JPH07170515A - 画像符号化・復号化装置及び符号化テーブル情報記憶装置 - Google Patents

画像符号化・復号化装置及び符号化テーブル情報記憶装置

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JPH07170515A
JPH07170515A JP31302993A JP31302993A JPH07170515A JP H07170515 A JPH07170515 A JP H07170515A JP 31302993 A JP31302993 A JP 31302993A JP 31302993 A JP31302993 A JP 31302993A JP H07170515 A JPH07170515 A JP H07170515A
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JP31302993A
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Kazunari Akaogi
一成 赤荻
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像処理において符号化テーブルを記憶する
ためのメモリ量を削減する。 【構成】 符号化テーブル上の長さの異なる符号語につ
いて、その上位側の1の個数をカウントする手段と、そ
れ以外の下位側の符号に別の符号を対応させる手段とを
備え、上位側に1が幾つあるかを示すデータと、それ以
外の符号とを合わせて記憶することによりメモリの削減
を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データの情報量圧
縮伸張、特に符号化、復号化の際に用いる符号化テーブ
ルを記憶するメモリの削減を達成する画像符号化・復号
化装置及び符号化テーブル情報記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像情報のデータ量は音声の1000倍
以上であることが知られているが、画像情報自体はかな
りの冗長度を含んでおり、この冗長な成分を効率的に削
減することによって、高能率な画像情報圧縮が可能とな
る。近年、情報のマルチメディア化に伴ない、画像情報
の高能率なデータ量圧縮が注目され、標準化が進められ
ている。一例としてカラー静止画像の圧縮符号化につい
て述べるが、これについては、CCIT SGVIII(国
際電信電話試問委員会探求グループVIII)のサポータ・
グループCCIC(Common Component for Ima
ge Communication)と、ISO JTC1/SC29
/WG10のジョイントグループであるJPEG(Joi
nt Photographic Expert Group)によって標準化が
行われている。
【0003】ここで、JPEGで検討されている符号化
アルゴリズムをJPEGアルゴリズムとし、以下画像圧
縮符号化の一例としてJPEGアルゴリズム、特にDC
T(Discrete Cosine Transform)を基本としたベー
スラインプロセスの概要を説明する。なお、該アルゴリ
ズムについては、遠藤俊明「カラー静止画像の国際標準
符号化方式」(インターフェイス1991年12月号p.
160〜p.182)に詳しく解説されている。
【0004】図1は、JPEGアルゴリズムに基づいた
従来の画像データ符号化・復号化装置の構成を示すブロ
ック線図である。
【0005】図1において、DCTをベースとした符号
化器10は、主としてDCT変換器12、量子化器1
4、エントロピー符号化器16からなる。処理対象とな
る静止画像は、例えば8×8画素のブロック18毎に、
前記符号化器10を通じて圧縮符号化され、符号化時の
諸パラメータと共に符号データ20となる。この符号デ
ータ20は、伝送路22にて転送されるか、あるいは記
憶装置に記憶される。
【0006】又、符号データの復号処理は、前記伝送路
22から、あるいは外部記憶装置から符号データ24を
受取り、DCTをベースにした復号化器30にて8×8
画素ブロック毎の再生画像データ26を得る。
【0007】DCT変換器12は、8×8画素単位で入
力される原画像18に対し、2次元DCT変換を行い、
2次元画像データから周波数成分データであるDCT係
数で変換を行う。例えば、図2に示す全画像ブロック1
8の一例である画像データPxyが、DCT変換により図
3に示す周波数成分を現わすDCT係数Sxyに変換され
る。このとき、S00に相当するデータはDC係数と呼ば
れ、残り63個の係数はAC係数と呼ばれる。DC係数
は8×8画素の平均値を示しており、AC係数は左から
右へ進むにつれて高周波の水平成分を、上から下へ進む
につれて高周波の垂直成分を多く含む。
【0008】量子化器14は、DCT変換器12で得ら
れたDCT係数Sxyに対し、符号化率向上のために量子
化を行う。量子化は、図4のQxyに示すような量子化テ
ーブル28を用いて、DCT係数を量子化し、図5に示
すような量子化されたDCT係数Rxyに変換される。
【0009】エントロピ符号化器16は、JPEGアル
ゴリズムのベースラインプロセスではハフマン符号化を
用いる。この符号化では符号化の対象となる係数に対
し、その出現頻度が高いものには短い符号を、低いもの
には長い符号を割当て、情報全体のデータ量を削減する
ものである。
【0010】ハフマン符号化は、DC係数とAC係数と
で若干異なるプロセスを用いる。DC係数の符号化を示
すブロック図を図6に示す。DC係数の符号化器は、ブ
ロック遅延回路16a 、差分回路16b 、グループ化器
16c 、一次元ハフマン符号化器16d 、DC符号テー
ブル16e よりなる。
【0011】DC係数は各8×8の画素ブロックにつき
1つだけ決り、符号化はブロック間の差分について行わ
れる。DC係数の差分は、ブロック遅延回路16a によ
り、1つ前のブロックのDC係数との差分が差分回路1
6b によって得られる。差分DC係数はグルーブ化器1
6c により、差分値に相当するグループ番号SSSSと
付加ビットに変換される。図7に、差分DC係数に対す
るグループ番号SSSSの割当てを示す。又、付加ビッ
トは該グループ中何番目かを表わす。一次元ハフマン符
号化器16d は、グループ番号SSSSに対しDC符号
テーブル16eから、図8に示す2進符号を割当て、付
加ビットと共に出力する。
【0012】AC係数のハフマン符号化器を図9に示
す。符号化に先立ち、図5に示す量子化されたDCT係
数Rxyは、図10に示すようにジクザクスキャナ16k
によってジグザクスキャンされる。図5の例からも明か
なように、通常の画像データは低周波成分、即ちブロッ
クの左上部に情報が集中するので、スキャン後は0でな
い係数がデータ列の最初に集中し、データ列の最後は0
が集中する。
【0013】ジグザクスキャンされたAC係数のビット
列は、判別器16m によって、0か、0以外の係数かが
判別される。0以外の係数がビット列に出現するまで0
係数の長さをランレングスカウンタ16n でカウント
し、0以外の係数はグループ化器16p により図11に
示すようなグループ番号SSSSと、グループ中の何番
目かを示す付加ビットに分けられる。ここで、連続する
0の係数の長さを示すラン長をNNNNとし、NNNN
とSSSSの組に対して2次元ハフマン符号化器16q
において符号化が行われる。このとき使用するAC符号
テーブル16r の一例を、図12に示す。又、図13に
本例で符号化されたデータを示す。
【0014】一方、図1に示す復号化器30は、主とし
てエントロピ復号化器32、逆量子化器34、逆DCT
変換器36よりなる。
【0015】各ブロックの動作は符号化時の逆であり、
符号データからDC、AC係数が復号化器32によって
復号され、逆量子化器34にて逆量子化され、逆DCT
変換器36により再生現画像26が得られる。
【0016】符号化/復号化に用いられる符号化テーブ
ル38は、差分DC係数、AC係数共に、図14に示す
ような、符号化テーブルを作成するための情報を含ん
だ、BITS、VALUEの2種類のテーブルに変換さ
れ、符号化時はマイクロプセッサ等の外部装置から、復
号化時は、画像データを符号化したときの情報として、
符号データに付加されて入力される。
【0017】差分DC係数の符号化テーブル情報は、各
符号長の符号語の数を示す、BITSテーブル40と、
発生頻度順に並べた符号化要素テーブル、VALUEテ
ーブル42からなる。BITSテーブル40は、左側の
要素から、各ビットの符号長を持つ符号語の数を表わ
す。VALUEテーブル42は、グループ番号SSSS
が発生頻度順に並べられている。
【0018】以下、符号化テーブルをBITS/VAL
UEテーブルへ変換する手法を示す。
【0019】本例では、図14の差分DC係数用BIT
Sテーブル40と、差分DC係数用VALUEテーブル
42により、図8に示すDC符号化テーブルが作成され
る。図8のテーブルは、符号長が1ビットのものが0、
2ビットのものがSSSS=0で、1、3ビットのもの
がSSSS=1,2,3,4,5で5となるので、DC
係数のBITSテーブル40は、左から00,01,0
5となり、又、SSSSを出現頻度が高い順、即ち符号
語の数が小さい順に並べると、SSSS=0,1,2,
3,4となり、差分DC係数のVALUEテーブル42
が生成される。
【0020】AC係数については、発生頻度順に並べら
れたAC係数のVALUEテーブル46の要素は、0ラ
ン長NNNNと、グループ番号SSSSとの組合せにな
る。
【0021】本例では、図12のAC係数用の符号化テ
ーブルから、図14のAC係数用BITSテーブル44
と、AC係数用VALUEテーブル46が生成される。
図12中で、1ビットの符号長を持つ係数は0、2ビッ
トが、NNNN/SSSS=0/1,0/2で2、3ビ
ットがNNNN/SSSS=0/3で1、4ビットがN
NNN/SSSS=0/0,0/4,1/1で3となっ
ている。よって図14のAC係数用BITSテーブル4
4の要素は、左から00,02,01,03となり、V
ALUEテーブル46は、NNNN/SSSS=01,
02,03,00,04,11となる。
【0022】実際の画像符号化/復号化においては、前
記符号化テーブルを作成するためのBITSテーブルと
VALUEテーブルが装置に入力され、装置内あるいは
外部の記憶装置により符号化テーブルに再変換され、記
憶装置に記憶された後実際の処理が行われる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、符号化
テーブルは図8、図12からも判るように可変長である
ため、ハードウエアで処理を実現する場合、通常BIT
Sテーブル、VALUEテーブルから符号化テーブルを
再生した後は、符号語自体とその符号長を、差分DC係
数であればSSSS、AC係数であればNNNN/SS
SSのアドレスに対してそれぞれ記憶しておかねばなら
ず、多くのメモリを必要とするという問題点がある。
【0024】例えば、差分DC係数のグループ番号で、
出現頻度が最も高いSSSS=0に相当する符号語は図
8より2ビットの00であり、出現頻度が最も低いSS
SS=11に相当する符号語は9ビットの111111
110である。又、AC係数の、ラン長/グループ番号
で、最も出現頻度が高いNNNN/SSSS=0/1に
対する符号語は図12より2ビットで00であり、最も
出現頻度が低いNNNN/SSSS=F/Aに対する符
号語は16ビットの1111111111111110
である。
【0025】これらの異なる符号長のテーブル情報は、
差分DC係数ならSSSS、AC係数ならNNNN/S
SSSの各アドレスについて、符号語自体と、符号語の
最長サイズ分だけ符号長を記憶することが可能なメモリ
が必要となる。
【0026】即ち、符号化テーブルをBITSテーブ
ル、VALUEテーブルから再生した後は、その符号自
体を記憶するために、最長になる符号長を考慮して、本
例であれば、差分DC係数なら9ビット、AC係数なら
16ビットのメモリを、差分DC係数ならSSSSの種
類に相当する12ワード以上、AC係数ならNNNN/
SSSSの全組合わせに相当する162ワード以上の領
域で確保する必要がある。又、符号長を記憶するため、
差分DC係数で1〜9ビット長を表わし、AC係数なら
1〜16ビット長を表わすため、それぞれの係数につき
4ビットのSIZEテーブルが必要となる。
【0027】具体例としては、差分DC係数はSSS
S、AC係数はNNNN/SSSSをアドレスとし、符
号自体を記憶するCODEテーブルが、9ビット×12
ワード+16ビット×162ワード以上、符号長を示す
SIZEテーブルが4ビット×12ワード+4ビット×
162ワード以上必要となる。
【0028】本発明は上記従来の問題点を解決するべく
なされたもので、従来必要とされていた符号化テーブル
を記憶するためのメモリ量を削減する画像符号化・復号
化装置及び符号化テーブル記憶装置を提供することを目
的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明は、符号化・復号
化に必要とされる符号化テーブル情報を記憶する手段を
内部に備えた画像符号化・復号化装置において、符号化
テーブル上の長さの異なる符号語について、その上位側
の1の個数をカウントする手段と、それ以外の下位側の
符号に別の符号を対応させる手段とを備え、前記上位側
の1の個数と、それ以外の下位側の符号に対する別の符
号とを、合わせて記憶することにより前記目的を達成し
たものである。
【0030】本発明は又、符号化テーブルを生成するた
めの符号化テーブル情報から符号化テーブルを生成し、
記憶する符号化テーブル情報記憶装置において、符号化
テーブル上の長さの異なる符号語について、その上位側
の1の個数をカウントする手段と、それ以外の下位側の
符号に別の符号を対応させる手段とを備え、前記上位側
の1つの個数と、それ以外の下位側の符号に対する別の
符号とを、合わせて記憶することにより同様に前記目的
を達成したものである。
【0031】
【作用】本発明によれば、画像符号化・復号化装置にお
ける符号化・復号化処理において、符号化テーブル上の
記憶対象となる長さの異なる符号語の上位側の1の個数
をカウントし、該符号語のそれ以外の下位側の符号に別
の符号を対応させ、前記上位側の1の個数と、それ以外
の下位側の符号に対する別の符号とを、合わせて記憶す
るようにしたため、テーブル情報を記憶するために必要
なメモリを削減することができる。
【0032】又、符号化テーブル情報記憶装置を画像符
号化・復号化装置とは別に外付けして、記憶対象となる
符号語を、上位側から1が幾つあるかを示すデータと、
それ以外のテーブルコードを示す符号とを合わせたもの
として記憶するようにした場合にも、同様に符号化テー
ブルを記憶するために必要なメモリの削減を達成するこ
とができる。
【0033】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0034】図15は、本発明による符号化テーブル情
報記憶装置の概略構成を示すブロック線図である。
【0035】図15において、テーブル情報生成器50
は、BITSテーブル52及びVALUEテーブル54
から、情報を取出し、符号化テーブル56及び符号長テ
ーブル58を作成する。BITSテーブル及びVALU
Eテーブルの例は図14に示されている。又、符号化テ
ーブル及び符号長テーブルの例は図8あるいは図12に
示されている。符号長テーブルは、あるアドレスSSS
Sに対する符号語の有効長さを表わすものである。
【0036】符号化テーブルは出現頻度の高いアドレス
には短い符号を、出現頻度の低いアドレスには長い符号
を割当てて画像データの全体の情報量を削減するが、図
8あるいは図12に示した例より明らかなように、符号
語が長いものほど上位ビット側に1が多く並んでいる。
ここで差分DC係数の符号化テーブル図8の符号語につ
いて、上位側に並んでいる1の個数と、それ以外のコー
ドというように分割すると、図16のようになる。図
中、本発明の符号については16進表示してあるが、本
実施例では符号を1の個数+それ以外の符号と分けてい
るので、4ビット+2ビット表示としてある。
【0037】図16において、従来の符号語の2進によ
る記述方式を上位側の1の個数+それ以外の符号と書換
えると、例えば、SSSS=0は符号語が00であるた
め、1の個数=0+それ以外の符号=0となる。又、S
SSS=4は符号語が101であるため、1の個数=1
+それ以外の符号=01となる。このように、図15
の、上位側の1の個数をカウントする1カウント器60
により全ての符号語を上位側の1の個数62及びそれ以
外の符号64という記述に変え、符号長テーブルと共に
メモリ66へ記憶する。ここで差分DC係数の符号で、
上位側に並んでいる1の個数は0〜9個であるため、実
際の記憶装置に記憶する場合に、上位側の1の個数を表
現するには、最低で4ビットの情報が必要である。つま
り、4ビットを使い、0000〜1001と表わす訳で
ある。又、1以外の符号を表現するには、本実施例では
0〜11を示せばいいので、2ビットが必要になる。つ
まり00〜11と表現すればよい。
【0038】前記のように、差分DC係数の符号化テー
ブルを表わすには、4ビット+2ビットで、6ビットあ
れば、従来持っている情報を損なうことなく記憶するこ
とが可能となる。この変換を行う前は1つの符号につき
9ビット以上必要だったので、符号1語につき3ビット
分のメモリ量が削減できる。従って、従来の3/9=1
/3が削減できることになる。
【0039】又、AC係数の符号化テーブル図12も差
分DC係数の符号化テーブルと同様に記述方式を変える
と、図17のようになる。図中の本実施例の符号は16
進表示してあるが、ここでは4ビット+2ビット+4ビ
ットとしてある。
【0040】AC係数の符号語において、上位側の1の
個数は0〜15個であるため、その個数を表現するには
最低で4ビットの情報が必要である。即ち、0000〜
1111と表現する。又、1以外の符号を表現するに
は、0〜111111を表現できるだけのビット数が必
要である。このときの最大値111111はNNNN/
SSSS=9/3(111111111011111
1)のときである。よって、1以外の符号は6ビットを
使い、000000〜111111と表わすことにな
る。このように本実施例によれば、AC係数の符号につ
いては、従来は16ビット必要であったものが、上位側
の1の個数+それ以外のコードというように変換し直す
ことにより、4ビット+6ビットで10ビットあればよ
い。ここでは、符号1語につき6ビットのメモリ量即
ち、従来の1/3以上が削減できる。
【0041】本実施例では、上位側の1の個数をカウン
トする1カウント器60により、下位側のその他の符号
に対し直接16進数を対応させているが、この別の符号
を対応させる符号付与器を別に設けてもよい。
【0042】以上のような符号化テーブル情報削減は、
符号化・復号化対象となる画像について、データがYU
V表現であれば輝度成分と色差成分、RGB表現であれ
ばR、G、B各成分毎に本発明の効果が有効になり、装
置全体として削減可能なメモリ量が非常に大きなものと
なるという効果を有する。
【0043】なお、本発明は以上説明したような静止画
像のみでなく、動画像等あらゆる画像データの一意に復
号可能な符号化・復号化についても適用されることは明
らかである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
画像データ圧縮伸張装置の符号化、復号化処理に必要な
符号化テーブル記憶装置おいて、符号テーブル情報を再
生した後に記憶するべきメモリ量を従来技術に比べ大幅
に削減することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】JPEGアルゴリズムのベースラインプロセス
を用いた画像データ符号化・復号化装置の構成を示すブ
ロック線図
【図2】従来の画像データ符号化・復号化装置に用いら
れる2次元画像のあるブロックのデータの一例を示す説
明図
【図3】従来の画像データ符号化・復号化装置から得ら
れるDCT変換後のDCT係数の1ブロックのデータの
例を示す説明図
【図4】従来の画像データ符号化・復号化装置に用いら
れる1ブロック分の量子化テーブルの例を示す説明図
【図5】同じく1ブロック分の量子化されたDCT係数
の例を示す説明図
【図6】従来の画像データ符号化・復号化装置のエント
ロピ符号化器にて用いられるDC係数に拘る構成を示す
ブロック線図
【図7】同じく従来のエントロピ符号化器にて用いられ
る差分DC係数のグループ分けに関する部分を示す説明
【図8】同じく従来のエントロピ符号化器にて用いられ
る符号化テーブルの差分DC係数に関する部分を示す説
明図
【図9】同じく従来のエントロピ符号化器にて用いられ
るAC係数に拘る構成を示すブロック線図
【図10】同じく従来のエントロピ符号化器にて用いら
れるジクザクスキャンを示す線図
【図11】同じく従来のエントロピ符号化器にて用いら
れるAC係数のグループ分けに関する部分を示す説明図
【図12】同じく従来のエントロピ符号化器にて用いて
られる符号化テーブルのAC係数に関する部分を示す説
明図
【図13】従来の画像データ符号化・復号化装置により
得られる符号データの例を示す説明図
【図14】従来の画像データ符号化・復号化装置のエン
トロピ符号化において用いられる符号テーブルを生成す
るための情報の例を示す説明図
【図15】本実施例による符号化テーブル情報記憶装置
の構成を示すブロック線図
【図16】従来技術と、本発明が適用された差分DC係
数の符号の関係を示す説明図
【図17】従来技術と、本発明が適用されたAC係数の
符号の関係を示す説明図
【符号の説明】
50…テーブル情報生成器 52…BITSテーブル 54…VALUEテーブル 56…符号化テーブル 58…符号長テーブル 60…上位側の1の個数をカウントする1カウント器 62…上位側の1の個数 64…その他の符号 66…メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化・復号化に必要とされる符号化テー
    ブル情報を記憶する手段を内部に備えた画像符号化・復
    号化装置において、 符号化テーブル上の長さの異なる符号語について、 その上位側の1の個数をカウントする手段と、 それ以外の下位側の符号に別の符号を対応させる手段と
    を備え、 前記上位側の1の個数と、それ以外の下位側の符号に対
    する別の符号とを、合わせて記憶することを特徴とする
    画像符号化・復号化装置。
  2. 【請求項2】符号化テーブルを生成するための符号化テ
    ーブル情報から符号化テーブルを生成し、記憶する符号
    化テーブル情報記憶装置において、 符号化テーブル上の長さの異なる符号語について、 その上位側の1の個数をカウントする手段と、 それ以外の下位側の符号に別の符号を対応させる手段と
    を備え、 前記上位側の1つの個数と、それ以外の下位側の符号に
    対する別の符号とを、合わせて記憶することを特徴とす
    る符号化テーブル情報記憶装置。
JP31302993A 1993-12-14 1993-12-14 画像符号化・復号化装置及び符号化テーブル情報記憶装置 Pending JPH07170515A (ja)

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Cited By (3)

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