JPH07159432A - 半導体加速度センサ - Google Patents

半導体加速度センサ

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JPH07159432A
JPH07159432A JP30416693A JP30416693A JPH07159432A JP H07159432 A JPH07159432 A JP H07159432A JP 30416693 A JP30416693 A JP 30416693A JP 30416693 A JP30416693 A JP 30416693A JP H07159432 A JPH07159432 A JP H07159432A
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JP
Japan
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weight portion
voltage
stopper
self
sensing element
Prior art date
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JP30416693A
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English (en)
Inventor
Naohiro Taniguchi
直博 谷口
Kazuya Nohara
一也 野原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】周波数特性を最適化するとともに過大加速度が
印加された時に重り部が一定値以上変位するのを防ぐス
トッパ機能を有した半導体加速度センサを提供するにあ
る。 【構成】上部スットパB、下部ストッパCは、エアダン
ピング効果を利用してセンサ自体の周波数特性を制御す
るための凹部11a,11bと、この凹部11a,11
bより突出し、過大加速度が印加されたときに重り部1
が一定値以上変位しないように設けられた凸部12a,
12bとから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体加速度センサに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の半導体加速度センサに
は、重り部をセンサ自体の周波数特性が最適となるよう
にエアダンピング効果を利用して減衰特性を持たせたも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなエアダン
ピング効果を利用して減衰特性を持たせたものであって
も、過大な加速度が印加された時に一定以上変位してし
まうなどの問題がある。本発明は上記問題点に鑑みて為
されたもので、請求項1の発明の目的とするところは周
波数特性を最適化するとともに過大加速度が印加された
時に重り部が一定値以上変位するのを防ぐストッパ機能
を有した半導体加速度センサを提供するにある。
【0004】請求項2の発明の目的とするところは、請
求項1の発明の目的に加えて、自己診断手段による電圧
印加時に大きな静電力を発生させることができる半導体
加速度センサを提供するにある。請求項3の発明の目的
とするところは請求項1の発明の目的に加えて、自己診
断手段による電圧印加時に、目標出力電圧が得られる半
導体加速度センサを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、半導体基板を加工して夫々形成し
た重り部と、上記重り部に一端が一体連結され他端が支
持部に一体支持され重り部の動きに連動して撓む撓み部
と、上記支持部と、印加された加速度に比例した電圧を
出力として取り出す手段とからなるセンシングエレメン
トを有するとともに、上記センジングエレメントの上下
に夫々位置し、上記支持部と接合され過大加速度が印加
されたときに上記重り部が一定値以上変位しないように
規制する上部、下部ストッパを有し、上記上部、下部ス
トッパをセンサ自体の周波数特性をエアダンピングによ
り制御する凹部と、この凹部から突出し、過大加速度が
印加されたときに重り部が一定値以上変位しないように
規制する凸部とで構成したものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記センシングエレメントと上記上部、下部ストッ
パの何れか一方との間に電圧を印加して重り部と当該ス
トッパ間に静電力を発生させてセンシングエレメントが
正常に機能しているか否かを確認する自己診断手段を付
設し、該自己診断手段による電圧が印加されないストッ
パの凹部底面と対向する重り部表面までの距離が自己診
断手段による電圧が印加されるストッパの凹部底面と対
向する重り部表面までの距離の3倍以上としたものであ
る。
【0007】請求項3の発明は、上記センシングエレメ
ントと上記上部、下部ストッパの何れか一方との間に電
圧を印加して重り部と当該ストッパ間に静電力を発生さ
せてセンシングエレメントが正常に機能しているか否か
を確認する自己診断手段を付設し、該自己診断手段によ
る電圧が印加される側の重り部の最表面と、この最表面
に対向するストッパの最表面に絶縁膜を形成しないもの
である。
【0008】
【作用】請求項1の発明では、上記上部、下部ストッパ
をセンサ自体の周波数特性をエアダンピングにより制御
する凹部と、この凹部から突出し、過大加速度が印加さ
れたときに重り部が一定値以上変位しないように規制す
る凸部とで構成したので、凹部のエアダンピング効果に
より、センサ自体の周波数特性の制御が行えて最適な周
波数特性が得られ、しかも過大な加速度が印加されても
凸部により重り部が一定以上変位するのを防止すること
ができる。
【0009】請求項2の発明では、上記センシングエレ
メントと上記上部、下部ストッパの何れか一方との間に
電圧を印加して重り部と当該ストッパ間に静電力を発生
させてセンシングエレメントが正常に機能しているか否
かを確認する自己診断手段を付設し、該自己診断手段に
よる電圧が印加されないストッパの凹部底面と対向する
重り部表面までの距離が自己診断手段による電圧が印加
されるストッパの凹部底面と対向する重り部表面までの
距離の3倍以上としたので、凹部のエアダンピング効果
によって最適な周波数特性を得ることができるととも
に、自己診断手段による電圧印加時によい大きな静電力
を発生させることができる。
【0010】請求項3の発明では、上記センシングエレ
メントと上記上部、下部ストッパの何れか一方との間に
電圧を印加して重り部と当該ストッパ間に静電力を発生
させてセンシングエレメントが正常に機能しているか否
かを確認する自己診断手段を付設し、該自己診断手段に
よる電圧が印加される側の重り部の最表面と、この最表
面に対向するストッパの最表面に絶縁膜を形成しないの
で、自己診断手段による電圧印加時に絶縁膜が帯電して
エレクトリックになるということが無くなり、そのため
それ以後電圧が印加されなくなっても重り部が撓むとい
う現象が生じず、自己診断手段による電圧印加時に目標
出力電圧が正確に得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例の半導体加速度センサを
示しており、この本実施例の半導体加速度センサは重り
部1、この重り部1に一端が一体連結され他端が枠状の
支持部2の一辺に一体固定され重り部1の動きに連動す
るむ撓み部3、上記支持部2を夫々Si半導体基板を加
工して形成し、印加された加速度に比例した電圧を出力
として取り出すゲージ抵抗4を撓み部3に設けたセンシ
ングユニットAと、センジングエレメントAの上下に夫
々位置し、上記支持部2と接合され過大加速度が印加さ
れたときに上記重り部1が一定値以上変位しないように
規制する上部、下部ストッパB,Cとを基本構成として
いる。センシングエレメントAは方形状のもので、上記
支持部2は重り部1の周囲を囲繞し、また各ストッパ
B,Cも方形状となっている。
【0012】更に詳説すると重り部1、支持部2の上下
表面に熱酸化(SiO2 ,Si3 4 等)膜等の絶縁膜
7を形成し、また上下の各ストッパB,Cの接合面にも
同様な絶縁膜7’を形成し、各接合面の絶縁膜7,7’
間をAu,AuGe等の金属膜6で接合している。また
上部ストッパB及び下部ストッパCに対向する重り部1
の上面の絶縁膜7上には同様に金属膜5を形成し、上部
スットパBに対向する金属膜5を重り部1を構成するS
i半導体基板に導体8を介して電気的に接続してある。
一方支持部2の上面片側の絶縁膜7の上にも金属膜9を
形成し、この金属膜9を支持部2を構成するSi半導体
基板に導電体8’を介して電気的に接続してある。
【0013】また上部ストッパBの接合面側の周囲を凹
加工して接合面より一段低くい凹所10を形成してお
り、この凹部10によりセンシングエレメントAの半導
体基板部と、上部ストッパBの半導体基板部との間の十
分な空間距離、沿面距離を確保している。上記の金属膜
9に直流電源Eの正極を、上部ストッパBを構成するS
i半導体基板に負極を接続してセンシングエレメントA
と、上部ストッパBとの間に直流電圧を印加すると、電
圧の二乗に比例した静電力を重り部1と上部ストッパB
との間に発生させることができる。この静電力により重
り部1は、恰も加速度が印加されたかように上部ストッ
パB側に動き、撓み部3を撓ませる。
【0014】つまり直流電圧印加により重り部1に加速
度が印加された状態と同じ状態を作り出し、この時の撓
み部3の撓みに応じたゲージ抵抗4の電気導電度の変化
を見ることにより動作診断が行えるのである。上記凹部
10はこの診断時にセンシングエレメントAの半導体基
板部と、上部ストッパBの半導体基板部との間に電流リ
ークが発生するのを防止するこのように上部ストッパB
と重り部1との間に直流電圧を印加して、重り部1に加
速度が印加された時と同様な振る舞いを生じさせるため
の構成が自己診断手段となる。
【0015】ところで、上部スットパB、下部ストッパ
Cは、エアダンピング効果を利用してセンサ自体の周波
数特性を制御するための凹部11a,11bと、この凹
部11a,11bより突出し、過大加速度が印加された
ときに重り部1が一定値以上変位しないように設けられ
た凸部12a,12bとから構成されている。尚実施例
では各凸部12a,12bは夫々の凹部11a,11b
で2つ設けられているが、1つでも良くまた3つ以上設
けてもよい。
【0016】ここで各ストッパB,Cの表面と重り部1
の表面との距離h’は過大加速度が印加された時に重り
部1が一定値以上変位しないように設定してある、一方
凹部11a及び11bの底面と重り部1の表面の距離h
u及びhlは、センサ自体の周波数特性が最適となるよ
うに設定してある。つまり共振を起こさないようにエア
ダンピング効果を利用して減衰特性を持たせ、且つ所要
の周波数帯では減衰を起こさないように、所謂ローパス
フィルタのような役割を持たせている。
【0017】ここで上記距離huとhlとを略等しい値
とした場合には、上述の自己診断動作時に十分な静電力
が得られない。特に極めて小型化した場合にエアダンピ
ング効果により上記の周波数特性を最適化すると充分な
静電力を得られない。そこで本発明では、充分な静電力
を得るために距離huとhlとの関係を次のように設定
した。
【0018】つまりエアダンピング効果による周波数特
性の減衰特性を決定する減衰比ζは、センシングエレメ
ントAのばね定数をk、重り部1の重量をm、上部スト
ッパBと重り部1との間の減衰係数をCu、形状係数を
αu、下部ストッパCと重り部1の減衰係数をCl、形
状係数をαl、全体の減衰係数をC、空気の粘性係数を
μとすると、 Cu=αu・μ/hu3 Cl=αl・μ/hl3 C=Cu+Cl ζ=0.5C/(m・k)0.5 となる。
【0019】尚減衰比と周波数特性(振幅倍率)の関係
は図2に示すようになる。一般に加速度センサの場合は
なるべく、広い周波数範囲で減衰を起こさないように減
衰比ζを設定したい為、ζ=0.7とする。また、単純
な平行平板間に働く静電力Fは、印加電圧をV、真空誘
電率をε、平板面積をS、平板間距離をhとすると、 F=0.5ε・S・(V/h)2 となる。
【0020】ここで、自己診断手段による電圧が印加さ
れない側の下部ストッパCの凹部11bの底面と、重り
部1の表面との距離hlを大きくし、Clを略0とする
ことにより、同じζ=0.7の設計でも上部ストッパB
の凹部11aの底面と、重り部1の表面との距離huを
小さくして静電力を大きくすることができる点に本発明
は着目したものである。そして距離hlを距離huの3
倍以上に設定すると、Clは1/33 =1/27倍とな
り、Cuに比べて無視できるレベルとなるため、本実施
例では距離hlを距離huの略3倍とした。
【0021】hu=hl=h、Cu=Clで、ζ=0.
7の加速度センサと、Clが略0でζ=0.7の加速度
センサ(本実施例に近いもの)を仮定して、前者に比べ
て後者がどれくら静電力が向上したかを考察してみる
と、上式より減衰比ζはhの3乗に反比例し、静電力は
hの2乗に反比例するから、前者の静電力より後者の静
電力の方が22/3 倍大きいことが分かった。
【0022】従って本実施例では、距離hlを距離hu
の略3倍としたので、自己診断時にもより大きな静電力
を発生させることができ、また凹部11a,11bによ
るエアダンピング効果により最適な周波数特性が得られ
た。尚凸部12a,12bの全体表面積が対向する重り
部1の表面積に比して小さい方が良好なエアダンピング
効果が得られ、特に約1/10以下とすればその効果は
顕著となるので、本実施例では凸部12a,12bの全
体表面積を対向する重り部1の表面積の約1/10とし
ている。
【0023】ところで本実施例では上記以外の特徴に加
えて、自己診断時に直流電圧が印加される上部ストッパ
Bに対向する重り部1の最表面を金属膜5としているた
め、電圧印加時に絶縁膜7が帯電してエレクトレットと
なることがなく、そのため診断終了後電圧が印加されな
くなっても重り部1が撓むという現象が発生せず、本来
目標としている出力電圧が正確に得られるようになって
いる。
【0024】図3(a)は最表面が絶縁膜7の場合にお
ける印加電圧Vと出力電圧V0 との関係を示し、この関
係は、V0 =a(V−Ve)2 と表される。aは比例定
数、Veはエレクトレット電圧を示す。一方本実施例の
場合における印加電圧Vと出力電圧V0 との関係は図3
(b)に示され、V0 =aV2 と表される。図3(a)
の場合印加電圧Vが0の時と、自己診断時の電圧を印加
した時との出力電圧V0 の差がなく、これでは加速度セ
ンサが異常なく動作しているか否かの確認が不可能であ
り、同時に目標とする出力電圧V0 を自己診断の電圧を
印加した時に得ることもできない。これに対して本実施
例の構成では、電圧印加時の絶縁膜の帯電、即ちエレク
トレットによる特性の悪化が無く、図3(b)に示す目
標とする出力電圧V0 が得られる。
【0025】尚上記実施例では、下部スットパCに対向
する重り部1の最表面は金属膜5となっているが、この
金属膜5を図4に示すように無くして絶縁膜7を露出さ
せても特に問題はない。また重り部1の表面に絶縁膜7
を形成するのもやめて、図5に示すようにSi半導体基
板の表面を露出するようにしても良く、この場合にも上
記のエレクトレットによる帯電を無くすことができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明は、上記上部、下部スト
ッパをセンサ自体の周波数特性をエアダンピングにより
制御する凹部と、この凹部から突出し、過大加速度が印
加されたときに重り部が一定値以上変位しないように規
制する凸部とで構成したので、凹部のエアダンピング効
果により、センサ自体の周波数特性の制御が行えて最適
な周波数特性が得られ、しかも過大な加速度が印加され
ても凸部により重り部が一定以上変位するのを防止する
ことができるという効果がある。
【0027】請求項2の発明は、上記センシングエレメ
ントと上記上部、下部ストッパの何れか一方との間に電
圧を印加して重り部と当該ストッパ間に静電力を発生さ
せてセンシングエレメントが正常に機能しているか否か
を確認する自己診断手段を付設し、該自己診断手段によ
る電圧が印加されないストッパの凹部底面と対向する重
り部表面までの距離が自己診断手段による電圧が印加さ
れるストッパの凹部底面と対向する重り部表面までの距
離の3倍以上としたので、凹部のエアダンピング効果に
よって最適な周波数特性を得ることができるとともに、
自己診断手段による電圧印加時によい大きな静電力を発
生させることができるという効果がある。
【0028】請求項3の発明は、上記センシングエレメ
ントと上記上部、下部ストッパの何れか一方との間に電
圧を印加して重り部と当該ストッパ間に静電力を発生さ
せてセンシングエレメントが正常に機能しているか否か
を確認する自己診断手段を付設し、該自己診断手段によ
る電圧が印加される側の重り部の最表面と、この最表面
に対向するストッパの最表面に絶縁膜を形成しないの
で、自己診断手段による電圧印加時に絶縁膜が帯電して
エレクトリックになるということ無くなり、そのためそ
れ以後電圧が印加されなくなっても重り部が撓むという
現象が生じず、自己診断手段による電圧印加時に目標出
力電圧が正確に得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】同上説明用の減衰比と周波数特性(振幅倍率)
の関係特性図である。
【図3】(a)は絶縁膜によるエレクトレットの働きが
ある場合の自己診断時の印加電圧と出力電圧の関係特性
図である。(b)は絶縁膜によるエレクトレットの働き
が無い場合の自己診断時の印加電圧と出力電圧の関係特
性図である。
【図4】本発明の別の実施例の断面図である。
【図5】本発明の他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
A センシングエレメント B 上部ストッパ C 下部ストッパ E 直流電源 1 重り部 2 支持部 3 撓み部 9 金属膜 10 凹所 11a,11b 凹部 12a、12b 凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板を加工して夫々形成した重り部
    と、上記重り部に一端が一体連結され他端が支持部に一
    体支持され重り部の動きに連動して撓む撓み部と、上記
    支持部と、印加された加速度に比例した電圧を出力とし
    て取り出す手段とからなるセンシングエレメントを有す
    るとともに、上記センジングエレメントの上下に夫々位
    置し、上記支持部と接合され過大加速度が印加されたと
    きに上記重り部が一定値以上変位しないように規制する
    上部、下部ストッパを有し、上記上部、下部ストッパを
    センサ自体の周波数特性をエアダンピングにより制御す
    る凹部と、この凹部から突出し、過大加速度が印加され
    たときに重り部が一定値以上変位しないように規制する
    凸部とで構成したことを特徴とする半導体加速度セン
    サ。
  2. 【請求項2】上記センシングエレメントと上記上部、下
    部ストッパの何れか一方との間に電圧を印加して重り部
    と当該ストッパ間に静電力を発生させてセンシングエレ
    メントが正常に機能しているか否かを確認する自己診断
    手段を付設し、該自己診断手段による電圧が印加されな
    いストッパの凹部底面と対向する重り部表面までの距離
    が自己診断手段による電圧が印加されるストッパの凹部
    底面と対向する重り部表面までの距離の3倍以上とした
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体加速度センサ。
  3. 【請求項3】上記センシングエレメントと上記上部、下
    部ストッパの何れか一方との間に電圧を印加して重り部
    と当該ストッパ間に静電力を発生させてセンシングエレ
    メントが正常に機能しているか否かを確認する自己診断
    手段を付設し、該自己診断手段による電圧が印加される
    側の重り部の最表面と、この最表面に対向するストッパ
    の最表面に絶縁膜を形成しないことを特徴とする請求項
    1記載の半導体加速度センサ。
JP30416693A 1993-12-03 1993-12-03 半導体加速度センサ Withdrawn JPH07159432A (ja)

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