JPH07173694A - ガス拡散電極 - Google Patents
ガス拡散電極Info
- Publication number
- JPH07173694A JPH07173694A JP31757293A JP31757293A JPH07173694A JP H07173694 A JPH07173694 A JP H07173694A JP 31757293 A JP31757293 A JP 31757293A JP 31757293 A JP31757293 A JP 31757293A JP H07173694 A JPH07173694 A JP H07173694A
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- Japan
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- gas diffusion
- diffusion electrode
- electrode
- gas
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気めっき用の陽極として用いて好適なガス
拡散電極を、曲げなどの外力によって劣化することを防
止してその寿命を延ばす。 【構成】 ガス拡散層と反応層とが接合されたガス拡散
電極本体を少なくとも一対の枠体で両面から挟み込んで
固定する。
拡散電極を、曲げなどの外力によって劣化することを防
止してその寿命を延ばす。 【構成】 ガス拡散層と反応層とが接合されたガス拡散
電極本体を少なくとも一対の枠体で両面から挟み込んで
固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気めっき装置に用い
て好適なガス拡散電極に関する。
て好適なガス拡散電極に関する。
【0002】
【従来技術】電気めっき鋼板を工業的に製造する場合に
はそのめっき浴として、電解析出させる金属の硫酸塩を
主体とする硫酸浴、塩化物を主体とする塩化物浴及びそ
れらを混合した混合浴が一般に用いられる。
はそのめっき浴として、電解析出させる金属の硫酸塩を
主体とする硫酸浴、塩化物を主体とする塩化物浴及びそ
れらを混合した混合浴が一般に用いられる。
【0003】硫酸浴と塩化物浴を比較すると、塩化物浴
は硫酸浴よりも電気伝導度が高く、電力コストが押さえ
られるとともに、限界電流密度が高いので高速メッキが
可能である。また、電解効率が高いので、近年電気めっ
きの主流となりつつある高電流密度による電気めっきを
行う場合に有利な条件を備えているものである。
は硫酸浴よりも電気伝導度が高く、電力コストが押さえ
られるとともに、限界電流密度が高いので高速メッキが
可能である。また、電解効率が高いので、近年電気めっ
きの主流となりつつある高電流密度による電気めっきを
行う場合に有利な条件を備えているものである。
【0004】また、電気めっきを行う場合の陽極として
は、電極自体がめっき浴中に溶け出して電極自身が減少
する自溶性電極と、陽極から気体が発生するが電極自体
は減少しない不溶性電極とがある。自溶性電極を陽極と
して使用すると、高電流密度で操業する場合、頻繁に電
極の交換を行わなければならない。従って、近年では不
溶性電極(例えばPb電極やチタンの表面に酸化物を被
覆した電極)を使用するのが主流となっている。
は、電極自体がめっき浴中に溶け出して電極自身が減少
する自溶性電極と、陽極から気体が発生するが電極自体
は減少しない不溶性電極とがある。自溶性電極を陽極と
して使用すると、高電流密度で操業する場合、頻繁に電
極の交換を行わなければならない。従って、近年では不
溶性電極(例えばPb電極やチタンの表面に酸化物を被
覆した電極)を使用するのが主流となっている。
【0005】しかしながら。前記不溶性電極と塩化物浴
とを組み合わせて操業すると、陽極から有害な塩素ガス
が発生するといった問題がある。また、塩素ガスの発生
を回避するために硫酸浴を用いた場合でも、陽極から発
生する多量の酸素ガスが陽極と陰極との間に常に存在す
るため、めっき浴の見かけの電気伝導度が低下したり、
めっき皮膜自身の品質にも悪影響を及ぼすという問題が
あった。
とを組み合わせて操業すると、陽極から有害な塩素ガス
が発生するといった問題がある。また、塩素ガスの発生
を回避するために硫酸浴を用いた場合でも、陽極から発
生する多量の酸素ガスが陽極と陰極との間に常に存在す
るため、めっき浴の見かけの電気伝導度が低下したり、
めっき皮膜自身の品質にも悪影響を及ぼすという問題が
あった。
【0006】前記問題点を解消する技術として、特開平
3-188299号公報におけるガス拡散電極が提供されてい
る。このガス拡散電極装置は、図5(a )及び図5(b
)に示すように、ガス拡散層21と触媒が担持された
反応層22が接合されたガス拡散電極23を、通電性の
補強枠24に多数支持したものである。そして、ガス拡
散電極23の陰極に相対する面側は、保護部材25で保
護されている。
3-188299号公報におけるガス拡散電極が提供されてい
る。このガス拡散電極装置は、図5(a )及び図5(b
)に示すように、ガス拡散層21と触媒が担持された
反応層22が接合されたガス拡散電極23を、通電性の
補強枠24に多数支持したものである。そして、ガス拡
散電極23の陰極に相対する面側は、保護部材25で保
護されている。
【0007】そして、図6に示すように、このガス拡散
電極装置26は、電解槽27内に陽極として配置され、
この陽極により区画された反応層22側のセル28内に
亜鉛合金めっき浴を充填し、ガス拡散層21側のセル2
9内に水素ガスを供給するとともに、前記補強枠24を
介してガス拡散電極23に通電し、前記めっき浴中に鋼
板30を陰極素材として通してこの鋼板30に亜鉛合金
を電気めっきするものである。
電極装置26は、電解槽27内に陽極として配置され、
この陽極により区画された反応層22側のセル28内に
亜鉛合金めっき浴を充填し、ガス拡散層21側のセル2
9内に水素ガスを供給するとともに、前記補強枠24を
介してガス拡散電極23に通電し、前記めっき浴中に鋼
板30を陰極素材として通してこの鋼板30に亜鉛合金
を電気めっきするものである。
【0008】前記方法により電気めっきすると、めっき
浴の陽極反応は水素酸化反応となるので、硫酸浴の場
合、陽極で酸素が発生することがない。一方、塩化物浴
の場合、陽極で塩化物が発生することがなく、めっき浴
を通る鋼板には表面が平滑で美麗な焼けのない亜鉛合金
めっき層を形成することができる。
浴の陽極反応は水素酸化反応となるので、硫酸浴の場
合、陽極で酸素が発生することがない。一方、塩化物浴
の場合、陽極で塩化物が発生することがなく、めっき浴
を通る鋼板には表面が平滑で美麗な焼けのない亜鉛合金
めっき層を形成することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしなから、前記従
来例では、ガス拡散電極のめっき液に接する側を前述し
た保護部材で保護するようにしているため、ガスを供給
するセルからのガス圧を受けたり、めっき液側からのめ
っき液の流れに起因する圧力変動を受けたときに補強枠
との接合部分に直接応力が作用してガス拡散電極が変形
したり、破損するといった問題があった。
来例では、ガス拡散電極のめっき液に接する側を前述し
た保護部材で保護するようにしているため、ガスを供給
するセルからのガス圧を受けたり、めっき液側からのめ
っき液の流れに起因する圧力変動を受けたときに補強枠
との接合部分に直接応力が作用してガス拡散電極が変形
したり、破損するといった問題があった。
【0010】これは、ガス拡散電極を用いためっき装置
では、一般に、 ΔP= P(G)−P(S)≧0 (但し、P(G);P
(ガス供給圧)±P(変動)、P(S);P(浴静圧)
±P(変動)) といった関係が成立し、ガス拡散電極には常にΔPが加
わっているためである。さらに、ガス拡散電極の縁部か
ら突出された集電部材と補強枠との接合部分は強度的に
充分ではないため、ガス拡散電極の変形にともなって前
記集電部分に変形を生じることは好ましくない。
では、一般に、 ΔP= P(G)−P(S)≧0 (但し、P(G);P
(ガス供給圧)±P(変動)、P(S);P(浴静圧)
±P(変動)) といった関係が成立し、ガス拡散電極には常にΔPが加
わっているためである。さらに、ガス拡散電極の縁部か
ら突出された集電部材と補強枠との接合部分は強度的に
充分ではないため、ガス拡散電極の変形にともなって前
記集電部分に変形を生じることは好ましくない。
【0011】本発明は前記問題点を解決するためになさ
れたものであって、セルからのガス圧を受けたり、めっ
き液の流れに起因する圧力変動をうけた場合にもガス拡
散電極の変形、破損を生じさせることなくその寿命を延
ばすことのできるガス拡散電極装置を提供することを目
的としている。
れたものであって、セルからのガス圧を受けたり、めっ
き液の流れに起因する圧力変動をうけた場合にもガス拡
散電極の変形、破損を生じさせることなくその寿命を延
ばすことのできるガス拡散電極装置を提供することを目
的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のガス拡散電極装
置は、ガス拡散層と反応層とが接合されたガス拡散電極
と、このガス拡散電極に接続された通電部材と、前記ガ
ス拡散電極と前記通電部材とをそれらの両面から挟持す
る少なくとも一対の枠体とを備えてなることを特徴とし
ている。また、本発明のガス拡散電極では、前記枠体で
画成された空間に格子状部材が設けられていることを特
徴としている。
置は、ガス拡散層と反応層とが接合されたガス拡散電極
と、このガス拡散電極に接続された通電部材と、前記ガ
ス拡散電極と前記通電部材とをそれらの両面から挟持す
る少なくとも一対の枠体とを備えてなることを特徴とし
ている。また、本発明のガス拡散電極では、前記枠体で
画成された空間に格子状部材が設けられていることを特
徴としている。
【0013】
【作用】本発明のガス拡散電極装置は、ガス拡散電極の
一方の面セルからのガスに、他方の面はめっき液に接触
した状態で使用に供される。セルからは、ガス拡散電極
へのガスが一定の圧力を維持したままめっき液側へ連続
的に供給されている。一方、めっき液は一定の流速でめ
っき槽内を移動するとともに、ガス拡散電極に常時接触
している。
一方の面セルからのガスに、他方の面はめっき液に接触
した状態で使用に供される。セルからは、ガス拡散電極
へのガスが一定の圧力を維持したままめっき液側へ連続
的に供給されている。一方、めっき液は一定の流速でめ
っき槽内を移動するとともに、ガス拡散電極に常時接触
している。
【0014】これらセル及びめっき槽からの圧力がガス
拡散電極に加わると、ガス拡散電極に曲げ応力が加わっ
て変形を起こそうとする。このガス拡散電極自体の変形
を前記枠体ないし格子状部材で押さえる。このとき、格
子状部材の形状及び配置をガス及びめっき液の流れ方向
に抵抗の少ない形状にすることで、ガス拡散電極がめっ
き液またはガス圧いずれを受けても荷重を格子状部材に
受けとめてガス拡散電極への負担を著しく軽減する。
拡散電極に加わると、ガス拡散電極に曲げ応力が加わっ
て変形を起こそうとする。このガス拡散電極自体の変形
を前記枠体ないし格子状部材で押さえる。このとき、格
子状部材の形状及び配置をガス及びめっき液の流れ方向
に抵抗の少ない形状にすることで、ガス拡散電極がめっ
き液またはガス圧いずれを受けても荷重を格子状部材に
受けとめてガス拡散電極への負担を著しく軽減する。
【0015】さらに、前記格子状部材を対抗配置させれ
ば、ガス拡散電極への保護作用はさらに増加する。ま
た、通電部材がガス拡散電極に常時接触した状態で保持
されていることから、安定した通電状態を維持する。
ば、ガス拡散電極への保護作用はさらに増加する。ま
た、通電部材がガス拡散電極に常時接触した状態で保持
されていることから、安定した通電状態を維持する。
【0016】
【実施例】本発明に係るガス拡散電極の一実施例につい
て、図1ないし図3を参照して説明する。なお、本実施
例を説明するにあたり、前記従来例で説明した構成につ
いては、同様の符号を付してその説明を省略する。
て、図1ないし図3を参照して説明する。なお、本実施
例を説明するにあたり、前記従来例で説明した構成につ
いては、同様の符号を付してその説明を省略する。
【0017】本実施例のガス拡散電極1は、図1に示す
ように、ガス拡散層21と反応層22とが接合された外
観矩形のガス拡散電極本体2と、このガス拡散電極本体
に接続されるとともに当該ガス拡散電極本体2の縁部か
ら外方へ向かって突出して設けられた通電部材3と、前
記ガス拡散電極本体2と前記通電部材3とをそれらの両
面から挟み込む一対の枠体5とから概略構成されてい
る。
ように、ガス拡散層21と反応層22とが接合された外
観矩形のガス拡散電極本体2と、このガス拡散電極本体
に接続されるとともに当該ガス拡散電極本体2の縁部か
ら外方へ向かって突出して設けられた通電部材3と、前
記ガス拡散電極本体2と前記通電部材3とをそれらの両
面から挟み込む一対の枠体5とから概略構成されてい
る。
【0018】枠体5は、ゴム質又は合成樹脂(FRP、
テフロン等のフッ素樹脂、PP、PE、塩化ビニル等)
の非金属材料から構成され、外観口形に形成されてい
る。枠体5の表面には、前記通電部材3に通電するため
の集電部材9が設けられている。
テフロン等のフッ素樹脂、PP、PE、塩化ビニル等)
の非金属材料から構成され、外観口形に形成されてい
る。枠体5の表面には、前記通電部材3に通電するため
の集電部材9が設けられている。
【0019】この集電部材9は、白金又は白金被覆金
属、浴質にもよるが、Ti等の如くめっき浴に耐える金
属のような導電性部材から構成され、枠体5、5で前記
ガス拡散電極本体2を挟み込んだ状態で前記通電部材3
と接続されるように設定されている。また、枠体5の各
片には、枠体接合用部材を挿通するための挿通孔11が
形成されている。この枠体5によって画成された空間に
は、格子状部材7、7が縦横に向かって延在するように
設けられている。
属、浴質にもよるが、Ti等の如くめっき浴に耐える金
属のような導電性部材から構成され、枠体5、5で前記
ガス拡散電極本体2を挟み込んだ状態で前記通電部材3
と接続されるように設定されている。また、枠体5の各
片には、枠体接合用部材を挿通するための挿通孔11が
形成されている。この枠体5によって画成された空間に
は、格子状部材7、7が縦横に向かって延在するように
設けられている。
【0020】このような構成からなるガス拡散電極1
は、第1図(b)ないし第3図に示すような状態で使用に
供される。第1図(b)は、前記ガス拡散電極1を電極
ホルダー15に組み込んだ状態を示す断面図である。
は、第1図(b)ないし第3図に示すような状態で使用に
供される。第1図(b)は、前記ガス拡散電極1を電極
ホルダー15に組み込んだ状態を示す断面図である。
【0021】前記ガス拡散電極本体2と、一対の枠体
5、5とを接合部材(図示略)によって一体に接合した
後、電極ホルダー15に組み込む。電極ホルダー15
は、枠体と同様の材質からなる部材であって、集電部材
と同様な通電用ブスが埋設され、その端部が前記枠体5
の集電部材9と接続されるように構成された、ガス室と
一体となっている部材である。
5、5とを接合部材(図示略)によって一体に接合した
後、電極ホルダー15に組み込む。電極ホルダー15
は、枠体と同様の材質からなる部材であって、集電部材
と同様な通電用ブスが埋設され、その端部が前記枠体5
の集電部材9と接続されるように構成された、ガス室と
一体となっている部材である。
【0022】これら複数個のガス拡散電極1を電極ホル
ダー15に組み込んで使用する。ガス拡散電極1を電極
として使用する場合、ガス拡散電極本体2の電極ホルダ
ー側の面はセルからのガスに、他方の面はめっき液にそ
れぞれ接触した状態で使用に供される。
ダー15に組み込んで使用する。ガス拡散電極1を電極
として使用する場合、ガス拡散電極本体2の電極ホルダ
ー側の面はセルからのガスに、他方の面はめっき液にそ
れぞれ接触した状態で使用に供される。
【0023】セル29からは、ガス拡散電極本体2への
ガスが一定の圧力を維持したままめっき液側へ連続的に
供給されている。一方、めっき液は一定の流速でめっき
槽内を移動するとともに、ガス拡散電極本体2に常時接
触している。これらセル29及びめっき槽からの圧力が
ガス拡散電極本体2に加わると、ガス拡散電極1に曲げ
応力が加わって変形を起こそうとする。このガス拡散電
極自体の変形を前記枠体ないし格子状部材7で押さえ
る。
ガスが一定の圧力を維持したままめっき液側へ連続的に
供給されている。一方、めっき液は一定の流速でめっき
槽内を移動するとともに、ガス拡散電極本体2に常時接
触している。これらセル29及びめっき槽からの圧力が
ガス拡散電極本体2に加わると、ガス拡散電極1に曲げ
応力が加わって変形を起こそうとする。このガス拡散電
極自体の変形を前記枠体ないし格子状部材7で押さえ
る。
【0024】本実施例のガス拡散電極によれば、格子状
部材の形状及び配置をガス及びめっき液の流れ方向に抵
抗の少ない形状にすることで、ガス拡散電極がめっき液
またはガス圧いずれを受けても荷重を格子状部材に受け
とめてガス拡散電極への負担を著しく軽減することがで
きる。また、通電部材がガス拡散電極に常時接触した状
態で保持されていることから、安定した通電状態を維持
する。
部材の形状及び配置をガス及びめっき液の流れ方向に抵
抗の少ない形状にすることで、ガス拡散電極がめっき液
またはガス圧いずれを受けても荷重を格子状部材に受け
とめてガス拡散電極への負担を著しく軽減することがで
きる。また、通電部材がガス拡散電極に常時接触した状
態で保持されていることから、安定した通電状態を維持
する。
【0025】本発明のガス拡散電極においては、前記実
施例に限らず、種々の変形が可能である。例えば、図4
に示すように枠体5に設ける格子状部材7を鋼帯の進行
方向に対して互い違いに設けたり、鋼帯の進行方向に対
して交差する状態で設けることとしてもよい。
施例に限らず、種々の変形が可能である。例えば、図4
に示すように枠体5に設ける格子状部材7を鋼帯の進行
方向に対して互い違いに設けたり、鋼帯の進行方向に対
して交差する状態で設けることとしてもよい。
【0026】また、一つの枠体に複数個のガス拡散電極
本体を配列させた構成としても良い。このような構成に
すれば、ガス拡散電極本体配置上の継ぎ目(無通電部)
を小さくし、また、めっき品質の向上を測ることができ
るといった格別の効果を奏することができる。
本体を配列させた構成としても良い。このような構成に
すれば、ガス拡散電極本体配置上の継ぎ目(無通電部)
を小さくし、また、めっき品質の向上を測ることができ
るといった格別の効果を奏することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明のガス拡散電極によれば、ガス圧
及びめっき液からの圧力をうける電極本体の寿命を延ば
すことができるといった格別の効果を奏する。また、通
電部材が、ガス拡散電極に常時接触した状態で保持され
ることとなるので、良好な通電状態を維持できるといっ
た優れた効果をも奏する。
及びめっき液からの圧力をうける電極本体の寿命を延ば
すことができるといった格別の効果を奏する。また、通
電部材が、ガス拡散電極に常時接触した状態で保持され
ることとなるので、良好な通電状態を維持できるといっ
た優れた効果をも奏する。
【図1】本発明の第一の実施例を示す図であって、
(a)はガス拡散電極の各構成部材の斜視図、(b)は
ガス拡散電極の使用状態を示す横断面図である。
(a)はガス拡散電極の各構成部材の斜視図、(b)は
ガス拡散電極の使用状態を示す横断面図である。
【図2】本発明の第一の実施例の複数個のガス拡散電極
を電極ホルダーに組み込んだ状態を示す斜視図である。
を電極ホルダーに組み込んだ状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第一の実施例の複数個のガス拡散電極
を電極ホルダーに組み込んだ状態を示す斜視図である。
を電極ホルダーに組み込んだ状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図5】従来のガス拡散電極装置の説明図であって、
(a)はこのガス拡散電極装置の平面図、(b)は
(a)はA-A 矢視図である。
(a)はこのガス拡散電極装置の平面図、(b)は
(a)はA-A 矢視図である。
【図6】従来のガス拡散電極装置を電気めっき装置に使
用している状態を示す状態図である。
用している状態を示す状態図である。
1ガス拡散電極 2ガス拡散電極本体 3通電部材 5枠体 7格子状部材
Claims (2)
- 【請求項1】 ガス拡散層と反応層とが接合されたガス
拡散電極本体と、このガス拡散電極本体に接続された通
電部材と、前記ガス拡散電極本体と前記通電部材とをそ
れらの両面から挟持する少なくとも一対の枠体とを備え
てなることを特徴とするガス拡散電極。 - 【請求項2】 前記枠体で画成された空間に格子状部材
が設けられていることを特徴とする前記請求項1記載の
ガス拡散電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31757293A JPH07173694A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | ガス拡散電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31757293A JPH07173694A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | ガス拡散電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07173694A true JPH07173694A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18089748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31757293A Withdrawn JPH07173694A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | ガス拡散電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07173694A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003036284A3 (de) * | 2001-10-25 | 2004-06-24 | Bayer Materialscience Ag | Gasdiffusionselektroden-trägerstruktur |
KR100987732B1 (ko) * | 2008-08-25 | 2010-10-13 | 삼성전기주식회사 | 무전해 도금용 바스켓 |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP31757293A patent/JPH07173694A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003036284A3 (de) * | 2001-10-25 | 2004-06-24 | Bayer Materialscience Ag | Gasdiffusionselektroden-trägerstruktur |
KR100987732B1 (ko) * | 2008-08-25 | 2010-10-13 | 삼성전기주식회사 | 무전해 도금용 바스켓 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |