JPH07160641A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
- Publication number
- JPH07160641A JPH07160641A JP5307714A JP30771493A JPH07160641A JP H07160641 A JPH07160641 A JP H07160641A JP 5307714 A JP5307714 A JP 5307714A JP 30771493 A JP30771493 A JP 30771493A JP H07160641 A JPH07160641 A JP H07160641A
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- JP
- Japan
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- password
- input
- user
- input timing
- character string
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ユーザID、パスワードの文字コード羅列をた
とえ他人に知られても使用許可が他人には得られない、
すなわちその本人自身がユーザID、パスワードを入力
しない限り使用許可が他人には得られないようにし、機
器内の記憶装置に格納されているプログラムやデータの
保護、及び信頼性を改善すること。 【構成】従来のユーザID、パスワードの文字コード羅
列が一致すればそれだけで使用認可を与えるものに加
え、本人でしか再現することが出来ず、また書面の文字
情報として表現の難しいユーザID、パスワードの入力
時の入力タイミング、すなわち入力文字間の時間間隔を
照会の基準とする事によって、使用許可を与える。
とえ他人に知られても使用許可が他人には得られない、
すなわちその本人自身がユーザID、パスワードを入力
しない限り使用許可が他人には得られないようにし、機
器内の記憶装置に格納されているプログラムやデータの
保護、及び信頼性を改善すること。 【構成】従来のユーザID、パスワードの文字コード羅
列が一致すればそれだけで使用認可を与えるものに加
え、本人でしか再現することが出来ず、また書面の文字
情報として表現の難しいユーザID、パスワードの入力
時の入力タイミング、すなわち入力文字間の時間間隔を
照会の基準とする事によって、使用許可を与える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナル・コンピュ
ータやワークステーションと総称される情報処理装置に
おいて、その使用者が使用開始時に使用認可対象者か否
かを判断するために入力を要求されるユーザID、パス
ワードの入力及び判断に関する。
ータやワークステーションと総称される情報処理装置に
おいて、その使用者が使用開始時に使用認可対象者か否
かを判断するために入力を要求されるユーザID、パス
ワードの入力及び判断に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置、例えば、パーソナ
ルコンピュータやワークステーションと総称される電子
機器においては、機器内の記憶装置に格納されているプ
ログラムやデータの保護のために、使用者が使用開始時
に使用認可対象者か否かを判断するためにユーザID、
パスワードの入力を要求する方式を採用している。この
場合、使用者が入力したユーザID、パスワードの文字
コード羅列を予め登録してあるものと比較し、文字コー
ド羅列が一致すれば使用認可を与える方式となっている
ため、文字コード羅列が他人に知られてしまうと、それ
だけで誰でも使用許可を得てしまうという危険性があ
る。そのため、例えば、特開平2−137884号公報
のように、時間帯によりパスワード自体を変化させる方
法等、種々のパスワード保護技術がある。
ルコンピュータやワークステーションと総称される電子
機器においては、機器内の記憶装置に格納されているプ
ログラムやデータの保護のために、使用者が使用開始時
に使用認可対象者か否かを判断するためにユーザID、
パスワードの入力を要求する方式を採用している。この
場合、使用者が入力したユーザID、パスワードの文字
コード羅列を予め登録してあるものと比較し、文字コー
ド羅列が一致すれば使用認可を与える方式となっている
ため、文字コード羅列が他人に知られてしまうと、それ
だけで誰でも使用許可を得てしまうという危険性があ
る。そのため、例えば、特開平2−137884号公報
のように、時間帯によりパスワード自体を変化させる方
法等、種々のパスワード保護技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような情報処理
装置、例えば、パーソナルコンピュータやワークステー
ションと総称される電子機器においては、使用者が使用
開始時に使用認可対象者か否かを判断するために入力し
たユーザID、パスワードの文字コード羅列が予め登録
してあるものと比較し、文字コード羅列が一致すればそ
れだけで使用認可を与える方式であった。従って、ユー
ザID、パスワードの文字コード羅列を他人に知られて
しまうと、それだけで誰でも使用許可を得てしまうとい
う危険性があった。
装置、例えば、パーソナルコンピュータやワークステー
ションと総称される電子機器においては、使用者が使用
開始時に使用認可対象者か否かを判断するために入力し
たユーザID、パスワードの文字コード羅列が予め登録
してあるものと比較し、文字コード羅列が一致すればそ
れだけで使用認可を与える方式であった。従って、ユー
ザID、パスワードの文字コード羅列を他人に知られて
しまうと、それだけで誰でも使用許可を得てしまうとい
う危険性があった。
【0004】本発明の目的は、ユーザID、パスワード
の文字コード羅列をたとえ他人に知られても使用許可が
他人には得られない、すなわちその本人自身がユーザI
D、パスワードを入力しない限り使用許可が他人には得
られない方式とし、機器内の記憶装置に格納されている
プログラムやデータの保護、及び信頼性を改善すること
にある。
の文字コード羅列をたとえ他人に知られても使用許可が
他人には得られない、すなわちその本人自身がユーザI
D、パスワードを入力しない限り使用許可が他人には得
られない方式とし、機器内の記憶装置に格納されている
プログラムやデータの保護、及び信頼性を改善すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、使用者が使用認可対象者か否かを判断
する手段として、従来のユーザID、パスワードの文字
コード羅列を予め登録してあるものと比較し、文字コー
ド羅列が一致すればそれだけで使用認可を与える方式に
加え、本人でしか再現することが出来ず、また書面の文
字情報として表現の難しいユーザID、パスワードの入
力時の入力タイミング、すなわち入力文字間の時間間隔
を照会の基準とする事によって、使用許可を与える。
め、本発明では、使用者が使用認可対象者か否かを判断
する手段として、従来のユーザID、パスワードの文字
コード羅列を予め登録してあるものと比較し、文字コー
ド羅列が一致すればそれだけで使用認可を与える方式に
加え、本人でしか再現することが出来ず、また書面の文
字情報として表現の難しいユーザID、パスワードの入
力時の入力タイミング、すなわち入力文字間の時間間隔
を照会の基準とする事によって、使用許可を与える。
【0006】
【作用】従来の情報処理装置、例えば、パーソナルコン
ピュータやワークステーションと総称される電子機器に
おいては、使用者は使用開始時にユーザID、パスワー
ドを入力し、全文字列を入力し終わった段階で文字デー
タを送信、予め登録してあるものと比較し、文字コード
羅列が一致すればそれだけで使用認可を与える方式であ
る。
ピュータやワークステーションと総称される電子機器に
おいては、使用者は使用開始時にユーザID、パスワー
ドを入力し、全文字列を入力し終わった段階で文字デー
タを送信、予め登録してあるものと比較し、文字コード
羅列が一致すればそれだけで使用認可を与える方式であ
る。
【0007】本発明では、ユーザID、パスワードを入
力の際、一文字ずつ文字データを判断回路にリアルタイ
ムで送り、入力の文字コード羅列をが予め登録してある
ものと比較するのに加え、入力タイミング、すなわち入
力文字間の時間間隔を照会の基準とする事によって、使
用許可を与えることにより、目的を達成する。
力の際、一文字ずつ文字データを判断回路にリアルタイ
ムで送り、入力の文字コード羅列をが予め登録してある
ものと比較するのに加え、入力タイミング、すなわち入
力文字間の時間間隔を照会の基準とする事によって、使
用許可を与えることにより、目的を達成する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図4を用
いて説明する。説明の便宜上、パスワードの入力に関し
て説明するが、同様の方法がユーザID等の入力にも応
用出来ることは言うまでもない。
いて説明する。説明の便宜上、パスワードの入力に関し
て説明するが、同様の方法がユーザID等の入力にも応
用出来ることは言うまでもない。
【0009】図1は、本発明の一実施例のパスワード入
力タイミング認識装置の制御系ブロック図、図2は、パ
スワード入力タイミング認識概念図、図3はパスワード
入力タイミングの許容範囲設定図、図4は本発明の一実
施例の情報処理装置の内部構成ブロック図である。
力タイミング認識装置の制御系ブロック図、図2は、パ
スワード入力タイミング認識概念図、図3はパスワード
入力タイミングの許容範囲設定図、図4は本発明の一実
施例の情報処理装置の内部構成ブロック図である。
【0010】本発明の対象とする情報処理装置は図4の
ような内部構成になっている。マウス26や、キーボー
ド11からの処理命令に従い、中央処理装置21はメイ
ンメモリ22、フロッピディスク装置27、ハードディ
スク装置28等とデータの入出力を行い、処理結果を表
示装置16に表示する。従って、装置の使用者は、表示
装置16を視認しながらマウス26や、キーボード11
を操作する。従来の装置においては、ハードディスク2
8装置に格納されているプログラムやデータの保護のた
めに、使用者が使用開始時に使用認可対象者か否かを判
断するためにユーザID、パスワードの入力を要求する
方式を採用している。例えば、使用認可対象者のパスワ
ードが、『PASS』であると仮定する。この場合、使
用者は使用開始時にキーボード11から『PASS』と
自由な速度で入力した後、『送信キー』を押すと中央処
理装置21はこの『PASS』という文字列を取り込
み、予めハードディスク装置28に格納されている使用
認可対象者の登録パスワードと文字列を比較し、一致す
れば使用許可を与える方法になっている。
ような内部構成になっている。マウス26や、キーボー
ド11からの処理命令に従い、中央処理装置21はメイ
ンメモリ22、フロッピディスク装置27、ハードディ
スク装置28等とデータの入出力を行い、処理結果を表
示装置16に表示する。従って、装置の使用者は、表示
装置16を視認しながらマウス26や、キーボード11
を操作する。従来の装置においては、ハードディスク2
8装置に格納されているプログラムやデータの保護のた
めに、使用者が使用開始時に使用認可対象者か否かを判
断するためにユーザID、パスワードの入力を要求する
方式を採用している。例えば、使用認可対象者のパスワ
ードが、『PASS』であると仮定する。この場合、使
用者は使用開始時にキーボード11から『PASS』と
自由な速度で入力した後、『送信キー』を押すと中央処
理装置21はこの『PASS』という文字列を取り込
み、予めハードディスク装置28に格納されている使用
認可対象者の登録パスワードと文字列を比較し、一致す
れば使用許可を与える方法になっている。
【0011】これに対し、本発明の一実施例では、図1
のような制御系ブロック図で示されるパスワード入力タ
イミング認識装置を採用している。例えば、使用認可対
象者のパスワードが、『PASS』であると仮定する。
この場合、使用者は使用開始時にキーボード11から
『PASS』を予め登録しておいた入力タイミング、す
なわち入力文字間の時間間隔で入力する。入力されたパ
スワードは一文字ずつリアルタイムでキーボード入力内
容認識装置12に取り込み、入力間隔計測装置13に入
力タイミングを送り、入力タイミングの計測を行う。一
方、予めハードディスク装置28に格納されている使用
認可対象者の登録パスワードの文字列と入力タイミング
を呼出し、入力内容正否判断装置14において実際に入
力されたパスワードの文字列と入力タイミングを比較す
る。ここで、実際に入力されたパスワードの文字列と入
力タイミングの両方が、予めハードディスク装置28に
格納されている使用認可対象者の登録パスワードの文字
列と入力タイミングと一致すれば使用許可を与える方法
になっている。
のような制御系ブロック図で示されるパスワード入力タ
イミング認識装置を採用している。例えば、使用認可対
象者のパスワードが、『PASS』であると仮定する。
この場合、使用者は使用開始時にキーボード11から
『PASS』を予め登録しておいた入力タイミング、す
なわち入力文字間の時間間隔で入力する。入力されたパ
スワードは一文字ずつリアルタイムでキーボード入力内
容認識装置12に取り込み、入力間隔計測装置13に入
力タイミングを送り、入力タイミングの計測を行う。一
方、予めハードディスク装置28に格納されている使用
認可対象者の登録パスワードの文字列と入力タイミング
を呼出し、入力内容正否判断装置14において実際に入
力されたパスワードの文字列と入力タイミングを比較す
る。ここで、実際に入力されたパスワードの文字列と入
力タイミングの両方が、予めハードディスク装置28に
格納されている使用認可対象者の登録パスワードの文字
列と入力タイミングと一致すれば使用許可を与える方法
になっている。
【0012】本発明の実施例におけるパスワードの文字
列入力タイミング判断の概念図を図2に示す。図2で
は、横軸方向に時間の経過とパスワードの文字列入力を
表しており、例えば(1)の例では、『PASS』とい
うパスワードの文字列を、まず『P』をキーインしてか
ら1.0秒後に『A』をキーイン、0.5秒後に『S』
をキーイン、さらに0.5秒後に『S』をキーインし
て、全部で2.0秒間でパスワードの文字列入力を完了
することを表している。ここで、(1)は予めハードデ
ィスク装置28に格納されている使用認可対象者の登録
パスワードの文字列と入力タイミング例とすると、
(2)は正しい使用者のパスワードの文字列入力タイミ
ング例、(3)は正しくない使用者のパスワードの文字
列入力タイミング例になる。この例では、『PASS』
というパスワードの文字列に対して予め使用認可対象者
の入力タイミングが(1)のようなものであると登録さ
れており、それが『P』をキーインしてから1.0秒後
に『A』をキーイン、0.5秒後に『S』をキーイン、
さらに0.5秒後に『S』をキーインして、全部で2.
0秒間でパスワードの文字列入力を完了するというもの
である。従って、(3)のパスワードの文字列入力タイ
ミング例のように、『PASS』というパスワードの文
字列を0.67秒の等間隔でキーインしては、たとえ全
部で2.0秒間でパスワードの文字列入力を完了したと
しても正しい使用者とは認識されない。この予め使用認
可対象者が登録しておく必要のあるパスワードの文字列
に対するの入力タイミングは、その登録者が好きなリズ
ム感でかつ再現しやすいものを実際にキーボード11か
ら入力して、登録すればよい。
列入力タイミング判断の概念図を図2に示す。図2で
は、横軸方向に時間の経過とパスワードの文字列入力を
表しており、例えば(1)の例では、『PASS』とい
うパスワードの文字列を、まず『P』をキーインしてか
ら1.0秒後に『A』をキーイン、0.5秒後に『S』
をキーイン、さらに0.5秒後に『S』をキーインし
て、全部で2.0秒間でパスワードの文字列入力を完了
することを表している。ここで、(1)は予めハードデ
ィスク装置28に格納されている使用認可対象者の登録
パスワードの文字列と入力タイミング例とすると、
(2)は正しい使用者のパスワードの文字列入力タイミ
ング例、(3)は正しくない使用者のパスワードの文字
列入力タイミング例になる。この例では、『PASS』
というパスワードの文字列に対して予め使用認可対象者
の入力タイミングが(1)のようなものであると登録さ
れており、それが『P』をキーインしてから1.0秒後
に『A』をキーイン、0.5秒後に『S』をキーイン、
さらに0.5秒後に『S』をキーインして、全部で2.
0秒間でパスワードの文字列入力を完了するというもの
である。従って、(3)のパスワードの文字列入力タイ
ミング例のように、『PASS』というパスワードの文
字列を0.67秒の等間隔でキーインしては、たとえ全
部で2.0秒間でパスワードの文字列入力を完了したと
しても正しい使用者とは認識されない。この予め使用認
可対象者が登録しておく必要のあるパスワードの文字列
に対するの入力タイミングは、その登録者が好きなリズ
ム感でかつ再現しやすいものを実際にキーボード11か
ら入力して、登録すればよい。
【0013】また、キーインするタイミングの許容誤差
も、各使用者のセキュリティの重要度に対する考え方や
目的等により、自由に設定出来る構造を採用する。例え
ば、図3(a)(b)では登録パスワードの入力タイミ
ングに対する使用者のキーインする入力タイミングの許
容範囲をハッチングで示しており、図3(a)の例で
は、登録パスワードの入力タイミングに対して0.2秒
の許容範囲を設定したもの、図3(b)の例では、登録
パスワードの入力タイミングに対して0.4秒の許容範
囲を設定したものを示している。この場合、図3(a)
の例では、(1)の登録パスワードの入力タイミング
は、『PASS』というパスワードの文字列を、まず
『P』をキーインしてから1.0秒後に『A』をキーイ
ン、0.5秒後に『S』をキーイン、さらに0.5秒後
に『S』をキーインして、全部で2.0秒間でパスワー
ドの文字列入力を完了するという内容になっており、各
文字の入力タイミングの許容範囲が0.2秒に設定され
ていることを表している。この場合、(2)は正しい使
用者のパスワードの文字列入力タイミング例、(3)は
正しくない使用者のパスワードの文字列入力タイミング
例になる。図3(b)の例では、使用者のパスワード文
字列キーインの入力タイミング例は図3(a)の例と同
一でありながら、登録パスワードの入力タイミングに対
して0.4秒の許容範囲を設定しているため、(2)も
(3)のいづれも正しい使用者のパスワードの文字列入
力タイミング例になる。すなわち、登録パスワードの入
力タイミングに対する使用者のキーインする入力タイミ
ングの許容範囲を自由に設定することにより、各使用者
のセキュリティの重要度に対する考え方や目的等に応じ
て自由に設定出来る。
も、各使用者のセキュリティの重要度に対する考え方や
目的等により、自由に設定出来る構造を採用する。例え
ば、図3(a)(b)では登録パスワードの入力タイミ
ングに対する使用者のキーインする入力タイミングの許
容範囲をハッチングで示しており、図3(a)の例で
は、登録パスワードの入力タイミングに対して0.2秒
の許容範囲を設定したもの、図3(b)の例では、登録
パスワードの入力タイミングに対して0.4秒の許容範
囲を設定したものを示している。この場合、図3(a)
の例では、(1)の登録パスワードの入力タイミング
は、『PASS』というパスワードの文字列を、まず
『P』をキーインしてから1.0秒後に『A』をキーイ
ン、0.5秒後に『S』をキーイン、さらに0.5秒後
に『S』をキーインして、全部で2.0秒間でパスワー
ドの文字列入力を完了するという内容になっており、各
文字の入力タイミングの許容範囲が0.2秒に設定され
ていることを表している。この場合、(2)は正しい使
用者のパスワードの文字列入力タイミング例、(3)は
正しくない使用者のパスワードの文字列入力タイミング
例になる。図3(b)の例では、使用者のパスワード文
字列キーインの入力タイミング例は図3(a)の例と同
一でありながら、登録パスワードの入力タイミングに対
して0.4秒の許容範囲を設定しているため、(2)も
(3)のいづれも正しい使用者のパスワードの文字列入
力タイミング例になる。すなわち、登録パスワードの入
力タイミングに対する使用者のキーインする入力タイミ
ングの許容範囲を自由に設定することにより、各使用者
のセキュリティの重要度に対する考え方や目的等に応じ
て自由に設定出来る。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、パーソナルコンピュー
タやワークステーションと総称される情報処理装置にお
いて、使用者が使用開始時に使用認可対象者か否かを判
断するためにユーザID、パスワードの文字コード羅列
を入力する場合、ユーザID、パスワードの文字コード
羅列をたとえ他人に知られても使用許可が他人には得ら
れない、すなわちその本人自身がユーザID、パスワー
ドを入力しない限り使用許可が他人には得られない方式
とすることができ、機器内の記憶装置に格納されている
プログラムやデータの保護、及び信頼性を改善出来る。
タやワークステーションと総称される情報処理装置にお
いて、使用者が使用開始時に使用認可対象者か否かを判
断するためにユーザID、パスワードの文字コード羅列
を入力する場合、ユーザID、パスワードの文字コード
羅列をたとえ他人に知られても使用許可が他人には得ら
れない、すなわちその本人自身がユーザID、パスワー
ドを入力しない限り使用許可が他人には得られない方式
とすることができ、機器内の記憶装置に格納されている
プログラムやデータの保護、及び信頼性を改善出来る。
【図1】本発明の一実施例のパスワード入力タイミング
認識装置の制御系ブロック図である。
認識装置の制御系ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のパスワード入力タイミング
認識概念図である。
認識概念図である。
【図3】本発明の一実施例のパスワード入力タイミング
の許容範囲設定図である。
の許容範囲設定図である。
【図4】本発明の一実施例の情報処理装置の内部構成ブ
ロック図である。
ロック図である。
11…キーボード、 12…キーボード入力内容認識装置、 13…入力間隔計測装置、 14…入力内容正否判断装置、 15…表示制御部、 16…表示装置、 17…パスワード情報格納装置、 21…中央処理装置、 22…メインメモリ、ROM/RAM、 23…I/O制御部、 24…フロッピディスク制御部、 25…ハードディスク制御部、 26…マウス、 27…フロッピディスク装置、 28…ハードディスク装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野尻 徹 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099株式会社 日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 柳生 和男 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内
Claims (1)
- 【請求項1】制御装置等を内蔵した本体と、フラットデ
ィスプレイ、CRT等を用いた表示装置と、キーボード
及びマウス等の入力装置によって構成されるパーソナル
・コンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置
において、使用者が使用開始時に使用認可対象者か否か
を判断するために入力を要求されるユーザID、パスワ
ードの入力で、入力されたユーザID、パスワードの文
字コードの照会だけではなく、入力時の入力タイミン
グ、すなわち入力文字間の時間間隔を照会の基準とする
ことを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5307714A JPH07160641A (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5307714A JPH07160641A (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07160641A true JPH07160641A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17972362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5307714A Pending JPH07160641A (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07160641A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1074181A (ja) * | 1996-06-27 | 1998-03-17 | Fujitsu Ltd | パスワード判定装置と方法 |
JPH10269182A (ja) * | 1997-03-26 | 1998-10-09 | Oki Electric Ind Co Ltd | 利用者認証方法および利用者認証システム |
JPH11134301A (ja) * | 1997-10-31 | 1999-05-21 | Fujitsu Ltd | パスワード処理装置および記録媒体 |
JPH11306140A (ja) * | 1998-04-21 | 1999-11-05 | Dainippon Printing Co Ltd | 暗証番号入力方法及び入力装置 |
JP2000099184A (ja) * | 1998-09-21 | 2000-04-07 | Sharp Corp | 情報システム |
WO2001039099A1 (fr) * | 1999-11-22 | 2001-05-31 | Fujitsu Limited | Processeur d'informations et support d'enregistrement |
JP2020161185A (ja) * | 2014-07-19 | 2020-10-01 | エイペックス アイピー ホールディングス リミテッド ライアビリティ カンパニー | パスワードの照合のための記号入力のタイミングの使用 |
-
1993
- 1993-12-08 JP JP5307714A patent/JPH07160641A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2020161185A (ja) * | 2014-07-19 | 2020-10-01 | エイペックス アイピー ホールディングス リミテッド ライアビリティ カンパニー | パスワードの照合のための記号入力のタイミングの使用 |
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