JPH0717364B2 - オゾン発生装置 - Google Patents

オゾン発生装置

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JPH0717364B2
JPH0717364B2 JP2175803A JP17580390A JPH0717364B2 JP H0717364 B2 JPH0717364 B2 JP H0717364B2 JP 2175803 A JP2175803 A JP 2175803A JP 17580390 A JP17580390 A JP 17580390A JP H0717364 B2 JPH0717364 B2 JP H0717364B2
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JP
Japan
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discharge
gas
discharge cell
ozone generator
discharge cells
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JP2175803A
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JPH0465304A (ja
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次郎 小林
豪 中塚
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Sumitomo Precision Products Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Precision Products Co Ltd
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の充電セルを組み合わせたオゾン発生装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、オゾン発生装置の容量調節は、放電セルの数
量調節により行われている。従って、通常のオゾン発生
装置は、第3図に示すように、複数の放電セル11a〜11d
を組み合わせた構造になっており、原料ガスは各放電セ
ル11a〜11dに並列に供給される。また、電源部20は、放
電セル11a〜11dの数量に応じて設計される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、高濃度のオゾンガスを得る方法の一つとし
て、放電セルにおけるガス通過時間の延長がある。複数
の放電セルを組み合わせたオゾン発生装置では、ガス流
量を少なくし、流速を遅くすることで、各放電セルにお
けるガス通過時間を長くすることは可能である。しか
し、流速が遅くなると、ガスが放電間隔を均一に流れな
くなり、オゾン発生効率の低下が問題となる。
また、電源部については、放電セルの数量に応じた多種
類の電源部を設計製作しなければならなず、そのコスト
が嵩むという経済上の問題があった。
本発明の目的は、オゾン発生効率を低下させることなく
高濃度のオゾンガスが得られるオゾン発生装置を提供す
ることにある。
本発明の別の目的は、さらに容量変更も容易なオゾン発
生装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のオゾン発生装置は、複数の放電セルを有し、オ
ゾン化されるガスが2以上の放電セルを順に通過するよ
うに、前記複数の放電セルがガス配管されてなることを
特徴とし、これによりオゾン発生効率を低下させること
なく高濃度のオゾンガスが得られる。
複数の放電セルを放電セルユニットの集合とし、各放電
セルユニットにユニット化された電源部を接続すれば、
容量変更も容易になる。
〔作用〕
本発明のオゾン発生装置では、一度放電セルを通過した
ガスが更に別の放電セルへ供給されるので、流速を遅く
することなくセル通過時間が延長される。従って、オゾ
ンガスが高濃度化され、しかもオゾン発生効率の低下が
回避される。
複数の放電セルを放電セルユニットの集合とし、各放電
セルユニットにユニット化された電源部を接続した場合
は、同一構造の電源部を組合せるだけで、オゾン発生装
置の容量増加に対応できる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すオゾン発生装置の系統
図である。
放電部10は、4枚の放電セル11a〜11dを間に挟んで5間
のヒートシンク12a〜12eを上下方向で重ね、これを上下
の端板13,13間に挟んで、複数のボルトで相互に締結さ
れた支持板14,14の間に2本のボルト15,15で支持した構
造になっている。
放電セル11a〜11dは、いずれも放電空隙を有する周知構
造のもので、同一形状とされ、下段の2枚の放電セル11
a,11bを一つの放電セルユニットU1、上段の2枚の放電
セル11c,11dを一つの放電セルユニットU2としている。
そして、原料ガスが下段の放電セルユニットU1における
2枚の放電セル11a,11bを並列に通過した後、さらに上
段の放電セルユニットU2における2枚の放電セル11c,11
dを並列に通過するように、ガス配管がなされている。
なお、ヒートシンク12a〜12eは導電性を有する放熱体
で、空冷式の場合はフィン形式、液冷式の場合は絶縁
油、純水等を循環させる構造とされる。
放電セルユニットU1,U2は、それぞれ別個の電源部20a,2
0bと組合されている。電源部20a,20bはユニット化され
た同一構造のもので、いずれも電源ユニット21とトラン
スユニット22とよりなる。電源部20aにおけるトランス
ユニット22の高圧端子Uは、ヒートシンク12bに接続さ
れ、その低圧端子Vはヒートシンク12aに接続されてい
る。まて、電源部20bにおけるトランスユニット22の高
圧端子Uはヒートシンク12dに接続され、その低圧端子
Vはヒートシンク12cに接続されている。そして、ヒー
トシンク12a,12c,12eは相互に接続されている。
このような構成のオゾン発生装置において、電源部20a,
20bを作動させると、電源部20aによって放電セル11a,11
bに所定電圧が加えられる。つまり、下段の放電セルユ
ニットU1が駆動される。同様に、電源部20bによって上
段の放電セルユニットU2が駆動される。
原料ガスは、下段の放電セルユニットU1における各放電
セル11a,11bを通過する際にオゾン化され、上段の放電
セル11c,11dを通過する際に更にオゾン濃度が高められ
る。その結果、原料ガスが放電セル11a〜11dを1回しか
通過しない従来のオゾン発生装置(第3図)に比して、
各放電11a〜11dにおけるガス流速が一定の場合にもガス
通過時間が2倍に延長され、オゾンガスの高濃度化が図
られる。従って、高濃度オゾンガスが得られ、なおかつ
ガス流速低下によるオゾン発生効率の低下が阻止され
る。
第2図は本発明の別の実施例を示すオゾン発生装置の系
統図である。
放電部10は、3組の放電セルユニットU1〜U3を有し、放
電セルユニットU1〜U3はそれぞれ2枚の放電セル(11a,
11b)〜(11e,11f)よりなる。そして、放電セルユニッ
トU1〜U3には、ユニット化された同一構造の電源部20a
〜20cがそれぞれ組み合わされており、原料ガスは、放
電セルユニットをU1,U2,U3の順で3回通過してオゾン濃
度を高めるようになっている。
なお、放電セルユニットは、上述の実施例ではいずれも
2枚の放電セルとされているが、1枚もしくは3枚以上
の放電セルとすることもできる。また、放電セルユニッ
トのユニット数も上述の実施例の2〜3に限定するもの
ではなく、1もしくは4以上であってもよい。
放電セルユニットにユニット化された電源を組み合わせ
ることについては、第3図の如き従来の装置(原料ガス
が放電セルを1回しか通過しない装置)にも適用するこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明のオゾン発生装
置は、高濃度のオゾンガスを製造でき、しかも、放電セ
ルにおけるガス流速を低下させる必要がないので、オゾ
ン発生効率の低下が防止される。
放電セルユニットにユニット化された電源部を接続する
場合には、容量の異なるオゾン発生装置を製作するとき
にも、同一電源部の組み合せで対応でき、電源部の設計
製作コストが大幅に節減される。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例を示すオゾン発生
装置の電気およびガス系統図、第3図は従来のオゾン発
生装置の電気およびガス系統図である。 10:放電部、11a〜11f:放電セル、U1〜U3:放電セルユニ
ット、20a〜20c:電源部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の放電セルを有し、オゾン化されるガ
    スが2以上の放電セルを順に通過するように、前記複数
    の放電セルがガス配管されてなることを特徴とするオゾ
    ン発生装置。
  2. 【請求項2】複数の放電セルが放電セルユニットの集合
    とされ、各放電セルユニットに、ユニット化された電源
    部が接続されてなることを特徴とする請求項1に記載の
    オゾン発生装置。
JP2175803A 1990-07-02 1990-07-02 オゾン発生装置 Expired - Lifetime JPH0717364B2 (ja)

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JP2175803A JPH0717364B2 (ja) 1990-07-02 1990-07-02 オゾン発生装置

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JP2175803A JPH0717364B2 (ja) 1990-07-02 1990-07-02 オゾン発生装置

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Publication Number Publication Date
JPH0465304A JPH0465304A (ja) 1992-03-02
JPH0717364B2 true JPH0717364B2 (ja) 1995-03-01

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ID=16002518

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54119389A (en) * 1978-03-10 1979-09-17 Hitachi Ltd Ozonizer
JPS54130493A (en) * 1978-03-31 1979-10-09 Sumitomo Precision Prod Co Ozonizer
JPS54155992A (en) * 1978-05-31 1979-12-08 Sumitomo Precision Prod Co Ozonizer
JPS63362A (ja) * 1986-04-26 1988-01-05 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト 導電性重合体及び無機結合剤からの結合製作材

Patent Citations (4)

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Publication number Publication date
JPH0465304A (ja) 1992-03-02

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