JPH071566U - クエン酸電解液で満たされているマンガン一次乾電池 - Google Patents

クエン酸電解液で満たされているマンガン一次乾電池

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JPH071566U
JPH071566U JP4434792U JP4434792U JPH071566U JP H071566 U JPH071566 U JP H071566U JP 4434792 U JP4434792 U JP 4434792U JP 4434792 U JP4434792 U JP 4434792U JP H071566 U JPH071566 U JP H071566U
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citric acid
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carbon
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JP4434792U
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久也 広瀬
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久也 広瀬
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 毒物の塩化亜鉛やカドミニウムを除き、クリ
ーン・エネルギーとしてより多く利用出来るこもを開発
し、非常用、レジャー用、オモチャ用その他汎用性のあ
る実用的で安全で多様性のあるマンガン一次乾電池。 【構成】 炭素棒3のまわりに二酸化マンガン、炭素、
ブラック・カーボンまたは活性炭の粉末とクエン酸粉末
を電解液で練った減極材6がつめられ、この正極部分と
マグネシウム合金(%で、マグネシウム96、アルミニ
ウム3、亜鉛1の31合金または、マグネシウム97、
アルミニウム2、亜鉛1の21合金)又はその他の金属
容器の負極との間に、セパレータ8として和紙、吸取
紙、または吸水性のある紙に小麦粉、コンスターチ粉、
クエン酸電解液をゲル状にして、満たされているマンガ
ン一次乾電池。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、マンガン一次乾電池のセパレーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、マンガン乾電池のセパレーターは小麦粉、コンスターチ粉、塩化亜鉛電 解液、と塩化アンモニウムをゲル状にして、和紙に満たされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。 (イ) セパレーターに微量の塩化亜鉛(毒物)が使用されている、 (ロ) 亜鉛容器には、微量のカドミニウムが合金材として含まれている。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
金属の表面剥離材、又は食品添加物として広く使用されているクエン酸を亜鉛 ・マンガン一次乾電池のセパレーターに電解液として使用しても実験の結果、 小麦粉、コンスターチ粉、塩化亜鉛電解液、と塩化アンモニウムをゲル 状にしたものと同一であることを発見した。塩化亜鉛容器、マグネシウム合金 容器、アルムニウュム合金容器、鉄合金容器などの金属容器の塩化粉末の選定 は全く必要とせず、有機化合物のクエン酸が使用出来る。
【0005】
【作用】
クエン酸は有機化合物の食品添加物AcidumCitricum(C6・H 8・02・まH20)であるが無機化合物の硫酸反応を示すことから、金属の表 面に付着するカルキの剥離材として広く使用されている。
【0006】
【実施例】 以下、本案の実施例について説明する。 (イ) 負極に亜鉛容器、アルミニュウム容器、スチール容器に加えて+2価 のマグネシゥム合金容器などを使用することが出来る。 (ロ) 電圧降下が著しく少なく、発熱量は少なく、二酸化マンガンによるH 20の進行状態はその金属の種類によって自動的に調節される。 (ハ) 乾電池の良否は自然放電の量であると云われいるがクエン酸電解液の 場合は、金属の種類によって若干の違いはあるものの良である。
【0007】
【考案の効果】
クエン酸電解液の使用によって、マンガン一次乾電池のコストダウンが計れる こと、塩化金属を選定して使用する必要がないこと、用途別の電圧1.25V( Fe)、1.35V(Al),1.65V(Zn),2.15V(Mg)のマン ガン一次乾電池を生産することが出来る。 クリーンエネルギーの開発として上記のマグネシウム合金を使用したマグネシ ウム・マンガン一次乾電池・電圧2.15Vを完成させることが出来た。 本案の減極材は塩化アンモニウムの代わりに有機化合物のクエン酸を使用し、 セパレーターにもクエン酸を使用しているものとしては、効率の良い高電圧の乾 電池であり、単1〜単6乾電池の負極金属容器の寸法内に、1/2寸法二段重ね 、1/3寸法三段重ね、1/4寸法四段重ねなどの直列型や半月寸法、1/2〜 1/4半月寸法二段〜四段重ねなど並列、直列並列複合型によって用途、汎用性 のある高電圧、高電流のマンガン一次乾電池ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の断面図である。
【図2】本案の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 金属キャップ[+] 2 絶縁体 3 炭素棒 4 封口ピッチ 5 ワックス 6 正極減極材 7 金属底板[−] 8 クエン酸電解液で満たしたセパレーター 9 マグネシゥム合金 10 外装
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】追加
【補正内容】
【図3】 本案の応用例を示す断面図である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素棒のまわりに二酸化マンガン、炭
    素、ブラック・カーボンまたは活性炭の粉末とクエン酸
    粉末を電解液で練った減極剤がつめられ、この正極部分
    とマグネシウム合金(マグネシウム96%、アルミニウ
    ム3%、亜鉛1%の31合金またはマグネシウム97
    %、アルミニウム2%、亜鉛1%の21合金)又はその
    他の金属容器の負極との間に、セパレータとして和紙、
    吸取紙、または吸水性のある紙に小麦粉、コンスターチ
    粉、クエン酸電解液をゲル状にして、満たされているマ
    ンガン一次乾電池。
  2. 【請求項2】 単1〜単6乾電池の負極金属容器の寸法
    内に、1/2寸法二段重ね、1/3寸法三段重ね、1/
    4寸法四段重ねなどの直列型や半月寸法、1/2〜1/
    4半月寸法二段〜四段重ねなど並列、直列並列複合型か
    らなる請求項1のクエン酸電解液又は従来の電解液で満
    たされているマンガン一次乾電池
JP4434792U 1992-05-11 1992-05-11 クエン酸電解液で満たされているマンガン一次乾電池 Pending JPH071566U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011102409A1 (ja) * 2010-02-19 2011-08-25 株式会社アクモ 電池
WO2012020791A1 (ja) * 2010-08-10 2012-02-16 株式会社アクモ マグネシウム電池

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JP2011171132A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Aqumo Co Ltd 電池
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JP2012038666A (ja) * 2010-08-10 2012-02-23 Aqumo Co Ltd マグネシウム電池

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