JPH07160225A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH07160225A JPH07160225A JP30916293A JP30916293A JPH07160225A JP H07160225 A JPH07160225 A JP H07160225A JP 30916293 A JP30916293 A JP 30916293A JP 30916293 A JP30916293 A JP 30916293A JP H07160225 A JPH07160225 A JP H07160225A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- dynamic range
- crystal panel
- display device
- amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】視野角を改善できるとともに階調反転を抑える
ことができる液晶表示装置を提供する。 【構成】液晶パネル１５と、この液晶パネル１５に表示
させるべき画像に対応した入力信号を白レベルから黒レ
ベルまでの範囲を規定する複数種類のダイナミックレン
ジで増幅する増幅器１１，１２と、この増幅器１１，１
２の出力信号に従って液晶パネル１５を駆動して画像を
表示させる駆動回路１４と、増幅器１１，１２のダイナ
ミックレンジを切り換えるダイナミックレンジ切換手段
１３とを備えている。
ことができる液晶表示装置を提供する。 【構成】液晶パネル１５と、この液晶パネル１５に表示
させるべき画像に対応した入力信号を白レベルから黒レ
ベルまでの範囲を規定する複数種類のダイナミックレン
ジで増幅する増幅器１１，１２と、この増幅器１１，１
２の出力信号に従って液晶パネル１５を駆動して画像を
表示させる駆動回路１４と、増幅器１１，１２のダイナ
ミックレンジを切り換えるダイナミックレンジ切換手段
１３とを備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶表示装置に関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は急激な技術開発が
展開し、これに伴いＣＲＴに劣らない表示品位を実現し
てきており、パーソナルコンピュータ等様々な分野で使
用されている。図３は、従来の液晶表示装置のブロック
図である。図３において、１１は入力信号をダイナミッ
クレンジＶd1で増幅する増幅器、１４は増幅された入力
信号を入力して液晶パネル１５を駆動する駆動回路であ
る。
展開し、これに伴いＣＲＴに劣らない表示品位を実現し
てきており、パーソナルコンピュータ等様々な分野で使
用されている。図３は、従来の液晶表示装置のブロック
図である。図３において、１１は入力信号をダイナミッ
クレンジＶd1で増幅する増幅器、１４は増幅された入力
信号を入力して液晶パネル１５を駆動する駆動回路であ
る。
【０００３】図４は、従来の液晶表示装置をある角度か
らみた時の駆動電圧−透過率特性を示す図である。図４
において、縦軸は透過率（％）、横軸は駆動電圧
（Ｖ）、Ｖ d1は液晶パネル１５に供給する信号の白レベ
ルから黒レベルまでの範囲を規定するダイナミックレン
ジ、Ａ1 は白と黒の関係が反転するという階調反転が生
じる領域を示す。
らみた時の駆動電圧−透過率特性を示す図である。図４
において、縦軸は透過率（％）、横軸は駆動電圧
（Ｖ）、Ｖ d1は液晶パネル１５に供給する信号の白レベ
ルから黒レベルまでの範囲を規定するダイナミックレン
ジ、Ａ1 は白と黒の関係が反転するという階調反転が生
じる領域を示す。
【０００４】このように構成された従来例の液晶表示装
置の動作を説明する。すなわち、入力された信号は、増
幅器１１においてダイナミックレンジＶd1で増幅され、
駆動回路１４は増幅器１１のダイナミックレンジＶd1で
液晶パネル１５を駆動する。なお、従来の液晶表示装置
としては、入力信号を増幅する増幅器１１は１つしか持
たず、液晶パネル１５に供給する信号の白レベルから黒
レベルまでの範囲を規定するダイナミックレンジＶd1は
図４に示すようにある一定の幅であった。
置の動作を説明する。すなわち、入力された信号は、増
幅器１１においてダイナミックレンジＶd1で増幅され、
駆動回路１４は増幅器１１のダイナミックレンジＶd1で
液晶パネル１５を駆動する。なお、従来の液晶表示装置
としては、入力信号を増幅する増幅器１１は１つしか持
たず、液晶パネル１５に供給する信号の白レベルから黒
レベルまでの範囲を規定するダイナミックレンジＶd1は
図４に示すようにある一定の幅であった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の液晶表示装置は、高コントラストを実現できてもＣ
ＲＴと較べて視野角が狭く、画面を見る角度によって駆
動電圧−透過率特性が変化するため、画面を見る角度に
よっては図４に示すように暗部において階調反転が生じ
るという課題を有していた。
来の液晶表示装置は、高コントラストを実現できてもＣ
ＲＴと較べて視野角が狭く、画面を見る角度によって駆
動電圧−透過率特性が変化するため、画面を見る角度に
よっては図４に示すように暗部において階調反転が生じ
るという課題を有していた。
【０００６】したがって、この発明の目的は、視野角を
改善できるとともに階調反転を抑えることができる液晶
表示装置を提供することである。
改善できるとともに階調反転を抑えることができる液晶
表示装置を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明の液晶表示装置
は、液晶パネルと、この液晶パネルに表示させるべき画
像に対応した入力信号を白レベルから黒レベルまでの範
囲を規定する複数種類のダイナミックレンジで増幅する
増幅器と、この増幅器の出力信号に従って液晶パネルを
駆動して画像を表示させる駆動回路と、増幅器のダイナ
ミックレンジを切り換えるダイナミックレンジ切換手段
とを備えたものである。
は、液晶パネルと、この液晶パネルに表示させるべき画
像に対応した入力信号を白レベルから黒レベルまでの範
囲を規定する複数種類のダイナミックレンジで増幅する
増幅器と、この増幅器の出力信号に従って液晶パネルを
駆動して画像を表示させる駆動回路と、増幅器のダイナ
ミックレンジを切り換えるダイナミックレンジ切換手段
とを備えたものである。
【０００８】
【作用】この発明の構成によれば、複数種類のダイナミ
ックレンジで入力信号を増幅する増幅器を有するととも
に、ダイナミックレンジを切り換えるダイナミックレン
ジ切換手段を有するため、ダイナミックレンジ切換手段
でダイナミックレンジを変えることにより、高コントラ
ストの表示と、暗部における階調反転が減少しかつ視野
角が広くなる表示とを選択的に得ることができる。した
がって用途に応じて視野角が広くかつ階調反転を抑えた
高品質な画像表示を実現することが可能となる。
ックレンジで入力信号を増幅する増幅器を有するととも
に、ダイナミックレンジを切り換えるダイナミックレン
ジ切換手段を有するため、ダイナミックレンジ切換手段
でダイナミックレンジを変えることにより、高コントラ
ストの表示と、暗部における階調反転が減少しかつ視野
角が広くなる表示とを選択的に得ることができる。した
がって用途に応じて視野角が広くかつ階調反転を抑えた
高品質な画像表示を実現することが可能となる。
【０００９】
【実施例】この発明の一実施例を図１および図２に基づ
いて説明する。すなわち、図１は、第１の実施例におけ
る液晶表示装置のブロック図を示すものである。図１に
おいて、１１は入力信号をダイナミックレンジＶd1で増
幅する増幅器、１４は液晶パネル１５を駆動する駆動回
路、１５は液晶パネルであり、これらは従来例と同じ構
成である。
いて説明する。すなわち、図１は、第１の実施例におけ
る液晶表示装置のブロック図を示すものである。図１に
おいて、１１は入力信号をダイナミックレンジＶd1で増
幅する増幅器、１４は液晶パネル１５を駆動する駆動回
路、１５は液晶パネルであり、これらは従来例と同じ構
成である。
【００１０】従来例と異なる点は、符号１２，１３で示
す部分である。すなわち、１２は入力信号をダイナミッ
クレンジＶd2で増幅する増幅器、１３は液晶表示装置の
用途に応じてダイナミックレンジを変えて高コントラス
トモードと広視野角モードに切り換えるスイッチを実施
例とするダイナミックレンジ切換手段であり、切換手段
１３によって決められたダイナミックレンジで増幅され
た信号を駆動回路１４に出力する。
す部分である。すなわち、１２は入力信号をダイナミッ
クレンジＶd2で増幅する増幅器、１３は液晶表示装置の
用途に応じてダイナミックレンジを変えて高コントラス
トモードと広視野角モードに切り換えるスイッチを実施
例とするダイナミックレンジ切換手段であり、切換手段
１３によって決められたダイナミックレンジで増幅され
た信号を駆動回路１４に出力する。
【００１１】図２は、第１の実施例における液晶表示装
置のある角度からみた駆動電圧−透過率特性と、高コン
トラストモードおよび広視野角モードにおけるダイナミ
ックレンジと階調反転が生じる領域の関係を示すもので
ある。図２において、縦軸は透過率（％）、横軸は駆動
電圧（Ｖ）、Ｖd1は高コントラストモードで駆動する場
合の液晶パネル１５に供給する信号の白・黒を決めるダ
イナミックレンジ、Ａ 1は高コントラストモードで駆動
した場合の階調反転が生じる領域、Ｖd2は広視野角モー
ドで駆動する場合のダイナミックレンジ、Ａ2 は広視野
角モードで駆動した場合の階調反転が生じる領域であ
る。
置のある角度からみた駆動電圧−透過率特性と、高コン
トラストモードおよび広視野角モードにおけるダイナミ
ックレンジと階調反転が生じる領域の関係を示すもので
ある。図２において、縦軸は透過率（％）、横軸は駆動
電圧（Ｖ）、Ｖd1は高コントラストモードで駆動する場
合の液晶パネル１５に供給する信号の白・黒を決めるダ
イナミックレンジ、Ａ 1は高コントラストモードで駆動
した場合の階調反転が生じる領域、Ｖd2は広視野角モー
ドで駆動する場合のダイナミックレンジ、Ａ2 は広視野
角モードで駆動した場合の階調反転が生じる領域であ
る。
【００１２】このように構成されたこの実施例の液晶表
示装置の動作を説明すると、入力された信号は、増幅器
１１において高コントラストモードのダイナミックレン
ジＶ d1で増幅され、増幅器１２において広視野角モード
のダイナミックレンジＶd2で増幅される。切換手段１３
は高コントラストモードと広視野角モードを切り換え、
高コントラストモードでは増幅器１１に接続され、広視
野角モードでは増幅器１２に接続される。駆動回路１４
は高コントラストモードではダイナミックレンジＶd1で
液晶パネル１５を駆動し、広視野角モードではダイナミ
ックレンジＶd2で液晶パネル１５を駆動する。高コント
ラストモードによる駆動の時は図２に示すように広視野
角モードの時と比較して大きなダイナミックレンジＶd1
で駆動し、階調反転の生じる領域は大きくなるが高コン
トラストの表示が得られる。広視野角モードによる駆動
の時は図２に示すように高コントラストモードよりも小
さいダイナミックレンジＶd2で駆動し、コントラストは
高コントラストモードよりも低くなるが階調反転の生じ
る領域の少ない広視野角の表示が得られる。
示装置の動作を説明すると、入力された信号は、増幅器
１１において高コントラストモードのダイナミックレン
ジＶ d1で増幅され、増幅器１２において広視野角モード
のダイナミックレンジＶd2で増幅される。切換手段１３
は高コントラストモードと広視野角モードを切り換え、
高コントラストモードでは増幅器１１に接続され、広視
野角モードでは増幅器１２に接続される。駆動回路１４
は高コントラストモードではダイナミックレンジＶd1で
液晶パネル１５を駆動し、広視野角モードではダイナミ
ックレンジＶd2で液晶パネル１５を駆動する。高コント
ラストモードによる駆動の時は図２に示すように広視野
角モードの時と比較して大きなダイナミックレンジＶd1
で駆動し、階調反転の生じる領域は大きくなるが高コン
トラストの表示が得られる。広視野角モードによる駆動
の時は図２に示すように高コントラストモードよりも小
さいダイナミックレンジＶd2で駆動し、コントラストは
高コントラストモードよりも低くなるが階調反転の生じ
る領域の少ない広視野角の表示が得られる。
【００１３】この実施例によれば、液晶パネル１５に供
給する信号の白レベルから黒レベルまでの範囲を規定す
る複数種類のダイナミックレンジで入力信号を増幅する
増幅器１１，１２を設けるとともに、使用する増幅器１
１，１２を切り換えることによりダイナミックレンジを
切り換えるダイナミックレンジ切換手段１３を設けるこ
とにより、高コントラストモードでは視野角は狭いが高
コントラストの表示が得られ、広視野角モードではコン
トラストは若干下がるが階調反転を抑えた広視野角の表
示を得ることができる。
給する信号の白レベルから黒レベルまでの範囲を規定す
る複数種類のダイナミックレンジで入力信号を増幅する
増幅器１１，１２を設けるとともに、使用する増幅器１
１，１２を切り換えることによりダイナミックレンジを
切り換えるダイナミックレンジ切換手段１３を設けるこ
とにより、高コントラストモードでは視野角は狭いが高
コントラストの表示が得られ、広視野角モードではコン
トラストは若干下がるが階調反転を抑えた広視野角の表
示を得ることができる。
【００１４】なお、この実施例においてダイナミックレ
ンジ切換手段１３はダイナミックレンジが広狭に異なる
２個の増幅器１１，１２のいずれかを選択してダイナミ
ックレンジを２段階に切り換える切換スイッチとした
が、ダイナミックレンジの異なる３個以上の増幅器から
１個の増幅器を選択する切換スイッチからなる多段階の
切換手段としてもよい。また複数の増幅器を設けてこれ
らを切り換えたが、複数のダイナミックレンジで増幅可
能な１個の増幅器を設けてそのダイナミックレンジをダ
イナミックレンジ切換手段により切り換えるようにして
もよい。
ンジ切換手段１３はダイナミックレンジが広狭に異なる
２個の増幅器１１，１２のいずれかを選択してダイナミ
ックレンジを２段階に切り換える切換スイッチとした
が、ダイナミックレンジの異なる３個以上の増幅器から
１個の増幅器を選択する切換スイッチからなる多段階の
切換手段としてもよい。また複数の増幅器を設けてこれ
らを切り換えたが、複数のダイナミックレンジで増幅可
能な１個の増幅器を設けてそのダイナミックレンジをダ
イナミックレンジ切換手段により切り換えるようにして
もよい。
【００１５】
【発明の効果】この発明の液晶表示装置によれば、複数
種類のダイナミックレンジで入力信号を増幅する増幅器
を有するとともに、ダイナミックレンジを切り換えるダ
イナミックレンジ切換手段を有するため、ダイナミック
レンジ切換手段でダイナミックレンジを変えることによ
り、高コントラストの表示と、暗部における階調反転が
減少しかつ視野角が広くなる表示とを選択的に得ること
ができる。したがって用途に応じて視野角が広くかつ階
調反転を抑えた高品質な画像表示を実現することが可能
となり、その実用的効果は大きい。
種類のダイナミックレンジで入力信号を増幅する増幅器
を有するとともに、ダイナミックレンジを切り換えるダ
イナミックレンジ切換手段を有するため、ダイナミック
レンジ切換手段でダイナミックレンジを変えることによ
り、高コントラストの表示と、暗部における階調反転が
減少しかつ視野角が広くなる表示とを選択的に得ること
ができる。したがって用途に応じて視野角が広くかつ階
調反転を抑えた高品質な画像表示を実現することが可能
となり、その実用的効果は大きい。
【図１】この発明の一実施例の液晶表示装置のブロック
図である。
図である。
【図２】そのある角度から見た駆動電圧−透過率特性図
である。
である。
【図３】従来例の液晶表示装置のブロック図である。
【図４】そのある角度から見た駆動電圧−透過率特性図
である。
である。
１１ 増幅器 １２ 増幅器 １３ ダイナミックレンジ切換手段 １４ 駆動回路 １５ 液晶パネル
Claims (1)
- 【請求項１】 液晶パネルと、この液晶パネルに表示さ
せるべき画像に対応した入力信号を白レベルから黒レベ
ルまでの範囲を規定する複数種類のダイナミックレンジ
で増幅する増幅器と、この増幅器の出力信号に従って前
記液晶パネルを駆動して前記画像を表示させる駆動回路
と、前記増幅器のダイナミックレンジを切り換えるダイ
ナミックレンジ切換手段とを備えた液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30916293A JPH07160225A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30916293A JPH07160225A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07160225A true JPH07160225A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17989678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30916293A Pending JPH07160225A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07160225A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100419090B1 (ko) * | 2001-02-19 | 2004-02-19 | 삼성전자주식회사 | 시야각에 적응하는 액정 표시 장치 |
| JP2011158582A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Hitachi Displays Ltd | 液晶表示装置 |
-
1993
- 1993-12-09 JP JP30916293A patent/JPH07160225A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100419090B1 (ko) * | 2001-02-19 | 2004-02-19 | 삼성전자주식회사 | 시야각에 적응하는 액정 표시 장치 |
| JP2011158582A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Hitachi Displays Ltd | 液晶表示装置 |
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