JPH07161743A - 樹脂モールド装置 - Google Patents

樹脂モールド装置

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JPH07161743A
JPH07161743A JP30268293A JP30268293A JPH07161743A JP H07161743 A JPH07161743 A JP H07161743A JP 30268293 A JP30268293 A JP 30268293A JP 30268293 A JP30268293 A JP 30268293A JP H07161743 A JPH07161743 A JP H07161743A
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JP
Japan
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comparing
resin
break
output value
gate
Prior art date
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Pending
Application number
JP30268293A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kumano
順一 熊野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Priority to JP30268293A priority Critical patent/JPH07161743A/ja
Publication of JPH07161743A publication Critical patent/JPH07161743A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モールドフレームゲートブレーク工程におい
て、不良品の低減もしくは不良品の発生を防止する。 【構成】 樹脂封止型半導体装置の成形後のスラップ離
反手段を有する樹脂モールド装置において、前記形成品
1とスクラップとの間の離反抵抗を検出する検出手段
9,10と、この検出手段の出力値と予め設定した所定
値とを比較する比較手段と、この比較手段の出力に基づ
いてブレイク荷重を制御する制御手段とを具備した。ま
た、前記検出手段の出力値と予め設定した所定値とを比
較する比較手段と、この比較手段の出力値に基づくブレ
イク荷重が許容上限を越えた場合には警報を発生する警
報発生手段12を具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂モールド装置に関
し、特に、樹脂封止型半導体装置の成形後のスラップを
離反するのに適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂封止型半導体装置の製造工程におい
て、樹脂モールド後、パッケージとモールド金型を離反
させる。この時、パッケージのカル接続リードフレーム
をクランプした後、樹脂注入口のゲートのゲートブレイ
クブレードにより、カル・ゲートを離反させる機構を用
いる。このカル・ゲート離反機構は、ゲートブレイク性
のモニター評価(モールドフレームゲートの残りレジン
量の検出評価)を行っている。このゲートブレイク性の
モニター評価及びアンローダラック収納後のモールドフ
レームの全数外観検査は、次工程の切断工程の負荷低減
のために必要である。そして、前記従来のモールドフレ
ームゲートブレーク工程においては、モールドフレーム
ゲートの残り樹脂をブレークするため、一定の荷重を加
えるブレークブレイク荷重一定方式が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
の技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0004】従来の技術では、例えば、樹脂の接着性が
よい場合、モールド金型と樹脂との接着性がよすぎる
と、ブレイク荷重一定方式であるため、ゲート部でブレ
ークしないで他の部分でクラックが発生するという問題
があった。
【0005】また、モールド金型のゲート部の摩耗によ
り、ゲート部の接着性が大きくなるため、管理限界以上
にモールドフレームゲートの残りレジン量が発生してし
まい、前記離反抵抗が過大となり、ゲート部でブレーク
しないで他の部分にブレーククラックが発生するという
問題があった。
【0006】また、ブレイクブレードの摩耗によりゲー
ト部でブレークしないで他の部分にブレーククラックが
発生するという問題があった。
【0007】また、ゲート部をブレイクする際、ステー
ションで位置合せを行うが、この時のゲート部の位置ズ
レが生じた場合、他の部分にブレイククラックが発生す
るという問題があった。
【0008】本発明の目的は、モールドフレームゲート
のブレーク工程において、不良品の低減もしくは不良品
の発生を防止することが可能な技術を提供することにあ
る。
【0009】本発明の他の目的は、モールドフレームゲ
ートのブレーク前に離反抵抗が過大であるか否かを検出
し、ブレイク荷重が許容上限を越えた場合にはそれを警
報することが可能な技術を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0012】すなわち、樹脂封止型半導体装置の成形後
のスラップ離反手段を有する樹脂モールド装置におい
て、前記形成品とスクラップとの間の離反抵抗を検出す
る検出手段と、この検出手段の出力値と予め設定した所
定値とを比較する比較手段と、この比較手段の出力値に
基づいてブレイク荷重を制御する制御手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0013】また、樹脂封止型半導体装置の成形後のス
ラップ離反手段を有する樹脂モールド装置において、前
記形成品とスクラップとの間の離反抵抗を検出する検出
手段と、この検出手段の出力値と予め設定した所定値と
を比較する比較手段と、この比較手段の出力値に基づく
ブレイク荷重が許容上限を越えた場合には警報を発生す
る警報発生手段を具備したことを特徴とする。
【0014】
【作用】上述した手段によれば、形成品とスクラップと
の間の離反抵抗を検出し、この検出値と予め設定した所
定値とを比較し、この比較出力値に基づいてブレイク荷
重を制御するので、不良品の低減もしくは不良品の発生
を防止することができる。
【0015】また、形成品とスクラップとの間の離反抵
抗を検出し、この検出値と予め設定した所定値とを比較
し、この比較出力値に基づくブレイク荷重が許容上限を
越えた場合には警報を発生するので、不良品の発生を防
止することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明による樹脂モールド装置の一実
施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の樹脂モールド装置の一実
施例の樹脂封止型半導体装置の成形後のスラップ離反手
段の概略構成を説明するための正面断面模式図、図2は
本実施例の樹脂モールド装置の全体概略構成を示す模式
図である。
【0018】図1において、1はモールド後の成形品、
2は成形品取出し搬送体、2Aはモールド後の成形品1
を吸着するための吸着部材、3はモールド金型、4はゲ
ート離反部(レジン等の樹脂注入口部)、5はリードフ
レームゲートレジン残り樹脂(例えば、レジン)、6は
ブレイクブレード、7はモールドフレーム、8はモール
ド、9は歪ゲージ、10は演算処理部(CPU)、11
は荷重追従信号、12はメンテナンス警報手段、13は
装置駆動部、14はプリクラック板、15はフレーム受
け台である。前記歪ゲージ9はブレイクブレード6に取
り付られている。
【0019】図2において、2は成形品取出し搬送体、
6はブレイクブレード、21は左右搬送レール、22は
上下搬送レール、23,24は搬送レール21,22に
アリ溝方式で上下左右摺動自在に取り付けられている支
持部材、25は支持部材24と一体に形成されているリ
ードフレームタブレット供給搬送体、26はモールド部
である。
【0020】前記成形品取出し搬送体2は、支持部材2
3と一体に形成されており、前記支持部材23を介して
左右搬送レール21に左右摺動自在に支持されている。
そして、支持部材23の左右駆動は、左右搬送レール2
1に沿ってボールネジベルト伝導のパルスモータによっ
てなされる。成形品取出し搬送体2の上下駆動は、前記
支持部材23を介して上下搬送レール22に沿ってボー
ルネジベルト伝導のパルスモータによってなされる。
【0021】前記成形品取出し搬送体2には、ブレイク
ブレード6が搭載されている。そして、ゲートブレイク
動作は、成形品取出し体25を下降させた後、ブレイク
ブレード6をエア駆動させて行うようになっている。こ
の時、ブレイクブレード6に取り付けられている歪ゲー
ジ9により前記成形品とスクラップとの間の離反抵抗を
検出するようになっている。
【0022】次に、本実施例の樹脂モールド装置成形後
のスラップ離反手段の動作を説明する。
【0023】図1において、モール後の成形品1は、成
形品取出し体2によりモールド金型3から取り出され、
ゲート離反部4にてブレクされる。その際、経時的な要
因により発生したリードフレームゲート残り樹脂5が所
定値以上に発生・成長した場合、アンローダラック(図
示していない)収納後のモールドフレーム7の外観検査
及びその除去に多大の労力(工数)を必要とし、さら
に、それが次工程に流出した場合の切断工程での負荷は
大きい。
【0024】そこで、本発明においては、例えば、ゲー
トブレイクブレード6によりモールドフレーム7からモ
ールドスクラップ(カル・ゲート部)8をリジェクトす
る際、前記ゲートブレイクブレード6の先端もくは側面
等において受ける離反抵抗を例えば歪ゲージ9により計
測し、その値を演算処理部10において所定設定値と比
較判断し、必要に応じて前記比較値に基づいて荷重を変
化させる。あるいは、ハード的なメンテンナスを行う必
要があることを警報するための警報信号を発生し、それ
をメンテナンス警報手段12に送るとともに、装置稼働
停止指示信号を発生し、それを装置駆動部13に送り稼
働を停止する。
【0025】このように構成することにより、モールド
後の形成品1とスクラップとの間の離反抵抗を歪ゲージ
9で検出し、この検出値と予め設定した所定値とを演算
処理部(CPU)10で比較し、この比較出力値に基づ
いてブレイク荷重を制御するので、不良品の低減もしく
は不良品の発生を防止することができる。
【0026】また、モールド後の形成品1とスクラップ
との間の離反抵抗を歪ゲージ9で検出し、この検出値と
予め設定した所定値とを演算処理部(CPU)10で比
較し、この比較出力値に基づくブレイク荷重が許容上限
を越えた場合には、メンテナンス警報手段12から警報
を発生するとともに、装置稼働停止指示信号を発生し、
それを装置駆動部13に送り稼働を停止するので、不良
品の発生を防止することができる。
【0027】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0028】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0029】形成品とスクラップとの間の離反抵抗を検
出し、この検出値と予め設定した所定値とを比較し、こ
の比較出力値に基づいてブレイク荷重を制御するので、
不良品の低減もしくは不良品の発生を防止することがで
きる。
【0030】また、形成品とスクラップとの間の離反抵
抗を検出し、この検出値と予め設定した所定値とを比較
し、この比較出力値に基づくブレイク荷重が許容上限を
越えた場合には警報を発生するので、不良品の発生を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の樹脂モールド装置の一実施例の樹脂
封止型半導体装置の成形後のスラップ離反手段の概略構
成を説明するための正面断面模式図である。
【図2】 本実施例の樹脂モールド装置の全体概略構成
を示す模式図である。
【符号の説明】
1…モールド後の成形品、2…成形品取出し搬送体、2
A…吸着部材、3…モールド金型、4…ゲート離反部、
5…リードフレームゲートレジン残り樹脂、6…ブレイ
クブレード、7…モールドフレーム、8…モールド、9
…歪ゲージ、10…演算処理部(CPU)、11…荷重
追従信号、12…メンテナンス警報手段、13…装置駆
動部、14…プリクラック板、15…フレーム受け台、
21…左右搬送レール、22…上下搬送レール、23,
24…支持部材、25…リードフレームタブレット供給
搬送体、26…モルド部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂封止型半導体装置の成形後のスラッ
    プを離反する手段を有する樹脂モールド装置において、
    前記形成品とスクラップとの間の離反抵抗を検出する検
    出手段と、該検出手段の出力値と予め設定した所定値と
    を比較する比較手段と、該比較手段の出力値に基づいて
    ブレイク荷重を制御する制御手段とを具備したことを特
    徴とする樹脂モールド装置。
  2. 【請求項2】 樹脂封止型半導体装置の成形後のスラッ
    プを離反する手段を有する樹脂モールド装置において、
    前記形成品とスクラップとの間の離反抵抗を検出する検
    出手段と、該検出手段の出力値と予め設定した所定値と
    を比較する比較手段と、該比較手段の出力値に基づくブ
    レイク荷重が許容上限を越えた場合には警報を発生する
    警報発生手段を具備したことを特徴とする樹脂モールド
    装置。
JP30268293A 1993-12-02 1993-12-02 樹脂モールド装置 Pending JPH07161743A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2455204A3 (en) * 2010-11-22 2014-12-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Resin dispensing apparatus for light emitting device package and method of manufacturing light emitting device package using the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2455204A3 (en) * 2010-11-22 2014-12-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Resin dispensing apparatus for light emitting device package and method of manufacturing light emitting device package using the same
US9056690B2 (en) 2010-11-22 2015-06-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Resin dispensing apparatus for light emitting device package and method of manufacturing light emitting device package using the same

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