JPH07154851A - ホッピングを行うセルラ無線システム - Google Patents

ホッピングを行うセルラ無線システム

Info

Publication number
JPH07154851A
JPH07154851A JP6174914A JP17491494A JPH07154851A JP H07154851 A JPH07154851 A JP H07154851A JP 6174914 A JP6174914 A JP 6174914A JP 17491494 A JP17491494 A JP 17491494A JP H07154851 A JPH07154851 A JP H07154851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
traffic data
channel
hopping
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6174914A
Other languages
English (en)
Inventor
Kevan Hobbis
ケバン・ホビス
Paul Golding
ポール・ゴールディング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motorola Solutions Inc
Original Assignee
Motorola Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Motorola Inc filed Critical Motorola Inc
Publication of JPH07154851A publication Critical patent/JPH07154851A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/713Spread spectrum techniques using frequency hopping
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2621Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using frequency division multiple access [FDMA]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/04Interfaces between hierarchically different network devices
    • H04W92/12Interfaces between hierarchically different network devices between access points and access point controllers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 時分割シリアル・バス23上で基地局コント
ローラ30に直接接続するためシリアル・インタフェー
ス40を有するセルラ通信システムの基地局20,2
1,22を提供する。 【構成】 トラヒック・データは、シリアル・インタフ
ェースを介して基地局コントローラから受信される。チ
ャネル・コーダ31は、トラヒック・データを符号化
し、別の基地局によって取り出されるようにシリアル・
バスに選択的に出力する。基地局は、ホッピング・シー
ケンスに応じて符号化データを無線信号として順番に送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各基地局が周波数から
周波数にホッピングを行う手段を有する複数の基地局に
よって構成されるセルラ無線システムに関する。さら
に、本発明は、基地局に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、現在のGSM(Groupe Special
Mobile) 基地局トランシーバ・システム(BTS:base
station transceiver system)は、チャネル・データの
ベースバンド・ホッピングを行うことができる多重キャ
リア・ユニットである。ベースバンド・ホッピングと
は、システム性能を向上させるため、論理エア・インタ
フェース・チャネルに関するデータを物理チャネル(無
線周波数キャリア)のすべてまたは一部でホッピングで
きることである。
【0003】チャネル符号化データを周波数ホッピング
するには2つの方法がある。第1の方法では、1つのチ
ャネルに関するチャネル符号化データが常に同じ無線装
置から送信されるが、GSMタイムスロット単位では異
なる周波数で送信される。これは、各タイムスロットに
ついて無線装置を再同調することによって行われる。第
2の方法は、無線装置を再同調しないが、GSMタイム
スロット単位で異なる周波数でも送信できるように、G
SMタイムスロット単位で無線装置間でチャネル符号化
データを切り換える。これら両方の方法またはその組合
せは、1つのBTS内で行うことができる。第1の方法
は高速シンセサイザ・ホッピング(FastSynthesiser Hop
ping)といい、第2の方法はベースバンド・ホッピング
(Baseband Hopping)という。
【0004】無線周波数バンドでのホッピングには問題
がある。2つのキャリアを同じアンテナに合成するため
ハイブリッド・コンバイナ(受動デバイス)が用いられ
るが、それぞれに3dBの損が生じる。4つ以上のキャ
リアを合成する場合、損はアンテナの出力パワーに深刻
な影響を与える。4つ以上のキャリアが合成される場
合、キャリア毎の損を3dB以下に低減する遠隔同調コ
ンバイナ(RTC:remote tuned combiner )が用いら
れる。しかし、RTCはタイムスロット単位で再同調で
きない。このため、ベースバンド・ホッピングが用いら
れ、RF合成はより簡単になり、そのためそれほど損が
生じず、アンテナのパワーは実際のPA出力パワーに近
くなる。
【0005】従って、一般に、無線トランシーバ・モジ
ュールが同一基地局トランシーバ内に設けられ、各無線
トランシーバ・モジュールは異なるキャリアに同調され
た送信機を有する。
【0006】ベースバンド・ホッピングは、チャネル符
号化データを基地局トランシーバ内のチャネル・コーダ
から、同一基地局トランシーバ・システム内の無線トラ
ンシーバ・モジュールの任意の1つに切り換える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】1つの基地局トランシ
ーバ・システム内であらかじめ定められた数の無線トラ
ンシーバ・モジュールを設けて、これらのモジュール間
でベースバンド・ホッピングを可能にするトランシーバ
構造には柔軟性がない。現在、一般に4つから5つの無
線トランシーバ・モジュールが1つの基地局トランシー
バ・システムにおいて1つのキャビネットに設けられ
る。6つ以上のこのようなモジュールを設けることは、
大きなキャビネットを必要とする。3つ以下のモジュー
ルを設けることは、4つまたは5つのモジュール用に設
計された単一キャビネットでは不経済である。
【0008】本明細書では、「ヨーロッパ郵便・電気通
信主官庁会議("Comite Europeen des Postes et Teleco
mmunications")」を表す標準化機関であるCEPTにつ
いて言及する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、セルラ
通信システムの基地局が提供され、この基地局は、時分
割シリアル・バス(例えば、CEPTリンク)を介して
基地局コントローラに直接接続するシリアル・インタフ
ェース手段と、前記シリアル・インタフェース手段を介
して基地局コントローラからトラヒック・データを受信
する手段と、トラヒック・データをチャネル符号化し、
別の基地局によって取り出されるようにシリアル・バス
に選択的に出力するチャネル・コーダとによって構成さ
れる。
【0010】このように、基地局を基地局コントローラ
に接続するシリアル・リンクは、基地局間でチャネル符
号化されたトラヒック・データを伝達するために用いら
れる。この構成により、単一キャリア基地局をCEPT
方式の2Mbpsリンクに接続でき、また他の基地局を
このリンクに接続でき、ベースバンド・ホッピング・デ
ータは基地局間で転送され、そのためCEPTリンク以
外のどの接続によって物理的に結合されていなくても、
基地局はグループとしてホッピングできる。
【0011】この時分割シリアル・バスと、基地局コン
トローラとを介して、基地局は、基地局コントローラか
ら公衆電話回線網の交換機までの接続の形式で、外界と
通信する。
【0012】基地局は、ホッピング・シーケンスに応じ
て、符号化データを無線信号として順番に送信する。
【0013】また、本発明は、複数の基地局と、基地局
を制御する基地局コントローラと、基地局コントローラ
と基地局との間で通信するデータ通信リンクとによって
構成されるセルラ無線システムを提供し、各基地局は、
ホッピング・シーケンスを介して周波数から周波数へホ
ッピングする手段によって構成され、ホッピング情報を
リンクに出力して、基地局に各基地局のホッピング・シ
ーケンスを通知する手段と、この情報を受信して、ホッ
ピング・シーケンスを制御する各基地局における手段と
によって構成されることを特徴とする。
【0014】図面を参照して、一例としてのみ、本発明
の好適な実施例の詳細な説明を行う。
【0015】
【実施例】図1の従来の基地局トランシーバ・システム
において、デジタル無線インタフェース(DRT)1
2,13を介して一対の64MbpsのTDMバス15
に接続された複数の無線チャネル・ユニット(RCU)
10,11が設けられる。また、これらのバスには、キ
ロポート・スイッチ(kiloport switch) 16およびメガ
ストリーム(Megastream)(商標)インタフェース17も
接続される。メガストリーム・インタフェース(MS
I)17は、公衆電話交換網(PSTN)と通信するた
めCEPTリンク18に接続される。
【0016】図1の装置全体は、1つのキャビネット内
に収容される。RCU10,11の他に、2つまたは3
つの別のRCUおよびDRIがある。
【0017】各DRIは、チャネル・コーダおよびデコ
ーダ(図示せず)を有する。図示のように、バス15の
一方は出力バスであり、他方は入力バスである。ベース
バンド・ホッピングを行うため、トラヒック・データは
TDMバス15からDRI12によって受信される。こ
れはチャネル符号化され、TDMバス15に再送信され
る。KSW16を介して中継した後、データはRCU1
1によって送信するため別のDRI13によって受信さ
れる。このように、与えられたチャネル・コーダは、与
えられた論理チャネルについて常にトラヒックを符号化
する。符号化されたデータは、複数のRCUの1つに中
継され、各RCUは固定周波数で送信する。従って、チ
ャネル符号化データは、送信のため適切なRCUに中継
することによって、周波数のシーケンスを介してホッピ
ングされる。
【0018】また、DRI12に接続されたRCU10
は、RCU間のチャネル符号化データの切換と同じシー
ケンスで、その受信機をタイムスロット単位で再同調す
るという事実により、チャネル・コーダは同じ通話の残
り半分にも対処する。このように、DRI12上のチャ
ネル・コーダは、与えられた論理チャネルについて、同
じ通話の両半分に常に対処する。
【0019】上記の構成は、デュアル・バス15,メガ
ストリーム・インタフェース17およびキロポート・ス
イッチ16の必要性により、構造に柔軟性がないため、
不便である。
【0020】図2において、本発明の好適な実施例を示
し、ここで複数の無線チャネル・ユニット(RCU)2
0,21,22は、インタフェース40,41,42を
それぞれ介して1つのCEPT時分割シリアル・リンク
23に結合される。各RCUは、実質的に自立した基地
局である。各RCUは、RFトランシーバ24(受信機
24’および送信機24”によって構成される)と、フ
ロントエンド・プロセッサ(FEP)25と、8つのチ
ャネル・コーダおよびデコーダ(ただしそのうち2つ2
6,27を示す)とを有する。
【0021】複数の基地局20〜22をCEPTリンク
23に接続することができ、3つのみが一例として示さ
れていることが理解される。また、CEPTリンク23
には、基地局コントローラ(BSC)30も接続され、
BSC30は、符号化音声とデジタルまたはアナログ音
声との間でトランスコーディング(符号変換)する手段
を含み、また公衆電話交換網の交換機への接続も含む。
一般に、BSC30は基地局20,21,22から離れ
て配置されることが理解される。また、基地局20〜2
2自体は地理的に分散してもよいことに留意されたい。
トランスコーディング手段は、BSCから離れて、PS
TN(「交換機」)への接続またはその付近に配置して
もよい。
【0022】図2において、データの流れを示す点線の
矢印が図示されている。0〜7の番号が付された8つの
論理チャネルがある。コーデック26は、論理チャネル
0を処理する。コーデック27は、論理チャネル1を処
理し、その他同様である。
【0023】チャネル0の例について述べる。
【0024】出(out-bound) トラヒック・データは、約
13kbpsのデータ・レートで、トランスコーダから
BSC30に着信する。チャネル符号化されずに音声符
号化されたこのデータは、以下で説明する所定のタイム
スロットで、CEPTバス23に乗る。基地局の1つ、
この場合、基地局21は、このチャネルのチャネル符号
化について責任があることを宣言する。この責任は、基
地局を制御する「マスタ」として機能するBSC30か
ら基地局21に指示される。チャネル・コーダ31は、
誤り訂正符号を追加し、かつ時間的にデータをインタリ
ーブ(挿入)することによって、トラヒック・データを
符号化し、チャネル符号化データを約22kbpsでC
EPTリンク23に出力する。このチャネル符号化デー
タは、ベースバンド・ホッピング・データ(BBHデー
タ)という。ここで、BBHデータは、リンクに接続さ
れた基地局の任意の1つによって取り出されるように、
リンク23に乗せられる。基地局20は、論理チャネル
0の送信について責任があることを宣言し、従って、基
地局20はBBHデータを取り出し、これはフロントエ
ンド・プロセッサ(FEP)25に入力される。FEP
25は、適切なGSMスロットで直接送信するため、R
Fユニット24へのデータの通過を制御するにすぎな
い。一方、RFトランシーバ24は、この特定の論理チ
ャネル用の対応する入(in-bound)物理チャネルを受信す
るため、FEP25によって同調される。RFトランシ
ーバ24のこの同調は、高速シンセサイザ・ホッピング
であり、受信キャリア上では比較的簡単である。
【0025】受信された入物理チャネルは、論理チャネ
ル0を担当するチャネル・デコーダ26に渡され、チャ
ネル・デコーダ26は逆インタリーブを行い、誤り訂正
を行って、13kbpsのトラヒック・データを生成
し、基地局コントローラ30によって取り出されるよう
に、このデータをCEPTリンク23上に出力する。
【0026】フレーム単位(またはタイムスロット単
位)では、FEP25はトランシーバ24を異なる受信
周波数に同調させる。この新たな周波数上の着信チャネ
ル符号化データは、再びチャネル・デコーダ26に渡さ
れ、論理チャネル0を復号する(異なるチャネルのチャ
ネル復号について、異なるチャネルではチャネル27等
に渡される)。同時に、基地局20〜22の異なる1つ
は、対応する出チャネルについてのBBHデータをリン
ク23から取り出し、出トラヒック・データを送信す
る。従って、チャネル・コーダ26は、論理チャネル0
の通話のダウンリンク半分に連続的に対処する。通話の
他の半分は、受信機を再同調することにより、RF基地
局を介して受信され、従って、チャネル・コーダ26は
同じ通話の両半分に常に対処する。通話の他の半分は、
基地局21のRF部分を介して受信され、チャネル・コ
ーダ31を介して復号される。一方、チャネル・コーダ
26は、基地局20のRF部分24を介して受信された
通話の入側半分を常に復号し、この通話の別の半分を常
に符号化して、タイムスロット単位またはフレーム単位
でさまざまな基地局から送信を行う。
【0027】複数の基地局20〜22は、BSC30の
制御に基づいて同期状態でホッピングする。4つの基地
局(20〜22と、図示されていない1つの追加基地
局)がセットとしてホッピングする例について説明す
る。
【0028】以下で説明する理由により、2Mbpsの
CEPTリンクの場合、4つの基地局は1つのCEPT
リンク上でセットでホッピングできる最大数である。基
地局コントローラ30は、基地局のセットをホッピング
・シーケンスで定め、ホッピングの開始点を定め、ホッ
ピングの順序を定める。基地局がホッピングが行う周波
数は、4つの基地局のあらかじめ定められた周波数によ
って決定される。ホッピングは、リンク23上で異なる
タイムスロットから順番にベースバンド・ホッピング・
データを取り出す各基地局によって順番に行われる。各
基地局は、異なる論理チャネルを順番に送信する。各基
地局のRF部の受信部は、各ホッピング・ステップで再
同調され、1つの論理チャネルは不連続な周波数、すな
わち、4つの周波数を順番にホッピングする周波数で、
受信部によって受信される。一方、通話の他の半分は、
別の基地局によって順番に送信される。しかし、通話の
他の半分は、この通話の最初の半分について復号を行う
同じチャネル・コーダによって常に符号化される。
【0029】図3において、基地局の1つおよびCEP
Tリンク用のエア・インタフェース上の時分割データを
示す。エア・インタフェース101は、1フレーム当た
り8スロットのフレームに分割され、8つの論理チャネ
ルを形成する。1つのGSMタイムスロットは、5つま
たは4つのCEPTフレーム103と同等である。
【0030】CEPTリンク102は、2Mbpsをサ
ポートする。GSMインタフェース101は、22kb
psを必要とする。図3に示す単一論理チャネルの他
に、1つの基地局について他に7つの論理チャネルがあ
り、CEPTリンク上に4つの基地局がある。
【0031】CEPTリンクは、フレーム当たり32の
タイムスロットに分割され、32個の64kbpsチャ
ネルを与え、これらはCEPTフォーマットに基づいて
データおよびリンク同期用に利用される。このフォーマ
ットに基づいて、トラヒック用に30個のタイムスロッ
トがあり、リンク同期および制御用に2つのタイムスロ
ットが確保される。本システムでは、これら30個のタ
イムスロットは次のように利用される。各基地局につい
て、5つのスロットがベースバンド・ホッピング・デー
タ用として用いられ、2つのスロットがトラヒック・デ
ータ用として用いられる。これは、トラヒック・チャネ
ルについて64kbps全二重データ(チャネル当たり
約13kbps)を与える。また、BTS間のベースバ
ンド・ホッピング・データの転送について320kbp
s全二重データを与える。この余分な帯域幅は、パワー
・レベルなどのタイムスロット単位のRF制御情報に必
要であり、また送信側FEP/RCUにおいて受信時に
情報の健全性をチェックできるように、巡回冗長検査も
含む。図3は、CEPTリンク102における5つのス
ロットを影で示す。これら5つのスロットは、1つの基
地局のベースバンド・ホッピングのために用いられる。
【0032】また、図3は、フレーム103の1つの中
心にタイムスロット16を示す。タイムスロット16
は、制御情報用に用いられる。本発明の好適な実施例で
は、このスロットはホッピング制御情報用としても用い
られる。
【0033】図4は、BSC30に保存されるテーブル
を示す。このテーブルは、4つの基地局A,B,C,D
に割り当てられたタイムスロットを示す。基地局Aに
は、CEPTリンクのタイムスロット1〜7が割り当て
られる。これらのスロットのうち2つはトラヒック・デ
ータ用であり、5つはベースバンド・ホッピング・デー
タ用である。基地局Bには、図3において影の部分で示
されるスロット8〜14が割り当てられる。基地局Cに
は、スロット15,17〜22が割り当てられる。スロ
ット16は制御スロットなので、割り当てることができ
ない。基地局Dには、スロット23〜29が割り当てら
れる。スロット30,31は、空きである。スロット0
は、データ・リンク同期に必要である。
【0034】ホッピング・シーケンスの開始で、基地局
コントローラは、図4のテーブルを各基地局20〜22
等に送信する。この情報は、ホッピング・シーケンスに
4つの基地局があることを各基地局に通知し、必要なベ
ースバンド・ホッピング・データがCEPTリンク上の
どこで見つかるかについて各基地局に通知する。同時
に、BSCはホッピング・シーケンスの開始を指示する
ことによって、ホッピングを開始する。このすべての情
報は、CEPTリンクのタイムスロット16上で送信さ
れる。
【0035】この情報があれば、4つの基地局は4つの
割り当てられた周波数キャリア上でホッピングを順番に
開始できる。各受信機は、4つの受信周波数に順番に同
調される。ベースバンド・ホッピング・データは、図4
に示す4つのタイムスロットのセットの1つからある基
地局によって順番に取り出される。特定の基地局におけ
るすべてのチャネル・コーダは、そのチャネル符号化デ
ータ(ベースバンド・ホッピング・データ)をCEPT
リンクに同一スロット上で出力する。チャネル・コーダ
は、エア・インタフェース・タイムスロット・タイミン
グと同期して、CEPTスロットを順番に利用する。し
かし、このデータは、ホッピング・シーケンスの各点で
異なる基地局によって取り出される。従って、異なる基
地局は、ホッピング・シーケンスの各点においてその特
定の周波数上でデータを送信する。
【0036】図4に示すスロットの各セットは、8つの
論理チャネルをサポートする。ある物理チャネル上の8
つのすべての論理チャネルは、周波数の間で一緒にホッ
ピングする。8つのすべてのチャネル・コーダまたはそ
の任意の組合せも同様に、独立したシーケンスで一緒に
ホッピングする。ホッピングしていない論理チャネルの
場合、ベースバンド・ホッピング・データはCEPTに
送ることができ、ホッピングが起こらないように、ロー
カルFEPによって常に読み出される。ホッピング・セ
ットが4つの基地局からなることは必要ではない。この
構成は、任意の数の基地局を最大4つまでリンクに追加
できるという利点を有する。容量の大きいリンクが利用
できる場合、4つ以上の基地局もサポートできる。ここ
で、ホッピング・シーケンスで1つのリンクに結合され
た3つの基地局があり、例えばネットワークの拡張のた
め、またはネットワークのギャップを埋めるため、4番
目の基地局がリンクに追加される場合について想定す
る。この場合、新規の基地局はスロット23〜29が空
きであることを判断し、制御チャネルを介して信号をB
SC30に送信して、新規基地局がこれらの空きスロッ
トを使用することを希望し、ホッピング・セットに加わ
ることを希望することを指示する。BSCは、すべての
基地局に対してその信号を制御チャネル上で送信し、ホ
ッピング・セットは4つの基地局からなることを基地局
に通知し、これら4つの基地局のチャネル番号を指示す
る。また、BSCは、どのタイムスロットがどの基地局
に割り当てられるのかを指示する。また、BSCは、基
地局に対してそれぞれの開始チャネルについて指示す
る。このホッピングの開始点から、基地局はホッピング
を順番に開始する。
【0037】以上、ベースバンド・ホッピングを行うた
め、チャネル符号化データをある基地局から遠隔基地局
に伝搬するCEPTインタフェースの新規な利用につい
て説明してきた。ローカルおよび遠隔基地局による音声
データの総合遅延を最小限に抑えるため、ベースバンド
・チャネル符号化データを伝搬するCEPTタイムスロ
ットのダイナミックな割当について説明してきた。ベー
スバンド・ホッピング・データは、GSMのA-bis イン
タフェース上で送信される。この特徴により、遠隔局間
でベースバンド・ホッピング・データを切り換えるため
CEPTリンクを利用できる。
【0038】システムによる遅延を最小限に抑えるた
め、ベースバンド・ホッピングのために用いられるタイ
ム・スロットは、ベースバンド・データが利用可能にな
ると、次に利用可能なタイムスロットでCEPTライン
に乗せられるように、各基地局に割り当てられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベースバンド・ホッピングを行う従来のBTS
を示す。
【図2】本発明の好適な実施例によるシステムにおける
複数の基地局を示す。
【図3】図2のエア・インタフェースおよびシリアル・
バス・インタフェース上の時分割多重化スロット割当の
一部を示す。
【図4】図2の基地局コントローラによって記録される
タイムスロット割当のテーブルを示す。
【符号の説明】
20,21,22 無線チャネル・ユニット(RCU) 23 CEPT時分割シリアル・リンク 24 RFトランシーバ 24’受信機 24”送信機 25 フロントエンド・プロセッサ(FEP) 26,27 チャネル・コーダおよびデコーダ(コーデ
ック) 30 基地局コントローラ(BSC) 40,41,42 インタフェース 101 エア・インタフェース 102 CEPTリンク 103 CEPTフレーム A,B,C,D 基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/24 7/26 7/30 7605−5K H04Q 7/04 A (72)発明者 ポール・ゴールディング 英国2ティー・ゼット、エス・エヌ2、ウ ィルツ、スウィンドン、ラムスゾーン・ク ローズ40

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時分割シリアル・バス(23)上で基地
    局コントローラ(30)に直接接続するためのシリアル
    ・インタフェース手段(40)によって構成されるセル
    ラ通信システムの基地局(20,21,22)であっ
    て:前記シリアル・インタフェース手段を介して前記基
    地局コントローラからトラヒック・データを受信する手
    段(31);および前記トラヒック・データをチャネル
    符号化し、別の基地局によって取り出されるように前記
    シリアル・バスに選択的に出力するチャネル・コーダ
    (31);によって構成されることを特徴とする基地
    局。
  2. 【請求項2】 前記シリアル・インタフェース手段は、
    前記シリアル・バスからチャネル符号化トラヒック・デ
    ータを受信するように構成され、該データを無線信号と
    して送信する手段(24”)を設けることを特徴とする
    請求項1記載の基地局。
  3. 【請求項3】 前記トラヒック・データは、ある双方向
    通信の出トラヒック・データであり、該通信のチャネル
    符号化入トラヒック・データを受信する無線受信機(2
    4’)を設け、かつ入トラヒック・データを復号し、チ
    ャネル復号入トラヒック・データを前記シリアル・バス
    (23)を介して前記基地局コントローラに出力するチ
    ャネル・デコーダ(26)を設けることを特徴とする請
    求項2記載の基地局。
  4. 【請求項4】 前記チャネル符号化入トラヒック・デー
    タは、データのフレームからなり、前記基地局は、フレ
    ーム毎に異なる周波数を受信すべく無線受信機(2
    4’)を同調するため前記無線受信機に結合され、かつ
    シリアル・バスに接続された異なる基地局のチャネル・
    コーダからチャネル符号化トラヒック・データを受信す
    べく、時分割シリアル・バスからのチャネル符号化トラ
    ヒック・データの受信タイミングを変えるため前記シリ
    アル・インタフェース(40)に結合され、入周波数お
    よび出周波数のホッピングを基地局間で同期できるホッ
    ピング制御手段(25)によって構成されることを特徴
    とする請求項3記載の基地局。
  5. 【請求項5】 複数の基地局(20,21,22)と、
    前記基地局を制御する基地局コントローラ(30)と、
    前記基地局コントローラと前記基地局との間で通信する
    データ通信リンク(23)とによって構成されるセルラ
    無線システムであって、各基地局は、ホッピング・シー
    ケンスによって周波数から周波数へホッピングする手段
    によって構成され、基地局に各基地局のホッピング・シ
    ーケンスについて通知するためホッピング情報を前記リ
    ンクに出力する手段(30)と、この情報を受信して、
    そのホッピング・シーケンスを制御する各基地局におけ
    る手段(25)とによって構成されることを特徴とする
    システム。
  6. 【請求項6】 有限セットの基地局によって構成され、
    前記基地局コントローラは、所定のホッピング・シーケ
    ンスおよびシーケンス長について開始周波数を含む情報
    を前記リンクに出力し、前記シーケンス長は前記セット
    内の基地局の数に関連することを特徴とする請求項5記
    載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記有限セットは、3つまたは4つの基
    地局からなることを特徴とする請求項6記載のシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記無線システムは時分割多元接続シス
    テムであり、前記ホッピングする手段は、タイムスロッ
    トのフレーム間で周波数から周波数にホッピングするよ
    うに構成され、各基地局は、RFインタフェース上で符
    号化インタリーブされたトラヒック・データを受信し、
    かつこのトラヒック・データを復号しデインタリーブし
    て、復号デインタリーブされたトラヒック・データを前
    記リンク(23)上で前記基地局コントローラに出力す
    る手段(24’)によって構成され、各基地局は、
    (a)符号化されておらず、インタリーブされていない
    トラヒック・データをリンクから受信し、(b)符号化
    されインタリーブされたトラヒック・データをリンクに
    出力し、(c)RFインタフェース上で送信するため符
    号化され、インタリーブされたトラヒック・データをリ
    ンクから受信する手段(26,31)を有し、それによ
    りシステムは、トラヒックデータがホッピング中に異な
    る基地局によって送信される場合にも、基地局を制御し
    て、出トラヒック・データを連続的に受け、このトラヒ
    ック・データを符号化するように適用されることを特徴
    とする請求項5記載のシステム。
JP6174914A 1993-07-05 1994-07-05 ホッピングを行うセルラ無線システム Pending JPH07154851A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9313851.9 1993-07-05
GB9313851A GB2280087B (en) 1993-07-05 1993-07-05 Cellular radio system with hopping

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07154851A true JPH07154851A (ja) 1995-06-16

Family

ID=10738307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6174914A Pending JPH07154851A (ja) 1993-07-05 1994-07-05 ホッピングを行うセルラ無線システム

Country Status (6)

Country Link
JP (1) JPH07154851A (ja)
CA (1) CA2126947A1 (ja)
DE (1) DE4423582A1 (ja)
FI (1) FI943217A (ja)
GB (1) GB2280087B (ja)
SE (1) SE9402345L (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1099816C (zh) * 1997-02-26 2003-01-22 三星电子株式会社 用于管理时钟分配器的状态和双信息的方法
KR101360603B1 (ko) * 2007-01-16 2014-02-10 엘지이노텍 주식회사 Rfid 리더 제어 시스템

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1268005B (de) * 1961-07-25 1968-05-09 Goodyear Tire & Rubber Reparaturpflaster fuer Fahrzeugbereifungen
AU702586B2 (en) * 1994-06-01 1999-02-25 Airnet Communications Corporation Wideband wireless basestation making use of time division multiple-access bus to effect switchable connections to modulator/demodulator resources
US5592480A (en) * 1995-03-13 1997-01-07 Carney; Ronald R. Wideband wireless basestation making use of time division multiple-access bus having selectable number of time slots and frame synchronization to support different modulation standards
DE19755379C2 (de) 1997-12-12 2000-06-08 Siemens Ag Basisstation für ein Funk-Kommunkationssystem
EP1601111B1 (en) * 2000-08-30 2012-05-09 Northrop Grumman Systems Corporation Slice based architecture for a multifunction radio
EP1696582B1 (en) 2000-08-30 2011-09-07 Northrop Grumman Systems Corporation Real-time reconfigurable electronic radio system
US6754198B1 (en) * 2000-10-26 2004-06-22 Ericsson Inc. Method to enable to peer device communication over bi-directional serial bus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1099816C (zh) * 1997-02-26 2003-01-22 三星电子株式会社 用于管理时钟分配器的状态和双信息的方法
KR101360603B1 (ko) * 2007-01-16 2014-02-10 엘지이노텍 주식회사 Rfid 리더 제어 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
GB2280087B (en) 1997-12-10
FI943217A (fi) 1995-01-06
GB2280087A (en) 1995-01-18
CA2126947A1 (en) 1995-01-06
SE9402345D0 (sv) 1994-07-04
FI943217A0 (fi) 1994-07-05
DE4423582A1 (de) 1995-01-12
GB9313851D0 (en) 1993-08-25
SE9402345L (sv) 1995-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7551595B2 (en) Fast macrodiversity switching in mobile wireless networks
US6088381A (en) System for transporting frequency hopping signals
KR100945969B1 (ko) 무선 네트워크 접속성을 위한 방법 및 장치
JP3329814B2 (ja) 周波数ホッピングtdma無線通信装置用の基地局
US5081641A (en) Interconnecting and processing system for facilitating frequency hopping
JP2000512094A (ja) スペクトル拡散通信システムにおいて高レートデータ送信するための方法および装置
KR100547088B1 (ko) 사설 전화 시스템에서 인터컴 및 다중 음성 채널을구성하기 위한 시스템 및 방법
US6608827B1 (en) Method for increasing the communication capacity of a cellular telephone system
US6236855B1 (en) Method for voice quality improvement in a wireless transmission system
JP4185132B2 (ja) 複数のユーザ間でスロット記述子ブロックを共用する方法ならびに装置
MXPA97002008A (en) Control signal transmission in radiotelefonia digi
JPH10190546A (ja) 通信システム
CA2071581C (en) Pcm subcode communications technique between a regional radio transmitter-receiver and a regional switching center
JP2001060929A (ja) 情報インタリーブ方法
JPH07154851A (ja) ホッピングを行うセルラ無線システム
US5781593A (en) Methods and apparatus for vocoder synchronization in mobile communication network
US20110134772A1 (en) Methods of radio communication involving multiple radio channels, and radio signal repeater and mobile station apparatuses implementing same
JPH09312604A (ja) 間欠送信制御装置
JPH09261740A (ja) ディジタル無線通信装置
JPH09261762A (ja) スペクトル拡散通信装置
JPH09261118A (ja) スペクトル拡散通信装置
GB2291765A (en) Fixed site arrangement in a mobile radio communications system
US20030039223A1 (en) Synchronized bidirectional packet transmission method
WO2011035440A1 (en) Methods of radio communication involving multiple radio channels, and radio signal repeater and mobile station apparatuses implementing same
JP2001521693A (ja) トランスコーディング変更の先行表示を含むデジタルデータ通信の方法および装置