JPH0716669Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0716669Y2
JPH0716669Y2 JP1991101352U JP10135291U JPH0716669Y2 JP H0716669 Y2 JPH0716669 Y2 JP H0716669Y2 JP 1991101352 U JP1991101352 U JP 1991101352U JP 10135291 U JP10135291 U JP 10135291U JP H0716669 Y2 JPH0716669 Y2 JP H0716669Y2
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manual
feeding
sheet
turned
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彰郎 飯盛
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Toshiba Corp
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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願考案は、手差し給紙による複
写動作(以下コピー動作と称する)可能とする複写機な
どの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複写機において、次のよ
うな制御を行なうものがある。まずひとつには、手差し
給紙部に手差し給紙検知スイッチおよび手差し給紙送り
込みローラを配設し、給紙がなされて手差し給紙検知ス
イッチがオンすると、送り込みローラを回転して用紙を
感光体ドラム直前のアライニングローラまで送り込み、
それと同時にアライニングローラを回転して用紙を感光
体ドラム側の転写部へ供給し、コピーを開始するもので
ある。
【0003】また、別の制御として、手差し給紙部に給
紙がなされるとその用紙を手動のままアライニングロー
ラまで到達させ、このときアライニングローラ近傍の手
差し給紙検知スイッチがオンすると、コピー可能状態と
するものがある。
【0004】ところで、後者の制御を採用した場合、部
品点数が少なく、構造が簡単で安価であるという利点が
ある。
【0005】しかしながら、この場合、アライニングロ
ーラへの用紙の到達が手動操作に依存するため、用紙が
確実にアライニングローラへ到達しないことがあり、た
とえば手差し給紙検知スイッチが一旦オンしてもその直
ぐ後にオペレータが用紙を引き抜いた場合、あるいは用
紙が手差し給紙部から落下した場合には転写部へ用紙が
供給されないため、紙づまり発生時と同様の処置が施さ
れてしまうという欠点がある。
【0006】すなわち、紙詰まり発生時はコピー動作の
中断のみならず安全のための種々の処理が施されるが、
それらを解除するのは非常に面倒であり、しかもこれら
の処置をすべて解除した後でなければ次のコピー動作が
行えないため、手差し給紙失敗後は、次のコピー動作が
即座に行えないという欠点があった。
【0007】このような事態が頻繁に発生することは、
画像形成装置の大幅な信頼性低下となる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】本願考案は上記事情に
基づいてなされたもので、その目的とするところは、手
差し給紙の失敗に際して用紙詰まり発生時と同じ処理が
なされてしまうことを防止して、信頼性の高い動作を行
うことのできる画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本願考案の画像形成装置は、用紙上に画像を形成する
画像形成手段と、この画像形成手段に用紙を搬送する搬
送手段と、前記画像形成手段による画像形成動作の開始
を指示する指示手段と、複数枚の用紙を収容する用紙収
容手段と、この用紙収容手段から用紙を取り出して前記
搬送手段に対して供給する通常給紙手段と、手差し挿入
された用紙を前記搬送手段に対して供給する手差し給紙
手段と、この手差し給紙手段に手差し用紙が挿入された
ことを検知する手差し用紙検知手段と、通常は前記通常
給紙手段から前記搬送手段に給紙するように制御し、前
記手差し用紙検知手段により前記手差し給紙手段に手差
し用紙が挿入されたことが検知されると前記手差し給紙
手段から前記搬送手段に給紙するように制御するもので
あって、前記手差し給紙手段から前記搬送手段に給紙す
るように制御されている状態において、前記指示手段に
より画像形成動作の開始が指示された時点から前記搬送
手段が搬送動作を開始する時点までの期間において、前
記手差し用紙検知手段が手差し用紙を検知しない状態が
所定時間以上継続した場合には、前記通常給紙手段から
前記搬送手段に給紙する状態に復帰させる制御手段とを
具備することを特徴とする。
【0010】
【作用】本願考案の画像形成装置は、用紙上に画像を形
成する画像形成手段と、この画像形成手段に対して用紙
を搬送する搬送手段とを有している。この搬送手段に対
しては2種類の給紙手段によって用紙が供給される。ま
た、それぞれの給紙手段に対応して2種類の給紙モード
を有している。給紙手段のうちの1つは、多数枚の用紙
を収容している給紙カセット等の用紙収容手段から用紙
を取り出して給紙を行う通常給紙手段である。この通常
給紙手段は、画像形成装置が通常給紙モードになってい
るときに動作する。
【0011】また他の給紙手段として、手差し挿入口に
手差し挿入された用紙を取り込んで給紙を行う手差し給
紙手段を有している。この手差し給紙手段は、画像形成
装置が手差し給紙モードになっているときに動作する。
また、手差し給紙手段には用紙が挿入されたことを検知
する用紙検知手段が設けられている。
【0012】本願考案の画像形成装置において給紙モー
ドは通常は前記通常給紙モードとなっており、給紙カセ
ットからの給紙が選択されるようになっている。
【0013】前記用紙検知手段により用紙が手差し給紙
手段に手差し挿入されたことが検知されると、画像形成
装置は通常給紙モードの制御から手差し給紙モードの制
御になり、手差し給紙手段からの給紙が可能になる。そ
して、手差し用紙が検知されて手差し給紙モードになっ
ているときに、画像形成動作の開始が指示された時点か
搬送手段が用紙の搬送を開始するまでの間に、用紙検
知手段が所定の時間以上用紙を検知しない状態が継続し
たとき、給紙モードは手差し給紙モードから通常給紙モ
ードに復帰する。
【0014】
【実施例】以下、本願考案の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0015】図1において、1は複写機の本体で、この
本体1の上面には原稿台2が図示矢印方向に往復自在に
設けられる。原稿台2には、原稿台カバー3が開閉自在
に連結されている。さらに、本体1の上部には操作部4
が設けられる。また、本体1の側面には手差し給紙部
5、手差しガイド6、給紙カセット挿入部7などが設け
られる。
【0016】図2および図3は主に原稿台移動機構を本
体1の背面側から見た図である。図2および図3におい
て、原稿台2の側部にはバインダ11が取付けられる。
このバインダ11は上下方向に摺動自在なピン12を有
しており、このピン12はチェン13に連結される。チ
ェン13は、本体1の両側にそれぞれ設けられたスプロ
ケット14,15に掛け渡されている。
【0017】一方、本体1の下方向部にはモータ(図示
しない)が設けられており、そのモータの動力はスプロ
ケット16へ伝達される。スプロケット16の周囲には
スプロケット17,18,19,20が配置されてお
り、これらスプロケットにはチェン21が掛け渡され、
このギヤ23,24,25が順次歯合される。ギヤ25
には、第1のスプリングクラッチ26および第2のスプ
リングクラッチ27をそれぞれ介しギヤ28が連結さ
れ、このギヤ28にはスプロケット15に同軸連結され
たギヤ29が歯合される。
【0018】ここで、第1のスプリングクラッチ26
は、動力伝達用の一対のスプロケットを有しており、近
傍のソレノイド30励磁されてプランジャ30aの爪が
係合することによりオンすることによりオンするもの
で、内部のスプリング巻き付きによって一対のスプロケ
ットを連結し、これによりギヤ25の動力をギヤ28へ
伝達するようになっている。ただし、第1のスプリング
クラッチ26における一対のスプロケットは歯数が比較
的少ないものを採用しており、このため第1のスプリン
グクラッチ26のオン時には低速度の動力がギヤ28へ
伝達される。
【0019】また、第2のスプリングクラッチ27も動
力伝送用の一対のスプロケットを有しており、近傍のソ
レノイド31が励磁されてプランジャ31aの爪が係合
することによりオンするもので、内部のスプリング巻き
付きによって一対のスプロケットを連結し、これにより
ギヤ25の動力をギヤ28へ伝達するようになってい
る。ただし、第2のスプリングクラッチ27における一
対のスプロケットは歯数が比較的多いものを採用してお
り、このため第2のスプリングクラッチ27のオン時に
は高速度の動力がギヤ28へ伝達される。
【0020】したがって、上記モータが動作すると、ス
プロケット16が図示矢印方向に回転し、その動力がチ
ェン21によってギヤ22へ伝達される。ギヤ22が回
転し、且つこのときに第1のスプリングクラッチ26ま
たは第2のスプリングクラッチ27がオンしていれば、
スプロケット15へ低速度または高速度の動力が伝送さ
れ、スプロケット15が図示矢印方向に回転する。スプ
ロケット15が回転すると、チェン13が回転し、ピン
12とバインダ11との係合に寄って原稿台2が図示矢
印方向に往復動する。
【0021】しかして、チェン13の所定の箇所には3
枚の金属性遮閉板32,32,32が取り付けられてい
る。さらに、スプロケット15の近傍にはホームスイッ
チ33が配設される。すなわち、原稿台2がホーム位置
にあるとき、遮閉板32,32,32がホームスイッチ
33の間隙に存するようになっている。ホームスイッチ
33は、図4(a)、(b)に示すように、凹形形状
で、対峙する極にそれぞれマグネット33aおよびリー
ドスイッチ33bを内蔵しており、通常時はマグネット
33aからリードスイッチ33bへ磁界をを与えて、そ
のリードスイッチ33b接点をオンするが、両極間(間
隙)に遮閉板32,32,32が存在すると、その遮閉
板32によってリードスイッチ33bへの磁界がバイパ
スされることにより、リードスイッチ33bの接点をオ
フするものである。この場合、遮閉板32を3枚用いる
とともに、ホームスイッチ33の取り付け位置をチェン
13の振動が少ないスプロケット15の近傍としている
ことにより、ホームスイッチ33の確実な動作が可能と
なっている。
【0022】一方、原稿台2には、その往復動方向の略
両側にマグネット34,35がそれぞれ配設される。さ
らに、本体1におけるスプロケット15の近にはリード
スイッチ36が配設される。このリードスイッチ36
は、ホームスイッチ33bと同様のもので、マグネット
34または35が近づくとオンするようになっている。
【0023】ここで、原稿台2の移動状態を図5
(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、に示す。す
なわち、図5(a)のように遮閉板32がホームスイッ
チ33に対応する位置をホーム位置と称し、そのホーム
位置から図5(b)の状態(スタート位置)へ原稿台2
が一旦復動し、そこから図5(c)、(d)のように原
稿台2の往動がなされる。そして、図5(d)の状態
(リミット位置)から図5(e)のように原稿台2の復
動がなされ、上記ホーム位置に戻るようになっている。
【0024】図6は本体1における複写機構をその本体
1の前面側から見たものである。すなわち、40は感光
体ドラム、41は露光ランプ、42は反射鏡、43は光
学レンズ、44は反射鏡で、露光ランプ41から発せら
れる光が原稿台2で反射されて感光体ドラム40上に照
射されることにより、感光体ドラム40上に原稿台2に
おける原稿の画像に応じた静電潜像が形成されるように
なっている。45は現像装置で、トナーホッパ46、ト
ナー補給ローラ47、トナー撹拌ローラ48,48、現
像ローラ49、トナー無し検知器50などから成り、現
像ローラ49によって感光体ドラム40の表面にトナー
を付着することにより、感光体ドラム40上の静電潜像
を可視像化するようになっている。そして、トナーホッ
パ46には開閉自在な蓋体51が設けられる。さらに、
蓋体51の先にはマグネット52が取り付けられ、且つ
トナーホッパ46側にはリードスイッチ53が取り付け
られており、蓋体51が開閉されるとリードスイッチ5
3がオンするようになっている。
【0025】一方、給紙カセット挿入部7には給紙カセ
ット54がセットされるとともに、その給紙カセット5
4から記録材であるところの用紙を取り出すための取り
出しローラ55、このローラ55に取り付けられた紙無
し検知スイッチ56などが設けられる。しかして、給紙
カセット54から取り出される用紙は給紙ガイド58を
介してレジスト手段であるところのアライニングローラ
59,60へ供給される。給紙ガイド58には発光体6
1と受光体62とが相対向して設けられ、受光体62の
受光状態によって用紙の有無が検知できるようになって
いる。アライニングローラ59,60は給紙された用紙
を感光体ドラム40に対向する転写部へ供給するもので
ある。
【0026】さらに、63は転写チャージャで、感光体
ドラム40上のアライニングローラ59,60から供給
される用紙に転写させるものである。64は剥離チャー
ジャで、感光体ドラム40から用紙を剥離するものであ
る。65,66は搬送ローラ、67は搬送ベルト、6
8,69は熱定着器であるところのヒートローラで、搬
送ベルト67によって搬送されてくる用紙上の転写像を
熱によって定着させるものである。70,71は排紙ロ
ーラ、72は排出される用紙を検知する排紙検知スイッ
チ、73は排紙トレイである。
【0027】また、手差し給紙部5はアライニングロー
ラ59,60の近傍にまで延びており、そこには挿入さ
れる用紙を検知する手差し給紙検知器、たとえば手差し
給紙検知スイッチ74が配設される。さらに、感光体ド
ラム40の周上にはクリーニング装置75が配置され
る。このクリーニング装置75は、感光体ドラム40の
表面に残留しているトナーを回収するものであり、その
要部を図7に示す。すなわち、回収されされるトナーは
オーガ76の回転によってパイプ77を図示左方向へ移
動し、トナーバック78内へ収められる。トナーバック
78が満杯になると、オーガ76が図示右方向に変位し
てアクチェータ79を押圧し、これによりトナー満杯ス
イッチ80がオンするようになっている。
【0028】図8および図9は操作部4を具体的に示す
ものである。81は化粧シートで、このシート81上に
はプリントエリア82、クリヤエリア83、テンキーエ
リア84などのパターンが形成されるととも、コピー枚
数表示器85、「お待ち下さい」表示用発光ダイオード
86、「コピー可」表示用発光ダイオード87、「紙補
給」表示用発光ダイオード88、「トナー補給」表示用
発光ダイオード89、「紙づまり」表示用発光ダイオー
ド90、「トナーバッグ交換」表示用発光ダイオード9
1、コピー濃度設定つまみ92などが配設される。ま
た、操作部4の図示左側にはストップキー200が配設
される。
【0029】しかして、シート81下には導電パターン
が印刷されたフレキシブル印刷板93とスペーサ94と
から成るシート状のスイッチアセンブリが糊付けされて
いる。フレキシブル印刷板93には、シート81上のパ
ターンに対応する位置にスペーサ94を狭んで上下に格
子状の導電パターンが描かれており、そのスペーサ94
の上側に位置する部分の導電パターンがスイッチとして
作用するようになっている。スペーサ94はにはシート
81のパターンに対応して窓95が形成され、この窓9
5にはシートのバウンド防止のために橋部95aが適宜
設けられている。この場合、フレキシブル印刷板93の
格子状パターンおよびスペーサ94の窓95は、プリン
トエリア82対応する部分がクリヤエリア83に対応す
る部分よりも大きく、且つクリヤエリア83に対応する
部分がテンキーエリア84の各要素に対応する部分より
も大きくなるように構成されている。
【0030】一方、スペーサ94の下側に位置するアレ
キシブル印刷板93の導電パターンはケーブルとして作
用するもので、そのケーブル部分の先端93aは操作部
4の母材96に形成されたスリット97を通して内部の
制御回路基板のコレクタ(図示しない)に接続されてい
る。母材96には、コピー枚数表示器85が固定される
とともに、ブザー98が設けられている。ブザー98
は、操作部4における各種操作が有効であるとき作動し
て音を発するとともに、電源投入がなされて「お待ち下
さい」表示用発光ダイオード86が消灯したときにも作
動して音を発するようになっている。
【0031】図10は制御回路の主要部である。100
は各種制御を行うマイクロコンピュータで、このマイク
ロコンピュータ100には前記ホームスイッチ33、リ
ードスイッチ36、リードスイッチ53、紙無し検知装
置56、排紙検知スイッチ72、手差し給紙検知スイッ
チ74、およびトナー満杯スイッチ80などか接続され
る。さらに、マイクロコンピュータ100には操作部4
の制御回路4aが接続される。この制御回路4aにおい
て、82aはプリントエリア82の押圧に応動するプリ
ントキー、83aはクリヤエリア83の押圧に応動する
クリヤキー、84aはテンキーエリア4の押圧に応動す
るテンキーである。また、マイクロコンピュータ100
には、駆動回路102を介して前記ソレノイド30、ソ
レノイド31、その他のスプリンクグラッチ103、各
種動作を実行させるためリレー104、および高圧トラ
ンス105などが接続される。なお、101はセグメン
トドライバ、106はクロック発生用の発振子である。
【0032】次に上記のような構成において動作を説明
する。電源を投入すると、操作部4における「お待ち下
さい」表示用発光ダイオード86が点滅する。さらに、
ヒートローラ68内のヒータランプ68aが点灯すると
ともに、アライニングローラ59、60、搬送ローラ6
5、66、ヒートローラ68、69、および排紙ローラ
70、71がそれぞれ回転し、本体1内の強制排紙が行
われる。そしてヒートローラ68が定着可能温度に達
し、かつ強制排紙が終了すると、「お待ち下さい」表示
用発光ダイオード86が消灯し、複写可能な待機状態
(スタンバイ状態)となる。
【0033】しかして、先ず2枚コピーを行う場合(通
常給紙モード)について図11のタイムチャートを参照
しながら説明する。コピー動作がまだ行われていない待
機状態においては、原稿台2はホーム位置(図5
(a))にあり、遮閉板32がホームスイッチ33の間
隙に存し、そのホームスイッチ33はオフ状態を維持す
る。いま、操作部4で複写(コピー)開始操作つまりプ
リントエリア82の押圧を行うと、プリントキー82a
がオンする。このとき、給紙カセット54がセットさ
れ、且つカセット54内に用紙があれば、操作部4にお
ける「コピー可」表示用発光ダイオード87が点灯す
る。プリントキー82aがオンすると、マイクロコンピ
ュータ100の指令によってソレノイド30がオンし、
第1のスプリングクラッチ26がオンする。第1のスプ
リングクラッチ26がオンすると、低速度の動力がスプ
ロケット15へ伝達され、チェン13が低速度で回転す
る。このように、本願考案の複写機では、コピー動作が
行われていない待機状態においては、給紙カセット54
からの給紙を行う通常給紙モードとなっている。
【0034】こうして、原稿台2はホーム位置から図示
方向へ一旦復動してスタート位置(図5(b))に至
る。このとき、原稿台2が移動したことにより、遮閉板
32がホームスイッチ33がオンする。ホームスイッチ
33がオンすると、露光ランプ41が点灯し、且つ感光
体ドカム40が回転して露光の準備が行われるととも
に、取出しローラ55が作動して給紙カセット54から
用紙が取り出され、その取り出された用紙はのアライニ
ングローラ59、60に当接される。
【0035】一方、原稿台2は移動を続けており、スタ
ート位置を過ぎると今度は図示右方向へ往動し、この往
動に伴って原稿台2上の原稿に露光ランプ41の光が順
次照射される。原稿からの反射光は反射鏡42、光学レ
ンズ43、反射鏡44を経て感光体ドラム40上に照射
される。つまり、感光体ドラム40上に原稿状の画像に
対応する静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装
置45で現像(トナー付着)され、可視像となる。
【0036】しかして、原稿台2のマグネットがリード
スイッチ36に対向すると(図5(c))、リードスイ
ッチ36がオフする。リードスイッチ36がオフする
と、アライニングローラ59、60が回転し、既に取り
出されていた用紙が感光体ドラム40トチャージャ63
との間つまり転写部へ供給される。こうして、感光体ド
ラム40の回転に同期して転写部へ用紙の供給が行なわ
れることにより、用紙上に感光体ドラム40の上の可視
像が転写され、その用紙は剥離チャージャ64によって
感光体ドラム40から剥離される。剥離された用紙は搬
送ベルト67を搬送されてヒートローラ68、69へ供
給され、ここで、定着処理が施された後に排紙ローラ7
0、71によって排紙トレイ73へ排出される。
【0037】さらに、原稿台2が往動を続けてリミット
位置に至ると(図5(d))、マグネット34がリード
スイッチ36に対応してそのリードスイッチ3がオンす
る。リードスイッチ3がオンすると、ソレノイド31が
オンし、第2のスプリングクラッチチ27がオンする。
ただし、この場合、ソレノイド30はまだオン状態を継
続し、これにより第1のスプリングクラッチ26がオン
状態を継続する。すなわち、これは、第2のスプリング
クラッチ27がオンしても直ちに高速度の動力がスプロ
ケット15へ伝達されないことを考慮したものであり、
その遅れ時間、つまり第2のスプリングクラッチのスプ
リング巻き付き完了時間だけ第1のスプリングクラッチ
26のオン状態を継続して低速度の動力をスプロケット
15へ伝達し、これにより原稿台2の空走を防止するも
のである。
【0038】しかして、スプスプリング巻き付き完了時
間(マイクロコンピューター100に予め記録されてい
る)が経過すると、ソレノイド30がオフし、第1のス
プリングクラッチ26がオフする。このとき、第2のス
プリンクグラッチ27は高速度の動力を確実にスプロケ
ット15へ伝達するようになる。こうして、原稿台2
は、リミット位置を過ぎると今度は図示左方向へ復動
し、図5(e)の状態を経てさらに復動する。原稿台2
がホーム位置(図5(e))に、至ると、遮閉板32が
再びホームスイッチ33オフする。すると、それからわ
ずかの時間が経過した後、ソレノイド31がオフし、第
2のスプリングクラッチ27がオフする。これにより、
原稿台2はホーム位置を過ぎてからわずかに移動し、ス
タート位置(図5(b))で停止する。
【0039】ところで、原稿台2の復動によってホーム
スイッチ33がオフしたとき、2枚目のコピーが行なう
ための給紙並びに露光ランプ41の点灯が行われる。そ
して、原稿台2がスタート位置で停止したまましばらく
時間が経過すると、ソレノイド30がオンして第1のス
プリンクグラッチ26がオンし、原稿台2が低速度の往
動を開始する。こうして、上述したと同様の動作で2枚
目のコピーが行われる。この場合、2枚目のコピーを行
なうに際し、原稿台2をスタート位置でしばらくの時間
停止するようにしているが、これは次の理由によるもの
である。
【0040】すなわち、用紙の供給および露光ランプ4
1の点灯は、1枚目のコピーであっても2枚目のコピー
であってもホームスイッチ33のオフ時を基準にして行
うようにしているが、ホーム位置からスタート位置への
移動が1枚目では低速度でなされ、2枚目では高速度で
なされるものであり、その移動に要する時間のずれを補
正するために上記のような制御を行なうようにしてい
る。しかして、2枚目のコピーが終了して原稿台2が復
動し、その原稿台2がホーム位置に至ると、そこで原稿
台2が停止し、一連のコピード動作が終了する。
【0041】なお、コピー動作の開始に際し、原稿台2
がホーム位置にない場合には次のような制御が行なわれ
る。すなわち、ホームスイッチ33がオンしているの
で、先ずソレノイド31がオンして原稿台が高速度で移
動する。すると、原稿台2はどの位置にあってもいずれ
はホーム位置へ復帰し、ホームスイッチ33がオンす
る。こうして、原稿台のホーム位置復帰が予め行なわれ
た後、前述と同様のコピー動作が行なわれる。
【0042】つぎに、手差し給紙を行なう場合(手差し
給紙モード)について説明する。通常給紙モードとなっ
ている待機状態(スタンバイ状態)において、手差しガ
イド6から手差し給紙部5へ用紙を挿入する。すると、
挿入された用紙によって手差し給紙検知スイッチ74が
オンして、手差し給紙モードとなる。この状態で操作部
4のプリントエリア82押圧すると、プリントキー82
aがオンする。このとき、手差し給紙検知スイッチ74
がオンしているので、操作部4における「コピー可」表
示用発光ダイオード87が点灯する。プリントキー82
aがオンすると、前述したカセット給紙によるコピー動
作と同様の動作が行なわれる。ただし、この手差し給紙
によるコピー動作は1枚コピーのみであり2枚コピーは
行なわない。さらに、この手差し給紙によるコピー動作
との違いは次の通りである。
【0043】(a)カセット給紙ではアライニングロー
ラ59、60が一定時間無条件に回転するのに対し、手
差し給紙ではアライニングローラ59、60が回転した
後、手差し給紙検知スイッチ74がオフすると、つま
り、手差しの用紙が転写部へ供給されると、直ちにアラ
イニングローラ59、60の回転を停止して次の手差し
給紙に対する受け入れ態勢を整える。
【0044】(b)カセット給紙ではコピー枚数表示器
85の表示内容がコピー毎に1枚ずつ減算されるのに対
し、手差し給紙ではコピー枚数表示器85の表示内容は
変化せずそのままの状態を保持する。
【0045】(c)カセット給紙ではプリントキー82
aのオンによって原稿台2が移動し、その原稿台2が図
5(c)の位置へ至ってリードスイッチ36がオンする
と、無条件にアライニングローラ59、60を回転して
転写部へ用紙を供給するが、手差し給紙ではプリントキ
ー82aのオンから原稿台2が図5(c)の位置へ至っ
てリードスイッチ36がオンする(アライニンクローラ
59、60が回転する)までの期間において、手差し給
紙検知スイッチ74が一定時間以上オフ状態を継続した
とき、手差しの用紙が手差しガイド6から落下したと判
断し、つまり給紙ミスと判断し、即時にコピー動作を中
断して待機状態(スタンバイ状態)へ復帰する。すなわ
ち手差し給紙モードから通常給紙モードへと切り替え
る。
【0046】また、カセット給紙によるコピー動作と手
差し給紙によるコピー動作との間には次のような関連が
ある。
【0047】(a)カセット給紙によるコピー動作時、
アライニングローラ59、60が回転中に手差し給紙検
知スイッチ74がオンしたとき紙づまりと判断する。
【0048】(b)カセット給紙によるコピー動作時、
アライニングローラ59、60が回転していない状態に
おいて手差し給紙検知スイッチ74がオンすると、スト
ップキー200がオンされたのと同様の処理がなされ、
マルチコピー(複数枚コピー)が中断する。このとき、
コピー枚数表示器85はコピー枚数を表示したままであ
る。
【0049】(c)上記(b)項の条件またはストップ
キー200のオンによってマルチコピーが中断した後、
手差し給紙によるコピー動作が可能である。このとき、
コピー枚数表示器85の表示内容は変化しない。
【0050】(d)上記(c)項の条件で手差し給紙に
よるコピー動作が終了した後、プリントエリア82を押
圧してプリントキー82aをオンすると、カセット給紙
によって残りコピー枚数分のコピー動作を行ない、その
後、マルチコピーのスタート時に設定していたコピー枚
数がコピー枚数表示器85で再び表示される。
【0051】ここで、異常時の動作について説明する。
【0052】(a)給紙カセット54内の用紙が無くな
ったり、給紙カセット54が引き抜かれると、紙無し検
知スイッチ56がオンし、操作部4における「紙補給」
表示用発光ダイオード88が点滅する。この状態におい
て用紙の入った給紙カセット54をカセット挿入部7へ
挿入すると、紙無し検知スイッチ56がオフし、「紙補
給」表示用発光ダイオード88が消灯する。この場合、
給紙カセット54の出し入れによって表示が不安定にな
ることを防止するため、紙無し検知スイッチ56が0.
5秒以上継続してオフしたときのみ消灯する。
【0053】(b)トナーホッパー46内のトナー量が
少なくなったことをトナー無し検知器50が検知する
と、「トナー補給」表示用発光ダイオード89が点滅す
る。この発光ダイオード89は、葢体51を一旦開いた
後に再び閉めると消灯する。すなわち、葢体51の開閉
はマグネット52とリードスイッチ53とによって検出
されるもので、葢体51を開くとリードスイッチ53が
オフし、マイクロコンピュータ100内に葢体開放の旨
のフラグがセットされる。この葢体開放時には安全のた
め、スタンバイ状態では「コピー可」表示用発光ダイオ
ード87が消灯するとともに、コピー中では原稿台2が
高速復動を行なわないようにソレノイド30が強制的に
オフ状態に維持される。
【0054】(c)本体1内で紙づまりが発生したり、
あるいは原稿台2の移動機構に異常が生じると、「紙づ
まり」表示用発光ダイオード90が点滅する。こで、本
体1内の紙づまりにはどのようなものがあるかを下記に
示す。
【0055】(1)電源投入後の強制排紙終了後も用紙
が本体1から排出されずに排紙検知スイッチ72や手差
し給紙検知スイッチ74がオンしたままのとき。
【0056】(2)カセット給紙によるコピー動作時、
アライニングローラ59、60が回転中に手差し給紙検
知スイッチ74がオンしたとき。
【0057】(3)手差し給紙によるコピー動作時、非
常に長い用紙が手差しガイド6から挿入され、手差し給
紙検知スイッチ74が規定時間以上オン状態を継続した
とき。
【0058】(4)図5(c)の状態でアライニングロ
ーラ59、60が回転を開始してからは一定時間後、排
紙検知スイッチ72がオンしていないとき。
【0059】(5)図5(c)の状態でアライニングロ
ーラ59、60が回転を開始してから一定時間後、排紙
検知スイッチ72がオン状態にあり、しかもそのオン状
態が再度のチェックに際しても継続しているとき。
【0060】また、「紙づまり」表示用発光ダイオード
90の点滅が原稿台2の移動機構の異常による場合その
異常にはどんなものがあるかを下記に示す。
【0061】(1)原稿台2がホーム位置(図5
(a))から移動を開始し、それから一定時間経過して
も原稿台2が図5(c)の状態に至らず、リードスイッ
チ36がオンしないとき。
【0062】(2)原稿台2が図5(c)の状態から一
定時間経過してもリミット位置(図5(d))に至ら
ず、リードスイッチ36がオンしないとき。
【0063】(3)原稿台2が図5(c)の状態でリー
ドスイッチ36がオン(マグネット35による)した
後、次にリードスイッチ36がオンするのは図5(d)
の状態(マグネット34による)であるが、その間の一
定時間内にホームスイッチ33がオフしたとき。すなわ
ち、原稿台2が低速度による往動を行なっていればホー
ムスイッチ33がオンすることはないが、たとえば第2
のスプリングクラッチ27の切れ(オフ)不良が生じ
て、原稿台2が往動時でありながら高速移動すると、上
記一定時間の間に原稿台2は図5(d)、(e)の状態
を通り過ぎてホーム位置の(図5(a))にまで達し、
それによってホームスイッチ33がオフしてしまう。
【0064】(4)原稿台2が図5(d)の状態でリー
ドスイッチ36がオンした後、一定時間にホームスイッ
チ33がオフしないとき。すなわち、原稿台2は図5
(d)の状態から高速移動に切換わって復動するがその
高速移動に基ずく一定時間かが経過しても原稿台2がホ
ーム位置に戻らないとき。
【0065】(5)原稿台2がホーム位置に戻らないと
きにプリントキー22aがオンされると、高速度移動に
よる原稿台2のホーム位置復帰が一旦行なわれるが、こ
のときに一定時間が経過してもホームスイッチ33がオ
ンしないとき。
【0066】(d)トナーバック78内の回収トナー満
杯となってオーガ76が変位し、トナーが満杯スイッチ
80がオンすると、「トナーバック交換」表示用発光ダ
イオード91が点滅するとともに、コピー動作が中断す
る。
【0067】ところで、これらの異常のうち紙づまりお
よびトナー満杯は、複写機にとって重大な異常であり、
このため「紙づまり」表示用発光ダイオード90および
「トナーバック交換」表示用発光ダイオード91が点滅
した場合、電源を一旦遮断してマイクロコンピュータ1
00のメモリをクリアしない限り点滅を解除することが
できない。また、表示色は危険を意味する赤色としてい
る。
【0068】一方「お待ち下さい」表示用発光ダイオー
ド86、「紙補給」表示用発光ダイオード88、「トナ
ー補給」表示用発光ダイオード89の点滅による異常は
軽微あるいは準備中をしめすものであり、これに対して
は電源を遮断せずに解除が可能である。また、各発光ダ
イオードの表示色は警告を意味する黄色としている。さ
らに「コピー可」表示用発光ダイオード87は正常時の
表示であるため、表示色は緑色としている。
【0069】したがって手差し給紙によるコピー動作に
おいて、手差給紙モードに変更されてからアライニング
ローラ59、60が回転するまでの間に、手差し給紙検
知スイッチ74が一定時間以上オフ状態を継続したと
き、給紙ミスと判断してコピー動作を中断するととも
に、複写可能な待機状態に復帰し、カセットからの給紙
を許容する状態として、紙づまり発生の処理に至らない
ようにしたので、手差し給紙の失敗に際していちいち面
倒な作業を行う必要がなくなり、信頼性の向上が計れ
る。
【0070】また、原稿台2の低速度の往動から高速度
の往動への切換えに際し、先ず高速度用の第2のスプリ
ングクラッチ27をオンし、その後スプリングクラッチ
のスプリング巻き付き完了時間の経過後に低速度用の第
1のスプリングクラッチ26をオフするようにしたの
で、移動速度の切換えに際してスプリングクラッチに負
担をかけることなく原稿台2の空走を防止することがで
きる。これによってクラッチの寿命が延びるとともに、
外乱などによる誤動作を未然に防止することができる。
【0071】さらに、チェン13に取り付けられた遮閉
板32と本体1に取り付けられたホームスイッチ33と
で原稿台2のホーム位置を検出し、且つ原稿台2の移動
方向略両側に取り付けられたマグネット34、35と本
体1に取り付けられたリードスイッチ36とで、原稿台
2のスタート位置およびリミット位置を検出するように
したので、原稿台2の移動位置検出並びに往動と復動と
の判別を的確に行なうことができ、よって最適な制御が
可能である。
【0072】また、操作部4においては、機械的なスイ
ッチ部品と、いわゆるパネルスイッチとを、その用途に
応じてうまく配分するようにしたので、部品点数の削減
およびそれに伴う構成の簡略化が可能となり、しかもデ
ザイン面での制約も軽減することができ、さらにはチャ
タリングによる誤動作を生じることもない。また、パネ
ルスイッチとしてはその用途に応じて有効面積を自由に
設計できるので便利である。
【0073】なお、上記実施例では、原稿台2の移動位
置の検出にマグネットとリードスイッチとの組み合わせ
を用いるようにしたが、マグネットとホールICとの組
合わせや、フォトカプラをアクチュエータとするマイク
ロスイッチなどを用いるようにしても同様に実施するこ
とができ、さらにその取付け位置は情況に応じて適宜変
更可能である。その他、この考案は上記実施例に限定さ
れるものでなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可
能であり、例えばファクシミリ、プリンタなどをも含む
ものである。
【0074】
【考案の効果】以上詳述したように本願考案によれば、
手差し用紙検知手段が手差し用紙を検知しない状態が所
定時間以上継続した場合、手差し給紙モードの時に用紙
が手差し給紙手段から引き抜かれたり、手差し給紙手段
から落下したものと判断し、搬送手段に対して用紙が給
紙されなかった場合でも、これを用紙詰まりが発生した
ものと誤判断することなく、このような場合には給紙モ
ードを手差し給紙モードから通常給紙モードに切り換え
ことによって、手差し給紙の失敗に際して、用紙詰ま
り発生時に行われるのと同様の処理が行われることを防
止できる。また、手差し給紙モードのときに手差し用紙
検知手段が手差し用紙を検知しない状態が発生したとし
ても、この状態が所定時間以上継続されない限り手差し
給紙モードのまま保持するので、オペレータが手差し用
紙を整位している間に給紙モードが変わってしまうこと
が防止できる。 これらにより、動作の信頼性の高い画像
形成装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の複写機の外観斜視図である。
【図2】原稿台移動機構を本体背面側から見た構成図で
ある。
【図3】原稿台移動機構の要部を詳細に示す図である。
【図4】遮閉板およびホームスイッチの構成を示す図で
ある。
【図5】原稿台の移動状態をそれぞれ概略的に示す図で
ある。
【図6】本実施例の複写機の内部構成を示す図である。
【図7】クリーニング装置の要部の構成図である。
【図8】操作部の外観図である。
【図9】操作部の内部を展開して示す構成図である。
【図10】本実施例の複写機の制御回路の要部の構成図
である。
【図11】本実施例の複写機の動作を説明するためのタ
イムチャートである。
【符号の説明】
1 本体 2 原稿台 5 手差し給紙部 40 感光体ドラム 41 露光ランプ 45 現像装置 54 給紙カセット 55 取出ローラ 59、60 アライニングローラ 74 手差し給紙検知スイッチ 100 マイクロコンピュータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙上に画像を形成する画像形成手段
    と、この画像形成手段に用紙を搬送する搬送手段と、
    記画像形成手段による画像形成動作の開始を指示する指
    示手段と、複数枚の用紙を収容する用紙収容手段と、こ
    の用紙収容手段から用紙を取り出して前記搬送手段に対
    して供給する通常給紙手段と、手差し挿入された用紙を
    前記搬送手段に対して供給する手差し給紙手段と、この
    手差し給紙手段に手差し用紙が挿入されたことを検知す
    る手差し用紙検知手段と、通常は前記通常給紙手段から
    前記搬送手段に給紙するように制御し、前記手差し用紙
    検知手段により前記手差し給紙手段に手差し用紙が挿入
    されたことが検知されると前記手差し給紙手段から前記
    搬送手段に給紙するように制御するものであって、前記
    手差し給紙手段から前記搬送手段に給紙するように制御
    されている状態において、前記指示手段により画像形成
    動作の開始が指示された時点から前記搬送手段が搬送動
    作を開始する時点までの期間において、前記手差し用紙
    検知手段が手差し用紙を検知しない状態が所定時間以上
    継続した場合には、前記通常給紙手段から前記搬送手段
    に給紙する状態に復帰させる制御手段と、を具備するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP1991101352U 1991-11-14 1991-11-14 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0716669Y2 (ja)

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JPH0497751U JPH0497751U (ja) 1992-08-24
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Family Cites Families (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55151653A (en) * 1979-05-17 1980-11-26 Canon Inc Image forming apparatus
JPS56146152A (en) * 1980-04-15 1981-11-13 Minolta Camera Co Ltd Controller of copying machine
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JPS5940656A (ja) * 1982-08-31 1984-03-06 Toshiba Corp 複写機

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