JPH07154654A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JPH07154654A
JPH07154654A JP5329650A JP32965093A JPH07154654A JP H07154654 A JPH07154654 A JP H07154654A JP 5329650 A JP5329650 A JP 5329650A JP 32965093 A JP32965093 A JP 32965093A JP H07154654 A JPH07154654 A JP H07154654A
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JP
Japan
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image
mirror
image pickup
light
area
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Application number
JP5329650A
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English (en)
Inventor
Satoru Inagaki
悟 稲垣
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像者の画角設定を容易にするため、ビュー
ファイダに撮像領域とその周辺画像を合成した画像を同
時に表示すること。 【構成】 撮像レンズ30を通った像のうち、中央部の
撮像領域の像を両面ミラー31の第1の反射面で反射さ
せ、その反射光を片面ミラー32を介してCCD33に
入射させる。CCD33の画素信号は処理回路34に与
えられ、記録媒体に記録される。又この画素信号を液晶
パネル35に入力し、撮像領域の像を表示させる。ここ
で表示された像は両面ミラー31の裏面で反射され、反
転プリズム36により光学的に上下が反転される。撮像
レンズ30の外周部を経て入射された被写体の周辺領域
の像は、液晶パネル35で表示された撮像領域の像と合
成され、接眼レンズ37を通して撮像者の眼に届く。こ
うするとCCD33の走査領域を犠牲にしないで、ビュ
ーファイダの周辺視野を拡げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビューファインダの画
角設定を容易にした撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置(ビデオムービー)にお
けるビューファインダは、記録媒体に記録される撮像領
域の画像を表示するものが大半である。このため撮像領
域の周辺領域における画像はビューファインダ内の表示
装置に表示されず、一般のスチルカメラのようにビュー
ファインダから撮像領域の上下左右の周辺領域の画像を
を直接見ることができない。仮にCCD等の撮像素子に
おける走査領域を中央部と周辺部とに分割し、中央部の
画像を記録媒体に記録し、この領域を撮像領域として周
辺領域と併せてビューファインダに表示すると、CCD
等の全画素が記録に利用されず、画像の分解能が低下す
るという欠点が生じる。
【0003】このためCCDの画素を有効に利用し、撮
像領域と周辺領域との画像を同時に表示するビューファ
インダが設けられた撮像装置が提案されている。このよ
うなビューファインダを有する従来の撮像装置について
説明する。図10は第1の従来例における撮像装置の構
成を示す概念図である。
【0004】図10において先ず対象物体1の光が撮影
レンズ2を通してハーフミラー3に届く。ハーフミラー
3により光が二分され、一方は第1のイメージセンサ4
に、他方は第2のイメージセンサ6に入力される。イメ
ージセンサ4は、撮影レンズ1から届く光の中からその
一部分のみを受光し、処理回路5に画素信号を出力す
る。処理回路5は入力された画素信号をTV規格の画像
信号に変換し、回転シリンダの磁気ヘッドに信号を与
え、磁気テープに画像を記録する。又イメージセンサ6
もCCD等により構成され、撮影レンズ2から届く全て
の視野の光を受光する。即ちイメージセンサ4は撮像領
域の画像のみを処理するのに対し、イメージセンサ6は
撮像領域と周辺領域の全画像を処理する。従ってイメー
ジセンサ4よりも広い範囲の画像が合成回路8に出力さ
れる。
【0005】合成回路8は、イメージセンサ6で撮像さ
れた画像に、イメージセンサ4で撮像された領域を枠と
して合成する。ここで合成された画素信号は液晶パネル
等のディスプレイ9に出力される。そうするとディスプ
レイ9では、図示したように実線で示すイメージセンサ
6の出力画像に、破線で示すイメージセンサ4の撮像領
域が枠として表示される。
【0006】次に第2の従来例における撮像装置につい
て説明する。図11は第2の従来例の撮像装置の構成を
示す概念図である。図11において対象視野10は撮像
領域11を含む全景12とする。撮像領域11の光は光
学レンズ13を介し、CCD14に入射される。CCD
14は入射光を画素信号に変換するイメージセンサであ
り、その出力は処理回路15と表示制御回路16に与え
られる。処理回路15は画素信号をTV規格の画像信号
に変換する回路で、その出力は図示しない記録機構を介
して磁気テープに記録される。
【0007】一方、全景12の光は全景表示手段17に
入射される。全景表示手段17は全景12を光学的に表
示する表示スクリーンである。表示制御回路16はCC
D14の画素信号を表示パネル18の駆動信号に変換す
る回路で、その駆動信号は表示パネル18に与えられ
る。表示パネル18は撮像領域11の画像を表示するも
ので、液晶パネル等により構成される。そして全景表示
手段17の画像と表示パネル18の画像は表示板19に
分割して表示される。尚、表示板19は撮像装置のビュ
ーファインダに設けられる。
【0008】このように構成された第2の従来例におけ
る撮像装置の動作について簡単に説明する。撮像領域1
1の画像は光学レンズ13を通ってCCD14に入射さ
れ、画素信号が出力される。この画素信号は処理回路1
5及び表示制御回路16に入力される。処理回路15は
CCD14によって得られた撮像領域11の画像を磁気
テープに記録する。表示制御回路16は、画素信号を表
示パネル18の駆動信号に変換し、表示パネル18に出
力する。そして表示パネル18は撮像領域11の画像を
表示する。
【0009】一方、全景表示手段17はCCD14とは
独立した光学系をもち、全景12を表示する。そして表
示板19は表示パネル18及び全景表示手段17の双方
の画像の表示を行なう。表示板19に映し出される画像
は図12に示すようになる。図12において、実線で示
すビューファインダの枠20内には全景を表示する全景
表示窓21と、撮像領域を表示する撮像領域表示窓22
が設けられる。このように単一のビューファインダに撮
像領域と、その周辺領域を含んだ全景とを表示すること
ができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来例における撮像装置では、CCD等のイメージセン
サを2つ用いることが必要であり、撮像装置が高価なも
のとなってしまうという欠点があった。又、第2の従来
例における撮像装置では、CCDは1つで済む反面、ビ
ューファインダの表示板19に全景と撮像領域とを表示
する窓を2種類設けねばならない。このため撮像者にと
っては両方の画像を交互に見なければならないという欠
点があった。又この撮像装置では、独立した2つの光学
系を用いなければならず軽量化が困難となる。
【0011】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、撮像領域とその周辺画像を合成
した画像をビューファインダに表示することにより、撮
像者が容易に画角設定を行え、簡単な構成でしかも軽量
にできる撮像装置を実現することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明に
よれば、被写体を撮像する撮像レンズと、撮像レンズの
通過光のうち、撮像する領域を撮像領域とし、その周辺
部分の領域を周辺領域としたときに、撮像領域の光のみ
を反射する第1のミラーと、第1のミラーの反射光を受
光し、撮像領域の画像を走査して画素信号に変換するイ
メージセンサと、イメージセンサの出力を記録媒体の記
録信号に変換する処理回路と、イメージセンサの画素信
号が入力され、撮像領域の画像を表示する表示素子と、
表示素子で表示された画像を、撮像レンズからの周辺領
域の画像と同じ光軸上に反射させる第2のミラーと、第
2のミラーの反射光を周辺領域の画像と同方向の画像に
方向を反転させる反転プリズムと、撮像レンズからの周
辺領域の画像と反転プリズムの出力像とを合成し、撮像
者に表示する接眼レンズと、を具備することを特徴とす
るものである。
【0013】本願の請求項4の発明によれば、被写体を
撮像する撮像レンズと、撮像レンズの通過光のうち、撮
像する領域を撮像領域とし、その周辺部分の領域を周辺
領域としたときに、撮像領域の光のみを反射する第1の
ミラーと、第1のミラーの反射光を受光し、撮像領域の
画像を走査して画素信号に変換するイメージセンサと、
イメージセンサの出力を記録媒体の記録信号に変換する
処理回路と、イメージセンサの出力画像の方向を反転さ
せる反転回路と、反転回路の画素信号が入力され、撮像
領域の画像を表示する表示素子と、表示素子で表示され
た画像を、撮像レンズからの周辺領域の画像と同じ光軸
上に反射させる第2のミラーと、撮像レンズからの周辺
領域の画像と第2のミラーの反射像とを合成し、撮像者
に表示する接眼レンズと、を具備することを特徴とする
ものである。
【0014】本願の請求項7の発明によれば、被写体を
撮像する撮像レンズと、撮像レンズの通過光のうち、記
録画像として撮像される領域を撮像領域とし、その周辺
部分の領域を周辺領域としたときに、撮像領域の光のみ
を所定の比率で反射及び透過させるハーフミラーと、ハ
ーフミラーの反射光を受光し、撮像領域の画像を走査し
て画素信号に変換するイメージセンサと、イメージセン
サの出力を記録媒体の記録信号に変換する処理回路と、
撮像レンズからの周辺領域の画像とハーフミラーの透過
像とを合成し、撮像者に表示する接眼レンズと、を具備
することを特徴とするものである。
【0015】本願の請求項9の発明によれば、被写体を
撮像する撮像レンズと、撮像レンズの通過光のうち、記
録画像として撮像される領域を撮像領域とし、その周辺
部分の領域を周辺領域としたときに、撮像領域の光を反
射する撮像領域反射ミラーと周辺領域の光を所定の比率
で反射及び透過するハーフミラーとが一体に構成された
入力光反射透過ミラーと、入力光反射透過ミラーの反射
光を受光し、撮像領域の画像を走査して画素信号に変換
するイメージセンサと、イメージセンサの出力を記録媒
体の記録信号に変換する処理回路と、記録媒体に撮像領
域の画像を記録するとき処理回路の記録信号を出力し、
記録媒体に記録された画像信号を再生するとき再生画像
信号を出力する制御回路と、記録媒体に画像を記録する
とき、制御回路の画像信号を入力して撮像領域の画像を
中央部に表示し、記録媒体に記録された画像信号を再生
するとき、再生画像信号を全面に表示する表示素子と、
表示素子の画像を観察者に表示する接眼レンズと、を具
備することを特徴とするものである。
【0016】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1の発明
によれば、第1のミラーは撮像レンズの通過光のうち、
記録画像として撮像される撮像領域の光のみを反射す
る。イメージセンサは第1のミラーの反射光を受光し、
撮像領域の画像を走査して画素信号に変換する。そして
処理回路はイメージセンサの出力を記録媒体の記録信号
に変換する。又、表示素子はイメージセンサの画素信号
を入力し、撮像領域の画像を表示する。第2のミラーは
表示素子で表示された画像を、撮像レンズからの周辺領
域の画像と同じ光軸上に反射させる。次に反転プリズム
は第2のミラーの反射光を周辺領域の画像と同方向の画
像に方向を反転させる。そして接眼レンズは周辺領域の
画像と反転プリズムの出力像とを合成し、撮像者に表示
する。
【0017】又本願の請求項4の発明によれば、第1の
ミラーは撮像レンズの通過光のうち、記録画像として撮
像される撮像領域の光のみを反射する。イメージセンサ
は第1のミラーの反射光を受光し、撮像領域の画像を走
査して画素信号に変換する。そして処理回路はイメージ
センサの出力を記録媒体の記録信号に変換する。次に反
転回路はイメージセンサの出力画像の方向を反転させ
る。そして表示素子は反転回路の画素信号を入力し、撮
像領域の画像を表示する。第2のミラーは表示素子で表
示された画像を、撮像レンズからの周辺領域の画像と同
じ光軸上に反射させる。そして接眼レンズは周辺領域の
画像と表示素子の画像とを合成し、撮像者に表示する。
【0018】又本願の請求項7の発明によれば、ハーフ
ミラーは撮像レンズの通過光のうち、記録画像として撮
像される撮像領域の光のみを反射する。イメージセンサ
はハーフミラーの反射光を受光し、撮像領域の画像を走
査して画素信号に変換する。そして処理回路はイメージ
センサの出力を記録媒体の記録信号に変換する。次に接
眼レンズは撮像レンズからの周辺領域の画像とハーフミ
ラーの透過像とを合成し、撮像者に表示する。
【0019】更に本願の請求項9の発明によれば、入力
光反射透過ミラーは撮像レンズの通過光のうち、記録画
像として撮像される撮像領域の光の一部を反射する。イ
メージセンサは入力光反射透過ミラーの反射光を受光
し、撮像領域の画像を走査して画素信号に変換する。そ
して処理回路はイメージセンサの出力を記録媒体の記録
信号に変換する。制御回路は、記録媒体に撮像領域の画
像を記録するとき処理回路の記録信号を出力し、記録媒
体に記録された画像信号を再生するとき再生画像信号を
出力する。次に表示素子は、記録媒体に画像を記録する
とき制御回路の画像信号を入力して撮像領域の画像を中
央部に表示し、記録媒体に記録された画像信号を再生す
るとき再生画像信号を全面に表示する。そして接眼レン
ズは表示素子の画像を観察者に表示する。
【0020】
【実施例】本発明の第1実施例における撮像装置につい
て図1〜図3を参照しつつ説明する。図1は第1実施例
の撮像装置のビューファインダを含む光学系の構成を主
に示す説明図である。本図において被写体を含む対象視
野からの光は撮像レンズ30に入射される。撮像レンズ
30は被写体を撮像素子上に結像するレンズであり、例
えば広角レンズが使用される。撮像レンズ30を通過し
た光は両面ミラー31に入射される。両面ミラー31は
撮像レンズ30の光軸上に設置されるミラーで、その一
方の面は第1の反射面(第1のミラー)となり、その裏
面は第2の反射面(第2のミラー)となっている。両面
ミラー31はレンズの光軸に対し反射面の法線が45度
となるよう設置されている。更にレンズの光軸方向から
見た両面ミラー31の断面は撮像レンズ30の有効断面
より小さく、両面ミラー31は撮像領域の光のみを反射
する。
【0021】両面ミラー31の第1の反射面で反射され
た光は、片面ミラー32に入射される。片面ミラー32
は図に示す下面に反射層がコートされた第3のミラーで
あり、その反射光はCCD33に入射される。CCD3
3は入射面に結像された画像を画素信号に変換するイメ
ージセンサであり、その画素信号は処理回路34に与え
られる。処理回路34は画素信号をTV規格の画像信号
に変換する回路で、その出力は図示しない記録機構を介
して磁気テープに記録される。
【0022】又、CCD33の画素信号は液晶パネル3
5にも与えられる。液晶パネル35は画素信号を入力
し、撮像領域の画像を表示するモニタ用の表示素子であ
る。液晶パネル35に表示された画像の光は両面ミラー
31の第2の反射面で90度に曲げられ、撮像レンズ3
0の外周部から来る光と合成される。撮像レンズ30の
後方の光軸上に反転プリズム36が設置されている。反
転プリズム36は入射光の上下を反転させるミラーで、
複数の三角プリズムを接合することにより構成される。
レンズの光軸方向から見た反転プリズム36の断面はほ
ぼ両面ミラー31の有効断面と同一である。
【0023】反転プリズム36で反転した撮像領域の光
は撮像レンズ30の外周部から来た周辺領域の光と結合
されて、接眼レンズ37を経て人の眼に入射される。こ
こで少なくとも反転プリズム36と接眼レンズ37とは
ビューファインダ内に設置されている。
【0024】このように構成された第1実施例の撮像装
置の動作について説明する。撮影する被写体からの光は
撮像レンズ30に入射されると、所定の倍率だけズーム
される。この光のうち中央部の光は両面ミラー31の第
1の反射面で図の上方に反射される。第1の反射面は撮
像領域のみを反射するようになっており、周辺領域の像
はそのまま後方に直進する。次に第1の反射面で反射さ
れた光は片面ミラー32で更に反射され、CCD33に
結像される。この場合撮像レンズ30の像と両面ミラー
31で反射された像とは上下が反転している。更にここ
で反転した像が片面ミラー32で反射されると、撮像レ
ンズ30の出力像と同じ向きの像ができる。
【0025】さて、撮像レンズ30を通過した像は、本
来撮像している被写体と上下左右が反転しており、片面
ミラー32で反射される像も上下左右が反転することに
なる。従ってCCD33では本来撮像している被写体と
同方向になるようにスキャンされる。CCD33の出力
は処理回路34に出力されて、磁気テープ又は他の記録
媒体に記録される。
【0026】次に、CCD33の出力は液晶パネル35
にも入力され、CCD33で結像された画像、即ち撮像
レンズ30の中央部分の画像が表示される。液晶パネル
35で表示された画像は両面ミラー31の第2の反射面
によって反射される。ここで反射された像は撮像レンズ
30を通過した像に対して上下が反転している。このた
め反転像を元に補正するために反射光のみが反転プリズ
ム36に通される。ここで反転プリズムの動作原理を図
2を用いて説明する。
【0027】図2(a)は反転プリズム36Aの一例を
示す構成図である。入射面36aに入射された像は反射
面36b,36c,36dで反射され、出射面36eよ
り出射する。反転プリズム36内で入射されてから出射
されるまで反射が3回行なわれているので、画像は上下
反転されて出力される。図2(b)は他の反転プリズム
36Bの一例を示す構成図である。入射面36fから入
射した像は反射面36gで反射され、出射面36hより
出射する。この例では入射から出射までの間に反射が1
回だけ行なわれるので、入力像はちょうど上下反転され
て出力される。
【0028】このようにして反転プリズム36を通過し
た像は、撮像レンズ30を通過した周辺領域の像と同じ
方向の像となり、光学的に合成されて接眼レンズ37を
通って撮像者の眼に届く。このときのビューファインダ
を見たときの状態を図3に示す。図3において、ビュー
ファインダの視野38内には撮像領域39と周辺領域4
0の画像が写し出される。撮像領域39の像は液晶パネ
ル35で表示された像が両面ミラー31の第2の反射面
によって反射され、反転プリズム36を通過したもので
ある。又、周辺領域40の像は撮像レンズ30を通り、
そのまま接眼レンズ37に届いた像である。ここで液晶
パネル35に表示する画像の周囲を例えば白く発光させ
ると、撮像領域39の枠として利用できる。こうすると
撮像者が接眼レンズ37を通して像を見たときに、周囲
の景色の中に枠に囲まれた撮影領域を観察することがで
きる。
【0029】尚、本実施例において撮像レンズ30とし
て対象視野が広くなる広角レンズを用いたが、他のいか
なるズームレンズを用いても有効である。又、CCD3
3の画素信号を液晶パネル35に表示させたが、液晶パ
ネル35に限らず小型のCRT等の画像表示装置に表示
させてもよい。
【0030】次に本発明の第2実施例における撮像装置
について図4,図5を参照しつつ説明する。図4は第2
実施例の撮像装置のビューファインダを含む光学系の構
成を主に示す概念図である。本図において被写体を含む
対象視野からの光は撮像レンズ50に入射される。撮像
レンズ50は被写体を撮像素子上に結像するレンズであ
り、例えばズーム機能を有する広角レンズが使用され
る。撮像レンズ50を通過した光は第1実施例と同様の
第1のミラーと第2のミラーが一体に形成された両面ミ
ラー51に入射される。
【0031】両面ミラー51の第1の反射面で反射され
た光は、第3のミラーである片面ミラー52に入射され
る、更にその反射光はイメージセンサであるCCD53
に入射される。CCD53に結像された画像の画素信号
は図1と同様の処理回路54に与えられる。
【0032】さて第1実施例と異なり、CCD53の画
素信号は反転回路55を通して液晶パネル56に与えら
れる。反転回路55は画素信号の左右を反転させる回路
である。液晶パネル56は反転された画素信号を入力
し、撮像領域の画像を表示するモニタ用の表示素子であ
る。液晶パネル56に表示された画像の光は両面ミラー
51の第2の反射面で90度に曲げられ、撮像レンズ5
0の外周部から来る光と合成され、接眼レンズ57を介
して撮像装置の使用者の眼に入射される。
【0033】このように構成された第2実施例の撮像装
置の動作について説明する。被写体の光は撮像レンズ5
0に入射される。所定の倍率だけズームされた像は両面
ミラー51の第1の反射面で反射される。この両面ミラ
ー51の第1の反射面は撮像レンズ50の中央部、即ち
撮像領域のみを反射する。又周辺領域の像はそのまま直
進する。両面ミラー51で反射された像は片面ミラー5
2で再度反射され、CCD53に入射される。この際、
撮像レンズ50の像と両面ミラー51で反射された像と
は上下反転しているが、片面ミラー52で反射されるこ
とにより撮像レンズ50の出力像と同じ向きの像とな
る。撮像レンズ50を通過した像は本来撮像している像
と上下左右が反転しており、片面ミラー52で反射され
る像も上下左右が反転している。このためCCD53で
は本来撮像している像と同方向になるようにスキャンさ
れる。CCD53の出力は処理回路54に入力され、画
像が記録媒体に記録される。
【0034】さてCCD53の出力は反転回路55にも
入力され、像の左右反転処理が行なわれる。ここで反転
回路55の動作について図5を用いて説明する。図5は
1フレーム又は1フィールドの画素信号の走査順序を示
す説明図である。CCD53からの画素信号は図5の点
aから順に反転回路55に入力される。反転回路55は
ラインメモリを備え、ある時刻において点aから点gま
でのデータが格納されている状態で、点hの画素信号が
CCD53から入力されたとする。そうすると反転回路
55からは点gの画素信号が出力される。次の時刻にお
いて点iの画素信号が入力されると、反転回路55から
は点fの画素信号が出力される。このように引き続き点
jから点nまでの画素信号が順にCCD53から入力さ
れると、反転回路55からは点eから点aまでの画素信
号が順に出力される。同様にして次に点oが入力される
と点nが、点pが入力されると点mが順次出力される。
このように反転回路55では、ラインメモリを使うこと
によりラインの反転即ち左右の反転処理が容易に行なわ
れる。
【0035】反転回路55において左右反転された像
は、液晶パネル56で再生される。この再生された像
は、両面ミラー51の第2の反射面で反射される。ここ
で撮像レンズ50から入射された周辺領域の像は、両面
ミラー51で反射されずに通過し、両面ミラー51の第
2の反射面で反射された像と合成される。この際、撮像
レンズ50の出力像は本来撮像しようとしている像に対
して上下左右反転した像であり、両面ミラー51の第1
の反射面で反射された像は反転回路55で左右が反転さ
れる。又液晶パネル56の画像は両面ミラー51の第2
の反射面で上下が反転されるので、双方とも同方向の像
が合成される。この合成された像は接眼レンズ57を通
して撮像者の眼に届く。
【0036】ビューファインダを実際に観察したときに
見える画像の様子は図3に示したものと同一である。こ
こでも液晶パネル56に表示する画像の周囲を白く発光
させるなどして枠を表示しておくと、撮像者が接眼レン
ズを通してみたときに、周囲の景色の中に枠に囲まれた
撮像領域39を観察することができる。
【0037】次に本発明の第3実施例における撮像装置
について図6,図7を参照しつつ説明する。図6は第3
実施例の撮像装置のビューファインダを含む光学系の構
成を主に示す概念図である。本図において被写体を含む
対象視野からの光は第1又は第2実施例と同様の撮像レ
ンズ60に入射される。撮像レンズ60を通過した光は
ハーフミラー61に入射される。ハーフミラー61は入
射光の大半を反射し、その残りを透過するミラーであ
る。
【0038】ハーフミラー61の反射面で反射された光
は、第1及び第2実施例と同様に片面ミラー62に入射
され、更にその反射光はイメージセンサであるCCD6
3に入射され、CCD63に結像された画像の画素信号
は処理回路64に与えられる。
【0039】一方、ハーフミラー61を透過した光は枠
65を介して接眼レンズ66に入射される。枠65はハ
ーフミラー61と接眼レンズ66間の光軸上に設置され
た枠表示パネルに描かれた枠であり、撮像領域と周辺領
域の画像を光学的に区別するために設けられる。そして
撮像レンズ60の外周部から来る光とハーフミラー61
を透過した光は合成され、接眼レンズ66を介して撮像
装置の使用者の眼に入射される。
【0040】このように構成された第3実施例の撮像装
置の動作について説明する。被写体の光は撮像レンズ6
0に入射されると、所定の倍率だけズームされた像のう
ち中央部の像がハーフミラー61で反射される。この
際、ハーフミラー61では反射光と透過光との比率は
7:3程度にし、CCD63へ送られる光の割合を大き
くしておく。ここでハーフミラー61の有効断面は撮像
レンズ60の有効径よりも小さいので、周辺領域の像は
ハーフミラー61による反射は行なわれず、その光は通
過する。即ち撮像レンズ60を通過した中央部の画像は
撮像領域としてCCD63に送られ、撮像領域及び周辺
領域双方とも接眼レンズ66の方に送られる。
【0041】CCD63に入力される像は、ハーフミラ
ー61で反転され、片面ミラー62で再び反転されてい
るので、本来撮像する像と同じ方向にスキャンすること
ができる。CCD63に入射された像は画素信号に変換
された後、処理回路64に入力されて記録媒体に画像が
記録される。
【0042】ビューファインダを見たときの状態を図7
に示す。本図において、ビューファインダの視野67内
には撮像領域68と周辺領域69の画像が写し出され、
その境界に枠70も表示される。撮像領域68の画像は
撮像レンズ60からハーフミラー61を通過した像で、
CCD63において撮像されている領域である。周辺領
域69は撮像レンズ60から直接届いた像である。又枠
70は光軸上の枠65により光学的に生成された枠であ
り、撮像領域68と周辺領域69との境界を示してい
る。
【0043】次に本発明の第4実施例における撮像装置
について図8,図9を参照しつつ説明する。図8は第4
実施例の撮像装置のビューファインダを含む光学系の構
成を主に示す概念図である。本図において被写体を含む
対象視野からの光は第1〜第3実施例と同様の撮像レン
ズ80に入射される。撮像レンズ80を通過した光はミ
ラー81に入射される。ミラー81は中央に両面ミラー
82が形成され、周辺部にハーフミラー83が形成され
た入力光反射透過ミラーである。両面ミラー82の第1
の反射面は撮像レンズ80の中央部を通過する光を反射
し、第2の反射面は光源84からの照明光を反射するも
のである。又ハーフミラー83は撮像レンズ80の外周
部を通過する光を透過させると共に、光源84の光を反
射するミラーである。
【0044】光源84はミラー81の下方に設けられ、
液晶パネル85にバックライトを与える光源であり、中
央部と全体が切換られて点灯することができる。ミラー
81の上方に片面ミラー87が設けられ、ここで反射さ
れた光はイメージセンサであるCCD88に入射される
ことは第1〜第3実施例と同様である。CCD88の画
素信号は処理回路89と制御回路90に与えられる。処
理回路89はCCD88の画素信号をTV規格の画像信
号に変換する回路で、記録モードではその出力は図示し
ない記録機構を介して磁気テープに記録され、再生モー
ドでは画像信号が制御回路90に与えられる。制御回路
90はCCD88の画素信号が与えられたり、磁気テー
プから再生時の画像信号が入力されると、液晶パネル8
5の駆動信号を生成する回路で、その駆動信号は液晶パ
ネル85に与えられる。
【0045】液晶パネル85は撮像領域と周辺領域との
画像を表示する表示素子であり、撮像装置が記録モード
の場合には、その周辺部は画像が表示されず透明にな
る。又再生モードの場合は全面に再生画像が表示され
る。
【0046】このように構成された第4実施例の撮像装
置の動作について説明する。被写体の光は撮像レンズ8
0に入射されると、所定の倍率だけズームされた像のう
ち、中央部の撮像領域の像が全面ミラー82で反射され
る。ここで反射された像は片面ミラー87により再び反
射され、CCD88に入射される。CCD88で受光さ
れた像は画素信号に変換され、処理回路89に送られ記
録処理が行なわれる。
【0047】一方、撮像レンズ80を通過した周辺領域
の像はハーフミラー83を通過し、液晶パネル85へと
送られる。ミラー81は図9(a)に示すように、円形
の領域91と矩形の領域92を有している。ハーフミラ
ー83の光は領域91を透過し、両面ミラー82の光は
領域92で反射される。さて撮像レンズ80を通過した
光の中央部分、即ち撮像領域の画像がCCD88に送ら
れ、周辺領域の画像は領域91で一部反射され、残りは
液晶パネル85の方へ通過する。
【0048】CCD88の画素信号は制御回路90にも
送られ、記録モードではCCD88で撮像された画像は
液晶パネル85で表示される。ここで表示された状態を
図9(b)に示す。図9(b)において円形のビューフ
ァインダの視野91には、矩形の液晶パネルの表示領域
92が設けられ、周辺領域の表示領域93と、撮像領域
の表示領域94とに区分される。ここでは制御回路90
の出力は表示領域92に表示され、表示領域93には何
も表示されず透明の状態となる。即ち液晶による像の表
示は撮像領域のみで、周辺領域はハーフミラー83を通
過した像がそのまま表示領域93を通過して表示され
る。こうすると撮像者にとっては視野91全体に撮像領
域の画像と周辺領域の画像を観察することができる。こ
の際の液晶による表示領域94が暗い場合、バックライ
トが必要であり、光源84の中央部が点灯される。この
バックライトは両面ミラー82の第2の反射面で反射さ
れ、液晶パネル85の画像を明るくする。
【0049】一方、撮像装置が再生モードにあるとき、
処理回路89を介して磁気テープから再生画像が出力さ
れ、その画像信号が制御回路90に入力される。再生時
には制御回路90は液晶パネル85の画面全体に、即ち
図9の表示領域92に再生画像を表示する。この際のバ
ックライトは光源84の全体が発光することにより出力
される。尚、本実施例において液晶パネル85はミラー
81と接眼レンズ86との間に配置したが、光源84と
ミラー81との間に配置しても同様の効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、撮像レン
ズによって被写体を含む撮像領域とその周辺領域の画像
を撮像し、その通過光を第1及び第2ミラー、ハーフミ
ラー、又は入力光反射透過ミラーに入射させることによ
り、イメージセンサに撮像領域の画像のみを与えること
ができる。又周辺領域の画像は前述のミラーの裏面を介
して撮像領域の画像と合成され、接眼レンズを通して撮
像者の眼に入る。このためイメージセンサの全範囲が記
録媒体に記録する画像信号として利用され、撮像領域の
画像の分解能が向上する。又ビューファンダから被写体
の周辺部が見えるので、撮像者は画角設定を容易に行な
うことができる。更にイメージセンサは1つのみであ
り、又光路も一本のみであるので、簡単な構成でしかも
安価な撮像装置を実現できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における撮像装置の構成を
示す概念図である。
【図2】第1実施例の撮像装置に用いられる反転プリズ
ムの説明図である。
【図3】第1実施例の撮像装置のビューファインダにお
ける表示画像の模式図である。
【図4】本発明の第2実施例における撮像装置の構成を
示す概念図である。
【図5】第2実施例の撮像装置に用いられる反転回路の
説明図である。
【図6】本発明の第3実施例における撮像装置の構成を
示す概念図である。
【図7】第3実施例の撮像装置のビューファインダにお
ける表示画像の模式図である。
【図8】本発明の第4実施例における撮像装置の構成を
示す概念図である。
【図9】(a)は第4実施例の撮像装置に用いられるミ
ラーの模式図であり、(b)はビューファインダにおけ
る表示画像の模式図である。
【図10】第1の従来例における撮像装置の構成を示す
概念図である。
【図11】第2の従来例における撮像装置の構成を示す
概念図である。
【図12】第2の従来例の撮像装置において、ビューフ
ァインダに表示される画像の説明図である。
【符号の説明】
30,50,60,80 撮像レンズ 31,51,82 両面ミラー 32,52,62,87 片面ミラー 33,53,63,88 CCD 34,54,64,89 処理回路 35,56,85 液晶パネル 36 反転プリズム 36a,36f 入射面 33b〜36d,36g 反射面 36e,36h 出射面 37,57,66,86 接眼レンズ 38,67,91 視野 39,68 撮像領域 40,69 周辺領域 55 反転回路 61,83 ハーフミラー 65,70 枠 81 ミラー 84 光源 90 制御回路 92〜94 表示領域

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像する撮像レンズと、 前記撮像レンズの通過光のうち、撮像する領域を撮像領
    域とし、その周辺部分の領域を周辺領域としたときに、
    前記撮像領域の光のみを反射する第1のミラーと、 前記第1のミラーの反射光を受光し、撮像領域の画像を
    走査して画素信号に変換するイメージセンサと、 前記イメージセンサの出力を記録媒体の記録信号に変換
    する処理回路と、 前記イメージセンサの画素信号が入力され、前記撮像領
    域の画像を表示する表示素子と、 前記表示素子で表示された画像を、前記撮像レンズから
    の周辺領域の画像と同じ光軸上に反射させる第2のミラ
    ーと、 前記第2のミラーの反射光を前記周辺領域の画像と同方
    向の画像に方向を反転させる反転プリズムと、 前記撮像レンズからの周辺領域の画像と前記反転プリズ
    ムの出力像とを合成し、撮像者に表示する接眼レンズ
    と、を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のミラーと前記イメージセンサ
    との間に画像の方向を反転させる第3のミラーを設け、 前記イメージセンサをCCDとし、 前記表示素子を液晶パネルとすることを特徴とする請求
    項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のミラーと前記第2のミラーと
    を表裏一体の両面ミラーとして構成したものであること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 被写体を撮像する撮像レンズと、 前記撮像レンズの通過光のうち、撮像する領域を撮像領
    域とし、その周辺部分の領域を周辺領域としたときに、
    前記撮像領域の光のみを反射する第1のミラーと、 前記第1のミラーの反射光を受光し、撮像領域の画像を
    走査して画素信号に変換するイメージセンサと、 前記イメージセンサの出力を記録媒体の記録信号に変換
    する処理回路と、 前記イメージセンサの出力画像の方向を反転させる反転
    回路と、 前記反転回路の画素信号が入力され、前記撮像領域の画
    像を表示する表示素子と、 前記表示素子で表示された画像を、前記撮像レンズから
    の周辺領域の画像と同じ光軸上に反射させる第2のミラ
    ーと、 前記撮像レンズからの周辺領域の画像と前記第2のミラ
    ーの反射像とを合成し、撮像者に表示する接眼レンズ
    と、を具備することを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のミラーと前記イメージセンサ
    との間に画像の方向を反転させる第3のミラーを設け、 前記イメージセンサをCCDとし、 前記表示素子を液晶パネルとすることを特徴とする請求
    項4記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のミラーと前記第2のミラーと
    を表裏一体の両面ミラーとして構成したものであること
    を特徴とする請求項4又は請求項5記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 被写体を撮像する撮像レンズと、 前記撮像レンズの通過光のうち、記録画像として撮像さ
    れる領域を撮像領域とし、その周辺部分の領域を周辺領
    域としたときに、前記撮像領域の光のみを所定の比率で
    反射及び透過させるハーフミラーと、 前記ハーフミラーの反射光を受光し、撮像領域の画像を
    走査して画素信号に変換するイメージセンサと、 前記イメージセンサの出力を記録媒体の記録信号に変換
    する処理回路と、 前記撮像レンズからの周辺領域の画像と前記ハーフミラ
    ーの透過像とを合成し、撮像者に表示する接眼レンズ
    と、を具備することを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記撮像レンズの通過光のうち、撮像領
    域と周辺領域との境界を示す枠を表示する枠表示パネル
    を前記接眼レンズの前方に設けたことを特徴とする請求
    項7記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 被写体を撮像する撮像レンズと、 前記撮像レンズの通過光のうち、記録画像として撮像さ
    れる領域を撮像領域とし、その周辺部分の領域を周辺領
    域としたときに、前記撮像領域の光を反射する撮像領域
    反射ミラーと周辺領域の光を所定の比率で反射及び透過
    するハーフミラーとが一体に構成された入力光反射透過
    ミラーと、 前記入力光反射透過ミラーの反射光を受光し、撮像領域
    の画像を走査して画素信号に変換するイメージセンサ
    と、 前記イメージセンサの出力を記録媒体の記録信号に変換
    する処理回路と、 記録媒体に撮像領域の画像を記録するとき前記処理回路
    の記録信号を出力し、前記記録媒体に記録された画像信
    号を再生するとき再生画像信号を出力する制御回路と、 前記記録媒体に画像を記録するとき、前記制御回路の画
    像信号を入力して前記撮像領域の画像を中央部に表示
    し、前記記録媒体に記録された画像信号を再生すると
    き、再生画像信号を全面に表示する表示素子と、 前記表示素子の画像を観察者に表示する接眼レンズと、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記入力光反射透過ミラーの裏面に向
    けて照射され、前記表示素子のバックライト光を与える
    光源と、を具備することを特徴とする請求項9記載の撮
    像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2357924A (en) * 1999-10-28 2001-07-04 Hewlett Packard Co Viewfinder for a digital camera

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