JPH07174977A - 光学顕微鏡 - Google Patents

光学顕微鏡

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JPH07174977A
JPH07174977A JP14424994A JP14424994A JPH07174977A JP H07174977 A JPH07174977 A JP H07174977A JP 14424994 A JP14424994 A JP 14424994A JP 14424994 A JP14424994 A JP 14424994A JP H07174977 A JPH07174977 A JP H07174977A
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JP
Japan
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condenser
stage
holder
optical system
focus
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Withdrawn
Application number
JP14424994A
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English (en)
Inventor
Keiichi Iizuka
啓一 飯塚
Noriyuki Shimizu
敬之 清水
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、焦点面に位置する標本の所定面に対
して常に最適な照明状態が保たれ、かつ、操作性の優れ
た光学顕微鏡を提供することを目的とする。 【構成】この光学顕微鏡は、鏡台2と、この鏡台2に内
蔵されたケーラー照明光学系と、前記ケーラー照明光学
系の一部を構成しているコンデンサー10と、ステージ
7を担持し前記鏡台2に焦準移動可能に保持されたステ
ージホルダー6と、前記ステージ7上に置かれた標本1
2の像が取込まれるテレビ観察用光学系とを有し、前記
コンデンサー10をフォーカス操作可能に保持するコン
デンサーホルダー20が前記ステージホルダー6から独
立して設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過照明用コンデンサ
を備えた光学顕微鏡に係り、特に標本の三次元像を構築
するためのテレビ観察用光学系と組合わせて使用可能な
光学顕微鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般の透過照明を用いる正立型顕
微鏡は、ステージを担持するステージホルダーの一部
に、コンデンサーホルダーを取付け、このコンデンサー
ホルダーに、透過照明用コンデンサーを保持する構成に
なっている。そして、最適状態のケーラー照明とするた
めに、例えばラック・ピニオン方式により、ステージホ
ルダーに対してコンデンサーホルダーを光軸方向に移動
可能にし、フォーカス操作ができるようになっている。
通常、このようなコンデンサーのフォーカシングは、ス
テージホルダーを上下動させ、ステージ上に保持・固定
した標本にピントを合わせた後に行うので、標本のピン
ト位置において、最適の照明状態が得られることにな
る。
【0003】ところで近年、上記のような機能を有する
正立型顕微鏡においても、テレビ画像のデジタル画像処
理の一つである、いわゆるデジタルコンフォーカルによ
る三次元像の構築が行われるようになってきた。このデ
ジタル画像処理手法は、次のような手順による。すなわ
ち、CCD撮像素子で取り込んだ標本のテレビ画像を、
画像処理により焦点面以外の余分な像を除去し、焦点面
のみの光学切片像を得る。そして、顕微鏡のステージを
間欠的に光軸方向に移動すること(ステージ走査)によ
り、ステージ上に保持・固定した標本も間欠的に光軸方
向へ送り、所定寸法間隔で順次焦点面に位置する標本の
部分に対する光学切片像を撮像し、これら複数の光学切
片像を処理して最終的に三次元像を構築する。
【0004】図7は、上述したような一般の透過照明を
用いる正立型顕微鏡の構成を示す側面図である。図中、
1は光源装置、2は鏡台、3は鏡台2と一体的に形成さ
れている鏡柱である。鏡台2と鏡柱3を併せてフレーム
を形成している。鏡台2には光源系、反射鏡などが内蔵
してある。4は共軸な微動ハンドル(内側)と粗動ハン
ドル(外側)よりなる焦準ハンドル、5はガイド及び伝
達機構(いずれも図示省略)が備わっており鏡柱3の前
面に立設してある焦準機構部、6は焦準機構部5のガイ
ド及び伝達機構に係合することにより焦準機構5に保持
されているステージホルダーである。焦準ハンドル4を
操作すれば、ステージホルダー6は焦準機構部5のガイ
ドに沿って、上下動する。
【0005】7はステージホルダー6が担持しているス
テージ、8はガイド及び伝達機構(いずれも図示省略)
が備わっておりステージホルダー6の下側の引き込んだ
前面に立設してあるコンデンサーフォーカス部、9はコ
ンデンサーフォーカス部8のガイド及び伝達機構に係合
することによりコンデンサーフォーカス部8に保持され
ているコンデンサーホルダー、10はコンデンサーホル
ダー9に着脱可能に装着されているコンデンサーであ
り、コンデンサーホルダー9は、所定の仕様範囲で形式
の異なるコンデンサー10を装着できる構造になってい
る。更に、11はコンデンサーホルダー9を上下動する
コンデンサー上下ハンドル、12はステージ7上に保持
・固定した標本、13は鏡柱3のアーム状突出部3a付
近においてレボルバー14に取り付けてある対物レン
ズ、15は鏡柱3のアーム状突出部3aの上部に配設し
てあって光路切換用プリズムを含む鏡筒、16は接眼レ
ンズ、17は鏡筒15の上方に配設してあってCCD撮
像素子などを含むテレビカメラである。
【0006】上記のような構成の一般の透過照明を用い
る正立型顕微鏡で顕微鏡観察を行う場合は、焦準ハンド
ル4の操作により、ステージホルダー6を焦準機構部5
のガイドに沿って上下動し、ステージ7上に保持・固定
した標本12と対物レンズ13との距離が作動距離にな
るようにして、標本12に焦点合わせをする。次に、コ
ンデンサー上下ハンドル11を操作して、コンデンサー
ホルダー9の上下動を介しコンデンサー10を上下する
ことにより、標本12上に図示を省略したケーラー照明
光学系の視野絞りのピントが合うように、コンデンサー
10のフォーカス操作を行う。このような顕微鏡操作に
より、ケーラー照明として最適な状態が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、標本12が
細胞核のように厚みがある場合、デジタルコンフォーカ
ルにより標本12の顕微テレビ画像から三次元像を構築
するには、前述のように顕微鏡のステージ6を間欠的に
移動することにより、ステージ6上に保持・固定した標
本12も間欠的に光軸方向へ送り、所定寸法間隔で順次
焦点に位置する標本12の部分に対する光学切片像を撮
像し、これら複数の光学切片像を処理して最終的に三次
元像を構築する。すなわち、図8(a)に示すように最
初に標本12の第一面を対物レンズ13の物体側焦点面
に一致させる。次に、コンデンサー上下ハンドル11を
操作して、コンデンサー10を上下することにより、標
本12の第一面上に視野絞りFSのピントを合わせる。
このように、照明系の調節を行い図8(a)の状態で第
一面に対する光学切片像を撮像する。
【0008】第二面に対する光学切片像を撮像するに
は、焦準ハンドル4の微動ハンドルを操作し、ステージ
7上の標本12を光軸方向へ第一面,第二面間の距離だ
け移動して第二面を焦点面に一致させる。このとき、ス
テージホルダー6の移動とともに、当該ステージホルダ
ー6に設けられたコンデンサーホルダー9及びコンデン
サー10が同一量だけ同方向に移動する。従って、コン
デンサー10により第1面上に結像していた視野絞り像
面が同一量だけ同方向に移動する。その結果、光学切片
像が撮像されるべき焦点面(第二面が一致している)と
照明の視野絞り像面とがずれて、最適な照明状態ではな
くなる。この状態を図8(b)に示している。
【0009】このように、光学切片像が撮像されるべき
標本12の第一面で最適であった照明状態は、順に第二
面、第三面…と標本12を移動していくに従って、最適
な照明状態からのずれが次第に大きくなる。
【0010】上述したように、一般の透過照明を用いる
正立型顕微鏡の顕微画像を三次元像化する画像処理で
は、標本の光軸方向送りがステージ7、したがってステ
ージ7を担持するステージホルダー6を、光軸方向に上
下動してなされる。この場合、ステージホルダー6にコ
ンデンサーホルダー9を取付けているので、ステージホ
ルダー6を光軸方向に上下動すると、コンデンサーホル
ダー9が保持しているコンデンサー10も追従して上下
動することになる。一方、コンデンサー10が上下動し
ても対物レンズ13が光軸方向に動くことはないので、
光学切片像を撮像すべき焦点面は一定に保たれたままで
ある。その結果、光学切片像を撮像すべき焦点面では、
最適な照明状態が保たれなくなる。したがって、複数の
光学切片像を撮る場合に、第一面で最適な照明状態を合
わせたとしても、第二面以降を撮る場合には、照明が最
適な状態ではないということになる。
【0011】また、図7に示した透過照明を用いる正立
型顕微鏡の従来の構成では、コンデンサーフォーカス部
8、コンデンサーホルダー9、コンデンサー10及びコ
ンデンサー上下ハンドル11の重量は、すべてステージ
ホルダー6にかかっており、焦準機構部5の大きな荷重
負担となっている。この大きな荷重負担を軽減し一定量
の荷重負担とするために、一般に焦準機構部5内部に
は、荷重を軽減するようにばね力を利用して力量をかけ
ており、これによりステージ送りの精度を保っている。
前記の一定量の荷重負担を越えて負荷が大きくなると、
ステージ送りの精度は低下し、送り速度も遅くなる。そ
のため、交換装着可能な型式で性能の優れたコンデンサ
ーであっても、大型で重量のあるコンデンサーを交換装
着して使用することは、好ましくなかった。
【0012】このように透過照明を用いる正立型顕微鏡
の従来の構成では、ユニバーサル・コンデンサーのよう
な大型のコンデンサーを取り付けた場合、ステージホル
ダーにかかる重量的な負担が大きくなるためステージを
光軸方向へ移動する時のレスポンスが悪くなり、送り精
度が低下する等の問題がある。
【0013】本発明は、以上のような実情に鑑みて成さ
れたもので、ステージの間欠的な光軸方向移動によるデ
ジタルコンフォーカルによる三次元像の構築に際して、
光学切片像が撮像されるべき焦点面に位置する標本の所
定面に対して常に最適な照明状態が保たれ、かつ、ステ
ージのレスポンスを向上できる光学顕微鏡を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のような手段を講じた。請求項1に対
応する本発明は、鏡台と、この鏡台に内蔵されたケーラ
ー照明光学系と、前記ケーラー照明光学系の一部を構成
しているコンデンサーと、ステージを担持し前記鏡台に
焦準移動可能に保持されたステージホルダーと、前記ス
テージ上に置かれた標本の像が取込まれるテレビ観察用
光学系とを有する光学顕微鏡において、前記コンデンサ
ーをフォーカス操作可能に保持するコンデンサーホルダ
ーが前記ステージホルダーから独立して設けられてい
る。
【0015】請求項2に対応する本発明は、鏡台と、こ
の鏡台に内蔵されたケーラー照明光学系と、前記ケーラ
ー照明光学系の一部を構成しているコンデンサーと、ス
テージを担持し前記鏡台に焦準移動可能に保持されたス
テージホルダーと、前記ステージ上に置かれた標本の像
が取込まれるテレビ観察用光学系とを有する光学顕微鏡
において、前記ステージホルダーとは別体として前記鏡
台上に設けられた取付部と、前記取付部に設けられ、前
記コンデンサー又はその一体物と係合して前記コンデン
サーの上方向の移動を規制し、該規制位置を変化させる
ことにより前記コンデンサーを上下動させるフォーカス
操作部と、前記フォーカス操作部と前記コンデンサー又
はその一体物との間に介挿され前記コンデンサーを上方
向へ付勢する弾性体と、前記コンデンサーを光軸と平行
な上下方向へガイドするガイド部とを具備する構成とし
た。
【0016】請求項3に対応する本発明は、鏡台と、こ
の鏡台に内蔵されたケーラー照明光学系と、前記ケーラ
ー照明光学系の一部を構成しているコンデンサーと、ス
テージを担持し前記鏡台に焦準移動可能に保持されたス
テージホルダーと、前記ステージ上に置かれた標本の像
が取込まれるテレビ観察用光学系とを有する光学顕微鏡
において、前記コンデンサーが着脱自在に取付けられた
コンデンサーホルダーと、前記ステージホルダーとは別
体として前記コンデンサーホルダーを上下動させるコン
デンサーフォーカス部と、前記ステージホルダーとは別
体として前記鏡台上に立設され前記コンデンサーホルダ
ー及び前記コンデンサーフォーカス部を上下動させる上
下動機構とを具備する構成とした。
【0017】
【作用】本発明は、以上のような手段を講じたことによ
り次のような作用を奏する。請求項1に対応する本発明
では、顕微鏡のステージを間欠的に光軸方向へ移動(ス
テージ走査)して、デジタルコンフォーカルによる三次
元像の構築を行う場合、最初に標本の第一面を焦点面に
一致させ、ステージから独立してコンデンサーのみを上
下することにより、標本の第一面上にケーラー照明光学
系の視野絞りのピントが合うように調節を行い、第一面
の光学切片像をテレビ観察用光学系に取付けられた撮像
手段で撮像することができる。
【0018】第K面(K=2,3…)の光学切片像を撮
像するには、第一面と第K面との間の寸法に対応してス
テージホルダーを介してステージ、したがってステージ
上の標本を光軸方向に第一面と第K面との間の寸法だけ
移動して、第K面を焦点面に一致させる。このとき、ス
テージホルダーの移動に伴うコンデンサーホルダーを介
してのコンデンサーの移動はないので、コンデンサーに
より結像している視野絞り像面も移動しない。その結
果、光学切片像を撮像すべき焦点面(第K面が一致して
いる)と照明の視野絞り像面とのずれはなく、第K面
(K=2,3…)でも第一面と同様に最適な照明状態と
なる。
【0019】請求項2に対応する本発明では、顕微鏡シ
ステムの動きの中でステージホルダー及びステージが十
分下がってきた場合でも、フォーカス操作部から独立し
たガイド部に沿ってコンデンサーが下がり、ステージホ
ルダー及びステージが上がる場合には、弾性体の作用に
よりコンデンサーが上へ上がり、元の位置に戻る。その
結果、作業前に達成していた最適な照明状態が再現す
る。
【0020】請求項3に対応する本発明では、最適な照
明状態で顕微鏡観察を行っている状態から、例えばレボ
ルバーを取り外したり、標本を交換したり、ステージを
取り外したりする場合、ステージホルダーを介してステ
ージ及び標本を十分下げる必要がある。このときコンデ
ンサーも十分下げる必要があるが、コンデンサーフォー
カス操作から独立した上下動機構によりコンデンサーを
下げ、前記作業が終了したならば、再び前記上下動機構
によりコンデンサーを上げ元の位置に戻して最適な照明
状態が再現することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の第1実施例に係る光学顕微鏡の側面図で
ある。同図において、図7及び図8と同一の部分には同
一符号を付してある。
【0022】本実施例の光学顕微鏡は、顕微鏡フレーム
を構成する鏡台2の上面に、コンデンサーホルダーベー
ス18が固着されている。コンデンサーホルダーベース
18の光軸側の片側面にコンデンサーフォーカス部19
が立設されており、そのコンデンサーフォーカス部19
にコンデンサーホルダー20が保持されている。コンデ
ンサーフォーカス部19は、コンデンサーホルダー20
を保持したまま上下動するためのガイド及び伝達機構
(ともに図示省略)が備わっている。コンデンサーホル
ダーベース18にコンデンサー上下ハンドル21が回転
自在に設けられている。コンデンサー上下ハンドル21
は、その回転軸がコンデンサーフォーカス部19に連結
されており、ハンドル回転に応じてコンデンサーホルダ
ー20をコンデンサーフォーカス部19のガイドに沿っ
て上下動させる。
【0023】次に、ステージ7を光軸方向へ間欠的に移
動してデジタルコンフォーカルによる三次元像の構築を
行う場合の動作について説明する。先ず、焦準ハンドル
4を回転操作して標本12の第一面を対物レンズ13の
焦点面に一致させる。次に、コンデンサー上下ハンドル
21を回転操作しコンデンサー10を上下動させて標本
12の第一面上に視野絞りのピントが合うように照明系
の調節を行う。図2(a)に示すように、標本12の第
一面上に視野絞りのピントを一致させた状態で第一面の
光学切片像を撮像する。
【0024】次に、第二面の光学切片像を撮像する。そ
のため、第一面と第二面との間の距離だけ焦準ハンドル
4の微動ハンドルを回転操作する。微動ハンドルの回転
によりステージホルダー6が標本12を載置したステー
ジ7と共に光軸方向に移動し、標本12が第一面と第二
面との間の寸法だけ移動して第二面が焦点面に一致す
る。このとき、コンデンサー10は鏡台2に直接固定し
たコンデンサーホルダーベース18にコンデンサーホル
ダー20を介して固定されているため、ステージホルダ
ー6の移動に伴うコンデンサー10の移動はない。
【0025】従って、焦準ハンドル4を回転操作して標
本12の第2面を対物レンズ13の焦点面へ移動させて
もコンデンサー10により結像している視野絞り像面は
移動しないので、図2(b)に示すように、光学切片像
を撮像すべき焦点面(第二面が一致している)と照明の
視野絞り像面とのずれはなく、第二面でも第一面と同様
に最適な照明状態が維持される。
【0026】また、本実施例では、コンデンサーホルダ
ー20がステージホルダー6から独立して設けられ、コ
ンデンサー10、コンデンサー上下ハンドル21、コン
デンサーフォーカス部19及びコンデンサーホルダー2
0の重量は、すべてコンデンサーホルダーベース18に
かかっており、最終的に鏡台2が支持している構造にな
っている。
【0027】従って、コンデンサー10等の重量がステ
ージ7側の保持機構に掛からない構造となっているた
め、コンデンサー10に大型のものを使用してもステー
ジ7の送り精度が低下する恐れはない。また、ステージ
ホルダー6にかかる荷重を大幅に軽減できるので、ステ
ージ操作のレスポンスを改善することができる。
【0028】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図3は、本実施例に係る光学顕微鏡の要部の側面図
である。なお、前述した図7の顕微鏡と同一部分には同
一符号を付している。
【0029】本実施例の光学顕微鏡は、顕微鏡フレーム
を構成する鏡台2の上面であって光軸から所定距離離れ
た位置にコンデンサーホルダーベース30を固着してい
る。コンデンサーホルダーベース30の光軸側の片側面
に、コンデンサーホルダー20を保持するコンデンサー
フォーカス部31が立設されている。このコンデンサー
フォーカス部31は、コンデンサーホルダー20を保持
するとともに上下動させるためのガイド及び伝達機構
(共に図示省略)を備えている。また、コンデンサーホ
ルダーベース30は、コンデンサーフォーカス部31を
保持するとともに上下動させるためのガイド及び伝達機
構(共に図示省略)が備わっている。コンデンサーフォ
ーカス部31に回転自在に設けられたコンデンサー上下
フォーカスハンドル32は、その回転軸にコンデンサー
ホルダー20が連結されており、ハンドル回転によりコ
ンデンサーホルダー20をコンデンサーフォーカス部3
1のガイドに沿って上下動させる。例えば、コンデンサ
ーフォーカス部31のガイド面にガイド用のアリ溝を形
成し、そのアリ溝にコンデンサーホルダー20の背面に
形成した凸状を挿入する。そして、コンデンサー上下フ
ォーカスハンドル32の回転軸と同軸状にピニオンを形
成し、そのピニオンをコンデンサーホルダー20の側面
に上下方向に配設したラックと噛合させる。
【0030】また、コンデンサーホルダーベース30に
コンデンサー上下退避ハンドル33を回転自在に取り付
けている。コンデンサー上下退避ハンドル33は、その
回転軸がコンデンサーフォーカス部31に連結してお
り、ハンドル回転によりコンデンサーフォーカス部31
をコンデンサーホルダーベース30のガイドに沿って上
下動させる。例えば、コンデンサーホルダーベース30
のガイド面に上下方向のアリ溝を配設し、そのアリ溝に
コンデンサーフォーカス部31の背面に上下方向に形成
した凸状部を挿入する。そして、コンデンサー上下退避
ハンドル33の回転軸と同軸状のピニオンを、コンデン
サーフォーカス部31に上下方向に配設したラックに噛
合させる。
【0031】コンデンサーフォーカス部31の背面には
位置規制ピン34がベース側に突設されている。コンデ
ンサーフォーカス部31の位置規制ピン34は、コンデ
ンサー10が所定の高さ位置まできたところで、コンデ
ンサーホルダーベース30に設けられている突当面35
に当接するようになっている。これによりコンデンサー
フォーカス部31の上方向への移動を規制する。
【0032】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。コンデンサー上下退避ハンドル
33を回転操作し位置規制ピン34が突当面35に当接
してコンデンサーフォーカス部31の上方への移動が規
制されるところまでコンデンサー10を上昇させる。
【0033】次に、この状態でコンデンサー上下フォー
カスハンドル32を回転操作しコンデンサーホルダー2
0を介してコンデンサー10を最適な照明位置に調整す
る。この状態から、例えば、レボルバー14を外した
り、標本12を交換したり、ステージ7を外したりする
場合、ステージホルダー等を対物レンズ13から交換作
業の障害とならないところまで遠ざける必要がある。焦
準ハンドル4を回転操作してステージホルダー6を下げ
るとき、コンデンサー10の上端は、標本12の近くに
あるので、コンデンサー10も、前述した各部のストロ
ークを防げない分だけ下げなければならない。
【0034】そこで、コンデンサー上下退避ハンドル3
3を回し、コンデンサーフォーカス部31と共にコンデ
ンサーホルダー20及びコンデンサー10を下げる。図
4は、コンデンサーフォーカス部31を最下まで下げた
状態を示している。
【0035】前述した各部取り外し作業又は交換作業を
終えた後、再び観察状態にする。この場合には、コンデ
ンサー上下退避ハンドル33を回転操作し位置規制ピン
34がコンデンサーベース30の突当面35に当接して
コンデンサーフォーカス部31の上方への移動が規制さ
れるところまでコンデンサー10を上昇させる。この結
果、コンデンサー10は作業前までの最適な照明状態と
なっていた高さ位置まで戻る。従って、対物レンズ13
の光軸方向の位置が変化していなければ、上記規制位置
がコンデンサー10の最適な照明状態となる。
【0036】この様に本実施例によれば、コンデンサー
フォーカス操作から独立したコンデンサー上下動機構を
具備することによって、ステージホルダー6から独立し
たコンデンサーホルダー20に保持されたコンデンサー
10をステージ移動の防げとならない位置への退避動作
が生じた場合でも容易に最適な照明状態を再現すること
ができる。
【0037】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。図5は、本実施例に係る光学顕微鏡の要部の側面図
である。なお、前述した図7の顕微鏡と同一部分には同
一符号を付している。
【0038】本実施例の光学顕微鏡は、鏡台2上面にお
ける光軸位置の近傍に光軸を挟むようにして円形の取付
台40が固定されている。この取付台40に対し取付部
41が水平方向へ移動自在に取付けられている。取付部
41は中央部に所定の直径を有する開口部が形成されて
いて、該開口部の内周面にねじ溝が形成されている。取
付台40の外径と取付部41の内径との間に若干の隙間
が設けられており、取付部41の側面には取付部41を
該隙間の可動範囲内で動かす芯ツマミ43の先端が螺入
している。
【0039】取付部41の開口部とほぼ同一径を有し外
周面にねじ溝の形成されたリング状のフォーカス部材4
4が取付部41の開口部に螺合している。フォーカス部
材44の側面にはフォーカスツマミ45が固定されてい
る。フォーカス部材44の上端開口部は中心側へ一定の
幅で突出した係合リングが形成されている。
【0040】フォーカス部材44の上端開口部よりコン
デンサー受け部材46の筒部47が挿入されている。筒
部47は、フォーカス部材の上端開口部に形成した係合
リングの内径とほぼ同一の外径を有している。筒部47
の挿入端は外側に折り曲げられていて大径部が形成され
ている。筒部47の大径部がフォーカス部材44の係合
リングと係合するようになっている。また、筒部47の
上端開口の外周縁には多機能コンデンサー50が固定さ
れる受け部48が水平面状に一体形成されている。
【0041】コンデンサー受け部材46の筒部47は、
その内周面の所定高さに内側に突出したリング状突起4
9が形成されている。このリング状突起49と取付部4
1との間に筒部47とほぼ同一の外径を有する弾性体5
1が介挿されている。この弾性体51は、金属性または
合成樹脂性のコイルバネからなる。弾性体51はコンデ
ンサー受け部46を弾性力により上方向へ押し上げるよ
うに作用する。
【0042】また、取付部41は、その移動方向に対す
る直交方向の幅が、多機能コンデンサー50の同方向の
幅とほぼ同一の寸法になっている。そのような寸法に設
定された取付部41の両側面に一対の取付部側ガイド部
52の基端部が固定されている。取付部側ガイド部52
の上端部は多機能コンデンサー50の上面近くまで延び
ている。
【0043】一方、多機能コンデンサー50は、取付部
側ガイド部52に夫々対面する位置に一対のコンデンサ
側ガイド部53を上下方向に配設している。一対の取付
部側ガイド部52が対応するコンデンサ側ガイド部53
をコロ54を介して峡支している。これら取付部側ガイ
ド部52、コンデンサ側ガイド部53及びコロ54から
クロスローラーガイドを構成している。
【0044】多機能コンデンサー50は、その上面がス
テージホルダー6の下面と対面しており、その上面にス
テージホルダー6の下面に当て付けるためのピン55が
設けられている。
【0045】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。図5は、標本12を載置したス
テージ7を、焦準ハンドル4を回転操作によりの上下動
し対物レンズ13の焦点面と標本12の観察面とを一致
させた状態を示している。このとき、コンデンサー受け
部46は、弾性体51により上方へ付勢され、かつフォ
ーカス部材44の上端開口部の係合リングと筒部47挿
入端の大径部とが係合し上方への移動が規制されて位置
決めされている。
【0046】次に、フォーカスツマミ45によりフォー
カス部材44を回転させると、フォーカス部材44が取
付部41の開口部内を螺進または退行する。フォーカス
部材44が上方へ螺進すれば、フォーカス部材44の係
合リングによる規制位置は上方へ移動するため、弾性部
材51から付勢を受けたコンデンサー受け部材46が再
び位置規制を受ける位置まで上昇する。このとき、コン
デンサー受け部材46に固定されている多機能コンデン
サ50は、取付部側ガイド部52及びコンデンサー側ガ
イド部53に案内されて上方へ移動する。また、フォー
カス部材44が下方へ退行すれば、フォーカス部材44
の係合リングに係合した筒部47の大径部が弾性体51
の弾性力に抗して押し下げられる。これによりコンデン
サー受け部材46及び多機能コンデンサ50が取付部側
ガイド部52及びコンデンサー側ガイド部53に沿って
下方へ移動する。
【0047】このようにフォーカスツマミ45を回転操
作し多機能コンデンサー50の上下位置を調整すること
により最適な照明状態を得る。このときピン55とステ
ージホルダー6との間には、若干の隙間があいている。
【0048】ここで、前述した様に、標本12及びステ
ージ7、ステージホルダー6を各作業の障害とならない
位置まで下げることになる。ステージ7等を下げていく
と多機能コンデンサー50が標本12にあたる前にピン
55がステージホルダー6にあたる。さらにステージ7
等を下げていくとコンデンサー受け部46のリング状突
起部49を介して弾性体51に下側に向けた圧縮力が加
わり、図6に示すように弾性体51の圧縮と共に多機能
コンデンサー50、コンデンサー受け部46がガイド部
52,53に沿って押し下げられる。
【0049】このように多機能コンデンサー等を下げる
動作は、ピン55がステージホルダー6に押されて行わ
れるため、例えばシステムの動きの中で電気的にステー
ジ7等を下方へ移動させたとしてもその防げにはならな
い。
【0050】また、前述した各作業が終わり、焦準ハン
ドル4を回転操作してステージ7等を上方へ移動させる
と、ピン55を押していたステージホルダー6が上方へ
移動するため、弾性体51に付勢されたコンデンサー受
け部46及びコンテンサー50等が取付部41の係合リ
ングで位置規制されるところまで上昇する。取付部41
の係合リングによる規制位置は上述した作業で設定した
最適な照明状態の位置である。
【0051】このように本実施例よれば、弾性部材51
でコンデンサー等を上方へ付勢すると共に取付部41の
係合リング及びコンデンサー受け部46の大径部により
位置規制するようにしたので、最適な照明状態の位置へ
容易に復帰でき、復帰作業を削減できる利点がある。し
かも、コンデンサーを十分下げる必要がある場合、シス
テムとして動かしている場合、又はオートフォーカス機
能を使用している時など電気的にステージを下げる必要
が生じた場合に、コンデンサー等を下げる作業を削減で
き、コンデンサー等の部材がそれらの動作の妨げになら
ないといった効果がある。
【0052】なお、上述した実施例では、多機能コンデ
ンサー50等の上下動をカイドする機構としてクロスロ
ーラーガイドを用いているが、その他のガイド機構を用
いることができる。例えば、ボールガイド、又は軸と軸
受けを組み合わせたものであっても良い。また、弾性部
材51として板バネを用いることもできる。
【0053】また、コンデンサーが着脱自在に取付けら
れたコンデンサーホルダーを、ステージホルダーとは別
体として鏡台上に立設された上下動機構にて上下動させ
る構成とすることもできる。本発明は上記実施例に限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
で種々変形実施可能である。
【0054】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、透
過照明用の正立型顕微鏡において、テレビ画像のデジタ
ル画像処理法に属するデジタルコンフォーカルによる三
次元像の構築に際し、ステージを間欠的に光軸方向に移
動して、細胞核のような厚みのある標本を光軸方向に送
っても、焦点面に順次位置する標本の面に対して、常に
最適な照明状態を得ることができ、良好な光学切片像を
得ることができる。
【0055】また、ステージホルダーからコンデンサー
ホルダーが独立しており、焦準機構部への荷重が軽減さ
れているので、ステージの光軸方向への移動速度を上げ
ることができると共に、これまで使用できなかった多機
能で大型なコンデンサーの装着が可能となる。
【0056】本発明によれば、レボルバー取り外し、対
物レンズ交換、標本交換、ステージ取り外し等の作業時
に、それらの各作業を行うのに十分なストロークだけス
テージ等を下げ、同時にコンデンサーを退避させた場合
であっても、極めて容易に再び最適な照明状態を再現さ
せることができる。
【0057】本発明によれば、システムの動きの中でス
テージを下げた場合でも、それらの動作の防げになるこ
とがなく、コンデンサー等の退避及び復帰作業を行うこ
となく、コンデンサー等の退避及び復帰が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る光学顕微鏡の側面図
である。
【図2】第1実施例に係る光学顕微鏡の動作説明図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例に係る光学顕微鏡の要部の
側面図である。
【図4】第2実施例に係る光学顕微鏡の図3とは異なる
動作状態を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る光学顕微鏡の要部の
側面図及び正面図である。
【図6】第3実施例に係る光学顕微鏡の図5とは異なる
動作状態を示す図である。
【図7】従来の光学顕微鏡の側面図である。
【図8】従来の光学顕微鏡において異なる標本面を観察
する動作を示す図である。
【符号の説明】
2…鏡台、4…焦準ハンドル、5…焦準機構、6…ステ
ージホルダー、7…ステージ、10…コンデンサー、1
3…対物レンズ、18…コンデンサーホルダーベース、
19…コンデンサーフォーカス部、20…コンデンサー
ホルダー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡台と、この鏡台に内蔵されたケーラー
    照明光学系と、前記ケーラー照明光学系の一部を構成し
    ているコンデンサーと、ステージを担持し前記鏡台に焦
    準移動可能に保持されたステージホルダーと、前記ステ
    ージ上に置かれた標本の像が取込まれるテレビ観察用光
    学系とを有する光学顕微鏡において、前記コンデンサー
    をフォーカス操作可能に保持するコンデンサーホルダー
    が前記ステージホルダーから独立して設けられているこ
    とを特徴とする光学顕微鏡。
  2. 【請求項2】 鏡台と、この鏡台に内蔵されたケーラー
    照明光学系と、前記ケーラー照明光学系の一部を構成し
    ているコンデンサーと、ステージを担持し前記鏡台に焦
    準移動可能に保持されたステージホルダーと、前記ステ
    ージ上に置かれた標本の像が取込まれるテレビ観察用光
    学系とを有する光学顕微鏡において、 前記ステージホルダーとは別体として前記鏡台上に設け
    られた取付部と、 前記取付部に設けられ、前記コンデンサー又はその一体
    物と係合して前記コンデンサーの上方向の移動を規制
    し、該規制位置を変化させることにより前記コンデンサ
    ーを上下動させるフォーカス操作部と、 前記フォーカス操作部と前記コンデンサー又はその一体
    物との間に介挿され前記コンデンサーを上方向へ付勢す
    る弾性体と、 前記コンデンサーを光軸と平行な上下方向へガイドする
    ガイド部とを具備したことを特徴とする光学顕微鏡。
  3. 【請求項3】 鏡台と、この鏡台に内蔵されたケーラー
    照明光学系と、前記ケーラー照明光学系の一部を構成し
    ているコンデンサーと、ステージを担持し前記鏡台に焦
    準移動可能に保持されたステージホルダーと、前記ステ
    ージ上に置かれた標本の像が取込まれるテレビ観察用光
    学系とを有する光学顕微鏡において、 前記コンデンサーが着脱自在に取付けられたコンデンサ
    ーホルダーと、 前記ステージホルダーとは別体として前記コンデンサー
    ホルダーを上下動させるコンデンサーフォーカス部と、 前記ステージホルダーとは別体として前記鏡台上に立設
    され前記コンデンサーホルダー及び前記コンデンサーフ
    ォーカス部を上下動させる上下動機構とを具備したこと
    を特徴とする光学顕微鏡。
JP14424994A 1993-11-02 1994-06-27 光学顕微鏡 Withdrawn JPH07174977A (ja)

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JP27435993 1993-11-02
JP5-274359 1993-11-02
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008043458A1 (de) * 2006-10-11 2008-04-17 Carl Zeiss Microimaging Gmbh Verfahren und anordnung zum fokussieren von objektiven, objekten und kondensoren bei mikroskopen
CN110823898A (zh) * 2019-12-23 2020-02-21 湖南爱威医疗科技有限公司 一种采图装置及采图方法

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