JPH07158141A - 洋風便器の洗浄装置 - Google Patents

洋風便器の洗浄装置

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Publication number
JPH07158141A
JPH07158141A JP5339986A JP33998693A JPH07158141A JP H07158141 A JPH07158141 A JP H07158141A JP 5339986 A JP5339986 A JP 5339986A JP 33998693 A JP33998693 A JP 33998693A JP H07158141 A JPH07158141 A JP H07158141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
closed
water
toilet lid
western
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5339986A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Miwa
英二 三輪
Hiroyasu Fukaya
裕康 深谷
Masaki Tomita
勝紀 冨田
Takuji Koyanagi
卓治 小柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP5339986A priority Critical patent/JPH07158141A/ja
Publication of JPH07158141A publication Critical patent/JPH07158141A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】洋風便器において、便器洗浄を行う際に便蓋が
閉じているときと開いているときとで洗浄水の勢いを異
ならせることにより洗浄音を効果的に低減する。 【構成】便蓋14の開閉検知を行う便蓋開閉センサ28
と、便器本体10に放出する洗浄水流の勢いを強く又は
弱く切り替える洗浄水流切替手段26A,26Bと、便
蓋14が閉状態にあることを便蓋開閉センサ28が検知
したとき洗浄水流の勢いを強く、また便蓋14が開状態
にあることを便蓋開閉センサ28が検知したとき洗浄水
流を弱く切り替えるように洗浄水流切替手段26A,2
6Bの作動を制御する制御部32とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は洋風便器の洗浄装置に
関し、詳しくは洗浄水流の勢いを強くしたり弱くしたり
する機能を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】用便後
において便器本体内部に洗浄水を放出して便器洗浄を行
う便器の洗浄装置にあっては、一般に便器洗浄を効率的
に行えるように洗浄水流の勢いが一定の強い勢いに設定
されており、従って便器本体に対して便座及び便蓋が開
閉可能に取り付けられて成る洋風便器の場合、便蓋が閉
じられた状態で便器洗浄を行ったとき、かかる便蓋によ
って便器本体の開口部が閉じられた状態にあるため洗浄
音が外部に漏れるのを良好に抑制できるものの、便蓋が
開かれた状態で便器洗浄が行われたとき、便器本体の開
口部から洗浄音が外部に漏れ、大きな騒音となるといっ
た問題が生じていた。
【0003】また一方、特に女性が便器を使用する場合
において用足し前,用足し中に消音のために洗浄水を流
すといったことが行われており、この場合従来の洗浄装
置にあっては上述のように洗浄水流の勢いが一定の強い
勢いに設定してあるために多量の洗浄水が消費され、無
駄が多いといった問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたものであり、その要旨は、便
器本体と、該便器本体に対して開閉可能な便蓋とを備え
た洋風便器の該便器本体に洗浄水を放出して便器洗浄を
行う洋風便器の洗浄装置において、前記便蓋の開閉検知
を行う便蓋開閉センサと、前記便器本体に対して放出す
る洗浄水流の勢いを強く又は弱く切り替える洗浄水流切
替手段と、前記便蓋が閉状態にあることを前記便蓋開閉
センサが検知したとき洗浄水流の勢いを強く、また該便
蓋が開状態にあることを該便蓋開閉センサが検知したと
き洗浄水流の勢いを弱く切り替えるように前記洗浄水流
切替手段の作動を制御する制御部とを設けたことにあ
る。
【0005】
【作用及び発明の効果】以上のように本発明の洗浄装置
は、便蓋が閉じているときには洗浄水の放出を強い勢い
で行い、また便蓋が開いているときには洗浄水の放出を
便蓋が閉じているときよりも弱い勢いで行う。
【0006】而して用便後において便蓋が閉じた状態で
便器洗浄を行うとき、強い勢いで洗浄水を放出すること
から便器洗浄,汚物排出,汚物搬送を強力に行うことが
できる。またその際便蓋が閉じているため、洗浄音の外
部への漏れを小さく抑えることができる。
【0007】また一方、便蓋が開いている状態では洗浄
水を相対的に弱い勢いで放出するため、1回の洗浄水の
放出水量を一定とした場合、長い時間洗浄水が放出可能
となり、従って女性が消音のために洗浄水を流す場合に
おいて洗浄水の放出回数を減らすことができ、洗浄水を
節約することができる。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10は洋風便器の便器本体で、
12,14はそれぞれ基端部において軸15の回りに回
動可能、即ち開閉可能に取り付けられた便座及び便蓋で
ある。
【0009】便器本体10の上端部にはリム通水路16
と、リム通水路16に導かれた洗浄水を便器本体10の
便鉢内部に勢い良く放出するための多数の噴出孔18が
設けられている。
【0010】20はケーシング22の内部に設けられた
洗浄水タンクで、内部に一定量の洗浄水を貯留するよう
になっている。この洗浄水タンク20と上記リム通水路
16とは、給水路24によって互いに連絡されている。
【0011】給水路24は分岐路24Aと24Bとに分
岐した上再び合流しており、そして各分岐路24A,2
4B上に第一の電磁バルブ26A及び第二の電磁バルブ
26Bがそれぞれ設けられている。
【0012】一方ケーシング22の前面には、便蓋14
のアーム30に対する当接又は離間によって便蓋14の
開閉を検知する、リミットスイッチから成る便蓋開閉セ
ンサ28が設けられている。この便蓋開閉センサ28及
び前記第一電磁バルブ26A,第二電磁バルブ26B
は、それぞれ制御部32に電気的に接続されている。
【0013】また制御部32には、図2にも示している
ようにリモートコントローラ(以下リモコン)34の発
光部36からの発光信号を受光する受光部38が接続さ
れている。尚リモコン34には、洗浄操作のための洗浄
スイッチ40が設けられている。
【0014】本例においては、便蓋14が閉じた状態で
洗浄スイッチ40が押されると、制御部32からの信号
によって2つの電磁バルブ26A,26Bが共に開作動
させられ、洗浄水タンク20内に貯留された洗浄水が分
岐路24A,24Bの両方を通じてリム通水路16内に
落下され、強い勢いで便鉢内部に放出される。
【0015】また一方、便蓋14が開いた状態で洗浄ス
イッチ40が押されると、電磁バルブ26A,26Bの
一方のみが開作動させられ、洗浄水タンク20内の洗浄
水が一方の分岐路24A又は24Bを通じてのみリム通
水路16内に導かれ、便鉢内部に放出される。
【0016】具体的には、図3に示しているように洗浄
スイッチ40が押されると(ステップS1)、便蓋開閉
センサ28からの信号に基づき、制御部32において便
蓋14が閉じているか開いているかの判断が行われ(ス
テップS2)、そして便蓋14が閉じていると判断され
たときには2つの電磁バルブ26A,26Bに対して弁
開信号が送られ、両電磁バルブ26A,26Bが開作動
させられる。
【0017】一方便蓋14が開いていると判断されたと
きには、一方の電磁バルブ26A又は26Bにのみ弁開
信号が供給され、一方の電磁バルブ26A又は26Bの
みが開作動させられる。これにより洗浄水タンク20内
の洗浄水が弱い勢いでリム通水路16、更には便鉢内部
に供給される。
【0018】本例によれば、便蓋14が閉じた状態では
洗浄水が勢い良く便鉢内部に放出され、便器洗浄,汚物
排出,汚物搬送が強力に行われる。このとき便蓋14は
閉じた状態にあるため、洗浄水が勢い良く放出されても
外部に漏れる洗浄音は少ない。
【0019】また一方、便蓋14が開いた状態では洗浄
水が相対的に弱い勢いで放出される。従って1回の洗浄
水の放出時間が長くなり、このため女性が用便時に消音
のために洗浄水を流す場合でも、洗浄水の放出回数を減
らすことができ、洗浄水を節約することができる。
【0020】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上記分岐路の断面積は同一
としても良いし異ならせても良く、更には洗浄水の供給
水路の断面積を2段階若しくはそれ以上に変化させるよ
うな電磁バルブを設けることによって洗浄水の勢いを強
弱切り替えるように成すことも可能である。
【0021】また便蓋の開閉センサとして近接センサや
光電センサその他各種のセンサを用いることが可能であ
るし、また本発明は上例以外の種々形態の洋風便器に適
用することも可能であるなど、その主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である洗浄装置を洋風便器と
ともに示す図である。
【図2】図1における洗浄装置の制御系統をブロック的
に示す図である。
【図3】図1,図2における制御部による制御手順のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 便器本体 12 便座 14 便蓋 16 リム通水路 18 噴出孔 20 洗浄水タンク 24 給水路 24A,24B 分岐路 26A,26B 電磁バルブ 28 便蓋開閉センサ 32 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小柳 卓治 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器本体と、該便器本体に対して開閉可
    能な便蓋とを備えた洋風便器の該便器本体に洗浄水を放
    出して便器洗浄を行う洋風便器の洗浄装置において前記
    便蓋の開閉検知を行う便蓋開閉センサと、前記便器本体
    に対して放出する洗浄水流の勢いを強く又は弱く切り替
    える洗浄水流切替手段と、前記便蓋が閉状態にあること
    を前記便蓋開閉センサが検知したとき洗浄水流の勢いを
    強く、また該便蓋が開状態にあることを該便蓋開閉セン
    サが検知したとき洗浄水流の勢いを弱く切り替えるよう
    に前記洗浄水流切替手段の作動を制御する制御部とを設
    けたことを特徴とする洋風便器の洗浄装置。
JP5339986A 1993-12-06 1993-12-06 洋風便器の洗浄装置 Pending JPH07158141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5339986A JPH07158141A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 洋風便器の洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5339986A JPH07158141A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 洋風便器の洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07158141A true JPH07158141A (ja) 1995-06-20

Family

ID=18332658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5339986A Pending JPH07158141A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 洋風便器の洗浄装置

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JP (1) JPH07158141A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007845A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Toto Ltd 水洗大便器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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