JPH0715858Y2 - 路面凍結防止剤散布機 - Google Patents
路面凍結防止剤散布機Info
- Publication number
- JPH0715858Y2 JPH0715858Y2 JP8930892U JP8930892U JPH0715858Y2 JP H0715858 Y2 JPH0715858 Y2 JP H0715858Y2 JP 8930892 U JP8930892 U JP 8930892U JP 8930892 U JP8930892 U JP 8930892U JP H0715858 Y2 JPH0715858 Y2 JP H0715858Y2
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- Japan
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- spraying
- air
- agent
- nozzle
- spraying agent
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、融雪、融氷及び凍結防
止のために道路に塩化ナトリウム、塩化カルシウム及び
砂などの散布剤を散布する路面凍結防止剤散布機に係わ
り、特に自走車両の後部に設ける路面凍結防止剤散布機
に関する。
止のために道路に塩化ナトリウム、塩化カルシウム及び
砂などの散布剤を散布する路面凍結防止剤散布機に係わ
り、特に自走車両の後部に設ける路面凍結防止剤散布機
に関する。
【０００２】
【従来の技術】冬期間の積雪寒冷地区においては、路面
が氷板，圧雪等により摩擦係数が著しく減少し、走行車
両にスリップが発生して通行が円滑に行われないため、
道路交通確保のため路面上に凍結防止用散布剤の散布を
行われている。この散布に用いられる凍結防止剤散布機
としては、所謂ロータリーコンテナ式のものが主として
用いられ、これは車両に前記散布剤を収納するホッパを
設け、このホッパの散布剤供給口の下部に回転板を設
け、この回転板上に羽根を放射状に設け、前記ホッパか
ら回転板上に落下した散布剤を、前記羽根により四方に
散布するようにしている。
が氷板，圧雪等により摩擦係数が著しく減少し、走行車
両にスリップが発生して通行が円滑に行われないため、
道路交通確保のため路面上に凍結防止用散布剤の散布を
行われている。この散布に用いられる凍結防止剤散布機
としては、所謂ロータリーコンテナ式のものが主として
用いられ、これは車両に前記散布剤を収納するホッパを
設け、このホッパの散布剤供給口の下部に回転板を設
け、この回転板上に羽根を放射状に設け、前記ホッパか
ら回転板上に落下した散布剤を、前記羽根により四方に
散布するようにしている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の散布機で
は、羽根を備えた回転板が散布剤を振り撒くようにして
散布するものであるため、道路の幅方向に散布量が片寄
り道路面全体への均一な散布が難しい面があり、また車
両の走行速度の違い及び横風等の影響により均一な散布
ができないという問題があった。また、その回転板を回
転駆動するためにモータや回転軸等の機械的な駆動部品
が多くなり装置が複雑になる面があり、さらにその回転
板が外部に露出する構造であるため、巻込み等の危険性
があった。このため公知ではないがブロワに空気ノズル
を接続し、この空気ノズルの途中にホッパなどの散布剤
落下口を接続し、ホッパ内の散布剤をブロワからの送風
により散布することが考えられ、このように送風により
散布剤を吹き飛ばして散布することにより均一な散布を
行うことができる。しかし、空気ノズルに直接的に散布
剤落下口を接続した構造では、その空気ノズルに風が吹
き込むと、その風が前記散布剤落下口に逆流して散布剤
の供給が妨げられ均一な散布ができなくなる虞があり、
外での散布作業に用いられ横風等を受ける機会の多い散
布機には不向きな面があった。
は、羽根を備えた回転板が散布剤を振り撒くようにして
散布するものであるため、道路の幅方向に散布量が片寄
り道路面全体への均一な散布が難しい面があり、また車
両の走行速度の違い及び横風等の影響により均一な散布
ができないという問題があった。また、その回転板を回
転駆動するためにモータや回転軸等の機械的な駆動部品
が多くなり装置が複雑になる面があり、さらにその回転
板が外部に露出する構造であるため、巻込み等の危険性
があった。このため公知ではないがブロワに空気ノズル
を接続し、この空気ノズルの途中にホッパなどの散布剤
落下口を接続し、ホッパ内の散布剤をブロワからの送風
により散布することが考えられ、このように送風により
散布剤を吹き飛ばして散布することにより均一な散布を
行うことができる。しかし、空気ノズルに直接的に散布
剤落下口を接続した構造では、その空気ノズルに風が吹
き込むと、その風が前記散布剤落下口に逆流して散布剤
の供給が妨げられ均一な散布ができなくなる虞があり、
外での散布作業に用いられ横風等を受ける機会の多い散
布機には不向きな面があった。
【０００４】そこで本考案は、効率がよくかつ均一な散
布を行うことができる路面凍結防止剤散布機を提供する
ことを目的とする。
布を行うことができる路面凍結防止剤散布機を提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の考案は、送風
装置と、この送風装置に接続され先端に第１吐出口を有
する空気ノズルと、この空気ノズルの上面に沿って斜設
された散布剤供給路と、この散布剤供給路の基端側に位
置して前記空気ノズル内と連通し該散布剤供給路に沿っ
て空気を送る第２吐出口と、前記散布剤供給路の途中に
散布剤を供給する散布剤落下口と、前記散布剤供給路と
前記空気ノズルの先端に接続した散布ノズルとを具備す
るものである。
装置と、この送風装置に接続され先端に第１吐出口を有
する空気ノズルと、この空気ノズルの上面に沿って斜設
された散布剤供給路と、この散布剤供給路の基端側に位
置して前記空気ノズル内と連通し該散布剤供給路に沿っ
て空気を送る第２吐出口と、前記散布剤供給路の途中に
散布剤を供給する散布剤落下口と、前記散布剤供給路と
前記空気ノズルの先端に接続した散布ノズルとを具備す
るものである。
【０００６】また請求項２の考案は、前記散布ノズルの
先端開口幅を調整可能に設けたものである。
先端開口幅を調整可能に設けたものである。
【０００７】さらに請求項３の考案は、前記散布剤を前
記散布剤落下口に供給するスクリューコンベヤを設けた
ものである。
記散布剤落下口に供給するスクリューコンベヤを設けた
ものである。
【０００８】さらにまた請求項４の考案は、前記散水装
置を自走車両の荷箱後部に配設し、前記送風装置は、前
記荷箱前面に設けた空気取入口と、この空気取入口と前
記空気ノズルとを連通し後方に向かって縮小する空気圧
縮路とからなるものである。
置を自走車両の荷箱後部に配設し、前記送風装置は、前
記荷箱前面に設けた空気取入口と、この空気取入口と前
記空気ノズルとを連通し後方に向かって縮小する空気圧
縮路とからなるものである。
【０００９】
【作用】上記請求項１の構成により、送風装置からの送
風は、一部が第２吐出口へと流れて散布剤を散布ノズル
へと送り、この散布ノズルへと送られた散布剤が、第１
吐出口から吐き出された空気と共に該散布ノズル先端か
ら吹出される。
風は、一部が第２吐出口へと流れて散布剤を散布ノズル
へと送り、この散布ノズルへと送られた散布剤が、第１
吐出口から吐き出された空気と共に該散布ノズル先端か
ら吹出される。
【００１０】また上記請求項２の構成により、散布剤の
吹出し角度を調整することができる。
吹出し角度を調整することができる。
【００１１】さらに請求項３の構成により、スクリュー
コンベヤの駆動速度を調整して散布剤落下口に供給する
散布剤の量を調整することができる。
コンベヤの駆動速度を調整して散布剤落下口に供給する
散布剤の量を調整することができる。
【００１２】さらにまた上記請求項４の構成により、自
走車両が走行すると空気取入口から空気が空気圧縮路に
吹き込み、かつその空気が圧縮され速度を増して空気ノ
ズルへと送られる。
走車両が走行すると空気取入口から空気が空気圧縮路に
吹き込み、かつその空気が圧縮され速度を増して空気ノ
ズルへと送られる。
【００１３】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面を参照して
説明する。図１及び図３は本考案の第１実施例を示し、
同図において、散布機１は自走車両Ａの後部に設けら
れ、その散布機１は、送風装置たるブロワ２に空気ノズ
ル３を横向きに接続し、この空気ノズル３は後端すなわ
ち先端の第１吐出口４に向かって高さ寸法が縮小する幅
広な角筒状をなし、その空気ノズル３の上板は傾斜板５
により形成され、この傾斜板５の上面に沿って散布剤供
給路６が斜設されている。この散布剤供給路６の基端側
に位置して、前記傾斜板５には、平面長方形をなす開口
部７が穿設されており、また、その開口部７の上方を塞
ぐ案内板８が設けられ、この案内板８は前記傾斜板５と
ほぼ平行に設けられると共にその基端が前記傾斜板５に
固着され、その傾斜板５と案内板８の先端間に第２吐出
口10が形成されている。さらに、前記空気ノズル３と散
布剤供給路６の先端には、散布ノズル11が接続され、そ
の散布ノズル11の基端側上部にはホッパ12の下部に位置
する散布剤落下口たる下部開口13が設けられ、この下部
開口13には、散布剤Ｂの供給量を調整する開閉板14が設
けられ、この開閉板14は、その基端側を前記ホッパ12の
垂直前板12Ａに枢着部14Ａを介して回動自在に設けら
れ、図示しない回動手段により角度回動して前記下部開
口13の開口面積を調整する。また、前記ホッパ12の斜後
板12Ｂの下部側内面には４箇所の取付座19が設けられ、
これら取付座19を介して振動板20が配設され、前記取付
座19は防振ゴムあるいはスプリング等からなり、さら
に、前記振動板20の裏面には、前記斜後板12Ｂの開口部
12Ｃを挿通して振動子たるバイブレーター21が設けられ
ている。また、前記散布ノズル11の基端側には散水ノズ
ル15が取付けられ、この散水ノズル15が前記自走車両Ａ
に搭載された散水供給装置16に接続されている。さら
に、前記ブロワ２には、油圧モータ17が接続され、この
油圧モータ17は、該自走車両Ａの図示しないエンジンに
接続された油圧装置18によって駆動するようになってい
る。
説明する。図１及び図３は本考案の第１実施例を示し、
同図において、散布機１は自走車両Ａの後部に設けら
れ、その散布機１は、送風装置たるブロワ２に空気ノズ
ル３を横向きに接続し、この空気ノズル３は後端すなわ
ち先端の第１吐出口４に向かって高さ寸法が縮小する幅
広な角筒状をなし、その空気ノズル３の上板は傾斜板５
により形成され、この傾斜板５の上面に沿って散布剤供
給路６が斜設されている。この散布剤供給路６の基端側
に位置して、前記傾斜板５には、平面長方形をなす開口
部７が穿設されており、また、その開口部７の上方を塞
ぐ案内板８が設けられ、この案内板８は前記傾斜板５と
ほぼ平行に設けられると共にその基端が前記傾斜板５に
固着され、その傾斜板５と案内板８の先端間に第２吐出
口10が形成されている。さらに、前記空気ノズル３と散
布剤供給路６の先端には、散布ノズル11が接続され、そ
の散布ノズル11の基端側上部にはホッパ12の下部に位置
する散布剤落下口たる下部開口13が設けられ、この下部
開口13には、散布剤Ｂの供給量を調整する開閉板14が設
けられ、この開閉板14は、その基端側を前記ホッパ12の
垂直前板12Ａに枢着部14Ａを介して回動自在に設けら
れ、図示しない回動手段により角度回動して前記下部開
口13の開口面積を調整する。また、前記ホッパ12の斜後
板12Ｂの下部側内面には４箇所の取付座19が設けられ、
これら取付座19を介して振動板20が配設され、前記取付
座19は防振ゴムあるいはスプリング等からなり、さら
に、前記振動板20の裏面には、前記斜後板12Ｂの開口部
12Ｃを挿通して振動子たるバイブレーター21が設けられ
ている。また、前記散布ノズル11の基端側には散水ノズ
ル15が取付けられ、この散水ノズル15が前記自走車両Ａ
に搭載された散水供給装置16に接続されている。さら
に、前記ブロワ２には、油圧モータ17が接続され、この
油圧モータ17は、該自走車両Ａの図示しないエンジンに
接続された油圧装置18によって駆動するようになってい
る。
【００１４】次ぎに前記構成に付きその作用を説明する
と、まず、前記油圧装置18により油圧モータ17を駆動
し、この油圧モータ17によりブロワ２を駆動して空気ノ
ズル３に空気を送り、一方、開閉板14を操作して下部開
口13の開口面積を調整し、散布剤供給路６に凍結防止
剤，塩あるいは砂等の散布剤Ｂを供給する。そして、ブ
ロワ２から空気ノズル３に送られた送風は、絞られなが
ら流速を増して第１吐出口４へと流れ、かつ一部は第２
吐出口10から吐出され、この第２吐出口10から吐出され
た空気は、案内板８の下面に当たって散布剤供給路６に
沿った向きに整流される。そして、この散布剤供給路６
に沿って流れる空気により、前記下部開口13から供給さ
れた散布剤Ｂが、散布ノズル11の基端へと送られ、この
散布ノズル11に送られた散布剤Ｂが、前記第１吐出口４
から吐出された空気と共に散布ノズル11の先端から高速
で吹出される。この場合、ブロワ２の送風により散布剤
Ｂが吹き飛ばされて散布されるため、自走車両Ａの走行
あるいは風等の影響を受けることなく散布剤Ｂが均一に
散布され、さらに散布剤Ｂは第２吐出口10から吐出され
た空気により散布供給路６を送られるため、散布ノズル
11内に横風等が吹き込んでも、下部開口13へ逆流するこ
とがない。さらに、散水供給装置16を始動して散水ノズ
ル15内に水を供給し、散布剤Ｂに湿り気を与えることに
より、道路散布後の散布剤Ｂの飛散が防止される。ま
た、ホッパ12にあっては、散布剤Ｂが湿っていたりある
いは部分的に固まっていた場合は、バイブレータ21を振
動して振動板21を振動させ、前記散布剤Ｂを下部開口13
へと導くことができる。
と、まず、前記油圧装置18により油圧モータ17を駆動
し、この油圧モータ17によりブロワ２を駆動して空気ノ
ズル３に空気を送り、一方、開閉板14を操作して下部開
口13の開口面積を調整し、散布剤供給路６に凍結防止
剤，塩あるいは砂等の散布剤Ｂを供給する。そして、ブ
ロワ２から空気ノズル３に送られた送風は、絞られなが
ら流速を増して第１吐出口４へと流れ、かつ一部は第２
吐出口10から吐出され、この第２吐出口10から吐出され
た空気は、案内板８の下面に当たって散布剤供給路６に
沿った向きに整流される。そして、この散布剤供給路６
に沿って流れる空気により、前記下部開口13から供給さ
れた散布剤Ｂが、散布ノズル11の基端へと送られ、この
散布ノズル11に送られた散布剤Ｂが、前記第１吐出口４
から吐出された空気と共に散布ノズル11の先端から高速
で吹出される。この場合、ブロワ２の送風により散布剤
Ｂが吹き飛ばされて散布されるため、自走車両Ａの走行
あるいは風等の影響を受けることなく散布剤Ｂが均一に
散布され、さらに散布剤Ｂは第２吐出口10から吐出され
た空気により散布供給路６を送られるため、散布ノズル
11内に横風等が吹き込んでも、下部開口13へ逆流するこ
とがない。さらに、散水供給装置16を始動して散水ノズ
ル15内に水を供給し、散布剤Ｂに湿り気を与えることに
より、道路散布後の散布剤Ｂの飛散が防止される。ま
た、ホッパ12にあっては、散布剤Ｂが湿っていたりある
いは部分的に固まっていた場合は、バイブレータ21を振
動して振動板21を振動させ、前記散布剤Ｂを下部開口13
へと導くことができる。
【００１５】このように本実施例では、送風装置たるブ
ロワ２と、このブロワ２に接続され先端に第１吐出口４
を有する空気ノズル３と、この空気ノズル３の上面に沿
って斜設された散布剤供給路６と、この散布剤供給路６
の基端側に位置して空気ノズル３内と連通し該散布剤供
給路６に沿って空気を送る第２吐出口10と、散布剤供給
路６の途中に散布剤Ｂを供給する散布剤落下口たる下部
開口13と、散布剤供給路６と空気ノズル３の先端に接続
した散布ノズル11とを具備するものであるから、ブロワ
２の送風により散布剤Ｂを吹き飛ばして該散布剤Ｂを均
一かつ効率よく散布することができる。また、下部開口
13から供給した散布剤Ｂは第２吐出口10からの送風によ
り先端側に送られるものであるため、散布ノズル11内に
横風等が吹き込んできても、その風が下部開口13に向か
って逆流することがなく常時一定量を均一に散布するこ
とができ、さらに、自走車両Ａの走行によって該車両Ａ
の下部に発生する風及びその風圧の影響が少ないものと
なる。しかも、ブロワ２を用いるものであるので、従来
の機械的な部品及び駆動が削減され、装置の省力化が図
られ、かつ散布効率に優れたものとなる。さらにまた、
従来のロータリーコンテナ式では、駆動する回転板が外
部に露出して巻込み等の危険性を有していたが、この散
布機１では、回転駆動部等が外部に露出することなく安
全性の向上が図られ、また、高速車両での散布に適した
ものとなる。
ロワ２と、このブロワ２に接続され先端に第１吐出口４
を有する空気ノズル３と、この空気ノズル３の上面に沿
って斜設された散布剤供給路６と、この散布剤供給路６
の基端側に位置して空気ノズル３内と連通し該散布剤供
給路６に沿って空気を送る第２吐出口10と、散布剤供給
路６の途中に散布剤Ｂを供給する散布剤落下口たる下部
開口13と、散布剤供給路６と空気ノズル３の先端に接続
した散布ノズル11とを具備するものであるから、ブロワ
２の送風により散布剤Ｂを吹き飛ばして該散布剤Ｂを均
一かつ効率よく散布することができる。また、下部開口
13から供給した散布剤Ｂは第２吐出口10からの送風によ
り先端側に送られるものであるため、散布ノズル11内に
横風等が吹き込んできても、その風が下部開口13に向か
って逆流することがなく常時一定量を均一に散布するこ
とができ、さらに、自走車両Ａの走行によって該車両Ａ
の下部に発生する風及びその風圧の影響が少ないものと
なる。しかも、ブロワ２を用いるものであるので、従来
の機械的な部品及び駆動が削減され、装置の省力化が図
られ、かつ散布効率に優れたものとなる。さらにまた、
従来のロータリーコンテナ式では、駆動する回転板が外
部に露出して巻込み等の危険性を有していたが、この散
布機１では、回転駆動部等が外部に露出することなく安
全性の向上が図られ、また、高速車両での散布に適した
ものとなる。
【００１６】さらに実施例上の効果として、空気ノズル
３を先端に向かって縮小して形成したことにより、空気
が第１吐出口４へと絞られながら流速を増して送られる
ため、比較的小さな能力のブロワ２を用いても効率よく
散布することができる。また、ホッパ12は、三側板を垂
直に形成し、かつ斜後板12Ｂに沿って振動板20を設けた
から、散布剤Ｂが湿っていたりあるいは部分的に固まっ
ていた場合は、バイブレータ21を振動して振動板20を振
動させて該下部開口13の目詰まりを防止し、落下口13へ
と散布剤Ｂを良好に導くことができる。
３を先端に向かって縮小して形成したことにより、空気
が第１吐出口４へと絞られながら流速を増して送られる
ため、比較的小さな能力のブロワ２を用いても効率よく
散布することができる。また、ホッパ12は、三側板を垂
直に形成し、かつ斜後板12Ｂに沿って振動板20を設けた
から、散布剤Ｂが湿っていたりあるいは部分的に固まっ
ていた場合は、バイブレータ21を振動して振動板20を振
動させて該下部開口13の目詰まりを防止し、落下口13へ
と散布剤Ｂを良好に導くことができる。
【００１７】図４及び図５は本考案の第２実施例を示
し、上記第１実施例と同一部分に同一符号を付しその詳
細な説明を省略して詳述すると、この例では散布ノズル
11の先端に枢着部31を介して散布ノズル11の先端を構成
する回動ノズル部32を取付け、散布ノズル11の先端の縦
断角度を調整可能に設け、さらに、その回動ノズル部32
は、平面該裁頭三角形状をなす上板33，下板34と、両側
板35，35より構成され、これら側板35の基端側を枢着部
36を介して水平回動可能に設け、さらに前記回動ノズル
部32の基端側部に取付座37を突設し、この取付座37に枢
着部38を介して油圧シリンダ39の基端側を枢着し、その
油圧シリンダ39の伸縮杆39Ａの先端を枢着部40を介して
前記側板35の先端側外面に連結し、これにより前記油圧
シリンダ39の伸縮駆動によって側板35を回動し、散布ノ
ズル11の先端開口幅Ｈを調整可能になしている。
し、上記第１実施例と同一部分に同一符号を付しその詳
細な説明を省略して詳述すると、この例では散布ノズル
11の先端に枢着部31を介して散布ノズル11の先端を構成
する回動ノズル部32を取付け、散布ノズル11の先端の縦
断角度を調整可能に設け、さらに、その回動ノズル部32
は、平面該裁頭三角形状をなす上板33，下板34と、両側
板35，35より構成され、これら側板35の基端側を枢着部
36を介して水平回動可能に設け、さらに前記回動ノズル
部32の基端側部に取付座37を突設し、この取付座37に枢
着部38を介して油圧シリンダ39の基端側を枢着し、その
油圧シリンダ39の伸縮杆39Ａの先端を枢着部40を介して
前記側板35の先端側外面に連結し、これにより前記油圧
シリンダ39の伸縮駆動によって側板35を回動し、散布ノ
ズル11の先端開口幅Ｈを調整可能になしている。
【００１８】このように本考案では、送風装置たるブロ
ワ２と、このブロワ２に接続され先端に第１吐出口４を
有する空気ノズル３と、この空気ノズル３の上面に沿っ
て斜設された散布剤供給路６と、この散布剤供給路６の
基端側に位置して空気ノズル３内と連通し該散布剤供給
路６に沿って空気を送る第２吐出口10と、散布剤供給路
６の途中に散布剤Ｂを供給する散布剤落下口たる下部開
口13と、散布剤供給路６と空気ノズル３の先端に接続し
た散布ノズル11とを具備し、さらに散布ノズル11の先端
開口幅Ｈを調整可能に設けたものであるから、第１実施
例と同様な作用，効果を有し、さらに道路幅あるいは散
布幅に対応した散布を行うことができる。
ワ２と、このブロワ２に接続され先端に第１吐出口４を
有する空気ノズル３と、この空気ノズル３の上面に沿っ
て斜設された散布剤供給路６と、この散布剤供給路６の
基端側に位置して空気ノズル３内と連通し該散布剤供給
路６に沿って空気を送る第２吐出口10と、散布剤供給路
６の途中に散布剤Ｂを供給する散布剤落下口たる下部開
口13と、散布剤供給路６と空気ノズル３の先端に接続し
た散布ノズル11とを具備し、さらに散布ノズル11の先端
開口幅Ｈを調整可能に設けたものであるから、第１実施
例と同様な作用，効果を有し、さらに道路幅あるいは散
布幅に対応した散布を行うことができる。
【００１９】また実施例上の効果として、散布ノズル11
の先端の上下向きを可変に設けたから、散布時の自走車
両Ａの速度あるいは散布剤Ｂの種類及び散布幅に合わせ
て適した上下角度で散布を行うことができる。
の先端の上下向きを可変に設けたから、散布時の自走車
両Ａの速度あるいは散布剤Ｂの種類及び散布幅に合わせ
て適した上下角度で散布を行うことができる。
【００２０】図６及び図７は本考案の第３実施例を示
し、上記第１実施例と同一部分に同一符号を付しその詳
細な説明を省略して詳述すると、自走車両Ａに搭載した
散布剤収納タンク41の下部にベルトコンベヤ42を設け、
このベルトコンベヤ42の後端すなわち先端下部にスクリ
ューコンベヤ43を連結し、このスクリューコンベヤ43の
先端に前記ホッパ12を設けた例を示し、また、この例で
は、散水ノズルを散布ノズル11に接続する代わりに、散
水ノズル15Ａを前記スクリューコンベヤ43に接続して該
スクリューコンベヤ43内に水を供給可能とし、さらに、
ブロワ２を、前記散布剤収納タンク41の前方すなわち自
走車両Ａの前側に設け、そのブロワ２と空気ノズル３を
パイプ44を介して接続している。そして、ベルトコンベ
ヤ42とスクリューコンベヤ43を駆動して散布剤Ｂをホッ
パ12に供給し、散布ノズル11から散布するものであり、
そのベルトコンベヤ42とスクリューコンベヤ43の駆動速
度を調整することにより、散布機１に供給する散布剤Ｂ
の供給量を調整し、さらに、そのスクリューコンベヤ43
により散布剤Ｂは混合されながらかつ比較的ゆっくりと
送られるため、散水ノズル15Ａの水が散布剤Ｂに効果的
に混合される。
し、上記第１実施例と同一部分に同一符号を付しその詳
細な説明を省略して詳述すると、自走車両Ａに搭載した
散布剤収納タンク41の下部にベルトコンベヤ42を設け、
このベルトコンベヤ42の後端すなわち先端下部にスクリ
ューコンベヤ43を連結し、このスクリューコンベヤ43の
先端に前記ホッパ12を設けた例を示し、また、この例で
は、散水ノズルを散布ノズル11に接続する代わりに、散
水ノズル15Ａを前記スクリューコンベヤ43に接続して該
スクリューコンベヤ43内に水を供給可能とし、さらに、
ブロワ２を、前記散布剤収納タンク41の前方すなわち自
走車両Ａの前側に設け、そのブロワ２と空気ノズル３を
パイプ44を介して接続している。そして、ベルトコンベ
ヤ42とスクリューコンベヤ43を駆動して散布剤Ｂをホッ
パ12に供給し、散布ノズル11から散布するものであり、
そのベルトコンベヤ42とスクリューコンベヤ43の駆動速
度を調整することにより、散布機１に供給する散布剤Ｂ
の供給量を調整し、さらに、そのスクリューコンベヤ43
により散布剤Ｂは混合されながらかつ比較的ゆっくりと
送られるため、散水ノズル15Ａの水が散布剤Ｂに効果的
に混合される。
【００２１】このように本実施例では、送風装置たるブ
ロワ２と、このブロワ２に接続され先端に第１吐出口４
を有する空気ノズル３と、この空気ノズル３の上面に沿
って斜設された散布剤供給路６と、この散布剤供給路６
の基端側に位置して空気ノズル３内と連通し該散布剤供
給路６に沿って空気を送る第２吐出口10と、散布剤供給
路６の途中に散布剤Ｂを供給する散布剤落下口たる下部
開口13と、散布剤供給路６と空気ノズル３の先端に接続
した散布ノズル11とを具備し、さらに散布剤Ｂを散布剤
落下口たる下部開口13に供給するスクリューコンベヤ43
を設けたものであるから、第１実施例と同様な作用，効
果を有し、さらに、ベルトコンベヤ42とスクリューコン
ベヤ43の駆動速度を調整することにより、散布機１に供
給する散布剤Ｂの量が調整され、散布ノズル11から一定
量の散布剤Ｂを散布することができ、また、スクリュー
コンベヤ43内を散布剤Ｂが混合されながらかつ比較的ゆ
っくりと送られるため、この間に散水ノズル15Ａの水が
効果的に散布剤Ｂに混合され、散布後の散布剤Ｂの飛散
を効果的に防止できる。また、機械式の散布機と異な
り、ブロワ２等の装置を散布機１と離れた場所に搭載し
ても、パイプ44等によりブロワ２と散布機１を簡便に接
続して駆動することができる。
ロワ２と、このブロワ２に接続され先端に第１吐出口４
を有する空気ノズル３と、この空気ノズル３の上面に沿
って斜設された散布剤供給路６と、この散布剤供給路６
の基端側に位置して空気ノズル３内と連通し該散布剤供
給路６に沿って空気を送る第２吐出口10と、散布剤供給
路６の途中に散布剤Ｂを供給する散布剤落下口たる下部
開口13と、散布剤供給路６と空気ノズル３の先端に接続
した散布ノズル11とを具備し、さらに散布剤Ｂを散布剤
落下口たる下部開口13に供給するスクリューコンベヤ43
を設けたものであるから、第１実施例と同様な作用，効
果を有し、さらに、ベルトコンベヤ42とスクリューコン
ベヤ43の駆動速度を調整することにより、散布機１に供
給する散布剤Ｂの量が調整され、散布ノズル11から一定
量の散布剤Ｂを散布することができ、また、スクリュー
コンベヤ43内を散布剤Ｂが混合されながらかつ比較的ゆ
っくりと送られるため、この間に散水ノズル15Ａの水が
効果的に散布剤Ｂに混合され、散布後の散布剤Ｂの飛散
を効果的に防止できる。また、機械式の散布機と異な
り、ブロワ２等の装置を散布機１と離れた場所に搭載し
ても、パイプ44等によりブロワ２と散布機１を簡便に接
続して駆動することができる。
【００２２】図８ないし図１０は本考案の第４実施例を
示し、上記第１実施例と同一部分に同一符号を付しその
詳細な説明を省略して詳述すると、この例は、送風装置
の変形例を示すものであり、自走車両Ａの荷箱51内を左
右傾斜側板52，52により仕切り、それら側板52，52の間
に散布剤収納タンク53を形成し、このタンク53と散布機
１の下部開口13とをコンベヤ43Ａにより連結し、該タン
ク53内の散布剤Ｂを散布機１の下部開口13に供給可能に
設け、さらに、送風装置54は、前記荷箱51内の左右にそ
れぞれ空気圧縮路55を形成し、この空気圧縮路55は、左
右が荷箱51の側板56と前記傾斜側板52により囲まれ、か
つ上下が後方に傾斜状に彎曲した上仕切り板57と前記荷
箱51の底板58に囲まれて自走車両Ａの後方に向かって縮
小する形状に形成され、その空気圧縮路55は前記荷箱51
において、図１０に示すように、略直角三角形状に全面
的に開口した空気取入口59を有する。さらに、各圧縮空
気路55，55の後端と前記散布機１の空気ノズル３とが左
右のパイプ60，60より連通接続されている。
示し、上記第１実施例と同一部分に同一符号を付しその
詳細な説明を省略して詳述すると、この例は、送風装置
の変形例を示すものであり、自走車両Ａの荷箱51内を左
右傾斜側板52，52により仕切り、それら側板52，52の間
に散布剤収納タンク53を形成し、このタンク53と散布機
１の下部開口13とをコンベヤ43Ａにより連結し、該タン
ク53内の散布剤Ｂを散布機１の下部開口13に供給可能に
設け、さらに、送風装置54は、前記荷箱51内の左右にそ
れぞれ空気圧縮路55を形成し、この空気圧縮路55は、左
右が荷箱51の側板56と前記傾斜側板52により囲まれ、か
つ上下が後方に傾斜状に彎曲した上仕切り板57と前記荷
箱51の底板58に囲まれて自走車両Ａの後方に向かって縮
小する形状に形成され、その空気圧縮路55は前記荷箱51
において、図１０に示すように、略直角三角形状に全面
的に開口した空気取入口59を有する。さらに、各圧縮空
気路55，55の後端と前記散布機１の空気ノズル３とが左
右のパイプ60，60より連通接続されている。
【００２３】そして、自走車両Ａが走行すると荷箱51の
前面の空気取入口59から空気が圧縮空気路55に流れ込
み、後方に向かうにしたがって絞られ流速を増し、空気
ノズル３へと送られ、散布剤Ｂの散布が行われる。
前面の空気取入口59から空気が圧縮空気路55に流れ込
み、後方に向かうにしたがって絞られ流速を増し、空気
ノズル３へと送られ、散布剤Ｂの散布が行われる。
【００２４】このように本実施例では、送風装置たるブ
ロワ２と、このブロワ２に接続され先端に第１吐出口４
を有する空気ノズル３と、この空気ノズル３の上面に沿
って斜設された散布剤供給路６と、この散布剤供給路６
の基端側に位置して空気ノズル３内と連通し該散布剤供
給路６に沿って空気を送る第２吐出口10と、散布剤供給
路６の途中に散布剤Ｂを供給する散布剤落下口たる下部
開口13と、散布剤供給路６と空気ノズル３の先端に接続
した散布ノズル11とを具備し、さらに、散水機１を自走
車両Ａの荷箱51の後部に配設し、送風装置54は、荷箱51
の前側に設けた空気取入口59と、この空気取入口59と空
気ノズル３とを連通し後方に向かって縮小する空気圧縮
路55とからなるものであるから、自走車両Ａの走行によ
り送風装置54から空気ノズル３に送風が行われ、ブロワ
等を用いる必要がなく装置の省力化が図られる。
ロワ２と、このブロワ２に接続され先端に第１吐出口４
を有する空気ノズル３と、この空気ノズル３の上面に沿
って斜設された散布剤供給路６と、この散布剤供給路６
の基端側に位置して空気ノズル３内と連通し該散布剤供
給路６に沿って空気を送る第２吐出口10と、散布剤供給
路６の途中に散布剤Ｂを供給する散布剤落下口たる下部
開口13と、散布剤供給路６と空気ノズル３の先端に接続
した散布ノズル11とを具備し、さらに、散水機１を自走
車両Ａの荷箱51の後部に配設し、送風装置54は、荷箱51
の前側に設けた空気取入口59と、この空気取入口59と空
気ノズル３とを連通し後方に向かって縮小する空気圧縮
路55とからなるものであるから、自走車両Ａの走行によ
り送風装置54から空気ノズル３に送風が行われ、ブロワ
等を用いる必要がなく装置の省力化が図られる。
【００２５】尚、本考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば送風装置は各種タイプのものを
用いることができる。また、本考案の散布機は、滑り止
め防止用の砂散布以外にも、アスファルト舗装工におけ
る乳剤散布後の砂撒きにも使用することができる。
ではなく、本考案の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば送風装置は各種タイプのものを
用いることができる。また、本考案の散布機は、滑り止
め防止用の砂散布以外にも、アスファルト舗装工におけ
る乳剤散布後の砂撒きにも使用することができる。
【００２６】
【考案の効果】請求項１の考案は、送風装置と、この送
風装置に接続され先端に第１吐出口を有する空気ノズル
と、この空気ノズルの上面に沿って斜設された散布剤供
給路と、この散布剤供給路の基端側に位置して前記空気
ノズル内と連通し該散布剤供給路に沿って空気を送る第
２吐出口と、前記散布剤供給路の途中に散布剤を供給す
る散布剤落下口と、前記散布剤供給路と前記空気ノズル
の先端に接続した散布ノズルとを具備するものであり、
効率がよくかつ均一な散布を行うことができる路面凍結
防止剤散布機を提供することができる。
風装置に接続され先端に第１吐出口を有する空気ノズル
と、この空気ノズルの上面に沿って斜設された散布剤供
給路と、この散布剤供給路の基端側に位置して前記空気
ノズル内と連通し該散布剤供給路に沿って空気を送る第
２吐出口と、前記散布剤供給路の途中に散布剤を供給す
る散布剤落下口と、前記散布剤供給路と前記空気ノズル
の先端に接続した散布ノズルとを具備するものであり、
効率がよくかつ均一な散布を行うことができる路面凍結
防止剤散布機を提供することができる。
【００２７】また請求項２の考案は、前記散布ノズルの
先端開口幅を調整可能に設けたものであり、効率がよく
かつ均一な散布を行うことができる路面凍結防止剤散布
機を提供することができる。
先端開口幅を調整可能に設けたものであり、効率がよく
かつ均一な散布を行うことができる路面凍結防止剤散布
機を提供することができる。
【００２８】さらに請求項３の考案は、前記散布剤を前
記散布剤落下口に供給するスクリューコンベヤを設けた
ものであり、効率がよくかつ均一な散布を行うことがで
きる路面凍結防止剤散布機を提供することができる。
記散布剤落下口に供給するスクリューコンベヤを設けた
ものであり、効率がよくかつ均一な散布を行うことがで
きる路面凍結防止剤散布機を提供することができる。
【００２９】さらにまた請求項４の考案は、前記散水機
を自走車両の荷箱後部に配設し、前記送風装置は、前記
荷箱前側に設けた空気取入口と、この空気取入口と前記
空気ノズルとを連通し後方に向かって縮小する空気圧縮
路とからなるものであり、装置の省力化を図り、また効
率がよくかつ均一な散布を行うことができる路面凍結防
止剤散布機を提供することができる。
を自走車両の荷箱後部に配設し、前記送風装置は、前記
荷箱前側に設けた空気取入口と、この空気取入口と前記
空気ノズルとを連通し後方に向かって縮小する空気圧縮
路とからなるものであり、装置の省力化を図り、また効
率がよくかつ均一な散布を行うことができる路面凍結防
止剤散布機を提供することができる。
【図１】本考案の第１実施例を示す断面図である。
【図２】本考案の第１実施例を示す一部切欠斜視図であ
る。
る。
【図３】本考案の第実施例を示す平面説明図である。
【図４】本考案の第２実施例を示す要部の平面図であ
る。
る。
【図５】本考案の第２実施例を示す要部の断面図であ
る。
る。
【図６】本考案の第３実施例を示す概略説明図である。
【図７】本考案の第３実施例を示す自走車両の一部切欠
き背面図である。
き背面図である。
【図８】本考案の第４実施例を示す斜視図である。
【図９】本考案の第４実施例を示す荷箱の側面図であ
る。
る。
【図１０】本考案の第４実施例を示す荷箱の正面図であ
る。
る。
２ 空気ノズル ４ 第１吐出口 ５ 傾斜板 ６ 散布剤供給路 10 第２吐出口 11 散布ノズル 13 下部開口（散布剤落下口） 32 回動ノズル部 43 スクリューコンベヤ 54 送風装置 55 空気圧縮路 59 空気取入口
Claims (4)
- 【請求項１】 送風装置と、この送風装置に接続され先
端に第１吐出口を有する空気ノズルと、この空気ノズル
の上面に沿って斜設された散布剤供給路と、この散布剤
供給路の基端側に位置して前記空気ノズル内と連通し該
散布剤供給路に沿って空気を送る第２吐出口と、前記散
布剤供給路の途中に散布剤を供給する散布剤落下口と、
前記散布剤供給路と前記空気ノズルの先端に接続した散
布ノズルとを具備することを特徴とする路面凍結防止剤
散布機。 - 【請求項２】 前記散布ノズルの先端開口幅を調整可能
に設けたことを特徴とする請求項１記載の路面凍結防止
剤散布機。 - 【請求項３】 前記散布剤を前記散布剤落下口に供給す
るスクリューコンベヤを設けたことを特徴とする請求項
１記載の路面凍結防止剤散布機。 - 【請求項４】 前記散水機を自走車両の荷箱後部に配設
し、前記送風装置は、前記荷箱前側に設けた空気取入口
と、この空気取入口と前記空気ノズルとを連通し後方に
向かって縮小する空気圧縮路とからなることを特徴とす
る請求項１記載の路面凍結防止剤散布機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8930892U JPH0715858Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 路面凍結防止剤散布機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8930892U JPH0715858Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 路面凍結防止剤散布機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656126U JPH0656126U (ja) | 1994-08-05 |
| JPH0715858Y2 true JPH0715858Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=13967041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8930892U Expired - Lifetime JPH0715858Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 路面凍結防止剤散布機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715858Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102116810B1 (ko) * | 2020-02-13 | 2020-05-29 | 주식회사 새한산업 | 경화된 제설제를 파쇄하는 수단이 구비된 제설제 살포장치 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP8930892U patent/JPH0715858Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0656126U (ja) | 1994-08-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |