JPH07154504A - 無線通信機能付き電話機 - Google Patents

無線通信機能付き電話機

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JPH07154504A
JPH07154504A JP29873893A JP29873893A JPH07154504A JP H07154504 A JPH07154504 A JP H07154504A JP 29873893 A JP29873893 A JP 29873893A JP 29873893 A JP29873893 A JP 29873893A JP H07154504 A JPH07154504 A JP H07154504A
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JP
Japan
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signal
dial
cordless
dial pulse
data
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JP29873893A
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Koichi Kobayashi
浩一 小林
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ダイヤルパルス信号を用いてコード
レス電話の親子機間を経由して公衆回線にオートダイヤ
ルすることを可能とする。 【構成】親機と子機によって構成されるコードレス電話
機において、子機は、パソコン18とデータ通信用モデ
ム16を介して接続可能なマイク・イヤホンジャック3
8と、パソコン18によってデータ通信用モデム16か
ら送出されたダイヤルパルス信号を検出してデコードす
るダイヤルパルスデコーダ34と、デコードされたデー
タをマイコン32によって処理可能な信号に変換する信
号変換器35と、信号変換器35からの信号を所定のプ
ロトコルによって親機に送出するための信号に変換する
マイコン32とを備え、親機は、ダイヤル信号を解読す
るマイコン23と、解読結果に基づいてダイヤルパルス
信号を公衆回線14に送出するスピーチネットワーク2
1とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信機能付き電話
機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、公衆回線に接続された親機と子
機によって構成されるコードレス電話機では、コードレ
ス子機から公衆回線に接続された相手に電話をかける場
合、まず子機の「外線ボタン」が押される。「外線ボタ
ン」が押されると、コードレス親子機間の通信チャンネ
ルが確立され、さらに公衆回線と接続されてダイヤルト
ーンが発せられる。ここで、コードレス子機は、ダイヤ
ルボタンが押されると、親子機間で定められた特別なプ
ロトコル(ローカルコマンド)に従って、入力された電
話番号をコードレス親機に送信する。
【0003】コードレス親子機間では、MCA(Multi
channel access)方式によって通信が行なわれる。MC
A方式では、1つの制御用チャンネルでの制御信号の送
受によって、複数の通話用チャンネルから親子機間で使
用するチャンネルが確保される。
【0004】コードレス親機は、接続された公衆回線
(トーン回線、ダイヤルパルス回線)に応じて、受信し
た信号を解読して受信信号に相当する番号の信号(DT
MF(Dual Tone Multi Frequency )信号またはダイヤ
ルパルス信号)を公衆回線に送出する。これにより、コ
ードレス子機から、コードレス親機、公衆回線を介して
電話をかけることができる。
【0005】ところで、近年では、パーソナルコンピュ
ータを公衆回線に接続してデータ伝送を行なう、例えば
パソコン通信が盛んに行なわれている。この場合、パー
ソナルコンピュータは、データ通信用モデム、電話機を
介して公衆回線と接続される。多くの場合、パーソナル
コンピュータに接続されたデータ通信用モデムは、公衆
回線と直接接続された電話機、つまりコードレス電話機
であれば親機側に接続されて使用されることが多い。
【0006】この構成の場合、公衆回線に応じてデータ
通信用モデムからDTMF信号またはダイヤルパルス信
号を送出することで、直接、公衆回線を介して電話する
ことが可能であるので、公衆回線がトーン回線、ダイヤ
ル回線の何れであってもパーソナルコンピュータによる
オートダイヤルが可能となる。
【0007】また、前述した構成に対して、コードレス
子機側にパーソナルコンピュータを接続して、データ伝
送する構成も考えられる。コードレス子機に接続する構
成では、コードレス子機に設けられているマイク・イヤ
ホンジャックに、データ通信用モデムを介してパーソナ
ルコンピュータを接続する。
【0008】コードレス電話機の親子機間の通信プロト
コルは、音声通話を目的として設計されているので、音
声帯域のみで通話が可能となっている。従って、この構
成の場合、公衆回線がトーン回線であって、データ通信
用モデムの出力信号がDTMF信号であれば、パーソナ
ルコンピュータによるオートダイヤルを実行することに
より、公衆回線にダイヤル信号を送出することが可能で
ある。すなわち、DTMF信号は、音声帯域の信号であ
るため、親子機間の通話チャンネルを通って、直接、ト
ーン回線(公衆回線)につながり、オートダイヤル機能
が実行される。
【0009】しかしながら、公衆回線がダイヤル回線で
あって、データ通信用モデムの出力信号がダイヤルパル
ス信号であると、オートダイヤルを実現することができ
ない。すなわち、ダイヤルパルス信号は、直流回路であ
る公衆回線(ダイヤルパルス回線)の接続を、電話番号
に応じた回数を断続的にオン/オフすることによって発
生されるものであるため、無線区間である親子機間では
パルス信号を伝送することができないためである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のコー
ドレス電話機では、ダイヤルパルス信号をコードレス子
機に入力してパソコン通信等におけるオートダイヤル機
能を実行しても、ダイヤルパルス信号をコードレス親機
に伝送することができないために、公衆回線を介して相
手先との間で通話(データ通信)可能な状態にすること
ができなかった。
【0011】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、ダイヤルパルス信号を用いてコードレス電
話の親子機間を経由して公衆回線にオートダイヤルする
ことが可能な無線通信機能付き電話機を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、公衆回線に接
続された親機、及び子機によって構成されるコードレス
電話機において、前記子機は、外部の情報処理機器とデ
ータ通信用モデムを介して接続可能なインタフェース
と、前記インタフェースに接続された前記情報処理機器
によって前記データ通信用モデムから送出されたダイヤ
ルパルス信号を検出すると共に、前記ダイヤルパルス信
号が表わす電話番号を示すデータに変換するダイヤルパ
ルス変換手段と、前記ダイヤルパルス変換手段によって
得られたデータをもとに前記電話番号の情報を含むダイ
ヤル信号を作成して、所定のプロトコルによって前記親
機に送出する制御手段とを具備し、前記親機は、前記所
定のプロトコルによって送出された前記ダイヤル信号に
基づいて、ダイヤルパルス信号を前記公衆回線に送出す
る送出手段を具備したことを特徴とする。
【0013】
【作用】このような構成によれば、コードレス子機に接
続された情報処理機器のデータ通信用モデムから出力さ
れたダイヤルパルス信号、すなわち公衆回線に送出すべ
き信号が、親子機間で電話機能を可能にする所定のプロ
トコルで送信可能な制御データ(ダイヤル信号)に変換
されて、子機から親機に対して送信される。親機では、
制御データ(ダイヤル信号)に応じたダイヤルパルス信
号を公衆回線に送出することで、コードレス子機を介し
た情報処理機器からのオートダイヤル機能が実現され
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本実施例に係わる無線通信機能付き電話
機の構成を示すブロック図である。図1に示すように無
線通信機能付き電話機は、コードレス親機10、コード
レス子機12によって構成されている。
【0015】コードレス親機10は、公衆回線14に接
続されている。コードレス子機12は、データ通信用モ
デム16を介してパーソナルコンピュータ18(以下、
パソコンと称する)に接続されている。
【0016】コードレス親機10は、無線ユニット2
0、スピーチネットワーク21、親子機間用モデム2
2、マイクロコンピュータ23(以下、マイコンと称す
る)、ダイヤルボタン24、マイク25、及びスピーカ
26が設けられている。
【0017】無線ユニット20は、コードレス子機12
に設けられた無線ユニット30との間で、所定のプロト
コルによってデータの送受信を行なう。本実施例では、
MCA(Multi channel access)方式によって通信を行
なうものとする。すなわち、制御チャンネルを通して送
られる発呼信号に応じて、複数の通話チャンネルから通
話に使用すべき通話チャンネルを指定することにより、
通信チャンネルが確立される。
【0018】スピーチネットワーク21は、電話機能を
実現するための機能が設けられた公衆回線14とのイン
タフェースであり、無線ユニット20を介したコードレ
ス子機12による通話(データ通信)や、マイク25及
びスピーカ26を用いたコードレス親機10による通話
を介するものである。スピーチネットワーク21は、マ
イコン23によって制御されており、所定のコマンドに
応じて公衆回線14に対してダイヤルパルス信号または
トーン信号を送出することができる。
【0019】親子機間用モデム22は、コードレス子機
12との間で信号の送受を行なうためのもので、無線ユ
ニット20を介して得られたコードレス子機12からの
信号の復調や、マイコン23から出力されるコードレス
子機12に送出すべき信号の変調を行なう。
【0020】マイコン23は、親子機間用モデム22に
よる復調によって得られたコードレス子機12からの制
御データ(後述する)の解読、ダイヤルボタン24のボ
タンが押されることによって発生する信号の検出、スピ
ーチネットワーク21との各種情報の授受(各種コマン
ドの送出、呼び出しの通知等)等を行なう。
【0021】制御データは、コードレス電話機に設けら
れた機能を実現するための、コードレス親機10とコー
ドレス子機12との間で送受されるコマンド(信号)で
ある。本実施例において用いる制御データは、データ通
信用モデム16から出力されたダイヤルパルス信号に応
じて、コードレス子機12からコードレス親機10に出
力される、相手先電話番号の情報を含むダイヤル信号
(コマンド)とする。
【0022】ダイヤルボタン24は、コードレス親機1
0からダイヤルする際に用いられるもので、0〜9まで
の数字ボタン、「*」「#」ボタンの他に、外線(公衆
回線14)か内線(コードレス子機12)の何れにダイ
ヤルするかなどの各種機能ボタンを含んでいる。
【0023】マイク25は、スピーチネットワーク21
に接続されており、通話相手に送出する音声を入力する
ものである。スピーカ26は、スピーチネットワーク2
1に接続されており、通話相手からの音声を出力するも
のである。
【0024】コードレス子機12は、無線ユニット3
0、親子機間用モデム31、マイコン32、ダイヤルボ
タン33、ダイヤルパルスデコーダ34、信号変換器3
5、マイク36、スピーカ37、及びマイク・イヤホン
ジャック38によって構成されている。
【0025】無線ユニット30は、コードレス親機10
に設けられた無線ユニット20との間で、所定のプロト
コルによってデータの送受信を行なう。親子機間用モデ
ム31は、コードレス親機10との間で信号の送受を行
なうためのもので、無線ユニット30を介して得られた
コードレス親機10からの信号の復調や、マイコン32
から出力されるコードレス親機10に送出すべき信号の
変調を行なう。
【0026】マイコン32は、親子機間用モデム31に
よる復調によって得られたコードレス親機10からの制
御データの解読、ダイヤルボタン33のボタンが押され
ることによって発生する信号の検出、データ通信用モデ
ム16から出力されたダイヤルパルス信号に応じた信号
変換器35からの信号の検出等を行なう。
【0027】ダイヤルボタン33は、コードレス子機1
2からダイヤルする際に用いられるもので、0〜9まで
の数字ボタン、「*」「#」ボタンの他に、外線(公衆
回線14)か内線(コードレス子機12)の何れにダイ
ヤルするかなどの各種機能ボタンを含んでいる。
【0028】ダイヤルパルスデコーダ34は、データ通
信用モデム16から出力されたダイヤルパルス信号を検
出し、この信号をデコードすることによって電話番号を
表わす数値列のデータに変換する。
【0029】信号変換器35は、ダイヤルパルスデコー
ダ34によるデコード結果に応じて、マイコン32がダ
イヤルボタン33から検出する信号と同一の信号を発生
してマイコン32に出力する。
【0030】マイク36は、無線ユニット30に接続さ
れており、通話相手(コードレス親機10または公衆回
線14を介して)に送出する音声を入力するものであ
る。スピーカ37は、無線ユニット30に接続されてお
り、通話相手からの音声を出力するものである。
【0031】マイク・イヤホンジャック38は、マイク
またはイヤホンジャックを接続するため、さらにデータ
通信用のデータ通信用モデム16(後述する)を接続す
るためのものである。マイク・イヤホンジャック38
は、無線ユニット30、親子機間用モデム31、及びダ
イヤルパルスデコーダ34と接続されている。
【0032】データ通信用モデム16は、パソコン18
によるデータ通信用のもので、マイク・イヤホンジャッ
ク38との間が専用ケーブル39によって接続されてい
る。パソコン18は、コードレス子機12、コードレス
親機10、及び公衆回線14を介してデータ通信等を行
なう。パソコン18からはオートダイヤル機能によって
公衆回線14を介して相手先との接続を行なう。
【0033】次に、本実施例の動作について、図2に示
すフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、
パソコン18によるオートダイヤル機能によって、コー
ドレス子機12を介してダイヤル回線である公衆回線1
4に電話をかける動作について説明する。
【0034】通常、コードレス子機12から外線電話を
かける場合、まず、コードレス子機12のダイヤルボタ
ン33で、外線通話(公衆回線との接続)をすることを
指示するための外線ボタンが押される(ステップS
1)。
【0035】無線ユニット20は、コードレス親子機間
のプロトコル制御のために、制御チャンネルを監視し、
コードレス子機12とコードレス親機10との間の制御
チャンネルの空き状態を判別する(ステップS2)。
【0036】制御チャンネルが空いていない場合、制御
チャンネルの空き状態をチェックするルーチンに移行す
る(ステップS3)。すなわち、コードレス子機10側
は、制御チャンネルが空くまで待ち状態となる。
【0037】制御チャンネルが空いている場合、コード
レス子機12から発呼信号がコードレス親機10に送出
される。コードレス親機10は、通信チャンネルを確立
するルーチンへ移行する。すなわち、コードレス子機1
2とコードレス親機10との間の通話チャンネルの空き
状態を判別する(ステップS4)。
【0038】ここで、通話チャンネルが空いていない場
合、通話チャンネルの空き状態をチェックするルーチン
に移行し、通話チャンネルが空くまで待ち状態となる
(ステップS5)。
【0039】また、通話チャンネルが空いていれば、回
線接続をするルーチンへ移行する。コードレス親機10
は、コードレス子機12に対して、発呼応答信号と共に
使用すべき通話チャンネルを指定するデータを送出す
る。
【0040】こうして、親子機間の通信プロトコルが確
立され、さらに通話チャンネルが確立されると、コード
レス子機12がコードレス親機10を介して公衆回線1
4に接続した状態となる。この時、コードレス子機12
のスピーカ37からは発信音(ダイヤルトーン)が出力
され、通話先の電話番号の入力待ちの状態となる(ステ
ップS6)。
【0041】ここで、パソコン18(で実行されるパソ
コン通信用の通信ソフトウェア)によって、ダイヤル回
線である公衆回線14に対するオートダイヤル機能が実
行されるものとする。
【0042】パソコン18からオートダイヤル機能によ
って公衆回線14と接続し、パソコン通信しようとする
場合、コードレス親機10に接続されている公衆回線1
4がダイヤルパルス回線を使用していれば、データ通信
用モデム16からの出力信号はダイヤルパルス信号を出
力することになる。
【0043】データ通信用モデム16から通信先の電話
番号がダイヤルパルス信号として出力されると、専用ケ
ーブル39、マイク・イヤホンジャック38を介してダ
イヤルパルスデコーダ34に入力される。この際、ダイ
ヤルパルス信号は、無線ユニット30を介して、コード
レス親機10に送出されない。
【0044】ダイヤルパルスデコーダ34は、データ通
信用モデム16からのダイヤルパルス信号を検出すると
(ステップS7)、この信号をデコードし、電話番号を
表わす数値列のデータに変換する。
【0045】信号変換器35は、ダイヤルパルスデコー
ダ34によってデコードされた結果について、マイコン
32において処理可能な形式の信号に変換する(ステッ
プS8)。
【0046】信号変換器35によって得られる信号は、
ダイヤルボタン33のボタンが押されることにより発生
されてマイコン32によって検出されるダイヤル信号と
同じものである。通常、マイコン32は、ダイヤルボタ
ン33の何れのボタンが押されているかを検出するため
に、所定の配列で設けられた複数のボタンを順次走査し
ている。マイコン32は、ボタンが押されていることを
示す信号が検出された走査のタイミングからボタンを特
定している。
【0047】信号変換器35は、コードレス子機12の
ダイヤルボタン33から入力される信号と同じ信号を、
所定のタイミングでマイコン32に出力する。これによ
り、コードレス子機12のマイコン32は、ダイヤルボ
タン33によってダイヤルされたと同じ状態となり、同
じように処理することが可能となる。
【0048】マイコン32は、信号変換器35からのダ
イヤル番号を示す信号に応じて、コードレス親機10に
送信するためのダイヤル信号を親子機間用モデム31に
出力する。親子機間用モデム31は、制御データを親子
機間で送信可能な信号に変換し、無線ユニット30に送
出する。ダイヤル信号(制御データ)は、無線ユニット
30,20、及び親子機間用モデム22を介してマイコ
ン23に入力される(ステップS9)。
【0049】マイコン23は、ダイヤル信号(制御デー
タ)を解読して、相手先電話番号を判別する。マイコン
23は、判別結果に応じて、相手先電話番号のダイヤル
パルス信号を出力させる命令をスピーチネットワーク2
1に出力する(ステップS10)。
【0050】スピーチネットワーク21は、マイコン2
3からの命令に従って、相手先電話番号のダイヤルパル
ス信号を、公衆回線14に送出する(ステップS1
2)。なお、ステップS8において、ダイヤルパルスデ
コーダ34によって、データ通信用モデム16から送出
されたダイヤルパルス信号が検出されなかった場合、パ
ソコン18によるオートダイヤル機能が実行されていな
いことから、通常の電話(コードレス子機12)として
の機能を実行するため、ダイヤルボタン33から相手先
電話番号が入力されることになる(ステップS11)。
【0051】ダイヤルボタン33から電話番号を示す信
号が出力されると、マイコン32によって検出される。
以下、前述したように(オートダイヤル機能が実行され
た場合と同様に)、コードレス親機10を介してダイヤ
ルパルス信号が公衆回線14に送出される。
【0052】こうして、公衆回線14に送出されたダイ
ヤルパルス信号によって相手先につながれば、コードレ
ス子機12から、コードレス親機10、及び公衆回線1
4を介して相手先とデータ通信や会話することができる
(ステップS13)。
【0053】なお、パソコン18によってトーン回線に
オートダイヤルする場合、通話チャンネルが確立した後
に、データ通信用モデム16からトーン信号が送出され
ると、そのままマイク・イヤホンジャック38、無線ユ
ニット30,20、スピーチネットワーク21を介し
て、公衆回線14(トーン回線)に送出される。これに
より、相手先とデータ通信や会話することができる。
【0054】このようにして、ダイヤル回線である公衆
回線14に対して、コードレス子機12を介してパソコ
ン18によるオートダイヤル機能によってデータ通信用
モデム16からダイヤルパルス信号が出力される場合で
あっても、相手先にダイヤルすることが可能となる。
【0055】なお、前記実施例では、データ通信用モデ
ム16から送出されたダイヤルパルス信号をダイヤルパ
ルスデコーダ34によって数値列のデータにデコード
し、その結果に応じてマイコン32がダイヤルボタン3
3の押されたボタンを検出する信号と同じ信号を、電話
番号に応じたタイミングでマイコン32に出力するもの
として説明したが次のような方式であっても良い。
【0056】マイコン32は、入力信号に応じて(コマ
ンドや所定のデータ)、親子機間用モデム31に出力す
べき信号(コードレス親機10に対するコマンド等)が
ソフトウェアによって予め規定されているものとする。
【0057】ダイヤルパルスデコーダ34は、データ通
信用モデム16から送出されたダイヤルパルス信号に応
じて、所定のコマンドまたはデータをマイコン32に出
力する。マイコン32は、入力されたコマンドまたはデ
ータに従って、コードレス親機10に対する制御データ
(ダイヤル信号)を出力する。
【0058】なお、前述した実施例のように、ダイヤル
パルス信号をダイヤルパルスデコーダ34によって数値
列のデータにデコードし、デコード結果に応じて信号変
換器35において、マイコン32に対するコマンドまた
はデータを出力する機能とすればブロック構成は同一で
良い。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コードレ
ス電話機を構成する子機に、情報処理機器が接続された
データ通信用モデムを接続してオートダイヤル機能を実
行する際に、モデムからダイヤルパルス信号が送出され
る場合であっても、子機から親機に伝送され、公衆回線
に送出することが可能となるので、使用している公衆回
線の種類に関係なくオートダイヤル機能を実現すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる無線通信機能付き電
話機の構成を示すブロック図。
【図2】本実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
10…コードレス親機、12…コードレス子機、14…
公衆回線、16…データ通信用モデム、18…パーソナ
ルコンピュータ、20…無線ユニット、21…スピーチ
ネットワーク、22,31…親子機間用モデム、23…
マイクロコンピュータ、24…ダイヤルボタン、25…
マイク、26…スピーカ、30…無線ユニット、32…
マイクロコンピュータ、33…ダイヤルボタン、34…
ダイヤルパルスデコーダ、35…信号変換器、36…マ
イク、37…スピーカ、38…マイク・イヤホンジャッ
ク。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線に接続された親機、及び子機に
    よって構成されるコードレス電話機において、 前記子機は、 外部の情報処理機器とデータ通信用モデムを介して接続
    可能なインタフェースと、 前記インタフェースに接続された前記情報処理機器によ
    って前記データ通信用モデムから送出されたダイヤルパ
    ルス信号を検出すると共に、前記ダイヤルパルス信号が
    表わす電話番号を示すデータに変換するダイヤルパルス
    変換手段と、 前記ダイヤルパルス変換手段によって得られたデータを
    もとに前記電話番号の情報を含むダイヤル信号を作成し
    て、所定のプロトコルによって前記親機に送出する制御
    手段と、 を具備し、 前記親機は、 前記所定のプロトコルによって送出された前記ダイヤル
    信号に基づいて、ダイヤルパルス信号を前記公衆回線に
    送出する送出手段を具備したことを特徴とする無線通信
    機能付き電話機。
  2. 【請求項2】 前記ダイヤルパルス変換手段は、 前記データ通信用モデムから送出されたダイヤルパルス
    信号について電話番号を表わす数値列のデータに変換す
    るダイヤルパルスデコーダと、 前記ダイヤルパルスデコーダによって得られたデータ
    を、前記子機に設けられたダイヤル用のボタンが押され
    た時に発生する信号と同一の信号に変換する信号変換手
    段と、 から構成されることを特徴とする請求項1記載の無線通
    信機能付き電話機。
  3. 【請求項3】 前記ダイヤルパルス変換手段は、 前記データ通信用モデムから送出されたダイヤルパルス
    信号について電話番号を表わす所定のデータに変換する
    変換手段を有し、 前記制御手段は、前記変換手段によって得られるデータ
    に対応して予め設定されたダイヤル信号を前記親機に送
    出することを特徴とする請求項1記載の無線通信機能付
    き電話機。
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