JPH07167684A - 水流内で測定器械を定置に位置決めするための装置 - Google Patents

水流内で測定器械を定置に位置決めするための装置

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JPH07167684A
JPH07167684A JP5195985A JP19598593A JPH07167684A JP H07167684 A JPH07167684 A JP H07167684A JP 5195985 A JP5195985 A JP 5195985A JP 19598593 A JP19598593 A JP 19598593A JP H07167684 A JPH07167684 A JP H07167684A
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JP
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rope
rope guide
flange
tube sleeve
buoyancy
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JP5195985A
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Gerd Rohardt
ローハルト ゲルト
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Alfred Wegener Insitut fuer Polar und Meeresforschung
Original Assignee
Alfred Wegener Insitut fuer Polar und Meeresforschung
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D11/00Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D11/30Supports specially adapted for an instrument; Supports specially adapted for a set of instruments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B22/00Buoys
    • B63B22/18Buoys having means to control attitude or position, e.g. reaction surfaces or tether
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P5/00Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 繋留ロープシステム、測定器械及び浮力体か
ら成る係留装置によって水流内で測定する場合に、全て
の使用パラメータ、特に作業費用、作業時間及び材料使
用量を、使用される係留装置の操作性を改善することに
よって減少することにある。 【構成】 本発明では浮力体の防護被覆体及びロープガ
イドが共通の成形部材に統合されている。これによって
付加的な構成部材が省かれる。成形部材が係留ロープに
適当な挿入スリットを介して直接差し嵌められている。
これによって著しく時間が節約される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水流内で測定器械を定
置に位置決めするための装置であって、測定器械を支持
する繋留ロープシステムを備え、この繋留ロープシステ
ムが底点に対して緊張状態で保持するために防護被覆さ
れた浮力体を有していて、この浮力体がロープガイドを
介して自由に回動可能にかつ摺動可能に繋留ロープに結
合されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような鉛直な繋留装置は例えば、使
用される測定器械によって海洋中の種々のパラメータを
記録するために、海洋学において使用される。この場
合、水流の速度及び温度のような個々の物理学的な値の
測定、並びに、汚物、砂又はプランクトン含有物を規定
するための粒子調査をも実施できる。
【0003】連続的な一連の測定は海水状態を不変に監
視するのに著しく役立つ。正確な再現可能な測定のため
に、繋留ロープシステムを緊張して張設しかつ水流内で
傾き難くする必要がある。このことは、繋留ロープが、
流れ抵抗を考慮して個々の浮力体としての適当な浮力装
置を備えることによって、得られ、前記浮力体は測定器
械を備えた繋留ロープシステム全体の重量を中立化する
(正味・浮力)。
【0004】ブレーメン在、ナオチルス(nautilus)・
マリーン・サービス・GmbH社、1991年発行、パ
ンフレット”新深海計器繋留装置=New deep sea in
struments moorings=”から、繋留ロープに浮力体
(防護被覆体としてのプラスチックシェル体内に設けら
れた中空のガラス球体)を回動可能にかつ摺動可能に結
合するために特殊な固定ブロック(既にアルフレッド・
ワーグナー研究所で開発されている”Eddygrip”)を使
用することが公知である。
【0005】このような固定ブロックによって浮力体の
流れ抵抗は下流側への浮力体のねじれを受けない回動性
によって減少されかつ正味・浮力は浮力体を固定するた
めの繋留ロープシステム内の取り付けフレーム又はチェ
ーンを付加的に省くことによって著しく改善される。
【0006】公知の固定ブロックは互いにねじ結合され
る2つの半割体から形成されている。この場合同時にプ
ラスチックシェル体はそれぞれの固定ブロックの一方の
側にかつ繋留ロープは他方の側でねじ結合される。
【0007】このようなオン・ロープ固定法は従来使用
されたイン・ロープ固定法に比して著しい利点をもたら
すけれども、浮力を減少させる付加的な固定ブロックの
ねじ結合によって比較的高い取り付け費用が必要にな
る。この場合工具及び海水に耐えるねじが必要である。
【0008】多数の浮力体を支持するロープ区分を予め
製作することも不都合なことである。それというのも、
ロープ区分は別の重い結合部材を介して繋留ロープシス
テム内に取り付けられねばならないからである。更にこ
のようなロープモジュールの場合運搬及びデッキにおけ
る操作が面倒で困難である。
【0009】しかも測定個所における著しく高い作業コ
ストに基づき繋留ロープシステムは制限された作業員、
材料及び機械的な補助手段を使用して簡単かつ迅速に解
体されかつ組立てられねばならない。取り付け時間は短
くする必要があるにも拘わらず、浮力体を使用する場合
数及び取り付け場所の点で申し分のない操作性及び可変
性が保証されねばならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
の技術的な、経済的な及び論理的な問題の解決策を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によれ
ば、ロープガイドが浮力体用の防護被覆体と共に直接共
通の成形部材内に統合されていてかつ、それぞれ任意の
個所で繋留ロープに成形部材を直接差し嵌めるために繋
留ロープ用の滑落を防止する挿入スリットを備えている
ことによって解決された。
【0012】
【発明の効果】浮力体の防護被覆体内にロープガイドを
統合することによって付加的な固定部材ひいては浮力体
を取り付けるための全ての作業ステップ、作業工具及び
作業手段が省かれる。同様に特に有利には、繋留ロープ
にロープガイドひいては浮力体を簡単に被せることがで
きるという利点が得られる。
【0013】結合は滑落を防止する挿入スリット内に繋
留ロープを挿入することによって組立て工具を使用する
ことなしに手で簡単に行うことができ、従って繋留ロー
プは直接ロープガイド内に滑り込ませかつ簡単に抜き出
すことによって再び解離することができる。繋留ロープ
にそれぞれの固定ブロックをねじ結合するための海水に
耐えるねじが省かれひいては場合によって生ずるシステ
ムにおける固定脆弱個所が除かれる。
【0014】更に極めて堅いねじ結合によりロープガイ
ド内で繋留ロープがロックされるという危険が生ずるこ
とはない。ロープガイドの全耐負荷性は共通の成形部材
内にロープガイドと防護被覆体とを構造的に統合するこ
とによって保証される。繋留ロープと浮力体との特に簡
単な結合形式によってこのような結合を僅かな作業員に
よって特に迅速に行うことができる。それ故浮力体は繋
留ロープシステムの取付中に現場で直接差し嵌めること
ができる。
【0015】それぞれ測定器械の重量に相応に適合した
数の浮力体が測定器械の上側で位置決めされる。この場
合このような適合は、重量変化を直ちにしかも簡単に考
慮できるように、個々に行われる。予め組み立てられた
浮力体の面倒な前取り付け又は変更は不要である。
【0016】個々の浮力体は取り付けられた嵩高の固定
部材を用いることなしに又は予め組立てられたモジュー
ル形式で極めて良好に操作可能でかつ積み込み可能であ
る。海水下で浮力体を後で取り付けることもできる。浮
力体はそれぞれ任意の個所で差し嵌めることができるの
で、繋留ロープシステムは何時でも何らかの形式で変更
又は解体することができる。
【0017】本発明の有利な構成では、統合されたロー
プガイドは成形部材の外面に配置される。これによって
浮力体全体の比較的複雑なスリット付け作業(例えば中
央軸線に沿ってロープガイドを有する円筒状の浮力体の
場合)が回避される。
【0018】特に統合されたロープガイドは少なくとも
1つのフランジを有し、このフランジは斜めに延びる挿
入スリットを有し、この場合挿入スリットの延び方向に
沿って端部がロープガイド軸線から軸平行にできるだけ
遠ざけられて位置している。
【0019】この場合フランジの数及び配置はそれぞれ
の浮力体の防護被覆体の幾何学的な形状に関連してい
る。球形の防護被覆体の場合単一のフランジが設けら
れ、縦長に延びる浮力体の場合互いに間隔を置いて位置
する比較的短い2つ以上のフランジ又は連続した長いフ
ランジが設けられる。
【0020】この場合それぞれの挿入スリットの経過に
おいて、挿入されたロープが再び滑落しないように挿入
スリットがロープガイド軸線に対して斜めに延びること
が重要である。
【0021】挿入スリットが一方向でのみ傾斜している
場合には、挿入スリットの端部はロープガイド軸線に対
してできるだけ大きな間隔を有する必要がある。挿入ス
リットが方向を変えて斜めに、即ちサインカーブ状又は
螺旋状に延びる場合には、ロープガイド軸線から大きな
間隔を得るために、挿入スリットの延びの振幅は適当に
大きくされねばならない。
【0022】しかしながらこのような挿入スリットの製
作は比較的面倒であるので、本発明の特に有利な構成で
は、統合されたロープガイドが少なくとも1つのフラン
ジを有し、このフランジがロープガイド軸線に対して平
行に直線的に延びる挿入スリットを有していて、この挿
入スリットがフランジ幅に相応してスリットを付けられ
た被せ嵌め可能な管スリーブによって閉鎖可能である。
【0023】このような挿入スリットの製作は面倒では
ない。この場合、挿入された繋留ロープが不意に再び滑
落することを阻止するために、管スリーブが多数の短い
スリット又は長いスリットを閉鎖するかは、差程重要で
はない。ロープガイド軸線に沿ったこのような挿入スリ
ットの幾何学的な経過は挿入された繋留ロープを確実に
確保するには十分なものではない。
【0024】管スリーブは同様にフランジ幅に相応して
極めて簡単に、スリットなしのスリーブ部分が挿入スリ
ットを閉鎖するように、スリットを付けることができ
る。被せ嵌め(及び取り外し)は簡単に手で行うことが
できるので、管スリーブは定着されるが堅く締め付けら
れることはない。
【0025】有利には、挿入スリットを有する長いフラ
ンジの場合、その長さに基づいて確実に案内される管ス
リーブのみが必要である。付加的に管スリーブは成形部
材の安定性及び特にロープガイドの安定性を高める。
【0026】本発明による繋留装置の別の構成では、有
利なストッパを得るために、管スリーブの上端にストッ
パフランジが設けられていて、このストッパフランジま
で管スリーブが成形部材上に差し嵌め可能である。従っ
てロープガイド範囲での成形部材における管スリーブの
位置決めは一義的に行われる。
【0027】この場合浮力体は浮力作用を受けて激しく
ストッパまで滑動するので、管スリーブの紛失防止機能
ひいては繋留ロープの脱落防止機能が確実に得られる。
同時にストッパフランジは、浮力体の自由回転性を妨げ
ることなしに、繋留ロープに不動に取り付けられたスト
ッパブロックに対する浮力体用のストッパとして用いら
れる。
【0028】ストッパブロックは浮力作用下での浮力体
の摺動を制限しかつ使用状態で繋留ロープを緊張状態で
保持するために繋留ロープに浮力を確実に伝達するため
に用いられる。受け止め状態ではストッパブロックは、
例えば浮力体自体又は測定器械を防護するために、個々
の浮力体の著しい滑動を阻止する。
【0029】ストッパブロックは冒頭に述べた”Eddygr
ip”(ナオチリス・パンフレット)を有する繋留ロープ
システムから公知でありかつ同様に、アルフレッド・ワ
ーグナー研究所で開発されている。既に述べたように、
ストッパフランジは浮力作用下で成形部材を固定するの
に用いられる。しかしながら受け止め状態では個々の浮
力体は特に重力にさらされる。
【0030】この場合、不動に固着されるが堅く締め付
けられない管スリーブから成形部材が滑落することを阻
止するために、本発明の有利な構成では有利には、管ス
リーブが終端位置において下端範囲で確保ピンによって
成形部材に固定可能である。この確保ピンは繋留ロープ
システムを敷設しかつ手繰る場合にのみ必要であるが、
海水中において妨げになることはない。確保ピンは例え
ば端部を拡開される簡単な割ピンであり、この割ピンは
同様に工具を用いずに使用されかつ拡開された端部を簡
単に圧縮又は鋏取ることによって取り外すことができる
ので、浮力体の差し嵌め及び取り外しが困難になること
はない。
【0031】繋留ロープシステムの安定性のために正味
・浮力、即ち流れ抵抗を差し引いた純粋な浮力が特に重
要である。繋留ロープシステムの浮力は、高い流れ抵抗
が生ずるため容量的に任意に大きくすることができない
ので、繋留ロープシステムの質量を減少させることが重
要である。この場合有利には、極めて僅かな付加的な結
合部材で十分であるという本発明による係留装置の既に
述べた利点が重要である。
【0032】この場合、別の観点を目的とした本発明の
別の構成により、統合されたロープガイドを有する成形
部材、管スリーブ及び確保ピンが浮力を中立化する材料
から形成される場合には、これら構成部材は正味・浮力
リストから抹消される。従ってこれら構成部材は評価の
ために不要であり、このことは極めて長い繋留ロープシ
ステムにおいてこのような多数の構成部材が使用される
場合に特に有利である。
【0033】浮力作用は、成形部材、管スリーブ及び確
保ピンが密度1以下の材料から製作される場合には、一
層高められる。
【0034】共通の成形部材内に本発明によるようにロ
ープガイド及び防護被覆体を統合するのに適した一連の
異なる浮力体が得られる。浮力体は球被覆体(アメリカ
合衆国特許第3423777号明細書、1965年)、
円筒状の防護被覆体(アメリカ合衆国特許第30776
14号明細書、1960年)又は重ね合わせて積層され
た多数の小さな防護被覆体(ハーゲヌーク社、1975
年、海洋学的な繋留システム)を有していてかつ中央軸
線に沿って防護被覆体内部にロープガイドを有してい
る。このような浮力体は通常不変に空気封入容積の大き
な孔付き発砲体によって充填されている。
【0035】別の本発明の繋留装置の有利な構成では、
成形部材が中空室を形成する互いに接触する2つの半割
シェル体から形成されていて、この半割シェル体がロー
プガイドの範囲で一方のサイドで、被せ嵌められる管ス
リーブによってのみ結合可能である。
【0036】ベントス・インコーポレイテッド社(デー
タシート204、1979年)のパンフレット”深海ガ
ラス球体”から、2つの半割シェル体から成るプラスチ
ック被覆体(ハードハット=hardhat)を有する真空球
体から構成された浮力体が公知であるけれども、このよ
うな被覆体は統合されたロープガイドを有しておらずひ
いては本発明によるような成形部材を有していない。こ
のような浮力体は繋留ロープに取り付けるために付加的
な固定部材(例えば Eddygrip)を必要とする。
【0037】分割された防護被覆体の場合、例えばガラ
ス球体の内部の視覚制御が可能にされる。このことは特
に、半割シェル体の閉鎖体がロープガイド側で簡単に被
せ嵌められる管スリーブによるだけで形成されることに
よって、簡略化され、これにより上記全ての利点が得ら
れる。
【0038】管スリーブはしっかり定着しかつこれにも
拘わらず、空洞を回避するために半割シェル体内への海
水の進入が可能にする。ガラス球体の視覚制御のため
に、両半割シェル体を僅かに開放することができる。こ
のことは、半割シェル体がロープガイドとは反対側でね
じ結合されるため、可撓性のシェル体を僅かに曲げ開く
ことによって行われる。
【0039】しかも定置のサイドを簡単な蝶番によって
形成でき、この蝶番はシェル体自体の部分から又は付加
的な部材から形成される。しかしながら特に有利には、
半割シェル体がロープガイドとは反対側のサイドで少な
くとも1つのフランジを有していて、このフランジを介
して両半割シェル体を互いに固定するために同様にフラ
ンジ幅に相応してスリットを付けられた管スリーブが押
しずらし可能である。
【0040】所要の結合部材の数はこの措置によって一
層減少される。組立ては簡単に行われ、この場合にも組
立て工具は不要である。半割シェル体は視覚制御のため
に完全に分解でき、これによってガラス球体を特に簡単
かつ迅速に交換することができる。
【0041】更にこのような本発明の構成の場合、半割
シェル体は、少なくともロープガイドの範囲で、互いに
正確に位置決めするために嵌め合い溝を有している。取
り付け時の半割シェル体の滑動及び浮力作用下での開放
は付加的な形状接続手段によって確実に阻止される。特
に、溝としての嵌め合い部によって付加的な構成部材が
省かれる。
【0042】本発明の別の構成では特に有利には、半割
シェル体は同一の構成部材から形成されている。これに
よって半割シェル体の製作が一層著しく簡略化される。
常に同一の構成部材が互いに結合されるので、予備選別
は不要である。これによってスペア部材ストックが簡略
化される。
【0043】このことは特に、フランジが両側で同一に
形成されている場合にも該当するので、同じ管スリーブ
を使用できるようになる。製作費用の僅かな大量生産品
としての同一の構成部材を製作することによって、経済
的な意味で著しい利点が得られる。
【0044】本発明による繋留装置の別の有利な構成で
は、繋留ロープシステムは妨げにならない一貫した単一
の繋留ロープから形成される。このことは、全ての構成
要素をオン・ロープ固定法に従って繋留ロープに結合で
きるということを意味している。組み込まれたチェーン
又はフレーム並びに予め製作されたロープモジュールは
不要である。
【0045】このために全ての所要の構成部材並びに測
定器械は本発明による成形部材を備えていて、即ち、こ
の構成部材の表面には統合されたロープガイド(通常外
面でフランジ形状)が設けられかつ簡単にロープを挿入
される。確保は矢張り管スリーブを被せ嵌めることによ
って行われる。
【0046】繋留ロープシステムの既に設けられた測定
器械又は別の構成部材にフランジ状のロープガイドを取
り付けることは僅かな費用で実施できる。測定器械又は
別の構成部材の鉛直方向での固定が必要である場合に
は、このことは公知の形式で繋留ロープにストッパブロ
ックを適当に取り付けることによって行うことができ
る。
【0047】敷設及び手繰り過程は簡単な差し嵌めに基
づき特に簡単に行うことができる。異なる構成部材の数
は極めて僅かである。人件費、材料費が減少されかつ作
業時間が短縮される。
【0048】
【実施例】水流2内に位置する第1図で図示の繋留装置
1はプラスチックから成る繋留ロープシステム3(商標
名 kervlar)を有していて、この繋留ロープシステム
の上端にはブイ4がかつ底点にはロッド5を介して基礎
重り6が固定されている。結合は、それぞれブイ4もし
くは基礎重り6に設けられたリング9及びロープシンブ
ル8内に係合するシャックル7を介して行われる。
【0049】ブイ4と基礎重り6との間には水流2内で
繋留ロープシステム3が鉛直方向で緊張して張設されて
いる。ロッド5の中央では安定した回転軸受け10に測
定器械11が配置されている。この測定器械11は、測
定器具、この場合流量計13を収容するケーシング12
を有している。測定器械11とは反対側に設けられたに
方向調整片14によって測定器械11は流れ方向に回動
する。
【0050】繋留ロープシステム3の上端範囲には浮力
体5が差し嵌められている。この浮力体15は水中で作
用する浮力によって矢印X方向で上向きにストッパブロ
ック16に押し付けられ、このストッパブロック16は
繋留ロープ3に摩擦接続的に結合されていてかつ浮力を
伝達する。浮力体15はそれぞれ1つの成形部材17
(材料プラスチック、浮力中立)を有していて、この成
形部材17自体は防護被覆体18及びロープガイド19
(図面では鎖線で図示)を統合している。
【0051】ロープガイド19は成形部材17の外面で
長いフランジ21内に設けられている。繋留ロープ3は
直線的に延びる挿入スリット22(図面では図平面内)
を介してロープガイド19内に挿入される。挿入スリッ
ト22はフランジ幅に亘ってスリットを付けられた管ス
リーブ23を被せ嵌めることによって閉じられひいては
挿入スリット22からの繋留ロープの脱落を防止する。
【0052】第2図では第1図による浮力体15の成形
部材17を単独部材として平面図で図示している。成形
部材17は2つのプラスチックから成る半割シェル体2
4,25を有していて、この半割シェル体24,25は
互いに接していて(図平面内)かつ例えば真空ガラス球
体を収容する中空室26を形成している。
【0053】外面20において一方のサイド27に沿っ
て成形部材17は長いフランジ21を有していて、この
フランジ21内にはフランジ全体に亘って縦長の孔とし
てのロープガイド19が設けられている(図面では鎖線
で図示)。ロープガイド19とは反対側のサイド28で
は成形部材17は上側及び下側の斜めに面取りされた縁
部29,30においてそれぞれ3つの孔31を有してい
る。
【0054】両半割シェル体24,25を摩擦接続的に
結合するために、中央の孔31のみがねじ結合部材を備
えていれば十分であるので、半割シェル体は、例えば監
視目的のために、サイド27で互いに結合されていない
限りにおいて多少拡開可能である。ロープガイド19の
下側範囲32では、確保目的のために、成形部材17は
別の孔33を有している。
【0055】第3図では成形部材17を第2図I−I線
に沿った断面図で図示している。成形部材17は2部分
から構成され、成形部材の半割シェル体24,25は接
合平面34に沿って互いに接触している。ロープガイド
19を有するサイド27で外面20では長いフランジ2
1は同様に断面図で図示されている。
【0056】フランジ21は材料を節約する目的で円形
に形成されていてかつ2つの小さな半割シェル体35,
36から形成されていて、この半割シェル体の内部は縦
長の円形の中空室としてのロープガイド19を形成して
いる。ウェブ37を介してフランジ21は半割シェル体
24,25に結合されている。
【0057】ロープガイド19を小さな半割シェル体3
5,36及びウェブ37を介して大きな半割シェル体2
4,25と統合することによって共通の成形部材17が
形成される。成形部材17が2部分から形成されること
によって生ずる分離接合部38はフランジ21の外面3
9で延びている。
【0058】ロープガイド19内に繋留ロープを挿入す
るために、半割シェル体24,25はロープガイド19
とは反対側のサイド28に対して多少拡開される。この
場合、分離接合部38はロープガイド19に対して直線
的に平行に延びる挿入スリット22を形成する。繋留ロ
ープを挿入した後で小さな半割シェル体35,36は接
合平面34に沿って再び互いに接触するので、第1の脱
落防止手段が得られるが、いずれにせよ使用ケースおい
ては十分なものではない。
【0059】ロープガイド19内で繋留ロープ3を確実
に確保するために直線的な挿入スリット22の場合管ス
リーブ23が必要であり、この管スリーブは第4図で単
独部材として図示されている(図示されてない符号は前
記の図面参照)。管スリーブ(材料 RCH 100
0、浮力中立)は操作し易くするために円形に形成され
かつ成形部材17のウェブ37に差し嵌めるために押し
被せスリット40を有している。
【0060】管スリーブ23の内側半径41は、管スリ
ーブ23が簡単な嵌め合いで成形部材17のフランジ2
1を介して押しずらすことができるように、設計されて
いる。成形部材17に当接させるために管スリーブ23
はストッパフランジ42を有していて、このストッパフ
ランジ42は第4図II−II線に沿った断面図である第5
図で図示されている(第4図では鎖線で図示)。
【0061】ストッパフランジ42は管スリーブ23の
上側の制限部を形成し、ほぼ20mmの厚さを有しかつ
ほぼロープ直径に相応する半径43を有している(繋留
ロープ3は鎖線で図示)。管スリーブ23の長さ44の
設計はフランジ21の長さに応じて、管スリーブ23が
全フランジ長さをカバーするように、行われる(第5図
で破断して図示)。
【0062】記述の構成において管スリーブ23被せ嵌
めるためにまず管スリーブ23は成形部材17の上側で
繋留ロープ3に差し嵌められかつ次いで押し被せスリッ
ト40によって成形部材17のウェブ37及びフランジ
21を介してストッパフランジ42まで押しずらされ
る。取り外しは逆の順序で行われる。
【0063】重力作用下で被せた状態で管スリーブ23
を確保するために第6図断面図で図示された確保手段が
必要であり、この確保手段は成形部材17の下側範囲3
2に設けられかつ確保ピン45(材料 プラスチック、
浮力中立)が挿入される孔33(鎖線で図示)を有して
いる。管スリーブ23はフライス加工部46を有してい
て、このフライス加工部内には確保ピン45が係合しか
つこのようにして管スリーブ23を確実に成形部材17
上で固定する。
【0064】第6図III−III線に沿った断面図である第
7図では確保ピン45は横断面図で図示されている。確
保ピン45は孔33内に係合しかつ成形部材17の両半
割シェル体24,25を貫通している。確保ピンの端部
にはスリット47及び突起48が設けられている。突起
48は差し込み状態で確保ピンを固持する。スリット4
7内で突起48を圧縮することによって別の工具を用い
ることなしに確保ピン45を取り外すことができる。迅
速に取り外すために突起を鋏み取ることもできる。
【0065】管スリーブ23(図示せず)を被せ嵌める
際に成形部材17の半割シェル体24,25が滑動しな
いようにするために、半割シェル体はウェブ37の範囲
で内側49,50に台形状に延びる嵌め合い部51を有
していて、この嵌め合い部51は第3図IV−IV線に沿っ
た断面図である第8図で部分的に図示されている。この
ような嵌め合い部51はプラスチックで比較的簡単に製
作できる。それというもの成形部材17全体が注型され
るからである。当然例えばピンのような別の嵌め合い経
過又は嵌め合い形式も可能である。
【0066】第9図では本発明による浮力体の別の実施
例を側面図で図示している。この場合成形部材60は2
つのフランジ61,62を有していて、このフランジは
互いに間隔を置いて配置されていてかつ孔63,64内
でロープガイド19を支持している。ロープガイド内に
繋留ロープを挿入するために、フランジ61,62は斜
めに延びる挿入スリット65,66を有している。
【0067】繋留ロープの挿入状態は鎖線で図示されて
いる。挿入された繋留ロープを付加的に確保するため
に、緊張状態で保持することによって繋留ロープを再び
滑落させないようにする必要はない。このためにいずれ
にせよ、端部67乃至90がロープガイド軸線71に対
してできるだけ大きな間隔を有する必要がある。それ故
極めて小さなフランジの場合付加的な確保措置が講じら
れる。
【0068】第10では深海で使用された完全な繋留装
置80を図示している。この場合繋留ロープシステム3
は妨げにならない一貫した単一の繋留ロープ81を有し
ている。このような繋留装置80の取り付けは特に簡単
である。それというのもロープ区分、チェーン、ロッド
又はフレームを取り付けるための全ての中間部材が省略
されるからである。
【0069】単一の繋留ロープ81は綱83を介して浮
遊体84に結合されたブイ82と基礎重り85との間で
保持される。緊張状態で保持するために、完全に対称的
にしかも同一に構成された2つの半割シェル体88から
成る成形部材87を有する浮力体86が用いられる。ロ
ープ側では並びにロープとは反対側のサイド89では半
割シェル体88は管スリーブ90によって互いに結合さ
れている。浮力伝達はストッパブロック91を介して行
われる。
【0070】浮力体86の下側には同様にオン・ローブ
固定法によって測定器械92が繋留ローブに結合されて
いる。このために測定器械は既に述べた形式に従ってロ
ープガイド93及び確保手段94を有していてかつそれ
ぞれ2つのストッパブロック91の間で固定されてい
る。
【0071】記述の措置によって簡単かつ迅速に達成で
きる完全な繋留装置の組立て及び解体は繋留装置の分野
で著しい経費節減をもたらす。それというのも作業時間
及び材料ひいては設置時間が減少されかつ高価な調査船
の乗組員及び技術員の活動面が大きくなるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浮力体を有する繋留装置を示す図。
【図2】第1図の浮力体の成形部材の平面図。
【図3】第1図の浮力体の成形部材の断面図。
【図4】第1図の成形部材上に被せ嵌められる管スリー
ブの平面図。
【図5】第1図の成形部材上に被せ嵌められる管スリー
ブの断面図。
【図6】確保手段範囲の第1図の浮力体の拡大図。
【図7】第6図の確保手段の断面図。
【図8】ロープガイド範囲の第1図の浮力体の成形部材
の断面図。
【図9】浮力体を有する本発明の別の繋留装置を示した
図。
【図10】深海で使用される完全な繋留装置を示す図。
【符号の説明】
3,81 係留ロープ 15,86 浮力体 17,60,87 成形部材 18 防護被覆体 19,93 ロープガイド 21,61,62 フランジ 22,65,66 挿入スリット 23,90 管スリーブ 24,25,88 半割シェル体 26 中空室 27,28,89 サイド 42 ストッパフランジ 45 確保ピン 67,68,69,70 端部 71 ロープガイド軸線

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水流内で測定器械を定置に位置決めする
    ための装置であって、測定器械を支持する繋留ロープシ
    ステムを備え、この繋留ロープシステムが底点に対して
    緊張状態で保持するために防護被覆された浮力体を有し
    ていて、この浮力体がロープガイドを介して自由に回動
    可能にかつ摺動可能に繋留ロープに結合されている形式
    のものにおいて、ロープガイド(19,93)が浮力体
    (15,86)用の防護被覆体(18)と共に直接共通
    の成形部材(17,60,87)内に統合されていてか
    つ、それぞれ任意の個所で繋留ロープ(3,81)に成
    形部材(17,60,87)を直接差し嵌めるために繋
    留ロープ(3,81)用の滑落を防止する挿入スリット
    (22,65,66)を備えていることを特徴とする、
    水流内で測定器械を定置に位置決めするための装置。
  2. 【請求項2】 統合されたロープガイド(19,93)
    が成形部材(17,60,87)の外面に配置されてい
    る、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 統合されたロープガイド(19)が少な
    くとも1つのフランジ(61,62)を有し、このフラ
    ンジが斜めに延びる挿入スリット(65,66)を有
    し、この場合挿入スリットの延び方向に沿って端部(6
    7,68,69,70)がロープガイド軸線(71)か
    ら軸平行にできるだけ遠ざけられて位置している、請求
    項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 統合されたロープガイド(19,93)
    が少なくとも1つのフランジ(21)を有し、このフラ
    ンジがロープガイド軸線に対して平行に直線的に延びる
    挿入スリット(22)を有していて、この挿入スリット
    がフランジ幅に相応してスリットを付けられた被せ嵌め
    可能な管スリーブ(23,90)によって閉鎖可能であ
    る、請求項2記載の装置。
  5. 【請求項5】 管スリーブ(23,90)の上端にスト
    ッパフランジ(42)が設けられていて、このストッパ
    フランジまで管スリーブが成形部材(17,87)上に
    差し嵌め可能である、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 管スリーブ(23,90)が終端位置に
    おいて下端範囲(32)で確保ピン(45)によって成
    形部材(17,87)に固定可能である、請求項5記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 統合されたロープガイド(19,93)を
    有する成形部材(17,87)、管スリーブ(23,9
    0)及び確保ピン(45)が浮力を中立化する材料から
    形成されている、請求項1から6までのいずれか1項記
    載の装置。
  8. 【請求項8】 成形部材(17,87)が中空室(2
    6)を形成する互いに接触する2つの半割シェル体(2
    4,25,88)から形成されていて、この半割シェル
    体がロープガイド(19,93)の範囲で一方のサイド
    (27)で、被せ嵌められる管スリーブ(23,90)
    によってのみ結合されている、請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 半割シェル体(88)がロープガイド
    (93)とは反対側のサイド(89)で少なくとも1つ
    のフランジを有していて、このフランジを介して両半割
    シェル体(88)を互いに固定するために同様にフラン
    ジ幅に相応してスリットを付けられた管スリーブ(9
    0)が押しずらし可能である、請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 半割シェル体(24,25,88)
    が、少なくともロープガイド(19,93)の範囲で、
    互いに正確に位置決めするために嵌め合い溝(51)を
    有している、請求項8又は9記載の装置。
  11. 【請求項11】 半割シェル体(88)が同一の構成部
    材から形成されている、請求項8から10までのいずれ
    か1項記載の装置。
  12. 【請求項12】 繋留ロープシステム(80)が妨げに
    ならない一貫した単一の繋留ロープ(81)からのみ形
    成されている、請求項1から11までのいずれか1項記
    載の装置。
JP5195985A 1992-08-08 1993-08-06 水流内で測定器械を定置に位置決めするための装置 Pending JPH07167684A (ja)

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