JPH07156274A - 角形容器の製造方法 - Google Patents
角形容器の製造方法Info
- Publication number
- JPH07156274A JPH07156274A JP31149293A JP31149293A JPH07156274A JP H07156274 A JPH07156274 A JP H07156274A JP 31149293 A JP31149293 A JP 31149293A JP 31149293 A JP31149293 A JP 31149293A JP H07156274 A JPH07156274 A JP H07156274A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- plates
- adjacent
- face
- bottom plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 上面開口部の内周縁に傾斜面を有する角形容
器を容易且つ敵確に製造することのできる角形容器の製
造方法を提供する。 【構成】 各側面板２の上縁に、他の側面板２の端面２
ｂに合致する接合部２ｃを一端側の内面に残して傾斜面
２ａを形成し、各側面板２の接合部２ｃを隣合う一方の
側面板２の端面２ｂに、各側面板２の端面２ｂを隣合う
他方の側面板２の接合部２ｃに接着剤等で接合する。こ
れにより、上面開口部の内周縁に傾斜面２ａを有する角
形容器が組立てられる。この場合、各側面板２は、その
一端面２ｂを隣合う一方の側面板２の内面に、その内面
を他方の側面板２の一端面２ｂに接していることから、
底面板１の寸法に誤差が生じていても、各側面板２の接
合位置を互いにずらすことによって底面板１の寸法誤差
Ａが許容され、底面板１を囲む各側面板２と底面板１と
が隙間なく接合される。
器を容易且つ敵確に製造することのできる角形容器の製
造方法を提供する。 【構成】 各側面板２の上縁に、他の側面板２の端面２
ｂに合致する接合部２ｃを一端側の内面に残して傾斜面
２ａを形成し、各側面板２の接合部２ｃを隣合う一方の
側面板２の端面２ｂに、各側面板２の端面２ｂを隣合う
他方の側面板２の接合部２ｃに接着剤等で接合する。こ
れにより、上面開口部の内周縁に傾斜面２ａを有する角
形容器が組立てられる。この場合、各側面板２は、その
一端面２ｂを隣合う一方の側面板２の内面に、その内面
を他方の側面板２の一端面２ｂに接していることから、
底面板１の寸法に誤差が生じていても、各側面板２の接
合位置を互いにずらすことによって底面板１の寸法誤差
Ａが許容され、底面板１を囲む各側面板２と底面板１と
が隙間なく接合される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば花器等として使
用される角形容器の製造方法に関するものである。
用される角形容器の製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、鑑賞用の草花や木の枝等を生け
る場合には主に花瓶が使用されているが、最近ではアク
リル板等からなる透明の角形容器を用い、容器内の透視
や光線の反射効果等を強調して独特の美感を得られるよ
うにしたインテリアが注目されている。また、これに使
用する角形容器は四角形や三角形等、任意の多角形状を
有する底面板と、底面板を囲む多数の側面板とからな
り、底面板及び各側面板を接着剤等で接合することによ
り組立てられている。また、この角形容器の上面開口部
の内周縁には一様な傾斜面が設けられており、容器の開
口縁で収容物を傷つけないようになっている。
る場合には主に花瓶が使用されているが、最近ではアク
リル板等からなる透明の角形容器を用い、容器内の透視
や光線の反射効果等を強調して独特の美感を得られるよ
うにしたインテリアが注目されている。また、これに使
用する角形容器は四角形や三角形等、任意の多角形状を
有する底面板と、底面板を囲む多数の側面板とからな
り、底面板及び各側面板を接着剤等で接合することによ
り組立てられている。また、この角形容器の上面開口部
の内周縁には一様な傾斜面が設けられており、容器の開
口縁で収容物を傷つけないようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記角形容
器を製造する際には、容器を組立てた後に上面開口部の
傾斜面を形成する場合と、これを組立てる前に形成して
おく場合が考えられる。しかしながら、組み立てた後で
は加工が困難である上に、工具等によって他の部分を損
傷する恐れもあり、好ましい方法とは言えない。また、
組立てる前に傾斜面を形成しておく場合は各側面板の上
縁を一端から他端まで面取りしておけばよいが、この場
合は各側面板の端面を斜めに形成し、各側面板の端面同
士を互いに突き合わせる必要がある。しかしながら、こ
のような構造では底面板を囲む各側面板が底面板の寸法
誤差を許容することができないため、接合部分に隙間が
生じたり、全体が歪（いびつ）になるなどの欠点があ
り、何れにしても上面開口部に傾斜面を有する角形容器
の製造には困難が伴うという問題点があった。
器を製造する際には、容器を組立てた後に上面開口部の
傾斜面を形成する場合と、これを組立てる前に形成して
おく場合が考えられる。しかしながら、組み立てた後で
は加工が困難である上に、工具等によって他の部分を損
傷する恐れもあり、好ましい方法とは言えない。また、
組立てる前に傾斜面を形成しておく場合は各側面板の上
縁を一端から他端まで面取りしておけばよいが、この場
合は各側面板の端面を斜めに形成し、各側面板の端面同
士を互いに突き合わせる必要がある。しかしながら、こ
のような構造では底面板を囲む各側面板が底面板の寸法
誤差を許容することができないため、接合部分に隙間が
生じたり、全体が歪（いびつ）になるなどの欠点があ
り、何れにしても上面開口部に傾斜面を有する角形容器
の製造には困難が伴うという問題点があった。
【０００４】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、上面開口部の内周縁
に傾斜面を有する角形容器を容易且つ敵確に製造するこ
とのできる角形容器の製造方法を提供することにある。
であり、その目的とするところは、上面開口部の内周縁
に傾斜面を有する角形容器を容易且つ敵確に製造するこ
とのできる角形容器の製造方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、多角形状の底面板と、底面板を囲む多数の
側面板とを互いに接合することによって形成されるとと
もに、上面開口部の内周縁に傾斜面を有する角形容器の
製造方法において、前記各側面板の上縁に、隣合う一方
の側面板の端面が接合される接合部を一端側の内面に残
して前記傾斜面を形成し、各側面板の接合部を隣合う一
方の側面板の端面に、各側面板の端面を隣合う他方の側
面板の接合部に接合するようにしている。
するために、多角形状の底面板と、底面板を囲む多数の
側面板とを互いに接合することによって形成されるとと
もに、上面開口部の内周縁に傾斜面を有する角形容器の
製造方法において、前記各側面板の上縁に、隣合う一方
の側面板の端面が接合される接合部を一端側の内面に残
して前記傾斜面を形成し、各側面板の接合部を隣合う一
方の側面板の端面に、各側面板の端面を隣合う他方の側
面板の接合部に接合するようにしている。
【０００６】
【作用】本発明によれば、各側面板の上縁に、隣合う一
方の側面板の端面が接合される接合部を一端側の内面に
残して前記傾斜面を形成し、各側面板の接合部を隣合う
一方の側面板の端面に、各側面板の端面を隣合う他方の
側面板の接合部に接合することにより、上面開口部の内
周縁に傾斜面を有する角形容器が組立てられる。その
際、各側面板は、その一端面を隣合う一方の側面板の内
面に、その内面を他方の側面板の一端面に接しているこ
とから、底面板の寸法に誤差が生じていても、各側面板
の接合位置を互いにずらすことによって底面板の寸法誤
差が許容され、底面板を囲む各側面板と底面板とが隙間
なく接合される。
方の側面板の端面が接合される接合部を一端側の内面に
残して前記傾斜面を形成し、各側面板の接合部を隣合う
一方の側面板の端面に、各側面板の端面を隣合う他方の
側面板の接合部に接合することにより、上面開口部の内
周縁に傾斜面を有する角形容器が組立てられる。その
際、各側面板は、その一端面を隣合う一方の側面板の内
面に、その内面を他方の側面板の一端面に接しているこ
とから、底面板の寸法に誤差が生じていても、各側面板
の接合位置を互いにずらすことによって底面板の寸法誤
差が許容され、底面板を囲む各側面板と底面板とが隙間
なく接合される。
【０００７】
【実施例】図１乃至図５は本発明の一実施例を示すもの
で、図１は角形容器の全体斜視図、図２は側面板の上部
側面図、図３は角形容器の分解平面図、図４及び図５は
その部分拡大平面図である。
で、図１は角形容器の全体斜視図、図２は側面板の上部
側面図、図３は角形容器の分解平面図、図４及び図５は
その部分拡大平面図である。
【０００８】本実施例の角形容器は、四角形状の底面板
１と、底面板１を囲む計４枚の側面板２とからなり、こ
れら底面板１及び各側面板２は透明のアクリル板によっ
て形成されている。この角形容器の上面開口部の内周
縁、即ち各側面板２の上縁には容器の内部に向かって下
り傾斜をなす傾斜面２ａが設けられ、この傾斜面２ａに
よって収容物の傷つきが防止されるようになっている。
１と、底面板１を囲む計４枚の側面板２とからなり、こ
れら底面板１及び各側面板２は透明のアクリル板によっ
て形成されている。この角形容器の上面開口部の内周
縁、即ち各側面板２の上縁には容器の内部に向かって下
り傾斜をなす傾斜面２ａが設けられ、この傾斜面２ａに
よって収容物の傷つきが防止されるようになっている。
【０００９】前記角形容器を製造する場合は、図２に示
すように各側面板２の上縁に、他の側面板２の端面２ｂ
に合致する接合部２ｃを一端側の内面に残して傾斜面２
ａを形成し、図３及び図４に示すように各側面板２の接
合部２ｃを隣合う一方の側面板２の端面２ｂに、各側面
板２の端面２ｂを隣合う他方の側面板２の接合部２ｃに
接着剤等で接合する。その際、底面板１の周端は各側面
板２の内面に接合される。これにより、上面開口部の内
周縁に傾斜面２ａを有する角形容器が組立てられる。
すように各側面板２の上縁に、他の側面板２の端面２ｂ
に合致する接合部２ｃを一端側の内面に残して傾斜面２
ａを形成し、図３及び図４に示すように各側面板２の接
合部２ｃを隣合う一方の側面板２の端面２ｂに、各側面
板２の端面２ｂを隣合う他方の側面板２の接合部２ｃに
接着剤等で接合する。その際、底面板１の周端は各側面
板２の内面に接合される。これにより、上面開口部の内
周縁に傾斜面２ａを有する角形容器が組立てられる。
【００１０】この場合、各側面板２は、その一端面２ｂ
を隣合う一方の側面板２の内面に、その内面を他方の側
面板２の一端面２ｂに接していることから、底面板１の
寸法に誤差が生じていても、図５に示すように各側面板
２の接合位置を互いにずらすことによって底面板１の寸
法誤差Ａが許容され、底面板１を囲む各側面板２と底面
板１とが隙間なく接合される。
を隣合う一方の側面板２の内面に、その内面を他方の側
面板２の一端面２ｂに接していることから、底面板１の
寸法に誤差が生じていても、図５に示すように各側面板
２の接合位置を互いにずらすことによって底面板１の寸
法誤差Ａが許容され、底面板１を囲む各側面板２と底面
板１とが隙間なく接合される。
【００１１】このように本実施例によれば、各側面板２
の上縁に、他の側面板２の端面２ｂが接合される接合部
２ｃを一端側の内面に残して傾斜面２ａを形成し、各側
面板２の接合部２ｃを隣合う一方の側面板２の端面２ｂ
に、各側面板２の端面２ｂを隣合う他方の側面板２の接
合部２ｃに接合するようにしたので、各側面板２の接合
位置を互いにずらすことによって底面板１の寸法誤差を
容易に許容することができ、上面開口部の内周縁に傾斜
面２ａを有する角形容器を極めて容易且つ適確に製造す
ることができる。
の上縁に、他の側面板２の端面２ｂが接合される接合部
２ｃを一端側の内面に残して傾斜面２ａを形成し、各側
面板２の接合部２ｃを隣合う一方の側面板２の端面２ｂ
に、各側面板２の端面２ｂを隣合う他方の側面板２の接
合部２ｃに接合するようにしたので、各側面板２の接合
位置を互いにずらすことによって底面板１の寸法誤差を
容易に許容することができ、上面開口部の内周縁に傾斜
面２ａを有する角形容器を極めて容易且つ適確に製造す
ることができる。
【００１２】尚、前記実施例では底面が四角形状の角形
容器を示したが、底面を三角形や他の多角形状にしたも
のにも本発明を適用することができる。
容器を示したが、底面を三角形や他の多角形状にしたも
のにも本発明を適用することができる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
底面板の寸法誤差を容易に許容することができるので、
上面開口部の内周縁に傾斜面を有する角形容器を極めて
容易且つ適確に製造することができる。
底面板の寸法誤差を容易に許容することができるので、
上面開口部の内周縁に傾斜面を有する角形容器を極めて
容易且つ適確に製造することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す角形容器の全体斜視図
【図２】側面板の上部側面図
【図３】角形容器の分解平面図
【図４】角形容器の部分拡大平面図
【図５】角形容器の部分拡大平面図
１…底面板、２…側面板、２ａ…傾斜面、２ｂ…端面、
２ｃ…接合部。
２ｃ…接合部。
Claims (1)
- 【請求項１】 多角形状の底面板と、底面板を囲む多数
の側面板とを互いに接合することによって形成されると
ともに、上面開口部の内周縁に傾斜面を有する角形容器
の製造方法において、 前記各側面板の上縁に、隣合う一方の側面板の端面が接
合される接合部を一端側の内面に残して前記傾斜面を形
成し、 各側面板の接合部を隣合う一方の側面板の端面に、各側
面板の端面を隣合う他方の側面板の接合部に接合するこ
とを特徴とする角形容器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31149293A JPH07156274A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 角形容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31149293A JPH07156274A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 角形容器の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07156274A true JPH07156274A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=18017888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31149293A Pending JPH07156274A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 角形容器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07156274A (ja) |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP31149293A patent/JPH07156274A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| ATE31485T1 (de) | Zusammensteckbare vieleckige bauelemente. | |
| EP0769314B1 (fr) | Jeu | |
| USD284611S (en) | Parts tray | |
| JPH07156274A (ja) | 角形容器の製造方法 | |
| JPS5912283B2 (ja) | 収納具用化粧戸およびその製造方法 | |
| GB2314813A (en) | Shape-changeable pen holder | |
| USD332425S (en) | Flower pot cover | |
| JPS6320347Y2 (ja) | ||
| JPH0455497Y2 (ja) | ||
| JPH0250826U (ja) | ||
| JPS5928563Y2 (ja) | 灯篭 | |
| JP4272460B2 (ja) | 組立家具 | |
| JPS604558Y2 (ja) | 組立模型玩具 | |
| JPS6084576U (ja) | 包装ケ−ス | |
| KR20240103272A (ko) | 조립식 상자 | |
| JP3030432U (ja) | 包装容器の蓋体、蓋体の製造用中間体及び包装容器 | |
| JPH0692142B2 (ja) | ハニカムコア | |
| JPS6070669U (ja) | 消火栓ボツクス | |
| JPH05294342A (ja) | 木製折箱部材の製造方法 | |
| JPS591485Y2 (ja) | ユニツト組立式大型植木鉢 | |
| JPH03111923U (ja) | ||
| JPH0329474U (ja) | ||
| KR200269147Y1 (ko) | 조립이 용이한 상 테두리판 | |
| JPH053647Y2 (ja) | ||
| JPS6259473U (ja) |