JPH07162268A - ディジタルフィルタ - Google Patents
ディジタルフィルタInfo
- Publication number
- JPH07162268A JPH07162268A JP33884393A JP33884393A JPH07162268A JP H07162268 A JPH07162268 A JP H07162268A JP 33884393 A JP33884393 A JP 33884393A JP 33884393 A JP33884393 A JP 33884393A JP H07162268 A JPH07162268 A JP H07162268A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- correction coefficient
- adder
- outputs
- coefficient element
- circuit
- Prior art date
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- Pending
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- Picture Signal Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のディジタルフィルタの機能を単一のフ
ィルタにより実現するとともに、多ビットのTI分離信
号に対しても、各々の係数マトリクスに対応する係数群
の数だけの係数レジスタを設けることなく所望のフィル
タリングを行うことを目的とする。 【構成】 m×n(m,nは整数)の画素群に対応する
補正係数要素群を複数個持ち、該補正係数要素群の少な
くとも1対の間で共通の補正係数要素を持つディジタル
フィルタにおいて、複数の補正係数要素群に含まれる前
記共通の補正係数要素を一要素として管理し、入力画像
の属性信号に応じて補正係数要素を切り替えて演算手段
に供給する補正係数要素変更手段と、m×nの画素群か
らなる入力画像信号と前記補正係数要素変更手段より供
給された補正係数要素群との演算処理を行う演算手段と
を有する。
ィルタにより実現するとともに、多ビットのTI分離信
号に対しても、各々の係数マトリクスに対応する係数群
の数だけの係数レジスタを設けることなく所望のフィル
タリングを行うことを目的とする。 【構成】 m×n(m,nは整数)の画素群に対応する
補正係数要素群を複数個持ち、該補正係数要素群の少な
くとも1対の間で共通の補正係数要素を持つディジタル
フィルタにおいて、複数の補正係数要素群に含まれる前
記共通の補正係数要素を一要素として管理し、入力画像
の属性信号に応じて補正係数要素を切り替えて演算手段
に供給する補正係数要素変更手段と、m×nの画素群か
らなる入力画像信号と前記補正係数要素変更手段より供
給された補正係数要素群との演算処理を行う演算手段と
を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TI分離信号に応じ、
入力画像信号に対してエッジ強調処理やスムージング処
理などの演算処理を行うディジタルフィルタに関する。
入力画像信号に対してエッジ強調処理やスムージング処
理などの演算処理を行うディジタルフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、入力画像信号から幾つかの特
徴を抽出して得られる画素の特性信号(TI分離信号)
に応じ、入力画像信号に対してエッジ強調やスムージン
グ処理などを行うディジタルフィルタが存在する。例え
ば特開平3−88568のディジタルフィルタでは、入
力画像を文字、網点、写真の3種類に分類し、文字のと
きはエッジ強調、網点の時はスムージング処理、写真の
ときはスルーで出力する。このとき、入力画像信号の入
力画像補正用にエッジ強調処理用とスムージング処理用
の2種類のフィルタを別々に備えていた。また前記2種
類のフィルタに重み付けをして加重平均をとることによ
り、前記画像の補正特性を連続的に変更可能としてい
る。しかしながら、前記従来技術ではフィルタを2個必
要とし、また各々のフィルタ出力に加重平均の比率を乗
算させるための乗算器が必要となるため回路が大規模に
なるという欠点があった。
徴を抽出して得られる画素の特性信号(TI分離信号)
に応じ、入力画像信号に対してエッジ強調やスムージン
グ処理などを行うディジタルフィルタが存在する。例え
ば特開平3−88568のディジタルフィルタでは、入
力画像を文字、網点、写真の3種類に分類し、文字のと
きはエッジ強調、網点の時はスムージング処理、写真の
ときはスルーで出力する。このとき、入力画像信号の入
力画像補正用にエッジ強調処理用とスムージング処理用
の2種類のフィルタを別々に備えていた。また前記2種
類のフィルタに重み付けをして加重平均をとることによ
り、前記画像の補正特性を連続的に変更可能としてい
る。しかしながら、前記従来技術ではフィルタを2個必
要とし、また各々のフィルタ出力に加重平均の比率を乗
算させるための乗算器が必要となるため回路が大規模に
なるという欠点があった。
【0003】また、特開平4ー35264では、前記ス
ムージング処理やエッジ強調処理を行うために各フィル
タの機能に対応する係数群を係数レジスタに記憶してお
き、画素の特性信号に応じて前記係数群の1つを選んで
単一のフィルタに与えることにより演算処理を行い、複
数のフィルタの機能を単一のフィルタで実現している。
これにより、前記の特開平3−88568におけるよう
な欠点は改良されている。しかし、前記スムージング処
理やエッジ処理は例えばm×n(m,nは整数)の画素
群からなる入力画像信号とm×nの係数群(以降では係
数マトリクスと呼ぶ)との和積演算を行うことにより実
現されるので、前記係数マトリクスの1つを保持してお
くために、m×n個のレジスタを必要とする。TI分離
信号の数だけ異なった係数マトリクスはあるので、(T
I分離信号の数)×(1つの係数マトリクスに含まれる
係数の数)の数だけ係数レジスタを用意しなければなら
ない。そのため、TI分離信号が多ビットの場合には前
記係数マトリクスを保持するための係数レジスタ群を構
成する回路が非常に大規模になるという問題点があっ
た。
ムージング処理やエッジ強調処理を行うために各フィル
タの機能に対応する係数群を係数レジスタに記憶してお
き、画素の特性信号に応じて前記係数群の1つを選んで
単一のフィルタに与えることにより演算処理を行い、複
数のフィルタの機能を単一のフィルタで実現している。
これにより、前記の特開平3−88568におけるよう
な欠点は改良されている。しかし、前記スムージング処
理やエッジ処理は例えばm×n(m,nは整数)の画素
群からなる入力画像信号とm×nの係数群(以降では係
数マトリクスと呼ぶ)との和積演算を行うことにより実
現されるので、前記係数マトリクスの1つを保持してお
くために、m×n個のレジスタを必要とする。TI分離
信号の数だけ異なった係数マトリクスはあるので、(T
I分離信号の数)×(1つの係数マトリクスに含まれる
係数の数)の数だけ係数レジスタを用意しなければなら
ない。そのため、TI分離信号が多ビットの場合には前
記係数マトリクスを保持するための係数レジスタ群を構
成する回路が非常に大規模になるという問題点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記欠点を
除去し、複数のディジタルフィルタの機能を単一のフィ
ルタにより実現するとともに、多ビットのTI分離信号
に対しても、各々の係数マトリクスに対応する係数群の
数だけの係数レジスタを設けることなく所望のフィルタ
リングを行うことを目的とするものである。
除去し、複数のディジタルフィルタの機能を単一のフィ
ルタにより実現するとともに、多ビットのTI分離信号
に対しても、各々の係数マトリクスに対応する係数群の
数だけの係数レジスタを設けることなく所望のフィルタ
リングを行うことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明のディジタルフィルタは、m×n(m,nは
整数)の画素群に対応する補正係数要素群を複数個持
ち、該補正係数要素群の少なくとも1対の間で共通の補
正係数要素を持つディジタルフィルタにおいて、複数の
補正係数要素群に含まれる前記共通の補正係数要素を一
要素として管理し、入力画像の属性信号に応じて補正係
数要素を切り替えて演算手段に供給する補正係数要素変
更手段と、m×nの画素群からなる入力画像信号と前記
補正係数要素変更手段より供給された補正係数要素群と
の演算処理を行う演算手段とを有することを特徴とす
る。
め、本発明のディジタルフィルタは、m×n(m,nは
整数)の画素群に対応する補正係数要素群を複数個持
ち、該補正係数要素群の少なくとも1対の間で共通の補
正係数要素を持つディジタルフィルタにおいて、複数の
補正係数要素群に含まれる前記共通の補正係数要素を一
要素として管理し、入力画像の属性信号に応じて補正係
数要素を切り替えて演算手段に供給する補正係数要素変
更手段と、m×nの画素群からなる入力画像信号と前記
補正係数要素変更手段より供給された補正係数要素群と
の演算処理を行う演算手段とを有することを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明では、所望の特性を持つフィルタを構成
するための係数マトリクスに含まれる補正係数要素群を
補正係数要素ごとに可変にするようにしたので、多数の
フィルタリング機能を、比較的小さな回路規模で実現で
きる。
するための係数マトリクスに含まれる補正係数要素群を
補正係数要素ごとに可変にするようにしたので、多数の
フィルタリング機能を、比較的小さな回路規模で実現で
きる。
【0007】
【実施例】以下、実施例に基づき、図面を用いて具体的
に説明する。図1は本発明のディジタルフィルタの基本
構成を示すブロック図である。本図において、101は
m×nの画素群からなる入力画像信号と各画素に対応し
て設けられている補正係数要素からなる所定の補正係数
要素群との和積演算処理等を行い、入力画像の中の注目
画素の画像信号を補正して出力する演算手段である。1
02は複数の補正係数要素群から入力画像に同期して与
えられるTI分離信号等の入力画像の属性信号に応じて
補正係数要素群を切り替え、前記演算手段に与える補正
係数要素変更手段である。補正係数要素変更手段102
では異なる補正係数要素群の間で共通の補正係数要素を
持っているものは一要素として管理されている。
に説明する。図1は本発明のディジタルフィルタの基本
構成を示すブロック図である。本図において、101は
m×nの画素群からなる入力画像信号と各画素に対応し
て設けられている補正係数要素からなる所定の補正係数
要素群との和積演算処理等を行い、入力画像の中の注目
画素の画像信号を補正して出力する演算手段である。1
02は複数の補正係数要素群から入力画像に同期して与
えられるTI分離信号等の入力画像の属性信号に応じて
補正係数要素群を切り替え、前記演算手段に与える補正
係数要素変更手段である。補正係数要素変更手段102
では異なる補正係数要素群の間で共通の補正係数要素を
持っているものは一要素として管理されている。
【0008】実施例1 図2に本発明の第1の実施例におけるディジタルフィル
タの回路構成の一例を示す。図2は3×3画素入力画像
に対するフィルタ処理を行う回路である。本図におい
て、201、202、203、205、206、20
7、208はラッチ回路であり、204、209、21
0、211は2つの入力値を加算した値を出力する加算
器である。212、213、214は補正特性を示すT
I分離信号をそれぞれ補正係数要素の値にデコードする
デコーダであり、また215、216、217は補正係
数要素と対応する画素の値との乗算を行う乗算器であ
る。218は3つの乗算器からの出力を入力して加算を
行い注目画素の補正された値を出力する加算器である。
図3は3×3画素入力画像に対応する係数マトリクスで
あり、図中の各補正係数要素a、b、cはそれぞれ同じ
値を示すものとする。
タの回路構成の一例を示す。図2は3×3画素入力画像
に対するフィルタ処理を行う回路である。本図におい
て、201、202、203、205、206、20
7、208はラッチ回路であり、204、209、21
0、211は2つの入力値を加算した値を出力する加算
器である。212、213、214は補正特性を示すT
I分離信号をそれぞれ補正係数要素の値にデコードする
デコーダであり、また215、216、217は補正係
数要素と対応する画素の値との乗算を行う乗算器であ
る。218は3つの乗算器からの出力を入力して加算を
行い注目画素の補正された値を出力する加算器である。
図3は3×3画素入力画像に対応する係数マトリクスで
あり、図中の各補正係数要素a、b、cはそれぞれ同じ
値を示すものとする。
【0009】次に本実施例の動作を説明する。図2にお
いて、ラッチ回路201、202、203はそれぞれ副
走査方向1行目、2行目、3行目の画像データをラッチ
する。ラッチ回路201と203より出力された画像デ
ータは加算器204で加算され、加算器204の出力は
その後ラッチ回路205、206で順次ラッチされる。
ラッチ回路202の出力する画像データはラッチ回路2
07、208にそれぞれ前記ラッチ回路205、206
のラッチと同じタイミングで順次ラッチされる。加算器
209は加算器204とラッチ回路206の出力を加算
して出力し、乗算器215の一方の入力とする。加算器
210はラッチ回路202とラッチ回路208の出力を
加算する。また加算器211はラッチ回路205の出力
と加算器210の出力とを加算して出力し、乗算器21
7の一方の入力とする。結果的に加算器209の出力は
図3のマトリクスにおいて補正係数要素aに対応する位
置の画像データのすべてを加算して出力することにな
り、これを乗算器215の一方の入力とする。同様に加
算器211の出力は補正係数要素bに対応する位置の画
像データのすべてを加算して出力することになり、これ
を乗算器217の一方の入力とする。また、ラッチ回路
207の出力は補正係数要素cに対応する位置の画像デ
ータであり、乗算器216の入力とする。
いて、ラッチ回路201、202、203はそれぞれ副
走査方向1行目、2行目、3行目の画像データをラッチ
する。ラッチ回路201と203より出力された画像デ
ータは加算器204で加算され、加算器204の出力は
その後ラッチ回路205、206で順次ラッチされる。
ラッチ回路202の出力する画像データはラッチ回路2
07、208にそれぞれ前記ラッチ回路205、206
のラッチと同じタイミングで順次ラッチされる。加算器
209は加算器204とラッチ回路206の出力を加算
して出力し、乗算器215の一方の入力とする。加算器
210はラッチ回路202とラッチ回路208の出力を
加算する。また加算器211はラッチ回路205の出力
と加算器210の出力とを加算して出力し、乗算器21
7の一方の入力とする。結果的に加算器209の出力は
図3のマトリクスにおいて補正係数要素aに対応する位
置の画像データのすべてを加算して出力することにな
り、これを乗算器215の一方の入力とする。同様に加
算器211の出力は補正係数要素bに対応する位置の画
像データのすべてを加算して出力することになり、これ
を乗算器217の一方の入力とする。また、ラッチ回路
207の出力は補正係数要素cに対応する位置の画像デ
ータであり、乗算器216の入力とする。
【0010】本実施例の補正係数要素変更手段102は
3つのデコーダにより構成される。各デコーダ212、
213、214は画像の特性を示すTI分離信号を入力
として、補正係数要素の値b、c、aをそれぞれデコー
ドして出力する。補正係数要素の値a、c、bは乗算器
215、216、217にそれぞれ供給される。乗算器
215はデコーダ214の出力する補正係数要素の値a
と加算器209の出力を乗算する。また乗算器216は
デコーダ213の出力する補正係数要素の値cとラッチ
回路207の出力を乗算し、乗算器217はデコーダ2
12の出力する補正係数要素の値bと加算器211の出
力を乗算する。これら3つの乗算器の出力は加算器21
8の入力となり、加算されて、この場合の注目画素であ
る図3における補正係数要素cの位置の画像データを補
正したデータを出力する。
3つのデコーダにより構成される。各デコーダ212、
213、214は画像の特性を示すTI分離信号を入力
として、補正係数要素の値b、c、aをそれぞれデコー
ドして出力する。補正係数要素の値a、c、bは乗算器
215、216、217にそれぞれ供給される。乗算器
215はデコーダ214の出力する補正係数要素の値a
と加算器209の出力を乗算する。また乗算器216は
デコーダ213の出力する補正係数要素の値cとラッチ
回路207の出力を乗算し、乗算器217はデコーダ2
12の出力する補正係数要素の値bと加算器211の出
力を乗算する。これら3つの乗算器の出力は加算器21
8の入力となり、加算されて、この場合の注目画素であ
る図3における補正係数要素cの位置の画像データを補
正したデータを出力する。
【0011】実施例2 図4は本発明の第2の実施例におけるディジタルフィル
タの回路構成を示す。図4では補正係数要素変更手段1
02をレジスタ401とマルチプレクサ402、40
3、404とから構成している点が図2に示す第1の実
施例と異なっている。第1の実施例と共通な部分につい
ては同じ番号で示し、説明は省略する。また、図5にT
I分離信号に対応する係数マトリクスの一例を示す。こ
の場合、16通りのフィルタが用意されており、補正係
数要素は1/8、1/4、1/16、3/32、1/3
2、1/2、0、…、等32種類である。
タの回路構成を示す。図4では補正係数要素変更手段1
02をレジスタ401とマルチプレクサ402、40
3、404とから構成している点が図2に示す第1の実
施例と異なっている。第1の実施例と共通な部分につい
ては同じ番号で示し、説明は省略する。また、図5にT
I分離信号に対応する係数マトリクスの一例を示す。こ
の場合、16通りのフィルタが用意されており、補正係
数要素は1/8、1/4、1/16、3/32、1/3
2、1/2、0、…、等32種類である。
【0012】図4において、レジスタ401は補正係数
要素を保持している。例えば、図5の係数マトリクスを
用いる場合には32種類の補正係数要素を記憶している
ことになる。このとき、TI分離信号0000と001
0の両方に含まれる補正係数要素1/16の様にマトリ
クス間で共通の値を持つものは1つだけ記憶しておけば
よい。マルチプレクサ402、403、404はTI分
離信号の値に基づいてレジスタ中の補正係数要素の値か
ら図3の補正係数要素の値b、c、aとしてそれぞれ適
当な値をを選択する。例えば図5の係数マトリクスに対
応するマルチプレクサ302の構成はレジスタ401か
ら1/16、1/32、0の3つの値を入力としてTI
分離信号が0000の時は1/16、0001の時は1
/32、それ以外は0を選んで出力するような回路を構
成すればよい。
要素を保持している。例えば、図5の係数マトリクスを
用いる場合には32種類の補正係数要素を記憶している
ことになる。このとき、TI分離信号0000と001
0の両方に含まれる補正係数要素1/16の様にマトリ
クス間で共通の値を持つものは1つだけ記憶しておけば
よい。マルチプレクサ402、403、404はTI分
離信号の値に基づいてレジスタ中の補正係数要素の値か
ら図3の補正係数要素の値b、c、aとしてそれぞれ適
当な値をを選択する。例えば図5の係数マトリクスに対
応するマルチプレクサ302の構成はレジスタ401か
ら1/16、1/32、0の3つの値を入力としてTI
分離信号が0000の時は1/16、0001の時は1
/32、それ以外は0を選んで出力するような回路を構
成すればよい。
【0013】本実施例では、係数マトリクスを工夫して
補正係数要素の取り得る値の数を減らすことにより補正
係数要素を記憶しておくレジスタが小さくて済み、係数
要素を選択するマルチプレクサの回路も簡単にできるの
で、更に回路の規模を小さくすることができる。
補正係数要素の取り得る値の数を減らすことにより補正
係数要素を記憶しておくレジスタが小さくて済み、係数
要素を選択するマルチプレクサの回路も簡単にできるの
で、更に回路の規模を小さくすることができる。
【0014】また、前記の実施例においては3×3画素
入力画像信号における回路例を示し、TI分離信号を4
ビット16種類としたが、これらは任意の大きさのマト
リクスをもつ画素入力画像信号、任意のビット数を持つ
TI分離信号に対して容易に対応可能である。
入力画像信号における回路例を示し、TI分離信号を4
ビット16種類としたが、これらは任意の大きさのマト
リクスをもつ画素入力画像信号、任意のビット数を持つ
TI分離信号に対して容易に対応可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、補正係数要素変更手段
により所望の特性を持つフィルタを構成するための係数
マトリクスに含まれる共通の値を持つ補正係数要素を1
つの要素として管理しており、TI分離信号に応じて係
数マトリクスの値を変更してフィルタに与えるようにし
たので、単一のフィルタにより入力画像信号の補正特性
を段階的に変化させることができ、また、TI分離信号
が多ビットで構成されている場合でも係数マトリクスの
数に比例して係数レジスタの数を増加させることなく、
比較的小さな回路規模で所望のフィルタリングを行うこ
とができる。
により所望の特性を持つフィルタを構成するための係数
マトリクスに含まれる共通の値を持つ補正係数要素を1
つの要素として管理しており、TI分離信号に応じて係
数マトリクスの値を変更してフィルタに与えるようにし
たので、単一のフィルタにより入力画像信号の補正特性
を段階的に変化させることができ、また、TI分離信号
が多ビットで構成されている場合でも係数マトリクスの
数に比例して係数レジスタの数を増加させることなく、
比較的小さな回路規模で所望のフィルタリングを行うこ
とができる。
【図1】本発明のディジタルフィルタの概略の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す回路構成図であ
る。
る。
【図3】3×3画素の入力画像信号に対する係数マトリ
クス及び補正係数要素である。
クス及び補正係数要素である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す回路構成図であ
る。
る。
【図5】TI分離信号及び各TI分離信号に対応する係
数マトリクスの一例を示す図である。
数マトリクスの一例を示す図である。
101〜103、105〜108 ラッチ回路 104、109、110、111、118 加算器 112、113、114 デコーダ 115、116、117 乗算器 301 レジスタ 302、303、304 マルチプレクサ 501 演算手段 502 補正係数要素変更手段
Claims (1)
- 【請求項1】 m×n(m,nは整数)の画素群に対応
する補正係数要素群を複数個持ち、該補正係数要素群の
少なくとも1対の間で共通の補正係数要素を持つディジ
タルフィルタにおいて、複数の補正係数要素群に含まれ
る前記共通の補正係数要素を一要素として管理し、入力
画像の属性信号に応じて補正係数要素を切り替えて演算
手段に供給する補正係数要素変更手段と、m×nの画素
群からなる入力画像信号と前記補正係数要素変更手段よ
り供給された補正係数要素群との演算処理を行う演算手
段とを有することを特徴とするディジタルフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33884393A JPH07162268A (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | ディジタルフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33884393A JPH07162268A (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | ディジタルフィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07162268A true JPH07162268A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=18321949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33884393A Pending JPH07162268A (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | ディジタルフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07162268A (ja) |
-
1993
- 1993-12-02 JP JP33884393A patent/JPH07162268A/ja active Pending
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