JPH0717536A - モジュール組立て式包装コンテナシステム - Google Patents

モジュール組立て式包装コンテナシステム

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JPH0717536A
JPH0717536A JP3215513A JP21551391A JPH0717536A JP H0717536 A JPH0717536 A JP H0717536A JP 3215513 A JP3215513 A JP 3215513A JP 21551391 A JP21551391 A JP 21551391A JP H0717536 A JPH0717536 A JP H0717536A
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panel
modular
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Boyajii Cesar
ボヤジー セザール
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 新規な組立て式包装を提供することを目的と
する。 【構成】 木製のモジュール型組立て式包装コンテナシ
ステムは交換可能な壁の構造的な補強および封止性を保
証するために対応チャンネルガイドを有する交換可能壁
パネル1,2,3,4,5を有する。パネルは対応チャ
ンネルガイド内のパネルの位置の組み合わせとセントラ
ルスフェアロッドコネクタの使用によって定位置に維持
される。系統的な複数個の壁パネルが寸法が順次増加す
るような変化で準備され、垂直な床部材で障害を作らな
いような大型な中空の内部を作ることを保証しながらコ
ンテナのサイズを変化させ得る。軸方向接続パネルの順
次層間の接続はパネルに関するのと類似の要領で接続さ
れたストリップ部材の重ね合わせによって補強される。
パネルは相互間をセントラルスフェアコネクタで接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はモジュール(modular)組
立て式包装コンテナシステムに関する。
【0002】
【従来技術】本発明の背景 産業革命以前からでさえ、包装および製品の保護は若干
は改善されてはいるものの重要な問題である事は周知の
ところである。
【0003】従来から包装は産業界の非常に重要な分野
であり、これがなければ、安全且つ効果的な地域的乃至
国際的な通商は不可能だったであろう。
【0004】しかし、現在の通商状態において、および
ある種の特定の分野においては、包装に関して重大な欠
陥があるのに、一方新製品を開発している別の分野にお
いては革新的な包装システムが常に要求されている。
【0005】従来の包装技術の主要な欠点を次に記す。
【0006】1)包装材料の使用がなお世界的にむしろ
あまり重要ではない話題であり、原材料と森林資源、例
えば木材の浪費を刺激している。
【0007】2)医療機器、測定機器、電子装置、研究
装置、コンピュータ、等、を製造している工業分野にお
いては、ほとんどすべての包装材料は木材で作られてい
るが、これはこの種の包装材料を設計、製造する工場を
必要としている。これらの包装材料は製造業者と使用者
との間の運搬に使用され、次に破壊されるが、その構造
が従来方式のものなので、木材部品の間の主要接続材と
しては釘が使用されているが、これが箱を開けるのを困
難とし、新しい出荷のために良好な状態でこれを繰返し
て使用することを妨げている。
【0008】3)多くの場合、良好な包装システムは存
在するものの、使用しないときのその貯蔵には問題があ
り、例えば、再使用可能なシステムは、その組立ておよ
び開梱に当ってその貯蔵のために広い面積を必要とし、
これはこの分野の操作価格を相当に増加させている。
【0009】4)製品および芸術的対象物、並びに装飾
的および骨董的な物品の包装、輸送に当っては、問題は
更に複雑である、と言うのは、美術品は寸法、形状標準
の下で大量生産されるものではないからである。この分
野に於ける包装材料に対する要求は、各成作物ないし対
象物を個々の仕様の下で包装すべきこと、各成作物乃至
対象物に対して特別な包装を作ること、成作品を展示し
ている間箱類などの貯蔵の為に博物館乃至ギャラリーの
内部または外部にスペースが必要、これらの施設の内部
にスペースが無いときには、外部に購入しなければなら
ないし、輸送費その他を支払わねばならない、と言うこ
とを要求する、と言った非常に厄介で金のかかる問題を
発生している。これらのすべてのことは、容易に組立
て、分解が可能で、どの方向にも展開可能で、各種の寸
法に適合可能で、再使用可能な経済的なモジュール包装
システムが市場に存在しないためである。
【0010】組立形包装の木枠を作るのに各種の試みが
為されてきた。しかし、これらのシステムは複雑な接続
構造を有し、厳格な制限なしで寸法を延ばすことができ
ない。更に、これらのシステムはリセプタクルのスタッ
ク内の中間リセプタクルの頂部および底部に内部的に位
置する事によって空間的に遮られるもののない中空なコ
ンテナを提供しない。
【0011】従来技術の検討 グレゴアール(Gregoire)の米国特許3,30
6,487号はダブテイル(dove tail)接続
によって角を接続した金属パネル接続を基礎としたコン
テナに関する。これらのパネルは軸方向に接続した側面
を有することは出来ないが、垂直方向にのみは、即ち、
プレフォーム(pre− form)した部品を介して
ほぼ90°で接続可能であり、このシステムは外部的ま
たは付加的な接続具を必要としない。これはコンテナを
非常に強固なものとはするが、どの側面にも延長の可能
性はない。
【0012】リッチ(Ricci)の米国特許3,37
1,816号はその側部をカウンタ−ポジショニング
(counter−positioning)によって
接続され、ベースと上蓋を形成するパネルに位置するガ
イドによってベースと上部側面にロックされたプレフォ
ームプラスチックパネルを有し、ガイドがコンテナのロ
ックとシェーピングとを行っているコンテナに関する。
このコンテナには外部コネクタはない。
【0013】モリソン(Morrison)の米国特許
3,561,633号は通常の積荷用の一般的な強固な
コンテナに関するが、これはそのパネル間の接続および
構造的な金属側面が膨脹ウレタンによって溶接されてい
るために分解不能で、このコンテナを一体構造としてい
る。外部コネクタを有せず、従ってこれは分解も拡張も
出来ない。
【0014】ドッバーカウ(Dobberkau)の米
国特許3,618,633号はコンテナに関するが、こ
れは実際問題として分解不能ではあるが、折畳み可能で
あり、航空輸送のある種の要求を満足するために設計さ
れている。その接続部材はヒンジであり、捩りロックコ
ネクタを使用のために、コンテナはこの性質を持たな
い、と言うのは、これらの部品9aと9bとはプラスチ
ックカーテン9の簡単なクリップ乃至ファスナだからで
ある。
【0015】これはモジュール的ではないので、このシ
ステムは拡張できない。
【0016】クミュスリク(Cmusrik)の米国特
許3,809,278号はアンギュラフランジでベース
パネルと一体になったパネルで構成されたコンテナに関
するが、これは、その垂直位置においてはチャンネル内
部の部材を介して相互にフック接続され、次に、この位
置にある4枚のパネルは逆U字状のハンドルによってそ
の上部コーナに固定され、一つの位置においてこの後者
が加圧下で一体となったパネルを有し、他の位置ではこ
れらを放す。蓋を上に置いた後は外部接続部材を必要と
しない。
【0017】クミュスリクの米国特許´278号の側部
パネルが中に固定されるベースパネルの中に示されるチ
ャンネル即ちガイドは本発明のベースパネルが有するガ
イドとは違う機能を有する。クミュスリクの米国特許´
278号とは対称的に、本発明においてはガイドは垂直
パネルをその定位置に保持する機能を有する、即ち、こ
れらはパネルの水平移動を回避するために構造的に動作
しているが、クミュスリクの米国特許´278号のコン
テナにおいては接続部材として構造的に動作している。
本発明においてはこの機能はコネクタとして明らかに保
存されている。クミュスリクの米国特許´278号は包
装コンテナの拡張乃至寸法の変更は不可能である。
【0018】キグレイ(Quigley)の米国特許
3,985,258号は、角で垂直に相互接続されトウ
イストロック型の接続部材で接続された4枚の等しい側
面を有するプレフォームプラスチック部材で製造された
コンテナに関する。
【0019】キグレイ(Quigley)の米国特許´
258号の設計と原理とは本発明に使用しているコネク
タとは全然相違している。前者においては、雄部分は雌
部分に残されたスペースの中にロックするために回転し
なければならないが、本出願人のシステムにおいては、
コネクタはセントラルスフェア原理(centrals
phere principle)によるものであり、
この場合は雌部分が雄部分即ちボルトのヘッドをロック
するのに回転する。両コネクタは商品としても公知で、
最初のものはいわゆるズス(Dzus)で、ズスファス
ナ会社(D−zus Fastener Co.)で販
売され、米国特許第1、955、740号に例示される
ものであり、今一つはミニフィックスシステムRTAフ
ィッテイングス(Minifix System RT
A Fittings)でヘーフェルアメリカ会社(H
afele America Co)で販売されている
ものである。
【0020】キグレイの米国特許´258号コンテナの
設計について言えば、側面パネル即ち壁はそのスキッド
(skids)と一体の部品であり、即ちフロアパネル
は側面パネルとコンテナの全重量を支持している動作レ
ベルで直角に出会っている。このシステムはその部材の
軸方向の接続を可能としてはいない。
【0021】ヤンコフ(Yankoff)の米国特許
4,730,746号はコンテナに関するものではな
く、組立て及び分解の容易な機械のカバーに関するもの
である。使用されているラバージョイントは動作中の機
械の振動を吸収するためのものである。現存する接続部
材のみが2枚の側壁を床面に固着する4個のねじであ
る。ベルサニ(Bersani)の米国特許4,47
1,449号は構造的なプロファイル(profil
e)システムに関するものであるが、これによってどの
方向にも開放可能で、垂直にプリズム状の部材をまた水
平にプリズム状の部材を接続して2倍になしうる3次元
的モジュールを作ることができる。この提案にみられる
のはコンテナの組立てに関する構造であるが、これは開
放的でまたは横向き隔壁なしで使用可能で重量のある装
置または機械の積込み、取出しを容易にしているし、ま
たは、小型パレット化商品の保護のために横向き隔壁を
付けることもできる。両方の使用法に無関係にコンテナ
は分解可能ではあるが、非常に大型のパネルが残り、そ
の返却および貯蔵に関する取扱いを困難としている。
【0022】この特許においては、キグレイ´258号
と同様に、トウイストロック型のコネクタが、上述のキ
グレイ´258号特許と類似の原理で使用されており
(実際にはここでは四分の一回転のものが使用されてい
る)、即ち2個に分割された球形はその部分がアクスル
によって隔てられ、これが一方で外部金属ロッドに垂直
に接続されており、後者が1/4回転するとこれが半球
面回転し、これらをコンテナの構造部材をロックするよ
うに位置して、これはその後他の位置にすることは出来
ず、それらの間を接続している。
【0023】ベルサニ(Bersani)の米国特許´
449号コネクタシステムはコンテナの構造を組立てる
のに垂直および水平接続を可能としていると共に、2コ
ンテナの構造物をそれら相互に接続することも可能であ
る。
【0024】イングリッシュ(English)の米国
特許3、311、231号、スミサーズ(Smithe
rs)の2、781、902号、ファラー(Farra
r)の4、699、282号、およびウイーガンド(W
iegand)の4、828、115号はインジェクト
プラスチックを使用する特殊な製品の為の包装の設計に
関する。これらの特許は基本的には物品を保護する包装
の考え方を使用し、次にこれらの包装材料の内のあるも
のはコンテナの内部に包装されている。
【0025】これらの特許は本発明とは相違している。
【0026】特に、例えば美術品の包装および輸送の分
野においては、スチロフォームまたはポリスチレンシー
トの合理的な上手な利用が、コンテナ内への次の包装の
ために1枚のシートに1個以上の制作品を包装する事を
可能としているが、従来の木製の箱乃至コンテナ(釘、
にかわおよびねじを伴う)は各種の寸法の品物に適応さ
せるために追加の内部部材を使用しなければならず、ま
た、その後別の寸法の品物には使用できないので、この
目的のためには、本発明のような分解して再使用が可能
なコンテナは非常に効果的で経済的である。本発明にお
いては、包装材料はスチロフォーム(styrofoa
m)で、これは箱の一部ではなく、即ち、箱を作ってい
るパネルは常に付加的包装材料なしであるようにしてい
る。
【0027】リッチの´816号を除外すると上述の特
許のどれもがコンテナのパネルの間で軸方向の接続を行
う可能性のあるものはない、と言うのはこれらは単一形
のコネクタによる接続を基礎としているからであるが、
特許4、741、449は例外で、これはコンテナの構
造を形成する接続のために単一プリズムを、およびコン
テナ間を接続のためにダブルプリズムを使用している
が、彼等を仕上りパネルの間に使用しているのではな
い。
【0028】リッチの´816特許において、軸方向に
接続可能ではあるが、次に位置する積み重ねリセプタク
ルの水平な床材と頂部パネルが追加して存在する場合の
みである。スタックされたレサプタクルの全体は垂直に
スタック可能ではあろうが、外部垂直パネルは同様に直
角に置かれた水平な頂部および底部パネルを追加しない
限り追加することは出来ず、その為内部空間が中断され
る。空間のこの中断は本発明で示すような連続的な中空
な内部の形成を妨げる。
【0029】同様に、リッチの´816は、リセプタク
ルがその構造と互換性を制限しているパネル内の複雑な
相互接続溝を有する事を示している。リッチの´816
の接続は対応上部リセプタクルの下にある下部リセプタ
クルの頂部とその上の対応上部リセプタクルのフロアと
の間である。接続は垂直壁それ自身ではない。
【0030】上述するすべての特許によれば、本発明で
使用されるコネクタはトウイストロックコネクタを基礎
にした上記特許で使用されるものとは相違している。
【0031】ヘーフェルアメリカ会社によって販売され
ているRTAのミニフィックスシステムの接続方式はこ
の形式の応用、特に会社によって与えられた仕様の使用
の変形において使用されることはなかった。
【0032】リッチ´816、クムスリック´278、
ヤンコフ´746、およびグレゴアール´497各特許
は同一の構造原理、組立ておよび分解、から出発してお
り、すべて箱乃至コンテナの構造的な完成に水平な蓋の
設置を要求しており、ベースパネルと屋根即ち蓋はコネ
クタ自体であり、外部コネクタの使用を必要としない。
これは更にスタックしたコンテナの内部空間を制限し上
述のリッチ´816に特に説明したように連続的な中空
な内部の形成を妨げている。
【0033】1964年から1988年にかけて組立て
式コンテナシステムが提案されているが、これは想像通
り能率的で、美術品、骨董品、歴史的対象物および文
書、医療設備、電子装置、コンピュータ、研究所設備、
測定装置、など、の様な製品の包装、箱ずめおよび輸送
に対する現存のおよび新しい要求を解決するものであ
る。しかし、ゴールには到達していない。
【0034】このアイデアに関係のあるすべての従来の
特許は、使用者のニードに適応させるようにどの方向に
でも寸法を変化させる可能性に制限がある。これらの設
計原理を満足しないプレモールド型プラスチックで作ら
れたもの、およびこれと同様なもの、は貯蔵および輸送
に関するかぎり欠陥がある。
【0035】
【発明の開示】発明の要約 本発明によれば、パネルが小型のモジュールパネルに分
割し得るパネルで組立型コンテナを組み立てることがで
きるが、その使用を容易にし、包装および輸送のために
大型の物品を入れるための大型の中空内部スペースを有
する大型のコンテナを作ることすら可能とするものであ
る。一方において、使用中に生じた損傷は損傷したパネ
ルのみを置換えることによってコンテナ自体を取り替え
るのではなしに修理可能である。
【0036】この文献の枠内においては、本発明による
包装システムは、その特別な特徴による従来の包装分野
でのすべてのこれらの欠点を解決するために創造され、
設計されたものである。
【0037】提案のシステムは、通常木製で、約19m
mの厚みのモジュラパネルをハーフェルアメリカ会社に
よって製造された「ミニフレックス15」の名称の金属
製中央球状コネクタと、パネル内に作られたガイドない
しスペースとを、それらの間のジョイントを構造的に強
化するために使用して構成し、箱の組立てを容易にする
ためのガイドの役もさせるために前記ガイドすなわちチ
ャンネルに沿って配置されたゴムジョイントを使用して
その封止状態を保証することを基礎としている。木材は
通常ハードウッドベニア材で、ハードウッドの心材を有
するもので、アップルプライ(商標、APPLEPL
Y)ベニア材である。パネルは中空またはそうではない
プラスチックまたは金属製のハネカム支持壁で作っても
よいと考え得る。
【0038】この包装システムはモジュール箱を組立て
ることが可能であるが、これは、コネクタのヘッドを取
り外す雌部材の簡単な半回転によって分解される。これ
らの箱は、システムを構成しているモジュールパネルを
追加し、垂直接続に1ヘッドを有するコネクタを、また
2ヘッドを有するコネクタを軸方向即ち長手方向接続に
使用することによって任意の方向に伸長させることがで
きるが、これらのジョイントは同じ場所に置かれる重ね
合わせ用の木製部材で補強される。
【0039】箱の設計については、2種類の箱があり、
上部で開くものと、垂直扉として2側壁で開くものとが
それである。
【0040】このシステムは寸法に関するかぎり、これ
らを通常の輸送手段で輸送する場合の取扱い制限を除外
すれば、制限はない。
【0041】上部で開く箱の場合は、これを作る6枚の
パネルは次の形状の構造的ガイドまたはチャンネルを有
する、即ち床と屋根(蓋)のパネルは4本のガイドを有
し、側面パネルは2本のガイドを有し、前面および背面
パネル(接続パネル)または前部パネルはガイドなし、
とする。
【0042】その側面の一つで開く箱は以下のガイド形
状を有する;即ちベースまたは床パネルは4本のガイド
を有し、側面パネル(接続パネル)はガイドを有せず、
上部即ち屋根パネルは2ガイドを有し、前面パネル(蓋
または扉)と背面パネルとは3ガイドを有する。
【0043】システムの補助材として、各種の密度のポ
リスチレン製のラバーフォーム(特にダウケミカル会社
の「エタフォーム」(Ethafoam)の初期の包装
段階での使用は箱の寸法と形状とに関連して物品の形状
と仕様の応じての包装の設計を可能とする。これはシス
テムに大きな弾力性を保証して各種の用途に適合させ
る。
【0044】明瞭にするために、本発明を以下の一連の
図面によって示すが、これは例示としての本発明の実施
例を示すものである。
【0045】図面の詳細な説明 図は組立て式包装システムの実施例を示すが、その最小
基本部材はモジュール木製パネルで、これらを1、2、
3、4、5で示すが、これらのパネルの内パネル1と別
の一対パネルとは包装箱の床と屋根とを夫々構成し、パ
ネル2と3とは箱の長手側面を構成し、またパネル4と
5とは前側パネルと裏側パネルを構成する。
【0046】パネルの寸法を変化するため、夫々1、
2、3、4、及び5で示す壁パネルは図7、8、10、
12、及び14に示すような順次増加する寸法変化を有
する複数個の交換可能なパネルとして用意される。
【0047】図7は複数個のモジュール成分を展開斜視
図で示すものであるが、側部パネルをパネル「A」とし
て、上下パネルをパネル「B」として、接続前後部パネ
ルを「C」として示す。図7において、前部パネルは左
側に、また後部パネルは右側に示す。
【0048】図8、9、10、11、12、および13
に示すように、パネルA、B、Cはパネルの寸法に関す
る下式に従って長さ、高さ、および幅を順次増加してい
る、 a=x+x/2 ここにx=1ユニット この寸法サイズのユニットxはx/2の加算によって順
次増加するが、ここでa=次の大型パネルの次の増加寸
法である。長さaの前のパネルよりも長い次のパネルの
次の寸法bはa+x/2に等しく、次の長さcはb+x
/2に等しくなるはずである。パネルの寸法はzになる
まで増加するが、この寸法zのパネルはこれに隣接して
先行する小型寸法のサイズ=z−1+x/2パネルに等
しい。
【0049】本発明においては、例えば、xは12Lと
選定するが、ここでL=32mmのユニットである。従
って次の増加大型寸法は18L、即ち32mmの18倍
で、18L=12L+1/2(12L)だからである。
【0050】図14は吋またはミリメートルのいずれか
への前述の寸法の測定変換表である。 パネルの寸法を
順次増加する前述の式を使用して、複数個のモジュール
サイズのコンテナが、コンテナと出荷する製品の寸法的
なニーズに合わせて適当な外部及び内部寸法に組み立て
ることができる。
【0051】パネル間の接続は、会社ヘーフェルアメリ
カカンパニ製造の「ミニフィックス15」(Minif
ix 15)型のような雄即ちロッド部材6と雌部材7
から成る、必要な強度に応じて金属製またはプラスチッ
ク製セントリックスフェアコネクタ(centric
sphere connector)のようなコネクタ
を使用して得られる。
【0052】面の一方、即ちこのようにして作られた内
部空間に向いた面には、パネルは、パネル間の接続を構
造的に補強するために設計されたチャンネルすなわちス
ペース8を有し、前記チャンネルの長手方向に設置され
たゴムジョイント9の使用によってパネルの封止を保証
しているが、これはまた、包装箱の組み立てを容易にす
るガイドの作用も果たしている。
【0053】このモジュール法によって得られた箱はこ
のシステムを形成するモジュールパネルを追加すること
によってどの方向へも延長することができるが、この目
的のために、垂直接続用の1ヘッド6Aを有する6で示
す形式のコネクタと、軸方向接続用の2ヘッド10aを
有する形式のコネクタ10とが使用される。
【0054】この形式の箱の展開図を図4に、詳細を図
5に示す。前記図4において、各種パネルを側面2で示
すが、これはダブルヘッド10aを有するロッド10で
結合され、その出来上がった接続部11は外部に設置さ
れた必要に応じての木製の重ね合わせ部材12で補強し
てもよい。重ね合わせ部材12は通常のキャリージボル
トによって接続部の上に設置する。その内部端はパネル
の内面以下に沈めて内部パネル面をスムーズにしてい
る。延長板重ね合わせ部材の長手軸は延長部材でカバー
されたジョイントの軸と平行である。
【0055】上述した通り、本発明によるシステムによ
って得られる箱は2種のタイプがある、即ち上で開くも
のと、2側面で、扉状に開くそれ、とである。
【0056】要約すると、本発明は実際には説明中の例
で示したものおよび考慮中の保護に応用するものとは違
う細部を有するその他の形式の実施例で実用することも
できる。例えば、モジュール部品は例えばプラスチック
のような子供に安全な材料で作ったミニアチュア版とし
てプラスチックセントラルスフェアコネクタ付きのモジ
ュールパネルの玩具セットとして三次元スケールでの数
学的な関係を勉強するために各種の寸法の幾何学的な組
立て品を作ることを可能とする。このような場合、パネ
ルは最初のユニットサイズと上述の関係の増加寸法の関
係に応じた順次大型化する寸法のものとして供給するこ
とができて、子供が各種の寸法の構造比率のものを作る
ことを可能としている。
【0057】従って、本システムは、請求範囲の精神を
保持して最も適当な材料と手段とによって任意の形状と
寸法を有するものを組立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上部で開くタイプの単純包装を構成するモジュ
ールの展開図、蓋モジュールは床モジュールと同一のた
め図示しない、
【図2】図1の線II−IIに沿って見た床モジュール
の断面図、
【図3】床モジュール即ちパネルと前面モジュール即ち
パネルとの間の接続方式の詳細斜視図、
【図4】軸方向に作用するダブルヘッドコネクタを介し
て接続された各種パネルで作られた包装の部分的斜視
図。対応重ね合わせ外部木製部材はパネル間のジョイン
トで示す。
【図5】2モジュールパネル間の軸方向接続の展開及び
斜視図の詳細図。
【図6】6モジュールパネルを基礎とする本発明のシス
テムの下に作った箱乃至包装の斜視図。
【図7】本発明の展開斜視図での複数個のモジュール壁
パネル部品。
【図8】本発明の1実施例の側部パネルの長さ寸法の増
加を示すバーグラフチャート。
【図9】本発明の1実施例の側部パネルの高さ寸法の増
加を示すバーグラフチャート。
【図10】本発明の1実施例の上下パネルの長さ寸法の
増加を示すバーグラフチャート。
【図11】本発明の1実施例の上下パネルの幅寸法の増
加を示すバーグラフチャート。
【図12】本発明の1実施例の前部及び後部パネルの高
さ寸法の増加を示すバーグラフチャート。
【図13】本発明の1実施例の前部及び後部パネルの幅
寸法の増加を示すバーグラフチャート。
【図14】図8、9、10、11、および13記載の前
述の寸法のインチまたはミリメートルへの測定変換チャ
ート。
【符号の説明】
1 モジュールパネル 2 モジュールパネル 3 モジュールパネル 4 モジュールパネル 5 モジュールパネル 6 ロッド部材、雄部材 7 雌部材 8 チャンネル、スペース 9 ゴムジョイント 10 コネクタ 11 接続部 12 重ね合わせ部材 A 側部パネル B 上、下パネル C 前、後パネル

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品が夫々矩形のパネルで作られ、前記
    パネルがその構造の中に組立て手段と接続手段とを有し
    てその直線状の接続の封止の保証を為す複数個のモジュ
    ール部品と、部品を安定に保持する部材とを有し、前記
    部材は、ロッドで作られ雄部材として作用する公知の形
    式のコネクタとパネル内に組み込まれ雌部材として作用
    する円形部材とを有し、前記雌部材は機能位置とモジュ
    ールの分解即ち接続解除をなす非機能位置とを得るため
    に半回転枢動してこれにより直線状のプリズム形状の包
    装箱を作り、前記箱は上下ベースと横長手方向および2
    枚の小型前側即ち横方向側面とに対応するパネルで作ら
    れているモジュール組立て式包装コンテナシステム。
  2. 【請求項2】 前記パネルの間の組立て部材はパネルの
    一面に作られた若干数のチャンネルガイドで構成され、
    前記チャンネルガイドは平行でパネルの少なくとも2対
    向側部に位置し、前記チャンネルガイドは長手方向に位
    置するロッキングジョイントを有する請求項1記載のモ
    ジュール組立て式包装コンテナシステム。
  3. 【請求項3】 更に、同様なモジュールパネルの軸方向
    への追加によってどの方向へも包装の延長を行い得る部
    材を有し、前記部材が前記コネクタの導入によって前記
    パネルの軸方向接続を有し、前記コネクタは直線状のジ
    ョイントのための1ヘッドと軸方向および同一平面状ジ
    ョイントとをなす2ヘッドとからなる請求項1記載のモ
    ジュール組立て式包装コンテナシステム。
  4. 【請求項4】 前記軸方向ジョイントを補強する重ね合
    わせ部材を更に有し、前記重ね合わせ部材は前記ジョイ
    ントの外側に置かれた板材から成り、前記板材の長手軸
    は前記ジョイントの軸と平行であり、前記重ね合わせ部
    材は前記隣接パネルの両側に位置している請求項3記載
    のモジュール組立て式包装コンテナシステム。
  5. 【請求項5】 前記モジュールパネル内に複数本のチャ
    ンネルを有し、前記チャンネルは前記コネクタのロッド
    の平面と隣接位置し、前記チャンネルは前記チャンネル
    内に別の前記チャンネルを前記別のパネルが前記チャン
    ネルの平面軸と隣接するように受入れるように交互的に
    溝が作られている請求項3記載のモジュール組立て式包
    装コンテナシステム。
  6. 【請求項6】 パネルは木製である請求項1記載のモジ
    ュール組立て式包装コンテナシステム。
  7. 【請求項7】 更に前記パネルの直線的測定サイズを順
    次増加させるように変化させる手段を有し、前記手段は
    複数個の前記互換可能の壁パネルを有し、前記パネルは
    長さ、高さ、および幅の同一増加割合の寸法変化を有す
    る請求項5記載のモジュール組立て式包装コンテナシス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記パネルは高さ、長さ、および幅に関
    してx、a、b、c、等からzまで直線的な測定サイズ
    で次式: a=x+x/2,ここにx=最初のユニット によって定義される相互に等しい割合で増加する増加割
    合で変化し、このサイズユニットxは次のサイズユニッ
    トaにa=x+x/2,b=a+x/2,c=b+x/
    2とzに至るまで変化するが、このユニットサイズz=
    z−1+x/2である請求項7記載のモジュール組立て
    式包装コンテナシステム。
  9. 【請求項9】 部品の夫々が矩形のパネルで作られ、前
    記パネルがその構造の中に組立て手段と接続手段とを有
    してその直線状ジョイントの封止を保証する複数個のモ
    ジュール部品と、部品を安定に保持する部品とを有し、
    前記部品は雄部分として作用するロッドで作られた公知
    の形式のセントリックスフェアコネクタと、パネル内に
    あり雌部分として作用する円形部分とを有し、前記雌部
    分は機能位置とモジュールの分解乃至取り外しを容易に
    するための非機能位置とを得るために半回転枢動して、
    直線状の矩形プリズム形状の包装箱を作り、前記箱は上
    下ベースと、横向き長手方向のおよび2枚の小型前部ま
    たは横向き側部に対応するパネルから作られている小型
    モジュール部品玩具システム。
  10. 【請求項10】 前記パネル間の組立て部材はパネルの
    片面に作られた若干数のチャンネルガイドで構成され、
    前記チャンネルガイドは平行で少なくともパネルの2対
    向側部に位置し、前記チャンネルガイドは長手方向に置
    かれたロッキングジョイントを有する請求項9記載の小
    型モジュール部品玩具システム。
  11. 【請求項11】 更に、類似のモジュールパネルの軸方
    向追加によってどちらの方向にも包装を延長する部材を
    有し、前記部材は前記コネクタの導入によって前記パネ
    ルの軸方向接続をなし、前記コネクタは直線状ジョイン
    トのための1ヘッドと軸方向および同一平面ジョイント
    のための2ヘッドとを備えている請求項9記載の小型モ
    ジュール部品玩具システム。
  12. 【請求項12】 前記軸方向ジョイントを補強する重ね
    合わせ部材を更に有し、前記重ね合わせ部材は前記ジョ
    イントの外側に配置された木製の板材で作られ、前記板
    材の長手軸は前記ジョイントの軸に平行であり、また、
    前記重ね合わせ部材は前記隣接パネルの両者に位置して
    いる請求項11記載の小型モジュール部品玩具システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記モジュールパネル内に複数個のチ
    ャンネルを更に有し、前記チャンネルは前記コネクタの
    ロッドの平面に隣接して位置し、前記チャンネルは前記
    チャンネル内に前記別のパネルを受入れるように前記別
    のパネルが前記チャンネルの平面軸と隣接するように交
    互に溝が設けられている請求項11記載の小型モジュー
    ル部品玩具システム。
  14. 【請求項14】 パネルが木製である請求項9記載の小
    型モジュール部品玩具システム。
  15. 【請求項15】 更に前記パネルの直線測定サイズを増
    加的に変化させる手段を有し、前記手段は複数個の前記
    交換可能壁パネルを有し、前記パネルは高さ、長さ、お
    よび幅の等しい増加寸法変動を有する請求項13記載の
    小型モジュール部品玩具システム。
  16. 【請求項16】 前記パネルは長さ、高さ、および幅の
    増加サイズが次式: a=x+x/2、ここにx=1つの最初の単位 に従って定義されたx、a、b、c、等、からzに線状
    測定サイズで増加するように変化し、前記サイズxのユ
    ニットが次のサイズaにx/2の加算によって、a=x
    +x/2、b=a+x/2、c=b+x/2となるよう
    にサイズzまで漸増的に増加するが、前記ユニットサイ
    ズzはz=z−1+x/2である請求項15記載の小型
    モジュール部品玩具システム。
  17. 【請求項17】 更に別の形状の形を形成する手段を有
    し、前記手段は1乃至90°の間の任意の角度に軸方向
    に接続可能の複数個のロッド部材を有するコネクタを有
    する請求項9記載の小型モジュール部品玩具システム。
  18. 【請求項18】 前記ロッド部材はフレキシブルなヒン
    ジ部材で軸上接続されている請求項17記載の小型モジ
    ュール部品玩具システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017003032A1 (ko) * 2015-07-02 2017-01-05 (주)시스펙 다단적재 조립 박스

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