JPH07161404A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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Publication number
JPH07161404A
JPH07161404A JP34143193A JP34143193A JPH07161404A JP H07161404 A JPH07161404 A JP H07161404A JP 34143193 A JP34143193 A JP 34143193A JP 34143193 A JP34143193 A JP 34143193A JP H07161404 A JPH07161404 A JP H07161404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal fitting
retainer
terminal
housing
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34143193A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Muta
淳治 牟田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP34143193A priority Critical patent/JPH07161404A/ja
Priority to US08/344,489 priority patent/US5509828A/en
Priority to DE69422699T priority patent/DE69422699T2/de
Priority to EP94308721A priority patent/EP0655811B1/en
Publication of JPH07161404A publication Critical patent/JPH07161404A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 リテーナ16の基板17には端子金具1の接
続部1aに緊密に嵌合して挿通する挿通孔20が形成さ
れている。リテーナ16の側板18の内面には、下端が
挿通孔20の後側の口縁に整合する誘導斜面21が形成
されている。挿通孔20の前側および左右の口縁にも誘
導斜面22が形成されている。端子金具1をハウジング
5内に背面側から挿入したのち、リテーナ16が端子収
容室7の開口から壁面に摺接しつつ進入され、端子金具
1の位置がずれていると、接続部1aの先端が誘導斜面
21または22に当たって姿勢が修正されつつ、挿通孔
20に挿通される。リテーナ16は奥端まで押し込まれ
たところで固定される。 【効果】 端子金具の位置ずれを自動的に修正しつつ常
に正確な位置に位置決めし、かつ強固に固定することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端子金具をハウジング
に組み付ける形式のコネクタにおいて、端子金具を正確
に位置決めして固定し得るように改良を加えたコネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、コネクタの一種である自動車用
灯具に用いるL型バルブソケットでは、製造の簡便さを
図るために、従来の端子金具を芯材としたインサート成
形によるものに代わり、組み付け形式によるものの開発
が逐次行われている。その一例として、実開昭62−1
37588号に開示されたものが知られている。このバ
ルブソケットは、図5,6に示すように、L型のハウジ
ングa内に、バルブ保持室bと端子収容室cとが直交し
て設けられ、ハウジングaの前面にバルブ保持室bから
端子収容室cにわたるスリットdが切られている。そし
て、一端側にバルブ受け片fを直角に形成した端子金具
eが、スリットdを通してハウジングa内に押し込ま
れ、バルブ受け片fの側面に突成された弾性係止片g
が、バルブ保持室bの側壁に穿設された凹孔hに嵌まる
ことにより、抜け止めされて収容されるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のも
のは、端子金具eをスリットdの奥に押し込むだけであ
るので、その位置決めが不正確であり、また、抜けにも
弱い欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような欠
点を除去するために完成されたものであり、ハウジング
には端子金具を奥に収容する筒状の端子収容室が開口さ
れているとともに、その端子金具を挿通する挿通孔を有
して端子収容室の開口から壁面に摺接しつつ進入可能な
リテーナを備えており、そのリテーナには、端子金具の
先端と係合して挿通孔の開口部に誘導する誘導斜面が設
けられている構成となっている。
【0005】
【作用】本発明の作用は以下のようである。端子金具を
端子収容室の奥に収容したのち、リテーナが端子収容室
の開口から壁面に摺接しつつ進入されると、その途中
で、端子金具の先端がリテーナの誘導斜面と係合して位
置ずれが修正されつつ挿通孔の開口部に誘導され、リテ
ーナが奥まで進入したところで、端子金具が正確な位置
に位置決めされて固定される。
【0006】
【発明の効果】すなわち本発明によれば、端子金具を位
置ずれを自動的に修正しつつ常に正確な位置に位置決め
することができる。また、端子金具の挿通したリテーナ
が端子収容室の壁面に囲まれて保持されるので、端子金
具を抜け不能に強固に固定することができる効果があ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明をコネクタの一例であるL型バ
ルブソケットに適用した一実施例を図1〜図4に基づい
て説明する。図において、符号1は端子金具であって2
個で対になっており、それぞれ、先端を山形に形成した
雄型の接続部1aの基端側に、図示しないバルブの端子
部を挟持するバルブ受け片2が直角に連成されたL型の
形状で、左右対称に形成されている。バルブ受け片2の
外面側には、弾性片4が突成されている。ハウジング5
は、合成樹脂によって外観L型に成形されており、その
内部に、バルブ保持室6と端子収容室7とが直交して形
成されている。バルブ保持室6の奥側は仕切壁8により
左右に仕切られている。
【0008】ハウジング5の端子収容室7の背面側に
は、端子金具1をバルブ保持室6の軸線方向に沿って挿
入可能な2つの開口部10が、間隔をおいて左右に形成
されている。その両開口部10の間には、短い縦溝12
と長い縦溝13とが上下に間隔をおいて切られており、
各縦溝12,13の下端が、内方が斜めに上がった係止
面14となっている。ハウジング5には、端子金具1の
位置合わせ用の合成樹脂製のリテーナ16が備えられて
いる。このリテーナ16は、基板17の一側縁に側板1
8を立ち上げた形状であって、ハウジング5の端子収容
室7内にその開口から内壁に摺接しつつ進入可能となっ
ている。
【0009】このリテーナ16の底板17には、端子金
具1の接続部1aと緊密に嵌合して挿通する2個の挿通
孔20が一定の間隔をおいて透設されている。側板18
は、下端に向かうにしたがって次第に肉厚が厚くなるよ
うにその内面が傾斜していて、それが誘導斜面21とな
っており、誘導斜面21の下端がそれぞれの挿通孔20
の後側の口縁に整合している。また、各挿通孔20の前
側および左右両側の口縁にも下狭まりに傾斜した誘導斜
面22が形成されている。また、側板18の外面には、
上記した縦溝12、13に嵌入可能で、進入方向の前端
側に傾斜面を設けた係止突部24が形成されている。
【0010】なお、バルブ保持室6の左右の側面には、
端子金具1が所定位置まで押し込まれた際に、前記した
バルブ受け片2の側面の弾性片4が落ち込む凹溝26が
形成されている。本実施例は上記のような構造であっ
て、続いて組み付け手順を説明する。まず、リテーナ1
6をハウジング5の端子収容室7の開口から、合成樹脂
の弾性を利用してその中に押し込むと、図2の鎖線に示
すように、係止突部24が下側の縦溝13に嵌まってそ
の下端の係止面14に係止することによって、脱落不能
に仮止めされる。続いて、各端子金具1を、ハウジング
5の背面の対応する各開口部10を通し、途中でバルブ
受け片2の側面の弾性片4を弾性変形させつつ、図2の
矢線Aに示すようにバルブ保持室6の軸線方向に沿って
ハウジング5内に挿入する。端子金具1の接続部1aの
上方突出端が開口部10の行き止まり部28に当たった
ところで押し込みが停止され、そのとき、弾性片4が復
元弾力でバルブ保持室6の側面の凹溝26に落ち込ん
で、端子金具1が抜け不能に仮止めされる。
【0011】次に、仮止めされていたリテーナ16を端
子収容室7内にさらに押し込むのであるが、例えば、端
子金具1が図4(A)に示すようにその位置が反時計方
向に振れて正規からずれていると、リテーナ16が押し
込まれる途中で、同図のように、接続部1aの先端がリ
テーナ16の側板18の誘導斜面21に当たり、端子金
具1が時計方向に振れるようにしてその姿勢が修正され
つつ、同図(B)に示すように、接続部1aの先端が挿
通孔20内に相対的に挿通される。端子金具1が挿入方
向の後方にずれていた場合も、接続部1aの先端が誘導
斜面21に当たることにより前方に押されて位置合わせ
される。
【0012】また、端子金具1が上記とは逆に時計方向
に振れていたり、挿入方向の前方にずれていた場合は、
リテーナ16の挿通孔20の前側の口縁の誘導斜面22
により位置合わせされ、左右方向のずれも挿通孔20の
左右の口縁の誘導斜面22により位置合わせされる。リ
テーナ16が端子収容室7の奥端まで押し込まれると、
係止突部24が上下の縦溝12,13の間の壁30を乗
り越えて上側の縦溝12に嵌まり、その下端の係止面1
4に係止することにより本係止される。それにより、端
子金具1は、端子部1a並びにバルブ受け片2がそれぞ
れ端子収容室7とバルブ保持室6内の所定の位置に位置
決めされ、また、端子部1aの付け根部分がリテーナ1
6の挿通孔20に嵌まっていることにより確実に抜け止
めされて固定されるのである。
【0013】そして、このように組み付けられたL型バ
ルブソケットは、そのバルブ保持室6の開口からバルブ
の端子部が挿入され、端子収容室7の開口から相手の雌
型コネクタが挿入されて使用される。このように、本実
施例によれば、端子金具1を常に正確な位置に位置決め
して強固に固定することができる。しかも、端子金具1
の位置ずれの修正がリテーナ16の押し込みに伴って自
動的に行われるから、端子金具1の挿入のし直し等を行
う必要がなくて、作業能率を向上させることができる。
なお、端子金具1を、ハウジング5の前面等の端子収容
室7の他の側面から挿入する形式のものにも同様に適用
できる。また、筒型の雌側の接続部を有する端子金具を
組み付ける場合にも同様に適用でき、その場合は、リテ
ーナ16に、雌側の接続片の胴部の周囲を保持する円形
の挿通孔を形成すれば良い。
【0014】また、リテーナ16を端子収容室7の奥に
固定する手段は、上記実施例のものに限らず、他の係合
手段を用いても良い。さらに、本発明は、上記実施例の
L型バルブソケットに限らず、端子金具をハウジングに
組み付ける形式のコネクタ全般について広く適用するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】本実施例の断面図である。
【図3】本実施例の背面図である。
【図4】本実施例の作動説明図である。
【図5】従来例の正面図である。
【図6】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1…端子金具 1a…接続部 5…ハウジング 7…端子収容室 16…リテーナ 20…挿通孔 21,22…誘導斜面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングには端子金具を奥に収容する
    筒状の端子収容室が開口されているとともに、その端子
    金具を挿通する挿通孔を有して端子収容室の開口から壁
    面に摺接しつつ進入可能なリテーナを備えており、その
    リテーナには、端子金具の先端と係合して挿通孔の開口
    部に誘導する誘導斜面が設けられていることを特徴とす
    るコネクタ。
JP34143193A 1993-11-25 1993-12-10 コネクタ Pending JPH07161404A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34143193A JPH07161404A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 コネクタ
US08/344,489 US5509828A (en) 1993-11-25 1994-11-23 L-shaped bulb socket
DE69422699T DE69422699T2 (de) 1993-11-25 1994-11-25 Rechtwinkelige-Lampenfassung
EP94308721A EP0655811B1 (en) 1993-11-25 1994-11-25 L-shaped bulb socket

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34143193A JPH07161404A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07161404A true JPH07161404A (ja) 1995-06-23

Family

ID=18346029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34143193A Pending JPH07161404A (ja) 1993-11-25 1993-12-10 コネクタ

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JP (1) JPH07161404A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008533672A (ja) * 2005-03-18 2008-08-21 パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユール エレクトリツシエ グリユーラムペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング ランプ用のベース
JP2010511984A (ja) * 2006-12-19 2010-04-15 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ランプソケットおよびランプ

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008533672A (ja) * 2005-03-18 2008-08-21 パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユール エレクトリツシエ グリユーラムペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング ランプ用のベース
JP4700726B2 (ja) * 2005-03-18 2011-06-15 パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユール エレクトリツシエ グリユーラムペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング ランプ用のベース
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