JPH07174880A - 原子炉格納容器及びその原子炉プラント - Google Patents

原子炉格納容器及びその原子炉プラント

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JPH07174880A
JPH07174880A JP5320205A JP32020593A JPH07174880A JP H07174880 A JPH07174880 A JP H07174880A JP 5320205 A JP5320205 A JP 5320205A JP 32020593 A JP32020593 A JP 32020593A JP H07174880 A JPH07174880 A JP H07174880A
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JP
Japan
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cooling system
reactor
core cooling
emergency core
pipe
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Application number
JP5320205A
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English (en)
Inventor
Koichiro Oshima
浩一郎 大嶋
Norishige Yuki
茂 行則
Yuka Tozaki
由佳 戸崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【目的】炉心冷却及び格納容器冷却が長期にわたり確保
できる原子炉格納容器及びその原子炉プラントを提供す
る。 【構成】原子炉圧力容器3、ドライウェル17、サプレッ
ションプール水7を収納するサプレッションチェンバ6
と、このサプレッションプール水7中に開口する複数の
ベント管18を内蔵する原子炉格納容器において、原子炉
圧力容器3に接続する非常用炉心冷却系配管8及び格納
容器冷却系配管15,16の外周に金属製保温材を巻き付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉格納容器及びそ
の原子炉プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】原子炉格納容器内には原子炉圧力容器に
接続する各種の配管が設けらており、図11に示すよう
に、それらの配管1の外周にはロックウールを材質とし
た保温材2が巻き付けられている。
【0003】この保温材2は、通常運転時においては高
温の冷却材を、また配管破断等による原子炉冷却材喪失
時には低温の非常用炉心冷却水を原子炉圧力容器に供給
する際、配管1内を流れる流体の温度を保つためのもの
である。
【0004】また、原子炉格納容器には、配管破断等に
よる原子炉冷却材喪失に伴う炉心露出を防ぐため非常用
炉心冷却系が、また配管の破断口を介して流出した高温
の原子炉冷却材による格納容器内の過度の圧力,温度上
昇を防ぐため格納容器冷却系が備えられている。
【0005】図12に非常用炉心冷却系及び格納容器冷却
系の概要を説明する。図12において、符号5は原子炉格
納容器で、この原子炉格納容器5内には原子炉圧力容器
3が配設され、この原子炉圧力容器3の下方にはサプレ
ッションチェンバ6が設けられ、サプレッションチェン
バ6内にサプレッションプール7が設けられている。サ
プレッションプール7内には複数本のベント管18が立設
し、また複数のストレーナ20(図では左右に2個示す)
が浸漬されている。
【0006】ストレーナ20は非常用炉心冷却系の吸込み
口19からバルブを介して非常用炉心冷却系のポンプ4に
接続し、このポンプ4は非常用炉心冷却系の配管8によ
り弁10を介して原子炉圧力容器3に接続している。サプ
レッションチェンバ6と原子炉格納容器5内のドライウ
ェル17とは格納容器冷却系の配管15,16により弁11,13
を介して連通している。
【0007】非常用炉心冷却系の配管8と格納容器冷却
系の配管15,16との間は弁12を介して連通している。非
常用炉心冷却系の配管8と図中左側のストレーナ20に接
続したポンプ4との間には熱交換器14が介在されてい
る。
【0008】非常用炉心冷却系においては、冷却材喪失
に伴う原子炉圧力容器3内の水位低下信号を受けてポン
プ4が作動し、原子炉格納容器5内の下部に設置されて
いるサプレッションチェンバ6内のサプレッションプー
ル水7を配管8を介して原子炉圧力容器3に注入する。
【0009】また、原子炉格納容器冷却系の場合、運転
員の操作により弁9,10,11,12及び13の開閉を切り替え
て、サプレッションプール水7を熱交換器14及び配管1
5,16を介して原子炉格納容器5内のドライウェル17及
びサプレッションチェンバ6に注入し、ドライウェル17
及びサプレッションチェンバ6をスプレイ冷却する。
【0010】このような非常用炉心冷却系及び格納容器
冷却系は、いずれもサプレッションプール水7を水源と
しているが、非常用炉心冷却系を介して原子炉圧力容器
3に注入されたサプレッションプール水は水位上昇によ
り破断口を介してドライウェル内に流出する。
【0011】破断口から流出した原子炉冷却材あるいは
格納容器冷却系を介しドライウェルスプレイにより注入
されたサプレッションプール水とともに、ドライウェル
17下部に設置されているベント管18を介してサプレッシ
ョンチェンバ6に再び戻る。そのため、非常用炉心冷却
系及び格納容器冷却系の作動によりサプレッションプー
ル水がなくなるということはない。また、崩壊熱に伴う
サプレッションプール水の蒸発を防ぐため、熱交換器14
により崩壊熱を除去する。
【0012】配管破断時には破損した配管及びその周辺
の機材が原子炉冷却材あるいは格納容器冷却系を介して
注入されたサプレッションプール水とともにベント管18
を介してサプレッションチェンバ6に流入するものと考
えられる。
【0013】そのため、図12に示すように、サプレッシ
ョンチェンバ6内の非常用炉心冷却系吸込み口19にはス
トレーナ20が設置され、非常用炉心冷却系及び格納容器
冷却系作動時に破損した配管及びその周辺の機材が吸い
込まれるのを防ぎ、非常用炉心冷却系及び格納容器冷却
系のポンプ等の機材の破損を防止している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のような構成によ
り、配管破断などにより格納容器内部に原子炉冷却材が
流出した場合、高温高圧流体のエネルギにより配管周囲
の保温材が破損しサプレッションチェンバに流入する可
能性がある。また、この保温材が非常用炉心冷却系ある
いは格納容器冷却系作動時にポンプにより吸い込まれ、
非常用炉心冷却系吸込み口のストレーナを目詰まりさ
せ、非常用炉心冷却系及び格納容器冷却系を停止させる
おそれがある。
【0015】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、原子炉格納容器内部への原子炉冷却材流出に
伴う保温材破壊においても、非常用炉心冷却系及び格納
容器冷却系を停止させることなく、炉心冷却及び格納容
器冷却が長期にわたり確保できる原子炉格納容器及びそ
の原子炉プラントを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明においては、
原子炉圧力容器を収納するドライウェルと、このドライ
ウェルの下方に設置され内部にプールを収納するサプレ
ッションチェンバと、前記ドライウェルに一端を開口
し、他端を前記サプレッションチェンバ内のプール水中
に開口する複数本のベント管を収納する原子炉格納容器
において、前記原子炉圧力容器に接続する配管の外周に
金属製保温材を巻き付けてなることを特徴とする。
【0017】第2の発明においては、原子炉圧力容器を
収納するドライウェルと、前記ドライウェルの下方に設
置され内部にプールを収納するサプレッションチェンバ
と、前記ドライウェルに一端を開口し、他端を前記サプ
レッションチェンバ内のプール水中に開口する数本のベ
ント管を収納する原子炉格納容器において、前記ベント
管の前記ドライウェル内開口部高さを少なくとも2種類
に変えて設置し、このベント管のうち最もドライウェル
内開口部高さが低いベント管のドライウェル内開口部に
ストレーナを備えたことを特徴とする。
【0018】第3の発明においては、原子炉圧力容器に
接続する配管と、この配管の外周に巻き付けられた保温
材と、前記原子炉圧力容器を収納するドライウェルと、
このドライウェルの下方に設置され内部にプールを収納
するサプレッションチェンバと、前記ドライウェルに一
端を開口し他端を前記サプレッションチェンバ内プール
水中に開口する数本のベント管を収納する原子炉格納容
器において、前記保温材の材質を金属製とし、前記ベン
ト管の前記ドライウェル内開口部高さを2種類ないしは
数種類に変えて設置し、このベント管のうち最もドライ
ウェル内開口部高さが低いベント管のドライウェル内開
口部に磁性ストレーナを備えたことを特徴とする。
【0019】第4の発明においては、原子炉圧力容器を
収納するドライウェルと、このドライウェルの下方に設
置され内部にプールを収納するサプレッションチェンバ
と、前記ドライウェルに一端を開口し、他端を前記サプ
レッションチェンバ内プール水中に開口する数本のベン
ト管を収納する原子炉格納容器において、前記サプレッ
ションチェンバ内プール水中に保温材収納容器を設置
し、この保温材収納容器の少なくとも一面はストレーナ
とし、前記ベント管の前記ドライウェル内開口部高さを
2種類ないしは数種類に変えて設置し、このベント管の
うち最もドライウェル内開口部高さが低いベント管のサ
プレッションチェンバ内開口部は前記容器内としたこと
を特徴とする。
【0020】第5の発明においては、原子炉格納容器
と、前記原子炉格納容器内に設置し内部にプールを収納
するサプレッションチェンバと、複数の非常用炉心冷却
系と、前記非常用冷却系のポンプと、前記サプレッショ
ンチェンバ内プール水中に一端を開口し他端を前記ポン
プ吸込み側に接続する前記非常用炉心冷却系の配管と、
この配管に設置された弁と、前記配管のサプレッション
チェンバ内開口部に接続するストレーナとを収納する原
子炉プラントにおいて、前記非常用炉心冷却系のうち2
系統の非常用炉心冷却系に接続する2本のタイラインを
設置し、それぞれのタイラインの一端は相異なる非常用
炉心冷却系の前記弁よりも上流側配管に接続し、他端は
他方の非常用炉心冷却系の前記ポンプの吐出側配管に接
続し、それぞれのタイラインに弁を設置したことを特徴
とする。
【0021】第6の発明においては、原子炉格納容器
と、前記原子炉格納容器内に設置し内部にプールを収納
するサプレッションチェンバと、複数の非常用炉心冷却
系と、前記非常用炉心冷却系のポンプと、前記サプレッ
ションチェンバ内プール水中に一端を開口し、他端を前
記ポンプの吸込み側に接続する前記非常用炉心冷却系配
管と、この配管のサプレッションチェンバ内開口部に接
続するストレーナとを収納する原子炉プラントにおい
て、前記非常用炉心冷却系のうち2系統の非常用炉心冷
却系に接続するタイラインを設置し、このタイラインの
両端はそれぞれの非常用炉心冷却系の前記ポンプの吐出
側配管に接続し、このタイラインに弁を接続したことを
特徴とする。
【0022】第7の発明においては、原子炉格納容器
と、前記原子炉格納容器内に設置し内部にプールを収納
するサプレッションチェンバと、非常用炉心冷却系と、
前記非常用炉心冷却系のポンプと、前記サプレッション
チェンバ内プール水中に一端を開口し、他端を前記ポン
プ吸込み側に接続する前記非常用炉心冷却器の配管と、
この配管に設置された弁と、前記配管のサプレッション
チェンバ内開口部に接続するストレーナとを収納する原
子炉プラントにおいて、前記非常用炉心冷却系のポンプ
吸込み側配管を2本に分け、それぞれの配管に弁及びス
トレーナを設置し、非常用炉心冷却系または格納容器冷
却系作動時には一方の弁を開とすることを特徴とする。
【0023】
【作用】第1の発明においては、何らかの原因により原
子炉格納容器内の配管周囲の保温材が破損し、ドライウ
ェル下部のベント管を介しサプレッションチェンバに流
入した場合でも、保温材は金属製であるため、浮力は小
さく重力によりサプレッションチェンバ底部に沈む。
【0024】したがって、非常用炉心冷却系あるいは格
納容器冷却系作動時にポンプにより保温材が吸い込ま
れ、非常用炉心冷却系吸込み口のストレーナを目詰まり
させるおそれはない。
【0025】第2の発明においては、何らかの原因によ
り原子炉格納容器内の配管周囲の保温材が破損し、ドラ
イウェル下部に流入した場合でも、最もドライウェル内
開口部高さが低いベント管のドライウェル内開口部に備
えられたストレーナにより保温材がサプレッションチェ
ンバに流入するおそれはない。
【0026】第3の発明においては、何らかの原因によ
り原子炉格納容器内の配管周囲の保温材が破損し、ドラ
イウェル下部に流入した場合でも、最もドライウェル内
開口部高さが低いベント管のドライウェル内開口部に備
えられた磁性のストレーナにより保温材がストレーナに
付着するため、保温材がサプレッションチェンバに流入
するおそれはない。
【0027】第4の発明においては、何らかの原因によ
り原子炉格納容器内の配管周囲の保温材が破損し、ドラ
イウェル下部に流入した場合でも、最もドライウェル内
開口器に格納される。
【0028】したがって、非常用炉心冷却系あるいは格
納容器冷却系作動時にポンプにより保温材が吸い込ま
れ、非常用炉心冷却系吸込み口のストレーナを目詰まり
させるおそれはない。
【0029】第5の発明においては、何らかの原因によ
り原子炉格納容器内の配管周囲の保温材が破損し、ドラ
イウェル下部のベント管を介しサプレッションチェンバ
に流入し、非常用炉心冷却系あるいは格納容器冷却系作
動時にポンプにより吸い込まれ、非常用炉心冷却系吸込
み口のストレーナを目詰まりさせる。
【0030】これによりポンプ流量が減少した場合で
も、タイライン弁を開とするとともに流量減少が生じた
ポンプに接続する弁を閉止する。
【0031】したがって、ポンプ流量を回復させるとと
もに目詰まりした保温材を逆流により噴出させるため、
非常用炉心冷却系及び格納容器冷却系を停止させるおそ
れはない。
【0032】第6の発明においては、何らかの原因によ
り原子炉格納容器内の配管周囲の保温材が破損し、ドラ
イウェル下部のベント管を介しサプレッションチェンバ
に流入し、非常用炉心冷却系あるいは格納容器冷却系作
動時にポンプにより吸い込まれ、非常用炉心冷却系吸込
み口のストレーナを目詰まりさせたことによりポンプ流
量が減少する。
【0033】よって、非常用炉心冷却系あるいは格納容
器冷却系の注水量が減少した場合でも、流量減少が生じ
たポンプ停止させるとともにタイラインの弁を開とする
ことにより、非常用炉心冷却系あるいは格納容器冷却系
の注水量を回復させるとともに目詰まりした保温材を逆
流により噴出させるため、非常用炉心冷却系及び格納容
器冷却系を停止させるおそれはない。
【0034】第7の発明においては、何らかの原因によ
り原子炉格納容器内の配管周囲の保温材が破損し、ドラ
イウェル下部のベント管を介しサプレッションチェンバ
に流入し、非常用炉心冷却系あるいは格納容器冷却系作
動時にポンプにより吸い込まれ、非常用炉心冷却系吸込
み口のストレーナを目詰まりさせた場合でも、各系統の
2本のポンプ吸込み側配管の弁の開閉を切り替えること
により、非常用炉心冷却系及び格納容器冷却系を停止さ
せるおそれはない。
【0035】
【実施例】図面を参照しながら本発明に係る原子炉格納
容器及び原子炉建屋の各々の実施例を説明するが、各図
ともに図11及び図12と同一部分には同一符号を付して重
複する部分の説明は省略する。本発明の第1の実施例を
図1及び図2を参照して説明する。
【0036】図1において、符号1は、原子炉格納容器
内の原子炉圧力容器に接続する配管で、この配管1は外
周全体にわたり保温材21が巻き付けられている。この保
温材21は全て金属製で形成されたものである。
【0037】図2は図1に示した配管を使用して、この
配管を原子炉圧力容器3に接続し、例えば原子炉再循環
ポンプ22の配管23が破断し、破断口24から冷却水が噴き
出し保温材21が破損し、ベント管18を介してサプレッシ
ョンチェンバ6内のサプレッションプール水7に流入し
落下した状態を示している。その他の部分は図12と同様
なのでその説明は省略する。
【0038】本実施例によれば、配管2に金属製保温材
21を巻き付けているので、配管破断した場合、金属製保
温材21はベント管18を通ってサプレッションチェンバ6
の底部に沈む。このため、非常用炉心冷却系あるいは格
納容器冷却系作動時に、保温材21がポンプ4に吸い込ま
れることがなく、非常用炉心冷却系吸込み口19のストレ
ーナ20を目詰まりさせることはない。
【0039】よって、原子炉格納容器への原子炉冷却材
流出に伴う保温材の破壊においても非常用炉心冷却系及
び格納容器スプレイを停止させることなく長期にわたり
炉心冷却及び格納容器冷却を確保できる。
【0040】つぎに、図3により本発明の第2の実施例
を説明する。図3において、原子炉格納容器5内のドラ
イウェル17下部には短尺ベント管18a及び長尺ベント管
18bが設置されている。これらのベント管18a,18bの
ドライウェル17内の開口部25の高さは異なり、最も高さ
が低い短尺ベント18aのドライウェル17内の開口部25に
はストレーナ26が設置されている。その他の部分は図2
と同様なので、その説明は省略する。
【0041】本実施例によれば、配管破断等により保温
材21が破損し、破断口24から流出した原子炉冷却材ある
いは格納容器スプレイ冷却水などによりドライウェル17
の下部に流出した場合、原子炉冷却材あるいは格納容器
スプレイ冷却材などはドライウェル17内開口部25の高さ
が低い短尺ベント管18aを介して排出される。また、ド
ライウェル17内の雰囲気蒸気はドライウェル17内開口部
25の高さが高い長尺ベント18bを介してサプレッション
チェンバ6に排出されるが、保温材21についてはストレ
ーナ26によりサプレッションプール水7への流入が妨げ
られる。
【0042】なお、図3においては、ベント管18,18b
のドライウェル17内の開口部25の高さを2種類にしたケ
ースを示したが、3種類以上にし、ストレーナ26を設置
するベント管についてもそのドライウェル17内の開口部
25の高さが低い方から2種類以上に設置することもでき
る。
【0043】つぎに、第3の実施例を図1及び図4を参
照して説明する。本実施例で使用する原子炉格納容器内
の原子炉圧力容器に接続する配管1は全て、図1に示し
たように外周に金属製保温材21が巻き付けられている。
この保温材21は第1の実施例と同じように全て金属によ
り形成されている。
【0044】また、図4に示すように、原子炉格納容器
5内のドライウェル17下部には短尺ベント18a及び長尺
ベント管18bが設置されている。これらのベント管18
a,18bのドライウェル17内の開口部25の高さは異な
り、最も高さが低い短尺ベント管18aのドライウェル17
内の開口部25には磁性ストレーナ27が設置されている。
その他は第2の実施例と同様である。
【0045】本実施例によれば、配管破断等により保温
材21が破損し、破断口24から流出した原子炉冷却材ある
いは格納器スプレイ冷却水などによりドライウェル17の
下部に流出した場合、原子炉冷却材あるいは格納容器ス
プレイ冷却水などはドライウェル17内開口部高さが低い
ベント短尺18aを介して排出される。また、ドライウェ
ル17内の雰囲気蒸気はドライウェル17内の開口部25高さ
が高い長尺ベント管18bを介してサプレッションチェン
バ6に排出されるが、保温材21についてはストレーナ27
に吸着されるため、サプレッションプール水7への流入
が妨げられる。
【0046】なお、図4においては、ベント管18a,18
bのドライウェル17内の開口部25の高さを2種類にした
例を示したが、3種類以上にし、磁性ストレーナ27を設
置するベント管18aについてもそのドライウェル17内の
開口部25の高さが低い方から2種類あるいはそれ以上に
設置することもできる。
【0047】つぎに、本発明の第4の実施例を図5を参
照して説明する。本実施例は原子炉格納容器5内のドラ
イウェル17下部には短尺ベント管18a及び長尺ベント管
18bが設置されている。これらのベント管18a,18bの
ドライウェル17内の開口部25の高さは異なる。
【0048】また、原子炉格納容器5内の下部に設置さ
れているサプレッションチェンバ6内のサプレッション
プール水7中には、保温材収納容器28が設置されてい
る。この保温材収納容器28の上面29はストレーナであ
る。さらに、容器28の内部にドライウェル17内開口部高
さが最も低いベント管18aのサプレッションチェンバ内
開口部30が設けられている。
【0049】本実施例によれば配管破断等により保温材
2が破損し、破断口24から流出した原子炉冷却材あるい
は格納容器スプレイ冷却水などによりドライウェル17下
部に流出した場合、原子炉冷却材あるいは格納容器スプ
レイ冷却水などはドライウェル17内開口部25の高さが低
い短尺ベント管18aを介して排出される。また、ドライ
ウェル17内の雰囲気蒸気はドライウェル17内開口部25の
高さが高い長尺ベント管18bを介してサプレッションチ
ェンバ6に排出される。さらに保温材21はドライウェル
17内開口部高さが低いベント管18aを介してサプレッシ
ョンチェンバ6に流入し、保温材収納容器28の内に排出
される。
【0050】なお、図5においては、ベント管18a,18
bのドライウェル17内の開口部25の高さを2種類にした
例を示したが、3種類以上にし、また、サプレッション
チェンバ6の内部に設置する保温材収納容器28について
も、ドライウェル内開口部25の高さが低い方から2種類
以上のベント管18a,18bのサプレッションチェンバ内
開口部30を内装するように設置することもできる。
【0051】さらに、サプレッションチェンバの内部に
設置する保温材収納容器については、上面のみをストレ
ーナとする例を示したが、上面以外の面、あるいは一面
以上をストレーナなとすることもできる。
【0052】つぎに本発明の第5の実施例を図6及び図
7を参照して説明する。本実施例は複数の非常用炉心冷
却系のうち2系統の非常用炉心冷却系を選択し、それぞ
れの配管31a,31bに接続するタイライン32a,32bを
設置する。このタイライン32a,32bは一方の非常用炉
心冷却系の吸込み側弁33a,33bよりも上流側に設置さ
れた接続部34a,34bと、他方の非常用炉心冷却系ポン
プ35a,35bの吐出側配管に設置された接続部36a,36
bを接続するものする。また、それぞれのタイライン32
a,32bには弁37a,37bを設置し、通常時は閉止され
ているものとする。
【0053】本実施例によれば図7に示すように、非常
用炉心冷却系作動時に、何らかの原因により破損した保
温材がサプレッションプール水7に流入し、ポンプに吸
い込まれ、非常用炉心冷却系吸込み口19のストレーナ20
を目詰まりさせた場合、(以下非常用炉心冷却系の配管
31aに接続するストレーナ20に目詰まりが生じたと仮定
する)非常用炉心冷却系ポンプ35aのポンプ流量が減少
する。
【0054】この場合、ポンプ流量減少信号により目詰
まりが生じたストレーナに接続するポンプ35aを停止さ
せ、弁33aを閉止させる。さらに、タイライン32a及び
32bに設置された弁37a及び37bを開作動させる。
【0055】この操作により、ポンプ35bにより吸い込
まれていたサプレッションプール水7の一部が、タイラ
イン32bを介して非常用炉心冷却系の配管31aに注入さ
れるため、非常用炉心冷却系は停止することなく運転し
続ける。
【0056】また、ポンプ35bから吐出された冷却材の
一部をタイライン32aを介して接続部34aに注入するた
め、非常用炉心冷却系の配管31aの吸込み口19と接続部
34aとの間に逆流が生じ、ストレーナ20を目詰まりさせ
ていた保温材2がサプレッションプール水7中に噴出さ
れる。
【0057】なお、複数の非常用炉心冷却系をいくつか
の区分に分離し設置している原子炉プラントにおいて、
タイラインを設置する非常用炉心冷却系は、同じ区分の
非常用炉心冷却系の中から2系統選択するのが望まし
い。
【0058】つぎに本発明の第6の実施例を図8及び図
9を参照して説明する。本実施例は複数の非常用炉心冷
却系のうち2系統の非常用炉心冷却系を選択し、それぞ
れの配管31a,31bをタイライン38で接続する。タイラ
イン38は、一方の非常用炉心冷却系ポンプ35aの吐出側
配管に設置された接続部36aと、他方の非常用炉心冷却
系ポンプ35bの吐出側配管に設置された接続部36bとを
接続するものとする。また、タイライン38には弁39を設
置し、通常時は閉止されているものとする。
【0059】本実施例によれば、図9に示すように非常
用炉心冷却系作動時に、何らかの原因により破損した保
温材がサプレッションプール水7に流入し、ポンプに吸
い込まれ、非常用炉心冷却系吸込み口19のストレーナ20
を目詰まりさせた場合、(以下非常用炉心冷却系の配管
31aに接続するストレーナ20に目詰まりが生じたと仮定
する)非常用炉心冷却系ポンプ35aのポンプ流量が減少
する。
【0060】よって、非常用炉心冷却系の配管31aによ
って注水される冷却材流量が減少する。この場合、ポン
プ流量減少信号により目詰まりが生じたポンプ35aを停
止させるとともに、タイライン38に設置された弁39開作
動させる。この操作により、サプレッションプール水7
はタイライン38を介して接続部36aに注入されるため、
非常用炉心冷却系は停止することなく運転し続ける。
【0061】また、タイライン38を介して接続部36aに
注入された冷却材の一部がポンプ35aを逆流し非常用炉
心冷却系の配管31aの吸込み口19からサプレッションプ
ール水7中に吐出されるため、ストレーナ20を目詰まり
させていた保温材2がサプレッションプール水7中に噴
出される。
【0062】なお、複数の非常用炉心冷却系をいくつか
の区分に分離し設置している原子炉プラントにおいて、
タイラインを設置する非常用炉心冷却系は、同じ区分の
非常用炉心冷却系の中から2系統選択するのが望まし
い。
【0063】つぎに本発明の第7の実施例を図10を参照
して説明する。本実施例は非常用炉心冷却系のサプレッ
ションプール水7からの吸込み口からポンプ40までの配
管を2本に分離する。また、分離された各配管41a,41
bにはそれぞれ弁42a,42bを設置し、また各配管の吸
込み口にはストレーナ43a,43bを設置する。
【0064】本実施例によれば、非常用炉心冷却系が作
動時には、非常用炉心冷却系の吸込み側配管41a,41b
の弁42a,42bのうち、どれか一方が開作動する。(以
下42aが開作動したと仮定する)。
【0065】非常用炉心冷却系作動時に、何らかの原因
により破損した保温材がサプレッションプール水7に流
入し、ポンプ40に吸い込まれ、非常用炉心冷却系吸込み
口のストレーナ43aを目詰まりさせた場合、非常用炉心
冷却系のポンプ流量が減少する。
【0066】この場合、ポンプ流量減少信号により弁42
aが開作動する。このため、非常用炉心冷却系及び格納
容器冷却系は停止することなく運転し続ける。また、閉
止していた弁43bを開作動させることによりそれまで開
であった弁42aを備えた非常用炉心冷却系の吸込み側配
管41aに逆流が生じるため、ストレーナ43aを目詰まり
させていた保温材がサプレッションプール水7中に噴出
される。
【0067】ポンプ流量減少信号が発生するまで開であ
った弁42aは両ストレーナの目詰まりを防ぐため、ポン
プ流量減少信号に弁の開作動時間及びストレーナを目詰
まりさせた保温材を噴出するのに適切な時間遅れを持っ
て閉作動させる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、原子炉冷却材の格納容
器内部への流出に伴う保温材破壊においても非常用炉心
冷却系及び格納容器冷却系を停止させることなく、炉心
冷却及び格納容器冷却が長期にわたり確保できるので、
原子炉の安全性を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原子炉格納容器内部に設置された
配管の第1の実施例及び第3の実施例を示す模式図。
【図2】本発明に係る原子炉格納容器の第1の実施例の
作用を説明するための模式図。
【図3】本発明に係る原子炉格納容器の第2の実施例を
示す模式図。
【図4】本発明に係る原子炉格納容器の第3の実施例を
示す模式図。
【図5】本発明に係る原子炉格納容器の第4の実施例を
示す模式図。
【図6】本発明に係る原子炉格納容器の第5の実施例を
示す模式図。
【図7】第5の実施例に対する保温材破損時を示す模式
図。
【図8】本発明に係る原子炉格納容器の第6の実施例を
示す模式図。
【図9】第6の実施例に対する保温材破損時を示す模式
図。
【図10】本発明に係る原子炉格納容器の第7の実施例
を示す模式図。
【図11】従来の原子炉プラントの原子炉格納容器内部
に設置された配管を示す模式図。
【図12】従来の原子炉プラント内の原子炉格納容器を
示す模式図。
【符号の説明】
1…配管、2…保温材、3…原子炉圧力容器、4…非常
用炉心冷却系のポンプ、5…原子炉格納容器、6…サプ
レッションチェンバ、7…サプレッションプール、8…
非常用炉心系の配管、9,10,11,12,13…弁、14…熱
交換器、15,16…格納容器冷却系の配管、17…ドライウ
ェル、18…ベント管、19…非常用炉心冷却系吸込み口、
20…ストレーナ、21…金属製保温材、22…原子炉再循環
系ポンプ、23…配管、24…破断口、25…開口部、26…ス
トレーナ、27…磁性ストレーナ、28…保温材収納容器、
29…上面、30…サプレッションチェンバ内開口部、31
a,31b…配管、32a,32b…タイライン、33a,33b
…吸込み側弁、34a,34b…接続部、35a,35b…非常
用炉心冷却系ポンプ、36a,36b…接続部、37a,37b
…弁、38…タイライン、39…弁、40…ポンプ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G21D 1/00 9117−2G G21D 1/00 J

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉圧力容器を収納するドライウェル
    と、このドライウェルの下方に設置され内部にプールを
    収納するサプレッションチェンバと、前記ドライウェル
    に一端を開口し、他端を前記サプレッションチェンバ内
    のプール水中に開口する複数本のベント管を収納する原
    子炉格納容器において、前記原子炉圧力容器に接続する
    配管の外周に金属製保温材を巻き付けてなることを特徴
    とする原子炉格納容器。
  2. 【請求項2】 原子炉圧力容器を収納するドライウェル
    と、このドライウェルの下方に設置され内部にプールを
    収納するサプレッションチェンバと、前記ドライウェル
    に一端を開口し、他端を前記サプレッションチェンバ内
    のプール水中に開口する複数本のベント管を収納する原
    子炉格納容器において、前記ベント管の前記ドライウェ
    ル内開口部高さを少なくとも2種類に変えて設置し、こ
    のベント管のうち最もドライウェル内開口部高さが低い
    ベント管のドライウェル内開口部にストレーナを備えた
    ことを特徴とする原子炉格納容器。
  3. 【請求項3】 原子炉圧力容器に接続する配管と、この
    配管の外周に巻き付けられた保温材と、前記原子炉圧力
    容器を収納するドライウェルと、このドライウェルの下
    方に設置され内部にプールを収納するサプレッションチ
    ェンバと、前記ドライウェルに一端を開口し他端を前記
    サプレッションチェンバ内プール水中に開口する複数本
    のベント管を収納する原子炉格納容器において、前記保
    温材の材質を金属製とし、前記ベント管の前記ドライウ
    ェル内開口部高さを少なくとも2種類に変えて設置し、
    このベント管のうち最もドライウェル内開口部高さが低
    いベント管のドライウェル内開口部に磁性ストレーナを
    備えたことを特徴とする原子炉格納容器。
  4. 【請求項4】 原子炉圧力容器を収納するドライウェル
    と、このドライウェルの下方に設置され内部にプールを
    収納するサプレッションチェンバと、前記ドライウェル
    に一端を開口し他端を前記サプレッションチェンバ内プ
    ール水中に開口する複数本のベント管を収納する原子炉
    格納容器において、前記サプレッションチェンバ内プー
    ル水中に保温材収納容器を設置し、この保温材収納容器
    の少なくとも一面はストレーナとし、前記ベント管の前
    記ドライウェル内開口部高さを少なくとも2種類に変え
    て設置し、このベント管のうち最もドライウェル内開口
    部高さが低いベント管のサプレッションチェンバ内開口
    部は前記保温材収納容器内としたことを特徴とする原子
    炉格納容器。
  5. 【請求項5】 原子炉格納容器と、この原子炉格納容器
    内に設置し内部にプールを収納するサプレッションチェ
    ンバと、複数の非常用炉心冷却系と、前記非常用冷却系
    のポンプと、一端を前記サプレッションチェンバ内プー
    ル水中に開口し他端を前記ポンプ吸込み側に接続する前
    記非常用炉心冷却系の配管と、この配管に設置された弁
    と、前記配管のサプレッションチェンバ内開口部に接続
    するストレーナとを収納する原子炉プラントにおいて、
    前記非常用炉心冷却系のうち2系統の非常用炉心冷却系
    に接続する2本のタイラインを設置し、それぞれのタイ
    ラインの一端は相異なる非常用炉心冷却系の前記弁より
    も上流側配管に接続し、他端は他方の非常用炉心冷却系
    の前記ポンプの吐出側配管に接続し、それぞれのタイラ
    インに弁を設置したことを特徴とする原子炉プラント。
  6. 【請求項6】 原子炉格納容器と、この原子炉格納容器
    内に設置し内部にプールを収納するサプレッションチェ
    ンバと、複数の非常用炉心冷却系と、前記非常用炉心冷
    却系のポンプと、前記サプレッションチェンバ内プール
    水中に一端を開口し他端を前記ポンプの吸込み側に接続
    する前記非常用炉心冷却系の配管と、この配管のサプレ
    ッションチェンバ内開口部に接続するストレーナとを収
    納する原子炉プラントにおいて、前記非常用炉心冷却系
    のうち2系統の非常用炉心冷却系に接続するタイライン
    を設置し、このタイラインの両端はそれぞれの非常用炉
    心冷却系の前記ポンプの吐出側配管に接続し、このタイ
    ラインに弁を接続したことを特徴とする原子炉プラン
    ト。
  7. 【請求項7】 原子炉格納容器と、この原子炉格納容器
    内に設置し内部にプールを収納するサプレッションチェ
    ンバと、非常用炉心冷却系と、前記非常用炉心冷却系の
    ポンプと、一端を前記サプレッションチェンバ内プール
    水中に開口し他端を前記ポンプ吸込み側に接続する前記
    非常用炉心冷却系の配管と、この配管に設置された弁
    と、前記配管のサプレッションチェンバ内開口部に接続
    するストレーナとを収納する原子炉プラントにおいて、
    前記非常用炉心冷却系のポンプ吸込み側配管を2本に分
    け、それぞれの配管に弁及びストレーナを設置し、非常
    用炉心冷却系または格納容器冷却系作動時には一方の弁
    を開とすることを特徴とする原子炉プラント。
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