JPH0715413B2 - 光ファイバ式分布形温度センサ - Google Patents

光ファイバ式分布形温度センサ

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JPH0715413B2
JPH0715413B2 JP1019994A JP1999489A JPH0715413B2 JP H0715413 B2 JPH0715413 B2 JP H0715413B2 JP 1019994 A JP1019994 A JP 1019994A JP 1999489 A JP1999489 A JP 1999489A JP H0715413 B2 JPH0715413 B2 JP H0715413B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は温度センサ、特に光ファイバ式分布形温度セン
サに関するものである。
[従来の技術] 光ファイバ式分布形温度センサは、光ファイバ中のラマ
ン散乱光やレーリ散乱光等の散乱光強度が温度によって
変化することを利用し、この変化を公知のOTDR(Optica
l time Domain Reflectometry)の手法で検知すること
により、光ファイバの長手方向に沿った温度分布を計測
するものである。
ラマン散乱光を利用した光ファイバ式分布形温度センサ
(以下、単にラマン式温度センサと呼ぶ)の計測概念を
第7図を用い以下に説明する。
光源からパルス光(パルス幅Tw,パルス周期Tp)をセン
サ用光ファイバに導くと、該光ファイバ内でアンチスト
ークス光やストークス光等の後方散乱光(反射光)が励
起され、その一部は計測装置に戻る。この反射光をパル
ス光入射時刻をt=0とし、サンプリング時間間隔Tsで
計測すると、アンチストークス光やストークス光の強度
の時間関数Ia(t),Is(t)がサンプリング時間間隔T
sの関数として求まる。このとき、これらの比Ia(t)/
Is(t)が純粋に温度の関数であること、及び光パルス
入射後、光ファイバ内の距離Xの位置で発生した反射光
が光パルス入射端(反射光計測部)に戻ってくるまでの
時間が2×X/Coであること(Co;光ファイバ中の光速)
を利用すると、光ファイバの沿った線状の温度分布が測
定できる。
なお、反射光が計測される時間幅Trは2×L/Coであり
(L;光ファイバ長さ)、この時間はTr内の計測値が有効
な温度分布情報を与える。
次に、第8図を用いて、ラマン式温度センサの概要を説
明する。
このラマン式温度センサは、計測装置10とセンサ用光フ
ァイバ20から構成される。光源2からパルス光をセンサ
用光ファイバ20に導くと、該光ファイバ内で後方散乱光
(反射光)が励起され、励起された反射光の一部は計測
装置10側に戻り、光分岐器31、光ファイバ22を介して、
光分岐器32に導かれる。
光分岐器32で二分された反射光のうち、光ファイバ23a
に導かれたものは、アンチストークス光用の光学フィル
タ4a,受光器5a及び平均化処理回路6aで構成されるアン
チストークス光用OTDR計測回路30aに入り、この光強度
からアンチストークス光強度の時間関数Ia(t)が求め
られる。他方、光分岐器32で二分された後方散乱光のう
ち、光ファイバ23sに導かれたものは、ストークス光用
の光学フィルタ4s,受光器5s及び平均化処理回路6sで構
成されるストークス光用OTDR計測回路30sに入り、この
光強度からストークス光強度の時間関数Is(t)が求め
られる。パルス光源2と平均化処理回路6a,6sの同期合
せは、トリガ回路1の同期信号によって行い、反射光の
サンプリングは平均化処理回路6a,6s内で、第7図に示
す一定の時間間隔Tsで行われる。
得られた時間関数Ia(t)及びIs(t)を温度分布演算
回路7に入力し、Ia(t)/Is(t)の演算を行うこと
により、センサ用光ファイバに沿った線状温度分布測定
を行っている。
また、平均化処理回路6は、第9図に示すように、A/D
変換回路61、加算器62、メモリ回路63、同期回路64から
構成される。平均化処理は以下のようにして行う。
受光器5から入力されたアナログ量をA/D変換回路61で
ディジタル量に変換し、そのディジタル量とメモリ回路
63に記憶されたディジタル量との和を加算器62で行い、
その結果を再び、メモリ回路63に記憶する。この操作を
パルス周期TPごとに、繰返し行い、最終的にメモリ回路
63に記憶された値を繰返し回数で割ると、入力情報の平
均値が求まる。この平均化処理を行うと、入力情報に含
まれたノイズが除去されるため、温度測定精度は向上す
る。
また、A/D変換回路61、加算器62、メモリ回路63の同期
合わせは同期回路64によって行われている。
このラマン式温度センサは、例えば電力ケーブルに沿わ
せてセンサ用光ファイバを敷設することにより、電力ケ
ーブルの長手方向の温度分布を知ることができ、送電容
量の制御等に利用したり、ケーブルの劣化等により生じ
る部分的に温度の高い箇所の検知等が行なえる。また、
ビルやトンネル等の火災検知用として使用すれば、火災
発生位置の標定を行うこともできる。
[発明が解決しようとする課題] ラマン式温度センサあるいはレーリ式温度センサは上述
した方法で線状の温度分布が測定できる有望な方式であ
り、その高機能化を図るため温度精度や距離分解能を向
上させる検討が進められている。
温度精度を向上させる為には、微弱な信号からノイズの
影響を除去するため、平均化処理回路の処理回数を大巾
に大きくしてやる必要があり、これに対応して、平均化
処理回路の処理ビット数も大きくしてやらねばならな
い。
また、距離分解能を向上するためには、サンプリング時
間を短くする必要がある。
しかし、第6図に示すように、処理ビット数Nbを大きく
するほど、処理時間tが長くなるため、高速形の回路素
子を用いても、所要のサンプリング時間間隔Ts内に平均
化処理ができない場合が生じる。特に、サンプリング時
間間隔Tsが短くなるほど、この傾向が顕著となる。
このような観点から、上記分布形温度センサでは、温度
精度や距離分解能の向上を図ることは困難とされてい
た。
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し、温
度精度や距離分解能が高く、かつ、安価な光ファイバ式
分布形温度センサを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の光ファイバ式分布形温度センサは、計測系内の
光源からセンサ用光ファイバに光パルスを入射させ、該
ファイバで発生する後方散乱光で形成される反射光を計
測系に導き、これら反射光の光強度を平均化処理装置に
よりサンプリングして平均化し、そのデータから光ファ
イバの温度を求め、光パルスの入射時刻と反射光が計測
系へ到達する時刻の差から後方散乱光の発生位置を求め
ることにより、温度と位置を同時計測し、該光ファイバ
の温度分布を計測する光ファイバ式分布形温度センサに
おいて、前記平均化処理装置をA/D変換器、前段加算回
路及び後段加算回路を直列に接続して構成し、前段加算
回路の処理ビット数をA/D変換器の出力ビット数より大
きく、かつ、後段加算回路の処理ビット数より少なくし
た構成のものである。
前記平均化処理装置に代えて、A/D変換器とその出力を
並列処理する複数組の加算回路とで構成され、各組の加
算回路の処理時間をサンプリング時間間隔の前記組数倍
の時間内とした平均化処理装置を備えてもよい。
また、前記平均化処理装置に代えて、A/D変換器と、複
数回路で並列処理する前段加算回路と及び後段加算回路
とで構成した平均化処理装置を備えてもよい。
[作用] 本発明の要点は、平均化処理装置内の加算回路を、前段
と後段の回路に分け、前段回路の処理ビット数をA/D変
換器の出力ビット数より大きく、かつ、後段回路の処理
ビット数より少なくしたことにある。
前段加算回路の処理ビット数を選定するに当って考慮す
べき点は、後段加算回路は前段加算回路の出力を受けて
動作するため、その処理許容時間が比較的長くなること
から、前段加算回路の処理ビット数Nbを少なくすること
が有利であること、更には、その使用する回路素子に高
速の素子を使用しないで済むような工夫をなすことであ
る。この要求は、前段加算回路の処理ビット数をA/D変
換器の出力ビット数より大きく、かつ、後段加算回路の
処理ビット数より少なくすることで満たされ、従来と同
様な機能の回路素子を用いても、処理ビット数が高く、
かつ、サンプリング時間が短い平均化処理装置を実現で
きる。
このように処理ビット数を高くできると平均化処理回数
を多くでき、ノイズの影響を除去して温度精度を高める
ことができる。また、サンプリング時間を短くできるた
め、距離分解能の高い光ファイバ式分布形温度センサを
実現できる。
また、加算回路全体又は前段加算回路を複数回路で並列
処理することにより、平均化処理回路の処理ビット数を
大きくしても、短いサンプリング時間間隔で、処理可能
となり、温度精度や距離分解能を顕著に向上できる。
[実施例] 以下、本発明によるラマン散乱光利用光ファイバ式分布
形温度センサの実施例を、第1図により説明する。
本実施例による光ファイバ式分布形温度センサの基本概
念及び構成は、第7図〜第9図に示す従来例とほぼ同じ
であり、異なる点は平均化処理回路6の加算回路600を
前段加算回路601と後段加算回路602に分けたことであ
る。
このとき、前段加算回路601は加算回路62aとメモリ63a
で構成され、後段加算回路602は加算器62bとメモリ63b
で構成される。
次に、加算回路600の動作について述べる。
加算回路600の機能は第9図で説明した従来のもと同じ
であるが、異なる点は以下の通りである。
即ち、A/D変換器61でディジタル量に変換された値を前
段加算回路601に入力し、ここで各計測入力情報を加算
し、加算回数がある回数NOに達すると、その加算結果を
後段加算回路602に入力し、メモリ63a内の記憶をクリア
する。後段加算回路602は、加算回数NOごとに、前段加
算回路601の加算結果が入力され、前に記憶した値と加
算して、メモリ63bに入力する。この操作を繰返すと、
その最終結果が加算回路600の全体の出力となる。
尚、加算回数NOは一定の値と設定してもよく、あるい
は、前段加算回路601の加算結果が処理ビット以上に達
した段階としても良い。
次に、前段加算回路601の処理ビット数Nbの選定方法に
ついて説明する。ここでは、サンプリング時間間隔Tsを
Ts=20nS、A/D変換器61の処理ビット数を8ビット、そ
して後段加算回路602の処理ビット数を32ビットとした
場合について述べる。
前段加算回路601と後段加算回路602(以下必要に応じ
「前段」「後段」という)の処理時間をta、tbとし、そ
れぞれの処理許容時間をTa,Tbとする。
前段の処理時間taは、その処理ビット数Nbの数に応じて
直線的に増加するので、その比例定数(傾き)をbと置
き、Nb=0のときの遅れを定数aとすると、前段の処理
時間taは次式で表わされる。
ta=a+b・Nb また、後段の処理時間tbは、求めるNbとは無関係である
から、これを定数tb0と置く。
ta=tb0 次に、前段の処理はサンプリング時間間隔Ts(20nS)内
でのみ可能であるから、その前段の処理許容時間Taはサ
ンプリング時間間隔Tsで定まる。
Ta=Ts また、後段の処理許容時間Tbは、前段のメモリ63aが最
大になるまで後段を動作させる必要がないことを考慮す
れば、サンプリング時間間隔Tsに対して次の関係に立
つ。
Tb=Ts・2Nb-8 このように後段の処理許容時間Tbが前段の処理許容時間
Taより長くなるのは、前段のメモリ63bが最大になるま
で後段を動作させる必要がないので、その最小時間は,A
/D変換器61への入力が毎回最大値(8ビット)となった
ときに定まり、その比は2Nb/28=2Nb-8となるからであ
る。
考慮すべき点は、前段加算回路601の処理許容時間Tbは
比較的長いので、前段加算回路601の処理ビット数をNb
を少なくすることが有利であること、更には、その使用
する素子に高速の素子を使用しないで済むような工夫で
ある。
ここで、前段と後段のそれぞれの処理時間ta,tbと処理
許容時間Ta,Tbとの比をとり、それぞれを前段処理適性
指数ka,後段処理適性指数kbと置くと、 となる。
第2図に、後段の処理時間tbをパラメータとしたとき
の、前段の処理ビット数Nbと上記(1)式の関係の一例
を示す。前段の処理ビット数Nbを増加させると、(1)
式からも推測できるように、前段処理適性指数kaは直線
的に上り、後段処理適性指数kbは逆に指数関数的に低下
している。この第2図において、前段処理適性指数ka,k
bは共に1以下で且つ1に近いことが好ましい。
後段処理適性指数kbついては、前段の処理ビット数Nbを
少なく、例えばA/D変換器61の処理ビット数に等しい8
ビットにとった場合、処理時間がtb=30ns程度の高速の
回路素子を用いたときでも、後段の処理適性指数kbが1
以内に納まらなくなり、後段の処理に余裕がなくなって
来るので、より高速の回路素子を用いる必要が出てく
る。逆に、前段の処理ビット数Nbを32ビットと多くする
と、使用する素子の速度に対する要求は緩くなるが、前
段の処理適性指数kaが1を越えてしまい、前段の処理に
余裕がなくなる。
要するに、この第2図から次のことが結論される。
(1)前段加算回路601の処理ビット数Nbを、A/D変換器
61の処理ビット数(8ビット)と後段の処理ビット数
(32ビット)の間にとれば、処理適性指数ka,kbは共
に、30ns処理素子を32ビット使用した場合の処理時間に
相当する値(図中*印)より小さくなる。
(2)前段加算回路601の処理適性指数kaは、その処理
ビット数Nbを小さくする程小さくなり、逆に、後段加算
回路602の処理適性指数kbは、前段処理ビット数Nbを大
きくする程小さくなる。しかし、後段処理適性指数kbは
前段処理ビット数Nbに対して指数関数的に減少するの
で、NbをA/D変換器61の処理ビット数より若干大きくす
るだけで、その効果は大きい。
例えば、前段加算回路601の処理ビット数Nbを16ビット
とすると、その処理適性指数ka=0.8となって1以内に
収まり、かつ、処理時間taは16nsと目標としたサンプリ
ング時間間隔Ts=20nsより短くできる。
また、後段処理適性指数kbを前段処理適性指数kaと同一
値に設定すると、後段処理時間はtb=4μs(16ns×
28)となり、後段加算回路の32ビット処理素子としては
十分低速なもので対応できる。
第3図は別の実施例であり、上記の加算回路600を、ラ
ッチ回路65と、4組の加算器62とメモリ63で構成し、各
組の処理時間をサンプリング時間Tsの4倍で対応できる
ようにしたものである。
A/D変換器61は入力情報をサンプリング時間間隔Tsごと
に出力し、その結果をラッチ回路65に入力し、このラッ
チ回路65の出力を各加算器62が4×Tsの時間内で加算す
るものである。逆にいえば、同一機能の回路素子を用い
ると、サンプリング時間間隔Tsを1/4に短くできる。本
実施例は加算器62を4組使用しているが、この組数は任
意に選定できるものである。
第4図は第1図の技術と第3図の技術を組合わせたもの
であり、前段加算回路601を並列加算器形とすることに
より、加算回路60の処理時間を大幅に短くできるもので
ある。
第5図は、同一機能の回路素子を用い、本発明の回路構
成で実測した実行可能な最小サンプリング時間間隔を示
したものであり、いずれも、従来例より、短いサンプリ
ング時間に対応できることが分る。
上記実施例はいづれも加算回路に対する配慮であった
が、A/D変換器についてもこれを並列加算器形として同
様に構成することにより、同様な効果が得られることは
言うまでもない。
[発明の効果] 本発明によれば、以下の顕著な効果を奏することができ
る。
(1)従来と同様な機能の回路構成素子を用いても、処
理ビット数が高く、かつ、サンプリング時間が短い平均
化処理装置を実現できる。
(2)処理ビット数を高くできるため、平均化処理回数
を多くでき、ノイズの影響を除去できる。その結果、温
度精度の高い光ファイバ式分布形温度センサを実現でき
る。
(3)サンプリング時間を短くできるため、距離分解能
の高い光ファイバ式分布形温度センサを実現できる。
(4)回路構成素子として、新規なものを開発する必要
がないため、高性能な装置を安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光ファイバ式分布形温度センサの
平均化処理回路の実施例を示す構成図、第2図はその前
段加算回路の処理ビット数と処理適性指数との関係を示
す図、第3図,第4図はそれぞれ平均化処理回路の他の
実施例を示す構成図、第5図は本発明の性能を従来型と
比較した説明図、第6図は処理ビット数と処理時間との
関係を示す図、第7図は従来の光ファイバ式分布形温度
センサの計測概念を示す図、第8図は従来考えられてい
た光ファイバ式分布形温度センサの構成図、第9図はそ
の平均化処理回路の構成図である。 図中、1はトリガ回路、2はパルス光源、4s,4aは光学
フィルタ、5s,5aは受光器、6s,6aは平均化処理回路、7
は温度分布演算回路、10は計測装置、20はセンサ用光フ
ァイバ、21,22,23a,23sは光ファイバ、30sはストーク光
用OTDR計測回路、30aはアンチストークス光用OTDR計測
回路、31,32は光分岐器、61はA/D変換回路、62,62a,62b
は加算器、63,63a,63bはメモリ、64は同期回路、65はラ
ッチ回路、600は加算回路、601は前段加算回路、602は
後段加算回路を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計測系内の光源からセンサ用光ファイバに
    光パルスを入射させ、該ファイバで発生する後方散乱光
    で形成される反射光を計測系に導き、これら反射光の光
    強度を平均化処理装置によりサンプリングして平均化
    し、そのデータから光ファイバの温度を求め、光パルス
    の入射光時刻と反射光が計測系へ到達する時刻の差から
    後方散乱光の発生位置を求めることにより、温度と位置
    を同時計測し、該光ファイバの温度分布を計測する光フ
    ァイバ式分布形温度センサにおいて、前記平均化処理装
    置をA/D変換器、前段加算回路及び後段加算回路を直列
    に接続して構成し、前段加算回路の処理ビット数をA/D
    変換器の出力ビット数より大きく、かつ、後段加算回路
    の処理ビット数より少なくしたことを特徴とする光ファ
    イバ式分布形温度センサ。
  2. 【請求項2】前記平均化処理装置に代えて、A/D変換器
    とその出力を並列処理する複数組の加算回路とで構成さ
    れ、各組の加算回路の処理時間をサンプリング時間間隔
    の前記組数倍の時間内とした平均化処理装置を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ファイバ式分布形温度
    センサ。
  3. 【請求項3】前記平均化処理装置に代えて、A/D変換器
    と、複数回路で並列処理する前段加算回路と及び後段加
    算回路とで構成した平均化処理装置を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の光ファイバ式分布形温度センサ。
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JPS61270632A (ja) * 1985-05-25 1986-11-29 Hitachi Cable Ltd 光ファイバ形温度分布計測装置
JPS63157285A (ja) * 1986-12-22 1988-06-30 Advantest Corp 繰返しデ−タ収集装置

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