JPH0717261B2 - パン菓子類生地の配列制御装置 - Google Patents

パン菓子類生地の配列制御装置

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JPH0717261B2
JPH0717261B2 JP12008092A JP12008092A JPH0717261B2 JP H0717261 B2 JPH0717261 B2 JP H0717261B2 JP 12008092 A JP12008092 A JP 12008092A JP 12008092 A JP12008092 A JP 12008092A JP H0717261 B2 JPH0717261 B2 JP H0717261B2
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惇次 高崎
徹 鎌谷
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株式会社フジサワ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パン菓子類生地の配列
制御装置に係り、詳しくは、丸目機等から排出されてコ
ンベヤ手段により搬送されたパン菓子類生地を、多連バ
ケット及びプルーファーのトレーに効率良く受け渡し、
後続処理装置への送給工程を良好に行わせるための技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、製パン製菓工程において
は、分割機により分割した生地を丸目機に供給し、該丸
目機により丸め整形された生地をコンベヤ手段により搬
送し、この搬送された生地を一群ずつトレーに収納さ
せ、該トレーをプルーファー内の所定経路に沿って通過
させた後、該トレーから一群の生地をモルダー等の後続
処理装置に送給する工程が存在する。詳細には、図12に
示すように、丸目機2から排出された生地Aをコンベヤ
手段10により搬送した後、矢印Y方向に移動している多
連の各フィーダバケット53…53に収納させ、一群 (図例
では12個) の生地A…Aを収納しなるフィーダバケット
53…53がプルーファー60のトレー61の側方に達した時点
で、前記一群のフィーダバケット53…53から一群の生地
A…Aをまとめてシュート62…62を介してトレー61の複
数 (図例では12個) の生地収納部61a …61a に収納さ
せ、然る後、このトレー61をプルーファー60の内部所定
経路に沿って通過させるものである。
【0003】一方、前記プルーファー60は、整形後の生
地を中間醗酵させるものであると共に、その一種である
オーバーヘッドプルーファーは、所謂ねかせを行うもの
であるが、この種のプルーファー60内部を通過した生地
は、例えば以下のようにして後続の処理装置に受け渡さ
れる。即ち、図13に示すように、プルーファー60内部を
通過してきたトレー61から生地A…Aを受け取り且つ後
続の処理を行うためのモルダー等の後続処理装置70a,70
b,70c が複数台 (図例では3台)設置されると共に、こ
の複数台の後続処理装置70a,70b,70c に生地A…Aを分
配して送給するための複数(図例では12本) の生地送給
経路71a …71b …71c …が配設される。詳述すると、こ
れらの生地送給経路は、第1番目の後続処理装置70a に
一時に所定数(図例では四個)の生地を送給するための
所定数(図例では四本)の生地送給経路71a …71a と、
同じく第2番目の後続処理装置70b に対応する所定数の
生地送給経路71b …71b と、第3番目の後続処理装置70
c に対応する所定数の生地送給経路71c …71c との三種
に区分される。そして、図14に示すように、上記三種の
生地送給経路71a,71b,71cの直上方にトレー61が達した
時点で、該トレー61を矢印方向に回転させることによ
り、図例では12個の生地A…Aが各生地送給経路71a …
71b …71c …に沿って四個ずつ滑落し、各後続処理装置
70a,70b,70c には四個ずつ生地が送給される。尚、前記
トレー61に収納可能な生地の個数は、上記例示のように
12個に限られるものではなく、また後続処理装置70a,70
B,70C の設置台数も三台に限られるものではなく、更に
一台の後続処理装置に一時に送給される生地の個数も四
個に限られるものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
図13に示す構成は、三台の後続処理装置70a,70b,70c を
全て稼働させる場合には有利な構成であるが、要求され
る生産個数が減少して例えば二台の後続処理装置のみを
使用したい場合には、その要請に応じることができない
という問題がある。また、いずれかの後続処理装置が故
障した場合には、各工程の全ての装置の稼働を停止させ
ねばならず、生産性の悪化を招くという問題がある。更
に、三台の後続処理装置70a,70b,70c を全て稼働させた
状態で一台の後続処理装置につき二本或いは三本の生地
送給経路のみを使用したいという要求もあり、この要請
に対しては、生地送給経路にダンパー等の経路切換手段
を設置すると共に要求に応じてダンパー等を作動させて
四列から二列或いは三列に切り換えることが行われてい
るものの、このような方策によれば、多数のダンパー等
が必要となって部品点数の増加を招くばかりでなく、各
ダンパー等を作動させるための機構やその制御動作が複
雑になるという欠点がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、丸目機等に接続されるコンベヤ手段から多連バケ
ットに生地を受け渡す時点で所定の制御を行うことによ
り、この多連バケットの構成及びプルーファー内を通過
するトレーの構成更には後続処理装置への生地送給経路
の構成に変更を加えることなく、トレーから後続処理装
置に生地を受け渡す工程を適切に制御できるようにし、
もって後続処理装置による生産個数の変更を容易に行い
得るようにして作業能率の向上を図ると共に、生地送給
経路におけるダンパー等の複雑な経路切換手段を不要に
して部品点数の削減及び設備費用の低減を図ることを技
術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を達成す
べくなされた本発明に係るパン菓子類生地の配列制御装
置は、以下に示すような特徴を有するものである。即
ち、コンベヤ手段から送出されたパン菓子類生地を多連
バケットに受け渡し、該多連バケットを所定位置まで移
送させた時点で、該多連バケットのうちの一群のバケッ
トからトレーの複数の生地収納部に収納させ、該トレー
をプルーファー内の所定経路に沿って通過させた後、該
トレーから一群のパン菓子類生地を後続処理装置に送給
するようにした構成において、前記多連バケットの中か
ら特定のバケットを分別し且つこの特定のバケットにコ
ンベヤ手段からパン菓子類生地を収納させるように制御
する制御手段を設けると共に、該制御手段は、前記後続
処理装置への生地供給状態に応じて前記特定のバケット
を分別するように構成されたものである。
【0007】
【作用】上記手段によると、コンベヤ手段から送出され
たパン菓子類生地を多連バケットに受け渡す際には、制
御手段の動作により、この多連バケットの中から特定の
バケットを分別し、この特定のバケットに対して前記コ
ンベヤ手段からパン菓子類生地を収納させる。そして、
多連バケットが所定の位置まで移送された時点で、前記
特定のバケットを含む一群のバケットが受け渡し動作を
行うことにより、この一群のバケットに対応するトレー
の複数の生地収納部のうち、前記特定のバケットに対応
する生地収納部のみに生地が収納される。この後、トレ
ーはプルーファー内を通過して、モルダー等の後続処理
装置への生地受け渡し位置に達した時点で、該トレーが
受け渡し動作をすることにより、これに収納されていた
生地が所定の経路を経て後続処理装置に供給される。こ
の場合、前記トレーにおける生地の収納状態は、前記コ
ンベヤ手段から多連バケットへの生地の受け渡し状態に
より決まることとなり、この受け渡し時において、制御
手段は、前記後続処理装置への生地供給状態に応じて、
多連バケットの中から特定のバケットを分別し、且つこ
の特定のバケットに生地を収納させる制御を行うため、
多連バケットからトレーに生地が受け渡された時点で、
トレーにおける生地収納状態は、前記後続処理装置側へ
の生地供給状態に合致していることとなる。従って、後
続処理装置側の生地取入状態にいかなる変更があって
も、前記制御手段が特定のバケットを分別する動作を適
切に行いさえすれば、トレーから後続処理装置に対して
は常に要求通りに生地が供給されることとなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るパン菓子類生地の配列制
御装置の実施例を図面に基づいて説明する。先ず、本発
明が適用される製造ラインの全体構成を図2及び図3に
基づいて説明すると、当該製造ラインは、図外の分割機
から連続的に送給されたパン菓子類生地(以下、単に生
地という。)を丸め整形する丸目機2Aと、該丸目機2Aか
ら排出された生地Aを受け取り且つ下流側に向かって搬
送するコンベヤ手段10と、該コンベヤ手段10の下流端か
ら落下した生地Aを一時的に収納した後に配給する分配
羽根52と、該分配羽根52から落下する生地Aを収納して
プルーファー60まで移送する多連バケットでなるフィー
ダバケット53…53とを有する。
【0009】前記コンベヤ手段10は、丸目機2Aに連設さ
れて一定速度で常時駆動する搬送距離の長い第1コンベ
ヤ11と、該第1コンベヤ11の下流端から生地が移乗され
る搬送距離の短い第2コンベヤ12と、該第2コンベヤ12
の下流端から生地が移乗される搬送距離の短い第3コン
ベヤ13と、該第3コンベヤ13に直交状に配設されてその
下流端から生地が移乗される第4コンベヤ14と、該第4
コンベヤ14の下流端から生地が移乗される分配コンベヤ
15とに分割されている。これらのうちの第2,第3, 第
4コンベヤ12,13,14は、駆動及び停止の制御がそれぞれ
独立して可能とされているのに対し、第1コンベヤ11と
分配コンベヤ15とは常時駆動される通常の搬送コンベヤ
とされている。従って、丸目機2Aから第1コンベヤ11に
不規則なピッチで生地Aが排出された場合においても、
前記第2, 第3, 第4コンベヤ12,13,14がそれぞれ光電
スイッチ等でなる生地検出センサーの信号に基づいて適
宜駆動及び停止することにより、生地Aの搬送ピッチが
修正され、要求通りのピッチで生地Aが分配コンベヤ15
に送出され、且つ分配羽根52に収納される。尚、この実
施例においては同図に示すように、前記丸目機2A以外
に、他の丸目機2Bが装備されており、この丸目機2Bにつ
いても上記と同様にして、コンベヤ手段10及び分配羽根
52が配設されている。
【0010】図1に示すように、前記制御コンベヤのう
ちの最下流側に存する第4コンベヤ14は、第4駆動モー
タ24により巻掛伝動部材 (タイミングベルト, Vベルト
或いはチェーン等)26を介して駆動されるように構成さ
れており、この第4駆動モータ24に対しては、分配羽根
52の回転角度位置と、モルダー等の後続処理装置の処理
可能状態とに基づいて、制御手段35から所要の制御信号
が送出されるようになっている。前記分配羽根52は、外
周部に所定角度間隔おきに形成された複数の生地収納凹
部52a …52a を有し、回転軸51の回りに矢印X方向に一
定速度で回転駆動されることにより、分配コンベヤ15か
ら落下した生地を一時的に生地収納凹部52a に収納した
後、フィーダバケット53に落下収納させるものである。
また、前記フィーダバケット53は、図2及び図3に示す
ように、多数のものが等間隔でチェーン (或いはベル
ト) に固着されており、分配羽根52の両側方に長距離を
隔てて配設されたスプロケット54,54 に前記チェーンが
巻き掛けられて、各フィーダバケット53…53が一定速度
で矢印Y方向に移動されるようになっている。詳細に
は、図4に示すように、各フィーダバケット53は、両側
のチェーン80,80 に連結固定された支持扞81にその一端
が回動自在に取り付けられ、且つその他端には支持ロー
ラ82が取り付けられている。そして、前記両側のチェー
ン80,80 の近接内側には前記支持ローラ82を下方より支
持して各フィーダバケット53を水平状態に保持するため
のガイドレール83,83 が取り付けられている。この場
合、前記支持ローラ82は、フィーダバケット53の片側の
み或いは両側に取り付けられており、且つ該支持ローラ
82のフィーダバケット53からの張り出し寸法がそれぞれ
異なっていると共に、前記ガイドレール83,83 は、図2
における右端からプルーファー60のトレー61の側方まで
延びており、その左端部には複数段の段部が形成されて
いる。詳しくは、図5に示すように、一側方にのみ支持
ローラ82を有するフィーダバケット53のうちの支持ロー
ラ82の張り出し寸法が最も短いフィーダバケット53が一
方側のガイドレール83の右から一番目の段部83a で転落
回転すると同時に二番目に張り出し寸法の短い支持ロー
ラ82を有するフィーダバケット53が前記ガイドレール83
の右から二番目の段部83b で転落回転し (段部83c,83d
についても同様) 、他側方にのみ支持ローラ82を有する
フィーダバケット53についても同様に支持ローラ82の張
り出し寸法の異なるものが同時に他方側のガイドレール
83の各段部83e,83f,83g,83h で転落回転する。また、両
側方に支持ローラ82を有するフィーダバケット53につい
ては前記各段部83a 〜83h を通過した後、一側方におけ
る支持ローラ82の張り出し寸法の異なるものが同時に一
方側のガイドレール83の各段部83i,83j,83k,83l で転落
回転するようになっている。そして、このフィーダバケ
ット53と、前記分配コンベヤ15及び分配羽根52とは、単
一の分配駆動モータ (図示せず) により相互間で同期し
て駆動されるものである。
【0011】前記制御手段35は、図1に示すように、分
配羽根52の回転角度位置を検出する回転角度位置検出部
36と、該検出部36からの信号及び後続処理装置 (モルダ
ー等) 70の処理可能状態に基づいて前記多連のフィーダ
バケット53…53の中から特定のフィーダバケットを分別
または指定する分別部37と、該分別部37からの信号に基
づいて第4駆動モータ24を制御するモータ制御部38とか
ら構成されている。前記回転角度位置検出部36は、例え
ば図8に示すように、分配羽根52と連動して回転するス
リット付円板56と、該スリット付円板56を挟んで配設さ
れた投光部57a 及び受光部57b でなる光電スイッチとか
ら構成されており (図10参照) 、該受光部57b からの信
号が前記モータ制御部38に送出されるものである。一
方、前記分別部37は、この実施例においては、スリット
付円板56に特定の規則性をもって形成されたスリット56
a …56a であり、例えば図9に示すように、スリット付
円板56を十二等分した角度位置のうちの三箇所に二個の
割合で形成したスリット56a …56a である。そして、こ
のスリット付円板56が一回転する間に十二個のフィーダ
バケット53が通過するものであるため、上記のようにス
リット付円板56を十二等分し且つ三箇所に二個の割合で
スリット56a を形成しておけば、該スリット付円板56が
一回転する間に、三回連続して制御手段35から第4駆動
モータ24に駆動信号が送出され且つこの後一回に限り駆
動信号が送出されないといった動作が、四回にわたって
繰り返し実行される。第4コンベヤ14は、前記駆動信号
の送出に伴って所定寸法だけ駆動されるものであるた
め、この駆動信号の送出時にのみ第4コンベヤ14から生
地Aが分配コンベヤ15に送り出されて分配羽根52の凹部
52a に順次収納される。この場合、前記分配羽根52の凹
部52a を十二個としておけば、該分配羽根52とスリット
付円板56との回転速度を同一にできるが、この実施例に
おいては、分配羽根52の凹部52a が八個であるので、両
者の回転速度比を8対12に設定しておく必要がある。
これにより、分配羽根52の凹部52a からフィーダバケッ
ト53に対しては、三回に二回の割合で生地Aが落下収納
されていくことになる。従って、図5に示す十二個のフ
ィーダバケット53…53がプルーファー60のトレー61の側
方で同時に転落回転する際には、三個のフィーダバケッ
ト53おきに一個が空の状態となっており、この結果、図
6に示すように、トレー61の十二個の生地収納部61a …
61a に対しては、斜線部で示す箇所にのみ生地Aが落下
収納される。
【0012】そして、このような生地収納状態のトレー
61がプルーファー60内部を通過して、既述の図13に示す
三台の後続処理装置70a,70b,70c に対して生地を送給す
る位置に至った場合には、トレー61が回転することによ
り第1番目と第2番目との後続処理装置70a,70b に対し
てのみ生地が送給され、第3番目の後続処理装置70cに
は生地が送給されないこととなる。従って、三台の後続
処理装置70a,70b,70cのうちの二台のみを使用したいと
いう要請に応じることが可能となる。つまり、三台の後
続処理装置70a,70b,70c を全て使用する場合には、前記
スリット付円板56の十二等分した角度位置の十二箇所全
てにスリット56a …56a を形成してなるものを取り付け
ておき、二台の後続処理装置のみの使用に切り換える場
合には、図9に示すスリット付円板56に取り替えればよ
いのである。この場合、スリット付円板56の位相をずら
せることにより、使用する後続処理装置を変更できるの
は勿論のこと、トレー61の生地収納部61a …61a の三箇
所に一個の割合で生地を収納させるようにすれば、一台
の後続処理装置のみの使用とすることができる。
【0013】更に、図11に示すように、スリット付円板
56の十二等分した角度位置の一つおきにスリット56a …
56a を形成することにより、図7に斜線部で示すように
トレー61の一つおきの生地収納部61a に生地Aを収納さ
せることも可能である。そして、このようにした場合に
は、図13に示す状態からトレー61を回転させることによ
り、全ての後続処理装置70a,70b,70c につき四個ではな
く二個ずつの生地Aが送給されることとなる。この場合
において、トレー61の生地収納個数、後続処理装置の設
置台数、一台の後続処理装置への生地送給経路の本数等
は、上記例示のものに限定されるわけではなく、多連バ
ケット、プルーファーのトレー、及びモルダー等の後続
処理装置を備えてさえいれば、いかなる構成或いは種類
のものに対しても、また後続処理装置側の生地取入状態
がいかなる状態であり且ついかなる変更を加えた場合に
おいても、上記と同様に適用可能であることは言うまで
もない。
【0014】尚、前記第4コンベヤ14から分配羽根52に
達するまでの時間Tは予め計算により算出されており、
且つ分配羽根52の回転速度Rも決まっており、而も、フ
ィーダバケット53の移送速度と分配羽根52の回転速度R
とは確実に同期しているので、この時間T及び回転速度
Rを考慮に入れてスリット付円板56の分配羽根52に対す
る相対的取付角度位置を設定しておけば、光電スイッチ
受光部57b からON信号が発せられることにより制御手
段35から第4駆動モータ24に駆動信号が出力されて第4
コンベヤ14が駆動して生地Aを送出した場合には、この
生地Aが図1に示す分配コンベヤ15の下流端傾斜面15x
に達した時点で、分配羽根52の一の生地収納凹部52a の
下方側羽根先端部52x が、前記分配コンベヤ15の下流端
傾斜面15x より僅かに下方に位置するか或いは両者間に
段差が生じない状態となる。従って、生地Aは分配羽根
52の羽根部分に衝突することなく、正確且つスムーズに
生地収納凹部52a に収納されると共に、分配羽根52が所
定角度回転する毎に生地Aが移動中の各フィーダバケッ
ト53…53に確実に収納される。
【0015】以上の実施例は、制御手段35の回転角度位
置検出部36及び分別部37の構成として、スリット付円板
56を挟んで光電スイッチ (投光部57a 及び受光部57b)を
配設し且つスリット付円板56のスリット56a 形成位置を
所要の位置としたものを採用したが、これ以外に、回転
角度位置を検出するセンサーからの信号及び後続処理装
置側の生地取入状態に基づいてマイクロコンピュータや
シーケンス回路等の電子情報処理手段が直接的に第4駆
動モータ24を制御するようにしてもよく、また、分配羽
根52を廃止して分配コンベヤ15から直接的に生地をフィ
ーダバケット53に収納させるようにしてもよく、更には
分配コンベヤ15を廃止して第4コンベヤ14から直接的に
フィーダバケット53に生地を収納させるようにしてもよ
い。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明に係るパン菓子類生
地の配列制御装置によれば、コンベヤ手段から送出され
たパン菓子類生地を多連バケットに受け渡す際には、プ
ルーファーの更に後工程処理を行うモルダー等の後続処
理装置に対する生地供給状態に応じて、制御手段が、前
記多連バケットの中から特定のバケットを分別した上で
パン菓子類生地をバケットに収納させるようにしたか
ら、後続処理装置の構成及びトレーを含むプルーファー
の構成を変更することなく、またトレーから後続処理装
置への生地送給経路に複雑なダンパー等の経路切換手段
及びその制御機構等を設置することなく、後続処理装置
による処理能力の変更に対処できることとなり、既存の
設備を有効利用しつつ生産個数の変更を容易に行えると
共に、後続処理装置を複数台配備した状態で一部の装置
の稼働を停止させたい場合においても、後続処理装置側
の構成に何ら変更を加えることなく、容易に要請に応じ
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部である制御システムの構成を示す
概略図である。
【図2】本発明に係る製造ラインの全体構成を示す平面
図である。
【図3】本発明のに係る製造ラインの全体構成を示す正
面図である。
【図4】本発明に係る多連バケットの構成を示す平面図
である。
【図5】本発明に係る多連バケットの動作を示す平面図
である。
【図6】本発明に係るトレーへの生地収納状態を示す平
面図である。
【図7】本発明に係るトレーへの生地収納状態を示す平
面図である。
【図8】本発明に係る制御手段の構成要素であるスリッ
ト付円板の取付状態を示す正面図である。
【図9】本発明に係る制御手段の構成要素であるスリッ
ト付円板の構造を示す正面図である。
【図10】本発明に係る制御手段の構成要素であるスリ
ット付円板及び光電スイッチの構造を示す正面図であ
る。
【図11】本発明に係る制御手段の構成要素であるスリ
ット付円板の構造を示す正面図である。
【図12】一般的な多連バケット及びプルーファーの周
辺構造を示す平面図である。
【図13】一般的な後続処理装置の周辺構造を示す平面
図である。
【図14】図13に示す後続処理装置の周辺構造を示す
側面図である。
【符号の説明】
10 コンベヤ手段 35 制御手段 36 回転角度位置検出部 37 分別部 38 モータ制御部 53 多連バケット (フィーダバケット) 60 プルーファー 61 トレー 70 後続処理装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベヤ手段から送出されたパン菓子類
    生地を多連バケットに受け渡し、該多連バケットを所定
    位置まで移送させた時点で、該多連バケットのうちの一
    群のバケットからトレーの複数の生地収納部に収納さ
    せ、該トレーをプルーファー内の所定経路に沿って通過
    させた後、該トレーから一群のパン菓子類生地を後続処
    理装置に送給するようにした構成において、 前記多連バケットの中から特定のバケットを分別し且つ
    この特定のバケットにコンベヤ手段からパン菓子類生地
    を収納させるように制御する制御手段を設けると共に、
    該制御手段は、前記後続処理装置への生地供給状態に応
    じて前記特定のバケットを分別するものであることを特
    徴とするパン菓子類生地の配列制御装置。
JP12008092A 1992-04-13 1992-04-13 パン菓子類生地の配列制御装置 Expired - Fee Related JPH0717261B2 (ja)

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