JPH0715403U - キャスター付脚台の固定装置 - Google Patents

キャスター付脚台の固定装置

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JPH0715403U
JPH0715403U JP4644193U JP4644193U JPH0715403U JP H0715403 U JPH0715403 U JP H0715403U JP 4644193 U JP4644193 U JP 4644193U JP 4644193 U JP4644193 U JP 4644193U JP H0715403 U JPH0715403 U JP H0715403U
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cam
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洋 川手
冨士郎 祢津
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SUN-TECH LIMITED
Uchida Yoko Co Ltd
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SUN-TECH LIMITED
Uchida Yoko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば操作者が足で踏み込むというワンタッ
チ操作で簡単にキャスター付脚台を固定することがで
き、操作性のよいキャスター付脚台の固定装置を提供す
ること。 【構成】 脚台3の先端開口部6に挿着された本体10の
下部に形成の凹孔16に下動位置で床面21を脚部18で押圧
してキャスター4をやや浮せ、かつ上動位置で脚部18が
床面21より上方となる固定体20を上下方向に摺動可能に
設けている。本体の上部に形成の凹部に固定体20の上端
面をばね23に抗して押圧して下方に摺動させ、固定体を
下動位置とするカム25を回動可能に枢支するとともに、
該カムを押下して回動させる突出部27を下面に有する操
作板28を回動可能に枢支している。操作板の突出部にカ
ムにより固定体を下方に摺動させて下動位置とした際、
ほぼ垂直向きとなるカムの回動を停止する停止凹部31を
形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、キャスター付脚台の固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、テーブルや机に設けたキャスター付脚台をキャスターが機能しないよう に固定する場合、例えば該脚台に下方からねじ込んだアジャスタを回動してその 上下の突出量を調整して床面に押圧させている。しかし、このようなアジャスタ 機構では床面に押圧させるまでその回動に時間がかかり、操作性が悪いものであ った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は前記従来の問題点を解決し、例えば操作者が足で踏み込む というワンタッチ操作で簡単にキャスター付脚台を固定することができる装置を 提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1の考案は、脚台の先端開口部にキャスター と隣接して挿着されて、キャスターをやや浮せるようにして脚台を固定する装置 であって、脚台の先端開口部に基部が挿着された本体を有し、この本体に上端開 口の操作部収容凹部と下端開口の固定体摺動用凹孔を相互に連通して形成してい る。摺動用凹孔に下動位置で床面を下端面で押圧してキャスターをやや浮せ、か つ上動位置で下端面が床面より上方となる固定体を上下方向に摺動可能に設けて いる。固定体を常時、上動位置となるように上向き付勢する付勢部材を設けてい る。操作部収容凹部に固定体の上端面を押圧して下方に摺動させ、該固定体を下 動位置とするカムを枢支軸で回動可能に枢支するとともに、該カムを押下して回 動させる突出部を下面に有する操作板を、該収容凹部の上端開口部を覆うように 枢支軸で回動可能に枢支している。操作板の突出部にカムにより固定体を下方に 摺動させて下動位置とした際、ほぼ垂直向きとなるカムの回動を停止する停止凹 部を形成している。
【0005】 請求項2の考案は、請求項1において、カムにより固定体を下動位置とした際 、脚台の先端部上面に当接する当接部を操作板の一端部に設け、かつ固定体が下 動位置のときに操作板によるカムの押下を解除する解除部を操作板の他端部に設 けている。
【0006】
【作用】
脚台を固定するには、操作板を例えば足で踏み込み、突出部でカムを押下する 。この押下によりカムが枢支軸を支点として回動されて、ほぼ垂直向き位置にも たらされるとともに、固定体がカムの先端部で押圧されて下方に摺動され、脚部 が床面を押圧してキャスターをやや浮せた下動位置となる。これにより、脚台は 固定された状態となる。一方、再び、非固定の状態にするには、操作板を元の位 置まで持ち上げる。この持ち上げにより操作板がその突出部の停止凹部に嵌まっ たカムとともに枢支軸を支点として上向きに回動されるとともに、固定体がこの カムの上向き回動により付勢部材の付勢力をうけることとなって上方に摺動され 、脚部が床面より所定高さ上方となる上動位置となる。これにより、脚台は元の 非固定状態となる。
【0007】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例の固定装置が設置された折り畳みテーブルを示す全 体の正面図である。1は天板、2は天板の前後下面に設けられた支柱、3は支柱 2の脚台、4は後記のように脚台3の左右の端部に配置されるキャスター、5は 前後の脚台3のそれぞれ一方のキャスター4側に設置された固定装置である。
【0008】 固定装置5は図2〜5に詳示するように、脚台3の先端開口部6に基部10aが 挿入されてビス8で固着された本体10を有している。先端開口部6は先端面とこ れに連なる上下面が、該上下面の両側を残して開口した形状をしている。本体10 は基部10aのほかこれと反対側の上部10b、及びこの下方の筒状の下部10cから なっており、下部10cにはキャスター4のカバー体4aと一体となった回動部4 bが下部10cの軸心回りを回動自在に取り付けられている。回動部4bの上部内 周面には下部10cの上部外周面に設けた環状凹溝12と係合する環状突部13が設け られており、両者の係合により回動部4bの下方への落下が防止されている。上 部10bには上端開口の操作部収容凹部15が、また下部10cには下端開口の固定体 摺動用凹孔16が相互に連通して形成されている。
【0009】 本体10の下部10cの凹孔16には頂部に凹孔16の上端部(収納凹部15の底壁とも なっている)に当接するストッパ部17を挿着し、かつ底部にゴム等の弾性材料か らなる円盤状の脚部18を介物19を包むようにして取り付けた固定体20が上下方向 に摺動可能に設けられている。固定体20はストッパ部17が凹孔16の上端部に当接 した図2の下動位置で脚部18で床面21を押圧してキャスター4をやや浮せ、かつ 脚部18が凹孔16の下端部に当接した図6の上動位置で脚部18が床面21より所定高 さ上方となるようになっている。23は凹孔16内で固定体20に介装されたコイルば ねで、固定体20を常時、上動位置となるように上向き付勢する。
【0010】 収容凹部15には固定体20のストッパ部17を押圧して下方に摺動させ、固定体20 を下動位置にもたらすカム25が枢支軸26で回動可能に枢支されている。このカム 25が回動によりほぼ垂直向き位置にもたらされると、その先端部で押圧される固 定体20のストッパ部17は凹孔16の上端部に当接するようになっている。収容凹部 15にはまた、カム25を押下して回動させる突出部27が下面に突設された操作板28 が、収容凹部15の上端開口部を覆うように枢支軸29で回動可能に枢支されている 。操作板28の突出部27にはカム25により固定体20を下方に摺動させて下動位置と した際、ほぼ垂直向きとなるカム25の上部に嵌まってその回動を停止する停止凹 部31が形成されている。操作板28の一端部にはカム25により固定体20を下動位置 とした際、脚台3の先端部上面に当接する当接部28aが設けられている。また、 操作板28の他端部には操作板28によるカム25の押下を解除する解除部28bが設け られ、この解除部28bは図6に示すように押下により操作板28を停止凹部31に嵌 まったカム25とともに上向きに所定位置まで回動させ、固定体20がばね23により 上動位置となるようにしている。操作板28が所定位置となったときに解除部28b が当たるテーパ部32が収容凹部15に形成されている。
【0011】 脚台3を固定するには、図6の状態から操作板28を例えば足で踏み込み、突出 部27でカム25を押下し、カム25を枢支軸26を支点として回動させる。操作板28の 当接部28aが脚台3の先端部上面に当接すると、カム25がその上部を停止凹部3
1 に嵌まった状態でほぼ垂直向き位置にもたらされ、かつカム25の先端部で押圧
さ れ下方に摺動される固定体20のストッパ部17は凹孔16の上端部に当接されること となる。その結果、固定体20は図2のように脚部18が床面21を押圧してキャスタ ー4をやや浮せた下動位置となり、脚台3は固定された状態となる。
【0012】 再び、非固定の状態にするには、図2で操作板28の解除部28bを押下する。こ の押下により操作板28はその突出部27の停止凹部31に嵌まったカム25とともに枢 支軸29を支点として上向きに回動される。このカム25の上向き回動により固定体 20はばね23の付勢力をうけることとなって上方に摺動され、脚部18が凹孔16の下 端部に当接されることとなる。その結果、固定体20は図6のように脚部18が床面 21より所定高さ上方となる上動位置となり、脚台3は元の非固定状態となる。
【0013】 このように操作者が脚台3上の操作板28を足で踏み込み、かつ解除部28bを押 下するだけのワンタッチ操作により、脚台3を簡単に固定状態、非固定状態にも たらすことができる。尚、この実施例の構成部材は好ましい一例を示したにすぎ ず、本体10や固定体20の具体的な構成はこれ以外の設計としてもよいことは言う までもない。
【0014】
【考案の効果】
請求項1の考案は前記のような構成からなるので、脚台上の操作板を、操作者 が例えば足で踏み込むというワンタッチ操作で簡単にキャスター付脚台を固定す ることができる。請求項2の考案はさらに、脚台の先端部上面に当接する操作板 の当接部によってカムのほぼ垂直向き位置からのさらなる回動を抑止することが できるとともに、解除部を押下することによって操作板によるカムの押下を簡単 に解除することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の固定装置が設置された折
り畳みテーブルを示す全体の正面図である。
【図2】固定装置の縦断正面図である。
【図3】固定装置の平面図である。
【図4】固定装置の底面図である。
【図5】固定装置の縦断側面図である。
【図6】図2と対応する作用説明図である。
【符号の説明】
1 天板 2 支柱 3 脚台 4 キャスター 5 固定装置 6 先端開口部 10 本体 15 操作部収容凹部 16 固定体摺動用凹孔 18 脚部 20 固定体 23 コイルばね 25 カム 27 突出部 28 操作板 31 停止凹部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚台の先端開口部にキャスターと隣接し
    て挿着されて、キャスターをやや浮せるようにして脚台
    を固定する装置であって、脚台の先端開口部に基部が挿
    着された本体を有し、この本体に上端開口の操作部収容
    凹部と下端開口の固定体摺動用凹孔を相互に連通して形
    成し、前記摺動用凹孔に下動位置で床面を下端面で押圧
    してキャスターをやや浮せ、かつ上動位置で下端面が床
    面より上方となる固定体を上下方向に摺動可能に設け、
    この固定体を常時、上動位置となるように上向き付勢す
    る付勢部材を設け、前記操作部収容凹部に固定体の上端
    面を押圧して下方に摺動させ、該固定体を下動位置とす
    るカムを枢支軸で回動可能に枢支するとともに、該カム
    を押下して回動させる突出部を下面に有する操作板を、
    該収容凹部の上端開口部を覆うように枢支軸で回動可能
    に枢支し、また操作板の突出部にカムにより固定体を下
    方に摺動させて下動位置とした際、ほぼ垂直向きとなる
    カムの回動を停止する停止凹部を形成したことを特徴と
    するキャスター付脚台の固定装置。
  2. 【請求項2】 カムにより固定体を下動位置とした際、
    脚台の先端部上面に当接する当接部を操作板の一端部に
    設け、かつ固定体が下動位置のときに操作板によるカム
    の押下を解除する解除部を操作板の他端部に設けた請求
    項1記載のキャスター付脚台の固定装置。
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