JPH07160398A - ペン入力装置 - Google Patents

ペン入力装置

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JPH07160398A
JPH07160398A JP30766393A JP30766393A JPH07160398A JP H07160398 A JPH07160398 A JP H07160398A JP 30766393 A JP30766393 A JP 30766393A JP 30766393 A JP30766393 A JP 30766393A JP H07160398 A JPH07160398 A JP H07160398A
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JP
Japan
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pen
switch
color
mode
electronic pen
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JP30766393A
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English (en)
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Noriyuki Niwa
宣之 丹羽
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電子ペンにモード切り替えスイッチを設けるこ
とにより、メニューを画面上に表示して指示することな
くモード切り替え操作ができるペン入力装置を提供す
る。 【構成】 画面上の位置を位置を指示してデータを入力
するペン2と、ペン2に設けられ、電子ペン2の描画モ
ードを切り替えるノックスイッチ23と、ノックスイッ
チ23の切り替え信号に基づいて、画面上に描画モード
を表示する表示手段5とを具備する電子ペン入力装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、表示したい画
像を手書き入力したり、所定の位置を座標入力すること
によって描画情報を入力可能にするペン入力装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、キーボード,マウス等の代わりに
電子ペンやタッチパネル等を用いてスクリーン上の位置
を指示することにより、スクリーン上に描画できる電子
ペン入力装置が開発されている。このような装置は、デ
ィスプレイの前面にタッチパネル又は後方に電磁誘導や
静電容量型のデジタイザを備え、指や特殊な入力ペンに
よって位置を指示し、その座標を入力できるように構成
されている。このような入力装置は、ディスプレイ上の
様々なスイッチやメニューを直接指示することにより入
力できるためキーボードのカーソルキーやマウスよりも
素早く、かつ直接指示できるので操作が簡単である。ま
た、マウスを操作して入力する場合は机面上等の少なく
ともマウスを操作するスペースを必要とするが、前述の
入力装置は表示面以外に入力のためのスペースを必要と
しない。
【0003】従来の電子ペンによる描画方法は、表示部
に表示されているモード切り替えメニュー(例えば、線
やパターンの色、図形の形、塗りつぶしのパターン、線
の太さ等)を電子ペンにて指示する。その後、選択した
モードに応じてタブレット上で電子ペンを動かすと、そ
の動きに従ってディスプレイ面に描画が行なわれる。一
般に、ペン入力描画装置等では、データの入力に関し
て、手書きにより文字を入力してこれを文字認識する方
法と、画面上にキーを表示し、これを指示しそのキーに
対応するファンクションを指示して入力する方法(ソフ
トキーボード入力)との2つの方法がある。
【0004】図8は、従来例のシステムの外観図であ
る。図8に示すシステムでは表示部とタブレットとは一
体となって構成されている。また、図9は、図8に示す
システムの各モード切り替えメニューを表示した状態を
示す図である。また、図10は、図8のシステムの電子
ペンの外観図である。図10において、電子ペンはペン
本体21とペン先端部22とを有している。動作を説明
すると、先端部22がタブレットに接触すると、タブレ
ットは先端部22により指示された座標とペン自身がO
N状態であることを認識し、ペン先端部22を離すとペ
ンがOFF状態であることを認識する。例えば、描画し
たい線の色を切り替えるメニュー表示のうち「赤」の枠
内でペンをON状態にすると、これから使用するペンと
して「赤」のペンを選択したことになり、その後ペンを
ON状態にして、ペン先端部22をタブレット上ですべ
らすと、タブレットが各位置でのペン先で指示された位
置の座標を得るため、ペンの移動した軌跡にしたがって
赤い線を表示部に描くことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例においては、モードを切り替える毎にペンを描画
する位置から移動させてメニュー内のスイッチを指示し
なければならなかったり、また図9のようにメニューを
表示することによって、描画された画面の一部が隠され
てしまうという不都合が生じていた。
【0006】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、ペンにモ
ード切替スイッチを設けることにより、メニューを画面
上に表示して指示することなくモード切り替え操作がで
きるペン入力装置を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明のペン入力装置は、画面上
の位置を指示してデータを入力するペンと、該ペンに設
けられて該ペンにより描画モードを切り替える切替手段
と、該切替手段の切り替え信号に基づいて、対応する描
画モードで前記ペンからの入力に基づく表示を行なう表
示手段とを具備することを特徴としている。
【0008】また、好ましくは前記切替手段はオン・オ
フ切り替え可能なスイッチを有し、該スイッチの切替回
数に応じて描画モードを変更することを特徴としてい
る。また、好ましくは前記切替手段はスライドスイッチ
を有し、前記スライドスイッチの摺動位置に応じて描画
モードを変更することを特徴としている。また、好まし
くは前記描画モードは表示する色を指定することを特徴
としている。
【0009】また、好ましくは前記描画モードは表示す
る線の種類を指定することを特徴としている。また、好
ましくは前記描画モードは塗りつぶし画像を指定するこ
とを特徴としている。
【0010】
【作用】以上のように、この発明に係わるペン入力装置
は構成されているので、モード切替スイッチを有するペ
ンによって、メニューを画面上に表示して指示すること
なくモード切り替え操作ができるペン入力装置を提供で
きる。また、スライドスイッチを有するペンによって、
微妙な色の設定等を描画する画面上でなく電子ペン側で
行なうことができ、トータル的な作業がスムーズに行な
え、メニューウィンドウによって画面の一部が隠れると
いう欠点を解消できる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の好適な
実施例を詳細に説明する。 <第1の実施例>図1は第1実施例の電子ペンを示す外
観図であり、図2は本実施例に基づくペン入力描画装置
の全体構成を示すブロック図である。図1、図2に示す
ように、描画部1は、入力感知部12と座標解析部13
と格納部14と線分描画部15とカーソル表示部16と
を備え、それら全てを制御する制御部11から構成され
ている。制御部11には、後述するプログラム等を記憶
するROM111、RAM112、プログラムや入力信
号に基づいて格納部14や入力感知部12を制御するC
PU110が組み込まれている。また、電子ペン2は一
端部に形成されたペン先端部22と、他端に形成された
モード切り替えノックスイッチ23とを備えるペン本体
21とを有している。また、切り替えノックスイッチ2
3は、押し込むたびに決められた信号がペン本体21を
介してペン先端部22に伝わるように構成されている。
【0012】入力感知部12は、電子ペン2の先端部2
2からの入力信号を感知し、その入力信号を制御部11
に送るように配設される。入力感知部12によって電子
ペンからの信号を感知すると、信号は一旦制御部11に
送られ、制御部11は何らかのデータが入力されたこと
を感知する。制御部11は、入力された位置を認識する
ために位置の座標を解析する座標解析部13を介して座
標認識装置3で、電子ペンを用いて指示された位置を認
識する。この認識された位置情報は格納部14を介して
記録部4で記録保持される。表示部5は、電子ペン2に
よって描かれる線分の種類や色等を選択又は確認できる
ように線分描画部15とカーソル表示部16とを介して
各モード(現在使用中のモードや現在使用されていない
モード)を画面に表示する。
【0013】この状態でモードを切り替えたいときは、
画面に表示されているモードから使用するモードを選択
し、電子ペン2のノックスイッチを必要とするモードに
なるまで押す。これによりペン先端部22から決められ
た信号が制御部11へ送られてモードを変更し、その変
更されたモードを表示部に表示する。上述の操作を繰り
返すことによって描画中に線分の種類や色等を自由に変
更することができる。
【0014】(線分の色の変更)次に、本実施例に基づ
く電子ペンにより、線分の色を変更して、描画する操作
の流れを説明する。図2において、まず、描画部1の立
ち上げ時の初期化処理で記憶装置4に格納されている
「ペン入力の線分の色」をデフォルト設定の「黒」にす
る。ここで、「ペン入力の線分の色」を変更するのであ
れば、電子ペン2に取り付けられたモード切り替えノッ
クスイッチ23を押す。すると入力感知部12を介して
線分の色が切り替わることが制御部11に伝えられ、制
御部11は、格納部14を介して記憶装置4に格納され
ている「ペン入力の線分の色」を取り出す。この状態
で、モード切り替えノックスイッチ23を押す毎に、記
憶部4に格納されている「色の種類テーブル」の色の順
番に線分の色を変更して行く。変更された色は、格納部
14を介して記憶部4にそのデータが保存される。更
に、上述の操作によって変更された「ペン入力の線分の
色」に基づいてペン先端部22を表すカーソルの種類を
「ペン入力の線分の色」と同様に変更する。例えば、現
在デフォルトの「黒」で線分を描画している場合、切り
替えノックスイッチ23を2回押すと、ペンマークのカ
ーソルが「黒」から「赤」、「赤」から「オレンジ」に
切り替わり、この時点から描画する線分の色が「オレン
ジ」となる。図3に「色の種類テーブル」の一例を示
す。図3において、切り替えたい線分の色になるまで切
り替えノックスイッチ23を押し、この押下毎に表示部
5に所定のカーソルや線分の種類を表示する。
【0015】図11は、線の色を変更するときの動作を
記述したフローチャートである。図11において、現在
「ペン入力線の色」が黒に設定されているとする。この
状態で入力感知部12によりモード切り替えスイッチが
押されたか否か判断する(ステップS1)。ステップS
1でスイッチを押下されると(ステップS1での判断が
YESのとき)、ペン先端部からCPU110へ制御信
号が送られ、制御部11はROM111に格納されてい
る「ペン入力線の色」の設定プログラムを読み込む(ス
テップS2)。ステップS1での判断がNOの場合はリ
ターンする。その後ステップS2でプログラムが読み込
まれると(起動されると)、画面に「色の種類テーブ
ル」を表示する(ステップS3)。ステップS4では、
ノックスイッチを押下する毎に「色の種類テーブル」の
順番に線の色が変更される。ステップS4で変更したい
線の色に「色の種類テーブル」を設定すると、画面に表
示されているペンマークのカーソルが変更した線の色に
変わる(ステップS5)。以上の操作により線の色を変
更する。
【0016】また、後述する「図形の塗りつぶしパター
ンの変更」や「線の太さの変更」や「図形形状の変更」
の操作についても上記フローチャートのステップS2で
の読み出すプログラムが異なるだけであり、その対応す
るステップを変更するのみで実現される。以下、説明の
重複を避けるため、夫々のフローチャートの説明を省略
する。
【0017】(図形の塗りつぶしパターンの変更)次
に、電子ペン2によって図形の塗りつぶしパターンを変
更して描画する操作手順を説明する。図4は、「パター
ンの種類テーブル」の一例を示す図である。図4におい
て、最初の描画部1の立ち上げ時の初期化処理によって
記憶部4に格納されている「図形の塗りつぶしパター
ン」のデータをデフォルトの「無地」に設定する。ここ
で、描画する図形の塗つぶしパターンを変更したいとき
は、電子ペン2に取り付けられたモード切り替えノック
スイッチ23を切り替えたいパターンになるまで押す。
電子ペン2に取り付けられたモード切り替えノックスイ
ッチ23を押すと入力感知部12を介して塗りつぶしパ
ターンが切り替わることが制御部11に伝えられ、制御
部11は、格納部14を介して記憶装置4に格納されて
いる「図形の塗つぶしパターン」のデータを取り出す。
この状態で、モード切り替えノックスイッチ23を押す
毎に、記憶部4に格納されている「図形の塗つぶしパタ
ーン」の「塗りつぶしパターンテーブル」のパターンの
順番に図形の塗りつぶしパターンを変更して行く。こう
して変更されたパターンは、格納部14を介して記憶部
4に保存される。更に、上述の操作によって変更された
「図形の塗りつぶしパターン」に基づいてペン先端部2
2を表すカーソルの種類を「図形の塗りつぶしパター
ン」のデータと同じになるように変更する。
【0018】例えば、現在デフォルトの「無地」で塗り
つぶしパターンを描画している場合、切り替えノックス
イッチ23を2回押すと、ペンマークのカーソルの塗り
つぶしパターンが「無地」から「黒塗り」、「黒塗り」
から「縦メッシュ」に切り替わり、この時点から描画す
る図形の塗りつぶしパターンが「縦メッシュ」となるの
である。図4において、切り替えたいパターンになるま
で切り替えノックスイッチ23を繰り返し押下し、この
押下毎に表示部5に所定のカーソルやパターンの種類を
表示する。
【0019】(線分の太さの変更)次に、電子ペン2に
よって線分の太さを変更して描画する操作手順を説明す
る。図5は、「線の太さの種類テーブル」の一例を示す
図である。図5において、最初の描画部1の立ち上げ時
の初期化処理によって記憶部4に格納されている「線分
の太さ」のデータをデフォルトの「1ドット線」に設定
する。ここで、描画する線分の太さを変更したいとき
は、電子ペン2に取り付けられたモード切り替えノック
スイッチ23を切り替えたいパターンになるまで繰り返
し押す。電子ペン2に取り付けられたモード切り替えノ
ックスイッチ23を押すと入力感知部12を介して線分
の太さが切り替わることが制御部11に伝えられ、制御
部11は、格納部14を介して記憶装置4に格納されて
いる「線分の太さ」のデータを取り出す。この状態で、
モード切り替えノックスイッチ23を押す毎に、記憶部
4に格納されている「線分の太さ」のデータの「線分の
太さのテーブル」のパターンの順番に線分の太さを変更
して行く。変更された線分の太さは、格納部14を介し
て記憶部4に保存される。更に、上述の操作によって変
更された「線分の太さ」に基づいてペン先端部22を表
すカーソルの種類を「線分の太さ」のデータと同じにな
るように変更する。
【0020】例えば、現在デフォルトの「1ドット線」
で線分の太さを描画している場合、切り替えノックスイ
ッチ23を2回押すと、ペンマークのカーソルの塗りつ
ぶしパターンが「1ドット線」から「3ドット線」、更
に「3ドット線」から「5ドット線」に切り替わり、こ
の時点から描画する線分の太さが「5ドット線」となる
のである。また、「7ドット線」で図形を描画している
ときにノックスイッチ23を2回押すと、カーソルの線
の太さが「7ドット線」から「9ドット線」、更に「9
ドット線」から「1ドット線」に戻ることとなり描画す
る線分の太さがデフォルトの「1ドット線」に設定され
る。図5において、切り替えたい線分の太さになるまで
切り替えノックスイッチ23を押し、各押下毎に表示部
5によって所定のカーソルやパターンの種類を表示す
る。
【0021】(図形形状の変更)次に、電子ペン2によ
って図形の形状を変更して描画する操作手順を説明す
る。図6は、「図形の形状の種類テーブル」の一例を示
す図である。図6において、最初の描画部1の立ち上げ
時の初期化処理によって記憶部4に格納されている「図
形の形状」のデータをデフォルトの「自由線」に設定す
る。ここで、描画する図形の形状を変更したいときは、
電子ペン2に取り付けられたモード切り替えノックスイ
ッチ23を切り替えたい図形の形状になるまで繰り返し
押す。電子ペン2に取り付けられたモード切り替えノッ
クスイッチ23を押すと入力感知部12を介して図形の
形状が切り替わることが制御部11に伝えられ、制御部
11は、格納部14を介して記憶装置4に格納されてい
る「図形の形状」のデータを取り出す。この状態で、モ
ード切り替えノックスイッチ23を押す毎に、記憶部4
に格納されている「図形の形状」のデータの「図形の形
状のテーブル」のパターンの順番に線分の太さを変更し
て行く。変更された図形の形状は、格納部14を介して
記憶部4にそのデータが保存される。更に、上述の操作
によって変更された「図形の形状」に基づいてペン先端
部22を表すカーソルの種類を「図形の形状」のデータ
と同じになるように変更する。
【0022】例えば、現在デフォルトの「自由線」で図
形の形状を描画している場合、切り替えノックスイッチ
23を2回押すと、ペンマークのカーソルの図形の形状
のパターンが「自由線」から「矩形」、更に「矩形」か
ら「楕円」替わり、この時点から描画する図形の形状が
「楕円」となる。図6において、切り替えたい図形の形
状になるまで切り替えノックスイッチ23を押し、各押
下毎に表示部5に所定のカーソルやパターンの種類を表
示する。尚、上述の実施例では、ノックスイッチ23を
押下する毎に描画する形状や色などを変更したが、ノッ
クスイッチ23を押し続け、その押し続ける時間に応じ
て変更してもよい。
【0023】<第2の実施例>前述した第1の実施例と
共通する様な構成等については重複を避けるため説明を
省略する。図7は第2の実施例に基づく電子ペンの外観
図である。図7において、電子ペン2’は一端にペン先
端部22が設けられ、他端には第1実施例のノックスイ
ッチ23の替わりにペン本体21の直交する3つの方向
に夫々配され、所定距離Rだけ電子ペン2’の長手方向
にスライドするモード切り替えスライドスイッチ23
a、23b、23cが備えられている。これらのモード
切り替えスライドスイッチ23a、23b、23cを所
定距離Rだけ移動させることによって必要とする線分の
色等を調節するのである。
【0024】上述のような電子ペン2’の構成におい
て、3つ設けられたスライドスイッチ23a、23b、
23cは、夫々線分の色の3つの要素(赤、緑、青)の
色の濃さの指定に用いられ、各色の要素の濃さは1%単
位で指定できる。例えば、赤100%、緑0%、青0%
のときは赤色、また赤0%、緑0%、青0%のときは黒
色といったようにペンの色を指定される。スライドスイ
ッチ23a、23b、23cは、スライドさせるたびに
決められた信号がペン本体21を介してペン先端部22
に伝わるように構成されている。
【0025】(色の変更)以下に図2のブロック図を用
いて、第2実施例の電子ペン2’で描画する色を変更し
て描画する操作手順を説明する。最初の描画部1の立ち
上げ時の初期化処理によって3つのスライドスイッチ2
3a、23b、23cの位置情報(色の3要素の濃さ情
報)を描画部1に伝達する。「ペン入力の色」の色を変
更するときは、電子ペン2’に取り付けられたスイッチ
23a、23b、23cを夫々所定距離だけスライドさ
せる。電子ペン2に取り付けられたスライドスイッチ2
3a、23b、23cをスライドさせると入力感知部1
2を介して色情報が変更されることが制御部11に伝え
られ、制御部11は、格納部14を介して記憶装置4に
格納されている「ペン入力の色」のデータを電子ペン
2’から伝達された色情報に更新する。この状態で、ス
ライドスイッチ23a、23b、23cをスライドさせ
る毎に、記憶部4に格納されている「ペン入力の色」の
データを任意の色の構成に変更して行く。変更された色
情報は、格納部14を介して記憶部4に保存される。更
に、上述の操作によって変更された「ペン入力の色」に
基づいてペン先端部22を表すカーソルの種類を「ペン
入力の色」のデータと同じになるように変更する。
【0026】以上、第2の実施例では、3つのスライド
スイッチを使用したが、3つに限るものではなく、他の
機能を有するスイッチを別に設けてもよい。以上説明し
たように、第1の実施例によるノックスイッチによれ
ば、メニューを画面上に表示して画面上で指示すること
なくモード切り替え操作ができるペン入力描画装置を提
供できる。
【0027】また、第2の実施例のスライドスイッチを
有する電子ペンによって、微妙な色の設定等を描画する
画面上でなく電子ペン側で行なうことができトータル的
な作業がスムーズに行なえ、またメニューウィンドウに
よって画面の一部が隠れるという欠点も解消できる。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で上記各実施
例を修正又は変形したものに適用可能である。
【0028】例えば、第1の実施例によればモード切り
替えノックスイッチは電子ペンの他端部に設けられた
が、先端部をノックスイッチとして使用してもよい。
また、本発明に基づく第1の実施例と第2の実施例とを
組み合わせて構成される電子ペンに適用しても、1つの
機能から成る電子ペンに適用しても良い。また、本発明
の装置にプログラムを供給することによって達成される
場合にも適用できることは言うまでもない。
【0029】(実施例の効果)以上説明したように、本
実施例の電子ペン入力装置によれば、モード切り替えノ
ックスイッチを有する電子ペンによって、メニューを画
面上に表示して画面上で指示することなくモード切り替
え操作ができるペン入力描画装置を提供できる効果があ
る。
【0030】また、スライドスイッチを有する電子ペン
によって、微妙な色の設定等を描画する画面上でなく電
子ペン側で行なうことができトータル的な作業がスムー
ズに行なえ、メニューウィンドウによって画面の一部が
隠れるという欠点を解消できる効果がある。
【0031】
【発明の効果】ペンにモード切替スイッチを設けること
により、メニューを画面上に表示して指示することなく
モード切り替え操作ができるペン入力装置を提供できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に基づく機能スイッチ付き電子ペン
の外観図である。
【図2】本実施例に基づく電子ペン入力装置の全体構成
を示すブロック図である。
【図3】第1実施例に基づく「色の種類テーブル」の一
例を示す図である。
【図4】第1実施例に基づく「パターンの種類テーブ
ル」の一例を示す図である。
【図5】第1実施例に基づく「線の太さの種類テーブ
ル」の一例を示す図である。
【図6】第1の実施例に基づく「図形の形状の種類テー
ブル」の一例を示す図である。
【図7】第2実施例に基づく機能スイッチ付き電子ペン
の外観図である。
【図8】従来例の電子ペンによる描画システムを示す外
観図である。
【図9】図8の従来例の電子ペンによる描画システムに
おいて、各モード切り替えメニューを表示した状態を示
す外観図である。
【図10】従来例の電子ペンの外観図である。
【図11】本実施例のペンによる線の色の変更操作を記
述したフローチャートである。
【符号の説明】 1 描画部 11 制御部 12 入力感知部 13 座標解析部 14 データ格納部 15 線分描画部 16 カーソル表示部 2 電子ペン 3 座標認識装置 4 記憶装置 5 表示部 21 電子ペン本体 22 電子ペン先端部 23 モード切り替えノックスイッチ 23a スライドスイッチ 23b スライドスイッチ 23c スライドスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上の位置を指示してデータを入力す
    るペンと、該ペンに設けられて該ペンにより描画モード
    を切り替える切替手段と、 該切替手段の切り替え信号に基づいて、対応する描画モ
    ードで前記ペンからの入力に基づく表示を行なう表示手
    段とを具備することを特徴とするペン入力装置。
  2. 【請求項2】 前記切替手段はオン・オフ切り替え可能
    なスイッチを有し、該スイッチの切替回数に応じて描画
    モードを変更することを特徴とする請求項1に記載のペ
    ン入力装置。
  3. 【請求項3】 前記切替手段はスライドスイッチを有
    し、前記スライドスイッチの摺動位置に応じて描画モー
    ドを変更することを特徴とする請求項1に記載のペン入
    力装置。
  4. 【請求項4】 前記描画モードは表示する色を指定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。
  5. 【請求項5】 前記描画モードは表示する線の種類を指
    定することを特徴とする請求項1に記載のペン入力装
    置。
  6. 【請求項6】 前記描画モードは塗りつぶし画像を指定
    することを特徴とする請求項1に記載のペン入力装置。
JP30766393A 1993-12-08 1993-12-08 ペン入力装置 Withdrawn JPH07160398A (ja)

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