、ピン34、可動体24は一体となって半径方向内側に移動する。そして、 このような移動体24の半径方向内側への移動は全ての可動体24が同期して行うの で、把持体62は縮径する。
【0017】 そして、各把持体62が環状部材Kを外側から把持するとともに、全可動体24が 半径方向最内側まで到達すると、回転リング30に固定されている回転ストッパー 83が固定ストッパー82に当接し、回転リング30の回転、即ち可動体24、把持体62 の半径方向内側への移動が停止する。このとき、環状部材Kを把持する把持体62 は、環状部材Kの各種類に応じて予め製作されている多数の把持体62の中から、 把持すべき環状部材Kに半径方向厚さ、把持面62aの形状等が合致する把持体62 を選択して取り付けてあるので、環状部材Kの把持圧、即ち接圧を容易に適切な 値とすることができる。しかも、環状部材K全体を前述のように適切な接圧で把 持するために、構造が簡単で安価なエアシリンダ38および簡単な構造の固定、回 転ストッパー82、83だけでよいため、装置全体が安価となり構造も簡単となる。 次に、シリンダ87を作動してピストンロッド88を突出し、挟持ブロック86をスラ イド溝85に沿って固定、回転ストッパー82、83に接近させ、該挟持ブロック86に より固定、回転ストッパー82、83を両側から挟持する。このとき、回転ストッパ ー83には傾斜面83aが、また挟持ブロック86には傾斜面86aが形成されているの で、固定、回転ストッパー82、83は容易かつ確実に挟持ブロック86によって両側 から挟持される。そして、このように挟持ブロック86によって固定、回転ストッ パー82、83が両側から挟持されると、回転リング30は回転することができず、ま た、可動体24、把持体62も半径方向に移動することができなくなる。次に、成形 ドラムDを縮径し、環状部材Kを成形ドラムDから把持体62に受け渡す。
【0018】 その後、シリンダ17を作動してピストンロッド18を、例えば引っ込め、支持リ ング体16を軸方向に成形ドラムDから離隔した離隔位置、例えば次工程の成形ド ラムを囲む位置まで移動させ、把持体62に把持されている環状部材Kを該成形ド ラムの周囲に配置する。次に、成形ドラムを拡径し環状部材Kを該成形ドラムに よって内側から把持するが、このとき、該環状部材Kに成形ドラムから半径方向 外側に向かう大きな外力が与えられることがある。ここで、エアシリンダ38のエ ア圧だけで回転ストッパー83を固定ストッパー82に押し付けている場合には、こ の外力によって把持体62が半径方向外側に押し戻されるおそれがあるが、この実 施例では、前述のように固定、回転ストッパー82、83を挟持ブロック86によって 両側から挟持し、回転リング30の回転を強力に阻止するようにしているので、把 持体62の半径方向外側への移動は確実に阻止され、環状部材Kの品質低下が防止 される。次に、シリンダ87のピストンロッド88を引っ込めて挟持ブロック86を固 定、回転ストッパー82、83から離脱させた後、エアシリンダ38のピストンロッド 39を引っ込めて回転リング30を図1において反時計回りに回転させ、可動体24を 同期して半径方向外側に移動させる。これにより把持体62が拡径して環状部材K から離隔し、該環状部材Kが把持体62から成形ドラムに受け渡される。このよう な動作を繰り返し行い、環状部材Kを把持しながら次々と搬送する。
【0019】 次に、把持すべき環状部材Kの種類に変更があった場合には、あらかじめ製作 されている多数の把持体62の中から、当該種類に半径方向厚さ、把持面62aの形 状等が合致する把持体62を選択して交換する。この場合には、まず、シリンダ51 、56を作動してピストンロッド52、57を突出し、一側、他側ロック体50、55を僅 かに半径方向内側に移動させ、これら一側、他側ロック体50、55を把持体62の突 条63aから離脱させる。これにより各把持体62は一側、他側ロック体50、55によ るロックから解除される。このとき、一側、他側ロック体50、55は一側、他側ガ イドレール46、47に重なり合い、一側、他側ロック体50、55と一側、他側ガイド レール46、47とは一連の連続したガイドレールとして認識される。次に、流体通 路74を通じてのシリンダ室70への流体の供給を停止すると、ピストン71、ピン72 はスプリング73によって半径方向外側に付勢され、ピン72がピン穴68から抜き出 され中間ガイドレール49内に引っ込む。次に、不要となった把持体62をガイドレ ール45、ロック体65に沿って軸方向他側に移動させ、これらガイドレール45、ロ ック体65から抜き出す。このとき、各ロック体65はいずれもガイドレール45の延 長線上に位置し、ガイド溝63に嵌合しているので、把持体62の移動の邪魔とはな らない。
【0020】 次に、前記選択した把持体62をガイド溝63とガイドレール45、ロック体65とを 嵌合させながら軸方向一側に移動させる。そして、これら把持体62の移動はピン 72とピン穴68とが対向する位置となると停止する。このときも各ロック体65はガ イドレール45の延長線上に位置しているので、ガイド溝63とロック体65とは互い に嵌合して把持体62の移動の邪魔をすることはない。次に、流体通路74を通じて シリンダ室70に流体を供給し、ピストン71、ピン72を半径方向内側に移動させて 該ピン72の半径方向内端部をピン穴68内に挿入させる。これにより各把持体62の 可動体24に対する軸方向位置が所定位置(センタリング位置)に位置決めされる 。次に、各シリンダ51、56のピストンロッド52、57を僅かに引っ込め、一側、他 側ロック体50、55を僅かに半径方向外側に移動させることにより、これら一側、 他側ロック体50、55によって把持体62の突条63aを可動体24に押し付け、把持体 62と可動体24とをロックするとともに互いに連結する。このとき、ガイドレール 45はその半径方向内端部における幅が半径方向外端部における幅より大であるの で、把持体62と可動体24とは強固に連結される。このようにロック体65の半径方 向移動と把持体62のガイドレール45に沿っての移動だけで把持体62の交換を行う ことができ、交換時間が短縮して作業能率が向上する。
【0021】 図7、8はこの考案の第2実施例を示す図である。この実施例では、回転リ ング30に前記傾斜カム溝32と同様で幅広の貫通した複数の傾斜カム溝90を形成す るとともに、各可動体24に取り付けられているピン34に、カムフォロア33の他に 一対のアーム91、92の基端部を揺動可能に支持させ、かつ、これらのアーム91、 92の先端部にピン93、94を介してカムフォロア95、96を回転可能に支持させ、さ らに、ピン34に一端がアーム91に、他端がアーム92に連結され、これらアーム91 、92を半径方向内側に向かって付勢するスプリング97を設けている。この結果、 各傾斜カム溝90内のカムフォロア33は、スプリング97の付勢力によって傾斜カム 溝90の半径方向外側面に押し付けられ、一方、カムフォロア95、96はスプリング 97の付勢力によって傾斜カム溝90の半径方向内側面に押し付けられる。これによ り長期間使用に基づいて傾斜カム溝90、カムフォロア33が摩耗しても、カムフォ ロア33の傾斜カム溝90内でがたつきによる芯ずれを防止するために頻繁に矯正作 業を行う必要がなくなる。前述したアーム91、92、カムフォロア95、96、スプリ ング97は全体として、把持体62、伝達部材としてのカムフォロア33を半径方向外 側に向かって付勢する付勢部材98を構成する。なお、この第2実施例においては 、全てのピン34にアーム91、92、カムフォロア95、96、スプリング97を設けるよ うにしたが、リング本体15の中心軸より下方に位置するカムフォロア33は可動体 24、把持体62等の自重により半径方向外側に移動して傾斜カム溝90の半径方向外 側面に押し付けられるので、前述のようなアーム91、92、カムフォロア95、96、 スプリング97はリング本体15の中心軸より上方に位置するピン34に設けていれば よい。また、前述のようなアーム91、92等の代わりに、一端がリング本体15の半 径方向外端部に他端が各移動体24に係止された複数のスプリングを設置し、支持 体24、把持体62を該スプリングにより半径方向外側に付勢してカムフォロア33を 傾斜カム溝の半径方向外側面に押し付けるようにしてもよい。
【0022】 図9、10はこの考案の第3実施例を示す図である。この実施例においては 、変換機構を、各可動体24の軸方向一側面に形成され、回転リング30の接線方向 に対して同一方向に傾斜するとともに、周方向に互いに等距離離れた複数(11個 )の傾斜レール体99と、回転リング30にピン 102を介して回転可能に支持され、 各傾斜レール体99の一側面、ここでは半径方向内側面に係合する第1挟持体とし ての複数のカムフォロア 100と、回転リング30にピン 103を介して回転可能に支 持され、各傾斜レール体99の他側面、ここでは半径方向外側面に係合する第2挟 持体としての複数のカムフォロア 104と、から構成し、これらカムフォロア 100 、 104によって傾斜レール体99を両側から挟持するようにしている。ここで、前 記ピン 102、 103は中央部においてクランク状に折れ曲がった偏心ピンであり、 この結果、組立時あるいは傾斜レール体99とカムフォロア 100、 104との間にが たが発生した場合には、ピン 102、 103を多少回転させてカムフォロア 100、 1 04を傾斜レール体99の幅方向に移動させることによりその両側面に当接させると 、この傾斜レール体99はカムフォロア 100、 104によって両側から押圧されなが ら挟持され、傾斜レール体99とカムフォロア 100、 104との間のがたがなくなる のである。
【0023】 図11はこの考案の第4実施例を示す図である。この実施例においては、回 転リング30に形成されている複数の傾斜カム溝32の半径方向外側に該傾斜カム溝 32と平行な傾斜カム溝 107を形成し、該傾斜カム溝 107およびこの傾斜カム溝 1 07と対をなす傾斜カム溝32との間に傾斜レール 108を形成するようにしている。 一方、各可動体24には各傾斜レール 108の一側面、ここでは半径方向内側面に係 合する第1挟持部材としてのカムフォロア 109をピン 110を介して回転可能に支 持するとともに、各傾斜レール体 108の他側面、ここでは半径方向外側面に係合 する第2挟持部材としてのカムフォロア 111をピン 112を介して回転可能に支持 し、これら両カムフォロア 109、 111によって傾斜レール 108を両側から挟持す るようにしている。ここで、この実施例の場合も第3実施例と同様にピン 110、 112は中央部においてクランク状に折れ曲がった偏心ピンであり、この結果、こ れらピン 110、 112を回転させてカムフォロア 109、 111を傾斜レール 108の幅 方向に移動させると、カムフォロア 109、 111が傾斜レール 108の両側面に当接 してがたがなくなるのである。そして、この実施例では前記傾斜レール 108とカ ムフォロア 109、 111とから変換機構を構成している。
【0024】 なお、前述の実施例においては、可動体24の半径方向内端にガイドレール45 を設け、把持体62の半径方向外端にガイド溝63を形成するようにしたが、この考 案においては、把持体62の半径方向外端に半径方向外端部における幅が半径方向 内端部における幅より大きなガイドレールを設け、可動体24の半径方向内端にガ イド溝を形成するようにしてもよい。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、環状部材を適切な接圧で外側から 把持することができるとともに、装置を安価で構造も簡単とすることができる。 さらに、環状部材を把持しているとき、把持体の半径方向移動は阻止され、環状 部材の品質低下を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例を示す概略正面図であ
る。
【図2】一部破断右側面図である。
【図3】可動体、把持体近傍の正面図である。
【図4】図3のIーI矢視断面図である。
【図5】図1のIIーII矢視断面図である。
【図6】図5のIIIーIII矢視断面図である。
【図7】この考案の第2実施例を示す可動体近傍の正面
図である。
【図8】図7のIVーIV矢視断面図である。
【図9】この考案の第3実施例を示す可動体近傍の正面
図である。
【図10】図9のVーV矢視断面図である。
【図11】この考案の第4実施例を示す可動体近傍の正
面図である。
【符号の説明】
16…支持リング体 20…移動手段 24…可動体 30…回転リング 38…エアシリンダ 41…変換機構 42…駆動手段 62…把持体 66…連結手段 82…固定ストッパー 83…回転ストッパー 86…挟持ブロック 87…接離機構 K…環状部材

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心軸が水平である支持リング体と、該支
    持リング体を軸方向に移動させる移動手段と、支持リン
    グ体に半径方向に移動可能に支持され互いに周方向に離
    れた複数の可動体と、可動体を同期して半径方向に移動
    させる駆動手段と、各可動体の半径方向内端に連結手段
    を介して着脱可能に連結された把持体と、を備え、前記
    把持体を駆動手段によって可動体と共に同期して半径方
    向内側に移動させることにより、環状部材をこれら把持
    体によって外側から把持し、その後、移動手段によって
    支持リング体を軸方向に移動させることにより、把持さ
    れた環状部材を搬送するようにした環状部材の把持搬送
    装置において、前記駆動手段を、支持リング体に回転可
    能に支持され該支持リング体と同軸の回転リングと、支
    持リング体に支持され回転リングを回転させるエアシリ
    ンダと、回転リングの回転運動を半径方向移動に変換し
    て各可動体に伝達する変換機構と、から構成し、かつ、
    支持リング体および回転リングに、可動体が半径方向最
    内側に移動したとき、互いに当接する固定ストッパーお
    よび回転ストッパーをそれぞれ固定するとともに、これ
    ら固定、回転ストッパーが当接したとき両側から挟持す
    る挟持ブロックおよび該挟持ブロックを固定、回転スト
    ッパーに接近離隔させる接離機構を設け、環状部材の種
    類に変更があった場合、環状部材の各種類に応じて予め
    製作されている多数の把持体の中から、当該種類に合致
    する把持体を選択して交換するようにしたことを特徴と
    する環状部材の把持搬送装置。
  2. 【請求項2】前記変換機構を、回転リングに形成され接
    線方向に対して傾斜するとともに周方向に互いに離れた
    複数の傾斜カム溝と、各可動体に支持され傾斜カム溝に
    移動可能に挿入された伝達部材と、から構成し、かつ、
    把持体、伝達部材のうち少なくとも支持リング体の中心
    軸より上方に位置する把持体、伝達部材を半径方向外側
    に向かって付勢する付勢部材を設け、伝達部材を傾斜カ
    ム溝の半径方向外側面に押し付けることにより、がたつ
    きを防止させるようにした請求項1記載の環状部材の把
    持搬送装置。
  3. 【請求項3】前記変換機構を、各可動体に形成され回転
    リングの接線方向に対して傾斜する傾斜レール体と、回
    転リングに支持され各傾斜レール体の半径方向内側面に
    係合する複数の第1挟持体と、回転リングに支持され各
    傾斜レール体の半径方向外側面に係合し前記第1挟持体
    とともに傾斜レール体を両側から挟持する複数の第2挟
    持体と、から構成し、これら第1、第2挟持体を傾斜レ
    ール体の幅方向に移動可能とした請求項1記載の環状部
    材の把持搬送装置。
  4. 【請求項4】前記変換機構を、回転リングに形成され接
    線方向に対して傾斜するとともに周方向に互いに離れた
    複数の傾斜レールと、各可動体に支持され各傾斜レール
    の半径方向内側面に係合する第1挟持部材と、各可動体
    に支持され各傾斜レールの半径方向外側面に係合し前記
    第1挟持部材とともに傾斜レールを両側から挟持する第
    2挟持部材と、から構成し、これら第1、第2挟持部材
    を傾斜レールの幅方向に移動可能とした請求項1記載の
    環状部材の把持搬送装置。
  5. 【請求項5】前記連結手段を、各可動体の半径方向内端
    に設けられ、軸方向に延びるとともに半径方向内端部に
    おける幅が半径方向外端部における幅より大であるガイ
    ドレールと、各把持体の半径方向外端に形成され、軸方
    向に延びるとともに前記ガイドレールに摺動可能に嵌合
    されるガイド溝と、各ガイドレールの延長線上に配置さ
    れ各ガイド溝に摺動可能に嵌合されるロック体と、各ロ
    ック体を半径方向に移動させることにより、把持体を可
    動体にそれぞれロックするロック機構と、から構成した
    請求項1記載の環状部材の把持搬送装置。
  6. 【請求項6】前記連結手段を、各把持体の半径方向外端
    に設けられ、軸方向に延びるとともに半径方向外端部に
    おける幅が半径方向内端部における幅より大であるガイ
    ドレールと、各可動体の半径方向内端に形成され、軸方
    向に延びるとともに前記ガイドレールに摺動可能に嵌合
    されるガイド溝と、各ガイドレールの延長線上に配置さ
    れ各ガイド溝に摺動可能に嵌合されるロック体と、各ロ
    ック体を半径方向に移動させることにより、把持体を可
    動体にそれぞれロックするロック機構と、から構成した
    請求項1記載の環状部材の把持搬送装置。
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