JPH0715382A - 多重アクセスのためのプロトコルおよびそのネットワーク - Google Patents
多重アクセスのためのプロトコルおよびそのネットワークInfo
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- JPH0715382A JPH0715382A JP3357591A JP35759191A JPH0715382A JP H0715382 A JPH0715382 A JP H0715382A JP 3357591 A JP3357591 A JP 3357591A JP 35759191 A JP35759191 A JP 35759191A JP H0715382 A JPH0715382 A JP H0715382A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
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- H04B7/1853—Satellite systems for providing telephony service to a mobile station, i.e. mobile satellite service
- H04B7/18532—Arrangements for managing transmission, i.e. for transporting data or a signalling message
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 デジタル化された情報メッセージによる複数
の補助ターミナルからの電気通信チャンネルへの多重ア
クセスのために安定したプロトコルを提供する。 【構成】 複数の補助ターミナルTAiは、予約メッセ
ージMRを、中央ターミナルTCへ供給する。この中央
ターミナルは、補助ターミナルTAi+qへ向けて、上
記補助ターミナルTAiの情報メッセージMIのデータ
パケット数に換算した伝送容量の割付けメッセージMA
を送出し、その中の適切なターミナルTAiへ供給す
る。上記予約メッセージMRは、受取られた最終割付け
メッセージMAp−nとp番目の現在の予約メッセージ
との間に、発生され、格納され、かつ、まだ、ターミナ
ルTAi+qに対して伝送されていない、ターミナルT
Aiの情報メッセージMIを形成するデータパケット数
NPに関する情報からなる。これは、向上すべきネット
ワークに安定性を与える。このような多重アクセスは通
信衛星の通信チャンネルに適用される。
の補助ターミナルからの電気通信チャンネルへの多重ア
クセスのために安定したプロトコルを提供する。 【構成】 複数の補助ターミナルTAiは、予約メッセ
ージMRを、中央ターミナルTCへ供給する。この中央
ターミナルは、補助ターミナルTAi+qへ向けて、上
記補助ターミナルTAiの情報メッセージMIのデータ
パケット数に換算した伝送容量の割付けメッセージMA
を送出し、その中の適切なターミナルTAiへ供給す
る。上記予約メッセージMRは、受取られた最終割付け
メッセージMAp−nとp番目の現在の予約メッセージ
との間に、発生され、格納され、かつ、まだ、ターミナ
ルTAi+qに対して伝送されていない、ターミナルT
Aiの情報メッセージMIを形成するデータパケット数
NPに関する情報からなる。これは、向上すべきネット
ワークに安定性を与える。このような多重アクセスは通
信衛星の通信チャンネルに適用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタル化された情
報メッセージによる補助ターミナルから電気通信チャン
ネルへの多重アクセスのためのプロトコルおよびそのネ
ットワークに関する。
報メッセージによる補助ターミナルから電気通信チャン
ネルへの多重アクセスのためのプロトコルおよびそのネ
ットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】通信衛星の分野では、例えば、図1に示
すように、通信ネットワークは、通常、地上に設置され
た複数の補助ターミナルTAi、少なくとも1つに搭載
された中央ターミナルTCおよび複数の通信衛星からな
る。通信衛星は、適切な状態にあれば、各々が中央ター
ミナルを搭載することが可能であり、必要ならば、特定
の領域をカバーする。いかなる出来事においても、中央
ターミナルTCは、本願発明の目的の範囲を越えること
なく、地上局に設置されてもよい。
すように、通信ネットワークは、通常、地上に設置され
た複数の補助ターミナルTAi、少なくとも1つに搭載
された中央ターミナルTCおよび複数の通信衛星からな
る。通信衛星は、適切な状態にあれば、各々が中央ター
ミナルを搭載することが可能であり、必要ならば、特定
の領域をカバーする。いかなる出来事においても、中央
ターミナルTCは、本願発明の目的の範囲を越えること
なく、地上局に設置されてもよい。
【0003】リング状に形成された上記補助ターミナル
TAiからのユーザーは、1つの局からの情報メッセー
ジを、電気通信チャンネルを介して、ネットワークの他
の局へ交換してもよい。ネットワークは、中央集結配置
されたものとして形成されても、分散配置されたものと
して形成されてもよい。中央集結配置されたネットワー
クでは、情報メッセージMiは、補助ターミナルから他
の補助ターミナルへ直接、転送される。また、分散配置
されたネットワークでは、中央ターミナルの不在におい
て、その形態に応じて、各ターミナルが自主的に運営管
理する。
TAiからのユーザーは、1つの局からの情報メッセー
ジを、電気通信チャンネルを介して、ネットワークの他
の局へ交換してもよい。ネットワークは、中央集結配置
されたものとして形成されても、分散配置されたものと
して形成されてもよい。中央集結配置されたネットワー
クでは、情報メッセージMiは、補助ターミナルから他
の補助ターミナルへ直接、転送される。また、分散配置
されたネットワークでは、中央ターミナルの不在におい
て、その形態に応じて、各ターミナルが自主的に運営管
理する。
【0004】中央集結配置された場合には、補助ターミ
ナルTAi+qの多重アクセスの運営管理は、各補助タ
ーミナルTAiによって中央ターミナルへ出力された予
約要求メッセージおよび中央ターミナルによって上記各
補助ターミナルへの応答として出力された割付けメッセ
ージMAにより、中央ターミナルTCを介して行なわれ
る。このような中央ターミナルTCによって通常用いら
れるアクセス管理の進行は、周知の技術によれば、補助
ターミナルTAiに対しての割付けにおいて、また、そ
れらのユーザーに対しての直接法において、空間的に区
別された伝送経路より、むしろ次に示す一時的な要求を
分散させた伝送経路を含んでいる。この方法において
は、2つの種類のメッセージ、すなわち、予約メッセー
ジおよびデータまたは情報メッセージが伝送される。
ナルTAi+qの多重アクセスの運営管理は、各補助タ
ーミナルTAiによって中央ターミナルへ出力された予
約要求メッセージおよび中央ターミナルによって上記各
補助ターミナルへの応答として出力された割付けメッセ
ージMAにより、中央ターミナルTCを介して行なわれ
る。このような中央ターミナルTCによって通常用いら
れるアクセス管理の進行は、周知の技術によれば、補助
ターミナルTAiに対しての割付けにおいて、また、そ
れらのユーザーに対しての直接法において、空間的に区
別された伝送経路より、むしろ次に示す一時的な要求を
分散させた伝送経路を含んでいる。この方法において
は、2つの種類のメッセージ、すなわち、予約メッセー
ジおよびデータまたは情報メッセージが伝送される。
【0005】要求割当て多重アクセスシステム(DAMA;D
emand-Assignment multiple accesssystem)の特別な従
来例によれば、ALOHA予約プロトコルとして知られ
ており、主に、通信衛星ネットワーック相互通信のため
に用いられている。各補助ターミナルTAiは短い予約
メッセージMRを送信後、情報メッセージMIを送信す
る。図2に示す予約メッセージは、適切な情報メッセー
ジMIの伝送を保証するために要求された時間インター
バルTsの値に関する情報を含んでいる。
emand-Assignment multiple accesssystem)の特別な従
来例によれば、ALOHA予約プロトコルとして知られ
ており、主に、通信衛星ネットワーック相互通信のため
に用いられている。各補助ターミナルTAiは短い予約
メッセージMRを送信後、情報メッセージMIを送信す
る。図2に示す予約メッセージは、適切な情報メッセー
ジMIの伝送を保証するために要求された時間インター
バルTsの値に関する情報を含んでいる。
【0006】上述した図2に示されているように、AL
OHA予約プロトコルは、所定の構造のフレームを利用
する。一時的な伝送経路は時間インターバルに細分され
ており、その期間Tsは、値Rを有する伝送速度に対す
るデータパケットの伝送の持続時間に等しい。この期間
Tsは合計F個のインターバルを含むフレーム内に編成
されている。このフレームは、同様に、k個のインター
バルを備えた予約副フレームおよびL個のインターバル
を備えたデータ副フレームに細分されている。予約副フ
レームの各インターバルIkは予約インターバルと呼ば
れており、データ副フレームでは、データインターバル
と呼ばれる副インターバルIkjに細分されている。上
述した各副インターバルは、その機能として、上記AL
OHA予約プロトコルによる予約メッセージの伝送を可
能にする。
OHA予約プロトコルは、所定の構造のフレームを利用
する。一時的な伝送経路は時間インターバルに細分され
ており、その期間Tsは、値Rを有する伝送速度に対す
るデータパケットの伝送の持続時間に等しい。この期間
Tsは合計F個のインターバルを含むフレーム内に編成
されている。このフレームは、同様に、k個のインター
バルを備えた予約副フレームおよびL個のインターバル
を備えたデータ副フレームに細分されている。予約副フ
レームの各インターバルIkは予約インターバルと呼ば
れており、データ副フレームでは、データインターバル
と呼ばれる副インターバルIkjに細分されている。上
述した各副インターバルは、その機能として、上記AL
OHA予約プロトコルによる予約メッセージの伝送を可
能にする。
【0007】したがって、データメッセージまたは情報
メッセージMIは少なくとも1つのデータパケットを有
しており、ゆえに、伝送するために、1つまたは多くの
データインターバルの伝送容量を要求する。ユーザーが
特定の補助ターミナルTAiから情報メッセージMIを
発生すると、それは予約メッセージMRを結合して伝送
する。この予約メッセージMRは、情報メッセージMI
のパケット数に関する情報を含んでいる。言換えれば、
情報インターバルの数は上記メッセージの伝送を保証す
ることを要求する。予約メッセージの転送が成功する
と、すなわち、予約メッセージMRが伝送され、かつ中
央ターミナルTCによって授受されると、中央ターミナ
ルTCは予約メモリへ格納する。
メッセージMIは少なくとも1つのデータパケットを有
しており、ゆえに、伝送するために、1つまたは多くの
データインターバルの伝送容量を要求する。ユーザーが
特定の補助ターミナルTAiから情報メッセージMIを
発生すると、それは予約メッセージMRを結合して伝送
する。この予約メッセージMRは、情報メッセージMI
のパケット数に関する情報を含んでいる。言換えれば、
情報インターバルの数は上記メッセージの伝送を保証す
ることを要求する。予約メッセージの転送が成功する
と、すなわち、予約メッセージMRが伝送され、かつ中
央ターミナルTCによって授受されると、中央ターミナ
ルTCは予約メモリへ格納する。
【0008】その目的は、どの補助ターミナルTAiに
よって転送されたどの予約メッセージMRの相次ぐ記憶
を生じさせることである。上記記憶された予約メッセー
ジの組は1列に形成される。そして、上記予約メッセー
ジの列は、予約メッセージの授受の順番に応じて、ファ
ーストイン・ファーストアウト・モード(FIFO)に従っ
て起る。記憶された予約メッセージの運用管理は、前述
した予約副フレームから実行され、それらは以下に示す
進行の実行を許可する。
よって転送されたどの予約メッセージMRの相次ぐ記憶
を生じさせることである。上記記憶された予約メッセー
ジの組は1列に形成される。そして、上記予約メッセー
ジの列は、予約メッセージの授受の順番に応じて、ファ
ーストイン・ファーストアウト・モード(FIFO)に従っ
て起る。記憶された予約メッセージの運用管理は、前述
した予約副フレームから実行され、それらは以下に示す
進行の実行を許可する。
【0009】−ユーザーはフレーム中に情報メッセージ
MIを生成するとともに、次に示すフレームの予約副フ
レームのK.V時間副インターバルにランダムに選択さ
れた時間の副インターバルの期間に伝送される予約メッ
セージMRを伝送する。情報メッセージMI、またはそ
の一部は、中央ターミナルTCによって発生された割付
けメッセージの授受の後まで、与えられた目的地のター
ミナルTAi+qへ伝送されない。
MIを生成するとともに、次に示すフレームの予約副フ
レームのK.V時間副インターバルにランダムに選択さ
れた時間の副インターバルの期間に伝送される予約メッ
セージMRを伝送する。情報メッセージMI、またはそ
の一部は、中央ターミナルTCによって発生された割付
けメッセージの授受の後まで、与えられた目的地のター
ミナルTAi+qへ伝送されない。
【0010】−与えられた補助ターミナルTAiの附近
において、授受に特別な遅延を受けるユーザーの予約メ
ッセージMRは、妥当に伝送されるべきではないとみな
される。この予約メッセージMRは、再び、引続くフレ
ームの特定された数Zからランダムに選択されたフレー
ムに伝送される。
において、授受に特別な遅延を受けるユーザーの予約メ
ッセージMRは、妥当に伝送されるべきではないとみな
される。この予約メッセージMRは、再び、引続くフレ
ームの特定された数Zからランダムに選択されたフレー
ムに伝送される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来からのALOHAプロトコルによる伝送システムは満
足すべきものである。しかしながら、後者の実行に関す
る問題の1つは、予約メッセージMRまたは予約副フレ
ームが、ある状態の下で、不安定なネットワークによっ
て形成されるという事実において生じる。
来からのALOHAプロトコルによる伝送システムは満
足すべきものである。しかしながら、後者の実行に関す
る問題の1つは、予約メッセージMRまたは予約副フレ
ームが、ある状態の下で、不安定なネットワークによっ
て形成されるという事実において生じる。
【0012】そのような困難は、ALOHAプロトコル
による伝送システムからよく知られており、この問題の
より完全な研究のために、有用な文献が、1976年、
ニューヨーク、「Computer Application」誌のVol.2の
「Queueing system (列を作って待つシステム)」とし
て、K.KLEINROCKによる出版されている。
による伝送システムからよく知られており、この問題の
より完全な研究のために、有用な文献が、1976年、
ニューヨーク、「Computer Application」誌のVol.2の
「Queueing system (列を作って待つシステム)」とし
て、K.KLEINROCKによる出版されている。
【0013】一般に、上述した不安定な現象は、自動的
に鍵のかかる状況に入るべく、名目上の操作点から漂流
する通信(ネットワーク)におけるかなり大きな変動の
間に出現するとみなされる。上記状況においては、予約
メッセージを処理するための容量、および、その結果の
情報メッセージは、実際上はゼロとなる。伝送される予
約メッセージも、割付けメッセージMAも、通常、伝送
されないという問題を生じた。この発明は上述した事情
に鑑みてなされたもので、デジタル化された情報メッセ
ージによる複数の補助ターミナルからの電気通信チャン
ネルへの多重アクセスのための安定したプロトコルを提
供することを目的としている。
に鍵のかかる状況に入るべく、名目上の操作点から漂流
する通信(ネットワーク)におけるかなり大きな変動の
間に出現するとみなされる。上記状況においては、予約
メッセージを処理するための容量、および、その結果の
情報メッセージは、実際上はゼロとなる。伝送される予
約メッセージも、割付けメッセージMAも、通常、伝送
されないという問題を生じた。この発明は上述した事情
に鑑みてなされたもので、デジタル化された情報メッセ
ージによる複数の補助ターミナルからの電気通信チャン
ネルへの多重アクセスのための安定したプロトコルを提
供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明によれば、デジタル化さ
れた情報メッセージ(MI)による補助通信ターミナル
(TAi)からの遠隔通信チャンネル(TC)への多重
アクセスのためのプロトコルにおいて、予約メッセージ
(MR)を中央ターミナル(TC)へ供給する補助ター
ミナル(TAi)と、
るために、請求項1記載の発明によれば、デジタル化さ
れた情報メッセージ(MI)による補助通信ターミナル
(TAi)からの遠隔通信チャンネル(TC)への多重
アクセスのためのプロトコルにおいて、予約メッセージ
(MR)を中央ターミナル(TC)へ供給する補助ター
ミナル(TAi)と、
【0015】異なる補助ターミナル(TAi+q)へ向
う複数の続いて起る基礎情報メッセージ(mj)から前
記補助ターミナルによって生成された前記情報メッセー
ジ(MI)に対応する割付けメッセージ(MA)を前記
補助ターミナルへ供給する中央ターミナル(TC)とを
具備し、p番目の予約メッセージ(MRp)は、前記中
央ターミナル(TC)によって伝送されたp−n番目の
割付けメッセージMAp−nの、前記補助ターミナル
(TAi)による受取りのより早めの瞬間と、前記p番
目の予約メッセージ(MRp)の前記補助ターミナルに
よる伝送の瞬間との間に、前記補助ターミナル(TA
i)によって前記異なる補助ターミナルTAi+qに対
して生成され、格納され、かつ、まだ伝送されていな
い、より早めの続いて起る基礎情報メッセージ(mj)
の組に関連づけられることを特徴とする。
う複数の続いて起る基礎情報メッセージ(mj)から前
記補助ターミナルによって生成された前記情報メッセー
ジ(MI)に対応する割付けメッセージ(MA)を前記
補助ターミナルへ供給する中央ターミナル(TC)とを
具備し、p番目の予約メッセージ(MRp)は、前記中
央ターミナル(TC)によって伝送されたp−n番目の
割付けメッセージMAp−nの、前記補助ターミナル
(TAi)による受取りのより早めの瞬間と、前記p番
目の予約メッセージ(MRp)の前記補助ターミナルに
よる伝送の瞬間との間に、前記補助ターミナル(TA
i)によって前記異なる補助ターミナルTAi+qに対
して生成され、格納され、かつ、まだ伝送されていな
い、より早めの続いて起る基礎情報メッセージ(mj)
の組に関連づけられることを特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の多重アクセスのためのプロトコルにおいて、前記情
報メッセージ(MI)は、前記補助ターミナル(TA
i)によって受取られるp−n番目の割付けメッセージ
(MAp−n)より直ちに高いp−n+1番目(MIp
−n+1)に従って前記補助ターミナル(TAi)によ
って伝送されることを特徴とする。
載の多重アクセスのためのプロトコルにおいて、前記情
報メッセージ(MI)は、前記補助ターミナル(TA
i)によって受取られるp−n番目の割付けメッセージ
(MAp−n)より直ちに高いp−n+1番目(MIp
−n+1)に従って前記補助ターミナル(TAi)によ
って伝送されることを特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の多重アクセスのためのプロトコルにおいて、前記基
礎情報メッセージ(mj)および該基礎情報メッセージ
から形成され、伝送される前記情報メッセージ(MIp
−n+1)は、任意の長さを有するとともに、任意の所
定の長さのパケット(Pk)へ細分されることを特徴と
する。
載の多重アクセスのためのプロトコルにおいて、前記基
礎情報メッセージ(mj)および該基礎情報メッセージ
から形成され、伝送される前記情報メッセージ(MIp
−n+1)は、任意の長さを有するとともに、任意の所
定の長さのパケット(Pk)へ細分されることを特徴と
する。
【0018】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の多重アクセスのためのプロトコルにおいて、前記補
助ターミナル(TAi)によって伝送されるp番目の予
約メッセージ(MRp)は、前記補助ターミナル(TA
i)の近傍に格納されるパケット数(NP)を表わす情
報からなるとともに、前記異なる補助ターミナルへ伝送
するための列形成の情報からなることを特徴とする。
載の多重アクセスのためのプロトコルにおいて、前記補
助ターミナル(TAi)によって伝送されるp番目の予
約メッセージ(MRp)は、前記補助ターミナル(TA
i)の近傍に格納されるパケット数(NP)を表わす情
報からなるとともに、前記異なる補助ターミナルへ伝送
するための列形成の情報からなることを特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の多重アクセスのためのプロトコルにおいて、前記割
付けメッセージ(MAp−n)は、前記中央ターミナル
(TC)の近傍における前記対応する補助ターミナル
(TAi)の伝送容量負荷変数(VCic)から形成さ
れることを特徴とする。
載の多重アクセスのためのプロトコルにおいて、前記割
付けメッセージ(MAp−n)は、前記中央ターミナル
(TC)の近傍における前記対応する補助ターミナル
(TAi)の伝送容量負荷変数(VCic)から形成さ
れることを特徴とする。
【0020】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の多重アクセスのためのプロトコルにおいて、前記中
央ターミナル(TC)の近傍における前記伝送容量負荷
変数(VCic)は、前記予約メッセージを生成する前
記補助ターミナル(TAi)に対する第1のメモリ割付
け副変数(VAi)、およびメモリ割付けに対する要求
の不在または要求の状態の、前記補助ターミナル(TA
i)のための、状態副変数(VEi)からなることを特
徴とする。
載の多重アクセスのためのプロトコルにおいて、前記中
央ターミナル(TC)の近傍における前記伝送容量負荷
変数(VCic)は、前記予約メッセージを生成する前
記補助ターミナル(TAi)に対する第1のメモリ割付
け副変数(VAi)、およびメモリ割付けに対する要求
の不在または要求の状態の、前記補助ターミナル(TA
i)のための、状態副変数(VEi)からなることを特
徴とする。
【0021】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の多重アクセスのためのプロトコルにおいて、前記p
番目の予約メッセージ(MRp)は、前記補助ターミナ
ル(TAi)の近傍におけるパケット数(NP)に換算
して伝送容量負荷変数(VCia)を備えており、前記
伝送容量負荷変数は、前記基礎情報メッセージ(mj)
およびそれを形成するパケットの前記補助ターミナルに
よる生成および格納の後か、あるいは割付けメッセージ
の受取り後に、更新され、そして、前記予約メッセージ
(MRp)と併合されることを特徴とする。
載の多重アクセスのためのプロトコルにおいて、前記p
番目の予約メッセージ(MRp)は、前記補助ターミナ
ル(TAi)の近傍におけるパケット数(NP)に換算
して伝送容量負荷変数(VCia)を備えており、前記
伝送容量負荷変数は、前記基礎情報メッセージ(mj)
およびそれを形成するパケットの前記補助ターミナルに
よる生成および格納の後か、あるいは割付けメッセージ
の受取り後に、更新され、そして、前記予約メッセージ
(MRp)と併合されることを特徴とする。
【0022】請求項8記載の発明によれば、請求項6ま
たは請求項7記載の多重アクセスのためのプロトコルに
おいて、前記補助ターミナル(TAi)の要求に含まれ
る余分なものを排除する目的で、要求の状態またはメモ
リ割付けのための要求の不在の前記補助ターミナル(T
Ai)の適切なものに対する前記状態副変数(VEi)
の特徴は、0または1の値をとる2進数の変数であり、
前記補助ターミナル(TAi)の要求は、前記状態副変
数(VEi)がゼロの値を有すると、対応する前記割付
け副変数(VAi)の現在値によって減算されることを
特徴とする。
たは請求項7記載の多重アクセスのためのプロトコルに
おいて、前記補助ターミナル(TAi)の要求に含まれ
る余分なものを排除する目的で、要求の状態またはメモ
リ割付けのための要求の不在の前記補助ターミナル(T
Ai)の適切なものに対する前記状態副変数(VEi)
の特徴は、0または1の値をとる2進数の変数であり、
前記補助ターミナル(TAi)の要求は、前記状態副変
数(VEi)がゼロの値を有すると、対応する前記割付
け副変数(VAi)の現在値によって減算されることを
特徴とする。
【0023】請求項9記載の発明によれば、多重アクセ
スプロトコルに従って中央ターミナル(TC)によって
管理される複数の補助ターミナル(TAi)のネットワ
ークにおいて、前記補助ターミナル(TAi)の各々
は、予約メッセージ(MR)を中央ターミナル(TC)
へ供給し、前記中央ターミナル(TC)は、割付けメッ
セージ(MA)を前記補助ターミナルの各々へ供給し、
スプロトコルに従って中央ターミナル(TC)によって
管理される複数の補助ターミナル(TAi)のネットワ
ークにおいて、前記補助ターミナル(TAi)の各々
は、予約メッセージ(MR)を中央ターミナル(TC)
へ供給し、前記中央ターミナル(TC)は、割付けメッ
セージ(MA)を前記補助ターミナルの各々へ供給し、
【0024】前記情報メッセージ(MI)は、データパ
ケットを作り、異なる補助ターミナル(TAi+q)へ
向う複数の続いて起こる基礎情報メッセージ(mj)か
ら生成され、前記補助ターミナルは、情報メッセージ発
生器(1)と、データパケットへ細分するためのパケッ
ト分割回路(2)と、パケットを格納するためのバッフ
ァメモリ(3)と、伝送された情報メッセージの送信器
(4)とがカスケード接続された、少なくとも1つの第
1のパスと、前記中央ターミナル(TC)によって生成
された受取り告知メッセージ(ACK)を受取る伝送遅
延回路(6)と前記パケット分割回路とによって駆動さ
れる予約メッセージ送信器(5)からなる第2のパスと
を備えるとともに、
ケットを作り、異なる補助ターミナル(TAi+q)へ
向う複数の続いて起こる基礎情報メッセージ(mj)か
ら生成され、前記補助ターミナルは、情報メッセージ発
生器(1)と、データパケットへ細分するためのパケッ
ト分割回路(2)と、パケットを格納するためのバッフ
ァメモリ(3)と、伝送された情報メッセージの送信器
(4)とがカスケード接続された、少なくとも1つの第
1のパスと、前記中央ターミナル(TC)によって生成
された受取り告知メッセージ(ACK)を受取る伝送遅
延回路(6)と前記パケット分割回路とによって駆動さ
れる予約メッセージ送信器(5)からなる第2のパスと
を備えるとともに、
【0025】さらに、前記補助ターミナルは、該補助タ
ーミナル(TAi)の近傍におけるパケット数の伝送容
量負荷変数(Vcia)を算出するための演算回路
(7)を有し、該演算回路(7)は、一方において、伝
送されるべきパケット数(NP)を表わしているところ
の、前記パケット分割回路(2)によって伝送される信
号を受取り、他方において、前記中央ターミナル(T
C)によって伝送されるp番目の最終割付けメッセージ
(MAp)によって割付けられた時間インターバル数を
表わしている信号を受取ることを特徴とする。
ーミナル(TAi)の近傍におけるパケット数の伝送容
量負荷変数(Vcia)を算出するための演算回路
(7)を有し、該演算回路(7)は、一方において、伝
送されるべきパケット数(NP)を表わしているところ
の、前記パケット分割回路(2)によって伝送される信
号を受取り、他方において、前記中央ターミナル(T
C)によって伝送されるp番目の最終割付けメッセージ
(MAp)によって割付けられた時間インターバル数を
表わしている信号を受取ることを特徴とする。
【0026】請求項10記載の発明によれば、多重アク
セスプロトコルに従って、中央ターミナル(TC)によ
って管理される複数の補助ターミナル(TAi)のネッ
トワークにおいて、前記補助ターミナル(TAi)の各
々は、予約メッセージ(MR)を中央ターミナル(T
C)へ供給し、前記中央ターミナル(TC)は、割付け
メッセージ(MA)を前記補助ターミナルの各々へ供給
し、
セスプロトコルに従って、中央ターミナル(TC)によ
って管理される複数の補助ターミナル(TAi)のネッ
トワークにおいて、前記補助ターミナル(TAi)の各
々は、予約メッセージ(MR)を中央ターミナル(T
C)へ供給し、前記中央ターミナル(TC)は、割付け
メッセージ(MA)を前記補助ターミナルの各々へ供給
し、
【0027】前記情報メッセージ(MI)は、データパ
ケットを作り、異なる補助ターミナル(TAi+q)へ
向う複数の続いて起こる基礎情報メッセージ(mj)か
ら生成され、前記中央ターミナルは、前記補助ターミナ
ル(TAi)の各々によって生成される予約メッセージ
(MR)を受取るための回路と、前記補助ターミナル
(TAi)へ向う受取り告知メッセージ(ACK)を発
生する回路と、さまざまな補助ターミナル(TAi)の
伝送容量予約要求の列を管理するための回路とを備える
とともに、
ケットを作り、異なる補助ターミナル(TAi+q)へ
向う複数の続いて起こる基礎情報メッセージ(mj)か
ら生成され、前記中央ターミナルは、前記補助ターミナ
ル(TAi)の各々によって生成される予約メッセージ
(MR)を受取るための回路と、前記補助ターミナル
(TAi)へ向う受取り告知メッセージ(ACK)を発
生する回路と、さまざまな補助ターミナル(TAi)の
伝送容量予約要求の列を管理するための回路とを備える
とともに、
【0028】前記中央ターミナルは、各補助ターミナル
(TAi)のために、伝送の負荷変数(VCic)と、
パケット数の負荷変数(NP)と、伝送容量割付けの負
荷変数(VAi)と、割付け要求状態の負荷変数(VE
i)とを更新するための更新回路(13)と、前記更新
された変数を格納し、前記更新された変数の値によって
更新されるFIFO手続きに従って列の管理を実行する
ための回路(14)とを備えることを特徴とする。
(TAi)のために、伝送の負荷変数(VCic)と、
パケット数の負荷変数(NP)と、伝送容量割付けの負
荷変数(VAi)と、割付け要求状態の負荷変数(VE
i)とを更新するための更新回路(13)と、前記更新
された変数を格納し、前記更新された変数の値によって
更新されるFIFO手続きに従って列の管理を実行する
ための回路(14)とを備えることを特徴とする。
【0029】請求項11記載の発明によれば、請求項1
0記載の相互通信のためのネットワークにおいて、前記
更新回路(13)は、演算器(130)と、伝送容量
(VCic)の負荷変数と、伝送容量割付けの負荷変数
(VAi)と、請求項8記載の発明により定義された手
続きに従う割付け要求状態の負荷変数(VEi)の処理
を保証することを可能にするプログラム部とを備えるこ
とを特徴とする。
0記載の相互通信のためのネットワークにおいて、前記
更新回路(13)は、演算器(130)と、伝送容量
(VCic)の負荷変数と、伝送容量割付けの負荷変数
(VAi)と、請求項8記載の発明により定義された手
続きに従う割付け要求状態の負荷変数(VEi)の処理
を保証することを可能にするプログラム部とを備えるこ
とを特徴とする。
【0030】請求項12記載の発明によれば、複数のタ
ーミナル(Ti)から構成される分散型のネットワーク
におけるデジタル化された情報メッセージ(MI)によ
る相互通信のためのネットワークにおいて、前記ターミ
ナル(Ti)は、情報メッセージ発生器(11)と、デ
ータパケットへ分割するためのパケット分割回路(2
2)と、パケットを格納するためのバッファメモリ(2
3)と、
ーミナル(Ti)から構成される分散型のネットワーク
におけるデジタル化された情報メッセージ(MI)によ
る相互通信のためのネットワークにおいて、前記ターミ
ナル(Ti)は、情報メッセージ発生器(11)と、デ
ータパケットへ分割するためのパケット分割回路(2
2)と、パケットを格納するためのバッファメモリ(2
3)と、
【0031】伝送された情報メッセージの送信器(2
4)とをカスケード接続した第1のパスと、前記パケッ
ト分割回路と伝送制御回路(26)とによって駆動され
る予約メッセージ送信器(25)を備える第2のパス
と、前記ターミナル(Ti)の近傍におけるパケット数
の伝送容量ローカル負荷変数(VCLi)を演算するた
めの演算回路(27)を有し、該演算回路(27)は、
一方において、伝送されるべきパケット数(NP)を表
わしているところの、前記パケット分割回路(22)に
よって伝送される信号を受取り、他方において、伝送に
対する権利を与えられたパケット数を表わしている信号
を受取るとともに、
4)とをカスケード接続した第1のパスと、前記パケッ
ト分割回路と伝送制御回路(26)とによって駆動され
る予約メッセージ送信器(25)を備える第2のパス
と、前記ターミナル(Ti)の近傍におけるパケット数
の伝送容量ローカル負荷変数(VCLi)を演算するた
めの演算回路(27)を有し、該演算回路(27)は、
一方において、伝送されるべきパケット数(NP)を表
わしているところの、前記パケット分割回路(22)に
よって伝送される信号を受取り、他方において、伝送に
対する権利を与えられたパケット数を表わしている信号
を受取るとともに、
【0032】さらに、前記ターミナル(Ti)は、他の
ターミナル(Tk)によって生成された予約メッセージ
(MR)を受取るための受信回路(210)と、前記タ
ーミナルの伝送容量予約要求の列を管理するための管理
回路(212)と、伝送の負荷変数、パケット数の負荷
変数(VCc)、伝送容量割付けの負荷変数(VA)お
よび割付け要求状態の負荷変数(VE)を更新するため
の更新回路(231)と、前記更新された変数を格納
し、前記更新された変数の値によって更新されるFIF
O手続きに従って列の管理を実行するための管理回路
(214)とを備えることを特徴とする。
ターミナル(Tk)によって生成された予約メッセージ
(MR)を受取るための受信回路(210)と、前記タ
ーミナルの伝送容量予約要求の列を管理するための管理
回路(212)と、伝送の負荷変数、パケット数の負荷
変数(VCc)、伝送容量割付けの負荷変数(VA)お
よび割付け要求状態の負荷変数(VE)を更新するため
の更新回路(231)と、前記更新された変数を格納
し、前記更新された変数の値によって更新されるFIF
O手続きに従って列の管理を実行するための管理回路
(214)とを備えることを特徴とする。
【0033】
【作用】複数の補助ターミナルは、予約メッセージを、
中央ターミナルへ供給する。この中央ターミナルは、補
助ターミナルへ向けて、上記補助ターミナルの情報メッ
セージのデータパケット数に換算した伝送容量の割付け
メッセージを送出し、その中の適切なターミナルへ供給
する。上記予約メッセージは、受取られた最終割付けメ
ッセージとp番目の現在の予約メッセージとの間に、発
生され、格納され、かつ、まだ、ターミナルTAi+q
に対して伝送されていない、ターミナルの情報メッセー
ジを形成するデータパケット数に関する情報からなる。
これは、向上すべきネットワークに安定性を与える。こ
のような多重アクセスは通信衛星の通信チャンネルに適
用される。
中央ターミナルへ供給する。この中央ターミナルは、補
助ターミナルへ向けて、上記補助ターミナルの情報メッ
セージのデータパケット数に換算した伝送容量の割付け
メッセージを送出し、その中の適切なターミナルへ供給
する。上記予約メッセージは、受取られた最終割付けメ
ッセージとp番目の現在の予約メッセージとの間に、発
生され、格納され、かつ、まだ、ターミナルTAi+q
に対して伝送されていない、ターミナルの情報メッセー
ジを形成するデータパケット数に関する情報からなる。
これは、向上すべきネットワークに安定性を与える。こ
のような多重アクセスは通信衛星の通信チャンネルに適
用される。
【0034】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。この発明の他の目的は、上記安定したアク
セスプロトコルの実行を許すデジタル化された情報メッ
セージにより複数の補助ターミナルから電気通信チャン
ネルへの多重アクセスに対するシステムの実行である。
て説明する。この発明の他の目的は、上記安定したアク
セスプロトコルの実行を許すデジタル化された情報メッ
セージにより複数の補助ターミナルから電気通信チャン
ネルへの多重アクセスに対するシステムの実行である。
【0035】この発明の目的である、デジタル化された
情報メッセージにより複数の補助ターミナルから電気通
信チャンネルへの多重アクセスに対するプロトコルは、
注目に値する。それにおいて、各予約メッセージは、中
央ターミナルにより伝送された順番p−nの割付けメッ
セージの補助ターミナルによる受け付けのより以前の瞬
間と、順番pの予約メッセージの補助ターミナルによる
伝送の瞬間との間で、補助ターミナルにより発生され、
記憶され、かつ、まだ他の補助ターミナルへ伝送されて
いない、より以前の継続的で基礎的な情報メッセージに
関係する。
情報メッセージにより複数の補助ターミナルから電気通
信チャンネルへの多重アクセスに対するプロトコルは、
注目に値する。それにおいて、各予約メッセージは、中
央ターミナルにより伝送された順番p−nの割付けメッ
セージの補助ターミナルによる受け付けのより以前の瞬
間と、順番pの予約メッセージの補助ターミナルによる
伝送の瞬間との間で、補助ターミナルにより発生され、
記憶され、かつ、まだ他の補助ターミナルへ伝送されて
いない、より以前の継続的で基礎的な情報メッセージに
関係する。
【0036】この発明の目的である、デジタル化された
情報メッセージにより複数の補助ターミナルから電気通
信チャンネルへの多重アクセスに対するプロトコルにつ
いて詳述する。
情報メッセージにより複数の補助ターミナルから電気通
信チャンネルへの多重アクセスに対するプロトコルにつ
いて詳述する。
【0037】この発明の目的である、デジタル化された
情報メッセージにより複数の補助ターミナルから電気通
信チャンネルへの多重アクセスに対するプロトコルは、
図3に関係して記載される。
情報メッセージにより複数の補助ターミナルから電気通
信チャンネルへの多重アクセスに対するプロトコルは、
図3に関係して記載される。
【0038】一般に、電気通信のための複数のターミナ
ルのネットワークは、中央集結型の構造を有するネット
ワークのように見なされる。しかしながら、この発明の
目的であるところの多重アクセスプロトコルの実行の原
理は、分散型のネットワークへ完全に適用できる。
ルのネットワークは、中央集結型の構造を有するネット
ワークのように見なされる。しかしながら、この発明の
目的であるところの多重アクセスプロトコルの実行の原
理は、分散型のネットワークへ完全に適用できる。
【0039】従来の電気通信に対する複数のターミナル
のネットワークの場合のように、この発明の目的であ
る、多重アクセスプロトコルの実行には、符号TAiで
示されるM個の補助ターミナルおよび符号TCで示され
る中央ターミナルが備えられている。複数の補助ターミ
ナルは、可変長のメッセージを発生するとともに、所定
の大きさのパケットに切断する。データインターバルま
たは継続時間Tsの予約インターバルに対応した伝送容
量のユニットは、図1を参照して説明したように、パケ
ットの伝送に対して要求される容量である。
のネットワークの場合のように、この発明の目的であ
る、多重アクセスプロトコルの実行には、符号TAiで
示されるM個の補助ターミナルおよび符号TCで示され
る中央ターミナルが備えられている。複数の補助ターミ
ナルは、可変長のメッセージを発生するとともに、所定
の大きさのパケットに切断する。データインターバルま
たは継続時間Tsの予約インターバルに対応した伝送容
量のユニットは、図1を参照して説明したように、パケ
ットの伝送に対して要求される容量である。
【0040】したがって、各補助ターミナルはTAi
は、符号TAi+qで示される他の補助ターミナルへデ
ジタル化された情報メッセージMiによる通信を可能に
するとともに、予約メッセージMRを中央ターミナルT
Cへ供給する。これに応じて、中央ターミナルTCは、
上記補助ターミナルTAiへ情報メッセージMIに対応
する割付けメッセージMAを供給する。
は、符号TAi+qで示される他の補助ターミナルへデ
ジタル化された情報メッセージMiによる通信を可能に
するとともに、予約メッセージMRを中央ターミナルT
Cへ供給する。これに応じて、中央ターミナルTCは、
上記補助ターミナルTAiへ情報メッセージMIに対応
する割付けメッセージMAを供給する。
【0041】通常、各補助ターミナルは、符号mjで示
される、続いて生じる複数の基礎情報メッセージから対
応する情報メッセージMIを発生することが可能であ
る。上記情報メッセージMIが続いて生じる基礎情報メ
ッセージmjの従来からの結び付きによって発生させら
れることは理解し得るであろう。
される、続いて生じる複数の基礎情報メッセージから対
応する情報メッセージMIを発生することが可能であ
る。上記情報メッセージMIが続いて生じる基礎情報メ
ッセージmjの従来からの結び付きによって発生させら
れることは理解し得るであろう。
【0042】図3は、この発明の目的と一致する複数の
補助ターミナルから、あるチャンネルへの多重アクセス
に対するプロトコルのタイムチャートを示す図である。
まず、メッセージの順番、すなわち、予約メッセージM
R、情報メッセージMI、伝送容量割付けメッセージM
Aの順番は、適切な補助ターミナルTAiの近傍に関連
した随意の相関的の瞬間でのイベントの連続として定義
される。すなわち、例えば、2つの引続く瞬間、p−
n、そして、p−n+1は、いかなる時刻を示してもよ
い。
補助ターミナルから、あるチャンネルへの多重アクセス
に対するプロトコルのタイムチャートを示す図である。
まず、メッセージの順番、すなわち、予約メッセージM
R、情報メッセージMI、伝送容量割付けメッセージM
Aの順番は、適切な補助ターミナルTAiの近傍に関連
した随意の相関的の瞬間でのイベントの連続として定義
される。すなわち、例えば、2つの引続く瞬間、p−
n、そして、p−n+1は、いかなる時刻を示してもよ
い。
【0043】すなわち、図3に示されているように、こ
の発明の目的である、複数の補助ターミナルから電気通
信チャンネルへの多重アクセスに対するプロトコルの特
別な利点によれば、符号MRpで示されるp番目の各予
約メッセージは、続く基礎情報メッセージmjのより早
めのものに関係する。この基礎情報メッセージmjは、
発生され、記憶され、かつ、他の補助ターミナルTAi
+qへまだ伝送されていない。
の発明の目的である、複数の補助ターミナルから電気通
信チャンネルへの多重アクセスに対するプロトコルの特
別な利点によれば、符号MRpで示されるp番目の各予
約メッセージは、続く基礎情報メッセージmjのより早
めのものに関係する。この基礎情報メッセージmjは、
発生され、記憶され、かつ、他の補助ターミナルTAi
+qへまだ伝送されていない。
【0044】これらの基礎情報メッセージmjは、p−
n番目の割付けメッセージの補助ターミナルTAiのよ
り早い瞬間と、p番目の予約メッセージの補助ターミナ
ルによる伝送の瞬間との間の適切な補助ターミナルTA
iの近傍に存在する。上記割付けメッセージは符号MA
p−nで示されており、中央ターミナルTCによって伝
送される。また、上記予約メッセージは符号MRpで示
される。
n番目の割付けメッセージの補助ターミナルTAiのよ
り早い瞬間と、p番目の予約メッセージの補助ターミナ
ルによる伝送の瞬間との間の適切な補助ターミナルTA
iの近傍に存在する。上記割付けメッセージは符号MA
p−nで示されており、中央ターミナルTCによって伝
送される。また、上記予約メッセージは符号MRpで示
される。
【0045】この発明の目的である、多重アクセスプロ
トコルの操作モードの具体的な例は図3に関連づけられ
て与えられる。この発明の目的である、多重アクセスプ
ロトコルの実行に対する手順の開始において、図3に示
すように、適切な補助ターミナルTAiに対して、パケ
ット番号に関する情報メッセージMIの長さは「0」に
等しく、対応する補助ターミナルTAiに関しての中央
ターミナルTCも、割付け状態の初期値において、
「0」に等しい。
トコルの操作モードの具体的な例は図3に関連づけられ
て与えられる。この発明の目的である、多重アクセスプ
ロトコルの実行に対する手順の開始において、図3に示
すように、適切な補助ターミナルTAiに対して、パケ
ット番号に関する情報メッセージMIの長さは「0」に
等しく、対応する補助ターミナルTAiに関しての中央
ターミナルTCも、割付け状態の初期値において、
「0」に等しい。
【0046】補助ターミナルTAiの近傍におけるユー
ザーによって発生した基礎情報メッセージmjについて
は、例えば、パケット番号NP=3に関する長さを有し
ており、情報メッセージMIの長さはその順番において
「3」という値をとる。適切な補助ターミナルTAi
は、ユーザーの要求に続いて、符号MR0で示される予
約メッセージを発生する。上記予約メッセージは、メッ
セージMI、すなわち、3つのパケットPkの長さに対
応する予約要求に関して、中央ターミナルTCへ供給さ
れたものである。
ザーによって発生した基礎情報メッセージmjについて
は、例えば、パケット番号NP=3に関する長さを有し
ており、情報メッセージMIの長さはその順番において
「3」という値をとる。適切な補助ターミナルTAi
は、ユーザーの要求に続いて、符号MR0で示される予
約メッセージを発生する。上記予約メッセージは、メッ
セージMI、すなわち、3つのパケットPkの長さに対
応する予約要求に関して、中央ターミナルTCへ供給さ
れたものである。
【0047】この中央ターミナルTCによって記録され
ている予約要求は、記述の初期に述べたように、ある列
に置かれる。適切な補助ターミナルTAiに対する中央
ターミナルTCによる割当てメッセージの伝送後、上記
列の管理の効力によって、補助ターミナルTAiのユー
ザーは、例えば、符号mj+1で示される新たな基礎情
報メッセージを発生する。この基礎情報メッセージの長
さは、限度のない例として、2つのパケットPkに対応
する。また、メッセージMIの長さの値は、現在の長さ
の値と、始めの長さの値との合計に更新される。すなわ
ち、与えられた例においては、パケットの数の点からM
I=5となる。
ている予約要求は、記述の初期に述べたように、ある列
に置かれる。適切な補助ターミナルTAiに対する中央
ターミナルTCによる割当てメッセージの伝送後、上記
列の管理の効力によって、補助ターミナルTAiのユー
ザーは、例えば、符号mj+1で示される新たな基礎情
報メッセージを発生する。この基礎情報メッセージの長
さは、限度のない例として、2つのパケットPkに対応
する。また、メッセージMIの長さの値は、現在の長さ
の値と、始めの長さの値との合計に更新される。すなわ
ち、与えられた例においては、パケットの数の点からM
I=5となる。
【0048】図3において、上記補助ターミナルTAi
の近傍では、補助ターミナルTAi、これに続く新たな
基礎情報メッセージmj+1のユーザーによる生成、そ
して、長さ「5」の情報メッセージMIの生成は、情報
メッセージMIの長さに相当する予約要求に関して、す
なわち、5つのデータパケットに関して、新たな予約メ
ッセージMR1を生成する。
の近傍では、補助ターミナルTAi、これに続く新たな
基礎情報メッセージmj+1のユーザーによる生成、そ
して、長さ「5」の情報メッセージMIの生成は、情報
メッセージMIの長さに相当する予約要求に関して、す
なわち、5つのデータパケットに関して、新たな予約メ
ッセージMR1を生成する。
【0049】図3に示す符号Xにおいて、衝突したと仮
定する。この衝突は、事実上、中央ターミナルTCによ
る最初に述べた予約メッセージMR1の受取りの不在と
して、定義される。これは、適切な補助ターミナルTA
iに関しては、中央ターミナルTCによる伝送容量への
割当ての可能性のある状況は「3」に等しいままである
と認識される。伝送容量空間の長さは、予約メッセージ
MR0の始めの受取りに引続き、補助ターミナルTAi
に関しては、中央ターミナルTCによって割当てられ
る。
定する。この衝突は、事実上、中央ターミナルTCによ
る最初に述べた予約メッセージMR1の受取りの不在と
して、定義される。これは、適切な補助ターミナルTA
iに関しては、中央ターミナルTCによる伝送容量への
割当ての可能性のある状況は「3」に等しいままである
と認識される。伝送容量空間の長さは、予約メッセージ
MR0の始めの受取りに引続き、補助ターミナルTAi
に関しては、中央ターミナルTCによって割当てられ
る。
【0050】これに付随して、補助ターミナルTAiの
ユーザーは、新たな基礎メッセージmj+2を生成する
ことができる。データパケットの数に関しては、上記基
礎メッセージmj+2の長さは、例えば、「4」に等し
い。したがって、パケットの合計数はNP=9となり、
対応する情報メッセージMIは同じ値となる。そして、
補助ターミナルTAiは、パッケージの数の「9」に等
しいメモリ予約要求に対応する予約メッセージMR2を
中央ターミナルTCへ伝送する。
ユーザーは、新たな基礎メッセージmj+2を生成する
ことができる。データパケットの数に関しては、上記基
礎メッセージmj+2の長さは、例えば、「4」に等し
い。したがって、パケットの合計数はNP=9となり、
対応する情報メッセージMIは同じ値となる。そして、
補助ターミナルTAiは、パッケージの数の「9」に等
しいメモリ予約要求に対応する予約メッセージMR2を
中央ターミナルTCへ伝送する。
【0051】中央ターミナルTCの近傍における列の管
理に続き、後者は、適切な補助ターミナルTAiに対す
るヘッディング、すなわち、瞬間における符号MAp−
nで示される割付けメッセージを発生することが可能で
ある。上記割付けメッセージMAp−nは、前述した予
約メッセージMR2の受取りの瞬間に関して関連がな
い。上記割付けメッセージMAp−nは、情報メッセー
ジMIを伝送することを補助ターミナルTAiに対して
許可する。また、パケット数に対応する長さは「3」に
等しい。
理に続き、後者は、適切な補助ターミナルTAiに対す
るヘッディング、すなわち、瞬間における符号MAp−
nで示される割付けメッセージを発生することが可能で
ある。上記割付けメッセージMAp−nは、前述した予
約メッセージMR2の受取りの瞬間に関して関連がな
い。上記割付けメッセージMAp−nは、情報メッセー
ジMIを伝送することを補助ターミナルTAiに対して
許可する。また、パケット数に対応する長さは「3」に
等しい。
【0052】そして、割付けメッセージMAp−nは、
パケット数Pkに対応して、長さ「3」の情報メッセー
ジMIn−p+1の伝送に際し、「9」から「6」へ
と、他の補助ターミナルTAi+qに対して先立って、
補助ターミナルTAiによって、情報メッセージMIの
長さを減少させる。この発明の目的に一致する多重アク
セスプロトコルに対する手順は、図3に例として示した
ように進められる。
パケット数Pkに対応して、長さ「3」の情報メッセー
ジMIn−p+1の伝送に際し、「9」から「6」へ
と、他の補助ターミナルTAi+qに対して先立って、
補助ターミナルTAiによって、情報メッセージMIの
長さを減少させる。この発明の目的に一致する多重アク
セスプロトコルに対する手順は、図3に例として示した
ように進められる。
【0053】情報メッセージMIn−p+1の伝送に引
続き、補助ターミナルTAiの近傍に格納された情報メ
ッセージMIの長さは「6」に等しくなる。補助ターミ
ナルTAiのユーザーにより、パケット数に対応して、
長さ「2」の新たな基礎情報メッセージmj+3の生成
を仮定すると、情報メッセージMIの長さは「8」とな
り、補助ターミナルTAiは、パケット数に対応する
「8」の値に等しいメモリ割付けに応じて、予約メッセ
ージMRp−n+1を発生する。これは、中央ターミナ
ルの近傍における伝送容量の割付け状況を上記値へ減少
させることである。
続き、補助ターミナルTAiの近傍に格納された情報メ
ッセージMIの長さは「6」に等しくなる。補助ターミ
ナルTAiのユーザーにより、パケット数に対応して、
長さ「2」の新たな基礎情報メッセージmj+3の生成
を仮定すると、情報メッセージMIの長さは「8」とな
り、補助ターミナルTAiは、パケット数に対応する
「8」の値に等しいメモリ割付けに応じて、予約メッセ
ージMRp−n+1を発生する。これは、中央ターミナ
ルの近傍における伝送容量の割付け状況を上記値へ減少
させることである。
【0054】パケット数に対応する長さ「4」の新たな
基礎情報メッセージmj+4の補助ターミナルTAiの
ユーザーによる生成は、補助ターミナルTAiが、情報
メッセージMIの長さを値「12」へ更新するととも
に、上記値「12」に応じた新たな予約メッセージMR
pを中央ターミナルTCへ供給する。この進行は、前述
した列の管理に調和して進められる。
基礎情報メッセージmj+4の補助ターミナルTAiの
ユーザーによる生成は、補助ターミナルTAiが、情報
メッセージMIの長さを値「12」へ更新するととも
に、上記値「12」に応じた新たな予約メッセージMR
pを中央ターミナルTCへ供給する。この進行は、前述
した列の管理に調和して進められる。
【0055】上述したメモリ割付け値「12」の処理
は、割付けメッセージMAp+1の伝送により、パケッ
ト数に対応する値「12」の対応する伝送容量空間に応
じた適切な補助ターミナルTAiに対して、中央ターミ
ナルTCによって行なわれる。これは、例えば、情報メ
ッセージMIp+2の補助ターミナルTAiによる他の
補助ターミナルTAi+qへの続く伝送を許可する。上
記情報メッセージMIの長さの値は、補助ターミナルT
Aiの近傍において、値「0」へ減少させるために、デ
ータパケット数に関連して表わされる。
は、割付けメッセージMAp+1の伝送により、パケッ
ト数に対応する値「12」の対応する伝送容量空間に応
じた適切な補助ターミナルTAiに対して、中央ターミ
ナルTCによって行なわれる。これは、例えば、情報メ
ッセージMIp+2の補助ターミナルTAiによる他の
補助ターミナルTAi+qへの続く伝送を許可する。上
記情報メッセージMIの長さの値は、補助ターミナルT
Aiの近傍において、値「0」へ減少させるために、デ
ータパケット数に関連して表わされる。
【0056】当然、中央ターミナルTCの近傍において
は、補助ターミナルTAiに対応するメモリ割付け位置
は、前述した割付けメッセージMAp+1の引続く伝送
で「0」へ減少される。この発明の目的である、多重ア
クセスプロトコルの安定に対する確かな証拠は、図3を
参照することによって与えられる。
は、補助ターミナルTAiに対応するメモリ割付け位置
は、前述した割付けメッセージMAp+1の引続く伝送
で「0」へ減少される。この発明の目的である、多重ア
クセスプロトコルの安定に対する確かな証拠は、図3を
参照することによって与えられる。
【0057】ALOHA−予約プロトコルの実行は、重
要な仕事の目的になる。後者は前述したL.KLEIN
ROCKによる文献、D.RAYCHAUDHURIと
K.JOSEPHによる「Simulation Models for Perf
ormance Evaluation of Satellites Multiple Access P
rotocol」、IEEE ISAC、1988年1月発行の文献、お
よびL.ROBERTSによる「Dynamic Allocation o
f Satellite CapacityThrough Packet Reservation」、
AFPIS Conference Proceedings、Vol.42、PP771-716、
1973年に引用されている。
要な仕事の目的になる。後者は前述したL.KLEIN
ROCKによる文献、D.RAYCHAUDHURIと
K.JOSEPHによる「Simulation Models for Perf
ormance Evaluation of Satellites Multiple Access P
rotocol」、IEEE ISAC、1988年1月発行の文献、お
よびL.ROBERTSによる「Dynamic Allocation o
f Satellite CapacityThrough Packet Reservation」、
AFPIS Conference Proceedings、Vol.42、PP771-716、
1973年に引用されている。
【0058】これらに引用されている確かな証拠は、中
央ターミナルTCの列によって進行されない予約メッセ
ージの残りの累算の不在における予約副フレームの安定
の研究に基づいている。ネットワークは、M個の補助ス
テーションを備えていると考えられる。このような状況
の下で、図1に示すように、予約副フレームおよびデー
タ副フレームへの時を示す伝送路の再区分は、周波数空
間において、予約副路とデータ副路の2つの別個の絶え
間のない時を示す副路への通信衛星伝送路の通過帯域の
再区分に相当するということによれば上記仮定を明確に
述べられる。時を示すフレームの値Rの伝送速度に対し
て、予約副路Rrの伝送速度と、データ副路Rdとは、
各々、次の関係によって与えられる。
央ターミナルTCの列によって進行されない予約メッセ
ージの残りの累算の不在における予約副フレームの安定
の研究に基づいている。ネットワークは、M個の補助ス
テーションを備えていると考えられる。このような状況
の下で、図1に示すように、予約副フレームおよびデー
タ副フレームへの時を示す伝送路の再区分は、周波数空
間において、予約副路とデータ副路の2つの別個の絶え
間のない時を示す副路への通信衛星伝送路の通過帯域の
再区分に相当するということによれば上記仮定を明確に
述べられる。時を示すフレームの値Rの伝送速度に対し
て、予約副路Rrの伝送速度と、データ副路Rdとは、
各々、次の関係によって与えられる。
【0059】 Rr=R(K/(K+L)); Rd=R(L/(K+L)) したがって、時間を示す伝送路と、予約副路およびデー
タ副路の別個の絶え間のない時間を示す伝送副パスとの
ための全く同一に参照される時間に対して、時間インタ
ーバルの間、転送されるビット数は同一であり、かつ、
予約副路の時間インターバルの間は、次の関係が満足さ
れる。
タ副路の別個の絶え間のない時間を示す伝送副パスとの
ための全く同一に参照される時間に対して、時間インタ
ーバルの間、転送されるビット数は同一であり、かつ、
予約副路の時間インターバルの間は、次の関係が満足さ
れる。
【0060】 T’s=R/Rr;TS=TS((K+L)/K) 同一であることは、時間インターバルのいかなる時間を
示す再区分に対しても真であり、特に、対応する時間副
インターバルIkjに対して真である。これは、予約副
路に関して、拡張副インターバルIkjeによって示さ
れているこの理由のために意図する。
示す再区分に対しても真であり、特に、対応する時間副
インターバルIkjに対して真である。これは、予約副
路に関して、拡張副インターバルIkjeによって示さ
れているこの理由のために意図する。
【0061】補助ターミナルTAiによる情報メッセー
ジMIの生成の確率λに対して、この補助ターミナルに
よる拡張時間インターバルにおける予約メッセージの生
成確率は同一である。
ジMIの生成の確率λに対して、この補助ターミナルに
よる拡張時間インターバルにおける予約メッセージの生
成確率は同一である。
【0062】与えられた拡張時間インターバルに対し
て、補助ターミナルTAiによて再伝送されるであろう
予約メッセージの数はBに等しい。この伝達時間、補助
ターミナル、中央ターミナル、補助ターミナルPr、予
約メッセージの衝突の位置は、中央集結型のネットワー
クにおいて、後者による伝送の後で、拡張時間副インタ
ーバル(2Pr)の後に知られている。そしてそこで、
補助ターミナルTAiは、次の時間副インターバルRt
xからランダムに選択された拡張時間副インターバルに
おいて、予約メッセージMRの伝送を続ける。
て、補助ターミナルTAiによて再伝送されるであろう
予約メッセージの数はBに等しい。この伝達時間、補助
ターミナル、中央ターミナル、補助ターミナルPr、予
約メッセージの衝突の位置は、中央集結型のネットワー
クにおいて、後者による伝送の後で、拡張時間副インタ
ーバル(2Pr)の後に知られている。そしてそこで、
補助ターミナルTAiは、次の時間副インターバルRt
xからランダムに選択された拡張時間副インターバルに
おいて、予約メッセージMRの伝送を続ける。
【0063】予約メッセージMR(B)の1つを再伝送
する目的で、適切な補助ターミナルTAiによる与えら
れた時間副インターバルの選択の確率Pは、予約メッセ
ージMR(B)が伝送すべきものであると、期間「0」
の間、2Pr+Rtxと次の関係を満足する。 P=B/(2Pr+Rtx) 拡張時間副インターバルにおける予約メッセージの成功
した伝送Pr(s)の決定に適する確率の合計の原理
は、Pr(s)=Pr(n)+Pr(sr)と書くこと
ができる。
する目的で、適切な補助ターミナルTAiによる与えら
れた時間副インターバルの選択の確率Pは、予約メッセ
ージMR(B)が伝送すべきものであると、期間「0」
の間、2Pr+Rtxと次の関係を満足する。 P=B/(2Pr+Rtx) 拡張時間副インターバルにおける予約メッセージの成功
した伝送Pr(s)の決定に適する確率の合計の原理
は、Pr(s)=Pr(n)+Pr(sr)と書くこと
ができる。
【0064】上記各項の関係は、Pr(n)は、新たな
予約メッセージの生成の確率と、成功した伝送の確率を
表わしており、次式:Pr(n)=M.Pr(1)×P
r(0)を満足する。Pr(1)は、単一の補助ターミ
ナルTaiによるメッセージの生成確率を示しており、
Pr(0)は、いかなる他の補助ターミナルTAi+q
によるメッセージの非再伝送の確率を示している。
予約メッセージの生成の確率と、成功した伝送の確率を
表わしており、次式:Pr(n)=M.Pr(1)×P
r(0)を満足する。Pr(1)は、単一の補助ターミ
ナルTaiによるメッセージの生成確率を示しており、
Pr(0)は、いかなる他の補助ターミナルTAi+q
によるメッセージの非再伝送の確率を示している。
【0065】そして、Pr(sr)は、このメッセージ
の再伝送の成功する確率を示しており、次式:Pr(s
r)=M.Pr(s−i−t−e)×Pr(o−n−
m)を満足する。Pr(s−i−t−e)は、再伝送を
確実にするための補助ターミナルTAiによる適切な拡
張時間副インターバルの選択の確率を示している。ま
た、Pr(o−n−m)は、上記拡張時間副インターバ
ルの間のメッセージが生成されない確率を示している。
の再伝送の成功する確率を示しており、次式:Pr(s
r)=M.Pr(s−i−t−e)×Pr(o−n−
m)を満足する。Pr(s−i−t−e)は、再伝送を
確実にするための補助ターミナルTAiによる適切な拡
張時間副インターバルの選択の確率を示している。ま
た、Pr(o−n−m)は、上記拡張時間副インターバ
ルの間のメッセージが生成されない確率を示している。
【0066】要するに、確率に関して表わされる、予約
副路の処理容量は、Mが非常に大きく、λが小さいとい
うことによる近似を憶えていれば、結果S=M.定数に
対して、 Sout=e-s(1−P)M-1(S+MP) と書ける。ネットワークは、生成されたメッセージのセ
ットを備える通信の速度が予約副路の処理容量に等しい
場合、釣り合いが取れているといえる。すなわち、 S=Sout となる。
副路の処理容量は、Mが非常に大きく、λが小さいとい
うことによる近似を憶えていれば、結果S=M.定数に
対して、 Sout=e-s(1−P)M-1(S+MP) と書ける。ネットワークは、生成されたメッセージのセ
ットを備える通信の速度が予約副路の処理容量に等しい
場合、釣り合いが取れているといえる。すなわち、 S=Sout となる。
【0067】上述した状態に対して得られた、ネットワ
ークの釣り合いの曲線は図4に示される。釣り合いの曲
線は、S、Pの面を、Sout>SおよびSout<S
に対応する2つの領域へ分割する。与えられた値S=
M.λの有効な通信に対して、対応する負荷線は上記釣
り合いの曲線を2つの点xおよびyに分断する。これら
の点xおよびyは、後者の釣り合い点として、適切なネ
ットワークの使用の状況の下に示されている。
ークの釣り合いの曲線は図4に示される。釣り合いの曲
線は、S、Pの面を、Sout>SおよびSout<S
に対応する2つの領域へ分割する。与えられた値S=
M.λの有効な通信に対して、対応する負荷線は上記釣
り合いの曲線を2つの点xおよびyに分断する。これら
の点xおよびyは、後者の釣り合い点として、適切なネ
ットワークの使用の状況の下に示されている。
【0068】正の傾斜の領域における釣り合い線上に位
置する点xは安定しており、一方、負の傾斜の領域に位
置する点yは不安定であることが証明される。しかしな
がら、点xにおけるネットワークは、本質的に不安定な
釣り合い点yの存在の効力により無制限に安定ではな
い。点xから不安定な点yへ通る危険は、通信が増加す
るときに充分にあり、したがって、不安定な危険であ
る。
置する点xは安定しており、一方、負の傾斜の領域に位
置する点yは不安定であることが証明される。しかしな
がら、点xにおけるネットワークは、本質的に不安定な
釣り合い点yの存在の効力により無制限に安定ではな
い。点xから不安定な点yへ通る危険は、通信が増加す
るときに充分にあり、したがって、不安定な危険であ
る。
【0069】この発明の目的であるプロトコルの場合に
は、対比させることによって、補助ターミナルTAiに
おいて伝送のための列をつくる記憶された情報メッセー
ジの番号Pに対し、予約システムへメッセージの入力通
信の流れ、全体的なメモリのように全般に関して、Si
n=M.λと書くことができる。予約メッセージMRp
は、伝送が成功した場合か、あるいは全体的なメモリが
再伝送を要求しない場合に、全体的なメモリを自由にす
る。メッセージMRpの後に、しかし、予約メッセージ
MRpの遅延時間の間の前に、成功した予約メッセージ
MRp+1が同一の補助ターミナルによって発生される
場合において、予約メッセージMRpが再伝送を要求し
ないことが取消される。
は、対比させることによって、補助ターミナルTAiに
おいて伝送のための列をつくる記憶された情報メッセー
ジの番号Pに対し、予約システムへメッセージの入力通
信の流れ、全体的なメモリのように全般に関して、Si
n=M.λと書くことができる。予約メッセージMRp
は、伝送が成功した場合か、あるいは全体的なメモリが
再伝送を要求しない場合に、全体的なメモリを自由にす
る。メッセージMRpの後に、しかし、予約メッセージ
MRpの遅延時間の間の前に、成功した予約メッセージ
MRp+1が同一の補助ターミナルによって発生される
場合において、予約メッセージMRpが再伝送を要求し
ないことが取消される。
【0070】したがって、出力通信の流れSoutは、
図4に示す従来のALOHA−予約方法と同様のやり方
において、成功した、伝送された予約メッセージSou
tsに対応する2つの部分の合計である。そして、So
utuは、成功しなかった、伝送された予約メッセージ
に対応し、受取りメッセージは受取られない。しかしな
がら、これは遅延時間の期間の間の再伝送することを目
的としていない。
図4に示す従来のALOHA−予約方法と同様のやり方
において、成功した、伝送された予約メッセージSou
tsに対応する2つの部分の合計である。そして、So
utuは、成功しなかった、伝送された予約メッセージ
に対応し、受取りメッセージは受取られない。しかしな
がら、これは遅延時間の期間の間の再伝送することを目
的としていない。
【0071】メッセージの番号Pの機能としてのパラメ
ータSout=Souts+Soutuに対する曲線は
図5に示されている。これらの曲線は、形状M=150
の補助ターミナル、600msにおける400個の副イ
ンターバルの予約副フレーム容量、20個の副インター
バルに等しい再伝送の遅延時間期間に対して次の試みを
得ている。また、入力通信の量は補助ターミナルの負荷
λの変化(MODIFICATION)によって変調される。
ータSout=Souts+Soutuに対する曲線は
図5に示されている。これらの曲線は、形状M=150
の補助ターミナル、600msにおける400個の副イ
ンターバルの予約副フレーム容量、20個の副インター
バルに等しい再伝送の遅延時間期間に対して次の試みを
得ている。また、入力通信の量は補助ターミナルの負荷
λの変化(MODIFICATION)によって変調される。
【0072】図5の観察において、曲線Soutと負荷
線Sin=M.λとの交差している点xがちょうど1つ
あるということが注目される。この点xは、入力通信S
inの値があろうとも、無条件に安定している。また、
通信負荷における変動の間じゅう、安定した釣り合い位
置の回りの操作点xに変化を見ることができる。すなわ
ち、曲線Soutuは、高い値Pに対する曲線Sout
sに対して償う。
線Sin=M.λとの交差している点xがちょうど1つ
あるということが注目される。この点xは、入力通信S
inの値があろうとも、無条件に安定している。また、
通信負荷における変動の間じゅう、安定した釣り合い位
置の回りの操作点xに変化を見ることができる。すなわ
ち、曲線Soutuは、高い値Pに対する曲線Sout
sに対して償う。
【0073】したがって、この発明の目的とする多重ア
クセスプロトコルは、以前のALOHA予約プロトコル
を多くの安定したプロトコルによって置き換える。以前
のプロトコルにおいては、各基礎情報メッセージに対し
て生成され、予約メッセージが生成される。また、上記
安定したプロトコルにおいては、単一の予約メッセージ
が、まだ、伝送されていない、生成された基礎メッセー
ジのセットに対して生成される。
クセスプロトコルは、以前のALOHA予約プロトコル
を多くの安定したプロトコルによって置き換える。以前
のプロトコルにおいては、各基礎情報メッセージに対し
て生成され、予約メッセージが生成される。また、上記
安定したプロトコルにおいては、単一の予約メッセージ
が、まだ、伝送されていない、生成された基礎メッセー
ジのセットに対して生成される。
【0074】この発明の目的である、複数の補助ターミ
ナルからのチャンネルへの多重アクセスに対するプロト
コルを実行するための手順は、図3、図6および図7を
参照してその詳細が説明される。一般に、情報メッセー
ジMIは適切な補助ターミナルTAiによって、異なる
補助ターミナルTAi+qへ伝送される。この伝送は、
p−n+1番目に実行される。また、情報メッセージM
Ip−n+1は、p−n番目の各割付けメッセージより
高位の順番で伝送される。符号MAp−nで示されるメ
ッセージは適切な補助ターミナルTAiによって受取ら
れる。
ナルからのチャンネルへの多重アクセスに対するプロト
コルを実行するための手順は、図3、図6および図7を
参照してその詳細が説明される。一般に、情報メッセー
ジMIは適切な補助ターミナルTAiによって、異なる
補助ターミナルTAi+qへ伝送される。この伝送は、
p−n+1番目に実行される。また、情報メッセージM
Ip−n+1は、p−n番目の各割付けメッセージより
高位の順番で伝送される。符号MAp−nで示されるメ
ッセージは適切な補助ターミナルTAiによって受取ら
れる。
【0075】もちろん、任意の期間は、2つのp−nお
よびp−n+1の順番で続いて起きるイベントの間とし
て想像される。同様にして、後者から伝送され、かつ、
形成された基礎情報メッセージmjおよび情報メッセー
ジMIp−n+1は、任意の長さのように見なされ、か
つ、所定の任意の長さのパケットpKに細分されてい
る。したがって、各補助ターミナルTAiによって伝送
されたp番目の各予約メッセージは、補助ターミナルT
Aiの近傍に格納されたパケット番号がNPで示される
情報の一要素を含んでおり、他の補助ターミナルへ伝送
するために列を形成する。
よびp−n+1の順番で続いて起きるイベントの間とし
て想像される。同様にして、後者から伝送され、かつ、
形成された基礎情報メッセージmjおよび情報メッセー
ジMIp−n+1は、任意の長さのように見なされ、か
つ、所定の任意の長さのパケットpKに細分されてい
る。したがって、各補助ターミナルTAiによって伝送
されたp番目の各予約メッセージは、補助ターミナルT
Aiの近傍に格納されたパケット番号がNPで示される
情報の一要素を含んでおり、他の補助ターミナルへ伝送
するために列を形成する。
【0076】この発明の目的である、多重アクセスプロ
トコルの手順の限度のない実行における特別な利点によ
れば、予約割付け手順は、2つの負荷変数から実行でき
る。1つの負荷変数は、適切な補助ターミナルTAiに
対する伝送容量負荷変数であり、データパケットの数に
関して表わされ、符号VCiaで示される。また、もう
1つの負荷変数は、中央ターミナルの近傍における、上
述した補助ターミナルと同一の補助ターミナルTAiに
対する伝送容量負荷変数であり、符号VCicで示され
る。
トコルの手順の限度のない実行における特別な利点によ
れば、予約割付け手順は、2つの負荷変数から実行でき
る。1つの負荷変数は、適切な補助ターミナルTAiに
対する伝送容量負荷変数であり、データパケットの数に
関して表わされ、符号VCiaで示される。また、もう
1つの負荷変数は、中央ターミナルの近傍における、上
述した補助ターミナルと同一の補助ターミナルTAiに
対する伝送容量負荷変数であり、符号VCicで示され
る。
【0077】一般に、伝送容量負荷変数VCiaは、新
たなメッセージの生成後、および中央ターミナルTCの
部分での割付けメッセージMAの受取り後に更新され
る。このように、この負荷変数は、対応する補助ターミ
ナルTAiの近傍に列を形成するデータパケット数を永
久に示す。
たなメッセージの生成後、および中央ターミナルTCの
部分での割付けメッセージMAの受取り後に更新され
る。このように、この負荷変数は、対応する補助ターミ
ナルTAiの近傍に列を形成するデータパケット数を永
久に示す。
【0078】変数VCicは、補助ターミナルTAiの
部分での予約メッセージの受取り後、および対応する補
助ターミナルTAiへの割付けメッセージMAの伝送後
に更新される。したがって、変数VCicは、各時間で
中央ターミナルTCによって用いられる。これには、上
記瞬間での補助ターミナルによって要求された容量を決
定する目的で、適切な補助ターミナルTAiに伝送容量
を割り当てるための理由がある。
部分での予約メッセージの受取り後、および対応する補
助ターミナルTAiへの割付けメッセージMAの伝送後
に更新される。したがって、変数VCicは、各時間で
中央ターミナルTCによって用いられる。これには、上
記瞬間での補助ターミナルによって要求された容量を決
定する目的で、適切な補助ターミナルTAiに伝送容量
を割り当てるための理由がある。
【0079】したがって、図3に示されるように、中央
ターミナルTCの伝送容量負荷状態の変数VCicは、
要求の状態またはメモリ割付けのための要求の不在の状
態変数VEiおよび予約メッセージを発生した補助ター
ミナルTAiに対する伝送容量割付け変数によって示さ
れる最初の副変数VAiを含んでいる。したがって、各
時間において、中央ターミナルTCは、割付けメッセー
ジMAを適切な補助ターミナルTAiへ伝送する。それ
は、割付け変数TAiに割付けられた容量の値があると
する。
ターミナルTCの伝送容量負荷状態の変数VCicは、
要求の状態またはメモリ割付けのための要求の不在の状
態変数VEiおよび予約メッセージを発生した補助ター
ミナルTAiに対する伝送容量割付け変数によって示さ
れる最初の副変数VAiを含んでいる。したがって、各
時間において、中央ターミナルTCは、割付けメッセー
ジMAを適切な補助ターミナルTAiへ伝送する。それ
は、割付け変数TAiに割付けられた容量の値があると
する。
【0080】もし、出力−後退伝達時間の間じゅう、中
央ターミナルTCは、補助ターミナルからのいかなる要
求も受け付けないとともに、上記補助ターミナルTAi
へのいかなる割付けメッセージをも伝送しない。割付け
変数VAiの値は自動的にゼロにリセットされる。状態
変数VEiはただ2つの値、「0」または「1」の値を
とる。
央ターミナルTCは、補助ターミナルからのいかなる要
求も受け付けないとともに、上記補助ターミナルTAi
へのいかなる割付けメッセージをも伝送しない。割付け
変数VAiの値は自動的にゼロにリセットされる。状態
変数VEiはただ2つの値、「0」または「1」の値を
とる。
【0081】中央ターミナルTCが補助ターミナルTA
iからの要求を受けると、値「1」をセットし、また、
中央ターミナルTCが補助ターミナルTAiへ割付け値
を伝送すると、値「0」をセットする。この状態変数V
Eiは、以下の方法において、補助ターミナルTAiか
らの要求に含まれた過剰分を排除することが可能であ
る。もし、中央ターミナルTCが補助ターミナルTAi
からの要求を受取ると、状態変数VEiは値「0」とな
り、それから補助ターミナルTAiからの要求が割付け
変数VAiの現在値によって減少させられる。
iからの要求を受けると、値「1」をセットし、また、
中央ターミナルTCが補助ターミナルTAiへ割付け値
を伝送すると、値「0」をセットする。この状態変数V
Eiは、以下の方法において、補助ターミナルTAiか
らの要求に含まれた過剰分を排除することが可能であ
る。もし、中央ターミナルTCが補助ターミナルTAi
からの要求を受取ると、状態変数VEiは値「0」とな
り、それから補助ターミナルTAiからの要求が割付け
変数VAiの現在値によって減少させられる。
【0082】このような場合が図3の点Aで示される。
この点Aにおいて、補助ターミナルTAiによって発生
される予約メッセージから生じる、割付け要求が受取ら
れる。上記予約メッセージは符号MR2で表わされる。
この点Aにおいて、予約要求は受取られ、一方、状態変
数VEiが値「0」となる。このような場合において、
「9」に等しい予約要求は、割付け変数VAi=3の値
によって減少させられる。そして、要求の新たな値
「6」は、補助ターミナルTAiに対し、すなわち、変
数VCicに対する中央ターミナルの伝送容量負荷変数
を有しているとする。
この点Aにおいて、補助ターミナルTAiによって発生
される予約メッセージから生じる、割付け要求が受取ら
れる。上記予約メッセージは符号MR2で表わされる。
この点Aにおいて、予約要求は受取られ、一方、状態変
数VEiが値「0」となる。このような場合において、
「9」に等しい予約要求は、割付け変数VAi=3の値
によって減少させられる。そして、要求の新たな値
「6」は、補助ターミナルTAiに対し、すなわち、変
数VCicに対する中央ターミナルの伝送容量負荷変数
を有しているとする。
【0083】同図3の点Bにおいては、予約要求が予約
メッセージMRpによって受取られる。状態変数VEi
は値「1」となる。この場合、予約要求は変化せず、補
助ターミナルTAiに対する中央ターミナルの伝送容量
負荷変数VCicは、実際の予約要求の値を得る。すな
わち、この場合、予約メッセージMRpの値「12」を
得る。
メッセージMRpによって受取られる。状態変数VEi
は値「1」となる。この場合、予約要求は変化せず、補
助ターミナルTAiに対する中央ターミナルの伝送容量
負荷変数VCicは、実際の予約要求の値を得る。すな
わち、この場合、予約メッセージMRpの値「12」を
得る。
【0084】補助ターミナルTAiからの生成する前述
したメッセージMRpのように、予約を介する予約要求
の受取りに関する上述した手順の実行は、図6に示され
る。図6では、予約要求を読み込む最初のステップ10
00が認められる。また、ステップ1001では、値
「0」を有する状態変数VEiの値を判断する。この判
断は以下に示される。上記判断が「真」の場合には、ス
テップ1002において、要求値から割付け変数VAi
の値が減算され、これが割付け要求へ代入される。次
に、ステップ1003において、中央ターミナルTCの
近傍における補助ターミナルTAiに対する負荷変数、
すなわち、変数VCicへ、得られた要求の新たな値が
代入される。
したメッセージMRpのように、予約を介する予約要求
の受取りに関する上述した手順の実行は、図6に示され
る。図6では、予約要求を読み込む最初のステップ10
00が認められる。また、ステップ1001では、値
「0」を有する状態変数VEiの値を判断する。この判
断は以下に示される。上記判断が「真」の場合には、ス
テップ1002において、要求値から割付け変数VAi
の値が減算され、これが割付け要求へ代入される。次
に、ステップ1003において、中央ターミナルTCの
近傍における補助ターミナルTAiに対する負荷変数、
すなわち、変数VCicへ、得られた要求の新たな値が
代入される。
【0085】これに対して、ステップ1001の判断が
「偽」の場合には、要求された値は、ステップ1004
において、上述した変数VCicへ代入される。上述し
たステップ1003および1004に引続き、ステップ
1005において、状態変数VEiが値「1」に更新さ
れる。次に、ステップ1006において、補助ターミナ
ルTAiに対する列に格納された新たな要求を管理する
ための手順に応じて、割付け変数VAiに対する遅延時
間が初期化される。
「偽」の場合には、要求された値は、ステップ1004
において、上述した変数VCicへ代入される。上述し
たステップ1003および1004に引続き、ステップ
1005において、状態変数VEiが値「1」に更新さ
れる。次に、ステップ1006において、補助ターミナ
ルTAiに対する列に格納された新たな要求を管理する
ための手順に応じて、割付け変数VAiに対する遅延時
間が初期化される。
【0086】図7は、補助ターミナルへの割付けメッセ
ージMAの伝送に関する中央ターミナルTCによって実
行される動作を示すフローチャートである。すなわち、
ステップ2001において、変数VAiに割付け容量が
代入される。これは、中央ターミナルTCの近傍におけ
る補助ターミナルTAiに対する負荷変数VCicを更
新するステップ2002に対する準備である。この値
(負荷変数VCic)は上記割付け変数VAiの値が減
算される。そして、上記ステップ2002において、状
態変数VEiを再び更新するステップ2003へ引継が
れる。上記状態変数VEiは「0」にセットされる。こ
のステップ2003は、次のステップ2004へ引継が
れ、図6のステップ1006と同様の方法により、割付
け変数VAiの遅延時間が初期化される。
ージMAの伝送に関する中央ターミナルTCによって実
行される動作を示すフローチャートである。すなわち、
ステップ2001において、変数VAiに割付け容量が
代入される。これは、中央ターミナルTCの近傍におけ
る補助ターミナルTAiに対する負荷変数VCicを更
新するステップ2002に対する準備である。この値
(負荷変数VCic)は上記割付け変数VAiの値が減
算される。そして、上記ステップ2002において、状
態変数VEiを再び更新するステップ2003へ引継が
れる。上記状態変数VEiは「0」にセットされる。こ
のステップ2003は、次のステップ2004へ引継が
れ、図6のステップ1006と同様の方法により、割付
け変数VAiの遅延時間が初期化される。
【0087】中央集結型のネットワークにおけるデジタ
ル化された情報メッセージによる相互通信に対する補助
ターミナルの詳細な説明を図8に示す。この図から分る
ように、補助ターミナルTAiが、従来より、カスケー
ド接続された、情報メッセージMIの発生器1、上記情
報メッセージMIをデータパッケージPkに分割するパ
ケット分割回路2、伝送されるべきパケットを格納する
バッファメモリ3および伝送された情報メッセージを形
成する上記パケットの送信器4を含む第1のパス(I)
を備えていることに注目するであろう。
ル化された情報メッセージによる相互通信に対する補助
ターミナルの詳細な説明を図8に示す。この図から分る
ように、補助ターミナルTAiが、従来より、カスケー
ド接続された、情報メッセージMIの発生器1、上記情
報メッセージMIをデータパッケージPkに分割するパ
ケット分割回路2、伝送されるべきパケットを格納する
バッファメモリ3および伝送された情報メッセージを形
成する上記パケットの送信器4を含む第1のパス(I)
を備えていることに注目するであろう。
【0088】さらに、補助ターミナルTAiは、予約メ
ッセージMRの送信器5を含む第2のパス(II)を備
えている。上記送信器5は、上記パケット分割回路2お
よび、通常、中央ターミナルTCによって伝送される受
取りメッセージACKを受ける伝送遅延回路6によって
分割されている。従来より、通信衛星による電気通信の
分野においては、遅延回路は、与えられた補助ターミナ
ルおよび中央ターミナルの間に、メッセージの出力−後
退伝送に本質的に一致する、例えば、300msecの
遅延をもたらすということが注目される。
ッセージMRの送信器5を含む第2のパス(II)を備
えている。上記送信器5は、上記パケット分割回路2お
よび、通常、中央ターミナルTCによって伝送される受
取りメッセージACKを受ける伝送遅延回路6によって
分割されている。従来より、通信衛星による電気通信の
分野においては、遅延回路は、与えられた補助ターミナ
ルおよび中央ターミナルの間に、メッセージの出力−後
退伝送に本質的に一致する、例えば、300msecの
遅延をもたらすということが注目される。
【0089】この発明の目的によれば、上述した補助タ
ーミナルは、さらに、補助ターミナルTAiの近傍にお
けるパケット数の伝送容量負荷変数を計算するための演
算回路7を備える。この演算回路7は、一方において、
パケット分割回路2によって引き渡される、伝送される
べきパケット数NPを示す信号を受取り、他方におい
て、中央ターミナルTCによって伝送される、例えば、
p番目の最後の割付けメッセージMApによって割付け
られる時間インターバルの数を表わす信号を受取る。
ーミナルは、さらに、補助ターミナルTAiの近傍にお
けるパケット数の伝送容量負荷変数を計算するための演
算回路7を備える。この演算回路7は、一方において、
パケット分割回路2によって引き渡される、伝送される
べきパケット数NPを示す信号を受取り、他方におい
て、中央ターミナルTCによって伝送される、例えば、
p番目の最後の割付けメッセージMApによって割付け
られる時間インターバルの数を表わす信号を受取る。
【0090】限定のない実施例の利点によれば、演算回
路7は、図6に示すステップ1002に従って要求を形
成するために、割付け値VAiに対応する量により要求
された値の減算を保証することができるデジタル減算器
を備える。
路7は、図6に示すステップ1002に従って要求を形
成するために、割付け値VAiに対応する量により要求
された値の減算を保証することができるデジタル減算器
を備える。
【0091】図9は、この発明の目的による中央(相互
通信)ターミナルの構成を示すブロックである。中央タ
ーミナルは、前述したように、電気通信チャンネルへの
多重アクセスのためのプロトコルを安定した状態で実行
するものである。
通信)ターミナルの構成を示すブロックである。中央タ
ーミナルは、前述したように、電気通信チャンネルへの
多重アクセスのためのプロトコルを安定した状態で実行
するものである。
【0092】通常、中央ターミナルTCは、各補助ター
ミナルTAiによって発生される予約メッセージMRの
ための受取り回路10を備えている。この受取り回路1
0は、エラー検出回路を有しており、このエラー検出
は、予約メッセージMRを拒絶するという効果を有して
いる。また、エラー検出の不在は、中央ターミナルTC
の処理回路への上記予約メッセージMRの伝送を認める
という効果がある。
ミナルTAiによって発生される予約メッセージMRの
ための受取り回路10を備えている。この受取り回路1
0は、エラー検出回路を有しており、このエラー検出
は、予約メッセージMRを拒絶するという効果を有して
いる。また、エラー検出の不在は、中央ターミナルTC
の処理回路への上記予約メッセージMRの伝送を認める
という効果がある。
【0093】通常、中央ターミナルTCは、符号ACK
で示される受取りメッセージの伝送回路11を備えてい
る。この伝送回路11は、従来からの回路であり、詳細
な説明は行なわない。最後に、中央ターミナルTCは、
上記受取り回路10によって受取られた予約メッセージ
MRを含む要約要求の列を管理するための回路を構成す
る複数のハードウエア部(列管理回路12)を備えてい
る。
で示される受取りメッセージの伝送回路11を備えてい
る。この伝送回路11は、従来からの回路であり、詳細
な説明は行なわない。最後に、中央ターミナルTCは、
上記受取り回路10によって受取られた予約メッセージ
MRを含む要約要求の列を管理するための回路を構成す
る複数のハードウエア部(列管理回路12)を備えてい
る。
【0094】通常、列管理回路12は、中央ターミナル
TCによって受取られたさまざまな予約メッセージMR
のためのシーケンス番号を代入する回路120を備えて
いる。その後に、データを順次積み重ねるタイプの記憶
回路121があり、これはFIFO型の上記さまざまな
予約メッセージMRを格納する。なお、この動作につい
ての詳細は後述する。
TCによって受取られたさまざまな予約メッセージMR
のためのシーケンス番号を代入する回路120を備えて
いる。その後に、データを順次積み重ねるタイプの記憶
回路121があり、これはFIFO型の上記さまざまな
予約メッセージMRを格納する。なお、この動作につい
ての詳細は後述する。
【0095】記憶回路121は、割付けメッセージMA
の発生回路122によって引継がれる。この発生回路1
22は従来からの回路であり、詳細な説明は行なわな
い。この発明の目的によれば、中央ターミナルは、さら
に、パケット数NPの伝送負荷変数VCic、伝送容量
割付けVAiおよび各補助ターミナルTAiに対する割
付け要求状態変数VEiを更新するための更新回路13
を備えている。
の発生回路122によって引継がれる。この発生回路1
22は従来からの回路であり、詳細な説明は行なわな
い。この発明の目的によれば、中央ターミナルは、さら
に、パケット数NPの伝送負荷変数VCic、伝送容量
割付けVAiおよび各補助ターミナルTAiに対する割
付け要求状態変数VEiを更新するための更新回路13
を備えている。
【0096】さらに、上述した更新回路13に付帯し
て、更新された変数を格納するための格納回路14を備
えている。都合よく、更新回路13は、演算器130
と、これに関連して、伝送容量負荷変数VCic、伝送
容量割付けVAiおよび割付け要求状態VEiの処理を
行なうプログラムモジュールとを備えている。これら
は、図6および図7とともに、前述した手順によって定
義されている。
て、更新された変数を格納するための格納回路14を備
えている。都合よく、更新回路13は、演算器130
と、これに関連して、伝送容量負荷変数VCic、伝送
容量割付けVAiおよび割付け要求状態VEiの処理を
行なうプログラムモジュールとを備えている。これら
は、図6および図7とともに、前述した手順によって定
義されている。
【0097】この発明の目的によれば、割付けまたは予
約要求の列の管理のための手順は、更新されるFIF
O、保護された、特定される補助ターミナルTAiに関
係する予約メッセージへの回路120によるシーケンス
番号の代入、および上述した変数の値を更新するための
手続きの間と、列に割付けられた値の更新の間との保存
されている結果のメッセージの処理インデックスにより
都合よく実行される。
約要求の列の管理のための手順は、更新されるFIF
O、保護された、特定される補助ターミナルTAiに関
係する予約メッセージへの回路120によるシーケンス
番号の代入、および上述した変数の値を更新するための
手続きの間と、列に割付けられた値の更新の間との保存
されている結果のメッセージの処理インデックスにより
都合よく実行される。
【0098】単に図10に示めした目的は、メッセージ
のフォームの一例を示すものであり、図9に示すような
中央ターミナル、および図8に示すような複数の補助タ
ーミナルを含む電気通信ネットワークの中央集結型形状
に用いられる。
のフォームの一例を示すものであり、図9に示すような
中央ターミナル、および図8に示すような複数の補助タ
ーミナルを含む電気通信ネットワークの中央集結型形状
に用いられる。
【0099】通常、情報メッセージは、メッセージの行
く先、すなわち、補助ターミナルTAi+qのアドレス
を含むアドレス領域ADRを備える。情報パケットPk
は情報メッセージMIに関連して示される構造を再生成
することができる。上述したアドレス領域ADRには、
有用な情報を含む領域INFOが付帯している。
く先、すなわち、補助ターミナルTAi+qのアドレス
を含むアドレス領域ADRを備える。情報パケットPk
は情報メッセージMIに関連して示される構造を再生成
することができる。上述したアドレス領域ADRには、
有用な情報を含む領域INFOが付帯している。
【0100】予約メッセージMRは、伝送ターミナルN
TEの数からなる、同一であるか否かを確認する確認領
域と、要求の値、すなわち変数VCiaからなる図10
に符号DEMと示される領域と、符号CDEで示される
エラー検出領域とを備えてもよい。受取り確認メッセー
ジACKは、単に、タイプ領域TYPおよび受信人のタ
ーミナル番号を含む領域NTDからなる。
TEの数からなる、同一であるか否かを確認する確認領
域と、要求の値、すなわち変数VCiaからなる図10
に符号DEMと示される領域と、符号CDEで示される
エラー検出領域とを備えてもよい。受取り確認メッセー
ジACKは、単に、タイプ領域TYPおよび受信人のタ
ーミナル番号を含む領域NTDからなる。
【0101】割付けメッセージMAは、同様に、メッセ
ージのタイプを示すタイプ領域TYP、受信人のターミ
ナル番号を含む領域、割付けられた時間インターバルの
番号を含む領域、適切なデータ副フレームにおける第1
の時間インターバルの位置を示す領域Pからなる。分散
型の複数のターミナルTiのネットワークの場合におい
て、この発明の目的である、デジタル化された情報メッ
セージによる相互通信のためのターミナルの詳細は、図
11を参照して説明される。
ージのタイプを示すタイプ領域TYP、受信人のターミ
ナル番号を含む領域、割付けられた時間インターバルの
番号を含む領域、適切なデータ副フレームにおける第1
の時間インターバルの位置を示す領域Pからなる。分散
型の複数のターミナルTiのネットワークの場合におい
て、この発明の目的である、デジタル化された情報メッ
セージによる相互通信のためのターミナルの詳細は、図
11を参照して説明される。
【0102】分散型ターミナルの場合、このネットワー
クは、電気通信チャンネルを介して相互通信を行なう任
意の数MのターミナルTiからなる。このタイプのネッ
トワークは、チャンネルへのターミナルのアクセスの管
理を保証するための中央ターミナルを備えていない。
クは、電気通信チャンネルを介して相互通信を行なう任
意の数MのターミナルTiからなる。このタイプのネッ
トワークは、チャンネルへのターミナルのアクセスの管
理を保証するための中央ターミナルを備えていない。
【0103】このような構成においては、中央集結型の
場合におけるような、割付けメッセージはない。チャン
ネルへのアクセスは、各ターミナルTiの近傍における
ローカル判定によって影響される。これは、伝送容量割
付けのから考えて、本質的に自主的である。
場合におけるような、割付けメッセージはない。チャン
ネルへのアクセスは、各ターミナルTiの近傍における
ローカル判定によって影響される。これは、伝送容量割
付けのから考えて、本質的に自主的である。
【0104】すなわち、ターミナルは、その要求が要求
の列の先頭に到達した時に、チャンネルへアクセスする
ことを決定する。しかしながら、このような場合、各タ
ーミナルTiの近傍には要求列管理システムがある。こ
のような場合、さまざまなターミナルTiは、与えられ
た瞬間での伝送チャンネルへのアクセス権利に対しての
適切な決定のために、それらの列を同一の方法で更新し
なければならない。
の列の先頭に到達した時に、チャンネルへアクセスする
ことを決定する。しかしながら、このような場合、各タ
ーミナルTiの近傍には要求列管理システムがある。こ
のような場合、さまざまなターミナルTiは、与えられ
た瞬間での伝送チャンネルへのアクセス権利に対しての
適切な決定のために、それらの列を同一の方法で更新し
なければならない。
【0105】したがって、各ターミナルTiは以下に示
す変数を用いる。中央集結型における中央ターミナルT
Cの更新変数を含む変数のテーブルに対する本質的にア
ナログの変数テーブル。このテーブルのインデックスk
(1〜Mの値をとる)で示される列は、k番目のターミ
ナルTkに対応する3つの変数VCk、VEkおよびV
Akからなる。
す変数を用いる。中央集結型における中央ターミナルT
Cの更新変数を含む変数のテーブルに対する本質的にア
ナログの変数テーブル。このテーブルのインデックスk
(1〜Mの値をとる)で示される列は、k番目のターミ
ナルTkに対応する3つの変数VCk、VEkおよびV
Akからなる。
【0106】当然、上記変数の更新に対する手続きは、
中央集結型で述べたものと同一である。さらに、同様の
遅延時間システムが、割付け変数TAkの管理を確実に
するために各ターミナルTkに結び付けられている。こ
の遅延時間システムは、中央集結型の場合と同様の方法
で行なわれる。ローカル負荷変数VCliは、中央集結
型の負荷変数VCiaに調和して用いられる。
中央集結型で述べたものと同一である。さらに、同様の
遅延時間システムが、割付け変数TAkの管理を確実に
するために各ターミナルTkに結び付けられている。こ
の遅延時間システムは、中央集結型の場合と同様の方法
で行なわれる。ローカル負荷変数VCliは、中央集結
型の負荷変数VCiaに調和して用いられる。
【0107】分散型におけるターミナルTiのアーキテ
クチュアは、図8および図9に示される中央集結型の補
助ターミナルTAiおよび中央ターミナルTCの組み合
わせに要約されることが分る。主要な相違があるとすれ
ば、割付け手続きの代りに、ターミナルTiが与えられ
た瞬間での電気通信チャンネルへのアクセス権について
の決定手続きを実行することにある。外見上、もし、与
えられた瞬間において、ネットワークの全ての要求列が
同一の情報を含むなら、全てのターミナルTiは、この
瞬間に、同じ決定を行なう。
クチュアは、図8および図9に示される中央集結型の補
助ターミナルTAiおよび中央ターミナルTCの組み合
わせに要約されることが分る。主要な相違があるとすれ
ば、割付け手続きの代りに、ターミナルTiが与えられ
た瞬間での電気通信チャンネルへのアクセス権について
の決定手続きを実行することにある。外見上、もし、与
えられた瞬間において、ネットワークの全ての要求列が
同一の情報を含むなら、全てのターミナルTiは、この
瞬間に、同じ決定を行なう。
【0108】図11に示すように、分散型におけるター
ミナルTiの場合には、図8の場合のような同一の構成
要素を含む第1のパス(I)を備えているということが
分る。上記構成要素は、数値2が先行する(十の位が2
で始る)同一の符号で記載されている。
ミナルTiの場合には、図8の場合のような同一の構成
要素を含む第1のパス(I)を備えているということが
分る。上記構成要素は、数値2が先行する(十の位が2
で始る)同一の符号で記載されている。
【0109】同様にして、ターミナルTiは、図6に示
す本質的に同一の構成要素を含む第2のパスを備えてい
る。上記構成要素は、数値2が先行する(十の位が2で
始る)同一の符号で記載されている。
す本質的に同一の構成要素を含む第2のパスを備えてい
る。上記構成要素は、数値2が先行する(十の位が2で
始る)同一の符号で記載されている。
【0110】しかしながら、図11に示す場合には、変
数VCLiを計算する演算回路27がターミナルTiの
近傍におけるパケット番号の伝送容量ローカル負荷変数
の演算を行なう。この伝送容量ローカル負荷変数は、本
質的に、図6に関して述べた負荷変数VCiaに対する
ものである。
数VCLiを計算する演算回路27がターミナルTiの
近傍におけるパケット番号の伝送容量ローカル負荷変数
の演算を行なう。この伝送容量ローカル負荷変数は、本
質的に、図6に関して述べた負荷変数VCiaに対する
ものである。
【0111】さらに、ターミナルTiは、他のターミナ
ルTkの各々によって生成される予約メッセージMRを
受け取るための受信回路210と、図6の回路12に類
似したターミナルの伝送容量の予約要求の列を管理する
ための管理回路212と、伝送容量割付けVAのパケッ
ト数VCcおよび割付け要求状態VEの伝送負荷変数を
更新するための回路213とを連続して備えてるととも
に、回路213と同様に上記更新された変数を記憶する
ための管理回路214をも備えている。
ルTkの各々によって生成される予約メッセージMRを
受け取るための受信回路210と、図6の回路12に類
似したターミナルの伝送容量の予約要求の列を管理する
ための管理回路212と、伝送容量割付けVAのパケッ
ト数VCcおよび割付け要求状態VEの伝送負荷変数を
更新するための回路213とを連続して備えてるととも
に、回路213と同様に上記更新された変数を記憶する
ための管理回路214をも備えている。
【0112】当然、列の管理は、上述した更新された変
数の値によって更新されるFIFOに従って実行され
る。したがって、特に有益な電気通信チャンネルへの多
重アクセスのためのプロトコルを述べてきた。この多重
アクセスプロトコルは、中央集結型のネットワーク、す
なわち、アクセスを管理するための中央ターミナルを備
えるネットワーク、または、分散型の電気通信ネットワ
ークから実行することができる。チャンネルへのアクセ
スの決定は、ターミナルTiの各々の近傍に得られる。
数の値によって更新されるFIFOに従って実行され
る。したがって、特に有益な電気通信チャンネルへの多
重アクセスのためのプロトコルを述べてきた。この多重
アクセスプロトコルは、中央集結型のネットワーク、す
なわち、アクセスを管理するための中央ターミナルを備
えるネットワーク、または、分散型の電気通信ネットワ
ークから実行することができる。チャンネルへのアクセ
スの決定は、ターミナルTiの各々の近傍に得られる。
【0113】この発明の目的である、電気通信チャンネ
ルへの多重アクセスのためのプロトコルは、ALOHA
多重アクセス手続きが非常に進歩向上する限りにおい
て、特に有利となる。これは、十分な通信の状況の間じ
ゅう、このタイプのネットワークでは制御できない自動
ロッキングの手順を避けることができる。
ルへの多重アクセスのためのプロトコルは、ALOHA
多重アクセス手続きが非常に進歩向上する限りにおい
て、特に有利となる。これは、十分な通信の状況の間じ
ゅう、このタイプのネットワークでは制御できない自動
ロッキングの手順を避けることができる。
【0114】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、デジタル化された情報メッセージ(MI)による補
助通信ターミナル(TAi)からの遠隔通信チャンネル
(TC)への多重アクセスのためのプロトコルにおい
て、予約メッセージ(MR)を中央ターミナル(TC)
へ供給する補助ターミナル(TAi)と、異なる補助タ
ーミナル(TAi+q)へ向う複数の続いて起る基礎情
報メッセージ(mj)から前記補助ターミナルによって
生成された前記情報メッセージ(MI)に対応する割付
けメッセージ(MA)を前記補助ターミナルへ供給する
中央ターミナル(TC)とを具備し、p番目の予約メッ
セージ(MRp)は、前記中央ターミナル(TC)によ
って伝送されたp−n番目の割付けメッセージMAp−
nの、前記補助ターミナル(TAi)による受取りのよ
り早めの瞬間と、前記p番目の予約メッセージ(MR
p)の前記補助ターミナルによる伝送の瞬間との間に、
前記補助ターミナル(TAi)によって前記異なる補助
ターミナルTAi+qに対して生成され、格納され、か
つ、まだ伝送されていない、より早めの続いて起る基礎
情報メッセージ(mj)の組に関連づけられるようにし
たため、デジタル化された情報メッセージによる複数の
補助ターミナルから電気通信チャンネルへ対して安定し
た多重アクセスが行なえるという利点が得られる。
ば、デジタル化された情報メッセージ(MI)による補
助通信ターミナル(TAi)からの遠隔通信チャンネル
(TC)への多重アクセスのためのプロトコルにおい
て、予約メッセージ(MR)を中央ターミナル(TC)
へ供給する補助ターミナル(TAi)と、異なる補助タ
ーミナル(TAi+q)へ向う複数の続いて起る基礎情
報メッセージ(mj)から前記補助ターミナルによって
生成された前記情報メッセージ(MI)に対応する割付
けメッセージ(MA)を前記補助ターミナルへ供給する
中央ターミナル(TC)とを具備し、p番目の予約メッ
セージ(MRp)は、前記中央ターミナル(TC)によ
って伝送されたp−n番目の割付けメッセージMAp−
nの、前記補助ターミナル(TAi)による受取りのよ
り早めの瞬間と、前記p番目の予約メッセージ(MR
p)の前記補助ターミナルによる伝送の瞬間との間に、
前記補助ターミナル(TAi)によって前記異なる補助
ターミナルTAi+qに対して生成され、格納され、か
つ、まだ伝送されていない、より早めの続いて起る基礎
情報メッセージ(mj)の組に関連づけられるようにし
たため、デジタル化された情報メッセージによる複数の
補助ターミナルから電気通信チャンネルへ対して安定し
た多重アクセスが行なえるという利点が得られる。
【図1】従来のALOHA型の多重アクセスプロトコル
を実行する補助ターミナルおよび中央ターミナルを含む
複数のターミナルのネットワークを示すブロック図であ
る。
を実行する補助ターミナルおよび中央ターミナルを含む
複数のターミナルのネットワークを示すブロック図であ
る。
【図2】従来のALOHA予約プロトコルにおけるメッ
セージの構造フレームを示す図である。
セージの構造フレームを示す図である。
【図3】本発明の目的である多重アクセスのための安定
したプロトコルを実行するためのステップを示す図であ
る。
したプロトコルを実行するためのステップを示す図であ
る。
【図4】従来のALOHAプロトコルによる電気通信チ
ャンネルへ多重アクセスするためのプロトコルを実行す
る複数のターミナルのネットワークにおける均衡状態を
説明するための図である。
ャンネルへ多重アクセスするためのプロトコルを実行す
る複数のターミナルのネットワークにおける均衡状態を
説明するための図である。
【図5】この発明によるプロトコルに対応する電気通信
チャンネルへ多重アクセスするためのプロトコルを実行
する複数のターミナルのネットワークにおける均衡状態
を説明するための図である。
チャンネルへ多重アクセスするためのプロトコルを実行
する複数のターミナルのネットワークにおける均衡状態
を説明するための図である。
【図6】中央ターミナルの近傍において、いずれかの補
助ターミナルTAiによって伝送される予約メッセージ
の受取りに関する、電気通信チャンネルへ多重アクセス
するためのプロトコルを実行する手順のステップを示す
フローチャートである。
助ターミナルTAiによって伝送される予約メッセージ
の受取りに関する、電気通信チャンネルへ多重アクセス
するためのプロトコルを実行する手順のステップを示す
フローチャートである。
【図7】中央ターミナルの近傍において、補助ターミナ
ルTAiへの割付けメッセージの伝送に関する、電気通
信チャンネルへ多重アクセスするためのプロトコルを実
行する手順のステップを示すフローチャートである。
ルTAiへの割付けメッセージの伝送に関する、電気通
信チャンネルへ多重アクセスするためのプロトコルを実
行する手順のステップを示すフローチャートである。
【図8】中央集結型のネットワークの場合における補助
ターミナルの構成を示すブロック図である。
ターミナルの構成を示すブロック図である。
【図9】中央集結型のネットワークの場合における中央
ターミナルの構成を示すブロック図である。
ターミナルの構成を示すブロック図である。
【図10】中央集結型のネットワークの場合における伝
送されるメッセージ、すなわち、情報メッセージ、予約
メッセージ、受取り確認メッセージ、割付けメッセージ
の一例を示す図である。
送されるメッセージ、すなわち、情報メッセージ、予約
メッセージ、受取り確認メッセージ、割付けメッセージ
の一例を示す図である。
【図11】分散型のネットワークの場合に用いられるタ
ーミナルのブロック図である。
ーミナルのブロック図である。
1 情報メッセージ発生器 2 分割回路 3 バッファメモリ 4 送信器 6 伝送遅延回路 5 予約メッセージ送信器 7 演算回路 11 伝送回路(情報メッセージ発生器) 13 更新回路 14 格納回路 22 パケット分割回路 23 バッファメモリ 24 送信器 25 予約メッセージ送信器 26 伝送制御回路 27 演算回路 130 演算器 210 受信回路 212 管理回路 214 管理回路 231 更新回路 I 第1のパス II 第2のパス MI 情報メッセージ TAi 補助ターミナル MR 予約メッセージ TC 中央ターミナル MA 割付けメッセージ mj 基礎情報メッセージ NP パケット数 VCic 伝送容量負荷変数 VAi 第1のメモリ割付け副変数 VEi 状態副変数 ACK 受取り告知メッセージ
Claims (12)
- 【請求項1】 デジタル化された情報メッセージ(M
I)による補助通信ターミナル(TAi)からの遠隔通
信チャンネル(TC)への多重アクセスのためのプロト
コルにおいて、 予約メッセージ(MR)を中央ターミナル(TC)へ供
給する補助ターミナル(TAi)と、 異なる補助ターミナル(TAi+q)へ向う複数の続い
て起る基礎情報メッセージ(mj)から前記補助ターミ
ナルによって生成された前記情報メッセージ(MI)に
対応する割付けメッセージ(MA)を前記補助ターミナ
ルへ供給する中央ターミナル(TC)とを具備し、 p番目の予約メッセージ(MRp)は、前記中央ターミ
ナル(TC)によって伝送されたp−n番目の割付けメ
ッセージMAp−nの、前記補助ターミナル(TAi)
による受取りのより早めの瞬間と、前記p番目の予約メ
ッセージ(MRp)の前記補助ターミナルによる伝送の
瞬間との間に、前記補助ターミナル(TAi)によって
前記異なる補助ターミナルTAi+qに対して生成さ
れ、格納され、かつ、まだ伝送されていない、より早め
の続いて起る基礎情報メッセージ(mj)の組に関連づ
けられることを特徴とする多重アクセスのためのプロト
コル。 - 【請求項2】 前記情報メッセージ(MI)は、前記補
助ターミナル(TAi)によって受取られるp−n番目
の割付けメッセージ(MAp−n)より直ちに高いp−
n+1番目(MIp−n+1)に従って前記補助ターミ
ナル(TAi)によって伝送されることを特徴とする請
求項1記載の多重アクセスのためのプロトコル。 - 【請求項3】 前記基礎情報メッセージ(mj)および
該基礎情報メッセージから形成され、伝送される前記情
報メッセージ(MIp−n+1)は、任意の長さを有す
るとともに、任意の所定の長さのパケット(Pk)へ細
分されることを特徴とする請求項1記載の多重アクセス
のためのプロトコル。 - 【請求項4】 前記補助ターミナル(TAi)によって
伝送されるp番目の予約メッセージ(MRp)は、前記
補助ターミナル(TAi)の近傍に格納されるパケット
数(NP)を表わす情報からなるとともに、前記異なる
補助ターミナルへ伝送するための列形成の情報からなる
ことを特徴とする請求項3記載の多重アクセスのための
プロトコル。 - 【請求項5】 前記割付けメッセージ(MAp−n)
は、前記中央ターミナル(TC)の近傍における前記対
応する補助ターミナル(TAi)の伝送容量負荷変数
(VCic)から形成されることを特徴とする請求項1
記載の多重アクセスのためのプロトコル。 - 【請求項6】 前記中央ターミナル(TC)の近傍にお
ける前記伝送容量負荷変数(VCic)は、前記予約メ
ッセージを生成する前記補助ターミナル(TAi)に対
する第1のメモリ割付け副変数(VAi)、およびメモ
リ割付けに対する要求の不在または要求の状態の、前記
補助ターミナル(TAi)のための、状態副変数(VE
i)からなることを特徴とする請求項5記載の多重アク
セスのためのプロトコル。 - 【請求項7】 前記p番目の予約メッセージ(MRp)
は、前記補助ターミナル(TAi)の近傍におけるパケ
ット数(NP)に換算して伝送容量負荷変数(VCi
a)を備えており、 前記伝送容量負荷変数は、前記基礎情報メッセージ(m
j)およびそれを形成するパケットの前記補助ターミナ
ルによる生成および格納の後か、あるいは割付けメッセ
ージの受取り後に、更新され、そして、前記予約メッセ
ージ(MRp)と併合されることを特徴とする請求項6
記載の多重アクセスのためのプロトコル。 - 【請求項8】 前記補助ターミナル(TAi)の要求に
含まれる余分なものを排除する目的で、要求の状態また
はメモリ割付けのための要求の不在の前記補助ターミナ
ル(TAi)の適切なものに対する前記状態副変数(V
Ei)の特徴は、0または1の値をとる2進数の変数で
あり、 前記補助ターミナル(TAi)の要求は、前記状態副変
数(VEi)がゼロの値を有すると、対応する前記割付
け副変数(VAi)の現在値によって減算されることを
特徴とする請求項6または請求項7記載の多重アクセス
のためのプロトコル。 - 【請求項9】 多重アクセスプロトコルに従って中央タ
ーミナル(TC)によって管理される複数の補助ターミ
ナル(TAi)のネットワークにおいて、 前記補助ターミナル(TAi)の各々は、予約メッセー
ジ(MR)を中央ターミナル(TC)へ供給し、 前記中央ターミナル(TC)は、割付けメッセージ(M
A)を前記補助ターミナルの各々へ供給し、 前記情報メッセージ(MI)は、データパケットを作
り、異なる補助ターミナル(TAi+q)へ向う複数の
続いて起こる基礎情報メッセージ(mj)から生成さ
れ、 前記補助ターミナルは、情報メッセージ発生器(1)
と、データパケットへ細分するためのパケット分割回路
(2)と、パケットを格納するためのバッファメモリ
(3)と、伝送された情報メッセージの送信器(4)と
がカスケード接続された、少なくとも1つの第1のパス
と、 前記中央ターミナル(TC)によって生成された受取り
告知メッセージ(ACK)を受取る伝送遅延回路(6)
と前記パケット分割回路とによって駆動される予約メッ
セージ送信器(5)からなる第2のパスとを備えるとと
もに、 さらに、前記補助ターミナルは、 該補助ターミナル(TAi)の近傍におけるパケット数
の伝送容量負荷変数(Vcia)を算出するための演算
回路(7)を有し、該演算回路(7)は、一方におい
て、伝送されるべきパケット数(NP)を表わしている
ところの、前記パケット分割回路(2)によって伝送さ
れる信号を受取り、他方において、前記中央ターミナル
(TC)によって伝送されるp番目の最終割付けメッセ
ージ(MAp)によって割付けられた時間インターバル
数を表わしている信号を受取ることを特徴とする相互通
信のための補助ターミナルを有するネットワーク。 - 【請求項10】 多重アクセスプロトコルに従って、中
央ターミナル(TC)によって管理される複数の補助タ
ーミナル(TAi)のネットワークにおいて、 前記補助ターミナル(TAi)の各々は、予約メッセー
ジ(MR)を中央ターミナル(TC)へ供給し、 前記中央ターミナル(TC)は、割付けメッセージ(M
A)を前記補助ターミナルの各々へ供給し、 前記情報メッセージ(MI)は、データパケットを作
り、異なる補助ターミナル(TAi+q)へ向う複数の
続いて起こる基礎情報メッセージ(mj)から生成さ
れ、 前記中央ターミナルは、前記補助ターミナル(TAi)
の各々によって生成される予約メッセージ(MR)を受
取るための回路と、前記補助ターミナル(TAi)へ向
う受取り告知メッセージ(ACK)を発生する回路と、
さまざまな補助ターミナル(TAi)の伝送容量予約要
求の列を管理するための回路とを備えるとともに、 前記中央ターミナルは、各補助ターミナル(TAi)の
ために、伝送の負荷変数(VCic)と、パケット数の
負荷変数(NP)と、伝送容量割付けの負荷変数(VA
i)と、割付け要求状態の負荷変数(VEi)とを更新
するための更新回路(13)と、 前記更新された変数を格納し、前記更新された変数の値
によって更新されるFIFO手続きに従って列の管理を
実行するための回路(14)とを備えることを特徴とす
る相互通信のための中央ターミナルを有するネットワー
ク。 - 【請求項11】 前記更新回路(13)は、 演算器(130)と、 伝送容量(VCic)の負荷変数と、伝送容量割付けの
負荷変数(VAi)と、請求項8記載の発明により定義
された手続きに従う割付け要求状態の負荷変数(VE
i)の処理を保証することを可能にするプログラム部と
を備えることを特徴とする請求項10記載のネットワー
ク。 - 【請求項12】 複数のターミナル(Ti)から構成さ
れる分散型のネットワークにおけるデジタル化された情
報メッセージ(MI)による相互通信のためのネットワ
ークにおいて、 前記ターミナル(Ti)は、 情報メッセージ発生器(11)と、データパケットへ分
割するためのパケット分割回路(22)と、パケットを
格納するためのバッファメモリ(23)と、 伝送された情報メッセージの送信器(24)とをカスケ
ード接続した第1のパスと、 前記パケット分割回路と伝送制御回路(26)とによっ
て駆動される予約メッセージ送信器(25)を備える第
2のパスと、 前記ターミナル(Ti)の近傍におけるパケット数の伝
送容量ローカル負荷変数(VCLi)を演算するための
演算回路(27)を有し、該演算回路(27)は、一方
において、伝送されるべきパケット数(NP)を表わし
ているところの、前記パケット分割回路(22)によっ
て伝送される信号を受取り、他方において、伝送に対す
る権利を与えられたパケット数を表わしている信号を受
取るとともに、 さらに、前記ターミナル(Ti)は、 他のターミナル(Tk)によって生成された予約メッセ
ージ(MR)を受取るための受信回路(210)と、 前記ターミナルの伝送容量予約要求の列を管理するため
の管理回路(212)と、 伝送の負荷変数、パケット数の負荷変数(VCc)、伝
送容量割付けの負荷変数(VA)および割付け要求状態
の負荷変数(VE)を更新するための更新回路(23
1)と、 前記更新された変数を格納し、前記更新された変数の値
によって更新されるFIFO手続きに従って列の管理を
実行するための管理回路(214)とを備えることを特
徴とする相互通信のためのターミナルを有するネットワ
ーク。
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