JPH07171919A - 超高圧洗浄用ホース - Google Patents

超高圧洗浄用ホース

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Publication number
JPH07171919A
JPH07171919A JP34321793A JP34321793A JPH07171919A JP H07171919 A JPH07171919 A JP H07171919A JP 34321793 A JP34321793 A JP 34321793A JP 34321793 A JP34321793 A JP 34321793A JP H07171919 A JPH07171919 A JP H07171919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
high pressure
reinforcing layer
pressure
extra
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34321793A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Takano
敏雄 高野
Hiroshi Masuda
洋志 増田
Sakae Kamiya
栄衛 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HORIUCHI SHOJI KK
PLUS TEKU KK
Original Assignee
HORIUCHI SHOJI KK
PLUS TEKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HORIUCHI SHOJI KK, PLUS TEKU KK filed Critical HORIUCHI SHOJI KK
Priority to JP34321793A priority Critical patent/JPH07171919A/ja
Publication of JPH07171919A publication Critical patent/JPH07171919A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 最小破壊圧力が700kgf/cm2 以上
で、軽量で操作性が良好であり、耐候性,耐オゾン性が
良好なホースを提供する。 【構成】 軟質ポリ塩化ビニル樹脂からなるホース本体
1のインナーホース2とアウターホース3とで、アラミ
ド繊維の編組構造からなる補強層4を全周に互って挟持
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は航空機や車軸等の洗浄な
どに用いられるホースに関し、軟質塩化ビニル樹脂(以
下、軟質PVCとする)のホース本体と、アラミド繊維
の編組構造の補強層とからなる超高圧タイプの軟質PV
C系ホースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】航空機や車軸などに高圧水を噴射して洗
浄を行なう際使用する、超高圧用洗浄ホースは、一般に
図3に示すような構造である。ホース本体の素材として
は主として、加硫ゴムが用いられ、最近、ポリウレタン
系エラストマー,ポリエステル系エラストマー,ポリア
ミド系エラストマー等の特殊タイプのエラストマーが性
能面や加工性の点で用いられるようになった。
【0003】次に、補強層には主としてスチールファイ
バー等のメタルファイバーが用いられており、耐圧性の
保持を図っていたが、又カーボンファイバー,合成繊維
(テトロンファイバー,ビニロンファイバーなど)など
も用いられるようになってきた。現在でも加硫ゴム−ス
チールファイバー系が主流となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在主流となっている
加硫ゴム−スチールファイバー系高圧洗浄用ホースは、
材質及び構成により以下のような問題を有している。ま
ず材質である加硫はゴムは、分子構造上,耐候性,耐オ
ゾン性に問題があり、長期間屋外で使用した場合、ホー
ス表面に、クレージングや亀裂の発生などの劣化が生
じ、胞くなり、安全上危険である。
【0005】次に、補強材に、メタルファイバーを使用
している為に重量が重く操作性に難点があり、又、保管
などに丸めて置いたものを引き伸ばした際に、丸みが残
ったり、捩れたままになり、そこで折れ曲がる(キンク
という)現象が発生しやすく取り扱い難いという問題点
がある。
【0006】また、補強材として用いるメタルファイバ
ーは錆が発生しやすく、場合により腐蝕まで発展し、耐
圧性の保持が出来なくなるような危険性もある。その
上、材質及び構成上から、ホース全体が重く、しかも硬
い為ハンドリング等の作業性が非常に悪い。
【0007】そこで性能、特に、耐候性,耐オゾン性等
をクリアする為に、ポリウレタン系エラストマー,ポリ
エステル系エラストマー,ポリアミド系エラストマー等
を使用したホースも開発されているが、耐圧性を保持す
る為には硬度を高くしなければならず、その結果硬くな
り作業性(ハンドリング)の低下につながるし又、材質
も非常に高価で経済的に非常に不利となっている。
【0008】次に、軟質PVC系でテトロンファイバ
ー,ビニロンファイバー等の合成繊維で補強層を構成す
るホースも開発されており、耐候性,耐オゾン性等の性
能面や操作性(ハンドリング性)の重量の点など問題点
は解消されているが、一番必要となる耐圧性で最小破裂
圧(バースト圧)Max200〜220kgf/cm2
で使用圧50〜70kgf/cm2 と低く、超高圧洗浄
用ホースとしては使用出来ない。しかる本発明は、超高
圧洗浄用ホースとして従来の技術が有する課題を解決す
る為に提案されたものであり、超高圧洗浄用ホースとし
ての耐圧力性を保有し、しかも軽量で操作性が良好であ
り材質性能面でも耐候性,耐オゾン性を改良したホース
を廉価に提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明によるホースは、軟質PVCからなるインナ
ーホース全体を、アラミド繊維の編組構造で全周に互っ
て挟持した補強層を作り、さらにこの上にアウターとし
て軟質PVC層を被覆した構成からなる。
【0010】
【作用】上述した構成によれば、ホース本体が軟質PV
C樹脂からなり、このホース本体の補強層にアラミド繊
維の編組構造を用いたので、従来技術で問題となってい
た超高圧性(軟質PVC−合成ファイバー系),軽量
性,操作性,耐候性及び耐オゾン性(加硫ゴム−メタル
ファイバー系),操作性,柔軟性及び,高コスト(エラ
ストマーアラミド繊維系)などの改良が図れる。
【0011】
【実施例】本発明によるホースの具体例を図面に基づき
詳細に説明する。図1にこのホースの斜視図を示し、図
2に一部切欠き断面図を示す。これらの図でホース本体
は軟質PVC樹脂からなる。ここで軟質PVC樹脂は、
通常の処方即ちPVC樹脂に可塑剤,安定剤,充填剤,
紫外線,吸収剤,酸化防止剤,顔料等,一般に用いられ
ている添加剤を、用途及び性能に合わせて調合されたも
のであり、この実施例では柔軟性,操作性と強度とのバ
ランスをみて、硬度70度(JIS硬度)に設定した。
【0012】この軟質PVC樹脂からなるホースインナ
ー2はアラミド繊維の編組構造からなる補強層4でカバ
ーされ、更にその上を軟質PVC樹脂でアウター3とし
て被覆されている構成となっている。
【0013】アラミド繊維からなる編組構造の補強層
は、通常使用されているブレーダーを用いて形成され、
耐圧性のレベルによって編組の密度やアラミド繊維の太
さなど自由に選択は出来る。尚、ここで使用しているア
ラミド繊維は、ケブラー(商品名)(東レデュポン
(株)製)を用いた。以下に本発明で開発したホースと
従来品の代表的な性能の比較を提示する。
【0014】
【表1】
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
ース本体を軟質PVC樹脂とし、アラミド繊維編組構造
で補強したホースは、従来の加硫ゴムスチールファイバ
ー系ホースに比べ、軽量化が図れた上に操作性(ハンド
リング性)も良好となり、又キンクなども発生せずに取
り扱いやすい。また、加硫ゴムでの最大の欠点である、
耐候性,耐オゾン性も軟質PVC樹脂に替えることによ
り改良出来、耐久性も大幅に伸びる。
【0016】次に従来の軟質PVC樹脂−ビニロンファ
イバー系ホースと比較しても、耐圧性が抜群に良くな
り、加硫ゴム−スチールファイバー系と同等になる。更
に特殊エラストマーホースに比べても柔軟性が改良さ
れ、結果として作業性がよくなり、価格面でも大幅なコ
ストダウンが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホースの一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1のホースの一部切欠き断面図である。
【図3】従来のホースの斜視図である。
【符号の説明】
1 ホース本体 2 インナーホース 3 アウターホース 4 アラミド繊維編組構造からなる補強層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 栄衛 神奈川県平塚市新町1−10 プラス・テク 株式会社平塚工場・技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質ポリ塩化ビニル樹脂からなる、ホー
    ス本体、インナーホースとアウターホースの間にアラミ
    ド繊維の編組構造からなる補強層を全周に互って挟持
    し、バースト圧力(最小破裂圧力):700kgf/c
    2 以上を有する超高圧タイプのホース。
JP34321793A 1993-12-17 1993-12-17 超高圧洗浄用ホース Pending JPH07171919A (ja)

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JP34321793A JPH07171919A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 超高圧洗浄用ホース

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JP34321793A JPH07171919A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 超高圧洗浄用ホース

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JPH07171919A true JPH07171919A (ja) 1995-07-11

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JP34321793A Pending JPH07171919A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 超高圧洗浄用ホース

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012002281A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Plas-Tech Corp 夜光ホース
JP6008414B1 (ja) * 2016-03-08 2016-10-19 敏實 瀬戸 高圧洗浄ホース用保護具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012002281A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Plas-Tech Corp 夜光ホース
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