JPH07153804A - 半導体チップの外観検査装置 - Google Patents

半導体チップの外観検査装置

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JPH07153804A
JPH07153804A JP29996693A JP29996693A JPH07153804A JP H07153804 A JPH07153804 A JP H07153804A JP 29996693 A JP29996693 A JP 29996693A JP 29996693 A JP29996693 A JP 29996693A JP H07153804 A JPH07153804 A JP H07153804A
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image
chip
density
inspection
semiconductor chip
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JP29996693A
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Satoshi Matsushita
智 松下
Shinjiro Iwama
真治郎 岩間
Koji Matsuda
光司 松田
Keizo Masuoka
敬三 舛岡
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Toshiba Engineering Corp
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Toshiba Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体チップの外観検査を精度良く能率的に
実行可能にする。 【構成】 光学顕微鏡12およびITVカメラ13を介
してN×M個の半導体チップを1視野の検査対象として
撮像し、画像処理装置2では、ITVカメラ13から供
給される1視野の入力画像の中心位置を求め、求められ
た画像中心位置から各チップの中心位置を求める。求め
られたチップ中心位置を基準にした検査画像と予め良品
チップを撮像して得られるマスタ画像との濃淡マッチン
グによってチップの欠陥を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体チップの欠陥判
定を濃淡パターンマッチング処理によって自動で行う半
導体チップの外観検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、半導体チップの製造工程
は、半導体ウェハ上にマスクパターンを形成した後にダ
イシングして個々の半導体チップ毎に分割している。と
ころが、このダイシング処理工程においては、半導体チ
ップに割れや欠けが生じたり、チップ表面に汚れや傷等
が生じる場合がある。
【0003】かかる欠陥チップを排除するために、従来
より、検査員が顕微鏡による目視検査を行って欠陥を発
見するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、工場フロ
アでは自動化が進んでいるものの、半導体チップの外観
検査においては、目視工程に頼っているのが現状であ
る。このため、近年特に、表面実装技術が進歩して電子
部品の微細化・高密度化が進んでいることから、目視工
程における検査員の負担が増大し、また検査精度にもば
らつきが生じてしまい、必ずしも正確で効率的な検査を
期待できない。
【0005】なお、最近は、半導体チップの外観検査を
自動化した装置が種々提案されている(例えば、特開昭
54−122980号公報、特開昭61−57837号
公報、実公昭63−11724号公報等参照)が、必ず
しも能率的で精度の良いものではない。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、半導体チップの外観検査を精度良
く能率的に実行可能な装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1記載の発明はウェハ上に整列配置された半
導体チップの欠陥を検査する外観検査装置において、N
×M個の半導体チップを1視野の検査対象として撮像す
る撮像手段と、この撮像手段から供給される1視野の入
力画像の中心位置を求め、求められた画像中心位置から
各チップの中心位置を求めるチップ位置検出手段と、求
められたチップ中心位置を基準にした検査画像と予め良
品チップを撮像して得られるマスタ画像との濃淡マッチ
ングによってチップの欠陥を判定する欠陥判定手段とを
具備することを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、前記撮像手
段が、検査対象となる半導体チップに対して垂直上方か
ら照明する落射照明手段と、検査対象となる半導体チッ
プに対して裏面側から照明する透過照明手段とを具備す
ることを特徴としている。
【0009】さらに、請求項3記載の発明は、前記撮像
手段から供給される画像データの濃度ヒストグラムに基
づき、検査画像の濃度を前記マスタ画像の濃度に対応し
た濃度に補正する濃度補正手段を有することを特徴とし
ている。
【0010】さらに、請求項4記載の発明は、前記欠陥
判定手段が、前記マスタ画像に対して任意のN×M画素
の内の最大濃度値をN×M画素の中心画素の濃度値に設
定する処理を繰り返して得られるMAX画像と検査画像
との差分に基づいて、MAX画像に対して濃度の明るい
欠陥を抽出する明欠陥判定処理と、前記マスタ画像に対
して任意のN×M画素の内の最小濃度値をN×M画素の
中心画素の濃度値に設定する処理を繰り返して得られる
MIN画像と検査画像との差分に基づいて、MIN画像
に対して濃度の暗い欠陥を抽出する暗欠陥判定処理とか
ら成ることを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、N×M個の半導体チ
ップを1視野の検査対象として撮像し、撮像手段から供
給される1視野の入力画像の中心位置を求め、求められ
た画像中心位置から各チップの中心位置を求める。求め
られたチップ中心位置を基準にした検査画像と予め良品
チップを撮像して得られるマスタ画像との濃淡マッチン
グによってチップの欠陥を判定する。
【0012】また、請求項2記載の発明では、チップ外
観の表面欠陥は検査対象となる半導体チップに対して垂
直上方から照明する落射照明手段により検出するととも
に、チップ裏面側で発生する裏欠け等の欠陥は半導体チ
ップに対して裏面側から照明する透過照明手段により検
出することにより、従来装置では不可能であった裏欠け
も検出できる。
【0013】さらに、請求項3記載の発明では、検査画
像の濃度補正を実行して、画像入力系の光量のばらつき
や半導体チップ毎の濃度のばらつきなどに起因する検出
精度の低下を防止している。
【0014】さらに、請求項4記載の発明では、明欠陥
判定処理と暗欠陥判定処理を実行する。この場合、明欠
陥判定処理では、マスタ画像に対して任意のN×M画素
の内の最大濃度値をN×M画素の中心画素の濃度値に設
定する処理を繰り返して得られるMAX画像と検査画像
との差分に基づいて、MAX画像に対して濃度の明るい
欠陥を抽出する。また、暗欠陥判定処理では、マスタ画
像に対して任意のN×M画素の内の最小濃度値をN×M
画素の中心画素の濃度値に設定する処理を繰り返して得
られるMIN画像と検査画像との差分に基づいて、MI
N画像に対して濃度の暗い欠陥を抽出する。
【0015】
【実施例】本発明に係る半導体チップの外観検査装置の
一実施例構成を示すブロック図である。
【0016】この実施例に係る半導体チップの外観検査
装置は、マーキング装置1と、画像処理装置2と、2台
の画像モニタ3,4と、パソコン5と、プリンタ6とを
備えている。また、前記マーキング装置1は、X−Y−
θステージ11と、光学顕微鏡12と、ITVカメラ1
3と、インカ14と、コントローラ15と、操作盤16
とを備えて構成されている。
【0017】X−Y−θステージ11は、検査対象とな
る半導体チップが整列配置されたダイシング後のウェハ
を載せ置くものであり、X方向およびY方向に共に2μ
mの精度を有している。また、このX−Y−θステージ
11は、バキューム装置を備えた吸着ステージとされ、
検査対象となるウェハが精度良く固定されるようになっ
ている。
【0018】光学顕微鏡12は、落射照明装置を備えた
金属顕微鏡で構成され、検査対象となる半導体チップの
拡大像を得るもので、その1視野に半導体チップが2×
2の計4チップ入るように設定されている。
【0019】ITVカメラ13は、光学顕微鏡12に接
続されたCCDエリアセンサ等で構成され、光学顕微鏡
12で拡大された半導体チップを撮像してその画像を画
像処理装置に供給する。
【0020】インカ14は、不良チップに対してマーキ
ングを行うものであり、フェノールやエポキシ等のイン
ク材により、マーキング径が125μm〜700μm程
度のマークを不良チップにポイントする。
【0021】コントローラ15は、操作盤16からの指
令に基づいてマーキング装置1構成するX−Y−θステ
ージ11やインカ14等の各部を統括制御する。
【0022】画像処理装置2は、ITVカメラ13から
供給される入力画像データ(画素数が 512×480 、各画
素は256 階調の画像データ)に対して後述するように、
チップ位置検出処理、濃度補正処理、欠陥判定処理等を
実行して濃淡パターンマッチング処理によって半導体チ
ップの良品・不良品を選別する。
【0023】画像モニタ3は、入力した画像の原画像を
そのまま表示し、画像モニタ4は、入力された画像の処
理画像を表示するためのものである。
【0024】パソコン5は、検査データや各種パラメー
タ等の調整等をするために設置されている。
【0025】プリンタ6は、品質管理を支援するために
各種検査データ等のジャーナルを出力するために設置さ
れている。
【0026】次の本実施例の作用を画像処理装置におけ
る画像処理を中心に図2に示すフローチャートに沿って
系統的に説明する。なお、以下の記載では、半導体チッ
プとしてLEDチップを想定している。
【0027】X−Y−θステージ11に載置された半導
体ウェハは、光学顕微鏡で拡大され、1視野が4チップ
となる検査画像としてITVカメラ13で撮像され、そ
の撮像データは画像処理装置2に供給される(ステップ
ST1)。
【0028】画像処理装置2は、入力した撮像データに
基づいて以下のようなチップ位置検出処理、濃度補正処
理および欠陥判定処理を実行して濃淡パターンマッチン
グ処理によって半導体チップの良品・不良品を判別す
る。なお、画像処理における各種のしきい値の設定は良
品の濃度ヒストグラムから求めることができ、このしき
い値は常時学習され、最適なものに変更されている。
【0029】<チップ位置検出処理(ステップST2)
>濃淡パターンマッチング処理を行う場合、入力画像の
検査パターン部の位置を算出してマスタ画像の検査パタ
ーン部と正確に重ね合わせることが必要である。その位
置合わせ精度は、1画素以内の誤差が要求される。
【0030】まず、1視野4チップの画像データから1
チップの位置検出処理を行うための前処理として、射影
による4チップの位置を検出する。この処理では、まず
濃度加算値の水平射影値および垂直射影値をそれぞれ求
め、それらの山と谷をサーチして、中心の谷部を求め
る。図3は、4チップの濃度を0から255の256階
調で射影した結果を示しており、A点が垂直射影値の中
心の谷を示し、B点が水平射影値の中心の谷を示してい
る。次に図4に示すように、この谷の位置から検査する
チップ4個に囲まれた中心(X0 ,Y0 )を求める。こ
の中心を仮想中心とする。
【0031】そして、図5に示すように、この仮想中心
を基準にして画像データをサーチして検査するチップの
位置を検索する。
【0032】まず、各チップの仮想中心を、 チップ1(X0 −Lx /2,Y0 +Ly /2) チップ2(X0 +Lx /2,Y0 +Ly /2) チップ3(X0 −Lx /2,Y0 −Ly /2) チップ4(X0 +Lx /2,Y0 −Ly /2) とする。
【0033】このチップの仮想中心を基準に、図5に示
すように左右・上下のサーチライン(画像データをサー
チする部分)を決定する。
【0034】このサーチラインに沿って、予め設定した
濃度より高い画像の場所をチップのエッジとする。この
サーチ処理を左右・上下のサーチラインに対して行い、
左右・上下のエッジを求める。左右・上下のエッジの中
心をチップの中心とする。以上の処理により、各チップ
の正確な中心位置が求まる。
【0035】なお、画像処理の位置合わせの他に、X−
Y−θステージ11の移動誤差(4チップを一単位とす
る)を修正するために、コントローラ15ではチップの
予測位置と実際位置との差分を演算して補正するフィー
ドバック制御が実行されている。
【0036】<濃度補正処理(ステップST3,ST
4)>画像入力系の光量のばらつき、半導体チップ毎の
濃度のばらつき等が生じるために以下のような濃度補正
を行っている。
【0037】検査チップにおいて、チップ位置検出で求
めた中心座標を基準に図6のような矩形領域(例えば8
×8画素)Cの濃度ヒストグラムを算出する。求められ
た濃度ヒストグラムの一例を図7(a)に示す。
【0038】その濃度ヒストグラムから、濃度値の大き
い部分から全出現頻度に対してP%(値Pは予めパラメ
ータで決定される任意の値)のところの濃度Wを得る。
そして、同様な方法でマスタ画像における上方P%濃度
のときの濃度W0 を得て濃度Xとの対応関係を示す濃度
変換テーブルを作成しておく。チップ検査時には、検査
チップの画像に対して濃度変換テーブルを通して濃度補
正を行う。これにより、画像入力系の光量のばらつき、
半導体チップ毎の濃度のばらつきなどがあっても、常に
一定の正確なマッチング処理が可能となる。
【0039】<欠陥判定処理(ステップST5)>検査
チップの画像をマスタ画像と以下のように濃淡パターン
マッチング処理を行い、欠陥判定を行う。
【0040】[フィルタ処理]通常検査対象物は、カメ
ラで写して映像信号に変換され、画像処理でA/D変換
されてフレームメモリに入力される。このときに、検査
対象物とカメラの間で、原理上1画素以内の微小なズレ
があるために量子化誤差が生じる。
【0041】この量子化誤差の影響は、チップパターン
の境界部分に際だって発生する。この誤差の影響をなく
す方法として、マスタ画像に許容値を持たせるためにフ
ィルタ処理を行う。このフィルタ処理は、MAXフィル
タ処理とMINフィルタ処理とからなる。
【0042】図8に示すように、MAXフィルタ処理で
は、3×3画素の濃度値の内で最大値の濃度を3×3画
素の中心に入れる処理を繰り返してMAX画像を得る。
そのMAX画像を図9に示す。また、MINフィルタ処
理では、3×3画素の濃度値の内で最小値の濃度を3×
3画素の中心に入れる処理を繰り返してMIN画像を得
る。そのMIN画像を図10に示す。
【0043】[明欠陥判定処理]上述のようにして予め
マスタ画像から得られたMAX画像を用いて、検査画像
からこのMAX画像を差し引いた処理を実行して、MA
X画像よりも濃度の明るい欠陥を抽出する。
【0044】[暗欠陥判定処理]また、上述のようにし
て予めマスタ画像から得られたMIN画像を用いて、こ
のMIN画像から検査画像を差し引いた処理を実行し
て、MIN画像よりも濃度の暗い画像を抽出する。
【0045】<マーキング処理>上述のようにして検査
された半導体チップの欠陥が見付かると、この欠陥のあ
る不良チップに対してインカ14から黒色インクによる
マーキング処理が実行される。なお、このマーキング処
理に代えて、不良チップを排除するリジェクト処理を行
うようにしても良い。
【0046】こうして、1視野4チップの処理が全て終
了すると、X−Y−θステージ11上の半導体ウェハは
移動し、次の1視野4チップの処理が実行されるのであ
る。
【0047】このように本実施例によれば、濃淡パター
ン状態で良品画像であるマスタ画像と検査画像との比較
をして画像判定を行っているので、微妙な濃淡の相違や
形から半導体チップの割れ、欠け、異物や汚れの付着等
の欠陥を高速にかつ精度良く検査することができる。
【0048】特に、半導体チップの検査では、半導体チ
ップの部位によって検査精度が変わることが多いが、本
実施例装置では、半導体チップを細かい検査部位に分割
し、各検査部位によって検査精度を変えることができ
る。さらに、歩留まりの状況や検査精度の品種の違いに
応じて各種検査精度を柔軟に設定することができる。
【0049】さらに良品画像と検査画像とを比較する濃
淡パターンマッチング方式を採用しているので、パソコ
ン5を用いて検査パラメータの調整を容易に行うことが
できる。
【0050】次に、本発明に係る半導体チップの外観検
査装置の他の実施例(第2実施例)について説明する。
【0051】上記第1実施例では、図11(a)に示す
ように同軸落射照明によってチップ外観に発生する欠陥
を検出するようにしているが、カメラに入力される画像
データはチップ部分のみであり、図11(b)に示すよ
うにチップ裏面側の割れ等の裏欠けは背景が黒いのでそ
の中に埋もれてしまい検出できない。この裏欠けは、ウ
ェハをダイシングした後に、ウェハ裏面に貼付されたシ
ートを引き伸ばす際に発生する。この裏欠けの原因は、
主としてダイシングに起因するものであり、シートを引
き伸ばして初めて発見できる欠陥である。
【0052】このため、本実施例では、図12(a)に
示すように、検査対象となる半導体チップに対して垂直
上方から照明する同軸落射照明に加えて、検査対象とな
る半導体チップの裏面側から照明する透過照明を具備す
るようにしたものである。
【0053】この場合、X−Y−θステージを透明ない
しは半透明に形成し、光源から光ファイバによりウェハ
下面側に照明光を導いて照射するようにすれば良い。こ
のようにすることにより、図12(b)に示すように、
裏欠け部分も鮮明に抽出されるのである。
【0054】このように、本実施例によれば、半導体チ
ップの外観検査を実行しつつ、従来は不可能であった裏
面側に発生する裏欠け等の欠陥検出も同時並行で行うこ
とが可能となり、外観検査装置の利便性が向上する。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、濃淡パターン状態で良品画像であるマスタ画
像と検査画像との比較をして画像判定を行っているの
で、微妙な濃淡の相違や形から半導体チップの割れ、欠
け、異物や汚れの付着等の欠陥を高速にかつ精度良く検
査することができる。
【0056】また、請求項2記載の発明によれば、半導
体チップの外観検査を実行しつつ、従来は不可能であっ
た裏面側に発生する裏欠け等の欠陥検出も同時並行で行
うことが可能となり、外観検査装置の利便性が向上す
る。
【0057】さらに、請求項3記載の発明によれば、検
査画像の濃度補正を実行するようにしたので、画像入力
系の光量のばらつきや半導体チップ毎の濃度のばらつき
などに起因する検出精度の低下を防止できる。
【0058】さらに、請求項4記載の発明によれば、M
AX画像とMIN画像を用いて明欠陥判定処理および暗
欠陥判定処理を実行できるので、より精度の良い外観検
査が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体チップの外観検査装置の一
実施例構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例の作用を示すフローチャート
である。
【図3】チップ位置検出処理における濃度射影を示す説
明図である。
【図4】チップ位置検出処理の手順を示す説明図であ
る。
【図5】チップ位置検出処理の手順を示す説明図であ
る。
【図6】濃度補正処理の手順を示す説明図である。
【図7】濃度補正処理の手順を示す説明図である。
【図8】MAXフィルタ処理およびMINフィルタ処理
を示す説明図である。
【図9】MAX画像を示す説明図である。
【図10】MIN画像を示す説明図である。
【図11】同軸落射照明のみの場合の外観検査状態を示
す説明図である。
【図12】同軸落射照明に透過照明を加えた本発明に係
る他の実施例構成示す説明図である。
【符号の説明】
1 マーキング装置 2 画像処理装置 11 X−Y−θステージ 12 光学顕微鏡 13 ITVカメラ 14 インカ 15 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舛岡 敬三 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェハ上に整列配置された半導体チップ
    の欠陥を検査する外観検査装置において、 N×M個の半導体チップを1視野の検査対象として撮像
    する撮像手段と、 この撮像手段から供給される1視野の入力画像の中心位
    置を求め、求められた画像中心位置から各チップの中心
    位置を求めるチップ位置検出手段と、 求められたチップ中心位置を基準にした検査画像と予め
    良品チップを撮像して得られるマスタ画像との濃淡マッ
    チングによってチップの欠陥を判定する欠陥判定手段
    と、 を具備することを特徴とする半導体チップの外観検査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段は、検査対象となる半導体
    チップに対して垂直上方から照明する落射照明手段と、
    検査対象となる半導体チップに対して裏面側から照明す
    る透過照明手段とを具備する請求項1記載の半導体チッ
    プの外観検査装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段から供給される画像データ
    の濃度ヒストグラムに基づき、検査画像の濃度を前記マ
    スタ画像の濃度に対応した濃度に補正する濃度補正手段
    を有する請求項1記載の半導体チップの外観検査装置。
  4. 【請求項4】 前記欠陥判定手段は、前記マスタ画像に
    対して任意のN×M画素の内の最大濃度値をN×M画素
    の中心画素の濃度値に設定する処理を繰り返して得られ
    るMAX画像と検査画像との差分に基づいて、MAX画
    像に対して濃度の明るい欠陥を抽出する明欠陥判定処理
    と、前記マスタ画像に対して任意のN×M画素の内の最
    小濃度値をN×M画素の中心画素の濃度値に設定する処
    理を繰り返して得られるMIN画像と検査画像との差分
    に基づいて、MIN画像に対して濃度の暗い欠陥を抽出
    する暗欠陥判定処理とから成る請求項1から請求項3の
    いずれかに記載の半導体チップの外観検査装置。
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