JPH07171165A - 漏斗胸治療装置 - Google Patents

漏斗胸治療装置

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JPH07171165A
JPH07171165A JP6261033A JP26103394A JPH07171165A JP H07171165 A JPH07171165 A JP H07171165A JP 6261033 A JP6261033 A JP 6261033A JP 26103394 A JP26103394 A JP 26103394A JP H07171165 A JPH07171165 A JP H07171165A
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shaft
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chest
fixing member
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優 丸山
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    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
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    • A61B17/80Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates
    • A61B17/8061Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates specially adapted for particular bones
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 漏斗胸を治療するための装置において、挿入
軸の先端を胸骨に係合させて引き上げることにより、安
全且つ効果的な治療を行う。 【構成】 挿入軸3を外部固定部材1の部材接続部1a
に挿通してナット7と螺合させることにより接続する。
挿入軸3の先端部3aは体内に挿入されて胸骨Kの貫通
孔に挿通され、先端部3aに軸支された可動係合部材6
が胸骨Kに係合している。外部固定部材1の支持アーム
1b先端には支持部材2が取付けられ、患者の胸部に適
合されている。操作軸8を回動させると挿入軸3は上方
に移動し、挿入軸3に係合した胸骨を上方に引き上げ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は漏斗胸治療装置に係り、
特に患者の胸郭を少しずつ引き上げることにより、変形
した胸郭を整形するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、漏斗胸を治療するためには、変形
した胸郭を修正するための手術を行う必要があり、代表
的な手術方法として胸骨反転法と胸骨挙上法がある。胸
骨反転法は、胸郭を切断して内部に奥入した変形部分を
取り外し、この部分を反転させた状態で再び切断部に接
合する方法である。一方、胸骨挙上法では、変形した胸
郭の部分においてのみ胸骨を肋骨から切離し、固定板を
胸骨の背後に挿通して正常な左右の肋骨に固定板の両端
を支持させる。この固定板は変形した胸骨を前面側に付
勢した状態で支持するので、胸骨の胸郭内方への変形が
防止される。上記手術方法のうち、胸骨反転法は、胸骨
を完全に取り外すという大手術になるため、非常に危険
な方法である。これに対し、胸骨挙上法は上記胸骨反転
法に較べると簡単な手術でより安全に行うことができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記胸骨挙上
法では、固定板を胸郭内に埋設する必要があり、成長期
の患者が多い漏斗胸治療に際しては、固定板により胸郭
の成長が阻害される、固定板により胸郭の変形や内臓の
圧迫が生ずる等の問題点がある。したがって、上記固定
板は長期間患者の体内に埋設しておくことはできず、例
えば手術後1年程度で固定板を患者から抜去する必要が
あるが、固定板を抜去すると漏斗胸の再発が起こる場合
がある。そこで本発明は上記問題点を回避することので
きる漏斗胸の新規な治療方法を可能とする治療装置を得
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に本発明が講じた手段は、胸部に対し相対的に固定され
た外部固定部材と、外部固定部材に接続されるとともに
体内に挿入されて胸郭に係合する挿入部材と、外部固定
部材に対する挿入部材の接続位置を漸次引き上げるため
の部材引上手段とを設けるものである。
【0005】ここで、外部固定部材には中央に挿入部材
を接続する部材接続部を設けるとともに、少なくともそ
の両側に伸びて胸部上に当接する支持部を備えることが
望ましい。
【0006】また、前記部材引上手段としては、外部固
定部材に穿設され挿入部材を挿通する開口部と、挿入部
材の外周に形成された雄ネジ部と、該雄ネジ部に螺合す
る雌ネジ部を備えるとともに外部固定部材の前記開口部
上に係合するナット部材とを設けることが好ましい。
【0007】この場合において、前記挿入部材は、複数
の軸状部材を相互に着脱可能に接続して構成することが
望ましい。
【0008】さらにこの場合には、前記軸状部材間の接
続部分に、前記雄ネジ部が形成されていない間隙部を設
け、前記ナット部材の前記雌ネジ部の幅を前記間隙部の
幅よりも小さく形成することが望ましい。
【0009】また、前記挿入部材の内部にはその軸線方
向に延在する操作軸を設け、この操作軸の軸線方向への
移動により前記挿入部材の軸線に対して交差する方向に
突出するように動作する可動係合部を設けることが好ま
しい。
【0010】この場合において、前記操作軸を前記挿入
部材に対して螺合させ、前記操作軸を回転させて軸線方
向に移動させることにより前記可動係合部材が動作する
ように構成することが望ましい。
【0011】これらの場合においては、前記可動係合部
材を前記挿入軸の先端部において突出形成し、少なくと
も前記挿入軸の軸線方向に伸びる姿勢と該軸線方向に対
して略直交する方向に伸びる姿勢との間を回動可能に形
成することが望ましい。
【0012】さらにこの場合には、前記挿入部材の内部
において軸線方向に移動可能に螺合させ、前記可動係合
部に当接して前記可動係合部の回動位置を固定する保持
部材を設けることが望ましい。
【0013】
【作用】請求項1によれば、胸郭に係合された挿入部材
は外部固定部材により支持されているので、挿入部材を
部材引上手段により引上げることにより胸郭に引張力を
加えることができ、この引張力により胸郭を少しずつ患
者の前方に向けて変形させることができる。
【0014】請求項2によれば、外部固定部材に中央の
部材接続部及び両側の支持部を胸部上に対応して設ける
ことにより、装置全体を患者に対して安定的に固定する
ことができるので、患者の動きを制限することがなくな
り、胸郭の矯正中において患者が自由に行動できるよう
になる。
【0015】請求項3によれば、部材引上手段として外
部固定部材の開口部に挿入部材を挿通させ、挿入部材の
雄ネジ部にナットを螺合させる構造を採用することによ
り、ナットの回転操作により挿入部材を容易に引上げる
ことができ、またその引上量を正確に調整することがで
きる。
【0016】請求項4によれば、挿入部材を複数の軸状
部材を相互に着脱可能に接続して構成することにより、
患者の症例に適合した最短の挿入部材を装着することが
できるので、矯正期間中における装置取付けに伴う不快
感や不都合の程度を軽減することができる。
【0017】請求項5によれば、軸状部材の間に形成さ
れた間隙部の幅をナットの雌ネジ部の幅よりも大きく設
定することにより、間隙部の位置でナットが一旦螺合状
態から解放されるようになっているため、各軸状部材の
雄ネジ部が相互に同期していない場合でも挿入軸を引上
げてゆく際に間隙部の位置で解放されたナットを支承な
く下方の軸状部材の雄ネジ部に螺合させることができ
る。
【0018】請求項6によれば、挿入部材の内部に挿通
された操作軸を移動させることにより可動係合部材を突
出動作させるように構成しているため、挿入部材の係合
操作を外部から操作軸を操作することにより行うことが
でき、装置の装着と取り外しを極めて容易に行うことが
できる。
【0019】請求項7によれば、操作軸が挿入部材に対
して螺合しているので、操作軸を回転させるだけで確実
に可動係合部材を操作することができる。
【0020】請求項8によれば、可動係合部材を挿入部
材の先端に回動可能に取付けたことにより、簡素な構造
で突出長さを充分に確保できるため、挿入部材を確実に
係合させることができる。
【0021】請求項9によれば、挿入部材内において螺
合する固定部材を設けることにより可動係合部材を確実
に固定することができる。
【0022】
【実施例】次に、図面を参照して本発明に係る漏斗胸治
療装置の実施例を説明する。図1は本実施例の全体構成
を示すもので、患者の胸部Bに外部固定部材1を固定
し、挿入軸3を患者に挿入して胸骨に接続した状態を示
している。
【0023】外部固定部材1の中央には部材接続部1a
が形成され、この部材接続部1aには上下に貫通する挿
通孔11が穿設されている。部材接続部1aの両側には
それぞれ2本ずつの支持アーム1bが伸び、各支持アー
ム1bの先端部には先端側に開口を有する凹入溝12が
形成されている。
【0024】部材接続部1aの挿通孔11には挿入軸3
が挿通され、挿入軸3の上部にナット7が螺合されてい
る。ナット7の側面に形成されたねじ穴には操作軸8が
螺入されている。挿入軸3には、その中心孔に後述する
固定軸が螺入されているとともに、そのワイヤ挿通孔に
操作ワイヤ5が挿通されている。操作ワイヤ5の上端に
は把持部5aが形成されている。
【0025】挿入軸3の下端部は胸骨Kに穿設された貫
通孔に挿入されている。挿入軸3の先端部3aには可動
係合部材6が軸支され、この可動係合部材6に操作ワイ
ヤ5の先端部が取付けられている。可動係合部材6は挿
入軸3の軸線に対してほぼ直角方向に突出し、胸骨Kの
背面側に係合している。
【0026】支持アーム1bの4つの凹入溝12には各
々支持部材2が取付けられている。支持部材2は、凹入
溝12に接続される接続軸2aと、接続軸2aの先端に
角度自在に取付けられた支持板2bと、支持板2bの底
面側に貼着された支持パッド2cとからなる。この支持
部材2は患者の胸部左右に当接され、上記構造全体を支
持している。
【0027】外部固定部材1には、図2(a)に示すよ
うに、中央の部材接続部1aを貫通する3つの挿通孔1
1,11,11が穿設されている。支持アーム12の凹
入溝12は、図2(b)に示すように、支持部材2の接
続軸2aを取付けるためのザグリ部12aを備えてい
る。
【0028】次に、図3及び図4を参照して挿入軸3の
構造を詳細に説明する。図3に示すように、挿入軸3は
中心部に軸孔3Aを備えるとともに、外周面に雄ネジ部
3Bを形成した管状部材であり、その軸孔3Aには固定
軸4が螺入されている。挿入軸3の外周面の上部には、
スパナ等により挿入軸の回転を防止したり挿入軸を積極
的に回転させたりするためのサライ3bが形成されてい
る。固定軸4の上端にはドライバー挿入用の操作溝4a
が形成され、操作溝4aにより固定軸4を回転させるこ
とにより、固定軸4の先端面4bが下降するようになっ
ている。
【0029】挿入軸3の先端部3aには上記軸孔3Aに
連続するすり割り部が形成され、ここに可動係合部材6
が軸支されている。可動係合部材6は、幅広に形成され
た係合部6aと、先端部3aに溶接された取付軸を回動
自在に受け入れる基部6bとを有する。基部6bには、
操作ワイヤ5の先端部5bが取付けられている。操作ワ
イヤ5は、挿入軸3の軸線からシフトさせて形成した支
持孔3cと、この支持孔3cに連続して外周面上に形成
された収容溝3dの内部とに挿通され、把持部5aを昇
降させることにより上記可動係合部材6を回動すること
ができるようになっている。
【0030】図4は挿入軸3の先端部3aを拡大して示
すものであり、可動係合部材6は基部6bを貫通する取
付軸61に対して回動自在に取付けられている。基部6
bには片溝63が形成され、この片溝63の形成部の側
面上から取付孔64が穿設されている。操作ワイヤ5の
先端部5bはこの取付孔64に挿入され、カシメ又は溶
接により固定されている。
【0031】挿入軸3は可動係合部材6の係合部6aを
挿入軸3の軸線と平行にした状態(A)で体内に挿入さ
れ、胸郭の所望位置(図1の例では胸骨の貫通孔の背面
側)まで挿入される。このとき、操作ワイヤ5の把持部
5aを引き上げることにより可動部材6が図4に示す位
置Bまで回動し、係合部6aが胸郭に係合する。この状
態で固定軸4をねじ込むことにより、固定軸4の先端面
4bが下降して可動係合部材6の基部6bの側面62に
当接し、可動係合部材6の角度を固定する。
【0032】この挿入軸3は、サライ3bにスパナを嵌
合させて回転動作を抑制した状態で図1に示す操作軸8
を回動させることにより上方に引き上げられる。引き上
げ操作の前には、可動係合部材6が確実に胸骨Kに係合
していることを確認する必要があり、胸骨Kの形状等に
より係合部6aと胸骨Kとの接触状態が好ましくない場
合には、サライ3bに嵌合させたスパナにより挿入軸3
を回転させて係合部6aの位置を移動させ、胸骨に対し
て適切に係合する位置を探すことができる。
【0033】図5には上記挿入軸とは異なる構造を有す
る挿入軸30を示す。この挿入軸30は、図5(a)に
示すように、胸郭と係合すべき可動係合部として、その
軸線に沿って形成されたすり割り溝31により3分割さ
れて拡径自在に形成された最大径の張出部30aを先端
に備えている。この張出部30aは、通常外部固定部材
1の挿通孔11に挿通可能な外径をもつが、後述する移
動軸の移動により外方へ拡大するようになっている。こ
の張出部30aに続いてやや小径の挿入部30bが形成
され、さらに、その上方において外面ねじ部32を備え
た支持部30cが形成されている。そして、内部には、
軸線方向に貫通し、上端部に内面ねじ部33を備えた軸
孔30dが形成されている。上記張出部30aの軸孔3
0dに望む内面部分は、図5(a)及び(b)に示すよ
うに、先端側に開いた傾斜面34となっている。
【0034】図5(c)に示すように、移動軸40は、
上端に形成された断面角型の操作ヘッド40aと、ほぼ
同径で延長する軸部40bと、軸部40bの先端におい
て押圧面41を備えた円錐台形状の先端部40cとを有
する。この移動軸40は軸部40bの上部に形成された
外面ねじ部42を挿入軸30の内面ねじ部33に螺合さ
せた状態で、上記軸孔30d内に収容される。このと
き、挿入軸30の張出部30aの傾斜面34は移動軸4
0の押圧面41と対向するようになっている。移動軸4
0を挿入軸30の軸孔30d内に収容すると、操作ヘッ
ド40aが挿入軸30の上端から突出するようになって
いる。この操作ヘッド40aをレンチ等により回転させ
ると、移動軸40が上方へ移動するので、上記押圧面4
1が傾斜面34を押圧することにより、張出部30aを
拡径させることができる。
【0035】図6には、支持部材2を取付けた支持アー
ム1b先端部の拡大断面を示す。支持部材2の接続軸2
aは、蝶ねじ21に螺合するねじ部22と、凹入溝12
の内部に形成されたザグリ部12aに嵌合する着座部2
3と、支持板2b内に取付けられた軸受部25に嵌合し
て、支持板2bを回動自在に取付ける球頭部24とを備
える。支持板2b及び支持パッド2cは、球頭部24と
軸受部25により角度自在に回動して、患者の胸部に適
合するようになっている。また、蝶ねじ21を緩めるこ
とにより、凹入溝12に沿って適宜接続軸2aを移動さ
せることができる。
【0036】次に、漏斗胸を治療する際に、上記構成を
有する本実施例の使用方法を説明する。患者の胸部中央
を切開して胸骨に貫通孔を穿設し、この貫通孔に挿入軸
3を挿入して、先端部3aに取付けられた可動係合部材
6を胸骨の裏側に突出させる。この状態で操作ワイヤ5
の把持部5aを引き上げて係合部6aを回動させて胸骨
に係合させる。そして、固定軸4を回転させて可動係合
部材6を図1の状態に固定する。次に、挿入軸3を外部
固定部材1の挿通孔11に挿通させ、ナット7を挿入軸
3の外面ねじ部に螺合させる。そして、外部固定部材1
に接続した支持部材2の位置を蝶ねじ21にて調整して
患者の胸部左右に適合させ、外部固定部材1を患者の胸
部に対し位置決めする。
【0037】このようにして装置を患者に装着した後、
操作軸8を回動させてナット7を回転させ、挿入軸3を
引上げる。このとき、挿入軸3により胸骨は上方へ付勢
された状態となる。この状態で定期的(数時間毎乃至数
日毎)にナット7を回転させることにより、胸骨を次第
に引き上げて漏斗胸の変形を修正していく。
【0038】胸骨の引上力は、挿入軸3の上方移動量と
支持アーム1bの弾性力により定まる。患者の胸郭に必
要以上の応力を与えず、且つ、必要最低限度よりも大き
な応力を印加できるように、支持アーム1b若しくは外
部固定部材1全体の剛性が設計される。例えば、支持ア
ームの材質、長さ、幅、断面積等である。また、支持ア
ーム1b若しくは外部固定部材1への応力と撓み量との
関係も把握する必要がある。
【0039】外部固定部材1、支持部材2、挿入軸3、
固定軸4及び可動係合部材6は、本実施例においては全
てチタン合金(Ti−6Al−4V)により形成してい
る。操作ワイヤ5は、上記と同様の合金の他、アニール
を施した純チタン製のワイヤを用いることができる。こ
の場合、挿入軸3及び可動係合部材6には本実施例のよ
うに生体適合性の良い材質を選定することが望ましい
が、外部固定部材1及び支持部材2には、上記剛性を考
慮して他の材質、例えばステンレス鋼等を用いることが
できる。本実施例のように、チタン又はチタン合金によ
り全部品を構成すると、例えば本実施例を患者に装着し
たままMRI(磁気共鳴撮像法)等により胸郭の状態を
観察する場合、撮像を妨害するハレーションが生じない
という利点がある。
【0040】患者の症状によっては、挿入軸3の係合す
る胸郭の位置を適宜変える必要があり、変形場所に応じ
て胸骨以外の部分(例えば肋骨など)に挿入軸3を係合
させることができる。胸郭の変形具合により部材接続部
1aに複数の挿入軸を装着し、複数の挿入軸を患者の胸
郭に係合させて治療を行うことも可能である。本実施例
では患者の胸骨に沿って複数の挿通孔11を配置してい
るので、症状に合わせて胸骨を拘引する挿入軸の位置や
本数を選定することができる。
【0041】また、挿入軸と患者の胸郭との係合方法と
しては、上記可動係合部材6又は張出部30aのような
構造に限らず、フック等の部材により胸郭の骨に引っ掛
けても良い。この場合、フック等の操作は装着手術中に
行うだけの構造であってもよいが、装置装着後に本実施
例のように外部から操作可能とすることが好ましい。例
えば、手術により開口する面積は多少拡大するものの、
胸骨の両側から鉤部材を引っ掛けて引き上げるようにす
れば、胸骨自体に貫通孔を穿設する必要がなくなる。ま
た、胸骨に貫通孔ではなくねじ穴又は直穴を設けて、挿
入軸3に形成した先端ねじや先端拡径部をねじ穴又は直
穴内に固着することも可能である。
【0042】上述のように外部固定部材1の剛性を、胸
郭に付与する必要応力以上の応力がかかると撓む程度に
設定することにより、外部固定部材の撓みが挿入軸3の
位置に自由度を与えるので、挿入軸の引上量を正確に設
定する必要がなくなる。しかし手術後に挿入軸の引上量
を適切に管理できるのであれば、外部固定部材1を撓み
の少ない高剛性のものとしても良い。
【0043】本実施例における外部固定部材1は患者の
胸部に固定するようになっているので、入院中に患者が
ある程度自由に動くことができる。もちろん、患者の体
を充分に固定できる環境であれば、外部固定部材1は患
者の胸部に対し相対的に固定されていれば良く、例えば
外部固定部材をベッド等の周囲の固定構造物に固定する
ようにしたものであっても良い。
【0044】本実施例では、漏斗胸の治療に際して体表
面の開口部を胸骨の直上に限定することができるため手
術がきわめて容易であり、また、患者の胸骨等に軸を挿
入するだけで良いため、安全で患者への負担も少ないと
いう利点がある。
【0045】また、従来のように患者の体内へ成長を阻
害するようなものを埋め込む必要がないので、長期間装
着していても害がなく、しかも患者の体に装置全体が取
付けられているので患者の身動きに伴う挿入軸への影響
が殆どなく、患者に与える負担も少ない。
【0046】そして、本実施例を用いた治療法によれ
ば、従来の治療方法と異なり、胸郭の変形を長期間かけ
て次第に修正していくので、胸郭を大きく修正すること
ができる、一時に過剰な応力を付与する必要がない、胸
郭の状態を見ながら修正力や修正方向等を変えて的確な
修正を施すことができる等、きわめて顕著な効果が得ら
れる。
【0047】次に、本発明に係る別の実施例として上記
とは異なる挿入軸を用いた装置を説明する。この実施例
は、図3に示す挿入軸3の代わりに、図7に示す挿入軸
13に1又は複数の軸部材14を接続して使用するよう
に構成したものである。挿入軸13には挿入軸3と同様
に、その先端13aに可動係合部材16が軸支され、こ
の可動係合部材16の基部16bには操作軸15の先端
に形成された球状の接合部15bに回転自在に嵌合する
球状の凹部が形成されている。操作軸15は挿入軸13
の内部において挿入軸3の場合と同様に一部が挿入軸1
3の外周面上に開口した挿通孔135に挿通され、挿通
孔135の上端部に形成されたネジ部135aに螺合し
ている。操作軸15は、その上端に形成された頭部15
aにドライバー等の工具を係合させて回転させることに
より上方に移動し、これに伴って可動係合部材16が上
方へ回動するようになっている。
【0048】挿入軸13の内部には固定軸17を挿通す
る挿通孔137も形成され、この挿通孔137の上部に
は固定軸17に螺合するネジ部137aが形成されてい
る。固定軸17はその頭部17aにドライバー等を係合
させて回転させることにより上下に移動するようになっ
ており、図8に示すように可動係合部材16を水平姿勢
に回動させた場合に、可動係合部材16の基部16bに
固定軸17の先端部17bを当接させることにより、可
動係合部材16の姿勢を固定するように構成されてい
る。挿入軸13の上端部には接続孔が形成され、この接
続孔の内面上には雌ネジ部13cが形成されている。こ
の雌ネジ部13cに軸部材14の雄ネジ部14aが螺合
することにより、挿入軸13と軸部材14とが接続され
る。軸部材14には周面にネジ形成されていない間隙部
14bが形成され、その上の外周面に雄ネジ部14Bが
形成されている。軸部材14の内部には軸孔14Aが穿
設され、この軸孔14Aの上端部に他の軸部材14の雄
ネジ部14aに螺合するように形成された雌ネジ部14
cが刻設されている。
【0049】挿入軸13と1又は複数の軸部材14とは
相互に螺合することにより接続されて図7に示すように
1本の挿入軸を構成する。この挿入軸13,14は、図
8に示すように前記の実施例における外部固定部材1の
挿通孔11に若干の隙間を以て挿通され、挿通孔11の
上側でナット18に螺合している。ナット18は、その
内側下部に形成された雌ネジ部18aと、この雌ネジ部
18aの上方に形成された挿通部18bと、この挿通部
18bの外側に形成された張出部の周面に刻設されたロ
ーレット18cと、このローレット18cの形成された
周面上に120度間隔で穿設された3つのネジ孔18d
とを備えている。
【0050】ナット18のネジ孔18dには必要に応じ
て操作軸19が螺入され、この操作軸19若しくはロー
レット18cによりナット18を回転させることのでき
るように構成されている。ナット18の雌ネジ部18a
の幅は軸部材14に形成された間隙部14bの幅よりも
若干小さく形成されており、その幅で挿入軸13若しく
は軸部材14の外周面上に刻設された雄ネジ部13B,
14Bに螺合するようになっている。
【0051】漏斗胸の程度が大きい場合には、比較的短
く形成された挿入軸13の長さが足りない場合があるの
で、予め挿入軸13の上端に軸部材14を1又は複数接
続させて長さを確保した上で外部固定部材1及びナット
18を取付ける。ナット18を定期的に所定量回転させ
て胸骨に係合させた挿入軸13を引き上げ、次第に胸骨
の変形を矯正してゆく。胸骨の矯正が進んでナット18
が最上部の軸部材14の雄ネジ部14Bの下端部までく
ると、図9に示すように一旦ナット18の雌ネジ部18
aは雄ネジ部14Bから外れ、フリーの状態になる。こ
のとき、雌ネジ部18aは軸部材14の間隙部14bに
対向する。
【0052】この状態で、最上部の軸部材14を支持し
つつナット18を下方へ押し込むことにより、次段の軸
部材14の雄ネジ部14Bにナット18の雌ネジ部18
aが螺合する。以下、上記と同様にナット18を定期的
に回転させることにより、順次胸骨を引き上げてゆくこ
とができる。この場合、下方の軸部材14若しくは挿入
軸13にナット18が螺合した時点で、上方に接続され
ていた軸部材14は取り外される。
【0053】このように本実施例では挿入軸13を比較
的短く形成して、この挿入軸13に軸部材14を接続し
て挿入軸としての必要な長さを確保し、漏斗胸の矯正が
進み軸部材14の長さが不要になった時点で取り外すよ
うに構成されているので、常に挿入軸を最短の長さにす
ることができ、装着している患者の負担を低減すること
ができる。特に漏斗胸の治療は長期間を要するため、治
療中における患者の生活をできるだけ通常と同様にする
ことが極めて重要である。この実施例では導入軸の長さ
を短くすることができるので、患者の動きを妨げず、リ
ハビリ訓練等も自在に行うことができる点で効果的であ
る。
【0054】ここで、ナット18の雌ネジ部18aの幅
は軸部材14の間隙部14bの幅よりも小さく形成され
ているので、軸部材14同士の間若しくは軸部材14と
挿入軸13の間におけるネジの位置関係を気にすること
なく次段の軸部材14若しくは挿入軸13の雄ネジ部に
ナット18を螺合させることができる。
【0055】この実施例においては、操作軸15が挿入
軸13に螺合しているため、挿入軸13若しくは軸部材
14の上端から図8に示すドライバー20を挿入して回
転させるだけで可動係合部材16を回動させることがで
き、操作性が極めて良好である。ここで、操作軸15は
挿入軸13に対して螺合しているため、固定軸17を省
略することも可能である。
【0056】この実施例では軸部材14の着脱により挿
入軸の長さを調整することができるので、長さの異なる
挿入軸13及び軸部材14を複数種類用意する必要がな
く、ほとんどの場合には1種類の長さのものを用意して
おけば様々な患者に適用させることができ、生産性を向
上させること及び在庫量を減らすことができるから、製
造コスト、維持コストを低減することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
きわめて安全且つ簡易な手術で漏斗胸の治療を行うこと
ができ、また、胸郭の成長の妨げや内蔵の圧迫等を引き
起こすこともなく、さらに、胸郭の修正を正確且つ適切
に行うことができるという効果を奏する。しかも、患者
の胸部に対して固定されているので、治療中においても
患者の活動を妨げることが少なく、効果的な治療を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る漏斗胸治療装置の実施例を患者の
胸部に装着した状態について、一部を断面として示す概
略構成図である。
【図2】同実施例における外部固定部材(対称形)の形
状を、その対称軸により分割して片側部分のみ示す部分
平面図(a)、外部固定部材の支持アームの形状を示す
ために同図(a)のB−B線に沿って切断した状態を示
す拡大断面図(b)である。
【図3】同実施例における挿入軸の構造を一部断面とと
もに示す正面図(a)、挿入軸の構造を示す左側面図
(b)である。
【図4】同実施例における挿入軸に取付けられた可動係
合部材の構造及び動作を示す拡大説明図である。
【図5】異なる構造を有する挿入軸の例を示す縦断面図
(a)、挿入軸の先端部を示すために(a)のb−b線
から見た軸線方向の矢視図(b)、及び移動軸を示す側
面図(c)である。
【図6】同実施例における支持部材の構造を示す拡大縦
断面図である。
【図7】上記実施例とは異なる別の実施例における挿入
軸及び軸部材の構造を示す側面部分断面図(a)及び正
面図(b)である。
【図8】同実施例の挿入軸及び軸部材をナットを介して
外部固定部材に取付けた状態を示す一部断面図である。
【図9】同実施例のナットを軸部材の間の間隙部までね
じ込んだ状態を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 外部固定部材 1a 部材接続部 1b 支持アーム 2 支持部材 2a 接続軸 2b 支持板 2c 支持パッド 3,13,30 挿入軸 4,17 固定軸 5 操作ワイヤ 6,16 可動係合部材 7,18 ナット 11 挿通孔 12 凹入溝 14 軸部材 14b 間隙部 15 操作軸 18a 雌ネジ部 30a 張出部 40 移動軸 40a 操作ヘッド 40c 先端部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胸部に対し相対的に固定された外部固定
    部材と、該外部固定部材に接続されるとともに体内に挿
    入されて胸郭に係合する挿入部材と、前記外部固定部材
    に対する前記挿入部材の接続位置を漸次引き上げるため
    の部材引上手段とを備えたことを特徴とする漏斗胸治療
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記外部固定部材に
    は、中央に前記挿入部材を接続する部材接続部を設ける
    とともに、少なくともその両側に伸びて胸部外皮上に当
    接する支持部を設けた漏斗胸治療装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記部材引上手段
    は、前記外部固定部材に穿設され前記挿入部材を挿通す
    る開口部と、前記挿入部材の外周に形成された雄ネジ部
    と、該雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を備えるとともに前
    記外部固定部材の前記開口部上に係合するナット部材と
    を有する漏斗胸治療装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記挿入部材は、複
    数の軸状部材を相互に着脱可能に接続して成ることを特
    徴とする漏斗胸治療装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記軸状部材間の接
    続部分には、前記雄ネジ部が形成されていない間隙部が
    設けられ、前記ナット部材の前記雌ネジ部の幅が前記間
    隙部の幅よりも小さく形成されている漏斗胸治療装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記挿入部材の内部
    にはその軸線方向に延在する操作軸を設け、この操作軸
    の軸線方向への移動により前記挿入部材の軸線に対して
    交差する方向に突出するように動作する可動係合部を設
    けた漏斗胸治療装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記操作軸は前記挿
    入部材に対して螺合され、前記操作軸を回転させて軸線
    方向に移動させることにより前記可動係合部材が動作す
    るように構成されている漏斗胸治療装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7において、前記可
    動係合部材は前記挿入軸の先端部において突出形成さ
    れ、少なくとも前記挿入軸の軸線方向に伸びる姿勢と該
    軸線方向に対して略直交する方向に伸びる姿勢との間を
    回動可能に形成されている漏斗胸治療装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記挿入部材の内部
    において軸線方向に移動可能に螺合され、前記可動係合
    部に当接して前記可動係合部の回動位置を固定する保持
    部材を設けた漏斗胸治療装置。
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