JPH07162352A - コードレス電話試験システム - Google Patents

コードレス電話試験システム

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JPH07162352A
JPH07162352A JP31163893A JP31163893A JPH07162352A JP H07162352 A JPH07162352 A JP H07162352A JP 31163893 A JP31163893 A JP 31163893A JP 31163893 A JP31163893 A JP 31163893A JP H07162352 A JPH07162352 A JP H07162352A
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mobile station
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Takeshi Odawara
壮 小田原
Masahiko Seki
雅彦 関
Hirokazu Uchiumi
弘和 内海
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基地局装置、移動局装置及びバッテリーのみ
で置局試験を行い、かつ、置局試験時と実使用時で異な
る基地局装置、移動局装置を用いても問題がなく通信が
出来るとともに、置局試験において定量的な判定を行
い、その置局試験を一人で可能にする。 【構成】 移動局装置32からの送信電波が基地局装置
31の送受信部34で受信される。この受信信号が変復
調部35で復調される。復調データはデータ編集部36
で編集され、データ折り返し部37に送出される。この
データ編集部36からのデータが折り返し部37からデ
ータ編集部36に折り返され、変復調部35で変調が施
される。この変復調部35からの変調信号が、送受信部
34から送信され、移動局装置33で受信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルハンディー
ホン、DECT方式などに係り、基地局装置と無線回線
で接続される移動局装置の使用範囲内における基地局装
置の設置場所を確定するための置局試験通信を行うコー
ドレス電話試験システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のデジタルコードレス電話
システムの構成を示すブロック図である。図5におい
て、この例は交換機1に有線電話機2と、基地局装置
(CS)3,4が接続されている。また、基地局装置
3,4と無線回線を通じた無線通信で接続される移動局
装置(PS)6,7,8を有している。基地局装置3,
4は電波到達範囲a,bをサービスエリアとし、また、
移動局装置6,7,8は、ユーザの部屋などの使用範囲
m内で用いられる。
【0003】図6は基地局装置3,4及び移動局装置
6,7,8の詳細な構成を示すブロック図である。図6
において、この例の基地局装置(CS)3,4は、送受
信部12と、変復調部13と、データ編集部14と、P
BXインターフェース部15を備えている。さらに、移
動局装置(PS)6,7,8は、それぞれ送受信部21
と、変復調部22と、データ編集部23と、PBXイン
ターフェース部24と、音声変復調部25と、スピーカ
26と、マイクロホン27を備えている。
【0004】次に、この従来例の構成の動作について説
明する。まず、移動局装置6からの送信電波が基地局装
置3の送受信部12で受信され、この受信信号が変復調
部13で復調される。復調データはデータ編集部14で
編集され、PBXインターフェース部15を通じて、交
換機1に送出される。基地局装置3の電波到達範囲内に
位置する移動局装置6の場合、移動局装置6、基地局装
置3、交換機1、有線電話機2の経路で通信が行われ
る。基地局装置4の電波到達範囲内に位置する移動局装
置7の場合も同様に、移動局装置7、基地局装置4、交
換機1、有線電話機2の経路で通信が行われる。また、
基地局装置3と基地局装置4との双方の電波到達範囲内
に位置する移動局装置8は、電界強度の強い基地局装置
(3,4)を選択して通信を行う。
【0005】次に、このようなコードレス電話試験シス
テムの置局設計について説明する。基地局装置3,4の
設置は置局設計によって決定される。この置局設計を行
う場合、基地局装置3,4、移動局装置6,7,8の電
波到達範囲で無線通信を実施し、その通信を確認して設
置場所を確定している。基地局装置3,4は電波到達範
囲及び施工などの設置上の問題を考慮して予め予想され
る場所に図5に示すように設置する。置局設計者は携帯
した移動局装置6から基地局装置3を通じて有線電話機
2との通話を行い、かつ、移動しながら通話品質の良否
によって無線の到達範囲を判定する。同様に、基地局装
置4を通じて有線電話機2との試験通話を行って、基地
局装置4の電波到達範囲を判定する。これによって、基
地局装置3,4の電波到達範囲a,bがユーザの使用範
囲mで使用可能であることを確認する。基地局装置3,
4の電波到達範囲a,bが使用範囲mをカバーできない
場合は、基地局装置の設置場所及び設置数を変更し、同
様に電波到達範囲をユーザが希望する使用範囲mをカバ
ーできるように試験通話を繰り返している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の従来
のコードレス電話試験システムでは、基地局装置の設置
場所を選択して、無線通信可能な目標範囲をカバーでき
るように、その調査を行って確認するため、現場での置
局試験通信では次の問題があった。 (1)通信を行うために交換機を必要とするため、交換
機の現地への運搬、設置及び準備が大変である。 (2)使用する基地局装置及び移動局装置の送信電力の
バラツキによって、試験時の通信に問題がなくても、実
際の運用時に異なる基地局装置、移動局装置を用いると
所望の正常な通信が出来ない場合がある。 (3)移動局装置と電話機の通話試験によって通信にお
ける問題の有無を判断するため、判断基準の個人的な聴
感感覚での主観に左右されてしまい、測定結果が曖昧な
ものとなってしまう。 (4)通話試験に最低2名の人員が必要となり、非効率
である。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、基地局装置、移動局装置及びバッテリー
のみで置局試験ができ、かつ、置局試験時と実使用時で
異なる基地局装置、移動局装置を用いても正常な通信を
行えるとともに、置局試験において定量的な判定がで
き、かつ、置局試験が一人で可能になる優れたコードレ
ス電話試験システムの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載のコードレス電話試験システムは、基
地局装置と無線回線で接続される移動局装置の使用範囲
内における基地局装置の設置場所を確定するための置局
試験通信を行うコードレス電話試験システムであり、基
地局装置に送受信手段と、信号処理手段と、データ折り
返し手段と、電源供給用バッテリとを備え、移動局装置
からの送信電波を基地局装置の送受信手段で受信した受
信信号を信号処理手段を通じてデータ折り返し手段に入
力し、かつ、この反対の経路で折り返して送受信手段か
ら送信するとともに、この送信電波を移動局装置で受信
して置局試験通信を行う構成である。
【0009】請求項2記載のコードレス電話試験システ
ムは、基地局装置と無線回線で接続される移動局装置の
使用範囲内における基地局装置の設置場所を確定するた
めの置局試験通信を行うコードレス電話試験システムで
あり、基地局装置に送受信手段と、信号処理手段と、電
源供給用バッテリと、送信電力制御手段とを備え、移動
局装置に送受信手段と、信号処理手段と、送信電力制御
手段とを備え、基地局装置の送受信手段からの送信電力
が送信電力制御手段で、最小電力に設定されて送受信手
段から送信され、この送信電波が移動局装置で受信さ
れ、この受信を信号処理手段で処理した信号を送信電力
制御手段で最小電力に設定して送受信手段から送信し、
かつ、基地局装置で受信して置局試験通信を行う構成で
ある。
【0010】請求項3記載のコードレス電話試験システ
ムは、基地局装置と、この基地局装置と無線回線で接続
される移動局装置の使用範囲内における基地局装置の設
置場所を確定するための置局試験通信を行うコードレス
電話試験システムであり、基地局装置は送受信手段と、
信号処理手段と、電源供給用バッテリと、フレームエラ
ーレート測定手段とを備え、移動局装置は送受信手段
と、信号処理手段と、フレームエラーレート測定手段
と、可視可聴表示手段とを有し、移動局装置からの送信
電波が基地局装置で受信され、この受信信号からフレー
ムエラーレート測定手段でフレームエラーレートの測定
を行い、その測定結果を送受信手段を通じて送信し、こ
の送信電波を移動局装置で受信し、その受信信号からフ
レームエラーレート測定手段が測定したフレームエラー
レートの結果及び基地局装置からのフレームエラーレー
トの測定結果とを移動局装置の可視可聴表示手段に表示
して置局試験通信を行う構成としている。
【0011】
【作用】この構成の請求項1記載のコードレス電話試験
システムは、移動局装置からの送信電波を基地局装置の
送受信部で受信し、この受信信号を信号処理部を通じて
データ折り返し部に入力している。そして、この反対の
経路で折り返して送受信部から送信し、かつ、この送信
電波を移動局装置で受信して置局試験通信を行ってい
る。したがって、通信を行うために交換機が不要になっ
て、交換機の現地への運搬、設置、準備がなくなり、基
地局装置、移動局装置及びバッテリーのみで置局試験を
行うことができ、その置局試験が一人で可能になる。
【0012】請求項2記載のコードレス電話試験システ
ムは、基地局装置の送受信部からの送信電力が、送信電
力制御部で最小電力に設定されて送受信部から送信さ
れ、この送信電波が移動局装置で受信される。この受信
を信号処理部で処理した信号を送信電力制御部で最小電
力に設定して送受信部から送信し、この送信電波を基地
局装置で受信して置局試験通信を行っている。したがっ
て、使用する基地局装置、移動局装置の送信電力のバラ
ツキがなくなり、置局試験時と実使用時で異なる基地局
装置、移動局装置を用いても問題がなく通信が行えると
ともに、その試験において定量的な判定ができ、かつ、
この置局試験が一人で可能になる。
【0013】請求項3記載のコードレス電話試験システ
ムは、移動局装置からの送信電波が基地局装置で受信さ
れ、この受信信号からフレームエラーレート測定手段で
フレームエラーレートの測定を行い、その測定結果を送
受信手段を通じて送信し、この送信電波を移動局装置で
受信している。その受信信号からフレームエラーレート
測定手段でフレームエラーレートの測定を行い、その結
果及び基地局装置からのフレームエラーレートの測定結
果とを移動局装置の可視可聴表示手段に表示して置局試
験通信を行っている。したがって、置局試験において定
量的な判定が出来るとともに、この置局試験が一人で可
能になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明のコードレス電話試験システム
の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は本発明のコードレス電話試験システ
ムの第1の実施例における構成を示すブロック図であ
る。図1において、このコードレス電話試験システム
は、基地局装置(CS)31と、この基地局装置31と
無線回線で接続される移動局装置(PS)32,33を
有している。基地局装置31には、送受信部34と、変
復調部35と、データ編集部36と、データ折り返し部
37と、PBXインターフェース部38と、電源供給用
バッテリ39が設けられている。
【0016】次に、この第1の実施例の動作について説
明する。移動局装置32からの送信電波が基地局装置3
1の送受信部34で受信される。この受信信号が変復調
部35で復調される。この復調データはデータ編集部3
6で編集され、データ折り返し部37に送出される。こ
のデータ編集部36からのデータが、データ折り返し部
37からデータ編集部36に折り返されて入力される。
さらに、変復調部35で変調が施される。この変復調部
35からの変調信号が、送受信部34から送信され、移
動局装置33で受信される。(表1)に置局試験通信が
必要とする要求環境を示す。
【0017】
【表1】
【0018】以上のように、この第1の実施例では、従
来の交換機との通話で確認していた置局試験通信に対し
て、データ折り返し部を設けて置局試験通信を行ってい
る。この場合、例えば、交換機又は擬似交換機に接続す
る必要がなく、容易に置局試験通信を行うことが出来
る。
【0019】次に、第2の実施例について説明する。図
2は第2の実施例の構成を示すブロック図である。図2
において、この例は、基地局装置41,42と、移動局
装置43,44とを有している。基地局装置41,42
には、それぞれバッテリ46,47が設けられ、かつ、
この移動局装置43,44はユーザーが希望する無線使
用範囲mで用いられる。
【0020】図3は基地局装置41,42と移動局装置
43,44の詳細な構成を示すブロック図である。図3
において、基地局装置41には送受信部51と、変復調
部52と、データ編集部53と、PBXインターフェー
ス部54と、電源供給用バッテリ55と、送信電力制御
部56とが設けられている。移動局装置43には、送受
信部61と、変復調部62と、データ編集部63と、送
信電力制御部64とが設けられている。
【0021】次に、この第2の実施例の動作について説
明する。移動局装置43のデータ編集部63で編集され
たデータが変復調部62で変調され、この変調信号が送
信電力制御部64で移動局装置43,44のバラツキ範
囲で最小となるように制限された送信電力に設定され
て、送受信部61から送信される。この送信電波が基地
局装置41,42の送受信部51で受信され、変復調部
52で復調される。この復調データがデータ編集部53
で編集されて電波到達範囲の測定に用いられる。また、
基地局装置41のデータ編集部53で編集された編集デ
ータに変復調部52で変調が施される。さらに、送信電
力制御部56で基地局装置41,42のバラツキ範囲内
で最小となるように制限された送信電力で送受信部51
から送信される。送信電波が移動局装置43の送受信部
61で受信され、さらに、変復調部62で復調される。
この復調データがデータ編集部63で編集されて電波到
達範囲の測定に用いられる。
【0022】ここで、従来の動作に基づいて置局設計を
行う場合、基地局装置41と移動局装置43の間にある
無線到達可能な範囲が電波到達範囲rとすると、基地局
装置41は図2に示される位置に配置される。ここで、
環境条件の変化により基地局装置41又は移動局装置4
3の送信電力が低下した場合又は置局設計に用いた移動
局装置43よりも送信電力の低い移動局装置44を使用
しようとした場合に、最悪条件を考慮すると実際の無線
到達可能な範囲である電波到達範囲sとなって置局設計
により設定したユーザーの要求する無線使用範囲をカバ
ーできず、無線通信が出来ない範囲が生じてしまうこと
になる。これに対し、この第2の実施例による置局設計
では基地局装置41と移動局装置43の無線到達可能な
範囲は、基地局装置41の送信電力制御部56及び移動
局装置43の送信電力制御部64によって最悪環境条件
が設定されているので、無線到達可能な範囲は電波到達
範囲rとなり、さらに基地局装置の41再配置又は増設
を行うことにより、無線通信ができない範囲が生じない
ように出来る。
【0023】(表2)に、この第2の実施例による置局
設計の精度と従来の置局設計の精度を示す。
【0024】
【表2】
【0025】以上のように、従来の実使用環境の状況に
よっては無線通信が出来ない範囲が生じるが、この第2
の実施例では最も険しい使用件で通信を行うため、あら
ゆる実使用条件下でユーザーの要求する無線使用範囲を
カバーできる精度の高い基地局装置41の配置が可能に
なる。
【0026】次に、第3の実施例について説明する。図
4は第3の実施例の構成を示すブロック図である。図4
において、このコードレス電話試験システムには基地局
装置71と、この基地局装置71と無線回線を通じて通
信を行う移動局装置72が設けられている。基地局装置
71には、送受信部73と、変復調部74と、データ編
集部75と、PBXインターフェース部76と、電源供
給用バッテリ77と、フレームエラーレート(FER)
測定部79とが設けられている。移動局装置72には、
送受信部82と、変復調部83と、データ編集部84
と、フレームエラーレート(FER)測定部85と、フ
レームエラーレート(FER)可視可聴表示部86が設
けられている。
【0027】次に、この第3の実施例の動作について説
明する。移動局装置72からの送信電波が基地局装置7
1の送受信部73で受信され、この受信信号に変復調器
74で変調が施される。さらにデータ編集部75で編集
される。ここで編集されたデータに対して、フレームエ
ラーレート(FER)測定部79によってフレームエラ
ーレートの測定を行い、その測定結果をデータ編集部7
5で編集し、この編集データに変復調部74で変調を施
す。この変調信号を送受信部73から送信し、移動局装
置72で受信する。さらに、移動局装置72では基地局
装置71からの送信電波が移動局装置72の送受信部8
2で受信される。さらに、変復調部83で復調され、こ
の復調データがデータ編集部84で編集される。ここで
編集されたデータに対して、フレームエラーレート(F
ER)測定部85によってフレームエラーレートの測定
を行い、その結果及び基地局装置71で測定された移動
局装置72にデータとして送信されてきた基地局装置7
1のフレームエラーレートの測定結果とを、移動局装置
72のフレームエラーレート可視可聴表示部86に表示
する。
【0028】(表3)に、この第3の実施例による置局
試験通信の精度及び要求環境と従来の置局試験通信の精
度及び要求環境を示す。
【0029】
【表3】
【0030】以上のように、この第3の実施例によれ
ば、基地局装置71、移動局装置の双方のフレームエラ
ーレート(FER)を移動局装置に表示することによ
り、設置状態に対して定量的な評価結果が得られ、また
複数の人員配置が不要となることになり、効率的な置局
試験通信を行うことが出来る。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載のコードレス電話試験システムは、移動局装置か
らの送信電波を基地局装置の送受信部で受信し、この受
信信号を信号処理部を通じてデータ折り返し部に入力
し、そして、この反対の経路で折り返して送受信部から
送信している。この送信電波を移動局装置で受信して置
局試験通信を行っているため、通信を行うために交換機
が不要になって、交換機の現地への運搬、設置、準備が
なくなり、基地局装置、移動局装置及びバッテリーのみ
で置局試験を行うことができ、その置局試験が一人で可
能になるという効果を有する。
【0032】請求項2記載のコードレス電話試験システ
ムは、基地局装置の送受信部からの送信電力が、送信電
力制御部で最小電力に設定されて送受信部から送信さ
れ、この送信電波が移動局装置で受信され、この受信を
信号処理部で処理した信号を送信電力制御部で最小電力
に設定して送受信部から送信している。この送信電波を
基地局装置で受信して置局試験通信を行っているため、
使用する基地局装置、移動局装置の送信電力のバラツキ
がなくなり、置局試験時と実使用時で異なる基地局装
置、移動局装置を用いても問題がなく通信が行えるとと
もに、その試験において定量的な判定ができ、かつ、こ
の置局試験が一人で可能になるという効果を有する。
【0033】請求項3記載のコードレス電話試験システ
ムは、移動局装置からの送信電波が基地局装置で受信さ
れ、この受信信号からフレームエラーレート測定手段で
フレームエラーレートの測定を行っている。その測定結
果を送受信手段を通じて送信し、この送信電波を移動局
装置で受信し、その受信信号からフレームエラーレート
測定手段でフレームエラーレートの測定を行い、その結
果及び基地局装置からのフレームエラーレートの測定結
果とを移動局装置の可視可聴表示手段に表示して置局試
験通信を行っているため、置局試験において定量的な判
定が出来るとともに、この置局試験が一人で可能になる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコードレス電話試験システムの第1の
実施例における構成を示すブロック図
【図2】第2の実施例の構成を示すブロック図
【図3】第2の実施例の基地局装置と移動局装置の詳細
な構成を示すブロック図
【図4】第3の実施例の構成を示すブロック図
【図5】従来のデジタルコードレス電話システムの構成
を示すブロック図
【図6】従来の基地局装置及び移動局装置の詳細な構成
を示すブロック図
【符号の説明】
31 基地局装置(CS) 32,33 移動局装置(PS) 34 送受信部 37 データ折り返し部 37 電源供給用バッテリ 56,64 送信電力制御部 79,85 フレームエラーレート(FER)測定部 86 フレームエラーレート(FER)可視可聴表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局装置と無線回線で接続される移動
    局装置の使用範囲内における前記基地局装置の設置場所
    を確定するための置局試験通信を行うコードレス電話試
    験システムであり、前記基地局装置に送受信手段と、信
    号処理手段と、データ折り返し手段と、電源供給用バッ
    テリとを備え、前記移動局装置からの送信電波を基地局
    装置の送受信手段で受信した受信信号を信号処理手段を
    通じてデータ折り返し手段に入力し、かつ、この反対の
    経路で折り返して前記送受信手段から送信するととも
    に、この送信電波を移動局装置で受信して置局試験通信
    を行うことを特徴とするコードレス電話試験システム。
  2. 【請求項2】 基地局装置と無線回線で接続される移動
    局装置の使用範囲内における前記基地局装置の設置場所
    を確定するための置局試験通信を行うコードレス電話試
    験システムであり、前記基地局装置に送受信手段と、信
    号処理手段と、電源供給用バッテリと、送信電力制御手
    段とを備え、前記移動局装置に送受信手段と、信号処理
    手段と、送信電力制御手段とを備え、前記基地局装置の
    送受信手段からの送信電力が送信電力制御手段で、最小
    電力に設定されて送受信手段から送信され、この送信電
    波が前記移動局装置で受信され、この受信を信号処理手
    段で処理した信号を送信電力制御手段で最小電力に設定
    して送受信手段から送信し、かつ、前記基地局装置で受
    信して置局試験通信を行うことを特徴とするコードレス
    電話試験システム。
  3. 【請求項3】 基地局装置と、この基地局装置と無線回
    線で接続される移動局装置の使用範囲内における基地局
    装置の設置場所を確定するための置局試験通信を行うコ
    ードレス電話試験システムであり、前記基地局装置は送
    受信手段と、信号処理手段と、電源供給用バッテリと、
    フレームエラーレート測定手段とを備え、前記移動局装
    置は送受信手段と、信号処理手段と、フレームエラーレ
    ート測定手段と、可視可聴表示手段とを有し、前記移動
    局装置からの送信電波が基地局装置で受信され、この受
    信信号からフレームエラーレート測定手段でフレームエ
    ラーレートの測定を行い、その測定結果を送受信手段を
    通じて送信し、この送信電波を前記移動局装置で受信
    し、その受信信号からフレームエラーレート測定手段が
    測定したフレームエラーレートの結果及び基地局装置か
    らのフレームエラーレートの測定結果とを移動局装置の
    可視可聴表示手段に表示して置局試験通信を行うことを
    特徴とするコードレス電話試験システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011515054A (ja) * 2008-03-11 2011-05-12 中▲興▼通▲訊▼股▲フン▼有限公司 セルラーネットワーク用無線信号伝播モデルのテスト方法及びシステム

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JP2011515054A (ja) * 2008-03-11 2011-05-12 中▲興▼通▲訊▼股▲フン▼有限公司 セルラーネットワーク用無線信号伝播モデルのテスト方法及びシステム
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