JPH0715699A - テレビ信号変換装置 - Google Patents

テレビ信号変換装置

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JPH0715699A
JPH0715699A JP5179872A JP17987293A JPH0715699A JP H0715699 A JPH0715699 A JP H0715699A JP 5179872 A JP5179872 A JP 5179872A JP 17987293 A JP17987293 A JP 17987293A JP H0715699 A JPH0715699 A JP H0715699A
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JP
Japan
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field
signal
output
television signal
unit
Prior art date
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JP5179872A
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Inventor
Yoshinori Narita
喜則 成田
Tetsuo Kusumi
哲生 楠見
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 入力テレビ信号のフィールドが不規則に変化
する場合でも、適正なフィールド変換を行うことができ
るテレビ信号変換装置を提供する。 【構成】 フィールドメモリ220から読み出すテレビ
信号のフィールドの種別を判定する読み出しフィールド
判定手段50と、出力しようとするテレビ信号のフィー
ルドの種別を判定する出力フィールド判定手段54と、
読み出しフィールド判定手段と出力フィールド判定手段
からの出力信号を受けて、読み出すテレビ信号のフィー
ルドの種別と出力しようとするテレビ信号のフィールド
の種別とが同一か否かの判断を行い、両者が同一である
ときには同種のフィールド変換を行い、両者が異なって
いるときには異種のフィールド変換を行うフィールド変
換制御手段56とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力されたテレビ信号
をフィールド周波数、ライン周波数及び色信号変調方式
の異なるテレビ信号に変換して出力するテレビ信号変換
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のテレビ信号変換装置の概略
ブロック図である。従来のテレビ信号変換装置は、デコ
ード部120と、AD変換部140と、第一制御部16
0と、第一演算部180と、フィールドメモリ220
と、同期信号発生部240と、第二制御部260と、第
二演算部280と、DA変換部320と、エンコード部
340とを備える。
【0003】従来のテレビ信号変換装置では、テレビ信
号源2から出力された入力テレビ信号は、まず、デコー
ド部120でRGB色信号又は輝度・色差信号等の画像
信号と同期信号とに分離される。デコード部120で分
離された画像信号は、AD変換部140でデジタル画像
データに変換され、第一演算部180に入力される。一
方、デコード部120で分離された同期信号は、第一制
御部160に入力される。第一制御部160は、第一演
算部180を制御する制御信号を出力すると共に、画像
データをフィールドメモリ220に書き込むための書き
込み制御信号を出力する。そして、第一演算部180で
は、画像データを入力テレビ信号と異なるフィールド周
波数、ライン周波数、色信号変調方式を有する出力テレ
ビ信号に変換するために、フィールド補間、ライン補
間、色差データ縮約等の処理が行われる。第一演算部1
80で処理された画像データは、第一制御部160から
出力される書き込み制御信号にしたがってフィールドメ
モリ220に書き込まれる。
【0004】同期信号発生部240は、入力テレビ信号
と異なる規格の出力テレビ信号の同期信号を生成する。
通常、同期信号発生部240は入力テレビ信号と相関の
ないフリーラン状態にある。同期信号発生部240で生
成された同期信号は第二制御部260とエンコード部3
40に出力される。
【0005】図9は同期信号発生部240の概略ブロッ
ク図である。同期信号発生部240は、クロック信号に
基づいてラインの長さをカウントする水平カウンタ24
2と、水平カウンタ242からのカウント値に基づいて
ライン数をカウントする垂直カウンタ244と、垂直カ
ウンタ244からのカウント値に基づいてフィールドの
数をカウントするフィールドカウンタ246と、水平カ
ウンタ242からのカウント値(ラインの長さ)から出
力テレビ信号の水平同期信号を生成する水平同期信号発
生部252と、垂直カウンタ244からのカウント値
(ライン数)から出力テレビ信号の垂直同期信号を生成
する垂直同期信号発生部254と、出力テレビ信号の水
平同期信号と垂直同期信号とを合成し出力テレビ信号の
同期信号を生成する複合同期信号発生部256とを有す
る。出力テレビ信号のフィールド周期は水平カウンタ2
42、垂直カウンタ244及びフィールドカウンタ24
6によって決定される。ここで、水平カウンタ242、
垂直カウンタ244及びフィールドカウンタ246の最
大カウント値は固定されている。
【0006】第二制御部260は、同期信号発生部24
0で生成された出力テレビ信号の同期信号にしたがって
画像データをフィールドメモリ220から読み出すため
の読み出し制御信号を出力すると共に、第二演算部28
0を制御する制御信号を出力する。フィールドメモリ2
20から読み出された画像データは、第二演算部280
で、フィールド変換、フィールド補間、ライン補間等の
処理が行われる。第二演算部280で処理された画像デ
ータは、DA変換部320でアナログ画像信号に変換さ
れ、エンコード部340に入力される。エンコード部3
40では、DA変換部320で変換された画像信号と同
期信号発生部240で生成された出力テレビ信号の同期
信号とを合成する。これにより、入力テレビ信号と異な
る規格の出力テレビ信号への変換が完了し、表示装置4
や記録装置6に出力される。
【0007】尚、上記のテレビ信号変換装置は、第一演
算部180及び第二演算部280においてフィールド補
間、ライン補間、色差データ縮約等の処理を行うことに
より入力テレビ信号を異なる規格のテレビ信号に変換す
るものであるが、テレビ信号変換装置によってはフィー
ルドデータ、ラインデータ又は水平ドットの二度読み又
は間引きを行うことにより、第一演算部180又は第二
演算部280が省略されることがある。また、フィール
ドメモリ220は、複数のフィールドメモリで構成され
ることもある。
【0008】また通常、画像再現方式としてインタレー
ス方式を採用しているテレビ信号変換装置では、入力テ
レビ信号のうち偶数フィールドの信号を出力テレビ信号
の偶数フィールドの信号に変換する場合、或は入力テレ
ビ信号のうち奇数フィールドの信号を出力テレビ信号の
奇数フィールドの信号に変換する場合は、同種のフィー
ルド変換を行い、入力テレビ信号のうち偶数フィールド
の信号を出力テレビ信号の奇数フィールドの信号に変換
する場合、或は入力テレビ信号のうち奇数フィールドの
信号を出力テレビ信号の偶数フィールドの信号に変換す
る場合は、前記の同種のフィールド変換とはシーケンス
の異なる異種のフィールド変換を行う必要がある。
【0009】通常の放送局から送られてくるテレビ信号
の場合は、偶数フィールドの信号と奇数フィールドの信
号とが、規則正しく交互に送られ、またテレビ信号変換
装置の出力テレビ信号も奇数フィールドと偶数フィール
ドとが規則正しく送り出されるので、フィールド周波数
が同じであれば、同種のフィールド変換を行えば、適正
な画像を再現することができ、したがってフィールド変
換のモードを変える必要はない。両者のフィールド周波
数が違う場合には、例えば入力テレビ信号のあるフィー
ルドを周期的に間引くことにより両者の周波数の違いを
調整することができる。この場合には、間引いたフィー
ルドの前後で周期的にフィールド変換のモードを同種か
ら異種ヘ、或は異種から同種へ変更することにより、フ
ィールド変換を適正に行うことができる。このように予
めどこでフィールド変換のモードを変更すればよいかが
分かっているときには、フィールド変換のモードを一定
の周期で変更するようにしておけばよい。したがって、
従来のテレビ信号変換装置では、フィールド変換のモー
ドが固定されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、VTRの高
速サーチを行っているとき等の場合のように各フィール
ドの信号が不規則に、例えば偶数フィールドの信号だけ
が連続して送られてきたとき(ノンスタンダード信号の
とき)には、従来のテレビ信号変換装置では、フィール
ド変換のモードが固定されているので、適正な再現画像
を得ることができない。また、入力テレビ信号と出力テ
レビ信号との同期がとれていない場合、いわゆるフリー
ラン変換を行っているテレビ信号変換装置では、フィー
ルドメモリへの書き込み読み出しの追い越しが起こるの
で、一のフィールドの任意の位置からフィールド変換の
モードが変わる場合がある。この場合にもフィールド変
換が正しく行われないので、再現画像が乱れる。
【0011】また、上述のように予め間引くフィールド
が分かっている場合には、その間引いたフィールドの前
後でフィールド変換のモードを変えてフィールド変換を
行えば、フィールド変換に起因する画像の乱れを防止す
ることができ、したがってフィールド変換のモードを固
定していてもよい。しかしながら、間引くフィールドが
一定でない場合には、従来のテレビ信号変換装置では、
適正なフィールド変換を行うことができず、このため画
像が乱れて見にくくなっていた。
【0012】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、入力テレビ信号のフィールドが不規則に変化す
る場合でも、適正なフィールド変換を行うことができる
テレビ信号変換装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明は、テレビ信号を記憶するフィ
ールドメモリを備え、入力テレビ信号を異なる規格の出
力テレビ信号に変換するテレビ信号変換装置において、
前記フィールドメモリから読み出すテレビ信号のフィー
ルドの種別を判定する読み出しフィールド判定手段と、
出力しようとするテレビ信号のフィールドの種別を判定
する出力フィールド判定手段と、前記読み出しフィール
ド判定手段と前記出力フィールド判定手段からの出力信
号を受けて、前記読み出すテレビ信号のフィールドの種
別と出力しようとするテレビ信号のフィールドの種別と
が同一か否かの判断を行い、両者が同一であるときには
同種のフィールド変換を行い、両者が異なっているとき
には異種のフィールド変換を行うフィールド変換制御手
段と、を備えることを特徴とするものである。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記フィールド変換制御手段は、前記判断
を一ライン或は一ドット毎に行うものである。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記読み出しフィールド判定手段は、書き
込みアドレス及び読み出しアドレスの情報を受けて、読
み出しアドレスが書き込みアドレスを追い越したときに
は、現在書き込みを行っているフィールドの一つ前のフ
ィールドの種別を示す情報を出力し、逆に書き込みアド
レスが読み出しアドレスを追い越したときには、現在書
き込みが行われているフィールドの種別を示す情報を出
力するものである。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明において、各ライン毎にそのラインが属するフィール
ドの種別を示す情報を記憶する種別記憶手段を備え、前
記読み出しフィールド判定手段は前記種別記憶手段に記
憶されているフィールドの種別を示す情報を各ライン毎
に読み出して前記フィールド変換制御手段に出力するも
のである。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記フィールド変換制御手段が前記判断を
一フィールド毎に行うものである。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明は前記の構成によって、入
力テレビ信号のフィールドが不規則に変化する場合で
も、フィールドメモリから読み出すフィールドの種別を
判定するとともに、出力しようとするテレビ信号のフィ
ールドの種別を判定し、両者の種別が同じであるときに
は同種のフィールド変換を行い、両者のフィールドの種
別が異なっているときには異種のフィールド変換を行う
ので、適正なフィールド変換を行うことができる。
【0019】請求項2記載の発明は前記の構成によっ
て、入力テレビ信号と出力テレビ信号とが相関のないフ
リーラン状態にあるときでも、前記読み出すフィールド
の種別と出力しようとするテレビ信号のフィールドの種
別とが同一か否かの判断を一ライン或は一ドット毎に行
うことにより、各ライン或は各ドット毎に適正なフィー
ルド変換を行うことができる。
【0020】請求項3記載の発明は前記の構成によっ
て、読み出しフィールド判定手段が、書き込みアドレス
及び読み出しアドレスの情報を受けて、読み出しアドレ
スが書き込みアドレスを追い越したときには、現在書き
込みを行っているフィールドの一つ前のフィールドの種
別を示す情報を出力し、逆に書き込みアドレスが読み出
しアドレスを追い越したときには、現在書き込みが行わ
れているフィールドの種別を示す情報を出力するもので
あることにより、入力テレビ信号と出力テレビ信号とが
相関のないフリーラン状態にあるときでも、各ライン或
は各ドット毎に適正なフィールド変換を行うことができ
る。
【0021】請求項4記載の発明は前記の構成によっ
て、各ライン毎にそのラインが属するフィールドの種別
を示す情報を記憶する種別記憶手段を備え、読み出しフ
ィールド判定手段が種別記憶手段に記憶されているフィ
ールドの種別を示す情報を各ライン毎に読み出してフィ
ールド変換制御手段に出力するものであることにより、
入力テレビ信号と出力テレビ信号とが相関のないフリー
ラン状態にあるときでも、各ライン毎に適正なフィール
ド変換を行うことができる。
【0022】請求項5記載の発明は前記の構成によっ
て、入力テレビ信号と出力テレビ信号の同期をとってフ
ィールド変換を行っている場合に、前記読み出すフィー
ルドの種別と出力しようとするテレビ信号のフィールド
の種別とが同一か否かの判断を一フィールド毎に行うこ
とにより、各フィールド毎に適正なフィールド変換を行
うことができる。
【0023】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の第一実施例であるテレビ信
号変換装置の概略ブロック図、図2はその読み出しフィ
ールド判定部の詳細ブロック図である。
【0024】図1に示すテレビ信号変換装置は、デコー
ド部120と、AD変換部140と、第一制御部160
aと、第一演算部180と、フィールドメモリ220
と、同期信号発生部240と、第二制御部260aと、
第二演算部280と、DA変換部320と、エンコード
部340と、フィールドメモリ220から読み出すフィ
ールドの種別を判定する読み出しフィールド判定部50
と、出力しようとしているテレビ信号のフィールドの種
別を判定する出力フィールド判定部54と、読み出しフ
ィールド判定部50と出力フィールド判定部54からの
出力信号を受けて、読み出すフィールドの種別と出力し
ようとするテレビ信号のフィールドの種別とが同一か否
かの判断を行い、その結果を示す信号を第二制御部26
0aに出力するフィールド変換モード判定部52とを備
えるものである。また、本実施例のテレビ信号変換装置
では、フィールド変換モード判定部52と第二制御部2
60aによりフィールド変換制御部56が構成される。
フィールド変換制御部56は、フィールド変換モード判
定部52により読み出すフィールドの種別と出力しよう
とするテレビ信号のフィールドの種別とが同一か否かの
判断を行い、第二制御部260aにより両者が同一であ
るときには同種のフィールド変換を行い、両者が異なっ
ているときには異種のフィールド変換を行うように制御
する。尚、本実施例において、図8に示す従来のテレビ
信号変換装置のものと同様の機能を有するものには同一
の符号を付することによりその詳細な説明を省略する。
【0025】本実施例のテレビ信号変換装置では、テレ
ビ信号源2から出力された入力テレビ信号は、まず、デ
コード部120でRGB色信号又は輝度・色差信号等の
画像信号と同期信号とに分離される。デコード部120
で分離された画像信号は、AD変換部140でデジタル
画像データに変換され、第一演算部180に入力され
る。一方、デコード部120で分離された同期信号は、
第一制御部160aに入力される。第一制御部160a
は、第一演算部180を制御する制御信号を出力すると
共に、画像データをフィールドメモリ220に書き込む
ための書き込み制御信号を出力する。そして、第一演算
部180では、画像データを入力テレビ信号と異なるフ
ィールド周波数、ライン周波数、色信号変調方式を有す
る出力テレビ信号に変換するために、フィールド補間、
ライン補間、色差データ縮約等の処理が行われる。第一
演算部180で処理された画像データは、第一制御部1
60aから出力される書き込み制御信号にしたがってフ
ィールドメモリ220に書き込まれる。
【0026】同期信号発生部240は、入力テレビ信号
と異なる規格の出力テレビ信号の同期信号を生成する。
通常、同期信号発生部240は入力テレビ信号と相関の
ないフリーラン状態にある。同期信号発生部240で生
成された同期信号は第二制御部260aとエンコード部
340に出力される。
【0027】第二制御部260aは、同期信号発生部2
40で生成された出力テレビ信号の同期信号にしたがっ
て画像データをフィールドメモリ220から読み出すた
めの読み出し制御信号を出力すると共に、第二演算部2
80を制御する制御信号を出力する。また、第二制御部
260aは、フィールド変換モード判定部52からの信
号に基づき、第二演算部280を介してフィールド変換
のモードを制御する。すなわち、読み出すテレビ信号の
フィールドの種別と出力しようとするテレビ信号のフィ
ールドの種別とが同一であるときには同種のフィールド
変換を行い、両者が異なっているときには異種のフィー
ルド変換を行う。
【0028】フィールドメモリ220から読み出された
画像データは、第二演算部280でフィールド変換、フ
ィールド補間、ライン補間等の処理が行われる。第二演
算部280で処理された画像データは、DA変換部32
0でアナログ画像信号に変換され、エンコード部340
に入力される。エンコード部340では、DA変換部3
20で変換された画像信号と同期信号発生部240で生
成された出力テレビ信号の同期信号とを合成する。これ
により、入力テレビ信号と異なる規格の出力テレビ信号
への変換が完了し、表示装置4や記録装置6に出力され
る。
【0029】尚、上記のテレビ信号変換装置は、第一演
算部180及び第二演算部280においてフィールド補
間、ライン補間、色差データ縮約等の処理を行うことに
より入力テレビ信号を異なる規格のテレビ信号に変換す
るものであるが、テレビ信号変換装置によってはフィー
ルドデータ、ラインデータ又は水平ドットの二度読み又
は間引きを行うことにより、第一演算部180及び第二
演算部280のうち一方が省略されることがある。ま
た、フィールドメモリ220は、複数のフィールドメモ
リで構成されることもある。
【0030】次に、本実施例の読み出しフィールド判定
部50について、図2を参照して説明する。本実施例の
読み出しフィールド判定部50は、第一制御部160a
からの信号を受けてフィールドメモリ220に書き込む
ときの絶対アドレスを生成する書き込みアドレス生成部
502と、第二制御部260aからの信号を受けてフィ
ールドメモリ220から読み出すときの絶対アドレスを
生成する読み出しアドレス生成部504と、デコード部
120により分離された入力テレビ信号の水平同期信号
と垂直同期信号のタイミング関係からフィールドメモリ
220に書き込むテレビ信号が奇数フィールドのもので
あるか、或は偶数フィールドのものであるのかを判別す
る書き込みフィールド判定部506と、現在書き込みを
行っているフィールドの種別とそのフィールドの一つ前
のフィールドの種別を記憶するレジスタ(不図示)を有
する判定部508とを備える。尚、第一制御部160a
及び第二制御部260aはフィールドメモリ220への
信号の読み書きの際に相対アドレスを使用しているが、
フィールドメモリ220への信号の読み書きの際に絶対
アドレスを使用しているときには、書き込みアドレス生
成部502及び読み出しアドレス生成部504は省略す
ることができる。
【0031】判定部508は、書き込みアドレス生成部
502及び読み出しアドレス生成部504から送られて
くる書き込みアドレスと読み出しアドレスを監視して、
アドレスの追い越しが生じたときにはフィールドの種別
を示す種別情報を変更し、読み出している信号そのもの
のフィールドの種別をレジスタより選択してフィールド
変換モード判定部52に出力する。例えば、テレビ信号
が奇数フィールドIN、偶数フィールドIN、奇数フィ
ールドIN、偶数フィールドIN、・・・と送られてく
る場合、読み出しフィールド判定部508は、アドレス
の追い越しが生じていないときには、書き込みフィール
ド判定部506からの信号に基づき、現在書き込みを行
っているフィールドの種別、例えば奇数フィールドIN
の種別情報をそのまま出力する。いま、読み出しアドレ
スが書き込みアドレスを追い越したときには、送出する
種別情報を切り替え、レジスタに記憶してある現在書き
込みを行っているフィールドの一つ前のフィールドの種
別である偶数フィールドINの種別情報を出力する。ま
た、書き込みアドレスが読み出しアドレスを追い越した
ときには、送出する種別情報を切り替え、現在書き込み
を行っている、偶数フィールドINの種別情報を出力す
る。
【0032】判定部508の信号はフィールド変換モー
ド判定部52に送られ、フィールド変換モード判定部5
2は、送られてきた種別情報に基づいて、フィールド変
換のモードの判定を行いその結果を示す信号を第二制御
部260aに送る。例えば上述のように種別情報を奇数
のものから偶数のものに変更した場合には、フィールド
変換のモードを変更する信号を第二制御部260aに送
る。第二制御部260aはこの信号に基づき、フィール
ド変換のモードを同種から異種ヘ又は異種から同種ヘと
変更して、第二演算部280によりフィールド変換を行
う。
【0033】上記の本実施例によれば、書き込みアドレ
スと読み出しアドレスを監視して、アドレスの追い越し
が生じたときに、その時点でフィールドの種別情報を正
しい情報に訂正し、その訂正した種別情報に基づいてフ
ィールド変換のモードを判断し、必要に応じてフィール
ド変換のモードを変更することにより、入力テレビ信号
のフィールドが不規則である場合は勿論、上述のように
アドレスの追い越しが生じたような場合でも、各ライン
又は各ドット毎にフィールド変換のモードを適正に行い
再現画像の乱れを極力小さく抑えることができる。
【0034】次に、本発明の第二実施例について図3を
参照して説明する。図3は本発明の第二実施例であるテ
レビ信号変換装置の概略ブロック図である。図3に示す
第二実施例のテレビ信号変換装置が第一実施例の装置と
異なる点は、種別書き込み部58とメモリ60を新たに
設けた点、及び読み出しフィールド判定部50の変わり
に読み出しフィールド判定部50aを設けた点である。
その他の構成は図1に示す第一実施例のものと同じであ
るので、第一実施例のものと同様の機能を有するものに
は同一の符号又は対応する符号を付することによりその
詳細な説明を省略する。
【0035】種別書き込み部58は、デコード部120
により分離された入力テレビ信号の水平同期信号と垂直
同期信号のタイミング関係からフィールドメモリ220
に書き込むテレビ信号が奇数フィールドのものである
か、或は偶数フィールドのものであるのか判定し、メモ
リ50に各フィールドの各ライン毎にそのラインが属す
るフィールドの種別を示す種別情報を格納する。読み出
しフィールド判定部50aは、第二制御部260bから
の信号に基づき、フィールドメモリ220から各ライン
の信号が読み出される度に、その読み出されるラインの
フィールドの種別情報をメモリ60から読み出してフィ
ールド変換モード判定部52aに送る。フィールド変換
モード判定部52aは、読み出しフィールド判定部50
aから送られてきた種別情報と出力フィールド判定部5
4から送られてきた情報に基づいて、フィールド変換の
モードを判定してその判定結果を示す信号を第二制御部
260bに送る。第二制御部260bはこの信号に基づ
いて、フィールドメモリ220から信号を読み出すとき
に、各ライン毎に第二演算部280を制御して適正なフ
ィールド変換を行う。
【0036】上記の本実施例によれば、各ラインの信号
を読み出すときに、各ラインが属するフィールドの種別
情報を読み出し、この種別情報に基づいて、フィールド
変換のモードが決定されるので、入力テレビ信号のフィ
ールドが不規則である場合は勿論、上述のようにアドレ
スの追い越しが生じたような場合でも、直ちに適正なフ
ィールド変換を行うことができる。したがって、アドレ
スの追い越しが生じた場合でも、再現する画像の乱れを
極力抑えることができる。
【0037】尚、上記の第二実施例では、メモリ60を
フィールドメモリ220と別個に設けた場合について説
明したが、メモリ60はフィールドメモリ220内の一
部の領域を使用するようにしてもよい。また、種別書き
込み部58は第二制御部260b内に設けても良い。
【0038】次に本発明の第三実施例について図面を参
照して説明する。図4は本発明の第三実施例であるテレ
ビ信号変換装置の概略ブロック図、図5はそのテレビ信
号変換装置において同期信号発生部、水平同期信号周期
粗調整部及び水平同期信号周期微調整部の概略ブロック
図である。
【0039】図4に示すテレビ信号変換装置は、デコー
ド部12と、AD変換部14と、第一制御部16と、第
一演算部18と、フィールドメモリ22と、同期手段と
しての同期信号発生部24と、第二制御部26と、第二
演算部28と、DA変換部32と、エンコード部34
と、信号発生手段としての入出力同期部36と、フィー
ルド周期調整手段としての水平同期信号周期粗調整部3
8及び水平同期信号周期微調整部42と、フィールドメ
モリ22から読み出すテレビ信号のフィールドの種別を
判定する読み出しフィールド判定部50bと、出力しよ
うとしているテレビ信号のフィールドの種別を判定する
出力フィールド判定部54と、読み出しフィールド判定
部50bと出力フィールド判定部54からの出力信号を
受けて、読み出すフィールドの種別と出力しようとする
テレビ信号のフィールドの種別とが同一か否かの判断を
行い、その結果を示す信号を第2制御部26に出力する
フィールド変換モード判定部52とを備えるものであ
る。また、フィールド変換制御部56は、フィールド変
換モード判定部52と、第二制御部26とにより構成さ
れる。尚、本実施例においても、第一実施例と同様の機
能を有するものには、同一の符号又は対応する符号を付
することによりその詳細な説明を省略する。
【0040】本実施例の読み出しフィールド判定部50
bは、デコード部120により分離された入力テレビ信
号の水平同期信号と垂直同期信号のタイミング関係から
フィールドメモリ220に書き込むテレビ信号が奇数フ
ィールドのものであるか、或は偶数フィールドのもので
あるのかを判別することにより、読み出す信号のフィー
ルドの種別を判定するものである。また、フィールド変
換モード判定部52は、フィールド変換を開始する直前
に、読み出しフィールド判定部50bからの種別情報と
出力フィールド判定部54からの種別情報とに基づき、
フィールド変換のモードを判定し、その結果を示す信号
を第二制御部26に送る。第二制御部26は送られてき
た信号に基づき、第二演算部28を介して奇数フィール
ドから奇数フィールドに変換するとき、或は偶数フィー
ルドから偶数フィールドに変換するときには、同種のフ
ィールド変換を行い、また、奇数フィールドから偶数フ
ィールドに変換するとき、或は偶数フィールドから奇数
フィールドに変換するときには、異種のフィールド変換
を行う。本実施例でこのように各フィールド毎に、フィ
ールド変換のモードを決定してフィールド変換を行うの
は、本実施例では、第一及び第二実施例と異なり、後述
するように入力テレビ信号と出力テレビ信号との同期が
とられているので、アドレスの追い越しが発生せず、し
たがってフィールドの途中でフィールド変換のモードを
変える必要がないからである。
【0041】デコード部12は、入力テレビ信号源2か
ら入力されたテレビ信号をRGB色信号又は輝度・色差
信号等の画像信号と同期信号とに分離するものである。
AD変換部14は、デコード部12で分離された画像信
号をデジタル画像データに変換する。第一制御部16
は、デコード部12で分離された同期信号にしたがって
第一演算部18を制御すると共に、フィールドメモリ2
2への画像データの書き込みを制御する。第一演算部1
8は、画像データについてライン補間、フィールド補
間、色差データの縮約等の処理を行う。
【0042】また、同期信号発生部24は、入力テレビ
信号と異なる規格のテレビ信号の同期信号を生成する。
第二制御部26は、同期信号発生部24で発生された同
期信号にしたがってフィールドメモリ22からの画像デ
ータの読み出しを制御すると共に、第二演算部28を制
御する。また、第二制御部26は、フィールド変換モー
ド判定部52からの信号に基づき、フィールド変換を行
う際に、同種のフィールド変換又は異種のフィールド変
換を行うように第二演算部28を制御する。
【0043】第二演算部28は、フィールドメモリ22
から読み出された画像データについてフィールド変換、
ライン補間、フィールド補間等の処理を行う。DA変換
部32は、第二演算部28より出力された画像データを
アナログ画像信号に変換する。エンコード部34は、D
A変換部32で変換された画像信号と同期信号発生部2
4で生成された同期信号とを合成し、入力テレビ信号と
異なる規格のテレビ信号を出力する。
【0044】入出力同期部36は、デコード部12で分
離された入力テレビ信号の垂直同期信号が所定回数入力
される毎に同期信号を発生し、第一制御部16、水平同
期信号周期粗調整部38、水平同期信号周期微調整部4
2及び同期信号発生部24を初期化する。たとえば入力
テレビ信号がNTSCテレビ信号(フィールド周波数は
約60Hz)で、出力テレビ信号がPALテレビ信号
(フィールド周波数が50Hz)である場合には、入出
力同期部36は、入力テレビ信号の垂直同期信号が6回
入力する毎に同期信号を発生させる。これにより、フィ
ールドメモリ22への書き込み側とフィールドメモリ2
2からの読み出し側の同期を確立し、フィールドメモリ
からの書き込みがフィールドメモリへの読み出しを追い
越す現象をなくすことができる。
【0045】すなわち、従来のテレビ信号変換装置で
は、フィールドメモリ220への画像データの書き込み
とフィールドメモリ220からの画像データの読み出し
は同期がとられておらず、フィールドメモリ220への
画像データの書き込みがフィールドメモリ220からの
画像データの読み出しを追い越したり、又はフィールド
メモリ220からの画像データの読み出しがフィールド
メモリ220への画像データの書き込みを追い越したり
する現象が生じることがある。たとえば、図7(a)に
示すように、物体Aが水平方向(矢印)に移動する画像
信号を有する入力テレビ信号を異なる規格のテレビ信号
に変換する場合、フィールドメモリへの書き込みがフィ
ールドメモリからの読み出しを追い越すと、図7(b)
に示すように出力テレビ信号の画像は、このような追い
越しが生じたメモリの位置で不連続になってしまう。こ
のため、テレビ信号の良好な変換ができず、画像が乱れ
て見にくくなるという問題があった。これに対して、本
実施例によれば、このようなアドレスの追い越し現象を
なくすことができる。
【0046】入出力同期部36によってフィールドメモ
リ22への書き込み側とフィールドメモリ22からの読
み出し側との同期をとることは、入力テレビ信号のフィ
ールド周期と出力テレビ信号のフィールド周期とが簡単
な整数比で表される場合に有効である。しかしながら、
現実には、たとえばNTSCテレビ信号のフィールド周
波数とPALテレビ信号のフィールド周波数はそれぞれ
59.94Hz、50Hzであり、これらの周波数の比
(又は周期の比)を簡単な整数比で表すことができない
こと、また、入力テレビ信号源2としてVTR等を使用
した場合、そのフィールド周期はテレビ信号の規格を中
心にかなり幅をもっていること等の理由から、初期化を
行うことによってVジッタが生じることになる。このV
ジッタは、表示装置4や記録装置6の水平同期信号周期
に対する追従性を利用し、出力テレビ信号のフィールド
周期が入力テレビ信号のフィールド周期と簡単な整数比
で表せるように調整することによりなくすことが可能で
ある。
【0047】同期信号発生部24は、図5に示すよう
に、クロック信号に基づいてラインの長さをカウントす
る水平カウンタ24aと、水平カウンタ24aからのカ
ウント値に基づいてライン数をカウントする垂直カウン
タ24bと、垂直カウンタ24bからのカウント値に基
づいてフィールドの数をカウントするフィールドカウン
タ24cと、水平カウンタ24aからのカウント値(ラ
インの長さ)から出力テレビ信号の水平同期信号を生成
する水平同期信号発生部24dと、垂直カウンタ24b
からのカウント値(ライン数)から出力テレビ信号の垂
直同期信号を生成する垂直同期信号発生部24eと、出
力テレビ信号の水平同期信号と垂直同期信号とを合成し
出力テレビ信号の同期信号を生成する複合同期信号発生
部24fとを備える。出力テレビ信号のフィールド周期
は、水平カウンタ24a、垂直カウンタ24b及びフィ
ールドカウンタ24cによって決定される。また、水平
カウンタ24aは、水平粗調整カウンタ24a1 と、水
平微調整カウンタ24a2 とを有する。垂直カウンタ2
4bとフィールドカウンタ24cの最大カウント値は固
定されているが、水平粗調整カウンタ24a1 と水平微
調整カウンタ24a2の最大カウント値は変更可能であ
る。
【0048】ところで、出力テレビ信号のフィールド周
期を調整するには、入力テレビ信号のフィールド周期に
基づいて 1)出力テレビ信号のフィールド周期を決定するカウン
タの最大カウント値を固定しておき、同期信号発生部2
4等に供給するクロック信号の周波数を可変にする方法 2)クロック信号の周波数を固定しておき、カウンタの
最大カウント値を可変にする方法 が考えられる。しかし、1)の方法では、フィールド周
期とクロック周期とではあまりに差があるため、安定し
たクロックを得ることが困難である。これに対して、
2)の方法は比較的容易に実現でき、安定性もある。そ
こで、本実施例では、水平同期信号周期粗調整部38と
水平同期信号周期微調整部42とを設け、カウンタの最
大カウント値を可変にしている。
【0049】水平同期信号周期粗調整部38は、図5に
示すように、入力テレビ信号のフィールド周期を測定す
る周期調整カウンタ38aと、水平カウンタ粗調整値設
定部38bとを有する。周期調整カウンタ38aで入出
力同期部36から送られる同期信号をカウントすること
により、入力テレビ信号のフィールド周期がわかる。水
平カウンタ粗調整値設定部38bは、周期調整カウンタ
38aからの入力テレビ信号のフィールド周期に関する
情報に基づいて出力テレビ信号の水平同期信号の周期を
各ラインについて一律に調整することにより、水平粗調
整カウンタ24a1 の最大カウント値を設定する。これ
により、出力テレビ信号のフィールド周期を可変にし
て、入出力のフィールド周期の変換の誤差が少なくなる
ようにしている。
【0050】いま、たとえば、水平カウンタ粗調整値設
定部38bからの指示により、水平粗調整カウンタ24
1 の最大カウント値を1増加したとすると、出力テレ
ビ信号のフィールド周期は クロック周期×出力テレビ信号の1フィールド当たりの
ライン数 だけ長くなる。このとき、最大Vジッタは クロック周期×出力テレビ信号の1フィールド当たりの
ライン数/2×出力テレビ信号の変換シーケンスの初期
化周期内フィールド数 となる。したがって、水平粗調整カウンタ24a1 の最
大カウント値を調整することにより、入出力同期部36
による初期化によって生じるVジッタを改善することが
できる。
【0051】しかし、水平同期信号周期粗調整部38で
は、すべてのラインについて一律に最大カウント値を調
整するため、出力テレビ信号のフィールド周期の調整精
度には限度がある。そこで、垂直ブランク期間の特定の
ラインに対してのみ出力テレビ信号の水平同期信号周期
を微調整する水平同期信号周期微調整部42を設けてい
る。水平同期信号周期微調整部42は、図5に示すよう
に、水平カウンタ微調整値設定部42aを含むものであ
る。水平カウンタ微調整値設定部42aは、垂直ブラン
ク期間の所定のラインについて出力テレビ信号の水平同
期信号周期を調整することにより、水平微調整カウンタ
24a2 の最大カウント値を設定する。ここで、垂直ブ
ランク期間のラインについてのみ調整を行うのは、画像
表示期間のラインについて調整を行うことにするとHジ
ッタが発生してしまうからである。
【0052】たとえば、垂直ブランク期間の特定の16
ラインに対して一律に水平微調整カウンタ24a2 の最
大カウント値の増減を行ったとすると、発生する最大V
ジッタは クロック周期×16/2×出力テレビ信号の変換シーケ
ンスの初期化周期内フィールド数 となる。したがって、水平微調整カウンタ24a2 の最
大カウント値を調整することにより、Vジッタを問題に
ならない程度にまで改善することができる。尚、垂直ブ
ランク期間の任意のラインに対して個別に最大カウント
値を設定することにより、発生するVジッタを クロック周期/2 まで抑えることができる。
【0053】次に、具体例として、NTSCテレビ信号
をPALテレビ信号に変換する場合を説明する。NTS
Cテレビ信号とPALテレビ信号のフィールド周波数は
それぞれ59.94Hz、50Hzであるので、NTS
Cテレビ信号の6フィールドがPALテレビ信号の5フ
ィールドに変換されるようにする。したがって、入出力
同期部36はNTSCテレビ信号の6フィールド毎に第
一制御部16や同期信号発生部24等の初期化を行う。
尚、第二制御部26や同期信号発生部24等に供給する
クロック信号の周波数は15.75MHzであるとす
る。
【0054】〔ケース1〕:正確なNTSC規格のテレ
ビ信号(インタレース信号)が入力する場合 NTSCテレビ信号6フィールドの周期は 6×(1/59.94)=0.1001001〔sec 〕 (1) であり、出力テレビ信号(PAL)の水平同期信号の周
期は 0.1001001/5/(625/2) =0.000064064〔sec 〕 (2) で与えられる。これをクロック周波数で割ると、 0.000064064×15.75×106 =1009.0008 (3) となるので、水平粗調整カウンタ24a1 の最大カウン
ト値を1009に設定する。水平粗調整カウンタ24a
1 の最大カウント値をこのように設定したときには、出
力テレビ信号(PAL)の5フィールドの周期は 1009×(625/2)×5/(15.75×106 ) =0.1000992063〔sec 〕 (4) となり、入力テレビ信号(NTSC)6フィールドの周
期と出力テレビ信号(PAL)5フィールドの周期との
差は (1)−(4)=0.1001001−0.1000992063 =0.000000894〔sec 〕 (5) となる。この周期の差を出力テレビ信号(PAL)の1
水平同期信号周期で割った値は (5)/(2)=0.000000894/0.000064064 =0.0139〔H〕 (6) であり、Vジッタは問題とならない。一般に、インタレ
ース信号の場合、この値は、0.1H以下であることが
望ましい。
【0055】〔ケース2〕:VTR等からのテレビ信号
(インタレース信号)を入力する場合 これは、入力テレビ信号(NTSC)のフィールド周期
が常に正確に59.94Hzにならない場合である。た
とえば、入力テレビ信号(NTSC)の水平同期信号の
周期が63.600μsec であるとすると、入力テレビ
信号(NTSC)の6フィールドの周期は (63.600×10-6)×(525/2)×6 =0.100170〔sec 〕 (7) である。
【0056】いま、水平カウンタの最大カウント値を固
定し、たとえば、ケース1の場合と同様に水平カウンタ
の最大カウント値を1009に設定したとすると、入力
テレビ信号(NTSC)6フィールドの周期と出力テレ
ビ信号(PAL)5フィールドの周期との差は (7)−(4)=0.0000707937〔sec 〕 (8) となる。この周期の差を出力テレビ信号(PAL)の1
水平同期信号周期で割った値は 1.105〔H〕 (9) となり、Vジッタが問題となる。
【0057】これに対して、本実施例では、水平同期信
号周期粗調整部38により、入出力同期部36からの同
期信号に基づいて水平粗調整カウンタ24a1 の最大カ
ウント値を可変にしている。入力テレビ信号(NTS
C)の水平同期信号の周期が63.600μsec である
場合、出力テレビ信号(PAL)の水平同期信号の周期
をクロック周期で割った値は、 0.100170/5/(625/2)×(15.75×106 ) =1009.7137 (10) となるので、水平同期信号周期粗調整部38は水平粗調
整カウンタ24a1 の最大カウント値を1010に設定
する。水平粗調整カウンタ24a1 の最大カウント値を
このように設定すると、出力テレビ信号(PAL)の5
フィールドの周期は 1010×(625/2)×5/(15.75×106 ) =0.1001984126〔sec 〕 (11) となり、入力テレビ信号(NTSC)6フィールドの周
期と出力テレビ信号(PAL)5フィールドの周期との
差は (7)−(11)=−0.0000284126〔sec 〕 (12) となる。この周期の差を出力テレビ信号(PAL)の1
水平同期信号周期で割った値は −0.4435〔H〕 (13) であり、水平カウンタのカウント値を固定した場合に比
べて、Vジッタを改善することができる。
【0058】また、水平同期信号周期粗調整部38の動
作だけでは、十分にVジッタを改善できないので、水平
同期信号周期微調整部42により垂直ブランク期間の1
6ラインについて水平微調整カウンタ24a2 の最大カ
ウント値の増減を行う。(12)の周期の差を5フィール
ドの垂直ブランク期間の全ライン数(=5×16)で割
った値を、さらにクロック周期で割ると、 −0.0000284126/5/16×(15.75×106 ) =−5.59370 (14) であるので、垂直ブランク期間の16ラインについて水
平微調整カウンタ24a2 の最大カウント値を6カウン
ト減らす。こうして、画像表示期間のラインに対しては
水平微調整カウンタ24a2 の最大カウント値を101
0に、垂直ブランク期間のラインに対しては水平微調整
カウンタ24a2 の最大カウント値を1010−6=1
004に設定したときの出力テレビ信号(PAL)5フ
ィールドの周期は 〔1010×{(625/2)−16}+(1010−6)×16〕 ×5/(15.75×106 ) =0.1001679365〔sec 〕 (15) となり、入力テレビ信号(NTSC)6フィールドの周
期と出力テレビ信号(PAL)5フィールドの周期との
差は (7)−(15)=0.0000020635〔sec 〕 (16) となる。この周期の差を出力テレビ信号(PAL)の1
水平同期信号周期で割った値は 0.032〔H〕 (17) となり、水平同期信号周期微調整部42によりVジッタ
を大幅に改善することができる。また、垂直ブランク期
間の各ラインについて水平微調整カウンタ24a2 の最
大カウント値を個別に設定することによりVジッタをさ
らに改善することが可能である。
【0059】〔ケース3〕:ノンインタレースのテレビ
信号を入力する場合 入力テレビ信号がノンインタレース信号であっても、水
平同期信号周期粗調整部38及び水平同期信号周期微調
整部42によって、ケース2で示したように、入力テレ
ビ信号(NTSC)のフィールド周期に基づいて水平粗
調整カウンタ24a1 と水平微調整カウンタ24a2
最大カウント値を増減させることにより、Vジッタを視
覚上問題のない程度に改善したテレビ信号の変換を行う
ことができる。
【0060】第三実施例のテレビ信号変換装置では、入
力テレビ信号の垂直同期信号が所定回数入力される毎に
同期信号を発生する入出力同期部と、入出力同期部から
の同期信号を受けたときに出力テレビ信号を入力テレビ
信号に同期させる同期信号発生部とを有することによ
り、入力テレビ信号の同期信号と出力テレビ信号の同期
信号のタイミングが許容範囲を越えて狂うことにより画
像が乱れるのを抑えることができる。また、入出力同期
部からの同期信号を受けたときに入力テレビ信号のフィ
ールド周期と出力テレビ信号のフィールド周期との比が
簡単な整数比となるように出力テレビ信号のフィールド
周期を調整する水平同期信号周期粗調整部及び水平同期
信号周期微調整部を設けたことにより、出力テレビ信号
を強制的に入力テレビ信号に同期させることによって生
じるVジッタを許容範囲に抑えることができる。
【0061】また、第三実施例のテレビ信号変換装置で
は、入力テレビ信号と出力テレビ信号との同期がとられ
ているので、アドレスの追い越しが生ずることはなく、
したがって各フィールド毎にフィールド変換のモードを
判断して、フィールド変換を行うことにより、適正なフ
ィールド変換を行うことができる。
【0062】更に、上記の各実施例によれば、ノンイン
タレース方式を採用している最近のパソコンやファミリ
ーコンピュータ等の装置のように、例えば総てのフィー
ルドが奇数フィールドばかりであっても、画像の乱れを
生ずることなく画像を再現できる。
【0063】尚、本発明は、上記の実施例に限定される
ものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が
可能である。例えば上記の各実施例では、フィールド変
換制御部がフィールド変換モード判定部と第二制御部に
より構成される場合について説明したが、フィールド変
換制御部はフィールド変換モード判定部と第一制御部に
より構成してもよいし、フィールド変換モード判定部と
第一制御部と第二制御部により構成してもよい。
【0064】また、本発明は、上記の第三実施例に限定
されるものではなく、たとえば、第三実施例では入出力
同期部は入力テレビ信号の垂直同期信号が所定回数入力
する毎に同期信号を発生させる場合について説明した
が、入出力同期部は入力テレビ信号の水平同期信号が所
定回数入力する毎に同期信号を発生させるものであって
もよい。また、入力テレビ信号としては、NTSC、P
ALのコンポジット信号のほか、Y/C分離を行ったS
端子規格の信号やRGBアナログ信号であってもよい。
【0065】更に、本発明は、上記の第三実施例に限定
されるものではなく、たとえば、水平同期信号周期粗調
整部と水平同期信号周期微調整部を、図6に示すように
構成することも可能である。いま、このように構成され
た水平同期信号周期粗調整部と水平同期信号周期微調整
部の動作について、NTSCテレビ信号をPALテレビ
信号に変換する場合を例にとって説明する。
【0066】図6に示す水平同期信号周期粗調整部38
0は、周期調整カウンタ382と、水平カウンタ粗調整
値設定部384とを有する。水平カウンタ粗調整値設定
部384は、水平粗調整値設定レジスタ384aを含む
ものである。また、水平同期信号周期微調整部420
は、水平微調整値計算部422と、水平微調整値設定レ
ジスタ424とを有する。
【0067】周期調整カウンタ382は三段のカウンタ
382a,382b,382cにより構成されている。
カウンタ382aはクロック信号に基づいて0〜4まで
カウントを行い、一周期のうちカウント値2と4の2
回、カウンタ382bに対するカウント許可信号を出力
する。また、カウンタ382bは、カウンタ382aか
らのカウント許可信号を0〜624までカウントを行
う。そして、カウンタ382bはカウント値が624で
あって、且つカウンタ382aからのカウント許可信号
を受けたときに、カウンタ382cに対するカウント許
可信号を出力する。カウンタ382a,382b,38
2cは入出力同期部36からの同期信号によりリセット
されるが、カウンタ382cのリセット前のカウント値
は直接、水平粗調整値設定レジスタ384aに転送され
る。また、カウンタ382bのリセット前のカウント値
は、水平微調整値計算部422を介して水平微調整値設
定レジスタ424に転送される。水平微調整値計算部4
22は、カウンタ382bのリセット前のカウント値を
水平微調整を行うブランク期間のライン数で割る演算を
行う。かかる構成の水平同期信号周期粗調整部380と
水平同期信号周期微調整部420を用いた場合でも、V
ジッタを視覚上問題のない程度に改善することができ
る。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、上記の構成としたことにより、入力テレビ信
号のフィールドが不規則に変化する場合でも、フィール
ドメモリから読み出すフィールドの種別を判定するとと
もに、出力しようとするテレビ信号のフィールドの種別
を判定し、両者の種別が同じであるときには同種のフィ
ールド変換を行い、両者のフィールドの種別が異なって
いるときには異種のフィールド変換を行うので、適正な
フィールド変換を行うことができ、したがって再現画像
の乱れを極力抑えることができるテレビ信号変換装置を
提供することができる。
【0069】請求項2記載の発明によれば、上記の構成
としたことにより、入力テレビ信号と出力テレビ信号と
が相関のないフリーラン状態にあるときでも、読み出す
フィールドの種別と出力しようとするテレビ信号のフィ
ールドの種別とが同一か否かの判断を一ライン或は一ド
ット毎に行うことにより、各ライン或は各ドット毎に適
正なフィールド変換を行うことができ、したがって、画
像の乱れを極力抑えることかできるテレビ信号変換装置
を提供することができる。
【0070】請求項3記載の発明によれば、上記の構成
としたことにより、読み出しフィールド判定手段が、書
き込みアドレス及び読み出しアドレスの情報を受けて、
読み出しアドレスが書き込みアドレスを追い越したとき
には、現在書き込みを行っているフィールドの一つ前の
フィールドの種別を示す情報を出力し、逆に書き込みア
ドレスが読み出しアドレスを追い越したときには、現在
書き込みが行われているフィールドの種別を示す情報を
出力するものであることにより、入力テレビ信号と出力
テレビ信号とが相関のないフリーラン状態にあるときで
も、各ライン或は各ドット毎に適正なフィールド変換を
行うことができ、したがって画像の乱れを極力抑えるこ
とかできるテレビ信号変換装置を提供することができ
る。
【0071】請求項4記載の発明によれば、上記の構成
としたことにより、各ライン毎にそのラインが属するフ
ィールドの種別を示す情報を記憶する種別記憶手段を備
え、読み出しフィールド判定手段が種別記憶手段に記憶
されているフィールドの種別を示す情報を各ライン毎に
読み出してフィールド変換制御手段に出力するものであ
ることにより、入力テレビ信号と出力テレビ信号とが相
関のないフリーラン状態にあるときでも、各ライン毎に
適正なフィールド変換を行うことができ、したがって画
像の乱れを極力抑えることかできるテレビ信号変換装置
を提供することができる。
【0072】請求項5記載の発明によれば、上記の構成
としたことにより、入力テレビ信号と出力テレビ信号の
同期をとってフィールド変換を行っている場合に、前記
読み出すフィールドの種別と出力しようとするテレビ信
号のフィールドの種別とが同一か否かの判断を一フィー
ルド毎に行うことにより、各フィールド毎に適正なフィ
ールド変換を行うことができ、したがって画像の乱れを
極力抑えることかできるテレビ信号変換装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例であるテレビ信号変換装置
の概略ブロック図である。
【図2】第一実施例の読み出しフィールド判定部の詳細
ブロック図である。
【図3】本発明の第二実施例であるテレビ信号変換装置
の概略ブロック図である。
【図4】本発明の第三実施例であるテレビ信号変換装置
の概略ブロック図である。
【図5】第三実施例のテレビ信号変換装置において同期
信号発生部、水平同期信号周期粗調整部及び水平同期信
号周期微調整部の概略ブロック図である。
【図6】第三実施例のテレビ信号変換装置において水平
同期信号周期粗調整部と水平同期信号微調整部の他の構
成例を示す図である。
【図7】フィールドメモリへの書き込みがフィールドメ
モリからの読み出しを追い越した場合に発生する画像の
不連続性を説明するための図である。
【図8】従来のテレビ信号変換装置の概略ブロック図で
ある。
【図9】従来のテレビ信号変換装置の同期信号発生部の
概略ブロック図である。
【符号の説明】
12,120 デコード部 14,140 AD変換部 16,160a,160b 第一制御部 18,180 第一演算部 22,220 フィールドメモリ 24,240 同期信号発生部 26,260a,260b 第二制御部 28,280 第二演算部 32,320 DA変換部 34,340 エンコード部 36 入出力同期部 38 水平同期信号周期粗調整部 42 水平同期信号周期微調整部 50,50a 読み出しフィールド判定部 52 フィールド変換モード判定部 54 出力フィールド判定部 56 フィールド変換制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ信号を記憶するフィールドメモリ
    を備え、入力テレビ信号を異なる規格の出力テレビ信号
    に変換するテレビ信号変換装置において、 前記フィールドメモリから読み出すテレビ信号のフィー
    ルドの種別を判定する読み出しフィールド判定手段と、 出力しようとするテレビ信号のフィールドの種別を判定
    する出力フィールド判定手段と、 前記読み出しフィールド判定手段と前記出力フィールド
    判定手段からの出力信号を受けて、前記読み出すテレビ
    信号のフィールドの種別と出力しようとするテレビ信号
    のフィールドの種別とが同一か否かの判断を行い、両者
    が同一であるときには同種のフィールド変換を行い、両
    者が異なっているときには異種のフィールド変換を行う
    フィールド変換制御手段と、 を備えることを特徴とするテレビ信号変換装置。
  2. 【請求項2】 前記フィールド変換制御手段は、前記判
    断を一ライン或は一ドット毎に行うものである請求項1
    記載のテレビ信号変換装置。
  3. 【請求項3】 前記読み出しフィールド判定手段は、書
    き込みアドレス及び読み出しアドレスの情報を受けて、
    読み出しアドレスが書き込みアドレスを追い越したとき
    には、現在書き込みを行っているフィールドの一つ前の
    フィールドの種別を示す情報を出力し、逆に書き込みア
    ドレスが読み出しアドレスを追い越したときには、現在
    書き込みが行われているフィールドの種別を示す情報を
    出力するものである請求項2記載のテレビ信号変換装
    置。
  4. 【請求項4】 各ライン毎にそのラインが属するフィー
    ルドの種別を示す情報を記憶する種別記憶手段を備え、
    前記読み出しフィールド判定手段は前記種別記憶手段に
    記憶されているフィールドの種別を各ライン毎に読み出
    して前記フィールド変換制御手段に出力するものである
    請求項2記載のテレビ信号変換装置。
  5. 【請求項5】 前記フィールド変換制御手段は、前記判
    断を一フィールド毎に行うものである請求項1記載のテ
    レビ信号変換装置。
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