JPH07167565A - 焼結鉱クーラーの除塵方法 - Google Patents

焼結鉱クーラーの除塵方法

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JPH07167565A
JPH07167565A JP5312046A JP31204693A JPH07167565A JP H07167565 A JPH07167565 A JP H07167565A JP 5312046 A JP5312046 A JP 5312046A JP 31204693 A JP31204693 A JP 31204693A JP H07167565 A JPH07167565 A JP H07167565A
Authority
JP
Japan
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sintered ore
ore
cooler
dust
sinter
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5312046A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Koyanagi
保章 小柳
Kazutoshi Matsumoto
和俊 松本
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼結鉱クーラー内の粉塵を除塵する。 【構成】 冷却ガス12は、冷却ブロアー9により大気
吸引され、クーラーパン6の下方から流入し、クーラー
パン6内で焼結鉱2と熱交換した後、含塵排ガス13と
なって排気筒10から大気中に放散される。含塵ガス1
3中の微粉鉱は、噴霧ノズル14より噴霧される水と空
気の2層流体中の噴霧水滴と衝突してたたき落とされ、
焼結鉱成品内に沈降付着する。焼結鉱成品内に沈降付着
した微粉鉱は、焼結鉱成品とともにクーラパン6の排鉱
部8から排出される。これにより、微粉鉱の80〜90
%が焼結鉱成品内に沈降残留し、クーラー排鉱部8から
排出される。 【効果】 安価な設備費で除塵できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、焼結鉱をクーラーで
冷却する場合に発塵を防止する方法であり、焼結鉱冷却
後の排ガス中の粉塵を効率的かつ経済的に除去すること
のできる除塵方法に関する。
【0002】
【従来の技術】焼結機から排鉱された焼結鉱は、1次ク
ラシャーにて破砕され、ホットスクリーンによって篩い
分けられた後、焼結鉱クーラーに給鉱されて冷却され、
クーラー排鉱部から排出されるが、焼結鉱冷却後の排ガ
スは排気筒と呼ばれる煙突から排出される。
【0003】この排ガスの中には多量の粉塵が含有され
ているので、粉塵を除去してから大気中に放散する必要
がある。そのため、従来から冷却後の含塵ガスをルーパ
ー式集塵機やスプレータイプの湿式集塵機等の簡易集塵
装置に導き、集塵後排気筒から放出するという方法がと
られている。
【0004】また、特開昭5−79770号公報には、
焼結鉱クーラーの集塵方法として、図2に示すように、
クーラー21の前半部を強制発塵ゾーン22、後半部を
冷却ゾーン23というように分割し、冷却前半部におい
てクーラーパン上の風速を他の部分よりも大きくするこ
とで、強制的に発塵させ、冷却前半部の含塵ガスのみを
集塵機24で処理して、排気筒25aから大気中に放散
し、後半部の冷却ゾーン23の排ガスは、集塵機を通さ
ずに排気筒25bから大気中に放散する方法が提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
焼結鉱クーラーの集塵方法には、次のような問題点があ
った。 (1)ルーパー式集塵機やスプレータイプの湿式集塵機
等の簡易集塵装置を使用する方法 コスト面では有利であるが、捕集効率が極めて低く、多
量の粉塵が排気筒から大気中へ排出されるという問題点
がある。 (2)特開平5−79770号公報による方法 クーラーパン上の風速を増大させるため、大容量の強制
発塵用の冷却ブロアーが必要となり、設備費が多大なも
のとなる。
【0006】また、冷却ブロアーの増強により、ランニ
ングコストが大幅に増大する。さらには、強制発塵ゾー
ン内の冷却ガスの圧力が高くなるため、焼結鉱クーラー
の各開口部からの洩風量が増加し、冷却ブロアーのエネ
ルギーロスと洩風による発塵量の増大につながる。
【0007】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、安価な設備費
により効率よく除塵できる焼結鉱クーラーの除塵方法を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る焼結鉱ク
ーラーの除塵方法は、焼結鉱クーラーパン内の焼結鉱層
を通過して上昇してくる含塵排ガスに、水と空気の2層
流体を噴霧することにより、排ガス中に含まれる微粉鉱
を焼結鉱成品内に沈降付着させ、焼結鉱成品とともにク
ーラーパンの排鉱部から排出するものである。
【0009】また、含塵排ガス中に噴霧する水滴の平均
粒径が100〜300μmであるものである。さらに
は、噴霧する水滴の密度を、焼結鉱移動方向かつクーラ
ーの排気筒に近づくほど増やすものである。
【0010】
【作用】水と空気の2層流体中を焼結鉱クーラーパン内
の焼結鉱層を通過して上昇してくる含塵排ガスに噴霧す
ることにより、噴霧された水滴の微細粒子は、排ガス中
の微粉鉱の粒子と衝突し微粉鉱を焼結鉱成品内に沈降付
着させる。焼結鉱成品内に沈降付着した微粉鉱は、焼結
鉱成品とともにクーラパンの排鉱部から排出される。
【0011】効率よく除塵を行うためには、水滴の粒径
は、微粉鉱の粒径とほぼ等しいことが望ましく、すなわ
ち、直径100〜300μmの細霧状の水滴であること
が望ましい。水と空気の2層流体を使用することによ
り、この程度の大きさの水滴を得ることができる。
【0012】また、水滴の噴霧位置については、クーラ
ーパンの上部に設置された固定のフードに噴霧ノズル群
を設け、焼結鉱層を通過した直後の上昇ガス流速の遅い
領域で噴霧を行うことが望ましい。これにより、水滴と
衝突した微粉鉱粒子は、重力により効果的に沈降してい
く。
【0013】さらに、排ガスが排気筒に向かって集合す
るので、微粉鉱の量も排気筒に近づくにつれて多くな
る。従って、排気筒に近づくほどノズルの数を増やす等
により、水滴の密度を増大するようにすることが好まし
い。これにより、微粉鉱の量に見合った噴霧量を確保す
ることができる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例の焼結鉱クーラーの除塵方法
を、図1により説明する。焼結機1から排鉱された焼結
鉱2は、1次クラッシャー3、ホットスクリーン4を経
た後、焼結鉱クーラー5に給鉱されて冷却され、クーラ
ー排鉱部8から排出される。冷却ガス12は、冷却ブロ
アー9により大気吸引され、クーラーパン6の下方から
流入し、クーラーパン6内で焼結鉱2と熱交換した後、
含塵排ガス13となって排気筒10から大気中に放散さ
れる。
【0015】噴霧ノズル14は、クーラーパン6の上部
に設置されている固定のフード7の上に、焼結鉱の進行
方向に沿って複数個設け、さらに排気筒10に近づくに
つれてノズル数を増やすように配置する。噴霧ノズル1
4より噴霧する噴霧水滴は水と空気の2層流体を用い、
水圧1kg/cm2 、空気圧1kg/cm2 程度で、水
量は0.2m3 /H・ノズルとすることが望ましい。す
なわち、ノズル20本使用するとして、合計4m3 /H
くらいである。また、水滴粒子径は、微粉鉱と同等が最
適で、約100〜300μmである。
【0016】噴霧位置は、微粉鉱の沈降が促進されるよ
うに、ガス流速の遅い領域がよく、クーラーパン6内の
焼結鉱層15の表面から500〜1000mmくらいが
適当である。含塵ガス13中の微粉鉱は、噴霧水滴と衝
突してたたき落とされ、焼結鉱成品内に沈降付着する。
焼結鉱成品内に沈降付着した微粉鉱は、焼結鉱成品とと
もにクーラパン6の排鉱部8から排出される。これによ
り、微粉鉱の80〜90%が焼結鉱成品内に沈降残留
し、クーラー排鉱部8から排出される。そして、クーラ
ー排鉱部8には、集塵装置11を設けているので、発塵
することはない。
【0017】
【発明の効果】この発明により、安価な設備費で焼結鉱
クーラーの除塵ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である焼結鉱クーラーの除塵
方法を示す説明図である。
【図2】従来の焼結鉱クーラーの除塵方法を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 焼結機 2 焼結鉱 5 焼結鉱クーラー 6 クーラーパン 8 クーラー排鉱部 11 集塵装置 13 含塵排ガス 14 噴霧ノズル 15 焼結鉱層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼結鉱クーラーパン内の焼結鉱層を通過
    して上昇してくる含塵排ガスに、水と空気の2層流体を
    噴霧することにより、排ガス中に含まれる微粉鉱を焼結
    鉱成品内に沈降付着させ、焼結鉱成品とともにクーラー
    パンの排鉱部から排出することを特徴とする焼結鉱クー
    ラーの除塵方法。
  2. 【請求項2】 含塵排ガス中に噴霧する水滴の平均粒径
    が100〜300μmであることを特徴とする請求項1
    に記載の焼結鉱クーラーの除塵方法。
  3. 【請求項3】 噴霧する水滴の密度を、焼結鉱移動方向
    かつクーラーの排気筒に近づくほど増やすことを特徴と
    する請求項1または2に記載の焼結鉱クーラーの除塵方
    法。
JP5312046A 1993-12-13 1993-12-13 焼結鉱クーラーの除塵方法 Withdrawn JPH07167565A (ja)

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