JPH07158949A - 換気ダクト配管系 - Google Patents

換気ダクト配管系

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Publication number
JPH07158949A
JPH07158949A JP5306235A JP30623593A JPH07158949A JP H07158949 A JPH07158949 A JP H07158949A JP 5306235 A JP5306235 A JP 5306235A JP 30623593 A JP30623593 A JP 30623593A JP H07158949 A JPH07158949 A JP H07158949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
fans
duct
vanes
ventilation
Prior art date
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Pending
Application number
JP5306235A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Sadaoka
紀行 定岡
Toshinori Ishii
憲法 石居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07158949A publication Critical patent/JPH07158949A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Duct Arrangements (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】原子力,火力プラントの各種換気ダクト配管系
に設置される複数の両側面吸い込み型遠心ファンに連結
される配管ダクト形状に関して、流入の直前に曲がり部
が設置された場合でも、いずれのファンにおける吸い込
みの側面間でも流量の不均一や大幅な圧力変動を生じさ
せず、ファンの特性を維持する換気ダクト配管系を提供
する。 【構成】ファンへ流入する直前に設置された曲がり管部
分に複数の整流弁を設け、作動する両側面吸い込み型遠
心ファンの位置に対応して、それぞれの整流弁の角度を
調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力・火力プラント
の各種換気配管ダクト系における両側面吸い込み型遠心
ファンに連結される配管ダクトの形状に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力,火力プラント等における換気シ
ステムは、タービン室におけるガスタービンからの発熱
を除去しその運転機能を維持すること、及び燃料が万一
漏洩した場合の除去を目的としている。従来の火力プラ
ントでは、タービン室自体が屋外設置の場合が多く、換
気システムは、タービン室に付随する簡便なシステムで
あった。しかし、近年増設が続いているコンバインドサ
イクルでは、換気システムは屋内設置となり、ガスター
ビン単機の発電容量の増大に伴う設備の大型化のため、
ダクトの延長,ダクト径の増加,ファン容量の増加とい
った新たな問題が生じている。同時に、発電所建設の立
地難に起因した建屋のコンパクト化の要求に対応するた
め、換気システムの設置スペースが設備容量に対して相
対的に縮小している。そのため、建屋との干渉を避けな
がら配管ルートを設定した場合、ダクトのルートが従来
より複雑になる傾向にある。
【0003】換気システムの中でタービン建屋内の高温
の空気を吸引するファンは、同軸型吸い込みファン及び
遠心型ファンが代表的である。同軸型吸い込みフアンは
従来最も多く用いられてきたが、大容量の換気が必要な
場合に設置スペースを縮小することが難しく、今後のプ
ラントでは、大容量でも設置スペースを縮小可能な、両
側面から吸い込む形の遠心型フアンが使用される可能性
が高い。一方、換気ダクトルート全体の複雑さのため
に、これらのファンへの流入,流出部では、直管だけで
なく、曲がり部や、分岐が設置されるケースが多くな
る。これらの曲がり部や分岐部では、流れが剥離渦によ
り大きく変化し、圧力変動や、流量配分が大きく変化す
る可能性が高い。両側面吸い込み形遠心型ファンでは、
流入の直前に曲がり部が設置されると、吸い込みの側面
間で流量の不均一や大幅な圧力変動が生じ、ファンの特
性に悪い影響を及ぼす可能性がある。
【0004】また、一般に、一系統の換気システムに
は、通常二個の換気ファンが設置され、通常運転はいず
れか一方で、残りは予備として停止される。さらに、運
転されるファンは、一定期間毎に交互に切り替えられ
る。そのため、いずれのファンを用いても前述の吸い込
みの側面間で流量の不均一や大幅な圧力変動を抑制可能
な換気ダクト配管形状が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、原子
力・火力プラントの各種配管ダクト系に設置される複数
の両側面吸い込み型遠心ファンに連結される配管ダクト
形状に関して、流入の直前に曲がり部が設置された場合
でも、いずれのファンにおける吸い込みの側面間でも流
量の不均一や大幅な圧力変動を生じさせず、ファンの特
性を維持する換気ダクト配管系を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係わる換気ダクト配管系の構成は、ファンへ
流入する直前に設置された曲がり管部分に複数の整流弁
を設け、作動する両側面吸い込み型遠心ファンの位置に
対応して、それぞれの整流弁の角度を調整することによ
り、曲がりによる編流を抑制し、作動中の両側面吸い込
み型遠心ファンへの流れを整流し、作動中の遠心ファン
への両吸い込み側面からの流入流量を均一とする。
【0007】
【作用】複数の両側面吸い込み型遠心ファンに連結され
る配管で、ファンへ流入する直前に曲がり管が設置され
た場合、曲がり部で生じる剥離渦のために、流れは乱れ
偏流する。両側面吸い込み型遠心ファンでは、主流の配
管からファンの両側面に繋がる分岐を使用する。通常、
一系統に二個の両側面吸い込み型遠心ファンを用いるた
め、合計四個の分岐が曲がり部後方に必要となる。運転
時には、この内、いずれか一方のファンを使用する。
【0008】そのため、曲がりの内側に設置されたファ
ンを使用する場合と、外側に設置されたファンを使用す
る場合とでは、曲がり部で生じる編流の整流方向が異な
る。そのため、曲がりの内側に設置されたファンを使用
する場合と、外側に設置されたファンを使用する場合と
で、曲がり部に設ける整流弁の主流に対する角度を変更
することにより、最適な整流を実施する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図4を用
いて詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の換気ダクト配管系の第一
の実施例の説明図で、ファンAを用いた時の状態、図2
は、本発明の換気ダクト配管系の第一の実施例の説明図
で、ファンBを用いた時の状態、図3は、本発明の換気
ダクト配管系の第二の実施例の説明図で、ファンAを用
いた時の状態、図4は、本発明の換気ダクト配管系の第
二の実施例で、ファンBを用いた時の状態を示してい
る。
【0011】まず、第一の実施例では、複数の両側面吸
い込み型遠心ファンに連結される配管で、ファンへ流入
する直前に設置された曲がり管の中に、大規模な剥離渦
の発生を抑制し、流れの主流方向をファンAの方向に円
滑に転換するため、整流のための弁が複数設けられる。
また、この弁の向きが、管半径方向断面の法線方向にお
いて、より曲がり内側に角度を持つ。この角度を持つ整
流弁により、主流はファンAの両吸い込み口に整流され
た状態で流入できる。
【0012】また、図2に示したように、整流弁の向き
が、管半径方向断面の法線方向において、より曲がり外
側に角度を持つ。この角度を持つ整流弁により、主流は
ファンBの両吸い込み口に整流された状態で流入でき
る。
【0013】第二の実施例では、複数の両側面吸い込み
型遠心ファンに連結される配管で、ファンの両吸い込み
口に流入する四つの分岐管の内、奥側の分岐のT字分岐
となった部分に、図3に示した様な形状の突起を設け、
この突起の先端に、可変の整流弁を設け、流れを止める
ダンパの機能も同時に持たせる。ファンAの運転時に
は、整流弁はファンBの方向に、ファンBの運転時に
は、整流弁はファンAの方向に調整し、ファンの吸い込
み口の分岐管への流がれを、作動中のファンへ誘導する
と同時に流れ自体を整流する。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、ファンへ流入する直前
に設置された曲がり管部分に、複数の整流弁を設け、作
動する両側面吸い込み型遠心ファンの位置に対応して、
それぞれの整流弁の角度を調整することにより、曲がり
による編流を抑制し、作動中の両側面吸い込み型遠心フ
ァンへの流れを整流し、作動中の遠心ファンへの両吸い
込み側面からの流入流量を均一とすることができる。そ
れにより、遠心ファンに加わる変動流体力が低減され、
振動や騒音の発生が抑制され機器の安全性が向上し、使
用可能期間が延長できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の換気ダクト配管系の第一の実施例の説
明図。
【図2】本発明の換気ダクト配管系の第一の実施例の説
明図。
【図3】本発明の換気ダクト配管系の第二の実施例の説
明図。
【図4】本発明の換気ダクト配管系の第二の実施例の説
明図。
【符号の説明】
1,2…両側面吸い込み型遠心ファンの横断面、3…可
変整流弁、4…ダンパ、5,6…側面吸い込み用分岐
管、7…側面吸い込み用分岐管奥の可変調整弁設置用突
起、8…側面吸い込み用分岐管奥の可変調整弁。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子力,火力プラントの各種換気配管ダク
    ト系における両側面吸い込み型遠心ファンに連結される
    配管ダクト形状において、複数の両側面吸い込み型遠心
    ファンに連結される配管で、ファンへ流入する直前に曲
    がり管が設置された場合、曲がり管に複数の整流弁を設
    け、作動する両側面吸い込み型遠心ファンの位置に対応
    して、それぞれの整流弁の主流に対する角度が調整可能
    なことを特徴とする換気ダクト配管系。
  2. 【請求項2】請求項1において、流れが流入する方向
    で、奥に設けられる吸い込み側面の分岐配管内に、作動
    する遠心ファンの位置に対応して角度が調整可能な整流
    弁を設置する換気ダクト配管系。
JP5306235A 1993-12-07 1993-12-07 換気ダクト配管系 Pending JPH07158949A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5306235A JPH07158949A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 換気ダクト配管系

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JP5306235A JPH07158949A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 換気ダクト配管系

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JPH07158949A true JPH07158949A (ja) 1995-06-20

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JP5306235A Pending JPH07158949A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 換気ダクト配管系

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108534333A (zh) * 2018-03-16 2018-09-14 青岛海尔空调器有限总公司 用于双向进出风管的热交换芯

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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