JPH07163429A - 戸 棚 - Google Patents

戸 棚

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Publication number
JPH07163429A
JPH07163429A JP31642493A JP31642493A JPH07163429A JP H07163429 A JPH07163429 A JP H07163429A JP 31642493 A JP31642493 A JP 31642493A JP 31642493 A JP31642493 A JP 31642493A JP H07163429 A JPH07163429 A JP H07163429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
storage case
opening
storage
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31642493A
Other languages
English (en)
Inventor
Minori Machii
みのり 町井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP31642493A priority Critical patent/JPH07163429A/ja
Publication of JPH07163429A publication Critical patent/JPH07163429A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納ケースを床下から引出し自在なものとし
たので、室内スペースの有効利用を図るという機能を確
保しつつ、無理な姿勢を取ることなく楽に出し入れがで
きる。 【構成】 床面2に形成した開口部4を介して上方に引
出し自在な収納ケース6を、床下に組み込んだ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床下に設ける戸棚に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】室内スペースの有効利用を図る工夫とし
ては、上方部分に関しては、天井部などに設置する吊り
戸棚や、天井裏の空間を利用する屋根裏部屋などがあ
る。また、下方部分に関しては、床下収納庫や地下室が
ある。
【0003】例えば一般家庭のキッチンなどでは、図6
に示すように、吊り戸棚18は流し台15、調理台16、レン
ジ17などのキッチンセットの上方に位置させて、天井面
1から吊り下ろしており、例えば前面に観音開きの扉19
を設けたボックス状に形成してある。この場合、一般的
には吊り戸棚18の高さは50〜60cm程度で、吊り戸棚18
の底面は床面2から約180 cmの高さに位置する。
【0004】一方、床下収納庫20は床面2を形成する床
板に開口21を形成し、この床面2下に収納庫本体を形成
するボックスを埋設するとともに開口21を観音開きの扉
状蓋22で閉塞するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】吊り戸棚や床下収納庫
に物を出し入れしたり、内部の物を整理したりする作業
を行うのは女性が多いが、床下収納庫についていえば、
その開口面が床面になるためどうしてもかがまなくては
蓋22の開閉作業すらできない。
【0006】物の取り出しや収納については、さらに床
面より下に行うことになり、床に膝をついて収納庫内を
覗き込むなど、かなり無理な姿勢を強要される。
【0007】また、床下収納庫は保存のきく食品の収納
に多く用いられるが、かかる食品類は一般に重量がある
ものであり、より出し入れが困難である。
【0008】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、床下収納を行うのに、無理な姿勢を取ることなく楽
に出し入れができる戸棚を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、床面に形成した開口部を介して上方に引出し
自在な収納ケースを床下に組み込んだこと、さらに、収
納ケースは電動の昇降機構で引出しおよび引き込みを行
うこと、および、床面に形成した開口部は開閉自在な閉
塞板で閉塞すること、もしくは、収納ケース天板で閉塞
することを要旨とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、不使用時は床
下に収納ケースが収納され、収納ケースが室内空間に突
出しないから邪魔にならず、室内空間を有効に利用でき
る。使用時は、収納ケースが床面に形成した開口部を介
して上方に引き出され、床上に立設するので立ったまま
でも簡単に手が届き、物の出しれの作業がしやすくな
る。
【0011】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、収納ケースは電動で出没が自動化されてお
り、より効率的に作業が行える。
【0012】請求項3記載の本発明によれば、不使用時
は床面に形成した開口部は開閉自在な閉塞板で閉塞さ
れ、通常の床板と変わりなく使用できる。また、請求項
4記載の本発明によれば、閉塞板はこれを収納ケース天
板で兼用させるので、部材点数が少なく、閉塞板独自の
開閉作業も省略でき、便利なものとなる。
【0013】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の戸棚の1実施例を示す使用時
の斜視図、図2は収納時の斜視図で、床面2に開口部4
を形成し、この開口部4には観音開きや引き戸式等の扉
タイプの閉塞板3を配設する。
【0014】また、開口部4の下方である床下に、収納
ケース6を該開口部4を介して上方に引出し自在に組み
込んだ。この収納ケース6は、形態としてはロッカーや
収納棚のごときもので、開き戸を設けたり、前後にスラ
イド自在な引出しボックスを設けるなど、使用目的に応
じて種々のものが考えられる。
【0015】さらに、収納ケース6を昇降させる機構と
しては、図3に示すように床面2の下方側にモータ7に
より回転駆動されるピニオン8を設け、一方、収納ケー
ス6の側部にはこのピニオン8が噛合するラック9を設
けるなどがその一例である。
【0016】前記昇降機構の他例としては、図4に示す
ように床面2の下面に設けたシーブ10に収納ケース6の
底部に一端を係止したワイヤー11を巻回し、このワイヤ
ー11をウインチ12で巻取り・繰り出しを行うようにして
もよい。
【0017】これ以外でも前記昇降機構としては、油圧
やエアーのジャッキを使用する方法なども可能である。
【0018】かかる電動の昇降機構の操作スイッチは、
床面2ではなく壁面14等に設ければ誤って踏んでしまう
ような心配もない。
【0019】次に使用法及び動作を説明すると、不使用
時は図2に示すように収納ケース6は床面2の下方に収
納され、閉塞板3が開口部4を閉塞している。よって、
収納ケース6は室内に突出せず、床面2上は何もない状
態にある。
【0020】収納ケース6内に収納の物の出し入れなど
を行うには、閉塞板3を開いて開口部4を開放し、操作
スイッチを押せば収納ケース6がこの開口部4を介して
床面2の上方に移動して引き出される。
【0021】収納ケース6が上昇したこの状態では床上
に立って手を伸ばせば簡単に届き、物の出し入れや整理
などの作業が容易に行える。そして、作業終了後は、操
作スイッチを再度押せば、収納ケース6が自動的に下降
して床下に収納され、次いで閉塞板3で開口部4を閉塞
する。
【0022】なお、他の実施例として図示は省略する
が、閉塞板3を設ける代わりに収納ケース6の天板で床
面2に形成した開口部4を閉塞するようにしてもよい。
その場合、天板の模様は床板の模様と合致させれば体裁
のよいものとなる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明の戸棚は、収納
ケースを床下から引出し自在なものとしたので、室内ス
ペースの有効利用を図るという機能を確保しつつ、無理
な姿勢を取ることなく楽に出し入れができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の戸棚の1実施例を示す使用時の斜視図
である。
【図2】本発明の戸棚の1実施例を示す収納時の斜視図
である。
【図3】本発明の戸棚の昇降機構の1例を示す側面図で
ある。
【図4】本発明の戸棚の昇降機構の他例を示す側面図で
ある。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…天井面 2…床面 3…閉塞板 4…開口部 6…収納ケース 7…モータ 8…ピニオン 9…ラック 10…シーブ 11…ワイヤー 12…ウインチ 13…閉塞板 14…壁面 15…流し台 16…調理台 17…レンジ 18…吊り戸棚 19…扉 20…床下収納庫 21…開口 22…蓋

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に形成した開口部を介して上方に引
    出し自在な収納ケースを、床下に組み込んだことを特徴
    とする戸棚。
  2. 【請求項2】 収納ケースは電動の昇降機構で引出しお
    よび引き込みを行う請求項1記載の戸棚。
  3. 【請求項3】 床面に形成した開口部は、開閉自在な閉
    塞板で閉塞する請求項1および請求項2記載の戸棚。
  4. 【請求項4】 床面に形成した開口部は、収納ケース天
    板で閉塞する請求項1記載の戸棚。
JP31642493A 1993-12-16 1993-12-16 戸 棚 Pending JPH07163429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31642493A JPH07163429A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 戸 棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31642493A JPH07163429A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 戸 棚

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Publication Number Publication Date
JPH07163429A true JPH07163429A (ja) 1995-06-27

Family

ID=18076932

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31642493A Pending JPH07163429A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 戸 棚

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JP (1) JPH07163429A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103637562A (zh) * 2013-11-27 2014-03-19 赵云朋 一种无柜门式电动储物柜

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