JPH0716899A - 成形用金型 - Google Patents

成形用金型

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JPH0716899A
JPH0716899A JP16529393A JP16529393A JPH0716899A JP H0716899 A JPH0716899 A JP H0716899A JP 16529393 A JP16529393 A JP 16529393A JP 16529393 A JP16529393 A JP 16529393A JP H0716899 A JPH0716899 A JP H0716899A
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JP
Japan
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mold
heat transfer
flow path
transfer plate
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP16529393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Sato
幸雄 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP16529393A priority Critical patent/JPH0716899A/ja
Publication of JPH0716899A publication Critical patent/JPH0716899A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/72Heating or cooling
    • B29C45/73Heating or cooling of the mould
    • B29C45/7312Construction of heating or cooling fluid flow channels

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱媒体を十分に流すことができ、成形品の冷
却時間を短くすることができるとともに、金型を所定の
型温度に調整することが容易な成形用金型を提供する。 【構成】 型成形用のキャビティ型11とコア型12と
を備え、このキャビティ型11とコア型12による型面
14aに沿って熱媒体を流す温度調整用流路11a,12a
がキャビティ型11やコア型12に設けられた成形用金
型10において、温度調整用流路11a,12a内に冷却
水と熱交換を行う伝熱板20を流路11a,12aと平行
に且つ流路の内周面11b,12bに当接させるとともに
流路11a,12aを複数の流路に仕切って配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、型成形用のキャビテ
ィ型とコア型とを備え、これらキャビティ型やコア型に
温度調整用流路が形成された成形用金型に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、成形用金型として図7に示す
ものが知られている。図7において、1はキャビティ
型、2はコア型、3は分割型であり、コア型2には成形
品を離型させるためのエジェクターピン5が設けられて
いる。そして、キャビティ型1,コア型2,分割型3には
温度調整用の流路6がそれぞれ形成されており、流路6
に熱媒体を流すことにより金型を型温度に保持させて品
質のよい成形品を得るようにするとともに、成形品の冷
却又は加熱時間を短時間で済ませるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、成形品が大
きくなったり、複雑な形状になったりすると金型内4の
成形品の離型が難しくなるので、エジェクターピン5を
多く設ける必要がある。このエジェクターピン5が多く
なるとコア型2に設ける流路6の径を大きくしたり、そ
の数を多くすることが困難となる。この結果、成形品の
冷却又は加熱時間が長くなり成形サイクルが長くなって
しまうという問題があった。また、金型を所定の型温度
に調整することが難しくなるという問題があった。
【0004】また、実開昭62−182713号公報に
開示されているように、コア型に型面から離れた位置に
型面に沿って冷却水を流す主通路を設け、この主通路と
直交するとともに先端部が型面近傍まで延びた副通路を
設け、主通路に流れる冷却水を遮断する向きに板部材を
副通路に配置して、主通路を流れる冷却水を副通路に案
内するとともに、この案内された冷却水を前記先端部ま
で流した後主通路へ戻すようにしたものがある。
【0005】しかし、このものは副通路の先端部に冷却
水を流すことにより型面を冷却するものであるから、そ
の冷却範囲が狭く、型面を一様に冷却するためには副通
路を多く設けなければならず、さらに、副通路に配置し
た板部材が主通路を流れる冷却水を遮断する方向に配置
されるので流路抵抗が大きくなり、冷却水を十分に流す
ことができなくなるという問題があった。
【0006】さらに、遮断された一方側に冷却水が流
れ、他方側に熱交換により加熱された冷却水が流れるた
め冷却効率が悪くなるという問題があった。
【0007】そこで、この発明は、熱媒体を十分に流す
ことができ、成形品の冷却時間を短くすることができる
とともに、金型の型温度の調整が容易に行える成形用金
型を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
に着目してなされたもので、型成形用のキャビティ型と
コア型とを備え、このキャビティ型とコア型の型面に沿
って熱媒体を流す温度調整用流路がキャビティ型やコア
型型に設けられた成形用金型において、前記温度調整用
流路内に前記熱媒体と熱交換を行う伝熱板を流路と平行
に且つ流路の内周面に当接させるとともに前記流路を複
数の流路に仕切って配設したことを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明は、温度調整用流路内に伝熱板を流路
と平行に且つ流路の内周面に当接させるとともに前記流
路を複数の流路に仕切って配置したので、熱媒体と熱交
換する流路の伝熱面積が大きくなる。また、伝熱板で流
路を複数の流路に仕切っただけなので流路抵抗は殆ど増
加しない。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0011】図1において、10は成形用金型で、この
成形用金型10はキャビティ型11とコア型12と分割
型13とを備えている。
【0012】コア型12には成形品を離型するためのエ
ジェクターピン15が複数設けられている。
【0013】キャビティ型11には冷却水(熱媒体)を
流す温度調整用流路11aが型面14aに沿って複数設け
られており、コア型12にもエジェクターピン15との
間に冷却水を流す温度調整用流路12aが型面14aに沿
って複数設けられている。分割型13にも冷却水を流す
温度調整用流路13aが型面14aに沿って設けられてい
る。
【0014】各温度調整用流路11a,12a,13aはキ
ャビティ型11,コア型12,分割型13を貫通してお
り、各流路11a,12a,13aの両端には雌ネジ16
(図2参照)が形成されている。
【0015】温度調整用流路11a内には、図2に示す
ように、冷却水と熱交換を行う熱伝導のよい金属製の例
えば銅やアルミあるいは鉄などからなる伝熱板20が矢
印方向から圧入され、流路11aと平行な状態となって
配設されている。この圧入により、図3に示すように、
伝熱板20の側端部20a,20bが流路11aの内周面1
1bに密着した状態に当接しており、キャビティ型11
と伝熱板20との間の熱伝達がスムーズに行われるよう
になっている。また、伝熱板20が流路11aと平行な
状態となって配設されていることにより、流路11aは
複数の流路に仕切られた状態となっている。
【0016】他の温度調整用流路12a,13a内にも冷
却水と熱交換を行う伝熱板20が圧入されて流路12a,
13aと平行な状態に配設され、伝熱板20の側端部2
0a,20bが流路12a,13aの内周面12b,13bに密
着した状態に当接している。これにより伝熱板20とコ
ア型12,分割型13との間の熱伝達がスムーズに行わ
れるようになっている。また、伝熱板20により流路1
2,13aは複数の流路に仕切られた状態となっている。
【0017】温度調整用流路11aの端部は図2に示す
ホース接続体30が螺着されるものであり、ホース接続
体30は、流路11aの雌ネジ16に螺合する雄ネジ部
31とその螺合を締め付けていくナット部33とホース
(図示せず)を接続するホース接続部34とを有してい
る。
【0018】そして、ホース接続部34にホース(図示
せず)を接続することにより、ホースに流れる冷却水が
ホース接続体30の孔35を介して流路11aへ流れて
いくようになっている。流路11aの他方の端部にもホ
ース接続体30を螺着させ、ホース接続部34にホース
(図示せず)を接続して、流路11aに流れてきた冷却水
をホースへ流していくものである。
【0019】同様に他の温度調整用流路12a,13aの
両端にもホース接続体30を螺着させ、ホース接続部3
4にホースを接続して流路12a,13aに冷却水を流す
ものである。
【0020】ところで、流路11a,12a,13a内に伝
熱板20が圧入されてキャビティ型11,コア型12,分
割型13と伝熱板20との間の熱伝達がスムーズに行わ
れることにより、冷却水と熱交換する伝熱面積が伝熱板
20の両面の面積分だけ増加した状態とる。これにより
金型10の冷却効果が上がり、図4のグラフに示すよう
に短時間で成形品を冷却することができ、成形サイクル
の短縮を図ることができる。また、熱交換する伝熱面積
の増加により金型10を所定の型温度に調整することが
容易となる。さらに、伝熱板20は金型10と異なる材
質でよいので、伝熱板20を金型10より熱伝導率のよ
い金属で構成すれば冷却効率を高めることができる。
【0021】伝熱板20は、各流路11a,12a,13a
に平行に配設され、各流路11a,12a,13aは複数の
流路に仕切られた状態となっているので、その流路抵抗
は殆ど増加せず、流路11a,12a,13a内の冷却水の
流れに支障を来すことはなく、冷却水を十分に流すこと
ができる。
【0022】図5および図6は他の実施例を示したもの
であり、図5に示すものは断面が十字形状の伝熱板40
を各流路11a,12a,13aに圧入したものである。十
字形状の伝熱板40により熱交換する伝熱面積を大きく
したものである。
【0023】図6に示すものは6枚の板41a〜41fを
放射状に組み付けた伝熱板41を各流路11a,12a,1
3aに圧入してたものである。これは、図5に示すもの
よりさらに熱交換する面積を大きくしたものである。
【0024】上記実施例はいずれも温度調整用流路11
a,12a,13aに冷却水を流す場合について説明した
が、これに限らず例えば油を流すものであってもよい。
【0025】また、上記実施例は樹脂の射出成形の金型
について説明したが、鋳型にも適用できることは勿論で
ある。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、温度調整用流路内に伝熱板を流路と平行に且つ流路
の内周面に当接させるとともに前記流路を複数の流路に
仕切って配設したものであるから、熱媒体と熱交換する
伝熱面積が伝熱板の両面の面積分だけ増加した状態とな
り、これにより金型の冷却効果が上がり、成形品を短時
間で冷却することができ、成形サイクルの短縮を図るこ
とができる。また、熱交換する伝熱面積の増加により金
型を所定の型温度に調整することが容易となる。
【0027】さらに、伝熱板で流路を複数に流路に仕切
っているだけなので、熱媒体を流路に十分に流すことが
できる。また、伝熱板は金型と異なる材質でよいので、
伝熱板を金型より熱伝導率のよい材質で構成すれば冷却
効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる成形用金型の構成を示した断
面図である。
【図2】伝熱板を流路に圧入する状態を示した斜視図で
ある。
【図3】流路に伝熱板が圧入された状態を示した断面図
である。
【図4】成形品の冷却時間を示したグラフである。
【図5】他の実施例の伝熱板を流路に圧入した状態を示
した断面図である。
【図6】他の実施例の伝熱板を流路に圧入した状態を示
した断面図である。
【図7】従来の成形用金型の構成を示した断面図であ
る。
【符号の説明】
10 成形用金型 11 キャビティ型 11a 温度調整用流路 12 コア型 12a 温度調整用流路 14a 型面 20 伝熱板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型成形用のキャビティ型とコア型とを備
    え、このキャビティ型とコア型の型面に沿って熱媒体を
    流す温度調整用流路がキャビティ型やコア型型に設けら
    れた成形用金型において、 前記温度調整用流路内に前記熱媒体と熱交換を行う伝熱
    板を流路と平行に且つ流路の内周面に当接させるととも
    に前記流路を複数の流路に仕切って配設したことを特徴
    とする成形用金型。
JP16529393A 1993-07-05 1993-07-05 成形用金型 Pending JPH0716899A (ja)

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JP16529393A JPH0716899A (ja) 1993-07-05 1993-07-05 成形用金型

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JP16529393A JPH0716899A (ja) 1993-07-05 1993-07-05 成形用金型

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JPH0716899A true JPH0716899A (ja) 1995-01-20

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ID=15809583

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JP16529393A Pending JPH0716899A (ja) 1993-07-05 1993-07-05 成形用金型

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010206928A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Yaskawa Electric Corp リニアモータ、リニアモータの電機子、リニアモータの電機子の製造方法
KR101239958B1 (ko) * 2005-11-21 2013-03-06 삼성전자주식회사 금형장치
JP2020162663A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 株式会社藤商事 遊技機
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EP3981572A1 (en) * 2020-10-09 2022-04-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Mold cooling structure
KR20220107709A (ko) * 2021-01-26 2022-08-02 오광문 사출 금형

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