JPH07160672A - 積和演算回路 - Google Patents

積和演算回路

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JPH07160672A
JPH07160672A JP33888493A JP33888493A JPH07160672A JP H07160672 A JPH07160672 A JP H07160672A JP 33888493 A JP33888493 A JP 33888493A JP 33888493 A JP33888493 A JP 33888493A JP H07160672 A JPH07160672 A JP H07160672A
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JP
Japan
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adder
carry
input
save
sum
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33888493A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Naoe
俊之 直江
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積和演算を高速に行う手段を提供する。 【構成】 並列乗算器を構成する複数のキャリーセーブ
型加算器としてのシフタ+キャリーセーブ型加算器9の
中で最上位の部分積の加算に要する加算器の出力と、並
列乗算器を構成するキャリー伝搬型加算器10の入力と
の間に、キャリーセーブ型加算器4を1段挿入し、この
挿入された加算器4の入力端子に、最上位の部分積の加
算結果と、演算サイクルの始めにそれ以前の累積加算結
果とを入力し、また、挿入された加算器4の出力端子を
キャリー伝搬型加算器10の入力に接続する。 【効果】 積和演算に要する時間が、従来の乗算に要す
る時間と3入力全加算器1段分の遅延時間の和で実現で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路の中で
も特にデジタル信号処理の中枢となる積和演算回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の積和演算回路の構成及びその動作
内容について図2及び図3を参照して説明する。図2は
従来の積和演算回路の1例であり、レジスタ1・2と、
並列乗算器103と、加減算を行うALU104と、ア
キュミュレータ5と、トライステートバッファ6と、デ
ータバス7とを示している。
【0003】図2をもとに積和演算の動作を説明する
と、演算サイクルの初めにレジスタ1・2にラッチされ
たデータが並列乗算器103の入力となり、乗算が実行
され乗算結果はALU104のA入力信号となる。ま
た、演算サイクルの初めにアキュミュレータ5より、A
LU104のB入力に、前記演算サイクル以前の積和演
算結果が送られ、ALU104によりA・B入力の加
(減)算を実行し、演算サイクルの終わりにアキュミュ
レータ5にラッチされる。必要な積和演算の実行が終了
すると、アキュミュレータ5に保持されたデータはトラ
イステートバッファ6を通り、データバス7に送られ
る。図3には図2で用いている並列乗算器の1回路例を
示す図であり、図に於いて乗数Yはブースエンコーダ8
に入り、ブースエンコーダ8の出力はシフタ+キャリー
セーブ加算器109の中で求まる複数の部分積の値を決
定する。シフタ+キャリーセーブ加算器109の中で最
上位の部分積まで行われると、その結果はキャリー伝搬
型加算器110に入力され、前記キャリー伝搬型加算器
の出力Mは、入力X・Yの乗算結果となる。
【0004】従来は前述のようであったため、積和演算
に要する時間は主に並列乗算に要する時間とALUの演
算(加減算)に要する時間との和であった。並列乗算が
図3のごとき回路であれば、ブースエンコーダの遅延時
間をa、キャリーセーブ加算器を構成する3入力全加算
器の遅延時間をb、部分積の加算段数をn、キャリー伝
搬型加算器の遅延時間をcとすると、並列乗算の遅延時
間tMPYは、 tMPY=a+b×n+c となる。
【0005】乗算器の出力結果は最下位ビットにより決
まって行き、従って乗算後の加(減)算も、乗算結果よ
り僅かに遅れて最下位ビットより決まって行く。乗算器
の最上位ビットが決まってからALUの最上位ビットが
決まるまでの遅延時間をdとすると、1回の積和演算に
要する時間ttotalは、 ttotal=tMPY+d=a+b×n+c+d となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般的にALUの加減
算器や乗算器内のキャリー伝搬型加算器には高速化の工
夫がされており、データ語調を何分割かし、並列に演算
を実行する。
【0007】従って、乗算器の最上位ビットが決まりA
LUの最上位ビットが決まるまでには、全加算器段数の
遅延が生じる。仮に扱うデータ語長を32ビットとし、
加減算処理を3分割つまり8ビット毎に並列に処理する
演算器を用いるなら、乗算器の最上位ビットの値が決ま
ってからALUの加減算器の最上位ビットの値が決まる
までには、最低でも3入力全加算器8段分の遅延が生じ
ることになる。
【0008】そこでこの発明は積和演算にかかる時間を
短縮し、高速なデータ処理が行える積和演算回路を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、並列乗算器を構成するキャリーセーブ型加
算器群の中で最上位の部分積の加算に要するキャリーセ
ーブ型加算器の出力と、並列乗算器を構成するキャリー
伝搬型加算器の入力との間にキャリーセーブ型加算器を
1段挿入し、その挿入されたキャリーセーブ型加算器の
入力端子に前記最上位の部分積の加算結果と、演算サイ
クルの始めにそれ以前の累積加算結果として、従来の積
和演算回路でALUの入力となる乗算結果とは別のデー
タ(図2の例ではアキュミュレータの出力)とを入力
し、前記挿入されたキャリーセーブ型加算器の出力を前
記キャリー伝搬型加算器に入力するようにしたものであ
る。
【0010】
【作用】上記したことにより、キャリー伝搬型加算器の
出力には、従来技術では単に乗算結果が出力されていた
が、本発明では積和演算結果が出力されることになる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面をもと
に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例である積和演算
回路であり、並列乗算器の入力となる2つのデータを保
持しておくためのレジスタ1・2と、キャリーセーブ型
加算器4と、アキュミュレータ5と、トライステートバ
ッファ6と、データバス7と、並列乗算を2次のブース
(Booth)アルゴリズムにより実行するために必要
なブースエンコーダ8と、並列乗算の複数の部分積の加
算を行うのに必要な複数のシフタ及びキャリーセーブ
(Carry Save)型加算器からなるキャリーセ
ーブ型加算器群としてのシフタ+キャリーセーブ型加算
器9と、キャリー伝搬型加算器10とを示している。
【0013】図1をもとに積和演算の動作を説明する
と、演算サイクルの始めにレジスタ1・2にラッチされ
たデータが、ブースエンコーダ8及びシフタ+キャリー
セーブ型加算器9に入力される。シフタ+キャリーセー
ブ型加算器9は、ブースエンコーダ8の出力結果に従っ
て複数の部分積と加算とを行う。最上位の部分積の加算
が終了すると、その結果(M1)はキャリーセーブ型加
算器4に入力される。
【0014】また、前記演算サイクルの始めには、それ
以前の累積加算結果がアキュミュレータ5よりキャリー
セーブ型加算器4に入力される。キャリーセーブ型加算
器4の出力と、シフタ+キャリーセーブ型加算器9の中
で最上位の部分積よりも低い桁の出力(M2)とが、キ
ャリー伝搬型加算器10に入力される。レジスタ1・2
より出力されるデータをそれぞれX・Y、またアキュミ
ュレータ5より出力されるデータをZとすると、キャリ
ー伝搬型加算器10の出力はX×Y+Zの値が出力され
る。
【0015】また、上記実施例に示した回路で積和演算
を実行すると、ブースエンコーダの遅延時間をa、キャ
リーセーブ型加算器を構成する3入力全加算器の遅延時
間をb、部分積の部分積の加算段数をn、キャリー伝搬
型加算器の遅延時間をcとすると、上記実施例に示した
回路で積和演算を実行すると、演算時間ttotal′は、
total′=a+b×(n+1)+cとなり、従来回路
で実行した場合の演算時間ttotal(=a+b×n+c
+d)と比較するとd−b時間高速に実行できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、並
列乗算器を構成する複数のキャリーセーブ型加算器から
なるキャリーセーブ型加算器群の中で最上位の部分積の
加算に要するキャリーセーブ型加算器の出力と、並列乗
算器を構成するキャリー伝搬型加算器の入力との間にキ
ャリーセーブ型加算器を1段挿入し、その挿入するキャ
リーセーブ型加算器の入力端子に最上位の部分積の加算
結果と従来の積和演算回路でALUの入力となる乗算結
果とは別のデータ(演算サイクルの始めにそれ以前の累
積加算結果)とを入力し、前記挿入するキャリーセーブ
型加算器の出力を前記キャリー伝搬型加算器の入力につ
なげることにより、従来乗算器を構成していた回路にキ
ャリーセーブ型加算器を追加するだけで、独立したAL
U(加減算器)を必要とせずに積和演算回路が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す積和演算回路の回路図で
ある。
【図2】従来の積和演算回路の一例を示す回路図であ
る。
【図3】並列乗算器の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1・2 レジスタ 4 キャリーセーブ型加算器 5 アキュミュレータ 6 トライステートバッファ 7 データバス 8 ブースエンコーダ 9 シフタ+キャリーセーブ型加算器 10 キャリー伝搬型加算器 103 並列乗算器 104 ALU 109 シフタ+キャリーセーブ型加算器 110 キャリー伝搬型加算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列乗算と加算または減算とを繰り返す
    積和演算回路に於いて、 並列乗算の複数の部分積の加算を行うべく3入力全加算
    器を1つのセルとしたキャリーセーブ型加算器群と、最
    終的な乗算結果を出力するキャリー伝搬型加算器と、前
    記キャリーセーブ型加算器群の最上位の部分積の加算器
    と前記キャリー伝搬型加算器との間に1段挿入されたキ
    ャリーセーブ型加算器とを有し、 前記挿入されたキャリーセーブ型加算器に、前記最上位
    の部分積の加算結果と演算サイクルの始めにそれ以前の
    累積加算結果とが入力され、 前記キャリー伝搬型加算器に、前記挿入されたキャリー
    セーブ型加算器の出力と前記キャリーセーブ型加算器群
    の前記最上位の部分積よりも低い桁の出力とが入力され
    ることを特徴とする積和演算回路。
JP33888493A 1993-12-02 1993-12-02 積和演算回路 Withdrawn JPH07160672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33888493A JPH07160672A (ja) 1993-12-02 1993-12-02 積和演算回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33888493A JPH07160672A (ja) 1993-12-02 1993-12-02 積和演算回路

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JPH07160672A true JPH07160672A (ja) 1995-06-23

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ID=18322290

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33888493A Withdrawn JPH07160672A (ja) 1993-12-02 1993-12-02 積和演算回路

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