JPH07162353A - 無線送信信号レベル設定方式 - Google Patents

無線送信信号レベル設定方式

Info

Publication number
JPH07162353A
JPH07162353A JP30243593A JP30243593A JPH07162353A JP H07162353 A JPH07162353 A JP H07162353A JP 30243593 A JP30243593 A JP 30243593A JP 30243593 A JP30243593 A JP 30243593A JP H07162353 A JPH07162353 A JP H07162353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
level
received
signal level
oscillation frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30243593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3260225B2 (ja
Inventor
Koji Kubo
康治 久保
Shinsaku Jinnai
晋作 陣内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30243593A priority Critical patent/JP3260225B2/ja
Publication of JPH07162353A publication Critical patent/JPH07162353A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3260225B2 publication Critical patent/JP3260225B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線通信において、適切なS/N比を求める
ことにより、通信エラーが少なく信頼性の高い無線通信
を可能にすると共に、受信信号レベルの誤認による送信
信号レベルの誤設定を回避する。 【構成】 受信したFSK信号を基に、各発振周波数に
ついてのパワースペクトルを算出するパワースペクトル
演算手段32と、各々算出したパワースペクトルから発
振周波数を検出する発振周波数検出手段33と、検出さ
れた発振周波数を基に受信信号データから原信号を関数
として推定する原信号推定手段34と、受信信号データ
と前記原信号推定手段によって推定した原信号との差を
とることにより受信信号データの雑音成分を解析する有
信号時雑音成分解析手段35と、原信号レベルと有信号
時雑音成分のレベルとのS/N比を求める真S/N比演
算手段36と、前記真S/N比演算手段の結果より送信
信号のレベルを設定する送信信号レベル設定手段37を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信においてS/
N比により送信信号レベルの制御を行う無線送信信号レ
ベル設定方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の周波数変調方式無線電話装置にお
ける無線送信信号レベル設定方式を図面を参照しながら
説明する。図4は従来の無線送信信号レベル設定方式を
採用している周波数変調方式無線電話装置の構成を示す
ブロック図である。1は周波数変調方式無線電話装置の
子機、2はマイクロプロセッサなどで構成され、子機1
の主制御および子機−親機間の発呼/着呼処理を行う制
御チャネルデータ(以降、Cchデータと呼ぶ)の制御
を司る制御手段、3はマイク、スピーカなどで構成さ
れ、音声帯域信号への変換および入出力ゲインを調整す
る音声インターフェース手段、4は音声帯域信号を周波
数変調(以降、FMと呼ぶ)し、また、Cchデータを
周波数変移変調(以降FSKと呼ぶ)する送信処理手
段、5は受信したFM信号およびFSK信号を復調する
受信処理手段、15は変調信号をアップコンバートする
アップコンバート手段、16は受信信号をダウンコンバ
ートするダウンコンバート手段、6は送信する無線周波
数帯域信号を増幅する送信電力増幅手段、7は受信した
無線周波数帯域信号を増幅する受信電力増幅手段、8は
子機−親機間の電波の送受信を行うアンテナである。
【0003】9は受信信号を一定時間でサンプリングし
量子化する離散化手段、10は離散化手段9によってサ
ンプリング、量子化されたデータから受信信号レベルの
平均値を求める受信信号レベル演算手段、11は予め測
定/演算した無信号時の雑音レベルのデータを記憶して
おく無信号時雑音レベル記憶手段、12は受信信号レベ
ル演算手段10から求められた受信信号レベルと、無信
号雑音レベル記憶手段に記憶されている無信号時雑音レ
ベルから疑似的なS/N比を求める疑似S/N比演算手
段、13は疑似S/N比演算手段12で求められたS/
N比から送信信号レベルを決定する送信信号レベル設定
手段、14は周波数変調方式無線電話装置の親機であ
る。
【0004】以上のように構成された従来の無線送信信
号レベル設定方式を採用した周波数変調方式無線電話装
置について、以下その動作を説明する。まず、子機1か
ら親機14への送信処理動作について説明する。音声は
音声インターフェース手段3により音声帯域信号変換お
よびゲイン調整され、送信処理手段4でFM方式で変調
され、アップコンバート手段15で無線周波数帯域信号
にアップコンバートされる。アップコンバートされた音
声信号は送信電力増幅手段6によって電力増幅され、増
幅された音声信号はアンテナ8を介し、送信電波として
親機14に送信される。また、制御手段2から出力され
た発呼処理などのCchデータも送信処理手段4でFS
K方式で変調され、アップコンバート手段15で無線周
波数帯域信号にアップコンバートされ、送信電力増幅手
段6によって電力増幅され、アンテナ8を介し送信電波
として親機14に送信される。
【0005】次に親機14からの無線データを子機1が
受信する時の受信処理動作および無線送信信号レベル設
定方式について説明する。親機14から無線周波数帯域
信号の送信電波として送信された信号は子機1のアンテ
ナ8で受信される。受信された信号は受信電力増幅手段
7で増幅され、ダウンコンバート手段16でダウンコン
バートされ、受信処理手段5で復調され、音声データは
音声インターフェース手段3により音声として外部に出
力され、Cchデータは制御手段2で処理される。この
とき、アンテナ8で受信されたCchデータは、前述し
た処理と同時に受信電力増幅手段7およびダウンコンバ
ート手段16を介した後、離散化手段9に入力される。
離散化手段9に入力されたCchデータのFSK信号
は、ここでサンプリングおよび量子化される。受信信号
レベル演算手段10はサンプリングおよび量子化された
データを基に、ある一定区間の受信信号レベルの実効値
を求める(図5参照)。このとき、サンプリングする区
間を図5に示すように、t1からt2までの一定時間と
し、受信したFSK信号のデータをg′(t)とおく
と、受信信号レベルは次の(1)式のようになる。
【0006】
【数1】
【0007】疑似S/N比演算手段12は受信信号レベ
ル演算手段10で求めた受信信号レベルと、無信号時雑
音レベル記憶手段11に予め記憶しておいた無信号時の
雑音レベルを基に疑似的なS/N比{S/N=(原信号
+有信号時の雑音レベル)/無信号時の雑音レベル}を
算定する。疑似S/N比演算手段12で求めた疑似S/
Nの結果により、送信信号レベル設定手段13は適切な
送信信号レベルを決定しその旨を制御手段2に通知す
る。通知を受けた制御手段2は親機14に対し送信信号
レベルの増幅率の調整を行うためのCchデータを送信
することでS/N比を一定に保つ。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の無線送信信号レベル設定方式では、S/N比を
疑似的に(受信信号レベル/無信号時の雑音レベル)で
算出しており、その結果に応じて送信信号レベルを制御
しているため、実際の様々な雑音成分が含まれている受
信信号では、原信号レベルと無信号時の雑音レベルは変
化しなくても、有信号時の雑音レベルが上がると、受信
信号レベルが上がったと誤認し、送信信号レベルを下げ
てしまい、その結果、親機/子機間の通信において通信
エラーが増大してしまうという問題があった。
【0009】本発明は上記問題を解決するもので、S/
N比を(原信号レベル/有信号時の雑音レベル)で算出
し、真のS/N比を求め、送信信号の最適レベル制御を
オンラインで実現することにより、通信エラーが少なく
信頼性の高い通信を可能にするとともに、受信信号レベ
ルの誤認による送信信号レベルの誤設定を回避すること
ができる無線送信信号レベル設定方式を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、無線電話装置の子機および親機の双方にお
いて、受信したFSK信号を一定時間でサンプリングし
量子化する離散化手段と、FSK信号の1シンボル長で
1サンプリングタイム毎にタイムシフトするデータウィ
ンドウ内における受信したFSK信号を基にそのデータ
ウィンドウにおける受信信号のパワースペクトルを2つ
の発振周波数についてのみ算出するパワースペクトル演
算手段と、前記パワースペクトル演算手段において算出
した最大パワースペクトルから発振周波数を検出する発
振周波数検出手段と、前記発振周波数検出手段から検出
された発振周波数を基に受信信号データから原信号を関
数として推定する原信号推定手段と、受信信号データと
前記原信号推定手段によって推定した原信号との差をと
ることにより受信信号データの雑音成分を解析する有信
号時雑音成分解析手段と、原信号レベルと有信号時雑音
成分のレベルとのS/N比を求める真S/N比演算手段
と、前記真S/N比演算手段の結果より送信信号のレベ
ルを設定する送信信号レベル設定手段を設けたものであ
る。
【0011】
【作用】上記した構成により、離散化手段は受信したF
SK信号をサンプリングおよび量子化し、パワースペク
トル演算手段は受信信号から2つの発振周波数のパワー
スペクトルを算出し、発振周波数検出手段はそのパワー
スペクトルから発振周波数を検出する。原信号推定手段
は前記発振周波数を基に原信号を推定し、有信号時雑音
成分解析手段が受信信号データと前記原信号の差をとる
ことにより受信信号データの雑音成分を解析する。そし
て、原信号レベルと有信号時雑音成分レベルのS/N比
を真S/N演算手段が求め、その結果を送信信号レベル
設定手段に通知することにより、送信信号レベル設定手
段はS/N比が一定となるように送信信号レベルを逐次
制御する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例の無線送
信信号レベル設定方式における構成を示すブロック図で
ある。21は周波数変調方式無線電話装置の子機、22
はマイクロプロセッサなどで構成され、子機21の主制
御および子機−親機間の発呼/着呼処理を行うCchデ
ータの制御を司る制御手段、23はマイク、スピーカな
どで構成され音声帯域信号への変換および入出力ゲイン
を調整する音声インターフェース手段、24は音声帯域
信号をFM方式で変調し、また、CchデータをFSK
方式で変調する送信処理手段、25は受信したFM信号
およびFSK信号を復調する受信処理手段、26はアッ
プコンバートするアップコンバート手段、27はダウン
コンバートするダウンコンバート手段、28は送信する
無線周波数帯域信号を増幅する送信電力増幅手段、29
は受信した無線帯域信号を増幅する受信電力増幅手段、
30は子機−親機間の電波の送受信を行うアンテナであ
る。
【0013】31は受信信号を一定時間でサンプリング
し量子化する離散化手段、32はFSK信号の1シンボ
ル長で1サンプリングタイム毎にタイムシフトするデー
タウィンドウ内における受信したFSK信号を基にその
データウィンドウにおける受信信号のパワースペクトル
を2つの発振周波数についてのみ算出するパワースペク
トル演算手段、33はパワースペクトル演算手段32で
算出したパワースペクトルから発振周波数を検出する発
振周波数検出手段、34は発振周波数検出手段で検出し
た発振周波数を基に受信信号データから原信号を関数と
して推定する原信号推定手段、35は受信信号データと
原信号推定手段によって推定された原信号との差をとる
ことで受信信号データの雑音成分を解析する有信号時雑
音成分解析手段、36は原信号レベルと有信号時雑音成
分のレベルとのS/N比を求める真S/N比演算手段、
37は真S/N比演算手段36の結果より送信信号のレ
ベルを設定する送信信号レベル設定手段、38は周波数
変調方式無線電話装置の親機である。
【0014】以上のように構成された従来の無線送信信
号レベル設定方式を採用した周波数変調方式無線電話装
置について、以下その動作を図1、図2及び図3を用い
て説明する。ここで、図2は図1のパワースペクトル演
算手段32において受信したFSK信号と各サンプリン
グタイムにおけるデータウィンドウを説明する図、図3
は図1のパワースペクトル演算手段32における発振周
波数の近傍のパワースペクトルとデータウィンドウとの
関係を示す図である。
【0015】本実施例に係る周波数変調方式無線電話装
置において、子機21から親機38への送信処理動作に
ついては、従来例と全く同様であるので、その説明は省
略する。
【0016】次に子機21が親機38から無線信号を受
信し処理動作を行う場合についての説明をする。親機3
8により無線周波数帯域信号の送信電波として送信され
た無線信号は子機21のアンテナ30で受信され、受信
信号は受信電力増幅手段29で増幅、ダウンコンバート
手段27でダウンコンバートされ、次に受信処理手段2
5により復調される。ここで音声信号は音声インターフ
ェース手段23を介して外部に出力され、また、Cch
データは制御手段22により処理される。
【0017】前述した処理と同時に、Cchデータに関
しては、ダウンコンバート手段27でダウンコンバート
された後、離散化手段31に入力される。Cchデータ
におけるFSK信号は離散化手段31によりサンプリン
グおよび量子化される。パワースペクトル演算手段32
は、Cch信号のサンプリングおよび量子化されたデー
タを基に1シンボル長のデータウィンドウ内における受
信信号のパワースペクトルを2つの発振周波数について
のみそれぞれ算出する。
【0018】ここでパワースペクトル演算手段32の動
作について、情報シンボルが”1”から”0”に変化す
る場合を例にとり図2および図3を用い説明する。但
し、図2中のfcは搬送波周波数、f1 は情報シンボ
ル”1”に対する発振周波数、f 0 は情報シンボル”
0”に対する発振周波数、Δfは搬送波周波数fc から
の周波数偏移である。すなわちf0 =fc −Δf、f1
=fc +Δfである。また〜は、現サンプリングタ
イムKがK=0,N/4,N/2,3N/4,Nにおけ
るデータウィンドウを示し、各データウィンドウの右端
が現サンプリングタイムKである。また、データウィン
ドウ幅は1シンボル長とし、1シンボルにおけるサンプ
ル数をNとする。また、Kc はデータウィンドウの中央
における時刻、KL はデータウィンドウにおいて最も古
い時刻である。このパワースペクトルの算出にはスペク
トルの分解能が非常に高く、雑音に強い最大エントロピ
ー法(MEM)を適用する。また、図2中の〜と図
3中の〜は1対1に対応している。
【0019】図2の(現サンプリングタイムK=0)
のデータウィンドウ内のサンプリングデータよりパワー
スペクトルを求めると、このサンプリングデータにはf
0の周波数成分が含まれていないため、図3のように
1 のときのみ高いパワースペクトルをもつ。実際に
は、f0 とf1 は既知の周波数であるためパワースペク
トル演算手段32においては、広い周波数範囲でパワー
スペクトルを求める必要はなく、f0 とf1 についての
み求めればよい。また、発振周波数のみを対象とするこ
と自体が狭帯域バンドパスフィルタと同様の働きを持
つ。図3のにおいてf0とf1 のパワースペクトルを
それぞれPS0 (f0 )とPS0 (f1 )とすると、図
3のの場合、支配的な周波数は発振周波数f1 である
ことがわかる。これより現サンプリング時刻K=0のデ
ータウィンドウの中央の時刻K=−N/2に対する発振
周波数は”f1 ”となる。
【0020】図2のFSK信号について同様の処理を1
サンプリング時刻毎に繰り返すと、図2の〜のデー
タウィンドウの場合にはそれぞれパワースペクトルは図
3の〜となり、図3の場合と同様にパワースペク
トルから支配的な発振周波数を求め、各データウィンド
ウの中央の時刻に対する発振周波数を決定すると、図2
のような発振周波数分析結果が得られる。
【0021】このパワースペクトルと発振周波数の関係
を示すと(表1)のようになる。発振周波数検出手段3
3はこのパワースペクトル演算手段32の結果よりFS
K信号の周波数を検出する。
【0022】
【表1】
【0023】次に原信号を関数{g(t)=Asin
(2πfit+θ)}と定義すると、原信号推定手段3
4はパワースペクトル演算手段32および発振周波数検
出手段33の結果を基に、次の(2)式の最小二乗法を
用いてパラメータAおよびθを求め、原信号を関数g
(t)として推定する。但し、受信信号はFSK信号で
ある。ここで、g(t)は原信号の推定関数、Aは振
幅、πは円周率、fiは発振周波数(i=0,1)、θ
は位相、g′(t)は受信信号の実データ値である。
【0024】
【数2】
【0025】原信号推定手段34により求めたg(t)
を基に有信号時雑音成分解析手段35は雑音成分{n
(t)=g′(t)−g(t)}を解析する。次に真S
/N比演算手段36は次の(3)式から真S/N比、つ
まり{真S/N=原信号レベル/有信号時の雑音レベ
ル}を求めることによって、適切なS/N比を演算す
る。
【0026】
【数3】
【0027】送信信号レベル設定手段37は真S/N比
演算手段36の結果に基づき、補正信号レベル{ΔgL
=(真S/N比−基準S/N比)×有信号時雑音レベ
ル}を求め、最適送信信号レベル{g′L =gL −Δg
L }を更新し、その旨を制御手段22に逐次通知する。
ここで、基準S/N比は、予め設定されている制御目的
となるS/N比であり、gL は更新前の最適送信信号レ
ベルつまり真S/N比演算手段36で求めた推定原信号
レベルである。通知を受けた制御手段22は最適送信信
号レベルデータをCchデータにより逐次親機に送信す
ることで、親機の送信信号の最適レベル制御がオンライ
ンで実現できる。
【0028】なお、本実施例では、無線送信信号レベル
設定方式を子機側に採用した場合についての説明をした
が、親機側にこの無線送信信号レベル設定方式を採用し
ても上述した内容の動作を行うということは言うまでも
ない。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、S/N
を{(原信号レベル+有信号時の雑音レベル)/無信号
時の雑音レベル}ではなく、{原信号レベル/有信号時
の雑音レベル}で算出し、送信信号の最適レベル制御を
逐次オンラインで行うので、通信エラーが少なく信頼性
の高い無線通信が可能になるとともに、受信信号レベル
の誤認による送信信号レベルの誤設定が回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の無線送信信号レベル設定方
式を採用した周波数変調方式無線電話装置の構成図。
【図2】図1の周波数変調方式無線電話装置においてパ
ワースペクトル演算手段32で受信したFSK信号と各
サンプリングタイムにおけるデータウィンドウを説明す
る図。
【図3】図1の周波数変調方式無線電話装置においてパ
ワースペクトル演算手段32における発振周波数の近傍
でのパワースペクトルとデータウィンドウとの関係を示
す図。
【図4】従来の無線送信信号レベル設定方式を採用した
周波数変調方式無線電話装置の構成図。
【図5】図4の従来の周波数変調方式無線電話装置にお
いて受信信号レベル演算手段10で受信したFSK信号
のレベル算出方法を説明する図。
【符号の説明】
21 周波数変調方式無線電話子機 22 制御手段 23 音声インターフェース手段 24 送信処理手段 25 受信処理手段 26 アップコンバート手段 27 ダウンコンバート手段 28 送信電力増幅手段 29 受信電力増幅手段 30 アンテナ 31 離散化手段 32 パワースペクトル演算手段 33 発振周波数検出手段 34 原信号推定手段 35 有信号時雑音成分解析手段 36 真S/N比演算手段 37 送信信号レベル設定手段 38 周波数変調方式無線電話親機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と子機で一対に構成され、親機子機
    間においてFSK方式で無線通信を行う無線電話装置の
    無線送信信号レベル設定方式であって、前記子機または
    親機において、受信したFSK信号を一定時間でサンプ
    リングし量子化する離散化手段と、FSK信号の1シン
    ボル長で1サンプリングタイム毎にタイムシフトするデ
    ータウィンドウ内における受信したFSK信号を基にそ
    のデータウィンドウにおける受信信号のパワースペクト
    ルを2つの発振周波数についてのみ算出するパワースペ
    クトル演算手段と、前記パワースペクトル演算手段にお
    いて算出したパワースペクトルから発振周波数を検出す
    る発振周波数検出手段と、前記発振周波数検出手段から
    検出された発振周波数を基に受信信号データから原信号
    を関数として推定する原信号推定手段と、受信信号デー
    タと前記原信号推定手段によって推定した原信号との差
    をとることにより受信信号データの雑音成分を解析する
    有信号時雑音成分解析手段と、原信号レベルと有信号時
    の雑音成分のレベルとのS/N比を求める真S/N比演
    算手段と、前記真S/N比演算手段の結果より送信信号
    のレベルを設定する送信信号レベル設定手段を具備し、
    前記真S/N比演算手段で求めるS/N比が一定となる
    ように親機または子機の送信信号レベルを逐次制御する
    ことを特徴とする無線送信信号レベル設定方式。
JP30243593A 1993-12-02 1993-12-02 無線送信信号レベル設定方式 Expired - Fee Related JP3260225B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30243593A JP3260225B2 (ja) 1993-12-02 1993-12-02 無線送信信号レベル設定方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30243593A JP3260225B2 (ja) 1993-12-02 1993-12-02 無線送信信号レベル設定方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07162353A true JPH07162353A (ja) 1995-06-23
JP3260225B2 JP3260225B2 (ja) 2002-02-25

Family

ID=17908899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30243593A Expired - Fee Related JP3260225B2 (ja) 1993-12-02 1993-12-02 無線送信信号レベル設定方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3260225B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009071845A (ja) * 1998-02-19 2009-04-02 Qualcomm Inc Nt/io値を用いたセルラーシステムにおけるフォワードリンクパワー制御

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009071845A (ja) * 1998-02-19 2009-04-02 Qualcomm Inc Nt/io値を用いたセルラーシステムにおけるフォワードリンクパワー制御
JP2010252393A (ja) * 1998-02-19 2010-11-04 Qualcomm Inc Nt/io値を用いたセルラーシステムにおけるフォワードリンクパワー制御
JP4594417B2 (ja) * 1998-02-19 2010-12-08 クゥアルコム・インコーポレイテッド Nt/io値を用いたセルラーシステムにおけるフォワードリンクパワー制御

Also Published As

Publication number Publication date
JP3260225B2 (ja) 2002-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8160528B2 (en) Method and device for detecting presence of a carrier signal in a received signal
EP1391997B1 (en) Digitally compensated direct conversion receiver
JP3744546B2 (ja) 被サンプリング信号の可変d.c.オフセットを補償する方法および装置
CA2600925A1 (en) Ultra-narrowband rf system
US8838444B2 (en) Method of estimating noise levels in a communication system
US5867766A (en) Technique for performing an automatic channel search and switch during talk-time in mobile transceivers
US8150346B2 (en) Detecting a signal in the presence of noise
US20020123308A1 (en) Suppression of periodic interference in a communications system
EP1869779B1 (en) Receiver for receipt and demodulation of a frequency modulated rf signal and method of operation therein
US6192226B1 (en) Carrier squelch processing system and apparatus
KR20220020871A (ko) 데이터 송신 단말, 데이터 송수신 시스템 및 데이터 송신 방법
US6654596B1 (en) Homodyne radio receiver having DC compensation
JP4330152B2 (ja) 無線信号用立ち上がり検出方法及び装置
JP2959498B2 (ja) 自動周波数制御回路
JP3260225B2 (ja) 無線送信信号レベル設定方式
JP6647424B2 (ja) 無線機
CN101010871B (zh) 用于无线通信终端的接收机和方法
JP2002198836A (ja) 信号スケルチ装置及び方法
JPH07202785A (ja) 受信電界レベル検出回路
KR102064038B1 (ko) 다중 경로 페이딩 효과 제거를 위한 적응형 위상 조정 장치 및 방법
KR102382197B1 (ko) Dsb-tc 진폭변조 스켈치 검출장치 및 dsb-tc 진폭변조 스켈치 검출방법
CN1881971B (zh) 相位和增益失配估计方法和设备及数字信号接收机
JP4742859B2 (ja) 無線機、制御方法及びプログラム
JP3055052B2 (ja) 無線通信機の周波数自動調整方式
WO2014132310A1 (ja) 受信装置および復調方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees