JPH07159769A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH07159769A
JPH07159769A JP5306754A JP30675493A JPH07159769A JP H07159769 A JPH07159769 A JP H07159769A JP 5306754 A JP5306754 A JP 5306754A JP 30675493 A JP30675493 A JP 30675493A JP H07159769 A JPH07159769 A JP H07159769A
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display device
image display
microlens array
liquid crystal
image
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篤 山中
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示画像のボケを抑えつつ、画素間のスペー
スを除去し、またはカラーディスプレイの場合には各画
素の色を混合して、拡大しても画質が低下しない高画質
でかつ視覚疲労の少ない画像表示装置を提供する。 【構成】 メガネ型のケース1と、バックライト2と、
液晶ディスプレイ3と、マイクロレンズアレイ4と、レ
ンズ5とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】画像表示装置に関し、より詳細に
はディスプレイを用い、高画質を得るための画像表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイでは、眼を近づけて見
る場合やレンズで拡大して見る場合には画質が大幅に低
下してしまう。
【0003】その原因は、画素間に光を発しないスペー
スが存在するため、画素が離れた輝点として見えること
による。
【0004】特にカラーディスプレイの場合には、各画
素の色が分離して見えるため一層問題となる。
【0005】この問題に対する対策として従来、特開昭
59−36282またはPCT/WO/92/1607
5に開示されているような技術が使用されている。
【0006】この従来技術による表示装置を、図20に
示す構成図に基づいて説明する。
【0007】従来技術による表示装置は、散乱光を発す
るバックライト201と、液晶ディスプレイ202と、
散乱板203から構成されている。
【0008】バックライト201から発生した光は、液
晶ディスプレイ202を通過して、散乱板203により
進路を乱される。
【0009】その結果、画素204はぼかされてしま
い、拡大された像205となって投射される。そのた
め、使用者から見ると、画素間のスペースは目だたくな
る。
【0010】また、カラーディスプレイの場合には、画
素の色が混合されるので画質の低下が緩和される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記した様に、ディス
プレイの前に散乱板を配置すれば、確かに画素間のスペ
ースが埋められるため見やすくなる。
【0012】しかし、各画素の拡大された像205の輝
度分布は、図21に示すグラフのように尾を引いた分布
211になるので、エッジのシャープさが失われ画像が
ぼける副作用が発生する。
【0013】また、同時に画像がぼけると眼の焦点調節
の手がかりが減少することになり、視覚疲労が発生しや
すくなるという問題も生じてしまう。
【0014】前記した副作用が生じる原因は、散乱板が
表面のランダムな起伏によって、光線をランダムに屈折
するために、精密な光線の制御が出来ないことによる。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明による画像表示装置は、ディスプレイの表
示面上に配置され前記ディスプレイ上に表示された画素
を入力し出力する画素数を増加させて出力する画素多数
化手段とを備えたことによって達成される。
【0016】また、散乱光を発し前記液晶表示装置を照
射するため照明手段と、液晶表示装置を通過した光線を
予め設定された条件で屈折させるための微小屈折手段と
を具備することによっても達成される。
【0017】ここで、前記微小屈折手段が前記液晶表示
装置を構成しているガラス板の内部に形成されていても
よい。
【0018】また、画像を拡大して見るための拡大手段
を具備していることが望ましい。
【0019】前記微小屈折手段が、ファイバーオプティ
ックプレートであってもよい。
【0020】ここで、前記画像表示装置を2組備えるこ
とがなお望ましい。
【0021】また、前記微小屈折手段は、マイクロレン
ズアレイで構成されてもよいし、マイクロレンズアレイ
とディフューザーの混合素子で構成されてもよい。
【0022】
【作用】画素多数化手段は、ディスプレイの表示面上に
配置されており、ディスプレイ上に表示された画素を入
力し画素数を増加させて出力する。
【0023】また、照明手段は、散乱光を発することに
より、前記液晶表示装置を照射する。照射された光線は
前記液晶表示装置に表示された画像に従い前記液晶表示
装置を選択的に通過する。前記液晶表示装置を通過した
光線は、微小屈折手段により、予め設定された条件にて
屈折される。
【0024】拡大手段を備えた場合には、該拡大手段に
より、微小屈折手段を通過した画像は拡大される。
【0025】また、前記画像表示装置を2組備えること
により、両眼視が可能となる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づき
詳述する。
【0027】本発明による第1の実施例である頭部搭載
型ディスプレイー(HMD)に本発明による画素多数化
手段を応用した実施例について図1に示し、以下詳述し
ていく。
【0028】本実施例による頭部搭載型ディスプレー
(HMD)は、メガネ型のケース1と、バックライト2
と、液晶ディスプレイ3と、マイクロレンズアレイ4
と、レンズ5とで構成される。
【0029】以下、上記の構成にてなる頭部搭載型ディ
スプレー(HMD)について、詳述していく。
【0030】装置全体は、メガネ型のケース1に納めら
れており、使用者6の頭に装着して使用する。
【0031】メガネのレンズに当たる部分には、外側か
ら順にバックライト2、液晶ディスプレイ3、マイクロ
レンズアレイ4,レンズ5の順に配置されている。
【0032】使用者は、この装置を装着すると眼前に大
画面の映像を楽しむことができる。
【0033】このような構成によれば、レンズで拡大し
ても画素が分離せず、カラーディスプレーの場合には色
が分離しないので、画質が低下しない高画質の大画面映
像を鑑賞することが可能になる。
【0034】ここで、マイクロレンズアレイは、液晶デ
ィスプレイの画素ピッチと同程度かそれ以下の微小なレ
ンズを平面上にアレイとして製作した光学素子である。
【0035】製作法として、プラスチックの射出成形に
よる方法と、紫外線に感光して屈折率を変化させるフォ
トポリマーにマイクロレンズに必要なパターンを焼き付
ける方法が知られている。マイクロレンズアレイを通し
て液晶ディスプレイを見ると図2に示すような画像を見
ることができる。以下、マイクロレンズアレイの作用を
図2を用いて説明する。
【0036】21は液晶ディスプレイ、22はマイクロ
レンズアレイ、23は注目している画素、24はマイク
ロレンズアレイによって生じた画素像である。
【0037】マイクロレンズアレイに特長的な作用は、
散乱板のように画素をぼかすのではなくて、画素の複製
像を各画素の周辺に離散的に生じる点にある。
【0038】この作用によって画素間のスペースを埋め
ることができると共に、画素像の輝度分布も図21に示
すように、尾を引かない切れの良い形213にすること
ができる。
【0039】したがって画像のエッジにおいてもシャー
プさを維持することができ、かつ視覚疲労を防ぐことが
可能になる。
【0040】このようにして上記の問題点を解決でき
る。
【0041】また、マイクロレンズアレイの焦点距離、
ピッチ、配列、形、マイクロレンズアレイとパネルの距
離を設計することによって、各画素と複製像との間隔、
複製像の個数、複製像の生じる範囲を制御することが可
能である。
【0042】マイクロレンズアレイには、以下に示す2
つの機能がある。
【0043】第1の機能は、各画素の周囲にとびとびの
複製像を生じさせて、見かけ上、画素数を増加させる効
果であり、第2の機能は、各画素の複製像の生じる領域
を一定の範囲に限定する効果である。
【0044】更に、液晶ディスプレイとマイクロレンズ
アレイの位置合わせが不要なことも、大きな特長であ
る。
【0045】まず、上記した第1の効果について考察す
る。
【0046】前記の頭部搭載型ディスプレイー(HM
D)1の光学系を図3のようにモデル化して分析する。
【0047】図中で31は液晶ディスプレイ、32はマ
イクロレンズアレイ、33はマイクロレンズアレイによ
る液晶ディスプレイの実像面、34は拡大レンズ、35
は眼のレンズ、36は眼の網膜をそれぞれ示す。
【0048】ここで、簡単のために以下の様に仮定す
る。
【0049】拡大レンズ34と液晶パネル31の距離は
拡大レンズ34の焦点距離と一致している。また、眼の
レンズ35の焦点は液晶パネルが見えるように調節され
ている。考察の対象とする画素の中心点Aはレンズの光
軸上に位置する。
【0050】まず、注目している画素の中心点Aから発
し、複数のマイクロレンズ32の中心を通過する光線を
追跡すると、この光線は拡大レンズ34で光軸に平行な
平行光線に変換され、続いて眼のレンズ35で網膜36
上の点Bに集められ像をつくる。
【0051】この経路はマイクロレンズアレイ32がな
い場合と同じで、従って点Bに生じる像もマイクロレン
ズアレイ32がない場合の像と同一である。
【0052】次に、これ以外の経路を通過する光線を追
跡すると、光線はマイクロレンズアレイで屈折され、液
晶パネル上の点Aとは異なる点から発したように進行す
る。一例として、光を発しない画素間の点Cから発した
ように見える光線37を追跡すると、光線はマイクロレ
ンズで屈折された後、点Aのマイクロレンズによる実像
点を通過し、拡大レンズ34に到達し、ここで、平行光
線に変換される。
【0053】ただし、これらの光線は点Cから発したよ
うに進行してきたので、平行光線の角度は光軸に平行で
はなく、点Cと拡大レンズ34の中心を結ぶ補助線38
に平行な傾き(角度p)を持っている。
【0054】ここで、これらの光線はフラウンフォーフ
ァーの回折条件にしたがって干渉して、光線同士の光路
差が光の波長の整数倍に近い場合に強め合い、それ以外
では打ち消し合う。
【0055】光路差が光の波長に一致すると仮定する
と、光線は眼のレンズ35で屈折され点Dに集光され、
ここで互いに強め合うので干渉像として現れる。
【0056】したがってパネル上の画素間にある点Cに
点Aが複製され虚像として見える結果になる。
【0057】なお、この場合は光路差と波長が一致して
いたが、干渉条件としては光路差は波長の整数倍であれ
ば良いので、点Aが複製された干渉像は、点Aと点Cの
間隔cと同じ一定の間隔で、周期的に複数個発生するこ
とになる。
【0058】次に、この干渉像の間隔cを求める式を導
出する。
【0059】まず、干渉の条件から光路差は光線の波長
と一致しているから、数1が成立する。
【0060】
【数1】
【0061】ただし、数1において、aは、隣合うマイ
クロレンズを通過した光線の拡大レンズ54上での距離
を、pは、光線の光軸となす角度を、wは、光線の波長
をそれぞれ表す。
【0062】また、光線の光軸となる角度pは、定義に
より数2が成立する。
【0063】
【数2】
【0064】ただし、数2において、bは液晶ディスプ
レイから拡大レンズの距離を、cは点Aと第1次干渉像
の虚像位置の点Cの距離をそれぞれ示す。
【0065】また、三角形の相似関係より数3が成立す
る。
【0066】
【数3】
【0067】但し、数3において、dはマイクロレンズ
アレイのピッチを、eは液晶ディスプレイとマイクロレ
ンズアレイの距離をそれぞれ表す。
【0068】そこで、数2と数3を数1に代入して、目
的であった干渉像の間隔cを求める数4を導出すること
ができる。
【0069】
【数4】
【0070】次に、マイクロレンズアレイの第2の効果
について考察していく。
【0071】第2の効果とは、マイクロレンズアレイに
よって生じる干渉像が一定の範囲に限定されていること
である。
【0072】説明のため、図3の液晶ディスプレイ付近
を抜き出して、図4に示す。
【0073】第1の効果で考察したように、画素の内部
の点Aから発した光線は、マイクロレンズアレイで屈折
され、点Bに点Aの実像を作る。
【0074】この時、光線は見かけ上hの範囲から発し
たように進行してくるので、干渉像もこのhの範囲に限
定される。
【0075】この範囲は、どのマイクロレンズに関して
も同一である。
【0076】この干渉像の限定される範囲hを次に求め
る。
【0077】まず、レンズと点Bの距離は、結像の公式
より数5で求められる。
【0078】
【数5】
【0079】ここで、数5において、eは液晶ディスプ
レイとレンズの距離を、fはマイクロレンズの焦点距離
を、gはマイクロレンズと点Bの距離をそれぞれ示す。
【0080】次に、三角形の相似条件から数6が成立す
る。
【0081】
【数6】
【0082】ただし、数6において、sはマイクロレン
ズの大きさを、hは点Aの干渉像が生じる範囲をそれぞ
れ示す。
【0083】これより、数5を数6に代入し,次に示す
数7を得ることができる。
【0084】
【数7】
【0085】実際に、必要な特性を持つマイクロレンズ
アレイを設計する場合には、以下に示す手順にて設計し
ていく。
【0086】まず、数4、数7を変形して、数8、数9
を導く。
【0087】
【数8】
【0088】
【数9】
【0089】次に、図5に示すフローチャートに従っ
て、マイクロレンズを設計する手順を説明していく。
【0090】まずステップS51では、必要な干渉像の
間隔c、干渉像を生じる範囲h、液晶ディスプレイから
マイクロレンズアレイまでの距離eを決定し、ステップ
S52に進む。
【0091】ステップS52では、数8よりマイクロレ
ンズのピッチdを求め、ステップS53に進む。
【0092】ステップS53では、マイクロレンズのピ
ッチdからレンズの大きさsを決定し、ステップS54
に進む。
【0093】ステップS54では、数9よりマイクロレ
ンズの焦点距離fを求める。
【0094】一例として図6に示すような、画素62の
ピッチが50ミクロンのストライプ配列の液晶ディスプ
レイ61について設計していく。
【0095】マイクロレンズと液晶ディスプレイの距離
が1mmで、図7に示すように干渉像72は画素の中間
に1個生じさせるためには、干渉像の間隔は25ミクロ
ン、干渉像の範囲は75ミクロンであれば良い。
【0096】光線の波長としてRGBの中心値である5
50nmで計算すると、数8、数9より以下の設計値を
得ることができる。
【0097】 マイクロレンズアレイのレンズピッチ 22ミクロン マイクロレンズの焦点距離 293ミクロン 次に、上記の設計法をディスプレイに対して水平方向と
垂直方向でパラメータの異なる場合に関して拡張する。
【0098】この場合は、マイクロレンズのピッチと焦
点距離が水平方向と垂直方向とでは異なるので、これに
よって干渉像の間隔と範囲を方向によって違えて自由に
設計することが可能になる。
【0099】数8と数9は、マイクロレンズが図6に示
すようなストライプ配列であれば、水平方向、垂直方向
それぞれに関してそのまま成立する。
【0100】従って、設計手順は上述のものと同じこと
を水平方向と垂直方向の両方向に関して繰り返せば良
い。
【0101】ここで、干渉像が生じる範囲の形は、レン
ズの形によって変化する。
【0102】例えばマイクロレンズを六角形にした場合
は、干渉像も六角形の領域で生じることになる。
【0103】図8に、マイクロレンズの形と干渉像の生
じる範囲の形の関係を示す。
【0104】液晶ディスプレイ81の画素内部の点Aか
ら発した光線は、マイクロレンズ83で屈折され点Bに
点Aの実像を作る。
【0105】この時、光線は見かけ上hの範囲から発し
たように進行してくるので、干渉像もこのhの範囲に限
定される。
【0106】この範囲は、どのマイクロレンズに関して
も同じである。
【0107】したがって、干渉像の生じる範囲の形はマ
イクロレンズ83の形によって決定される。
【0108】この関係を利用すれば、マイクロレンズ8
3の形を変化させることによって、干渉像の生じる範囲
の形を自由に制御することができるようになる。
【0109】図9に示すフローチャートは、水平、垂直
方向でパラメータが異なる場合の設計手順を示す。
【0110】一例として図10に示す条件で、設計を行
っていく。
【0111】図10に示す様に、液晶パネルはストライ
プ配列で、画素ピッチは水平方向が30ミクロン、垂直
方向が90ミクロンとする。
【0112】また、干渉像は上下左右の周辺に合計8個
生じ、その間隔は水平方向が20ミクロン、垂直方向が
30ミクロンとする。
【0113】従って、干渉像の範囲としては、水平方向
が50ミクロン、垂直方向が90ミクロンの長方形であ
れば良い。
【0114】また、マイクロレンズアレイと液晶ディス
プレイの間隔は1mmとする。
【0115】図9に示すフローチャートは、水平方向と
垂直方向とでパラメータが異なる場合のマイクロレンズ
を設計する手順を示す。
【0116】ステップS91では、干渉像の配列、水平
及び垂直方向の干渉像の間隔cx,cy、干渉縞を生じ
る範囲の形、水平、垂直方向の干渉縞を生じる範囲h
x,hy、液晶ディスプレイとマイクロレンズとの距離
eを決定し、ステップS92に進む。
【0117】ステップS92では、数8を用いて、垂
直、水平方向のレンズピッチdx,dyを計算し、ステ
ップS93に進む。
【0118】ステップS93では、まずレンズの配列と
形とを、干渉縞の配列と干渉像を生じる範囲範囲の形か
ら決定する。そして、ステップS92で求められたレン
ズピッチdx,dyを越えない範囲で垂直、水平方向の
レンズの大きさsx,syを決定し、ステップS94に
進む。
【0119】ステップS94では、数9によりレンズの
垂直、水平方向の焦点距離fx,fyを決定し、終了す
る。
【0120】上記した図9のフローチャートに従って求
めると、以下に示す設計値を得ることができる。
【0121】 マイクロレンズの配列 ストライプ配列 マイクロレンズの形 長方形 水平方向のレンズピッチ 27ミクロン 水平方向の焦点距離 560ミクロン 垂直方向のレンズピッチ 18ミクロン 垂直方向の焦点距離 200ミクロン さらに、図11で示すようなデルタ配列された六角形の
マイクロレンズアレイ111を図12に示すようなデル
タ配列の液晶ディスプレイ121に作用させると、図1
3で示すようなデルタ配列の干渉像132を生じさせる
ことができる。図11に示すように、マイクロレンズの
ピッチを水平方向をdx,垂直方向をdyと定義し、図
13に示すように干渉像の間隔を水平方向をcx,垂直
方向をcyと定義した場合には、前述の数8,9が成立
している。
【0122】従って、図9の手順によってマイクロレン
ズアレイを設計することができる。例として図14に示
すような条件で設計を行う。
【0123】図14に示すように、液晶ディスプレイ1
41はデルタ配列で、画素ピッチは水平方向が30ミク
ロン、垂直方向が40ミクロンとする。
【0124】また、干渉像は各画素の周辺の隣接する画
素との中間に合計6個、干渉像の間隔は水平方向が7.
5ミクロン、垂直方向が20ミクロンとする。
【0125】したがって、干渉像の生じる範囲は、水平
方向が45ミクロン垂直方向が60ミクロンの六角形で
あれば良い。
【0126】液晶ディスプレイとマイクロレンズアレイ
の間隔を1mmとする。
【0127】上記の条件で図9のフローチャートにより
設計していくと、以下の設計値を得ることができる。
【0128】 マイクロレンズの配列 デルタ配列 マイクロレンズの形 六角形 水平方向のレンズピッチ 73ミクロン 水平方向の焦点距離 1089ミクロン 垂直方向のレンズピッチ 28ミクロン 垂直方向の焦点距離 467ミクロン このマイクロレンズアレイをカラーディスプレイに応用
すると、各画素の複製像は隣接する画素の複製像と重な
り合っているので隣接する色の混合色になり、拡大して
見た場合の色の分離を防ぐことができる。
【0129】色混合の程度は、この実施例に限られず複
製像の範囲を大きくすることによって任意の程度に実行
することが可能である。
【0130】以上のように光線の精密な制御ができるの
で、散乱板を用いた場合に比べて、ボケを抑えながら、
画素間のスペースを除去したり、カラーディスプレイの
場合には色混合を実現して拡大しても高画質の画像を得
ることが可能となる。
【0131】また、上記設計条件によっては、マイクロ
レンズと液晶ディスプレイの距離が、液晶ディスプレイ
を構成する表面のガラスの厚みよりも小さくなる場合が
生じることがある。
【0132】この場合は、ディスプレイを構成する表面
のガラスを図19に示すような合わせガラス191,1
93とし、中央にマイクロレンズアレイ192をはさむ
ことによって設計条件を満足することが可能である。な
お、これらは、基盤ガラス195上に形成された液晶1
94の上に設けられている。
【0133】次に、画素多数化手段として、マイクロレ
ンズアレイとディフューザーの混合素子を用いた実施例
について述べていく。
【0134】マイクロレンズアレイとディフューザーの
混合素子は、紫外線に感光して屈折率を変化させるフォ
トポリマーにマイクロレンズアレイとディフュザーに必
要なパターンを重ねて焼き付けることによって製作され
る。
【0135】この素子の用途は、図2において説明した
マイクロレンズアレイを用いた画素間のスペースの除去
と色の混合において、更にディフュザーの効果によって
画素像の輪郭をなめらかにし、画素を一層目だたなくす
るために用いられる。
【0136】この場合、前述のマイクロレンズアレイの
効果によって、ほとんどの画素間のスペースは除去され
ているので、ディフュザーの効果は、補足的に使われる
だけである。
【0137】従って、更にボケを生じることなく、一層
最適な効果を上げることが可能である。
【0138】図15に、本発明による画像表示装置の第
2の実施例を示す。
【0139】第2の実施例による画像表示装置は、散乱
光の光源であるバックライト151と、前記バックライ
ト151の前方に近接して配置され任意の画像の表示を
行うための液晶ディスプレイ152と、更に前記液晶デ
ィスプレイ152の前方に近接して配置され前記液晶デ
ィスプレイ152から入射される光を予め設定された条
件により屈折させるためのファイバーオプティックプレ
ート153とで構成される。
【0140】ここで、ファイバーオプティックプレート
153は、屈折率の高いコアガラスを屈折率の低いクラ
ッドガラスで覆った光ファイバー156を多数平行に集
合させた板で構成される。各光ファイバー156の断面
形状は概ね正六角形であり、互いに隙間無く隣接してい
る。
【0141】各光ファイバー156は、コアガラスとク
ラッドガラスの境界で光線を反射させて伝達する。境界
で反射を繰り返すため、伝達する間に光線の方向を乱す
特徴を持っている。
【0142】そこで、図15に示す様に液晶ディスプレ
イ152の各画素とファイバーオプティックプレート1
53の各光ファイバのピッチを一致させる様に配置する
と、画素154から出た光線が1本のファイバー156
を伝わり反対側にある出力端155から射出される。こ
こで、射出されるとき光線の方向が乱されているため、
ファイバーの出力端全体155が光っているように見え
る。
【0143】つまり、各画素154が隣の画素と重なる
ことなく光ファイバーの出力端155一杯に最大限に拡
大されるため、画素間のスペースを除去することができ
る。
【0144】次に、図16に、本発明による画像表示装
置の第3の実施例を示す。
【0145】第3の実施例では、微小屈折手段としてフ
ァイバーオプチィックプレート162を用いており、こ
れをカラー液晶ディスプレイに応用した実施例を示す。
【0146】ここで、カラーディスプレイ161は、R
GBデルタ配列になっており、ファイバーオプティック
プレート162は、1本のファイバーがそれぞれRGB
の組63,164,165の画素を含むように構成され
ている。
【0147】前述したように、光ファイバーは光線を伝
達する間に光線の方向を乱すので、入射側に置かれた各
画素163,164,165は、出力側から見ると出力
端166一杯に広がっているように見える。
【0148】RGBの各画素163,164,165と
も同様に拡大されるので、出力端166の範囲内でRG
Bの各色は混合される。
【0149】従って、RGBの各画素の組は隣の組と重
なることがなく、光ファイバーの出力端一杯に最大限に
拡大され、画素間のスペースを除去するとともに、色の
混合を実現することができる。
【0150】次に、図17に、図1に示す頭部搭載型デ
ィスプレー(HMD)において、微小屈折手段としてマ
イクロレンズアレイ4の代わりにファイバーオプティッ
クプレート174を用いた第4の実施例を示す。
【0151】本実施例による頭部搭載型ディスプレー
(HMD)は、メガネ型のケース171と、バックライ
ト172と、液晶ディスプレイ173と、ファイバーオ
プティックプレート174と、レンズ175とで構成さ
れる。
【0152】以下、上記の構成にてなる頭部搭載型ディ
スプレー(HMD)について、詳述していく。
【0153】装置全体は、メガネ型のケース171に納
められており、使用者176の頭に装着して使用する。
【0154】メガネのレンズに当たる部分には、外側か
ら順にバックライト172、液晶ディスプレイ173、
ファイバーオプティックプレー174,レンズ175の
順に配置されている。
【0155】使用者は、この装置を装着すると眼前に大
画面の映像を楽しむことができる。
【0156】このような構成によれば、レンズで拡大し
ても画素が分離せず、カラーディスプレーの場合には色
が分離しないので、画質が低下しない高画質の大画面映
像を鑑賞することが可能になる。
【0157】さらに、ファイバーオプティックプレート
174を、図18に示すファイバーオプティックプレー
ト181の形にすれば、ファイバーオプティックプレー
ト181に画像を拡大する機能を持たせることが可能と
なる。
【0158】このようなファイバーオプティックプレー
ト174、181を頭部搭載型ディスプレー(HMD)
に採用すると、レンズの負担が軽くなるためレンズによ
る歪みを抑えて高画質の大画面映像を実現することが可
能になる。
【0159】
【発明の効果】上記した様に、画素多数化手段としてマ
イクロレンズアレイを用いることにより、液晶ディスプ
レイの画素ピッチと画素配列に合わせて最適の特性を設
計することができる。
【0160】そのため、表示画像のボケを抑えつつ、画
素間のスペースを除去し、またカラーディスプレイの場
合には各画素の色を混合して、拡大しても画質が低下し
ない高画質でかつ視覚疲労の少ない画像表示装置を実現
することができる。
【0161】また、液晶ディスプレイの画素ピッチと同
程度かそれ以下の大きさのピッチの屈折率分布を持ち自
在に製作可能な微小屈折手段を備えることによっても、
上記と同様の効果が、期待出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像表示装置を頭部搭載型ディス
プレイーに応用した第1の実施例を示す。
【図2】マイクロレンズアレイの効果の説明に用いる図
である。
【図3】マイクロレンズアレイの第1の効果の説明図で
ある。
【図4】マイクロレンズアレイの第2の効果の説明図で
ある。
【図5】マイクロレンズアレイを設計する手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】ストライプ配列の液晶ディスプレイの説明図で
ある。
【図7】マイクロレンズアレイの作る干渉像の設計例で
ある。
【図8】干渉像の生じる範囲の説明図である。
【図9】水平方向と垂直方向でパラメータが異なる場合
のマイクロレンズアレイ設計の手順を示すフローチャー
トである。
【図10】ストライプ配列の液晶ディスプレイに関する
干渉像の設計例である。
【図11】デルタ配列のマイクロレンズアレイの説明図
である。
【図12】デルタ配列の液晶ディスプレイの説明図であ
る。
【図13】デルタ配列のマイクロレンズアレイの作る干
渉像である。
【図14】デルタ配列のマイクロレンズアレイの作る干
渉像の設計例である。
【図15】本発明による画像表示装置の第2の実施例を
示す。
【図16】本発明による画像表示装置の第3の実施例を
示す。
【図17】本発明による画像表示装置の第4の実施例を
示す。
【図18】等倍以上の拡大率を持つファイバーオプティ
ックプレートの外観図を示す。
【図19】液晶ディスプレイの表面ガラス内部に微小屈
折手段を設置した構成図である。
【図20】画像表示装置の従来例の構成図を示す。
【図21】散乱板とマイクロレンズアレイで生じた画素
像の輝度分布を示す。
【符号の説明】
1 めがね型のケース 2 バックライト 3 液晶ディスプレイ 4 マイクロレンズアレイ 5 レンズ 6 使用者 151 バックライト 152 液晶ディスプレイ 153 ファイバーオプティックプレート 154 画素 155 ファイバーオプティックプレートの出力端 156 ファイバーオプティックプレートを構成する一
本の光ファイバー 161 液晶ディスプレイ 162 ファイバーオプティックプレート 163 赤色の画素 164 緑色の画素 165 青色の画素 166 出力端 171 メガネ型のケース 172 バックライト 173 液晶ディスプレイ 174 ファイバーオプティックプレート 175 拡大レンズ 176 使用者 181 ファイバーオプティックプレート 191 表面ガラスの外側部分 192 微小屈折手段 193 表面ガラスの内側部分 194 液晶および制御配線部分 195 基盤ガラス

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイを用いる画像表示装置であ
    って、 前記ディスプレイの表示面上に配置され前記ディスプレ
    イ上に表示された画素を入力し画素数を見かけ上多数に
    増加させて出力する画素多数化手段を備えたことを特徴
    とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスプレイが液晶ディスプレイで
    あることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記画素多数化手段がマイクロレンズア
    レイであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記マイクロレンズアレイが前記ディス
    プレイに対して水平方向と垂直方向とで焦点距離の異な
    るレンズからなることを特徴とする請求項3に記載の画
    像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記マイクロレンズアレイが格子状に配
    置されたレンズからなることを特徴とする請求項3又は
    請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記マイクロレンズアレイがデルタ配列
    されたレンズからなることを特徴とする請求項3又は請
    求項4に記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記マイクロレンズアレイが四角形のレ
    ンズからなることを特徴とする請求項3から請求項6の
    いずれか一項に記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記マイクロレンズアレイが六角形のレ
    ンズからなることを特徴とする請求項3から請求項6の
    いずれか一項に記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記画素多数化手段がマイクロレンズア
    レイとディフューザーとの混合素子であることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置。
  10. 【請求項10】 液晶ディスプレイを用いる画像表示装
    置であって、 散乱光を発し前記液晶ディスプレイを照射するための照
    明手段と、 前記液晶ディスプレイを通過した光線を予め設定された
    条件で屈折させるための微小屈折手段とを具備すること
    を特徴とする画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記微小屈折手段が前記液晶ディスプ
    レイを構成しているガラス板の内部に配置されているこ
    とを特徴とする請求項10に記載の画像表示装置。
  12. 【請求項12】 前記微小屈折手段がファイバーオプテ
    ィックスプレートであることを特徴とする請求項10又
    は請求項11に記載の画像表示装置。
  13. 【請求項13】 前記ファイバーオプティックスプレー
    トが等倍以上の拡大率を持つことを特徴とする請求項1
    2に記載の画像表示装置。
  14. 【請求項14】 画像を拡大するための拡大手段を具備
    したことを特徴とする請求項1から請求項13のいずれ
    か1項に記載の画像表示装置。
  15. 【請求項15】 前記画像表示装置を二組備え、両眼視
    できるように構成したことを特徴とする請求項1から請
    求項14のいずれか1項に記載の画像表示装置。
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